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2015/03/05

2015 ST Outlook(番外)元ナショナルズ

いよいよ(日本風にいえば)オープン戦が始まりました。ナショナルズの初戦は5日(現地)でMax Scherzerが先発と発表されています。

この機会に、他球団に所属してスプリングトレーニングを迎えている元ナショナルズをまとめておきます。マイナー契約招待選手は右に(NRI: Non Roster Invitee)と付記。その他はメジャー40人ロースターに入りしている選手。

つい先日までナショナルズのユニフォームを着ていた選手から、ほとんど忘れかけていた選手もちらほら。2008年11月に放出していたJake Smolinskiを覚えていた自分を大したものだと思います(笑)。

皆、開幕25人ロースター入りに向けて頑張ってください!

ARI:
Robbie Ray, LHP

ATL:
Jonny Gomes, OF
Eury Perez, OF
Juan Jaime, RHP
Matt Capps, RHP (NRI)
Chien-Ming Wang, RHP (NRI)
Jesus Flores, C (NRI)

BOS:
Luke Montz, C (NRI)

CHC:
Edwin Jackson, RHP

CHW:
Zach Duke, LHP
Adam LaRoche, 1B
Emilio Bonifacio, 2B
Adrian Nieto, C
J.D. Martin, RHP (NRI)
Logan Kensing, RHP (NRI)

CIN:
Jason Marquis, RHP (NRI)

CLE:
Zach Walters, 2B
Destin Hood, OF (NRI)
Michael Martinez, 2B (NRI)

COL:
Roger Bernadina, OF (NRI)
John Lannan, LHP (NRI)

DET: 
Tom Gorzelanny LHP
Ian Krol, LHP
Joel Hanrahan, RHP (NRI) (※1)

HOU:
Brad Peacock, RHP

KC:
Brian Broderick, RHP (NRI)

LAA:
Ryan Mattheus, RHP (NRI)
Atahualpa Severino, LHP (NRI)

LAD:
Joel Peralta, RHP
Chad Gaudin, RHP (NRI)

MIA:
Michael Morse, OF
Dan Haren, RHP

MIL:
Pete Orr, 2B (NRI)

MIN:
Kurt Suzuki, C
Alex Meyer, RHP
Tommy Milone, LHP
Aaron Thompson, LHP

OAK:
Tyler Clippard, RHP
Fernando Abad, LHP
Billy Burns OF

PIT:
Collin Balester, RHP (NRI)
Steve Lombardozzi, 2B (NRI)

SD: (※2)
Derek Norris, C

SF:
Justin Maxwell, OF (NRI)

SEA:
Carlos Rivero, 3B (NRI)

TB:
Asdrubal Cabrera, SS
Nathan Karns, RHP
David DeJesus, OF
Steven Souza Jr., OF
Corey Brown, OF (NRI)

TEX:
Ross Detwiler, LHP
Jake Smolinski, OF
Ross Ohlendorf, RHP (NRI)
Nate Schierholtz, OF (NRI)

TOR:
Marco Estrada, RHP

※1 この記事を準備している最中にJoel Hanrahanがタイガースから解雇されました。2013年のTJ手術の後リハビリに取り組み、今季の復活にかけていましたが、キャンプイン後に痛みを訴え、検査の結果、再手術が必要となったそうです。

※2 この他、12月の三角トレードで獲得することが決まったものの、形式的に6月までトレードできないTrea Turnerがパドレスのメジャーキャンプに招待されています。

2013/12/22

McLouthとFA契約, Blevinsをトレード獲得等

12月6日にFAのNate McLouthと契約合意。またウィンターミーティング中の11日、アスレティックスからJerry Blevinsをトレードで獲得。Fisterの獲得と併せ、今オフの課題とされていた、先発、ベンチ、ブルペン左腕のアップグレードをわずか10日の間に実現しました。ウィンターミーティングで行われたルール5ドラフトの結果も合わせて、どうぞ。

●McLouthとFA契約

12月6日に、オリオールズからFAとなっていたMcLouthと2年1075万ドルで契約合意しました。3年目には650万ドルのオプションが付いています。

Nate McLouth 
146G 593PA 12HR 53BB 86K .258/.329/.399 30SB (2013 season for BAL)

32歳の左打ちの外野手。元々はセンターで2008年にはゴールドグラブ賞を受賞するなど守備力は高く、今も外野3ポジション全てを守ることができるらしいです。2000年に高卒でパイレーツに入団。2005年にメジャーデビューするとまもなくレギュラーとなり、2008年には上記のゴールドグラブ賞に加え、26本塁打を記録するなど打撃も好成績。オールスター選出、MVP投票でも得票する大活躍を見せました。翌2009年途中に3選手を放出してブレーブスがトレードで獲得しましたが、ブレーブス在籍の2年半は打率.229と不幸なトレードとなりました。2012年はFAとしてパイレーツに戻りましたが、やはり打てず5月に解雇されました。ところが拾われたオリオールズで復活し、ポストシーズン進出に貢献すると、再契約した今季も主に1番レフトとして活躍。今季のサプライズはメジャー9年目31歳にして初の30盗塁を記録したことですが、この方面で期待できるとは思っていません。

控え外野手に単年500万ドルはやや高い印象ですが、もしかするとレギュラー待遇で迎えてくれるチームもあったかもしれないレベルの選手に4番手外野手の地位を受け入れさせた補強で好印象。戦力を大きく落とすことなくレギュラーの3人(特にWerth)に休養を与えられることは、長いシーズンを戦っていく上では大きなメリット。左投手を苦手にしていますが、逆に左投手だけを得意とするScott Hairstonとはプラトーンの相性バッチリ。仮に外野のレギュラー3人の誰かが長期離脱することになっても、この2人でとりあえず戦えるという見方もできます。

ロースター枠を空けるためにCorey Brown外野手をDFA(2度目のDFA)。これによりJosh Willinghamのトレードで来た選手は2人とも退団(もう1人はHenry Rodriguez)。残念ながら2010年12月のトレードはナショナルズにとって実りあるものとはなりませんでした。なお、時系列的には下記のBlevinsのトレードの後ですが、アスレティックスに金銭トレードされていきました。

●Blevinsのトレード獲得

最近アスレティックスとのトレードが多いなと思っていたら、12月11日にまた1件合意しました。アスレティックスからBlevinsを獲得し、マイナーのBilly Burns外野手を送りました。

Jerry Blevins 
67G 60.0IP 17BB 52K 3.15/1.07 (2013 season for OAK)

30 歳のブルペン左腕。Craig Stammenとはデイトン大学で同学年のチームメイトで友人同士(早速ツィッター上でジョークの応酬が展開されていました)。ドラフト指名はStammenより1年前の2004年。17順目でカブスに入団も長らく結果を残せませんでした。ところが2007年に突然、覚醒。開幕はA+で迎えたもののまもなくAAに昇格。夏にアスレティックスにトレードされた後も好投を続け、その年の9月にはメジャーに到達。その後数年間はAAAと行ったり来たりを繰り返しましたが、2010年にはメジャーに定着し、主に対左のワンポイントとして起用されてきました。今季も安定した成績を残しましたが、アスレティックスのブルペン左腕の中ではSean Doolittleに次ぐ2番手という立場で、比較的プレッシャーの少ない場面で起用されていたようです。そういう意味では、やや力が落ちる投手。年俸調停2年目で、保有期間は2シーズン残っています。

ブルペン左腕の不在で苦労した今季のナショナルズ。さらにオフに入ってからFernando Abadをアスレティックスに(あれ?)、Ian Krolをタイガースにそれぞれトレードしたことで、実質的にXavier Cedenoしかいないという状況になってしまったため、補強が予想されていました。実際、FA選手にも片っ端から声をかけ、トレードも複数模索したようですが、コストやチームへのフィットを考慮して、最終的にBlevinsを選んだようです。FA選手が軒並み高額契約を受けとっているのを見ると、コスト的には間違いなく好判断と言えます。パフォーマンスについても、対右打者にもそこそこしっかりした結果を残しており、場面によっては1イニング任せても問題なさそうだし、いい選択だったのではないかと思います。

対価として放出したBurnsは2011年ドラフト32順目というかなり下位指名ながら、プロ入り後にスイッチヒッターとなり、持ち前の選球眼とスピードを活かしたプレースタイルを確立。今季はA+とAAで.315/.425/.383、74盗塁。センター守備も(肩は弱いながら)守備範囲の広さを評価され、今季のチーム公式Minor League Player of the Yearに選ばれていました。ただ、ナショナルズの外野手プロスペクトは、センターに限ったとしてもEury PerezBrian GoodwinMichael Taylorが目白押しで、年齢が24歳と比較的高いBurnsは彼らの下に位置付けられていましたので、ナショナルズからすれば出しても痛くない、むしろ本人のためには良かったのではないかと思います。西海岸で頑張ってください。

●ルール5ドラフト

ウィンターミーティング中に恒例のルール5ドラフトが開催されました。全体2位でホワイトソックスにAdrian Nietoが指名されました。両打ちの捕手。2008年ドラフト5順目で高卒入団(ロイヤルズのEric Hosmerとは高校で同級のチームメイト)。当初はそこそこの期待を集めましたが、伸び悩み、故障、禁止薬物使用による50試合出場停止処分など紆余曲折があり、24歳の今季もまだA+でプレーしていました。今季は.285/.373/.449と好成績。アリゾナ秋季リーグにも派遣されて、ホワイトソックスのスカウトの目に留まったようです。ナショナルズとしては、捕手プロスペクトにそこそこ厚みがあり、あんまり痛くない印象です。

40人ロースターがいっぱいのナショナルズはMLBフェーズでは指名せず(できず)。AAAフェーズでレッズからTheodis Bowe(23歳の外野手。2012年に70盗塁。今季はAA)と、メッツからMartires Arias(23歳の右腕投手。ドミニカ出身。まだルーキーリーグ)の2人を獲得しました。

2013/12/12

2013年7月~11月のロースターの動き

大変ご無沙汰しております。

本格的に再開というわけではありませんが、Doug Fisterトレード獲得のニュースに触発され、久しぶりに更新してみることにしました。まずは7月のブログ更新停止以来Fisterのトレード獲得までの主なロースターの動きをまとめました。

この後、Fisterのトレード、Nate McLouthとのFA契約などについての記事を準備しています。さらに年末までに2013年シーズンレビューを書ければいいなと思っています(が、期待しないで下さい)。

● Cole KimballをDFA
6月末に(ブログを休止する前のことだったのに見落としていました。)ブルペン右腕のCole KimballをDFA。手を上げる球団もなく40人枠から外れると、シーズン終了後にマイナーリーグFAでの退団となりました。2010年に評価を上げ、翌年5月にメジャーデビュー。力のある速球で押す投球で将来はクローザー候補と期待させましたが、わずか12試合に投げたところで肩を痛めて離脱(その前から痛かったが無理をしていたとのこと)。手術後、リハビリ登板を続けてきましたが今季も満足に投げられず、ナショナルズでのメジャー復帰は叶いませんでした。(肘とは異なり)やはり肩の故障は重かった。このページの右上のアバターに起用して応援していた選手なので、とても残念です。他球団でもう一度メジャーのマウンドに戻ってくることを祈っています。

● Scott Hairstonをトレード獲得
7月8日。代打陣強化の目的でScott Hairstonをトレードで獲得。33歳の外野手。いわずと知れた野球一家の一員で2011年にナショナルズに在籍したJerryの弟。昨季までは左投手に滅法強かったのですが、今季はどちらも打てませんでした(移籍後の数字は.224/.246/.379。これでもカブスでの数字よりはましでした)。多少長打力はあるものの両翼しか守れず足も速くないため、やはり対左投手の代打要員ですが、2014年も250万ドルの契約が残っており残留となります。ベテランのベンチプレーヤーとして数字に現れてこない部分での貢献も期待されているようです。対価として放出したのはマイナーのIvan Pineyro投手。開幕前に個人的注目選手に上げていたドミニカ出身の先発右腕(4月に書いた紹介記事はこちら)。まだ21歳。今季はAで好投し、A+に昇格した後も安定した投球をしていたところでトレード。カブスに移ってもA+でまずまずの投球を続けました。まさか大化けすることはないと思いますが。

● Drew Storenをマイナー降格
NLDS第5戦での悪夢の逆転負け、そしてRafael SorianoのFA加入により、クローザーの地位を失って迎えた今季、開幕から不振が続いていたDrew Storenが、7月27日、AAAに降格させられました。7月24、26日の登板で連続して3失点し、シーズン防御率を5.95まで悪化させたことで、フロント・ベンチも判断せざるを得なくなったようです。しかも、問題はStorenにとどまらず、盟友のTyler Clippardが “It’s one of those things that I think was handled very poorly by the organization.” と公然と球団批判たことでもはやお家騒動。これが今季のどん底でした。そのStoren、このままナショナルズでのキャリアが終わってしまうかと心配されましたが、2週間後の8月15日に再昇格すると、その後はシーズン終了までの21試合に登板しわずか3失点(防御率1.42)と完全に復調。とはいえ、Clippardとともにトレード放出の噂がついて回っています(個人的にはもう一度ナショナルズのクローザーとして活躍するところが見たい)。

● Tanner Roark メジャーデビュー
8月7日にTanner Roark投手がメジャーデビュー。27歳の右腕。当初はロングリリーフとして起用され、9試合22回2/3に登板して自責点わずか3と快投。勝ち運に恵まれてあっという間に4つの白星を記録。9月になると、投球回数制限でシーズン終了となったTaylor Jordanが抜けた後のローテーションに入り、3戦3勝。23日のカージナルス戦で連勝こそ止まりましたが7勝1敗、防御率1.51でシーズン終了。笑いが止まらないほどの活躍でした。速球は90マイル台前半。力で押すのではなく、スライダーを中心に、カーブ、チェンジアップを交えて、コントロールで勝負するタイプ。四死球が少なく安定していました。2008年ドラフトでレンジャーズに入団。2010年のフラッグディールトレードCristian Guzmanの対価としてもう1人のマイナー投手とともに移籍(当時はAA)。大学を卒業後、独立リーグで投げてからドラフト指名(28順目)されたという珍しい経歴の持ち主で、決して高く評価されたプロスペクトではありませんでしたが、じわじわと頭角を現わして遂にチャンスをつかみました。

● Roger Bernadinaを解雇
8月19日、カブスからDFAされウェイバーにかかっていたDavid Dejesus外野手の獲得と、これに伴うRoger Bernadinaの解雇が発表されました。まだ球団がモントリオール・エキスポスと呼ばれていた2001年に海外FA(オランダ領アンティル出身)として入団した最古参の選手でした。「Shark」の愛称でファンから親しまれ、球場にはサメのかぶりものをしたファンが登場。Bernadinaが代打・代走で登場するとファンがサメの上下アゴを噛み合わせるように両腕を顔の前で動かして応援するのはナショナルズ・パークの定番でした(私もやりました)。2012年は代打・代走としてチームのプレーオフ進出に大いに貢献しましたが、今季はまったく打てなかったので解雇も止むを得ない判断でした。守備では再三にわたって素晴らしいプレーを見せてくれました。特に、2008年にメジャーデビューした直後にセンターへの大飛球を好捕しながら負傷退場した日のことはよく覚えています(あの怪我がなければどういうキャリアになっていたかと思わずにはいられないのはたぶん私だけでしょう(笑))。フィリーズに拾われましたがやはり打てず、シーズン終了後に40人枠から外され、FAとなっています。どこかでまたプレーしてくれることを願っています。なお、Dejesusはナショナルズ在籍わずか5日(出場3試合)で23日にはレイズへトレード。対価は当初PTBNLと発表され、9月後半になってマイナー左腕のMatthew Spannと判明。2010年ドラフト25順目。22歳の今季はAでまずまずの結果。左腕ということもあり、ブルペン投手としての期待感はそこそこあります。つまり、Mike Rizzo GMはBernadinaでSpannを獲得したことになります。ストレートなトレードは成立しなかったでしょうから、なかなかクレバーな動きだったと言えるでしょう。

● Kurt Suzukiをアスレティックスに返却
8月23日、1年前にトレードで獲得したKurt Suzukiを同じアスレティックスにトレード放出。返却した形になりました。ナショナルズのポストシーズン進出がかなり厳しいこと、Wilson Ramosがレギュラーとしてほぼ毎日出場する予定であること、そしてSuzukiがシーズン終了後にFAとなることから、いい判断だったと思います。2012年のポストシーズン進出に貢献してくれてありがとうございました。FAとして控え捕手の地位を受け入れて戻ってきてくれれば大歓迎ですが、アスレティックスに戻ってからは打撃も好調でしたから、レギュラーを狙えるところを探しているでしょう。対価として獲得したのはDakota Bacus投手。2012年ドラフト9順目の22歳の右腕で、今季はAでまずまず好投していましたが、未知数。

● セプテンバーコールアップ
今季それ以前にも呼ばれていたErik DavisIan KrolEury PerezJeff KobernusXavier Cedenoに加え、Sandy LeonCorey Brown、そしてメジャー初昇格となるZach Waltersが呼ばれました。Waltersは2011年のフラッグディールトレードJason Marquisの対価としてDバックスから来た24歳の内野手。2010年のプロ入り以来、強肩・フットワークの守備とシュアな打撃で評価されて着実にステップアップし、今季はAAAで29本塁打(ただし、打率、出塁率、三振率はキャリアワースト)と大暴れ。今回のコールアップを勝ち取りました。デビューは9月6日のマーリンズ戦。6回に代打起用されJose Fernandezのノーヒッターを阻止する三塁内野安打を打ちました。長打力のある内野手ということで面白い存在です。なお、40人ロースターに入りながら呼ばれなかった選手で気になったのはDanny EspinosaChris Marreroの2人でした。EspinosaはAAAでも打てませんでした。

● Chris Marreroを解雇
そして10月24日、そのMarreroを40人ロースターから外したことが発表されました。戦力外通告。1週間後、マイナーFAとしての退団となりました。2006年ドラフト1順目(全体15位)で高卒入団。当初は順調に成績を残し、私がブログを始めた2008年初の時点ではBAによりMLB全体で27位(もちろん球団内では1位)と評価されるほどのトッププロスペクトでした。が、その後の2度の大きな怪我(2008年4月右足首、2011年11月右ハムストリング)もあり、素質を開花させることができないままナショナルズでのキャリアは終わってしまいました。思い入れはあるので、どこかで再起してくれるといいなと思います。

● Dan HarenとChad TracyがFA退団
レッドソックスがワールドシリーズを完勝して2013年のシーズンが終了。契約満了の選手がFAとなりました。ナショナルズからは今季期待はずれに終わったDan HarenChad Tracyの2人が退団。Harenはシーズン後半に立て直したのでQualifying Offerをしても(1年1400万ドルで帰ってきてくれても)良かったかなと思いましたが、前半が悪過ぎたのでファンからもあまり反論はありませんでした。早々にドジャーズと1年1000万ドル(インセンティブ、2年目オプション付)で契約しています。2012年に代打の切り札的に活躍してくれたTracyでしたが、今季はダメでした。引退しなければマイナー契約でしょう。

● ルール5ドラフトに向けて
12月のウィンターミーティングでのルール5ドラフトに向けて、40人ロースターの整理が行われ、以下の4選手が40人ロースターに追加されました。おめでとう。
Aaron Barrett, RHP
Sammy Solis, LHP
Steven Souza, OF
Michael Taylor, OF
注目したい選手はSolisとSouza。Solisは2010年ドラフトでBryce Harperに続く2順目指名。2012年にTJ手術を受けましたが、順調に回復し、この秋のアリゾナ秋季リーグでは29イニングで29奪三振、防御率2.19と好投。25歳と比較的年齢が高いこともあり、Mike Rizzo GMは来季ブルペン左腕としてメジャーデビューさせる可能性にも言及しています。Souzaは2007年ドラフト3順目で高卒入団(同期にはRoss Detwiler、Jordan Zimmermann)。プロ入り7年目を終えましたが、まだ24歳。プロへの適応に苦労し2011年まではパッとしませんでしたが、2012年にA、A+で計23本塁打を放ってブレイク。三振が少なく四球を多く選べる選球眼も持ち合わせており、今季はAAで.300/.396/.557という文句のつけようのない打撃成績。さらにAFLでも活躍し、ここまでたどり着きました。ドラフトで高校生を指名する楽しさの見本のようなキャリアです。課題は細かい故障の多さ。健康にプレーできれば、来季のメジャーデビューも夢ではありません。なお、付随してFernando AbadTyler Robertsonの両左腕をDFA。Abadは貢献してくれていたのでここで外されたことは意外でした。アスレティックスが獲得の意向を示し、John Wooten外野手(22歳。2012年ドラフト37順目。今季はAで20本塁打)とトレード。Robertsonはそのまま放出。6月にツインズからウェイバーで獲得しましたが、ナショナルズでメジャーに上がることはありませんでした。

2013/02/10

2013 ST Outlook 2 (外野手)

特に順番に意味はないのですが、続いて外野手。

●オフの動き
[退団]
Michael Morse (Trade to SEA)
[入団]
Denard Span (Trade from MIN)

FAでの退団はなし、一番センターと見込こまれるDenard Spanを11月にトレード獲得。これにより少なくとも外野手としては余剰となることが確定したMichael Morse。さらに、1月になってAdam LaRocheと再契約に至ったことで一塁手としても余剰となり、惜しまれつつマリナーズにトレードされて行きました

なお、Roger BernadinaがWBCオランダ代表として参加します。

●スプリングトレーニングの見所
[40人ロースター]
Jason Werth
Bryce Harper
Denard Span
Roger Bernadina
Eury Perez
Corey Brown
[マイナー契約招待選手]
なし。

ほとんど競争はありません。Bryce Harper(左翼)、Denard Span(中堅)、Jason Werth(右翼)でレギュラーは確定。

レギュラー3人が基本的に休みを必要としない選手である上、内野手枠での25人ロースター入りが有力と言われるSteve Lombardozzi とTyler Mooreがレフトなら務められるので、外野手の控えは1人で十分。その1人についても、昨季の実績とオプションがないことからBernadinaが圧倒的に有利と見られます。

Corey Brown と Eury Perezはどこまで目立つことができるか。Brownは昨季AAAで25本塁打を放ち、年齢的にも上で使ってあげたい選手ですが、オプションを1つ残しているので上記の4人に怪我がなければAAAに送られるはず。スプリングトレーニングではコールアップ一番手としての地位をしっかり確立してくれることを期待します。

●開幕予想
Harper, Span, Werth, Bernadina

故障もなく順調なスプリングトレーニングを経て、左からHarper、Span、Werth、控えにBernadinaで決まり。

2013/01/28

Sickels: Nationals Top 20 Prospects

[1月28日更新]
Michael Morseのトレードを踏まえた更新。A.J. Coleを3位、Blake Treinenを18位に追加。

30球団のファーム・システム・ランキングも公表されました(元記事)。前年の14位から25位に大きく後退。卒業(メジャー昇格)とトレード、投手プロスペクトの故障、相対的に年齢が高いことが低評価の理由とされています。

[1月3日オリジナル]
Minor League Ball のJohn Sickelsがナショナルズのトップ20プロスペクトを発表(元記事)。Grade Aが2人、Grade Bが11人(Gioのトレードでうち4人を放出)いた昨年から比べると随分見劣りするランキングになってしまいました。Purkeの故障はある程度想定内としても、Destin Hood、Robbie Rayの伸び悩みが残念。RendonもA-からB+に格下げされてるし。

Grade B+
1. Anthony Rendon, 3B
2. Brian Goodwin, OF
Grade B
3. A.J. Cole, RHP
4. Lucas Giolito, RHP
5. Matt Skole, 3B
Grade B-
6. Nate Karns, RHP
7. Christian Garcia, RHP
8. Sammy Solis, LHP
Grade C+
9. Matt Purke, LHP
10. Eury Perez, OF
11. Tony Renda, 2B
12. Zach Walters, INF
13. Destin Hood, OF
14. Steven Souza, OF
15. Brett Mooneyham, LHP
16. Estarlin Martinez, OF
17. Carlos Rivero, 3B
Grade C
18. Blake Treinen, RHP
19. Sandy Leon, C
20. Michael Taylor, OF
21. Brandon Miller, OF
22. Corey Brown, OF

OTHERS: Aaron Barrett, RHP; Robert Benincasa, RHP; Billy Burns, OF; Erik Davis, RHP; Rick Hague, INF: Neil Holland, RHP; Jason Martinson, SS: Spencer Kieboom, C; Pat Lehman, RHP; Chris Marrero, 1B; Christian Meza, LHP; Randolph Oduber, OF: Ivan Pineyro, RHP; Wander Ramos, OF; Caleb Ramsey, OF; Robbie Ray, LHP; Derek Self, RHP; Kylin Turnbull, LHP; Rob Wort, RHP

2012/09/17

BA のマイナーリーグオールスター (Brown, Skole, Benincasa)

Baseball Americaがマイナーリーグの各レベルのオールスターを発表(元記事)。ナショナルズからは、Corey Brown (AAA, OF)、Matthew Skole (A, DH)、Robert Benincasa (SS, RP) の3人。全体で84人が名前を連ねているので、人数としてはまあこんなものでしょうか。

BrownとSkoleの2人は順当。

意外だったのはBenincasaの選出。四球が少なく三振が多いという点は評価できるもののリーグナンバー1のブルペン投手というほどのすごい数字を残したわけではありません(ちなみにAuburnのクローザーは14セーブを記録したDerek Selfが主に務めていました)。スカウティングで高い評価を得ているのでしょうか(個人的には、カレッジワールドシリーズで投げたのをテレビで見たときに、確かにいいスライダー持ってるけど大学生は空振りしてもプロではどうかなと思いました)。ともかく、高評価を得ているのはいいことです。

Robert Benincasa (2012 for Auburn Doubledays)
16G(3SV) 23.1IP 3BB 32K 3.09/1.29

MiLB(シーズン終了後の各賞)

マイナーリーグのレギュラーシーズンが終了。各リーグが発表した各賞の受賞者をまとめておきます。

[AAA]
Corey Brown外野手とCarlos Rivero三塁手がオールスターに選ばれました。
Corey Brown (2012 for Syracuse Chiefs)
554PA 22double 9triple 25HR 71RBI 59BB 139K .285/.365/.523 18SB 
Carlos Rivero (2012 for Syracuse Chiefs)
498PA 28double 10HR 33BB 87K .303/.347/.435 6SB 

[AA] 
なし。

[A+] 
なし。

[A]
Matthew Skole 三塁手がリーグMVPに選ばれました。もちろんオールスターにも。27本塁打は2位に8本差の独走トップ、92打点は2位。出塁率、長打率でもリーグトップと文句なしの受賞となりました。
Matthew Skole (2012 for Hagerstown Suns)
448PA 18double 27HR 92RBI 94BB 116K .286/.438/.574 10SB 

[SS]
不明。未発表?

[Rk]
Matt Foat二塁手がオールスターに選ばれました。高打率、そしてリーグ2位の高出塁率をマーク。長打も足もありませんので、伸びシロは限られていると思いますが、ドラフト外入団と思えばよく頑張っています。
Matt Foat (2012 for GCL Nationals)
183PA 6double 1triple 1HR 14BB 18K .333/.404/.401 2SB

2012/09/09

9/8 2時間半の中断の後、逆転サヨナラ! 【M17】

W7x-6(10) Marlins (Season 86-53)
Detwiler 5.0IP 3ER(5R) 7H 3BB 3K 3.23
Storen(W2-1) 1.0IP 0ER 3K 3.26
Zimmerman 2/4 HR(20) 2R 2RBI BB K .286
Harper 1/4 HR(18) 2R RBI K .259
Werth 1/5 HR(5) R RBI K .312
LaRoche 2/5 K .271
Desmond 2/5 R K .293

初回2本のソロで2失点。とはいえ、この2本、いずれも審判の微妙な判定でボールと言われた直後の投球を打たれたものでRoss Detwilerは気の毒というしかありません(Gio Gonzalezが主審にクレームをつけて退場処分を受けています)。リプレイを見ても、やっぱりストライクだったように見えます。

ともかくこれで先制を許すと、その後(珍しく)Adam LaRoche のエラーなどもあって失点を重ね、Jesus FloresとBryce Harperのソロなどで反撃したもののMark Buehrleを捕えきることができず、6-3とリードされて8回裏へ。ようやうBuehrleが降板してくれた期を逃さず、無死1塁からRyan Zimmermanのレフトへの2ランで1点差に迫ると、さらにMichael Morse、LaRocheの連打などで1死2,3塁。同点さらには逆転のチャンスでしたが、Danny Espinosa、そしてRoger Bernadinaが三振に倒れ、今日も一歩とどかないまま終わるのかと思われました。

が、ここで天の助けが。9回表をTyler Clippardが無失点で終えたところで嵐が来襲し中断。竜巻警報が出るくらいの洒落にならないくらいの大嵐で、ヴァージニア州の我が家は午後4時から翌朝未明まで停電しました(なので、試合中継は見ることができませんでした)。ワシントンはそこまで被害はなかったようですが、それでも2時間半にわたり中断しました。

再開後は完全にナショナルズの展開。最初の打者Jason Werthがセンターに同点ソロを打ち込むと、10回表をDrew Storenが三者三振。その裏、1死満塁から代打Corey Brownがライトへフライ(結果的にはライトが落としたので安打となりましたが、仮に取られていても犠飛には十分な当たりでした)。

MVPは「嵐を起してくれた天」としたいところですが、そうも行かないので、勝負強く最後に試合を決めてくれたBrownとしておきます。

2位ブレーブスはまた勝ったので、マジックは1つ減って17となりました。

MVP: Corey Brown

2012/09/05

MiLB(8/27-9/3) Pleffner 週間MVP(SS)

マイナーリーグのレギュラーシーズンが終わりました。Hagertown(A) と Auburn(SS) の2チームはプレーオフに進んだのでもうしばらくシーズンが続きます。

最終週の週間MVPに、AuburnのShawn Pleffner一塁手が選ばれました。2011年の26順目という下位入団。昨季はプレーしておらず、今季デビュー。序盤から3割超追の打率を残していましたが、シーズンが進むに連れてさらに向上し、8月の打率は遂に.361。シーズン打率でも.332でリーグ2位となっています。どこまで期待していい打者なのかはよく分りませんが、頑張っていることは確かです。
Shawn Pleffner 43PA 2double 2HR 8BB 7RBI .343/.465/.571 3SB

☆Lannan 2週連続の完封勝利 [AAA]
前週完封勝利で週間MVPを獲得したJohn Lannanが、メジャー復帰前最後の登板となった30日の試合でまたも完封。これ以上ない状態で終了。なお、同じくメジャー昇格を果たしたZach Dukeも29日の登板で5回2/3 で2失点という成績ながら勝ち投手となり、シーズン15勝目。リーグ最多勝を確定。そしてもう1人のメジャー昇格組、クローザーのChristian Garciaも3試合に登板して許した走者わずかに1人というほぼ完璧な投球で締めくくりました。
Lannan 1GS 9.0IP 0ER 8H 0BB 10K
Duke 1GS 5.2IP 2ER 7H 0BB 4K 
Garcia 3G(3SV) 3.0IP 0ER 1H 0BB 2K 

☆Perez、Brownの2人がいい形で昇格 [AAA]
Eury Perezが昇格前の最後の3試合も安打を放ってメジャーに上がっていけば、数日遅れでメジャー復帰となったCorey Brownも最後の2試合で連続本塁打。2人とも見事な形でAAAのシーズンを終えました(昇格したもう1人、Sandy Leonは3試合を2安打で終了)。昇格ならなかったChris Marrero、Carlos Rivero、Zach Waltersはともに打率2割ちょっとというやや残念な幕切れでした。
Perez 13PA .308/.308/.308 1SB 
Brown 30PA triple 2HR .250/.333/.556 1SB

☆Rendon、Goodwinはもう一つ調子が出ないまま終了[AA]
Anthony Rendonは最終週、全9試合に出場しましたがうち6試合はノーヒットと調子が上がらないまま終わってしまいました。四球は多く、三塁打1本、本塁打2本と長打も出ていましたが、いかんせん打率が・・・。最終戦を本塁打を含む2安打で終えたことがせめてもの救い。Brian Goodwinも似たような感じ。2人ともアリゾナ秋季リーグでの活躍を期待しましょう。
Rendon 30PA triple 2HR .190/.300/.480
Goodwin 30PA 2double .241/.267/.310

☆Skole シーズン100打点突破 [A+] 
今季大いに株を上げたMatthew Skoleが最後までいい感じで終えました。本塁打こそなかったものの5打点を記録して、AとA+と合わせてシーズン100打点を突破。計119試合での104打点ですから、驚異的な水準です。Rich Hague、Steve Souza Jr.、Jason Martinson は残念な終わり方となりました。 
Skole 28PA 3double .308/.357/.423 1SB
Hague 23PA .182/.217/.227
Souza 21PA 1HR .211/.286/.368
Martinson 22PA .000/.091/.000

☆ 最後に光ったPotomac 投手陣 [A+]
Potomac Nationals の先発投手陣が最後に光りました。Matthew Graceは2度の先発でわずかに1失点。Matt Swynenbergは前週に続く6回無失点。期待はずれのシーズンを送ってきたRobbie Rayも最後の登板で好投。Robert Gillamも7回自責点2と好投。最終戦では、Taylor Hillが5回無失点(降雨のため)完投勝利。そろっていい終わり方をしました。
8/28 Grace 6.0IP 1ER 6H 2BB 6K 
8/30 Gilliam 7.0IP 2ER 7H 1BB 3K 
8/31 Swynenberg 6.0IP 0ER 4H 1BB 5K 
9/1 Ray 5.0IP 1ER 1H 4BB 4K 
9/2 Grace 8.0IP 0ER 6H 1BB 2K
9/3 Hill 5.0IP 0ER 3H 1BB 6K  
ブルペン投手でも、シーズン通じて活躍してきた3人がいずれも無失点で締めくくり。
Rob Wort 2G(2SV) 3.0IP 0ER 1H 0BB 4K 
Aaron Barrett 2G(1SV) 2.1IP 0ER  1H 0BB 5K 
Niel Holland 2G 3.0IP 0ER 3H 2BB 2K 

☆Burn, Dykstra, Ramseyがいい終わり方 [A]
Hagerstownではシーズン通じて結果を残してきたBilly Burns、Cutter Dykstra、Caleb Ramseyの3人が最後週も結果を残しました。いずれもどれほど伸びシロのある選手か疑問ですが、それなりに来季への期待を持たせる終わり方となりました。
Burns 20PA .369/.400/.368 2SB
Ramsey 24PA 2double HR .261/.292/.478 3SB
Dykstra 28PA .370/.393/.370

☆ Turnbull Aに復帰, 2012年組出世頭のSchwartzが好投 [A]
Kylin Turnbullがようやく戻ってきました。昨年のドラフト4順目入団で昨季は投げていたなかったためそこそこの期待感を持って開幕しましたが、17試合に先発して防御率5点台と結果を出せないままDL入り。8月の始めからGCLでリハビリ登板を行い、ブルペン投手としてまずまずの結果を残し、最終週に何とか間に合わせました。ケガの箇所・程度はよく分っていません。今後もブルペン投手として育成するのか今だけなのかも分かりません。が、とりあえず希望を持った状態での閉幕となって良かったです。ブルペン投手ではもう1人、昨年の45順目入団のRichie Mirowskiも好成績のままシーズン終了。また、先発投手でもやはり昨年のドラフト9順目のDixon Anderson、そして今年のドラフト組では今のところ出世頭となっている17順目のBlake Schwartz が結果を残しています。
Turnbull 1G 3.0IP 0ER 2H 1BB 3K 
Mirowski 2G(1SV) 2.0IP 0ER 1K
Anderson 1GS 5.0IP 0ER H 3BB 6K
Schwartz 1GS 6.0IP 1ER 5H 0BB 7K

☆ Auburn打線絶好調 [SS] 
週間MVPのShawn Pleffnerを輩出したAuburn打線。Pleffner以外の打者も軒並み絶好調。特にWander Ramosは打席数と盗塁数以外ではPleffnerを上回っており、なぜ週間MVPに選ばれなかったか不思議なほど。この他Brandon Miller、Estarlin Martinez、Carlos Lopez、Narciso Mesa、Mike McQuillanが打率3割超。Tony Rendaも3割にはわずかに届きませんでしたが、シーズン打率を.260台まで上げました。Pleffnerを入れるとなんと8人も紹介させていただきました(笑)。
Ramos 31PA 2double 2HR 11RBI .385/.484/.692
Miller 38PA 3double 2triple 8RBI .324/.395/.529
Mesa 32PA 2double .333/.375/.400
Martinez 40PA 3double HR 7RBI .344/.475/.531 5SB
McQuillan 26PA double 2triple 8RBI .318/.423/.545
Lopez 23PA .350/.435/.350
Renda 35PA double .290/.371/.323 3SB 

☆Mooneyham 2試合好投で締めくくり [SS]
今年のドラフト3順目のBrett Mooneyham投手が2試合に先発して自責点1と好投して締めくくりました。全10試合でのシーズン防御率2.55、WHIP 1.23と内容も悪くありませんでした。29奪三振はやや少ないですが。ブルペン投手では、クローザーを務めてきた同じく今年の9順目のDerek Selfのほか、31順目のMichael Boydenもいい形で終わりました。
Mooneyham 2GS 12.0IP 1ER(2R) 6H 4BB 8K
Self 3G(3SV) 2.1IP 1ER 4H 0BB 2K 
Boyden 2G 3.1IP 0ER 4H 2BB 3K  

☆その他
Trevor Holder 2GS 12.0IP 2ER 13H 2BB 2K [AA]

2012/09/03

セプテンバー・コールアップ(その2)

先日の第1陣に続き、第2陣の3人が追加昇格。Corey BrownChristian Garciaの噂されていた2人に加え、Zach Dukeも呼ばれました。Garciaは初のメジャー昇格。

Corey Brown, OF 
9G 17PA 1HR 2RBI 0BB 5K .188/.188/.438 [MAJOR]
125G 550PA 24HR 69RBI 59BB 137K .283/.364/.517 18SB [AAA]
オフに40人ロースターから外されたものの、スプリングトレーニングで評価を高めて開幕。AAAで本塁打を量産して5月にメジャー昇格。一度は降格したものの7月に再び昇格するとメジャー初本塁打も記録しました。ロースターの都合で再びマイナー行きとなりましたが、それでもAAAでしっかり結果を残し、3度目の昇格を勝ち取りました。基本は代打要員だと思いますが、リーグ2位タイの24本塁打を記録したパンチ力を発揮してくれることを期待しています。

Christian Garcia, RHP 
27G(14SV) 32.1IP 11BB 38K 0.56/0.90 [AAA]
18G(7SV) 20.0IP 6BB 28K 1.35/0.95[AA]
27歳のブルペン右腕。元々は2004年ドラフト3順目でヤンキースに高卒入団。先発投手として期待されていましたが、2度のTJ手術もあり、2010年シーズンでヤンキースを退団。昨季からナショナルズ傘下に加わり、ブルペン投手に転向。今季はAAで開幕すると、95マイルを超える速球を武器とした素晴らしい投球で結果を残し、6月にAAAに昇格。昇格後はさらに成績を向上し、抜群の安定感でSyracuse Chiefsのクローザーを務めていました。苦労してきた選手なので、メジャー初昇格の喜びもひとしおでしょう。おめでとう。

Zach Duke, LHP
26G(15-5) 164.1IP 39BB 91K 3.51/1.32 [AAA]
メジャー通算48勝の29歳。かつてはパイレーツのエースだったこともあり、昨季もDバックスのローテーション投手でしたが、今季はどこからもメジャー契約を提示を受けられず、ナショナルズとマイナー契約。シーズン通じてローテーションを守り、15勝はリーグ最多勝と結果を残しました。40人ロースターに入っておらず、先発投手は足りているのでメジャー昇格は難しいかと予想されていましたが、1年間頑張ってきたことに報いる意味で昇格させたそうです。ブルペンでの起用となる見込みです。


なお、王建民がDLから復帰しています。マイナーでの調整登板でも滅多打ちに遭っていましたが、果たして使われる機会はあるのでしょうか・・・。

2012/08/21

MilB(8/13-19) Giolitoプロデビューもヒジの検査へ・・・

今週は週間MVPに選ばれた選手はなし。残り少ないマイナーリーグのシーズン。もう一花咲かせる選手が出てきて欲しいぞ。

今週の最大の話題は、今年のドラフト1順目の高卒ルーキーLucas Gioliteが8月14日にGCLナショナルズでプロデビューしたことでした。2イニングを投げ、最初の5人を討ち取りましたが、2回2死から連打で1点を失いました。そもそも今季は投げないまま終わるのではないかと言われていたので、投げてくれただけでまずは御の字。無理をせず、しっかり体を作りながら調整してくれればOKです。
8/14 Giolite 2.0IP 1ER 2H K

ところが、20日の月曜日になって、ヒジの痛みを訴えて検査を受けるという情報が入ってきました。ヒジにに(潜在的に)故障があることはドラフト時から分かっていたこと。こうなったら、さっさとTJ手術でもなんでもして、リハビリからの復帰を目指してくれるほうがいいと思います。

⇒結局TJ。復帰は1年後。しっかり直してくれればいいです。


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☆9月昇格に向けて(野手編) [AAA]
9月昇格に向けて大事な時期となっているAAAの選手たち。野手陣では、40人ロースターに入っている選手が軒並み好調を持続。Corey BrownとEury Perezの両外野手はともに打率3割超。Carlos Rivero内野手はやや数字を落としましたが、それでも悪くはない。そしてSandy Leon捕手は限られた出場機会ながら2本塁打を含め素晴らしい成績を残しています。また、一度は6月に復帰したものの、故障していたハムストリングの痛みが戻ってきたために7月再度DL入りしていたChris Marrero が16日の試合から復帰しています。全員というわけにはいかないと思いますが、9月昇格目指して頑張ってください。
Corey Brown 29PA double triple HR .308/.379/.538 2SB
Eury Perez 28PA .320/.393/.320 4SB
Carlos Rivero 22PA double HR .273/.273/.455
Sandy Leon 17PA 2HR .385/.529/.846

☆9月昇格に向けて(投手編) [AAA]
先発投手のうち40人ロースターに入っているJohn LannanとYunesky Mayaがともにまずまずの投球を続けています。Strasburgの後任としてまずはLannanでしょうが、まさかの事態に備えてMayaがブルペン投手として呼ばれるのかな。前週週間MVPに選ばれたZach Dukeも8回を2失点と好投を続けていますが、さすがにメジャーに呼ばれることはないでしょう。15日の試合でスポットスターターとして6回を無失点と好投したJeff Mandelも同様。面白いのは、クローザーを務めているChristian Garcia。今週も3登板を無失点で、2セーブを記録。AAA昇格後23試合、28イニングを投げて、自責点はわずかに1(3失点)で防御率0.32。95マイルを超える速球で押していけるタイプとのこと。40人ロースターには入っていませんが、何か方法はあるでしょう。メジャーで見てみたい。
8/13 Lannan (L) 6.1IP 3ER 3H 4BB 3K 
8/15 Mandel(W) 6.0IP 0ER 2H 1BB 5K
8/16 Duke(W) 8.0IP 2ER 9H 0BB 5K
8/17 Maya (ND) 7.0IP 1ER 6H 1BB 2K
8/18 Lnnan (ND) 6.1IP 2ER 6H 3BB 3K 
Garcia 3G(2SV) 2.2IP 0ER 5H 0BB 2K 

☆Rendonは低調なスタート [AA]
今週火曜日にAAに昇格したと伝えたAnthony Rendon。6試合を終えたところで、3安打、長打なし、打点なし、四球なし、5三振と低調な滑り出しとなっています。40人ロースターに入っているので9月昇格のうわさもありますが、そんなのどうでもいいのでしっかり健康にいい感じでシーズンを終えられるように頑張ってください。また、同じく昨年のドラフト1順目で一足先にAAに昇格していたBrian Goodwinも5試合でヒットわずかに2本と苦しんでいます。AAの野手では、Destin Hoodが今週は結果を残しました。飛躍の年と言われながら、シーズン打率.230台、わずか2本塁打と期待はずれに終わりそうな今季ですが、せめて最後はいい感じで終わって欲しいものです。
Rendon 25PA .125/.160/.125 
Goodwin 20PA .118/.250/.118
Hood 24PA 3double .348/.375/.478


☆Skole はまずまずのスタート [A+]
Rendonの後を追ってA+に昇格したMatthew Skole。こちらは、初戦こそノーヒットでしたが、その後4試合連続安打。長打も3本とまずまずのスタートを切りました。四球がないところがらしくありませんが、落ち着いてくれば追々着いてくるでしょう。この他、A+ではRick HagueとKevin Keyesが好結果を残しました。また、しばらく故障離脱していたSteve Souza Jr. が復帰後早速本塁打を放っています。
Skole 21PA 2double triple .238/.227/.429
Hague 20PA 2double .389/.450/.500
Keyes 26PA 2double 2HR .346/.346/.654

☆Perry 完投, Rosenbaum 2ヶ月ぶりの勝ち星 [AA]
先発転向後、好投を続けているRyan Perry。前週は初の4失点とやや打ち込まれましたが、17日の登板では8安打されながらも1失点完投勝利と見事に立て直しました。そして、Daniel Rosenbaum。開幕以来の好調はどこへやら、6月以降、出れば打たれるを続けていましたが久しぶりに好投。18日の登板で7回を無失点。約2ヶ月ぶりの勝ち星を挙げました。いい感じに戻して、シーズンを終えてくれればと願います。
8/17 Perry(W) 9.0IP 1ER 8H 1BB 2K
8/18 Rosenbaum(W) 7.0IP 0ER 5H 1BB 3K 

☆あれれ? KarnsとMeyer そろって打たれる [A+]
これまでずっと好投を続けてきたNathan KarnsとAlex Meyerの両投手が今週は揃って打ち込まれました。しかも、Karnsは箇所不明ながら故障で予定されていた今週2度目の先発を回避。心配。
8/13 Karns (L) 6.0IP 3ER 6H 2BB 10K
8/17 Meyer (L) 4.0IP 6ER 7H 3BB 3K

☆Taylor Jordanが2試合連続無失点 [A]
Hagerstownの先発投手Taylor Jordan が2試合連続で5回を無失点と好投。2009年ドラフト9順目入団。JC卒なのでまだ23歳。昨季もAで好投し、プロスペクトとしての評価を上げましたが、今季は小さな故障もありSSで開幕し、内容もいまひとつでしたが、徐々によくなってきたようです。いい感じでシーズンを終えてくれるといいなと思います。また、こちらもそこそこ期待されていたものの故障離脱していたWirkin EstevezがDLから復帰し、5回を1失点と好投。
Jordan 2G(2W) 10.0IP 0ER 9H 2BB 9K
Estevez 1G 5.0IP 1ER 2H 3BB 3K    


☆RendaをふくめAuburn打線が好調 [SS]
Tony Renda、Estarlin Martinez、Narciso Mesa、Shawn Pleffner、Craig Manuelという、Auburnの5人の打者がそろって好調。ほとんど長打がないのは残念ですが、Low-Aクラスなら仕方ないのでしょうか。Rendaの打率はまだ.230ちょっと。もう少し上げて、シーズンを終わって欲しい。
Renda 25PA .304/.360.304
Martinez 24PA .409/.458/.409 2SB
Mesa 19PA double .389/.421/.444 3SB
Pleffner 20PA double .368/.400/.421
Manuel 15PA .308/.400/.308

☆その他
Rob Wort 3G(2SV) 4.1IP 0ER 0H 2BB 7K [A+]
Niel Holland 2G 2.0IP 0ER 1H 0BB 0K [A+] 
Adrian Nieto 25PA 3double HR.421/.560/.737 [A]
Khayyan Norfork 27PA 4double HR .375/.444/.667 2SB [A]  
Cutter Dykstra 30PA 2double HR .321/.367/.500 [A]
Ivan Pineyro 1GS 5.0IP 0ER 4H 1BB 3K [SS]
Gilberto Mendez 2G 5.0IP 0ER 1H 0BB 4K [Rk]
Kylin Turnbull 2G 5.0IP 4H 0BB 2K [Rk]
Matt Foat 20PA 2double triple .474/.500/.684 [Rk]
Bryan Lippincott 21PA 3double .500/.571/.667 3SB [Rk]
Diomedes Eusebio 12PA 3double triple .417/.417/.833 [Rk]

2012/08/13

MiLB(8/6-12) Duke(AAA)週間MVP


Syracuse Chiefs(AAA)のZach Duke投手がリーグの週間MVPに選出されました。11日の3安打無四球完封を含む2戦2勝で、シーズン13勝目はリーグ最多。40人ロースターに入っていないので余程のことがないとメジャーに呼ばれないとは思いますが、シーズン通じてよく投げていると評価してあげたいです。
Duke 2GS(2W) 15.0IP 3ER 8H 1BB 15K 

☆今週のLannanその他
Dukeの他AAAの投手陣では、John Lannanが8日の試合に先発し、8回を2ラン本塁打による2失点のみで勝ち投手。9奪三振。さらにもう忘れられつつあるYunesky Mayaも今週は2戦2勝。直近の5試合では32.2イニングを投げて防御率1.93、WHIP0.765と調子を上げ、9月に向けてアピールしています。ブルペンでもクローザーを務めるChristian Garciaが好調を持続。この辺りは、いつでも上で投げる準備を整えています。
Lannan 1GS(W) 8.0IP 2ER 5H 1BB 9K 
Maya 2GS(2W) 11.0IP 4ER 10H 3BB 5K 
Garcia 2G(2SV) 4.0IP 0ER H BB 4K

☆Rendon A+に復帰 [A+]
いよいよPotomacに復帰したAnthony Rendon。復帰戦で2安打を放つなど、まずまずの出だし。まずは健康にプレーして、来季につなげてくれることを願います。
Rendon 22PA double 2triple .263/.364/.526

☆Meyer 2試合好投、Karns 珍しく打たれる[A+] 
Alex Meyerが2試合に先発。いずれも6イニングを1失点に抑える好投。特に12日は、敗戦投手にこそなりましたが、無四球でイニング数を超える7奪三振と好評価の内容。いい感じです。一方、Nathan Karnsは8日の試合で2回5失点(自責点3)降板。久しぶりに打たれました。
Meyer 2GS(1W-1L) 12.0IP 2ER 6H 1BB 11K 
Karns 1GS(1L) 2.0IP 3ER(5R) 5H 3BB 3K 

☆Rivero 進化中 [AAA]
いよいよ9月のメジャーデビューが見えてきたCarlos Rivero内野手が、打率だけでなく今週は9つの四球を選び出塁率の伸ばしてきました(三振も多いが)。ここに来て進化している模様。メジャーでのプレーが楽しみになってきました。Eury PerezはAAA昇格からの連続試合安打こそ19試合でストップしましたが、しっかりした打撃を続けており、こちらも9月昇格が射程圏内。Corey Brownもまずまず。また、Kurt Suzukiの加入によりメジャーから降格し初のAAAとなったSandy Leonも9月の再昇格にむけて順調です。
Rivero 36PA double HR 9BB 8K .333/.500/.481
E. Perez 38PA .278/.316/.306 4SB
Brown 31PA 2double .276/.323/.345 
Leon 18PA .429/.556/.500

☆Goodwin 苦戦中 [AA]
先週は良かったBrian Goodwinでしたが、今週はまた苦戦しました。三振が多く、塁に出られないため盗塁も増えてきません。頑張れ。Harrisburgでは、Justin  Bloxomがまずまずの打撃成績を残したくらいで投打ともパッとせず、1週間でわずか1勝しかできませんでした。
Goodwin 28PA double 9K .192/.250/.231
Bloxom 23PA double HR .300/.391/.500

☆Skole 90打点突破 [A]
雨で4試合しかなかった今週のHagerstown。そんな中でもMatthew Skoleが8日の試合で2本塁打。今週4打点を加え、シーズン90打点を突破。27本塁打。あと3週間残しているので、30本100打点も射程圏内。この他、Billy Burns、Adrian Nietoも好成績。
Skole 16PA 2HR .267/.313/.667 2SB
Burns 16PA double .462/.563/.538 
Nieto 13PA 2double .400/.538/.600

☆Tony Renda 持ちこたえる[SS]
12年ドラフト2順目のTony Rendaが忘れられそうになりそうなところでなんとか持ちこたえました。長打はありませんが、なんとかヒットは量産しました。この他SSではDLから復帰のShawn Pleffnerもよく打ちました。先週紹介した3人は打率2割ちょっとに終わっています。
Renda 25PA .304/.360/.304 2SB
Pleffner 21PA .444/.524/.500

☆その他
Pat Lehman 2G 3.0IP 0ER BB K [AAA]
Rob Wort 2G(2SV) 3.0IP 0ER 2H 2BB 6K [A+]  
Tylor Hill 1GS 6.0IP 0ER 8H 2BB 1K [A]
Robert Benincasa 2G 4.0IP 1ER 3H 1BB 6K [SS] 12年7順目。高い奪三振率。
James Brooks 24PA .381/.458/.571 [Rk] 
Matt Foat 28PA .385/.429/.423 [Rk]
Will Hudgins 2G 7.0IP 0ER 6H 1BB 7K [Rk]

2012/08/01

Tracy→復帰, Brown→AAA

5月下旬に股関節を痛めDL入りしていたChad Tracyが復帰。腱の断裂で手術を受け、シーズン中の復帰も危ぶまれていましたが、最短と言われていた2か月での復帰。マイナーでのリハビリ出場でもしっかり結果を残しており、離脱前のような代打の切り札として活躍してくれることを期待しています。

25人ロースターの枠を作るために、Corey BrownがAAAにオプションされました。今回の昇格では初安打=初本塁打をはじめ3安打を記録するなど、内容ではMark DeRosaを上回っていたと思いますが、内野手不足、それに契約の関係から言って、仕方ありません。順当な人事でしょう。まもなくJason Werth(マイナーでのリハビリ出場では守備も含めフル出場しています)が復帰予定なこともあり次は9月だと思われますが、戻ってきてくれるのを待っています。

2012/07/29

7/28 100試合目で60勝到達

W4-1@MIL (Season 60-40)
Zimmermann(W8-6) 6.0IP 1ER 5H 1BB 6K 2.28 
Storen(H3) 1.0IP 0ER K  
Burnett(H23) 1.0IP 0ER H
Clippard(S19) 1.0IP 0ER 2K
Moore 2/4 HR(6) R 2RBI K .301
Brown 1/5 HR(1) R RBI 2K .083   
Zimmerman 1/3 HR(15) R RBI BB K .271

Bryce Harperがウィルス性の胃腸炎のため欠場。明日には出場する見込みと本人もJohnson監督もコメントしてますので、あまり心配は必要なさそうです。

そのHarperに代わって試合開始直前に急遽2番に起用されたのがCorey Brown。初のメジャーでのスタメン出場の対戦相手がベテラン左腕のRandy Wolfと、左打者のBrownにはやや可哀想だなと思っていましたが、案の上第1打席はあっさり外の球で空振り三振。しかし、4回の第2打席。カウント1-1から外高めの変化球に対して、しっかりタメを作って逆方向へ弾き返すと、見事、打球はレフトフェンスを越えて行きました。これまでは代打など途中出場ばかりで、いい当たりはいくつかあったし、スクイズで打点も記録していたものの8打席(昨季もあわせると11打席)ヒットが出ていませんでしたが、11打席目にして出た初安打が、この試合チーム初安打、しかも先制点となる貴重なホームランとなりました。

さらにその後、2死1塁で同じくルーキーのTyler Mooreもレフトへの2ランを放ち、3-0とリード。試合の主導権を握りました。

先発のJordan Zimmermannは、今日も6回を1失点の好投で8勝目。安定感抜群。7月は月間4勝無敗、防御率0.98、WHIP0.84 という素晴らしい成績で終えました。もう1登板ずつ残すHomer Bailey(CIN)とPaul Maholm(CHC) 次第では、月間MVPに選ばれる可能性も十分です。3点リードして6回を終えると、7回はDrew Storen、8回はSean Burnett、9回はTyler Clippardという現時点での黄金リレーで全く危なげなく試合を締めました。

ちょうど100試合目で60勝に到達。再びヤンキース、レッズと並び30球団最高勝率となりました。

MVPは迷いましたが、メジャー初安打、初本塁打のご祝儀でCorey Brownとします。おめでとう!

