ラベル 14 Regular Season の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 14 Regular Season の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2014/12/05

2014 シーズンレビュー1: 会心の地区優勝

毎年恒例のシーズンレビュー。例年はもう少し年末になってから書くのですが、今年は年末が忙しそうなので今のうちに…。

まずはレギュラーシーズン編です。

Matt Williamsを新監督に迎えて臨んだ2014年シーズン。序盤はややもたつきブレーブスに先行を許しましたが、中盤以降に地力を発揮して首位に立つと、終盤はさらに勢いを増してゴールイン。終わってみれば96勝66敗、2位に17ゲームという大差をつけての独走地区優勝、ナ・リーグ最高勝率。さらに最終戦でのノーヒッターというオマケ付き。

シーズン序盤は期待外れに終わった昨季の再現のようでした。メッツ相手に開幕3連勝するなど他チームには強さを見せ、最終的に4月は貯金4で終えましたが、ブレーブスにだけは直接対決1勝5敗と勝てませんでした。そのブレーブスから2ゲーム差の3位で4月を終了。さらに苦戦したのが5月で4つも負け越してしまいました(この時点でちょうど5割)。苦戦の原因は攻撃力不足。開幕戦でのWilson Ramosを皮切りにRyan Zimmerman、Bryce Harper、Adam LaRocheと主力が続々と離脱。4月は頑張っていたAnthony Rendonの減速とともに得点力が失われていきました。

昨季と違ったのは、ナショナルズだけでなくブレーブスももたついたこと(地区首位は変わりませんが、昨季が10だった5月末時点の貯金が今季は5)。ブレーブスはこの後、6月こそ貯金2でしたが、7-8月は勝率5割と減速し、9月にはなんと8勝19敗と大きく負け越し。ポストシーズン進出さえも逃すことになりました。

そんなブレーブスを尻目に、6月以降、ナショナルズは快進撃を開始。6-7月で貯金10と勝率を上げてブレーブスをとらえると、8月12日から21日にかけての怒涛の10連勝(しかも、うち5試合はサヨナラ勝ち)。8月だけで貯金9を荒稼ぎして地区首位を固めました。さらに9月に入っても白星を重ねて独走態勢。全く危なげないままに順調にマジックを減らして、9月16日、敵地アトランタでブレーブスを破って地区優勝を決めました。この1戦を含め9月に6試合組まれたブレーブスとの直接対決は4勝2敗。苦手意識もすっかり克服しました。

その後もペースを緩めることなく9月の月間成績は19勝8敗。残り2戦を残した時点でナ・リーグ最高勝率を決め、そして迎えた9月28日のレギュラーシーズン最終戦。詳細は当日の記事を読んでいただければと思いますが、まさに有終の美を飾る1戦で締めくくりました。この後のポストシーズンの展開を知っている人が振り返ってみると、ピークがちょっと早く来過ぎたということになってしまいますが、レギュラーシーズンとしてはこれ以上ない終わり方でした。

いつものようにチーム・スタッツも振り返っておきます。

打撃成績は「中の上」といったところ。総得点は9位、本塁打は10位、チーム打率12位、出塁率8位、長打率10位、三振率は21位、盗塁は12位。悪くはないけれども、チームを引っ張ったという感じの数字でもありません。

チームを引っ張ったのは何といっても投手陣。防御率3.03は独走でのトップ。奪三振率は13位と平均的な水準でしたが、与四球率、被本塁打率ともやはり悠々の1位。先発投手に限れば、奪三振率も5位の高水準。先日の記事でも書きましたが、先発ローテーションをほぼ固定できたということが何よりの勝因ということでしょう。

以上、98勝した2012年シーズンをも上回る会心のレギュラーシーズンだったのですが・・・・・・。

2014/10/02

2014年9月をふりかえる

既にワイルドカード・ゲームが始まり、昨日はロイヤルズが歴史的な好ゲームの末にアスレティックスを降し、今日はジャイアンツがパイレーツを圧倒し、ナショナルズとの対戦権を獲得しました。

********

さて、レギュラーシーズン終了時点での9月の月間成績を確認しておきます。

[NL EAST End of 2014 Season]
WLPCTGB
Washington9666.593  -
Atlanta 7983.48817.0
New York7983.48817.0
Miami7785.47519.0
Philadelphia7389.45123.0

最後まで緩めることなく、9月を19勝8敗とむしろ勢いを付けてシーズンを終えたナショナルズが、2位に17ゲームという大差をつけて独走優勝を飾りました。2年ぶり2度目。2位ブレーブスとの直接対決も4勝2敗と勝ち越し、苦手意識も払しょくしました。ブレーブスは月間7勝18敗と大失速。勝率5割を切り、ポストシーズンももちろん逃し、とうとうメッツに並ばれてシーズンを終えることになりました。頑張ったのがメッツ。15勝10敗という好成績で、来季につながる9月を過ごしました。新人王候補Jacob deGromが大活躍。Matt Harveyも開幕には間に合う予定で、来季はメッツが強敵になりそうです。マーリンズも一時はブレーブスに並びましたが最後にナショナルズに連敗して4位フィニッシュ。フィリーズは・・・どうするんでしょうね。

ナ・リーグの中地区はブリューワーズが自滅して、カージナルスとパイレーツが最終日まで争いましたが、カージナルスが逃げ切りました。西地区はドジャーズがあっさりと優勝。ワイルドカードは、パイレーツとジャイアンツが同率で並んでの進出となりました。地区優勝3チームの勝率は、ナショナルズ、ドジャーズ、カージナルスの順なので、ナショナルズのNLDSの相手はパイレーツとジャイアンツの勝者となりました。

ア・リーグでは、東地区のオリオールズと西地区のエンゼルス(98勝で30球団最高勝率)が早々に優勝を決めました。中地区は最後の最後までデットヒートが繰り広げられましたが、タイガースがロイヤルズを振り切って地区4連覇。しかし、そのロイヤルズもワイルドカードで、なんと29年ぶりのポストシーズン進出を決めました。もう1つのワイルドカードは、8-9月で11も負け越したA'sがなんとかなんとか1ゲーム差でマリナーズを振り切って滑り込みました。

