最終週の週間MVPに、AuburnのShawn Pleffner一塁手が選ばれました。2011年の26順目という下位入団。昨季はプレーしておらず、今季デビュー。序盤から3割超追の打率を残していましたが、シーズンが進むに連れてさらに向上し、8月の打率は遂に.361。シーズン打率でも.332でリーグ2位となっています。どこまで期待していい打者なのかはよく分りませんが、頑張っていることは確かです。
Shawn Pleffner 43PA 2double 2HR 8BB 7RBI .343/.465/.571 3SB
☆Lannan 2週連続の完封勝利 [AAA]
前週完封勝利で週間MVPを獲得したJohn Lannanが、メジャー復帰前最後の登板となった30日の試合でまたも完封。これ以上ない状態で終了。なお、同じくメジャー昇格を果たしたZach Dukeも29日の登板で5回2/3 で2失点という成績ながら勝ち投手となり、シーズン15勝目。リーグ最多勝を確定。そしてもう1人のメジャー昇格組、クローザーのChristian Garciaも3試合に登板して許した走者わずかに1人というほぼ完璧な投球で締めくくりました。
Lannan 1GS 9.0IP 0ER 8H 0BB 10K
Duke 1GS 5.2IP 2ER 7H 0BB 4K
Garcia 3G(3SV) 3.0IP 0ER 1H 0BB 2K
☆Perez、Brownの2人がいい形で昇格 [AAA]
Eury Perezが昇格前の最後の3試合も安打を放ってメジャーに上がっていけば、数日遅れでメジャー復帰となったCorey Brownも最後の2試合で連続本塁打。2人とも見事な形でAAAのシーズンを終えました(昇格したもう1人、Sandy Leonは3試合を2安打で終了)。昇格ならなかったChris Marrero、Carlos Rivero、Zach Waltersはともに打率2割ちょっとというやや残念な幕切れでした。
Perez 13PA .308/.308/.308 1SB
Brown 30PA triple 2HR .250/.333/.556 1SB
☆Rendon、Goodwinはもう一つ調子が出ないまま終了[AA]
Anthony Rendonは最終週、全9試合に出場しましたがうち6試合はノーヒットと調子が上がらないまま終わってしまいました。四球は多く、三塁打1本、本塁打2本と長打も出ていましたが、いかんせん打率が・・・。最終戦を本塁打を含む2安打で終えたことがせめてもの救い。Brian Goodwinも似たような感じ。2人ともアリゾナ秋季リーグでの活躍を期待しましょう。
Rendon 30PA triple 2HR .190/.300/.480
Goodwin 30PA 2double .241/.267/.310
☆Skole シーズン100打点突破 [A+]
今季大いに株を上げたMatthew Skoleが最後までいい感じで終えました。本塁打こそなかったものの5打点を記録して、AとA+と合わせてシーズン100打点を突破。計119試合での104打点ですから、驚異的な水準です。Rich Hague、Steve Souza Jr.、Jason Martinson は残念な終わり方となりました。
Skole 28PA 3double .308/.357/.423 1SBHague 23PA .182/.217/.227
Souza 21PA 1HR .211/.286/.368
Martinson 22PA .000/.091/.000
☆ 最後に光ったPotomac 投手陣 [A+]
Potomac Nationals の先発投手陣が最後に光りました。Matthew Graceは2度の先発でわずかに1失点。Matt Swynenbergは前週に続く6回無失点。期待はずれのシーズンを送ってきたRobbie Rayも最後の登板で好投。Robert Gillamも7回自責点2と好投。最終戦では、Taylor Hillが5回無失点(降雨のため)完投勝利。そろっていい終わり方をしました。
8/28 Grace 6.0IP 1ER 6H 2BB 6K
8/30 Gilliam 7.0IP 2ER 7H 1BB 3K
8/31 Swynenberg 6.0IP 0ER 4H 1BB 5K
9/1 Ray 5.0IP 1ER 1H 4BB 4K
9/2 Grace 8.0IP 0ER 6H 1BB 2K
9/3 Hill 5.0IP 0ER 3H 1BB 6K