Photo by Darren Hauck / Reuters
MVP: Corey Brown 

2012/07/24

MiLB(7/16-22) Karns, Taylor(A+)週間MVP

Potomac Nationals (A+) のNathan Karns投手とMichael Taylor外野手が週間MVPに選ばれました。

今季大ブレイク中のKarnsは6月11日の週に続く2度目の選出。今週は2試合に先発して12イニングを投げて被安打わずか1、もちろん無失点の快投。16日の6回1安打2四球無失点に続き、21日の試合では6回をパーフェクト。A+昇格後の9先発の防御率1.88、奪三振数がイニング数を上回る、軟投はではなく90マイル半ばの速球が主体ということで、投げるたびに期待が高まっています。ちなみに開幕前は、BAのチームトップ30どころかデプスチャート(41人の投手がリストアップされていた)にさえ入っていない、完全に忘れられた選手でした。

Nathan Karns[A+]
7/16 (W) 6.0IP 0ER 1H 2BB 6K
7/21 (W) 6.0IP 0ER 0H 0BB 2K 

逆にTaylorは、開幕前のプロスペクトランキングでは軒並み上位に顔を出していた(BAでは10位)のに、いざ始まってみれば期待に応えられてこなかった選手。とにかく打てず、特に前週まで87試合に出場して本塁打なし(三塁打もわずかに2本)と長打力が全くないことで評価を大きく下げていました(ちなみに昨季はAで13本塁打)。それが今週は突如、3本塁打と別人のように大爆発。今週AからAAに一気に昇格したBrian Goodwinに追い抜かれたことで尻に火が付いたのでしょうか。だったら、今までは何だったのとツッコみたくなりますが。シーズン成績は.245/.330/.373とまだ低調としかいいようがありませんが、頑張ってください。

Michael Taylor [A+]
32PA 4double 3HR 13R 8RBI .483/.531/.931

+++++++++++++++++
続いて先日紹介した、昇格・復帰を果たしたトッププロスペクトの新スタート。

☆Meyer 最高のデビュー[A+]
Potomac に昇格したAlex Meyerが20日の初先発で6回無失点、7奪三振と文句の付けようのない最高の結果を残しました。
7/20 (W) 6.0IP 0ER 3H 1BB 7K

☆Goodwin 力み過ぎ(笑) [AA]
19日のデビュー戦では4打席3三振。21日の試合でようやく初安打を記録しましたが、ここまで15打数1安打。実力うんぬんというより力み過ぎてるんでしょう。深呼吸して。
17PA 1double 2BB 7K .067/.176/.133

☆Perezは実力どおり[AAA]
初挑戦となったAAAでも3試合連続安打と今までどおりヒットを量産。四球が少ないのも今までどおりですが。9月に呼ばれることも夢ではないところまで来ました。頑張って。
15PA 1double 0BB 1K .333/.333/.400

☆Rendonは順調にリハビリ中[Rk]
GCL Nationalsでリハビリ中のAnthony Rendon。まずはDHとして3試合に出場。ヒットも出て、打撃は順調に調整中。守備に戻るのはまだしばらく先のようです。
8PA double 3K .250/.250/.375

++++++++++++++++
以下いつものように、頑張った選手を紹介。

☆Brownメジャー昇格を勝ち取る[AAA]
Corey Brownが今週も打撃好調でシーズン打率も3割到達。実力でメジャー昇格を勝ち取りました。Carlos Riveroも負けじとヒットを量産。じわりと長打も出始めました。二遊を守れればメジャーのチャンスも巡ってくるのですが、サードしか無理なのかなあ。
Brown 28PA 2double 2HR .423/.464/.731 3SB
Rivero 28PA double 2HR .375/.464/.667 1SB

☆Hague、Martinsonも週間MVP級の活躍 [A+]
Michael Taylorがさらに上回る圧倒的な数字を残したため週間MVPを奪われましたが、チームメイトのRick Hague(全7試合で安打を放ち12打点)とJason Martinson(3本塁打11打点)の両内野手も十分値する活躍でした。この他、Kevin Keyes外野手、David Freitas捕手も好成績。
Hague 33PA 3double triple HR 12RBI .375/.394/.625 2SB
Martinson 31PA double triple 3HR 11RBI .367/.387/.767
Keyes 26PA 4double 2HR .333/.385/.750
Freitas 23PA 3double .316/.435/.474

☆12年組のMooneyham、Benincasa が好投  [SS] 
12年ドラフト3順目のBrett Mooneyhamの3度目の先発は、前回より1イニング長い4イニング危なげない内容。前週の初登板で打ち込まれたブルペンのRobert Benincasaは2度の登板で無失点。よしよし。7順目のブルペン投手Robert Benincasaも2度の登板をいずれも無失点。デビューから6試合6.2イニングを、無四球11奪三振という評価の高い投球内容。
Mooneyham 1GS 4.0IP 0ER 2H 1BB 4K
Benincasa 2G 3.0IP 0ER 3H 4K

☆Rendaはまだ打ちません [SS]
一方、2順目のTony Rendaは相変わらず打ちません。今週も7試合にフル出場して5安打こそ打ちましたが、長打無し、死球無し。シーズン打率がまた2割を切りそうな気配です。Auburn打線で結果を残しているのは、前週に続き好調のEstarlin Martinez三塁手、前の週にGCLから昇格してきたMike McQuillan二塁手、それにWander Ramos外野手といったところ。
Renda 29PA .172/.172/.172
Martinez 29PA 2double triple HR .296/.345/.556
McQuillan 13PA .333/.385/.583
Ramos 29PA 5double .360/.448/.560

☆Jenningsはもういいかな [Rk]
Desmond Jenningsは今週も打率2割未満、長打なし、全打席のほぼ半分で三振。6順目とそこそこ上位指名で契約した唯一の高校生野手ということで期待しましたが、こうして記事にするのも可哀想になってきました。結果を残したのは、ドミニカ共和国出身のWilmer Difo、Diomedes Eusebio、それにドラフト外入団のMatt Foat といったところ。
Jennings 17PA 7K .188/.235/.188
Difo 30PA 3double .346/.433/.462 3SB 
Eusebio 16PA 4double .333/.375/.600
Foat 28PA 2double HR .400/.464/.600

☆その他
Christian Garcia 2G(1SV) 2.1IP 0ER 1H 3BB 5K [AAA]
Ryan Perry 1GS 6.0IP 1ER(4R) 5H 3BB 2K [AA]
Rob Wort 1G 2.0IP 0ER 5K [A+]
Justin Bloxom 23PA .400/.478/.600 [AA]
Billy Burns 26PA triple .348/.423/.435 [A]
Jeff Mandel 1GS 8.0IP 1ER 6H 0BB 3K [AAA] 
Blake Schwartz 1GS 5.0IP 1ER 5H 1BB 7K [Rk] 2012-17 
Will Hudgins 1GS 5.0IP 0ER 2H 3K [Rk] 2012-22

2012/07/23

Desmond→DL, Corey Brown→MAJOR

選出されながら欠場となったオールスターの頃から左わき腹を痛めていたIan Desmond。4試合休んだ後復帰していましたが、21日の試合で再び痛め、昨日は欠場(せっかく私がDesmondのTシャツで応援に行ったのに!)。検査の結果、筋肉の断裂が判明しDL入りとなりました。

全治までの期間はよく分りませんが、最低1か月、悪ければシーズン終了の重症とのこと。本人にとってもチームにとっても、残念な離脱となります。とにかく、一日も早い復帰を祈るばかりです。

Ian Desmond (2012 for Nationals)
89G 385PA 51R 17HR 53RBI .286/.322/.503 15SB  

今季ここまでのナショナルズの打の一番の功労者は間違いなくDesmondでした。昨季の打撃不振(特に低い出塁率)で開幕前にはファンの中にアンチDesmond派もいたほどでしたが、今季は開幕から打撃好調。本塁打数、盗塁数ではチームトップ。打点も4番のAdam LaRocheに僅差での2位と大きく貢献してきました。特に勝負強い打撃はファンの心を鷲づかみ。2死からのタイムリーを何本見たか分りません。この勝負強さを買われて打順を1番から6番に移されてからの33試合では、.320/.361/.552という見事な成績で、打率などのシーズン成績を著しく向上。多くの打撃部門でリーグの遊撃手のトップクラスの成績を収め、この調子を維持すればシーズンMVP投票での得票やシルバースラッガー賞も夢ではないところまで来ていたのに・・・。残念でなりません。

もちろんチームにとっても大打撃。とりあえず、Danny Espinosaをショートに回し、Steve Lombardozziをセカンドで起用することになりますが、控え内野手はMark DeRosaだけ。EspinosaもLombardozziも2人とも若いので特に休みが必要ではないでしょうが、これ以上の故障は許されない状況となってしまいました。AAAには即戦力となる選手が見当たらず(Carlos Rivero?)、長引くようであればトレードを検討せざるを得ないかもしれません。

代わって呼ばれたのは外野手のCorey Brown。5月に続く2度目の昇格。前回はわずか3試合の出場にとどまり、メジャー初安打はお預けのまま降格となりましたが、その後もAAAで打ち続け、十分過ぎるほどの好成績。実力で再昇格を勝ち取りました。Roger Bernadinaが絶好調なのであまり多くの出場機会が与えられそうにはありませんが、あまり力まず頑張って下さい。

Corey Brown (2012 for AAA) 
95G 426PA 70R 21HR 58RBI .300/.384/.559 14SB 

依然としてブルペン8人体制なので、そのうち更なるロースターの動きがあると思われます。

2012/07/09

MiLB(AAAオールスター選出)

[7月9日追記]
Carlos Rivero内野手とJim Negrych内野手の2人が追加選出されました。

INF Carlos Rivero
INF Jim Negrych 

Riveroについては何度か書いてきましたが、オフにフィリーズからウェイバークレームで獲得したベネズエラ出身の24歳の三塁手。長打力はありませんが、シーズン打率.288と打撃成績はまずまず。特に6月は月間打率.344とよく打ち、オールスター選出に漕ぎ着けました。現時点ではRyan Zimmermanに何かあったらというデプス以上の存在ではありませんが、秋には呼ばれるかもしれません。