ところで、例年私は開幕前にポストシーズン進出チームを予想しているのですが、今年の予想を確認してみてびっくりしまsちあ。なんと、パイレーツとオリオールズ以外の8チームを、スロットまで含めて当ててしまいました。まぐれと言えばまぐれですが、うれしいですね。何か出ないかな。出ないよな。このままWS優勝チームまで当たるといいなあ。

[Pitcher of September 2014: Jordan Zimmermann]
GSIPWKERAWHIP
Stephen Strasburg532.03321.130.75
Jordan Zimmermann534.04341.320.74
Gio Gonzalez532.24312.480.80
Doug Fister533.24181.870.98
Tanner Roark425.23142.450.97
GIPSHDERAWHIP
Drew Storen1412.11020.000.81
Tyler Clippard1312.00103.750.83
Aaron Barrett107.0030.000.86
Jerry Blevins99.0023.001.11
Rafael Soriano98.1207.561.56

月間MVPは、月間4勝負けなし、最終戦で球団史上初のノーヒッターを達成したJordan Zimmermannで文句なしですが、とにかく先発投手陣は全員絶好調でした。Stephen StrasburgはZimmermannをも下回る防御率1.13で、一番悪いGio Gonzalezでも2.48という数字。2度の登板機会を得たBlake Treinenまでもが2.92。スポットスタートで打ち込まれたTaylor Hillの数字を加えても、先発投手陣全体の防御率は2.25。もちろん30球団ダントツの好成績。WHIPの数字に至っては主力5人全員が1.00を切っています。負けるわけがありません。

ブルペンでは、ずっと不安定なピッチングを続けていたRafael Sorianoが9月5日に3点リードを守りきれなかったことでようやくクローザーから降格。当初、Williams監督はクローザーを固定せずマッチアップによって起用すると言っていましたが、ふたを開ければDrew Storenが圧倒的な安定ぶりを見せてあっという間に月間10セーブ。完全にクローザーの地位を確立しました。9月に再昇格してきたAaron Barrettも10試合無失点とポストシーズンのロースター入りを確実。7回BarrettとMatt Thornton、8回Tyler Clippard、9回Storenという形がしっかり確立した状態で、ポストシーズンに臨むことになりました。

[Hitter of September 2014: Adam LaRoche]
PAAVEOBPSLGR HRRBI SB
Anthony Rendon 99.337.429.50614  3 11  4
Ian Desmond 94.277 .351.45815  2 10  7
Denard Span 94.321.394.48811 3   9  4
Asdrubal Cabrera 94.217.290.361  8 2 10  3 
Bryce Harper 93.289.352.422  7 3   4  1
Jayson Werth   92.324.478.47913 1   7  2
Adam LaRoche 88.263.352.53912 7 22  0
Wilson Ramos   77.203.221.297  8 2   9  0

地区優勝が決まった後はレギュラー陣にときおり休養させながら調整していたという感じで、大体はいい感じでレギュラーシーズンを終えました。心配なのは、Wilson Ramosくらい。Asdrubal Cabreraはこんなものでしょう。Anthony Rendon、Denard Span(守備でヒザを痛めてヒヤリとしましたが最後はしっかりプレーして終了)、Jayson Werth、Adam LaRocheは好調を維持。中でもAdam LaRocheはあの9月3日のクレイジエスト・ゲームでの代打同点2ランから始まり、いいところで何本も打ってくれました。今季限りでの退団が有力視(本人もそう語っていました)されていますが、堅実な守備ともどもいい選手です。ポストシーズンでのもう一暴れを期待しています。

7月から長期離脱していたRyan Zimmermanが9月20日になってようやく復帰。プレーできることはできるようですが、結局サードを守ることは一度もありませんでした。打撃でもややついていけていない場面が見受けられましたので、不安は残ります。ポストシーズンのロースター入りは確実ですが、起用法が最大の不確定要因となっています。

セプテンバー・コールアップのMichael Taylor(打率.238)とSteven Souza(同.182)の2人は、数字だけ見ると期待外れだったようにも見えますが、Taylorは守備でも打撃でもなかなかの評価。Souzaは記録した2本の安打がともに印象的な大ホームランで、そして最終戦でのスーパーキャッチで歴史に名を残しました(少なくともトリビアクイズの答えにはなりました)。

2014/09/29

9/28 最高のレギュラーシーズン最終戦

W1-0 Marlins (Season 96-66)
Zimmermann(W14-5) 9.0IP 0ER 0H 1BB 10K
Desmond 1/2 HR(24) R RBI
Harper 2/2 double
Span 1/2 double

試合観戦直後に速報記事を書きましたが、改めて。

レギュラーシーズン最終戦で、Jordan Zimmermannがやってくれました。球団(ワシントン移転後)初のノーヒットノーランの快挙です。

(Photo by Alex Brandon)
序盤から速球も変化球も冴えわたり、5回2死まではパーフェクト。ただし、5回だけはやや怪しく、3つのアウトはいずれもヒット性のライナーがファースト、サード、ショートの守備範囲に飛んだという幸運によるものでした。ともかく、5回2死でJustin Bourにフルカウントから四球を与え、パーフェクトの夢は消えました。それでも投球の質は全く衰えず、6回を3人で終えると、7回も2者連続三振に続いて、Garrett Jonesも空振り三振のはずでしたが、低めの変化球をWilson Ramosが抑えきれず振り逃げで出塁。ですが、このランナーをRamosがけん制で一塁アウトとしてイニング終了。8回は簡単に三者凡退。

