2013/05/12

5/11 ZimmermanのエラーとStrasburgのメンタル

L2-8 Cubs (Season 20-16)
Strasburg(L1-5) 5.0IP 0ER(4R) 5H 2BB 7K
Zimmerman 0/3 BB 2E
Desmond 3/4 double HR(6) R 2RBI K

開幕戦以来勝ち星から遠ざかっているStephen Strasburg。今日は最初から飛ばし、今季初めて初回を三者凡退で終えたのを皮切りに、3回まではパーフェクト。4回2死からのシングルを打たれたものの、4イニング7つの三振を奪う快投。昨季までの支配的なピッチングが戻ってきたかと思わせました。

5回も、1死からライト線を破られましたが、Roger Bernadina、Danny Espinosaのリレーで欲張った打者走者が三塁でアウトになり、2死走者なし。続くWelington Castilloも完全に詰まらせたなんでもない三塁ゴロに討ち取り、Strasburgはマウンドからベンチに向かって歩き出していました。ここまで69球。初完投あるいは初完封もありうるペース。本人も久しぶりに手ごたえを感じていたはずです。

しかし、ここで大きな落とし穴が待っていました。しっかり捕球し、十分に余裕を持って一塁へ投げたはずのRyan Zimmermanの送球が本塁よりに大きく逸れてセーフ。これで調子を崩されたStrasburgは続く打率2割に満たない8番打者を歩かせると、投手のEdwin Jacksonに2点二塁打を献上。完全に気落ちしたか、さらに四球、シングル、シングルでこの回計4失点(全て非自責点)。まさにメルトダウン。95球を投げてこの回でマウンドを降りました。

確かにZimmermanのあのエラーさえなければ、と思わざるを得ません。何かが間違っているからこれだけ同じミスを繰り返すんでしょう。何とかしてくれ、とは思います。しかし、それに四球、投手の二塁打、四球で応えるStrasburgのメンタルのほうがむしろ問題。最後のセンター前へのタイムリーに際して本塁のバックアップに走ることもしなかったというのはかなりの重症。同情はしますが、エラーも含めて野球なんだから、1つのエラーでここまでガタガタになってはダメです。これは鍛えるような種類のものでもないでしょうから、どう対処するのか分かりませんが、心配です。

打線ではIan Desmondが昨日と同じく二塁打、本塁打、シングルと打ってトリプル目前でしたが、試合は前日とは随分違うものになりました。

連勝は5でストップ。今季は連敗癖があるので、明日は踏ん張ることが大切です。

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