Negrychは27歳の二塁手。元々はパイレーツに2006年ドラフト入団。マイナーFAとしてオフに契約。プロスペクトと呼ぶには年齢が高すぎるためこれまで放置してきました。マイナーリーグ通算の打率が3割を超えており、バットコントロールには定評がありますが、パワーもスピードもなく守備がほぼ二塁に限定されるとあって、マイナーのデプスに甘んじてきた選手です。メジャー昇格は遠いと思いますが、まあ頑張ってください。

[6月27日オリジナル]
AAAクラスのオールスターチームにSyracuse ChiefsからCorey Brown外野手とZach Duke投手の2人が選ばれました。

OF Corey Brown 
RHP Zach Duke

Brownの活躍はほぼ毎週のように報告してきたところですが、ここまで17本塁打はリーグ3位、三塁打6本は2位タイで、OPS(出塁率+長打率).966でも5位に付けていますので、当然の選出。

Corey Brown (2012 for Syracuse (AAA))
72G 319PA 17HR 45RBI .298/.388/.578 6SB

Dukeは、2005年から昨季までメジャーで投げ、パイレーツ時代の2009年にはオールスターにも選出された(各球団最低1人は選ばれるというルールの恩恵ですが)ベテラン左腕。29歳なので、毎週のプロスペクトウォッチでは無視してきましたし、内容はそんなにいいとも言えません。ただし、シーズン9勝はリーグ最多。これが選出の決め手と思われます。もっとも、ナショナルズのローテーションは球界でも屈指の素晴らしい結果を残し続けており、仮に故障があったとしてもJohn Lannan、それにこちらも密かに好成績を残しているYunesky Maya (15G 3.55/1.09)のほうがおそらく優先されるでしょうから、メジャー昇格には程遠いわけですが。

Zach Duke (2012 for Syracuse (AAA))
15G (9W3L) 90.1IP 27BB 48K 3.69/1.41

2012/07/04

MiLB (6/25-7/1) Hague(A+) 週間MVP

Potomac Nationals のRick Hagueが週間MVPに選ばれました。今週は全7試合で安打を記録。5本の二塁打と1本の本塁打を含む13安打と大当たり。盗塁も5つ決めて失敗なしと素晴らしい結果を残しました。2010年のドラフト3順目。昨季は開幕直後に故障してシーズンを棒に振り、今季も4月末まで出遅れた上に、当初は成績が低迷。苦しみましたが、ようやく本領発揮といったところでしょうか。まだ打率は2割4分そこそこ。引き続き頑張ってください。

Rick Hague 30PA 5double HR .464/.500/.750 5SB

☆まだお呼びはかかりませんか? [AAA]
Corey Brownが引き続き絶好調。今週も3本の本塁打を放ち、シーズン19本塁打。打率は3割、50打点に到達しました。いつでもメジャー復帰の用意はできています。Carlos Riveroも好調を維持し、シーズン打率3割が見えてきました。Chris MarreroとErik Komatsuの2人は週間打率2割3分程度とやや減速。それでもMarreroは4割近い出塁率を残し、Komatsuは長打を連発と、それぞれ期待感を持たせるプレーを続けています。
Corey Brown 37PA double triple 3HR .324/.378/.676 2SB
Carlos Rivero 28PA .375/.464/.417
Chris Marrero 33PA .231/.394/.269
Erik Komatsu 34PA 3double 2HR .233/.324/.533


☆Goodwin 好調持続 [A]
Brian Goodwin 外野手が打撃好調を維持。今週は7四球を選び、出塁率も上昇中。2盗塁。Matthew Skoleはヒットがあまり出ず打率を落としましたが、こちらもしっかり7四球を選んで、出塁率は4割超ですから、あまり心配はしていません。この他、Justin Miller、Cutter Dykstra、Caleb Ramseyの3人も好成績。
Brian Goodwin 32PA .320/.469/.440 2SB
Matthew Skole 27PA HR .200/.407/.400
Justin Miller 32PA 5double HR .429/.500/.714
Cutter Dykstra 34PA .344/.382/.438 2SB
Caleb Ramsey 32PA .357/.438/.464

☆Tony Renda上昇傾向 [SS]
ドラフト2順目のTony Renda。2週目に入って、少し調子を上げてきました。30日の試合では2本の二塁打を含め3安打の固め打ち。この他、Auburnの野手で打っているのはドミニカ出身のWander Ramosくらいとちょっと寂しい状況です。
Tony Renda 31PA 3double .296/.387/.407 2SB
Wander Ramos 22PA 2double HR .368/.455/.632

☆Walters、AAでも快進撃 [AA]
AAに昇格して2週目のZach Walters内野手。A+での好調をそのまま維持し、今週はさらに飛躍。2本の本塁打を含む10安打を打ちました。Waltersと一緒に昇格してきたJustin Bloxom、オールスターに選ばれたEury Perez、Jeff Kobernusもまずまずの成績。DLから復帰してきたDestin Hoodも4試合で.286/.444/.357と悪くない滑り出しでした。
Zach Walters 28PA double triple 2HR .370/.393/.704
Eury Perez 30PA .333/.333/.400 4SB
Jeff Kobernus 27PA .280/.333/.320 3SB
Justin Bloxom 24PA double HR .304/.333.478


☆Martinsonも昇格後も活躍 [A+]
Walterと入れ替わりでA+に昇格したJason Martinson内野手。打点王となったAでのペースを上回る勢いで打点を記録(11試合で12打点)。今週は2本の本塁打も打ち、まったく問題なく昇格に対応しています。この他、Michael Taylor、J.R. Ramirezの両外野手も打撃好調。2人とも四球の少なさが大きな課題ですが。David Freitas捕手は打率.250とやや不振に陥っています。
Jason Martinson 27PA triple 2HR 8RBI .333/.407/.667 
Michael Taylor 25PA .292/.320/.417 5SB
J.R. Ramirez 21PA .381/.381/.429

☆Jenningsは期待はずれ?[Rk]
Hayden Jenningsが今週もさっぱり打てず。打順を9番に下げられましたが、それでもほとんどヒットが出ません。GCL Nationalsでは、今年のドラフト33順目のMike McQuillan、ドミニカ出身のWilmer Difo、昨年のドラフト50順目(!)のTony Nixの3人が開幕以来結果を残しています。3人ともどこまで期待していい選手かよく分かりませんが(特にNix)。
Heyden Jennings 13PA .231/.231/.308
Mike McQuillan 19PA .308/.526/.308
Wilmer Difo 15PA 2triple .385/.467/.692 3SB
Tony Nix 16PA HR .438/.438/.625

☆Meyer、Karns また好投 [A, A+]
Alex Meyer(A)とNathan Karns(A+)という、今最も楽しみな傘下の投手2人が、ともに29日の試合で先発し、2人とも、1失点、イニング数を上回る奪三振の快投。Meyerは球数を要し、5回で降板となりましたが、ソロ本塁打による1失点のみ。前回打たれてちょっと心配しましたが、大丈夫そうです。シーズン防御率を3.40まで下げています。Karnsは降雨コールドで7回完投勝利。わずか7イニングで11三振という奪三振マシーンぶりです。
Alex Meyer (ND) 5.0IP 1ER 5H 2BB 7K
Nathan Karns (W) 7.0IP 1ER 3H 1BB 11K 

☆安定感のあるクローザー [AAA, AA, A]
AAAのChristian Garcia、AAのAaron BarrettとZech Zinicola、AのAaron Barrettとそれぞれのチームで9回を任される投手がそれぞれ安定した投球。週間成績だけでなく、シーズン成績も立派なもの。この結果を続ければ、AA以上の3人はシーズン終盤にはメジャーに呼ばれる可能性もあるでしょう。なお、A+のクローザーRob Wortは今週はセーブ機会での登板がありませんでした。
Aaron Barrett 3G(3SV) 3.1IP 0ER 2H 0BB 5K [A]
Hector Nelo 3G(2SV) 4.1IP 0ER 1H 1BB 5K [AA]
Zech Zinicola 3G(1SV) 3.0IP 0ER 1H 0BB 5K [AA]
Christian Garcia 3G(1SV) 3.0IP 0ER 2H 0BB 2K [AAA]

☆今週のLannan
今週は2度先発したJohn Lannan。26日の試合は7回途中1失点と好投しましたが、1日の試合では結構打ち込まれました。シーズン通算では6勝7敗と負け越し中。防御率も4.42とあまり改善していませんでした。
6/26 (ND 6.1IP 1ER5H 5BB 3K
7/1 (L) 6.1IP 3ER 9H 2BB 4K 

☆その他
その他目立つ成績を残した選手たち。
Paul Demny 1GS 7.0IP 1ER 5H 1BB 9K [AA]
Trevor Holder 1GS 7.0IP 2ER 5H 0BB 6K [A+] 6先発連続で2失点以下。
Pat Lehman 2G 3.1IP 0ER 1H 2BB 3K [AAA]
Pedro Encarnacion 1GS 6.0IP 0ER 3H 1BB 5K [SS]
Nicholas Lee 1GS 5.0IP 1ER 4H 2BB 7K [SS]
Taylor Jordan 1GS 3.0IP 0ER 1H 3K [SS]
Elliott Waterman 2G 3.1IP 0ER 1H 4BB 1K [SS]
Michael Boyden 1G 2.0IP 0ER 4K [Rk]

2012/06/27

MiLB(6/18-24)

週間MVPには選ばれず。選ばれてもよさそうな好調の選手はいますが、同じリーグにノーヒッターを記録した投手がいたりして選ばれず。残念。

いよいよ2012年ドラフト組が参加するAuburn(SS) と GCL(Rk) も開幕しました。まずはこの両リーグの話題から。

☆Tony Rendaはスロースタート・・[SS]
ドラフト2順目のTony Rendaがプロデビュー。開幕以来1番セカンドで起用されていますが、あまりパッとしません。ヒットが出ないわけでもないし、四球もそこそこ選んでいますが、全体的に数字は伸びてきません。まあ、まだ1週間だと思いましょう。
Tony Renda 30PA .160/.323/.160 5H 5K 0SB

☆2012年組大卒野手はなかなかのスタート[SS]
Renda以外の12年組の野手はまずまずのスタートを切りました。4順目のBrandon Miller外野手は開幕から2試合連続で本塁打を放ち、これは!と思いましたが、その後失速。一方、5順目のSpencer Kieboom捕手と8順目のStephen Perez遊撃手はいずれも3割を超える打率。特にPerezは1本塁打を含め4本の長打を打っており、期待が高まっています。三振が多いのが気になりますが。Auburnの投手陣にはあまり目立つ選手はありませんでした。カレッジワールドシリーズが終わった3順目のBrett Mooneyhamのデビューが待たれます。
Brandon Miller 17PA double 2HR .214/.353/.714 
Spencer Kieboom 17PA .308/.471/.308 
Stephen Perez 26PA double 2triple HR 9K .308/.308/.615

☆Heyden Jenningsはかなり心配なデビュー[Rk]
Lucas Giolitoを除くと高校生では最上位で指名された6順目のHeyden Jennings外野手。3試合に出場し、14打席に立ちましたがヒットはわずかに1本。8三振と散々なデビューとなりました。うむむ。
Heyden Jennings 14PA .077/.143/.077 8K 