そして9回を迎えました。この回も簡単に2死として、この日28人目の打者は1番のChristian Yelichでした。カウント2-1から投じたのは真ん中への94マイルの速球。左打者のYelichが振り抜いた打球は左中間へと伸び、二塁打は間違いないと思われました。Zimmermann自身がそう思ったことは、下のまとめ動画を見てもらえば分かってもらえると思います。しかし、この打球に対し、あきらめずに全力疾走し、飛び付き、転倒しながらも掴み取ったのがSteven Souzaでした。この試合、レフトで先発したのはRyan Zimmermannでしたが、この9回に守備固めとして起用されていたSouza。そういう意味では、Williams監督のファインプレーだったと言えるかもしれません。とにかくSuozaのこのキャッチはこの状況でなくても十分にもの凄いキャッチでしたが、それをノーヒッターがかかった最後のバッターで・・・。本当に鳥肌が立ちました。(まとめ動画はこちら)

喜びを爆発させた選手・コーチたちは、まずマウンド横でZimmermannの周りに集まり、次いでショート方面へ移動してSouzaを囲んでの大騒ぎ。ゲーターレードやシェービングクリーム・パイも飛び交うお祭り騒ぎとなりました。金曜日に始まるNLDSまで少し間が開く前のレギュラーシーズンの最後の最後に、これ以上ない勝ち方をしてくれました。

なお、Denard Spanが第2打席に二塁打を打ったところで交代し、シーズン打率.3016(ナ・リーグ7位)で終了。自身初のシーズン3割です。おめでとう。

ところで、私が午前2時に起きて当初中継を見ていたのは実はナショナルズ戦ではなく、レッズ対パイレーツ戦でした。Stephen Strasburgとリーグ最多奪三振を争うレッズ先発のJohnny Cuetoがどれだけ三振を奪うかを見たかったからです、というか、はっきり言えばパイレーツの打者が三振以外の形でアウトになってくれることを願いながら見ていました。結果は、8回を投げて7奪三振。シーズン242奪三振でStrasburgとタイで終了となりました。実は8回表終了時点で100球を超えていたのでタイで終わったなとほっとしていました。ところが、8回裏1死3塁の場面でCuetoが自ら打席に入ったため、「9回も続投?そうなれば抜かれる可能性は高いな。」と覚悟しました。ところがところが、意外や意外、自ら決勝タイムリーを打ってしまい、代走を送られて降板してくれました。ともかくStrasburg、タイトル獲得おめでとう。

今日は特別です。

(Photo by Brad Mills USA Today Sports)






















MVP: Jordan Zimmermann and Steven Souza

2014/09/28

【速報】Jordan Zimmermann ノーヒッター達成!!!!!

通常のゲームノートは改めて書きますが、とりあえず速報。

Jordan Zimmermannがシーズン最終戦でノーヒッターを達成しました。ライブでテレビ観戦していましたが、大興奮、そして最後は鳥肌が立ちました。

対戦打者の全記録は次の通り。許した走者は1四球と1振逃げの2人だけでした。

1回
Yelich 右ライナー
Solano 遊ゴロ
McGehee 空振り三振

2回
Jones 三飛
Johnson 一邪飛
Bour 空振り三振

3回
Realmuto 見逃し三振
Hechavarria 空振り三振
Alvarez 二ゴロ

4回
Yelich 三飛
Solano 空振り三振
McGehee 右飛

5回
Jones 一ライナー
Johnson 三ライナー
Bour 四球(初めて許した走者)
Realmuto 遊ライナー 

6回
Hechavarria 空振り三振
Alvarez 二ゴロ
Yelich 投ゴロ

7回
Solano 空振り三振
McGehee 空振り三振
Jones 空振り三振も振り逃げで出塁
打者Johnsonのとき、捕手Ramosからの牽制でJones一塁アウト

8回
Johnson 左ライナー
Bour 三邪飛
Realmuto 空振り三振

9回
Hechavarria 二ゴロ
代打Saltalamacchia 中飛
そして最後の打者 Yelich 

まあ、とにかく動画を御覧ください。

捕ったはこの回から試合に入ったルーキーのSteven Souzaです。

2014/09/27

9/27 Strasburg 20イニング無失点締め

W5-1 Marlins (Season 95-66)
Strasburg(W14-11) 6.0IP 0ER 2H 1BB 7K
Cabrera 1/4 double 3RBI
Span 2/3 R
Ramos 2/4 R

順当に行けば中5日でNLDS第1戦となるStephen Strasburgの今季最終登板。被安打2、1四球。全く危なげのない投球内容で、6回を無失点。わずか83球でしたから、あと1,2イニングは行けたでしょうが、調整を優先しての早いタイミングでの降板となりました。これでシーズン14勝。なんとか勝ち越し、と言っていたのが嘘のようで、最後の3登板はいずれも無失点で3連勝。都合、20イニング連続無失点で締めくくりました。もう1つの注目はリーグ奪三振王争い。Strasburgは今日の7つを足して242奪三振とし、現時点で単独トップ。ですが、今日の登板前の時点で並んでいたレッズのJohnny Cuetoが明日先発予定となっています。

打線は、2回の裏に3塁ランナーBryce HarperがStrasburgの送りバント(1塁ランナーを2塁へ)の間に本塁を陥れる好走塁でまず1点。5回には満塁からAdam LaRocheが緩いショートゴロを打ってもう1点。そして8回には1死満塁でAsdrubal Cabreraがライト線へ走者一掃の二塁打を打ってダメ押し。完勝でした。

なお、Denard Spanが今日2安打し、シングルシーズンでの安打数の球団新記録を更新(これまでは2008年のChristian Guzmanの183本でした)。また打率を.301に上げ、シーズン3割に到達。明日は欠場かな?

