2013/05/18

5/17 深夜のジェットコースター

W6-5(10) @SDP (Season 23-19)
Gio(ND) 6.2IP 2ER(3R) 6H 3BB 5K
Soriano(BS2) 1.0IP 0ER(2R) 3H
Storen(S1) 1.0IP 0ER 2H K
LaRoche 2/4 2HR(6,7) 2R 4RBI 2K
Zimmerman 2/4 HR(2) 2R RBI K E
Tracy 1/1 HR(1) R RBI

最悪の立ち上がり、ホームラン攻勢、そして悪夢の9回、Tracyの決勝弾、最後のZimmermanの守備まで、気分が上がったり下がったり。試合終了は東部時間で1時半過ぎ。見ているファンとしては疲労困憊です。勝つには勝ちましたので、ジェットコースターのようなと言って笑っていられますが、負けていればもっと疲れたことでしょう。

Gio Gonzalez の立ち上がりは、これ以上ないほど最悪でした。最初の3人の打者に揃って3‐0から入り、4人目も2-0から。うち2人がアウトになってくれたのが幸運でしたが、2死1,2塁からKyle Blanks に初球をライト前に運ばれ、しかもBryce HarperからサードRyan Zimmermanへの早急が逸れてスタンドに飛び込む間に2点を失いました。もう、試合が終わったかと思いました。

しかし、パドレス先発のBurch Smithに対して、2回り目に入った4回、Harper, Zimmermanの連打で作ったチャンスでAdam LaRocheが高めの球を強振した打球はフェンスオーバーの逆転2ラン。これで14試合連続安打、3試合連続弾。開幕からの不振はどこへ。5月に入って絶好調が続いています。6回にはZimmermanがようやく今季2本目のホームランをライトに打つと、LaRocheがセンター右へ2打席連続弾。2回以降はすっかり立ち直ったGioが抑えている間に、一時は5-2とリード。前日に続く快勝モードで見ていました。

Gioは6回にもう1点を失いましたが、7回2死1,2塁のピンチと続く8回をTyler Clippardが無失点に終えて、2点リードでRafael Sorianoにマウンドを託しました。先頭打者をライトフライに取り、続く打者も三遊間へのぼてぼてのゴロに討ち取りましたが、またも、またも、Zimmermanの送球が逸れてセーフ。次の打者はセンターフライで何とか2死まではこぎ着けたものの、そこから3連打。気が付けば同点にされていました。がっくり。

展開的には全く勝てる気がしませんでした。しかし、これを救ってくれたのがChad Tracy。10回表2死走者無しで代打として登場すると、カウント1-1からの内へのチェンジアップをコンパクトなスイングで弾き返すと、ライトスタンドへのホームラン。今季初本塁打。「ナショナルズの代打」にとっても今季初本塁打、初打点を記録。とにかくこれで1点をリード。

それでもまだこの試合は終わりません。10回裏。セーブが付く場面でマウンドに上がったDrew Storenが1死から連打を浴びて1,3塁のピンチ。ああもうっ、と抱えましたが、続く打者は三振で2死。ほっとしたのも束の間、続くEverth Cabrera の打球はなんでもない三ゴロ。Zimmermanが捕球して・・・・いや、ぽろっと落とした! 拾い直して、急いで一塁へ送球・・・ 今度はしっかりLaRocheの胸へのストライク! ゲームセット!!! 足の速いCabreraということもあり、捕球を失敗したときは同点を覚悟しましたが(あるいは悪送球で1塁走者も生還してサヨナラとなることも一瞬頭をかすめましたが)、何とか勝ちました。

MVP はChad Tracyも考えましたが、やはり2本塁打4打点のLaRocheにあげます。

疲れ過ぎです。

MVP: Adam LaRoche

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