☆Ivan Pineyroが快投で本土デビュー[Rk]
昨季ドミニカリーグで好投し、本土上陸を果たしたIvan Pineyro投手。21日のデビュー戦で4回を投げ(ルーキーリーグではまだ4回くらいしかみんな投げない)、7奪三振の快投。今後に期待を持たせてくれました。
Ivan Pineyro 4.0IP 0ER 2H 0BB 7K 


++++++++++++++++++
その他のリーグの話題

☆メジャー昇格の機会待ち[AAA]
現在メジャーの25人枠には、Syracuseから昇格していった若手野手として、Bryce HarperとTyler Mooreが既にいますが(Steve Lombardozziもルーキーなので含めてもいいかもしれません)、さらにハムストリングの故障から順調な復活を遂げつつあるChris Marrero、期待はずれの昨季からの復活となるCorey Brown、そしてルール5ドラフト出戻りのErik Komatsuの3人が、好成績で待機しています。契約の関係などで簡単には昇格機会は巡ってきませんが、仮にメジャーで故障者が出たとしても、思っていた以上にデプスがある状況です。加えて、おそらくまだメジャー昇格には遠いと思われますが、Carlos Riveroも調子を上げ、シーズン打率も.282まで上昇させています。
Chris Marrero 25PA .273/.360/.318 
Corey Brown 27PA 3double .435/.519/.565
Erik Komatsu 28PA double HR .400/.464/.560
Carlos Rivero 24PA .348/.375/.391

☆Perez、Kobernus復活 [AA]
故障離脱していたEury Perezでしたが、今週初めからGCLでリハビリ出場。さすがに23打席で9安打と格の違いを見せ付け、土曜日からHarrisburgに復帰。2試合連続安打と復調を印象付ける結果。一方復帰2週目となったJeff Kobernusは盗塁も2つ決めるなど、完全復調。
Jeff Kobernus 26PA .320/.346/.360 2SB

☆Walters、Bloxom昇格 [A+→AA]
Zach WaltersとJustin Bloxomの両内野手がA+からAAに昇格。2人とも開幕直後は出遅れましたが、徐々に調子を上げていきました。特にBloxomは5月以降だけで11本塁打と大いに当っていました。2人ともAAは初挑戦。Bloxomは打率.182、長打は二塁打1本とやや出遅れましたが、Waltersは好調をそのまま継続。いい滑り出しを見せました。
Zach Walters 26PA 3double HR .292/.346/.542 

☆Martinson昇格 [A→A+]
好調が続いていたHagerstown打者陣からJason MartinsonがPotomacに昇格。リーグ打点王のまま卒業となりましたが、早速、4試合で4打点を記録。四球も選んでおり、適応に時間は要していません。
Jason Martinson 20PA double HR  4RBI .235/.350/.471

☆Goodwin、Skole本領発揮 [A] 
DLから復帰後、徐々に調子を上げてきたBrian Goodwin外野手。今週はオールスター明けの4試合のみながら3本塁打で7打点と絶好調。こちらは開幕からずっと好調のMatthew Skole三塁手も、3本塁打で5打点。他にもHagerstown打線では、Steve Souza、Cutter Dykstraの2人も好成績です。
Brian Goodwin 17PA double 3HR 7RBI .375/.412/1.000
Matthew Skole 13PA 3HR 5RBI .273/.385/1.091
Steve Souza 16PA double HR .313/.313/.563
Cutter Dykstra 17PA double HR .412/.412/.647


☆Karns 奪三振マシーン状態 [A+]
前週、10奪三振でリーグ週間MVPを獲得したNathan Karns投手が、前週を上回る11奪三振の快投。同リーグで7回短縮ゲームながらノーヒッターを達成した投手がいたため2週連続の受賞はなりませんでしたが、十分値する内容でした。
6/24 (W) 8.0IP 1ER 2h 3BB 11K

☆Meyerも負けていません [A]
同じく前週の週間MVP、Alex Meyerが、こちらも24日の試合で11奪三振。初回に3ラン本塁打を含む3安打1四球で4失点という最悪の立ち上がりながら、その後は7回途中まで無安打わずか1四球、1死球という投球。4失点という結果以上に評価の高い登板となりました。
6/24 (L) 6.2IP 4ER 3H 2BB 11K


☆Lannan 調子上がってきた? [AAA]
今週のJohn Lannanは21日の試合に先発して6回を1失点で勝ち投手。シーズン成績は6勝6敗、まだ防御率は4.66と大きな数字ですが、ここ5試合のうち4試合で自責点1と安定。安打はそこそこ打たれるし、三振は多くない、といういつもながらのLannanですが、開幕からずっとできなかったその「いつものLannan」がようやくできるようになってきました。
6/21 (W) 6.0IP 1ER 6H 2BB 3K 4.66


☆Ryan Perry 先発転向 [AA]
2008年のプロ入り後はずっとブルペン投手として育成され、今季もメジャーで少しだけ登板したRyan Perry 投手が、先発に転向することになり、23日の試合で先発しました。最初ということで3イニングだけでしたが、結果は上々。最後の賭けという感じですが、果たして。なお、トレード相手だったCollin Balesterは開幕早々にDFAされ、タイガース傘下のAAAで投げています。
6/21 (ND) 3.0IP 0ER 1H 1BB 0K 


☆その他
上記のほか印象的な数字を残したプロスペクトは以下の通り。
Adrian Sanchez 15PA 2double HR .429/.467/.786 [A+]
Randolph Oduber 15PA .462/.533/.615[A+]
Paul Demny 1GS 7.0IP 1ER 7H 1BB 4K [AA]
Trevor Holder 1GS 7.0IP 2ER 6H 0BB 5K 2K [A+]
Taylor Hill 1GS 7.0IP 0ER(1R) 4H 1BB 4K  [A]

2012/06/11

MiLB(6/4-10)

また週間MVPに選ばれた選手はありませんでした。Hagerstwon打線が相変わらず好調なのを除くと、いまひとつパッとしません。Chris Marreroがリハビリ出場で順調に成績を残しているのは嬉しいニュースです。

☆Marrero順調にリハビリ中 [A, A+]
昨年11月にドミニカ冬季リーグの試合でハムストリングを断裂の大怪我を負ったChris Marreroが実戦復帰。AとA+で6試合に出場し、順当に結果を残しています。当初のスケジュールより1か月くらい早いようで嬉しいのですが、くれぐれも無理はしないで。
18PA .412/.474/.706 2double 1HR 4RBI

☆Meyer と Rayはいい感じ [A, A+]
次第に調子を上げてきたAlex MeyerとRobbie Rayは今週もいい感じの投球。Meyerはシーズン防御率を3.64まで下げ、イニング数を上回る奪三振を記録しています(今週はわずか1奪三振でしたが)。Rayはまだシーズン防御率は4.58ですが、最初の3登板が11.25/2.08だったのに対して、その後の4試合は1.42/0.99、計25.1イニングで25奪三振と素晴らしい投球です。この調子を続けて欲しい。
Alex Meyer (W) 6.0IP 2ER(3R) 4H 2BB 1K [A]
Robbie Ray (W) 5.0IP 1ER 3H 4BB 6K [A+]

☆Purkeはまだまだ [A] 
はっきりいってまだ期待外れの数字が続いています。ランナーを置いての投球、特にコントロールが大きな課題のようです。奪三振はそれなりに多いし、投球イニングも伸びてきているので、ちょっとずつ良くなっていると思いましょう。とはいえ、大卒でメジャー契約している投手がLow-Aでこの成績では困ります・・。
6/5 (ND) 4.2IP 2ER 5H 3BB 8K
6/10 (L) 5.2IP 3ER(4R) 3H 4BB 5K

☆Goodwin エンジンかかってきた [A]
Brian Goodwinのエンジンがいよいよかかってきました。三振が多いことは気になりますが、この打率、出塁率は期待感を持たせてくれます。先週とは逆にMatthew Skoleが好調でJason Martinsonがやや低調でした。Billy Burns、Steven Souzaは好調持続。なお、オールスターに選ばれたAdrina NietoはDL入りしています。
Brian Goodwin 29PA .346/.414/.423 9K 3SB
Mattew Skole 22PA .294/.455/.529
Billy Burns 23PA .350./435/.350 5SB
Steven Souza 26PA .292/.346/.500
Jason Martinson 27PA .217/.333/.348

☆Brown、Komatsu 頑張ってます[AAA]
Corey Brownは打率こそやや低いものの1二塁打、4本塁打と長打のあるところを見せています。Erik Komatsuはレギュラーとして起用されていませんが、出ればしっかり結果を残しています。四球が多いのも評価できるところ。
Brown 33PA .226/.273/.645 4HR 8RBI 
Komatsu 17PA .357/.471/.571 1HR

☆Rosenbaum 2敗目[AA]
7日の試合で登板したDaniel Rosenbaum。7回自責点3と悪くはありませんでしたが、2敗目を喫しました。それでもシーズン防御率は依然1.93です。
6/7 (L) 7.0IP 3ER(4R) 8H 0BB 7K

☆Eury Perezもやや失速 [AA]
AAでただ1人の見るべき打者となってしまっているEury Perezも今週はパッとせず。AAの野手は本当につまらない。
25PA .280/.280/.360

☆Potomac 打線絶不調 [A+]
6月6日の試合でDavid Freitasが6打数5安打(全てシングル)の固め打ちを記録した以外は、実に低調なPotomac打線。そのFreitasも週間打撃成績は.286/.348/.286。後は目も当てられません。Rick Hagueなんて、どこか故障しているのではないでしょうか。
David Freitas 23PA .286/.348/.286
Michael Taylor 31PA .185/.290/.296
Rick Hague 28PA .107/.107/.143

☆投手陣の異動まとめ
[AAAへ]
・AAで11試合に先発して可もなく不可もなしの成績(4.66/1.42)を残していてたJeff Mandelが昇格。6月6日の試合で5回を無失点(1安打無四球5奪三振)と好スタート。ん?Daniel Rosenbaumより先なの?
・AAでブルペン投手として好成績(20イニングで28奪三振、1.35/0/95)だったChristian Garciaも昇格。
[AAへ]
・AAAで開幕したものの不調だったRafael MartinがAAに降格。Cory VanAllenも同様。
・フロリダのキャンプ地で調整していたZechry Zinicolaが合流。
・A+でブルペン投手としてまずまずの成績(22イニングで34奪三振、3.68/1.05)だったCameron Selikが昇格。ただし、すぐに背中を痛めてDL入り。
[A+へ]
・Aで5先発を含む11試合で好投(計44.1イニングで61奪三振、2.03/0.99)していたNathan Karnsが昇格。が、2先発続けて打ち込まれました。

☆今週のLannan [AAA]
5日の試合では1失点完投勝利。10日の試合では5回5失点。良かったり悪かったり。シーズン防御率は5.27となっています。
6/5 (W) 9.0IP 1ER 4H 1BB 6K
6/10 (L) 5.0IP 5ER 9H 0BB 3K

☆その他
上記のほか印象的な数字を残したプロスペクトは以下の通り。
Pat Lehman 2G 3.0IP 0ER 3H 1K [AAA]
Rob Wort 3G 4.0IP 0ER 2H 1BB 9K [A+] 
Justin Bloxom 36PA .323/417/.742 4HR [A+]
Trevor Holder 2GS 11.0IP 2ER 9H 7BB 9K [A+]