MVP: Stephen Strasburg

9/26 DH第2日(Fister完封、リーグ最高勝率確定)

[Game 1]
W4-0 Marlins (Season 94-65)
Fister(W16-6) 9.0IP 0ER 3H 0BB 9K
LaRoche 2/4 R
Cabrera 1/2 1BB RBI
Rendon 1/4 HR(21) R RBI

前日に続くダブルヘッダー。投手のやりくりが大変になるはずでしたが、Doug Fisterが大いに助けてくれました。3安打無四球9奪三振、9回を104球で投げての完封勝利。チーム単独トップを決める16勝目を挙げました。4月の1か月間を休んでいたために届いていなかった規定投球回数にも今日の7回を投げ終えたところで到達し、防御率でリーグ4位にランクインしました。今更ながらですが、素晴らしいトレードでした。

打線は、初回1死からAnthony Rendonが先制ソロを打つなど3点を取って最低限の援護をしましたが、9安打10四球とランナーを出しながらも、13残塁を記録するなど、むしろ拙攻が目立った印象。まあ、それでもRyan Zimmermanがセンター前にタイムリーを打つなど、明るい材料もありました。

この試合に勝利した時点で、ナ・リーグ最高勝率、すなわちNLDSとNLCSのホームアドバンテージを得ることが決定しました。

MVP: Doug Fister


[Game2]
L7-15 Marlins (Season 94-66)
Hill(L0-1) 4.2IP 7ER 10H 2BB 4K
Werth 3/4 double triple HBP 2R RBI
Frandsen 2/5 R 2RBI
Taylor 2/5 double R
Moore 2/5 HR(4) R RBI
Souza 1/4 HR(2) R RBI

完全な消化試合となった第2戦。先発メンバーには控え選手が並び、先発投手も、2試合連続でのダブルヘッダーとなることが決まって急遽呼ばれたTaylor Hill。6月にブルペン投手が足りなくなった時に呼ばれてメジャーデビューしていましたが、あの時は敗戦処理としての2試合だけ。今回は先発ということでかなり気負っていた感もあり、いきなり先頭打者に四球。ここから連打で1点を失い、2回にも内野ゴロの間に1点を失いましたが、徐々にリズムを取り戻し、3,4回は無失点。味方が1回裏に3点を取って早々に逆転してくれ、3回にはSteven Souzaがソロ本塁打で4点目。5回表も簡単に2死まで来て、メジャー初白星の権利を得るまであと1人でした。5回2失点なら来季にもつながる好投と評価できるはずでした。

しかし、野球の神様は今日はHillに意地悪でした。2死走者無しから、死球、ショート内野安打(Hillが打球に足を出さなければただのショートゴロだった打球)、ライト線二塁打(外低めのワンバウンドしそうな投球にバットを投げ出すように当てただけの打球がふらふらとファーストの頭を超えたもの)、敬遠四球。そして2死満塁からサードKevin Frandsenのグラブに当たりながら三塁線を抜けた走者一掃の三塁打。逆転されたところで降板を告げられました。見ていて痛々しいまでに不運な流れ。近い将来に今度こそメジャー初白星を飾れることを心から願っています。

試合はその後打ち合いとなり、ナショナルズもTyler Mooreのソロなどで一時は1点差まで追い上げましたが、9回表に登板したCraig Stammenが、満塁ホームランを含む6連打で1死も取れずに降板してしまったこともあって、終わってみれば大敗となりました。Stammenはどうしちゃったんでしょうか(防御率は試合前の3.22から3.84に跳ね上がってしまいました。かなり印象が違う数字です)。ポストシーズンを前に微かな不安要因です。たぶん、残り2戦の間にもう一度投げさせるでしょう。

2014/09/26

9/25 DH第1日(Gio 10勝到達)【m1】

前日の雨の影響でメッツとのダブルヘッダー。明日もマーリンズを迎えてのダブルヘッダーが予定されており、2日で4試合という過密スケジュールとなっています。


[Game 1]
L4-7 Mets (Season 92-65)
Treinen(ND) 4.1IP 4ER 8H 1BB 1K
Clippard(L7-4) 0.2IP 2ER 2H
Taylor 1/4 2RBI
Lobaton 2/4 R
Espinosa 2/4 R

スポットスタートの機会を得たBlake Treinenでしたが、今日は打ち込まれました。初回に3本のシングルで1点を失い、2,3回もそれぞれ先頭打者に出塁を許す苦しい投球。4回こそ三人で終えましたが、せっかく同点にしてもらった直後の5回1死からシングル、シングル、ダブルと打たれたところでノックアウトとなりました(Xavier Cedenoが2人を返したため自責点4)。それでも今日の投球でシーズン投球回数が50回2/3に到達。ルーキー資格の喪失という1つのチェックポイントをクリアしました。おめでとう。

5回表にTreinen-Cedenoが3点を勝ち越されましたが、その直後に打線が奮起。Michael Taylorの2点タイムリーなど5本のシングルを連ねて3点を奪い返し、同点としました。が、以降は沈黙。8回にTyler Clippardが打たれて勝ち越され、敗戦投手となりました。


[Game 2]
W3-0 Mets (Season 93-65)
Gio(W10-10) 7.0IP 0ER 1H 2BB 12K
Storen(SV11) 1.0IP 0ER 2K
Rendon 2/3 RBI SB(17)
Werth 1/2 2BB R

Gio Gonzalezが今季最終登板で今季最高のピッチングを見せてくれました。7イニングをわずか1安打2四球でもちろん無失点。特にカーブがキレまくり、結果として高めの速球にも手を出させ、奪った三振は自身キャリア最多となる12個に達しました。肩痛でのDLもあり、なかなか勝ち星が伸びてこなかったシーズンでしたが、最後の最後でなんとか2ケタ10勝にたどり着きました。これで先発ローテーションの5人全員が2桁勝利となりました。

打線は4回に3本のシングルと2四球、それに相手のパスボールと押出死球で3点をとっただけでしたが、今日はそれで十分。8回はMatt Thorntonが2安打されながらも無失点で終えると、9回はDrew Storenが簡単に3人で片付けてゲームセットとなりました。

MVP: Gio Gonzalez

ドジャーズは昨日勝って、今日はお休み。ということで、リーグ最高勝率へのマジックは1。王手です。

2014/09/24

9/23 LaRocheの3ランでRoark 15勝目【m2】

W4-2 Mets (Season 92-64)
Roark(W15-10) 6.1IP 2ER 5H 0BB 1K
Storen(SV10) 1.0IP 0ER 1H 2K
LaRoche 2/3 HR(26) BB R 3RBI
Taylor 1/3 double R RBI

直前のシリーズでブレーブスに3連勝し、ブレーブスのポストシーズンの可能性を消し去っただけでなく、地区同率2位に並んだほどに好調のメッツでしたが、自力に優るナショナルズが寄り切った感じの試合でした。

序盤は投手戦。ともに今季14勝を記録していたナショナルズ先発のTanner RoarkとメッツのBartolo Colonが4回まで無失点。

先に失点したのはRoarkで、5回表に2本の二塁打を打たれて1点を先制されてしまいました。が、その裏、すぐさまナショナルズが反撃。1死2塁のチャンスで、3回裏にフェンスに激突しながらファインプレーで負傷退場したDenard Span(軽傷とのことですが、この時期ですから心配です)に代わって出場していたMichael Taylorが一塁線を抜ける二塁打でまず同点。さらに、2死1,2塁となった場面で、Adam LaRocheが打った瞬間にそれと分かる決勝の3ランをライトのブルペンへ打ち込みました。

その後、7回表にRoarkが1死2,3塁のピンチを作ったところで降板すると、この回犠飛で1点を失いましたが、あとはブルペンがきっちり抑えてゲームセット。Drew Storenはあっという間に2桁セーブに到達しています。

地区優勝を争う2位ジャイアンツとの直接対決中のドジャーズは、今日は勝ちましたが、ナショナルズが休養日だった昨日は延長戦の末に敗れており、結果、今日の終了時点でのナ・リーグ最高勝率に向けたマジックは2まで減っています。(のこり6試合)

MVP: Adam LaRoche

2014/09/22

9/21 敵地でマーリンズをスウィープ【m4】

W2-1@MIA (Season 91-64)
Strasburg(W13-11) 7.0IP 0ER 3H 2BB 5K
Soriano(SV32) 1.0IP 1ER 1H
Rendon 2/4 double RBI
Cabrera 2/4

この時期のナイトゲームの後のデーゲームということもあり、主力が軒並み休養。案の定、打線は低調で、5回にJose Lobatonの二塁打、Nate Schierholtzの三塁打、Anthony Rendonの二塁打と、この日出たナショナルズの全長打を集中させて2点を取るのが精一杯でした。

しかし、今日のStephen Strasburgには2点で十分。7回をわずか84球。ポストシーズンに向け調整しなければならないこの時期ということもあって降板しましたが、完封も十分狙える圧倒的な内容でした。前回登板に続く7回無失点と、ポストシーズンに向けて調子を上げてきています。

2-0とリードしての終盤でしたが、Tyler Clippard、Drew Storenが連投していたため、今日は8回にCraig Stammen、そして9回にはRafael Sorianoが起用されました。Stammenは3人で終えましたが、Sorianoは相変わらず。クローザーの座をはく奪されてから初めてセーブシチュエーションでの登板となりましたが、先頭打者にいきなりセンターオーバーの大二塁打を打たれると、続く3人の打者にもいずれも痛烈な打球を外野に運ばれました。3つとも外野手の守備範囲だったため結果的には犠飛による1失点だけで済みましたが、どれもこれもヒヤリとする打球ばかり。内容としては極めて低い評価をせざるを得ない登板でした。

これでレギュラーシーズン最後のロードシリーズ11連戦を9勝2敗で終了。あとはホームでの7戦(メッツ、マーリンズ)を残すのみ。上げ潮でポストシーズンに突入と行きたいですね。

MVP: Stephen Strasburg

2014/09/21

9/20 Zim復帰戦で2安打1打点【m5】

W3-2@MIA (Season 90-64)
Zimmermann(W13-5) 6.0IP 1ER(2R) 5H 4K
Storen(SV9) 1.0IP 0ER 2H
Zimmerman 2/3 triple RBI
Werth 3/4
Span 2/4 BB RBI
Desmond 2/3 double BB R

2か月ぶりに戦列に復帰したRyan Zimmermanが6番レフトで先発出場(Bryce Harperが欠場)。2回の第1打席。外寄りの速球を弾き返してライト前にあっさりとシングル。そして、0-2とリードされて迎えた7回表、無死1塁の場面で打席に入ると、再び外のボールを逆らわずに弾き返すと、打球はライトのReed Johnsonのダイビングの脇をすり抜け、フェンスへ。ハムストリングの状態が100%ではないZimmermanでも悠々と三塁に達する同点打となりました。驚いたのは、続くWilson Ramosのサードゴロで本塁に突入(タッチアウト)したこと。周囲は息を飲みましたが、本人は「本能的に突っ込んでしまった」とコメント。試合に出て、1点を争う場面に身を置けばそんなものなんでしょう。この回で退きましたが、復帰していきなりチームの勝利に貢献する辺りは、さすがです。ちなみに、守備機会は一度もありませんでした。

試合の方は、先発のJordan Zimmermannが6回まで2失点(Denard Spanと自身の悪送球が絡んだため、自責点は1)と頑張っていましたが、打線がマーリンズ先発の Jarred Cosartに対して拙攻を重ねて無得点のまま推移していました。その状態を打破したのが上述のZimmermanの三塁打。Zimmermanは本塁でタッチアウトになりましたが、その後、Asdrubal Cabreraのタイムリー三塁打で同点。さらに2死からSpanが決勝のタイムリーを放って逆転に成功。

あとは安定のブルペン陣の出番。7回はAaron Barrett、8回はTyler Clippardがいずれも3人ずつ。9回のDrew Storenは1死からの連打で1,3塁のピンチを作りましたが、最後は4-6-3の併殺でゲームセット。

ドジャーズはカブスに逆転負けしたため、リーグ最高勝率マジックは一気に2つ減って、5となりました(残り8試合)。

MVP: Ryan Zimmerman

2014/09/20

9/19 盤石のブルペン 【m7】

W3-2@MIA (Season 89-64)
Fister(W15-6) 6.2IP 2ER 5H 2BB 1K
Clippard(HD37) 1.0IP ER
Storen(SV8) 1.0IP ER
Span 2/5 triple RBI
LaRoche 1/3 HR(25) R 2RBI

