2012/09/21

9/21 Clippardは休ませるべき? 【M7】

L2-4 Brewers (Season 91-59)
Jackson 8.0IP 1ER 6H 0BB 6K 3.77
Clippard(BS, L) 0.2IP 3ER 4H 3.59
LaRoche 1/4 HR(31) R 2RBI K .268

初回、2死走者なしからRyan Zimmermanのシングルに続き、Adam LaRocheがライトブルペンに2ランと幸先よく先制しましたが、今日の打線はこれで終了。この後塁に出たのは、9回までシングル安打3本(しかもうち1本は投手のJackson)と、9回1死からのZimmermanの四球のみ。なんと2塁ベースさえ踏むことができませんでした。

それでも、先発のEdwin Jacksonが8回をソロ本塁打による1点のみという素晴らしい投球。4回表は3連打されましたが、Bryce Harperの本塁への好返球でタッチアウトにしたこともあり、無失点。5~7回の3イニングは9人で片付けると、8回も1死から久しぶりにランナーを許したものの三振、二盗失敗の併殺でやはり3人で終えました。その時点で101球。Jacksonだけに、そのまま9回も行けたかもしれません。しかし、8回裏1死走者なしで打席が回ってきたため代打を出されて交替。これが裏目に出ました。

Johnson監督が1点リードの9回のマウンドに送ったのは、昨日はセーブ機会をDrew Storenに譲っていたTyler Clippard。先頭の青木宣親にバント安打を許すと、パスボール(Flores・・・)、右中間への大飛球で1死3塁とされ、Ryan Braunにあっさりレフト前に運ばれてまず同点。さらに、二盗を許した後、Aramis Ramirezにレフト線への二塁打を打たれて逆転されてしまいました。さらにこの後2死から内野安打の間にもう1点。3失点したところで、イニング途中で交替を告げられてしまいました。

最終的に打たれたのはいずれも甘いところに来た球。良い時ならそれでも空振りさせていましたが、今日は、というか最近は、ボールに切れがなく速球では空振りがなかなか取れなくなっています。速球はほとんどが高めに抜けている印象。今手元で計算したら、オールスター後の防御率はなんと5.64(オールスター前は1.93)。3年続けて70試合登板の勤続疲労が来たのでしょうか。昨日のStorenのボールの切れが素晴らしかっただけに、テレビを見ながらもあまりの違いにショックを受けるほど。Johnson監督のことですから、Clippardをクローザー失格とは言わないでしょうし、実際、セーブシチュエーションで使い続けると思います(当面Storenと併用するとは言っていましたが)。しかし、重要なのはClippardがポストシーズンの大事な場面で結果を残してくれること。先日1週間ばかりシャットダウンしたSean Burnettと同じように、レギュラーシーズン終了直前までシャットダウンして、リフレッシュさせるべきではないかと思います。

それにしても気の毒なのはJackson。3度目の挑戦も2桁勝利はなりませんでした。残された登板機会はあと2回。今日のことがあっただけになおさら、なんとか達成させてあげたい。そのためには打線が打たないとダメです。

ということで、残念な試合結果になりましたが、2位ブレーブスがフィリーズに2-6で完敗してくれたおかげで、マジックは7となりました。また、レッズも敗れたため、0.5差でナ・リーグ最高勝率も守っています。

0 件のコメント: