2013/04/10

4/9 LaRoche ようやく開幕

W8-7 White Sox (Season 5-2)
Gio(ND) 5.0IP ER 4H 2BB 7K 
Stammen(BS1, W2-0) 1.0IP ER 3H 
Soriano(S3) 1.0IP 2ER 2H K 
Werth 2/4 HR(3) R 3RBI 
LaRoche 2/4 2HR(1,2) 2R 3RBI
Desmond 2/4 HR(2) R RBI 
Span 2/3 double 2R BB

開幕から4試合14打席ヒットなし(1四球)の上、背中の張りを訴えてシンシナティでの2試合を欠場したAdam LaRoche。この日も最初の2打席で三振していましたが、6回裏の第3打席、センター右への大きな2ラン。調子に乗って8回裏にも2本目のソロ。結果的にはこの2本目が決勝点となりました。複数年契約を得たことで、かつてのスロースターターに戻ったかと心配していましたが、しっかりバットは振れています。LaRocheがいないのといるのとでは打線の厚みが全然違います。これからも宜しくお願いします。

LaRocheだけでなく、打線は活発。ホワイトソックス先発の先発Jake Peavyに対して3回までは無得点でしたが、じっくり見て球数は投げさせていました。そして4回、今日も3度出塁と仕事をしているDenard Spanと、Bryce Harperの連打で作ったチャンスにRyam Zimmermanが犠飛を打って同点。5回にはIan Desmondがレフトのブルペンに打ち込むソロ本塁打。同点に追いつかれた直後の6回裏にJayson Werthがレフトスタンド中段まで運ぶ勝ち越し2ラン、そして、LaRocheの2ラン。さらに7回にもWerthがレフト前タイムリー。13安打で8点を奪いました。

こんなに打ちましたが、またブルペンが打たれて結果的には辛勝。今季ここまでの3試合では完璧だったTyler ClippardがPaul Konerkoの3ランを浴びると、3点リードで迎えた9回にはシンシナティでのセーブ失敗以来の登板となったRafael Sorianoが2死からAlex Riosに2ランを浴びて1点差。さらにウェイティング・サークルにAdam Dunnが待ち構える前でKonerkoに対して3ー0としてヒヤヒヤさせましたが、何とか中飛で試合終了。Sorianoは速球も変化球もとにかくボールが高い。全くコントロールが効いていないという印象で、不安を残しました。

先発したGio Gonzalezの初回はよれよれ。1死から連打と四球で1死満塁。Dayan Viciedoを渾身の速球で空振り三振としましたが、続くAlexei Ramirezに対してフルカウントからの7球目を投じようとした時、間違ったプレートへの足の置き方をしてしまい投球モーションを中断。ボークで1点を献上してしまいました。1失点で終えたとはいえ、初回だけで33球。ダメなときのGioでした。それでも、この1失点で5回まで投げ切り(99球)、勝ち投手の権利を持ってマウンドを降りたのは、悪いなりによく頑張ったというピッチングの手本でしょう。

MVP: Adam LaRoche

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