背中の痛みもあって地区優勝決定から2試合欠場していたAdam LaRocheが4番に復帰。その第1打席、初回2死1塁で打席に入ると、フルカウントでの8球目、真ん中に入ってきた速球を振りぬき、ライト2階席に届く2ラン。さすがです。

これで有利に試合を進めることになったナショナルズでしたが、結構苦しい戦いでした。先発のDoug Fisterが必ずしもピリッとせず、2回裏には内野ゴロの間に1点を失い、打線は打線で、3回表の無死満塁で得点できず。4回表にDenard Spanのタイムリーで1点を追加しましたが、直後に
Justin Bour にメジャー初本塁打をプレゼントして再び1点差。

それでも、何とか1点のリードを保ったままFisterが終盤まで持ち込むと、あとはブルペンがきっちり抑えてくれました。まずは7回裏2死走者なしとしましたが、左打者が続くところでMatt Thorntonにスイッチ。8回はTyler Clippardがわずか5球で3者凡退。そして、9回はDrew Storenがこちらは6球で3者凡退。誰かさんがクローザーを務めていた頃とは異なり、圧倒的な安定感があります。まさに盤石。

ドジャーズも勝ち、2ゲーム差は変わらず。残り、9試合でマジックは7となりました。

MVP: Tyler Clippard

2014/09/19

9/18 4回2死からの集中打で逆転【m8】

W6-2@MIA (Season 88-64)
Gio(W9-10) 7.0IP 2ER 6H 0BB 5K
Harper 3/4 double R
Rendon 2/5 2R SB(16)
Frandsen 2/4 RBI

優勝後のシャンパン・ビールかけの酔いも醒め、レギュラー陣がほぼ復帰(背中を痛めているAdam LaRocheだけは休養中)。打線が2回り目となった4回表。2死1塁から、まずはWilson Ramosが他の多くの球場ならホームラン間違いなし、という特大のタイムリー二塁打を打って同点。さらに、Ian Desmond、Bryce Harper、Asdrubal Cabrera、Kevin Frandsenが怒涛の連打で続き、あれよあれよと言う間に5点を奪い一挙逆転。続く5回にもJayson Werthがタイムリー二塁打を打って、この時点で6-1となり、ほとんど試合は決まりました。中でもHarperが今日3安打。いい感じで調子が上がってきました。

先発はGio Gonzalez。2点は失点でしたが、無四球で7イニングを投げたところは高く評価できます。ポストシーズンの先発ローテーションに入れるべきかどうか百家争鳴状態(大げさ?)ですが、Roarkとの間で一歩も引かない争いが続いています。結構なことですね。これでシーズン9勝目。レギュラーシーズンでの登板はおそらくあと2回でしょう、2ケタに届いてほしいですね。

ドジャーズが勝ったため、1.5差は変わらず。リーグ最高勝率マジックは8に減っています。

MVP: Wilson Ramos

2014/09/18

9/17 Treinen 5回無失点【m9】

L1-3@ATL (Season 87-64)
Treinen(ND) 5.0IP 0ER 3H 1BB 3K
Detwiler(L) 1.0IP 3ER 3H 1BB 1K
Souza 1/3 HR(1) R RBI

地区優勝から一夜明け、レギュラー陣は全員がお休み。先発投手も、予定されていたGio Gonzalezではなく、Blake Treinenでした。9月になって昇格してきたものの登板機会はわずか2度、計3イニングしか与えられてこなかったこともあり、今日も60球程度という制限付きでしたが、見事なピッチング。ゴロの山を築き、5回まで3塁を踏ませませんでした。とにかく球に力があります。Rafael SorianoではなくTreinenこそ、ポストシーズンのロースターに入れてもらいたいです。

控えばかり並べた打線ではブレーブス先発のAlex Woodをなかなかとらえられませんでした。5回表にSteven Souzaがセンターオーバーにうれしいメジャー初本塁打を打ちましたが、得点はこの1点のみ。

降板時点ではTreinenに勝ち投手の権利がありましたが、2番手として6回裏に登板したRoss Detwilerが3失点。あっさりと逆転を許すと、そのままのスコアで9回まで終了。

ドジャーズが敗れたので、ナ・リーグ最高勝率に向けたマジックは9(残り11試合)となっています。

9/16 敵地アトランタで地区優勝!!! 【m10】

W3-0@ATL (Season)
Roark(W14-10) 7.0IP 0ER 5H 4K
Cilppard(HD36) 1.0IP 0ER 1K
Storen(SV7) 1.0IP 0ER
Desmond 2/4 double HR(23) 2R 2RBI

マジック2、勝てば地区優勝が決まる一戦の先発を任されたTanner Roarkが、大一番で素晴らしいピッチングを披露しました。味方打線が、ランナーを出しながらもブレーブス先発のAaron Harangをなかなかとらえきれないというやや嫌な展開が続く中でも自分のペースを守り、7イニングを投げて被安打5、無四球で、3塁さえ踏ませんでした。Doug Fisterに再び(三度?)並ぶシーズン14勝目。ルーキー資格こそありませんが、これまで経験したことのないイニング数に達する中でも高水準で投げ続けています。明日先発予定のGio GonzalezとどちらがNLDSのローテーションに入るかいろいろなところで議論されていますが、今日のような大一番での強さを見せられるとRoarkに任せたくなります。

そんなRoarkをなかなか援護できないナショナルズ打線でしたが、6回表にIan Desmondがレフトスタンド中段への2ランを打って均衡を破り、9回表にも二塁打で出塁したDesmondが最終的にはブレーブスのバッテリーエラーの間に生還し3-0。このリードを8回はTyler Clippardが三者凡退で保ち、そして9回のマウンドには3日連続の登板となる(本来、昨日は投げなくて済むはずだったのに誰かさんが投げ終えられなかったので緊急登板を強いられた)Drew Storen。