Rob Wort 2G(2SV) 3.0IP 0ER 1H 0BB 4K
Aaron Barrett 2G(1SV) 2.1IP 0ER 1H 0BB 5K
Niel Holland 2G 3.0IP 0ER 3H 2BB 2K
☆Burn, Dykstra, Ramseyがいい終わり方 [A]
Hagerstownではシーズン通じて結果を残してきたBilly Burns、Cutter Dykstra、Caleb Ramseyの3人が最後週も結果を残しました。いずれもどれほど伸びシロのある選手か疑問ですが、それなりに来季への期待を持たせる終わり方となりました。
Burns 20PA .369/.400/.368 2SB
Ramsey 24PA 2double HR .261/.292/.478 3SB
Dykstra 28PA .370/.393/.370
☆ Turnbull Aに復帰, 2012年組出世頭のSchwartzが好投 [A]
Kylin Turnbullがようやく戻ってきました。昨年のドラフト4順目入団で昨季は投げていたなかったためそこそこの期待感を持って開幕しましたが、17試合に先発して防御率5点台と結果を出せないままDL入り。8月の始めからGCLでリハビリ登板を行い、ブルペン投手としてまずまずの結果を残し、最終週に何とか間に合わせました。ケガの箇所・程度はよく分っていません。今後もブルペン投手として育成するのか今だけなのかも分かりません。が、とりあえず希望を持った状態での閉幕となって良かったです。ブルペン投手ではもう1人、昨年の45順目入団のRichie Mirowskiも好成績のままシーズン終了。また、先発投手でもやはり昨年のドラフト9順目のDixon Anderson、そして今年のドラフト組では今のところ出世頭となっている17順目のBlake Schwartz が結果を残しています。
Turnbull 1G 3.0IP 0ER 2H 1BB 3K Mirowski 2G(1SV) 2.0IP 0ER 1K
Anderson 1GS 5.0IP 0ER H 3BB 6K
Schwartz 1GS 6.0IP 1ER 5H 0BB 7K
☆ Auburn打線絶好調 [SS]
週間MVPのShawn Pleffnerを輩出したAuburn打線。Pleffner以外の打者も軒並み絶好調。特にWander Ramosは打席数と盗塁数以外ではPleffnerを上回っており、なぜ週間MVPに選ばれなかったか不思議なほど。この他Brandon Miller、Estarlin Martinez、Carlos Lopez、Narciso Mesa、Mike McQuillanが打率3割超。Tony Rendaも3割にはわずかに届きませんでしたが、シーズン打率を.260台まで上げました。Pleffnerを入れるとなんと8人も紹介させていただきました(笑)。
Ramos 31PA 2double 2HR 11RBI .385/.484/.692
Miller 38PA 3double 2triple 8RBI .324/.395/.529
Mesa 32PA 2double .333/.375/.400
Martinez 40PA 3double HR 7RBI .344/.475/.531 5SB
McQuillan 26PA double 2triple 8RBI .318/.423/.545
Lopez 23PA .350/.435/.350
Renda 35PA double .290/.371/.323 3SB ☆Mooneyham 2試合好投で締めくくり [SS]
今年のドラフト3順目のBrett Mooneyham投手が2試合に先発して自責点1と好投して締めくくりました。全10試合でのシーズン防御率2.55、WHIP 1.23と内容も悪くありませんでした。29奪三振はやや少ないですが。ブルペン投手では、クローザーを務めてきた同じく今年の9順目のDerek Selfのほか、31順目のMichael Boydenもいい形で終わりました。
Mooneyham 2GS 12.0IP 1ER(2R) 6H 4BB 8K
Self 3G(3SV) 2.1IP 1ER 4H 0BB 2K
Boyden 2G 3.1IP 0ER 4H 2BB 3K
☆その他
Trevor Holder 2GS 12.0IP 2ER 13H 2BB 2K [AA]
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