W8-4@PHI (Season 94-61)
Lannan(W4-0) 5.1IP 2ER 5H 1BB 3K 4.23
Werth 2/4 2R 2RBI BB K .304
Harper 2/5 triple HR(20) R 3RBI 2K .262
Suzuki 2/4 HR(6) 2R 2RBI .235
Desmond 1/3 HR(25) 2R RBI BB .297
1回表、先頭のJason Werth が歩いた後、Bryce Harperのセンター左への流し打ちでの2ラン本塁打で先制。しっかり踏み込んだ素晴らしいバッティング。これが節目の20号。さらに2回にはIan Desmondがソロ、Kurt Suzukiが2ランを打ち、序盤で5-0と大きくリードしました。3回表も四球とシングルで無死1,2塁とし、フィリーズ先発のKyle Kendrickを早々にKOと、いい感じの攻撃を続けていましたが、次の打者Desmondが併殺を打ったところからパタリとヒットが出なくなり、次の安打は8回表の先頭打者Ryan Zimmermanまで待たなければなりませんでした。
先発のJohn Lanannは、この試合前までフィラデルフィアでは1勝5敗と全く結果を出せていませんでしたが、それにも関わらず起用してくれたJohnson監督の期待に応える投球。最大のピンチは3回裏。捕手Suzukiのバント処理ミスで1点を失い、さらに1死満塁のピンチを作りましたが、Ryan Howardを三振、Carlos Ruizを投ゴロに抑えました。4回にももう1点取られましたが、5点リードしてもらった後、6回途中まで2失点なら上出来でした。これで今季は5戦4勝。ツキもありますが(そりゃ、それくらいなければかわいそう)、立派な結果です。
5-2とリードして試合は後半へ。ブルペンが磐石なら安心して見ていられる点差ですが、今のナショナルズのブルペンは「調整中」という感じ。7回にRyan Mattheusがソロ本塁打を浴びて2点差に。そして8回裏に登板したのは最近不振のTyler Clippard。案の上、二塁打と四球にワイルドピッチが重なり1死1,3塁のピンチを作ると、Domonic Brownの打球はライトへの大飛球。あわや逆転3ランかとドキリとしましたが、フェンスの手前でWerthがつかんで結果は犠飛で1点差。さらにもう1本シングルを打たれるヘロヘロの内容でしたが、最後は速球を連投して、.Kevin Frandsenを空振り三振にとり、何とかリードを保ったままで最終回となりました。
9回表、先頭のDesmondの四球を足がかりに、1死1,3塁のチャンスを作りましたが、Danny Espinosaは空振り三振。このままチャンスをつぶすと嫌な流れだなと思ったところでしたが、Werthがカウント2-2からしぶとくセンター前に弾き返し、貴重な追加点を叩き出してくれました。直前のEspinosaの打席で目の前に転がってきたファールボールを拾って、いったんスタンドのファンに投げ込む素振りを見せながら投げなかった(試合後、子ども達に投げようとしたが、そのすぐ後ろの中年男たちが子ども達から奪い取りそうな気配を感じたのでとっさにやめたとコメントしていました)ことで、大ブーイングを浴びながらの異様な打席でしたが、しっかり結果を出したのは実にクールでした。これでフィリーズベンチも、スタンドのファンもすっかり静まり返ることになりました。
地区2位のブレーブスは同最下位のマーリンズに順当に完封勝ち(実力もさることながら、モチベーションに差がありすぎます)。ということで、マジックは1つ減って4となりました。
MVP: Jason Werth
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