簡単に2本の内野ゴロで2死を取ると、最後の打者Justin Uptonも2球目のスライダーを引っ掛けてセカンドゴロ。この瞬間、ワシントン・ナショナルズの2年ぶり2度目のナ・リーグ東部地区の優勝が決定しました。

球場で見守った2年前とは異なり、今回は日本で、しかもオフィスで経過を追うだけという環境だったため、個人的な興奮は比較になりませんが、現地の報道や試合後のインタビューなんかを見ていても、達成感が大きかった2年前とは異なり、「まだまだこれから」感が強く感じられました。レギュラーシーズンだってまだ12試合も残しており、しっかり調整していかなければなりませんし、リーグ最高勝率ではドジャーズとは僅差で競っています(ドジャーズが敗れたため、リーグ最高勝率へのマジックは10となりました。)。

ともかく一区切り。おめでとう、ナショナルズ。

MVP: Tanner Roark

2014/09/16

9/15 明日にも地区優勝【M2】

W4-2@ATL (Season 86-63)
Strasburg(W12-11) 7.0IP 0ER 5H 7K/ 1/1 BB SAC RBI
Storen(SV6) 0.1IP 0ER 1H
Ramos 1/3 HR(11) BB 2R RBI

ブレーブスに対して苦手意識のあるナショナルズの中でも、特にStephen Strasburgの適地アトランタでの成績は悲惨でした。キャリア通算7試合に登板して1勝3敗。防御率6.99。何より、7試合で計28.1イニング、つまり1試合あたり4回ちょっとしか持たないという数字はちょっと考えられないほどでした。

しかし、今日は違いました。序盤からしっかりと抑え込み、5回裏の自らのけん制悪送球で招いた無死3塁のピンチも切り抜け、7イニングを無四球5安打で無失点。球数はまだ90球でしたからもう1イニング、あるいは完封・完投も十分狙えましたが、4-0とリードしていたこともあって、ポストシーズンに向け無理はさせないというベンチの判断から降板となりました。チーム状態の違いがそのまま反映されたということかもしれませんが、この機会に苦手意識を払しょくしてくれればいいなと思います。

打線は、3回にDenard Spanのタイムリー二塁打、5回にはWilson Ramosが2試合連続となるソロ本塁打、7回にはStrasburg自らセンター前に弾き返すタイムリー、そして8回にはIan Desmondが盗塁で2塁に進んだ直後のまさにタイムリーなヒットと、小刻みに1点ずつ得点しての計4得点。ブレーブスを下回るわずか6安打でしたが、今日は効率よく得点できました。

4-0とリードして、このまま余裕の勝利かと思われた9回裏。マウンドにはRafael Sorianoが上がりました。「プレッシャーのかからない場面での起用」で調整が続けられているSoriano。今日は4点リード、9回、とこれまでよりほんの少しだけプレッシャーが高い場面での起用となりましたが、結局投げ終えることはできませんでした。先頭打者に二塁打、次の打者は三振でしたが、その次の打者に二塁打を打たれて1点。2死までは来ましたが、さらに四球を与えて2死1,2塁、一発出れば同点という場面にしてしまったところで、さすがのWilliams監督も我慢がならず、Drew Storenへの交代を命じました。Storenも最初の打者にヒットを打たれて2点目を失いましたが、次の打者を打ち取ってゲームセット。Sorianoの使えなさぶりを再確認しただけでした。ポストシーズンのロースターには絶対入れないでもらいたい。

これでマジック2。あと2試合続くブレーブス戦で1つ勝てばその時点で地区優勝が決定となります。それにしてもブレーブスはついに5割まで転落。ポストシーズンで当たることもなさそうです。

ナ・リーグ最高勝率争いは2位のドジャーズがロッキーズに大勝。0.5差は変わっていません。

MVP: Stephen Strasburg

2014/09/15

9/14 目標はリーグ最高勝率へ 【M4】

W3-0@NYM (Season
Zimmermann(W12-5) 6.IP 0ER 6H 1BB 5K
Storen(SV5) 1.0IP 0ER 2H
Ramos 1/4 HR(10) R 2RBI
Desmond 2/4 double 2R

6回を終えて0-0の同点。投手戦といえば投手戦でしたが、内容としてはかなりメッツに押されていました。メッツ先発のJon Nieseに対して、ナショナルズ打線はわずか4安打。一方ナショナルズ先発のJordan Zimmermannは、2回は1死3塁、4回は1死満塁という大ピンチを作りましたが、なんとか無失点でしのいでいったという展開でした。

その均衡を破ったのがWilson Ramosの一振りでした。7回表1死2塁で打席に入ると、カウント1-1からの3球目、やや外寄り高めの速球を振りぬくと、打球は右中間のブルペンに達する大きな大きな2ランとなりました。ここしばらくやや打撃低調で、内野ゴロ(ランナーがいれば併殺)の場面が目立っていましたが、大仕事をシてくれました。

9回表に挟殺プレーの間にIan Desmondが本塁に滑り込み追加点を奪って3-0とすると、9回裏のマウンドはすっかり守護神に定着したDrew Storen。今日は2人のランナーを許しましたが、無失点で終えて5セーブ目を記録しました。

ブレーブスがレンジャーズ相手にまさかのスウィープを喫したため、今日もマジックは2つ減って、4。明日からのアトランタでのブレーブス3連戦のうち、2つを勝てば敵地アトランタで地区優勝が決まります。

そうでなくても残り14試合で2位ブレーブスとの差は10.5ゲーム(マジック4)となり、地区優勝はもう時間の問題。むしろ、(Jayson Werthが今日の試合後に言及していたように)NLDS、NLCSでホームアドバンテージを得られるリーグ最高勝率がこれからの目標になりそうです。現在は、ナショナルズがトップで、0.5差でドジャーズが続いています(ドジャーズのほうが負けが1つ多い)。

MVP: Wilson Ramos

2014/09/14

9/13 Desmond 3年連続の20-20達成【M6】

W10-3@NYM (Season 84-63)
Fister(W14-6) 6.0IP 2ER(3R) 5H 1BB 3K
Desmond 3/4 double BB 2R 3RBI 2SB(20,21)
Harper 3/4 HR(13) BB R 2RBI
Rendon 4/5 HBP R
Span 1/5 HR(5) BB 3R 2RBI SB(31)
Werth 1/5 2R 2RBI

4回表にIan Desmondが三盗を成功(捕手の送球エラーでそのまま生還)。今季20個目の盗塁を記録し、これにより3年連続の20本塁打、20盗塁を達成しました。これがどれほどの偉業かはピンと来ないかもしれませんが、ショートストップに限定すれば、過去に達成したのはHanley Ramirez(2007-2010の4年連続)とA-Rod(1997-1999)の2人しかいません(この他、連続ではないもののJimmy Rollinsが4度記録)。現代を代表する攻撃型ショートストップと呼んでいいでしょう。そのDesmond、5回には2点タイムリー、8回にもタイムリー二塁打で、計3打点。今季86打点とし、一度は抜かれたAdam LaRocheに追い付き、チーム打点王に戻りました。

そのDesmondを含め、今日の打線は素晴らしかった。2回のBryce Harperのライト2階席の中段まで届く特大2ランから始まり、9回のDenard Spanの2ランまで、実に15安打で10得点。4安打のAnthony Rendonが霞むほどの打ちっぷり。

投げては、先発のDoug Fisterが、5回裏に伏兵のWilmer Floresに「出会い頭」という感じの2ランを打たれたくらいで、6回を投げ切り、再びTanner Roarkを引き離す14勝目。

今日もまたブレーブスがレンジャーズに負けてくれたため、マジックは2つ減って6となりました。明後日から始まるアトランタでの3連戦で決まる可能性も出てきました。ま、そんな都合よくはいかないでしょうが。

MVP: Ian Desmond

2014/09/13

9/12 3併殺はいけません【M8】

L3-4@NYM (Season 83-63)
Gio(L8-10) 6.2IP 3ER(4R) 6H 1BB 7K
Rendon 3/5 2R RBI
LaRoche 1/1 4BB R RBI

メッツの7本を上回る12安打を打ちながら、得点では1点及ばず敗戦。三者凡退に終わったのは4回だけで他のイニングはランナーを出しましたが、拙攻に拙攻を続けました。3回、6回、7回にはそれぞれ併殺。特に3回は4安打を集中して2点を取ったイニングでしたが、Bryce Harperの併殺がなければもっととれたはず。どうもつながりが悪かったという印象。

先発のGio Gonzalezは今日も悪くなかった、いやむしろ良いピッチングでした。省エネ投球で、7回途中まで投げることができ、自責点は3。でしたが、初回の3失点が痛かった。無駄な四死球(2回以降は1つもなかった)と捕手Wilson Ramosの本塁でのタッチプレーでの落球が絡んだだけに、余計に悔やまれます。

ということで、ナショナルズは負けましたが、ブレーブスが(30球団最下位の)レンジャーズに負けてくれたことにより、地区優勝マジックは8となりました。

2014/09/12

9/11 Citi Fieldで12連勝【M9】

W6-2@NYM (Season 83-62)
Roark(W13-10) 6.2IP 2ER 7H 1BB 1K
LaRoche 2/5 HR(24) 2R 3RBI
Rendon 3/5 HR(19) 2R 2RBI

絶好調が続いているAdam LaRoche。初回2死1塁から高々と打ち上げた打球がライトポールにぶつかる先制2ラン。3回にも1死2塁の場面でシフトの裏を突く左中間へのタイムリーシングルを打って3打点。序盤で試合をナショナルズに優位にしてくれました。

3回にはAnthony Rendonがライナーでレフトスタンドにギリギリ届く2ランを打って6-0。このリードに守られた先発のTanner Roarkは、ピンチを作りながらも落ち着いたピッチングで、ソロ本塁打の1失点のみで6回を投げ切りました。7回につかまってイニング途中で降板したものの、8月15日以来の白星。13勝目はDoug Fisterに並びました。ポストシーズンの先発枠をGio Gonzalezと争う構図となっていますが、個人的にはRoarkに任せたい気持ちが強いですね。

あとはブルペン陣が無難に寄り切り、快勝。メッツのホームCiti Fieldではこれでなんと12連勝となりました。ブレーブスは試合がなく、ゲーム差は8.5差に。マジックはいよいよ1ケタ、9となりました。

MVP: Adam LaRoche

2014/09/11

9/10 さすがに対ブレーブス3連勝はならず

L2-6 Braves (Season 82-62)
Strasburg(L11-11) 6.0IP 3ER 7H 8K
Frandsen 3/4
Harper 1/4 HR(12) R RBI

天敵だったはずのブレーブスに2連勝し、ペナント争いでも圧倒的優位に立ったナショナルズでしたが、さすがにスウィープはなりませんでした。

序盤はAaron HarangとStephen Strasburgの投手戦。どちらかといえばナショナルズが押していましたが、得点はならず。そうこうしているうちに、5回表にB.J. Uptonのソロ本塁打で失点。すぐその裏に相手パスボールで追いつきましたが、6回表にStrasburgがはっきりつかまり、2失点。さらに7回表に2番手のJerry Blevinsが無死満塁のピンチを作り、代わったRyan Mattheusも打たれてこの回3失点。もう今日は終わりました。9回にBryce Harperがライト2階席に届く特大のホームランを打ったのが唯一のハイライトでした。

明日から、ニューヨーク、アトランタ、マイアミ(4試合)と続く11試合のロードに出ます。マジックは10。この間に優勝が決まってしまうかなあ。マジック2か1で戻ってきて、ホーム(シーズン最後の6連戦)で決まってくれるほうがいいな、と思います(2012年と違って観に行けるわけじゃないので、同じなんですが)。