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2016/12/22

2016 シーズンレビュー3: 新人王: Trea Turner

今季、ルーキー資格を持って出場した選手は次の14人でした。うち、規定出場機会(打者130打席、投手50投球回数)に到達してルーキーを卒業した選手は太字で記載の4人でした。一方で、赤字で記載の5人が今季メジャーデビューを果たしました。おめでとう!

Trea Turner
Felipe Rivero
Sammy Solis 
Trevor Gott (今季はわずか6イニングでしたが、前年までにエンゼルスで47.2イニングを投げていたため卒業)
Matt Grace
Rafael Martin
Wilmer Difo
A. J. Cole
Pedro Severino
Brian Goodwin
Reynaldo Lopez
Lucas Giolito
Koda Glover
Spencer Kieboom

チーム新人王はTrea Turnerリーグ新人王投票でも2位になったのですから当然です。

Syracuse(AAA)のショートで開幕から打ちまくり、夏にはAAAのオールスターにも選出されるなど昇格に向けた準備は万端。6月にRyan Zimmermanの出産立会休暇の際に3日間だけ昇格し、3打数3安打1四球と結果を残してアピールしましたが、本職であるショートではDanny Espinosaが(特に前半戦は)意外なほどの高いパフォーマンスを発揮していたため、なかなか本格昇格の機会はめぐってきませんでした。

7月8日にZimmermanのDL入りにより再昇格しましたが、当初はDaniel Murphyがファーストに入る日のセカンドとして起用される控え扱いでした。転機となったのはセンターへのコンバート。元々今季のナショナルズのセンターはオフにトレードで獲得したBen Revereがレギュラーと目されていましたが、開幕戦でDL入り。代役を務めたMichael Taylorが期待外れに終わり、復帰したRevereもさっぱり打てないという状態で7月下旬を迎えていました。Turnerにとって、センター守備は全く未経験の領域でしたが、持ち前の運動能力で最低限守れることが確認されてからは、「1番センター」でレギュラーに定着することになりました。

以降は下記の数字の通りの大活躍で、8月、9-10月と2か月連続で公式のナ・リーグ月間最優秀新人賞を受賞。特に9月には、他の打者陣が低迷する中で文字通り打線を引っ張りました。内容を見ても、もともと定評のあった打率、盗塁だけでなく、長打力も示し、ナショナルズあるいはMLB全体でも最もエキサイティングな選手との1人と評価されるほどになりました。

8月:   131PA 27R 5HR 15RBI .357/.366/.571 11SB
9-10月: 129PA 19R 8HR 18RBI .339/.380/.612 15SB
NLDS:  24PA 5R 1HR 1RBI .318/.333/.318  2SB

来季以降、長きにわたってナショナルズのリードオフを務めてくれることでしょう。問題は守備位置。ショートの守備力は最高レベルではないので、いずれどこかのタイミングで今季守ったセンターか、あるいはセカンド、サードへのコンバートもあるかもしれません。まあ、それは先のこと。

==========

かなり差がありますが、Turnerに次ぐ活躍を見せたと評価できるのが、NLDSでもロースター入りしたReynaldo LopezSammy SolisPedro Severinoの3人(Severinoついては、Wilson Ramosの故障という要因があったにせよ)。Lopezはトレードされていきましたが、残る2人は今後のナショナルズに不可欠の人材。特にSeverinoには2018年あたりには正捕手となってくれることを期待しましょう。

また、後半戦のクローザーMark Melanconとのほぼ1対1のトレードでパイレーツに移籍したFelipe Riveroも違った形で貢献してくれました。パイレーツでも結果を残し、ブルペン投手としてしっかりと地位を確立しています。

2016/12/17

ロースター異動まとめ(2016年12月)

12/1 Jose Lobatonと年俸調停を回避して1年契約
12/2 Derek Norrisをトレード獲得
12/2 Ben RevereがノンテンダーFAとして退団(Danny Espinosaを含め他の対象者には契約提示)
12/7 Adan Eatonをトレード獲得(Lucas Giolito, Reynaldo Lopez, Dane Dunningを放出)
12/10 Danny Espinosaをエンゼルスへトレード (Austin AdamsとKyle McGowinを獲得)
12/14頃 Emmanuel Burriss等とマイナー契約


2016/12/10

Prospect Profile #11: Lucas Giolito

[2016年12月最終更新, 2015年5月更新、2014年4月オリジナル]

このシリーズの通算第11回、2014年の第1弾は、2013年11月のBAプロスペクトランキングで1位、全体でも21位と高く評価されたLucas Giolitoです。

[Player Data]
Name: Lucas Giolito
Position: RHP
Born: July 14, 1994
Birthplace: Santa Monica, California
School: Harvard-Westlake HS (California)
Height: 6-6
Weight: 225
Bats: Right
Throws: Right
Draft: 2012-1(16) WAS
Acquired: Draft
BA Organization Rank: 2(2013)1(2014)  ⇒1(2015) ⇒1(2016)
BA Overall Rank: 67(2013)21(2014)  ⇒7(2015) ⇒5(2016)

[Scouting Report]
197センチの長身という体格を活かした100マイルに達する速球が最大の武器。スリークォーター気味に腕が出てくるが、それが微妙な変化を生み出し一層打ちづらくしている。大きく割れるカーブも高校時代から高く評価されてきた。2013年シーズンには80マイル台半ばのチェンジアップを習得。これらを組み合わせてイニング数を上回る三振を奪っている。また、2013年の与四球率3.4と、コントロールも良い。投球フォームも安定しており、既にかなり完成されている印象。Roy HalladayやJohn Smolzと比較する向きもあるほどの逸材とされる。
(Photo by Carl Kline)

[Background]
2012年の春先までは、高校生ナンバー1、あるいは全体1位指名を予想するスカウトがいたほどの逸材。しかし、右ヒジの痛みで2012年シーズンはほとんど投げられず、ドラフトが近付くに連れて評価を下げ、ドラフトの直前のBAランキングでは9位となっていた。当日はさらにナショナルズの指名順の16位までスリップ。ちなみに、同ドラフトでパドレスに全体7位指名されて入団したMax Fried投手は高校のチームメイト。UCLAへのコミットメントもあり入団交渉は難航したが、期限ぎりぎりに合意に至った。

2012年8月14日にGCLでデビューし2イニングを投げたが、懸念されていた右ヒジ痛が再発。同23日にTJ手術を受けてシーズン終了。

リハビリを経て2013年7月3日にGCLで復帰。少しずつ投球数を増やし、最長5イニングを投げられるようになったところで、Auburn(SS)に昇格して3試合に登板。両チームで計11試合、36回2/3を投げ、1.96/1.15、39奪三振、14四球という抜群の成績。球速も回復し、プロスペクトとしての評価を急上昇させた。

2014年シーズンはSSでの開幕を予想する向きが多かった中で、あえてHagerstown(A)で4月から登板。初戦こそ(寒い気候もあり)3回3失点だったが、以降は安定した投球を続け、8月中旬に投球回数制限(計97イニング)に達してシーズン終了となるまでに計20試合に先発し、2.20/1.00、110奪三振、28四球と終わってみれば圧倒的な数字を残した。7月にはオールスター前座のFutures Gameに選出。その前後には2度のリーグ週間MVPを受賞し、シーズン終了後にはリーグ最優秀投手賞も受賞。何より、TJ手術からの回復は全く順調に推移。元々高かった評価を更に高め、あらゆるプロスペクトランキングで全体トップ10入りを果たした。

2015年は開幕からしばらくフロリダで過ごした後、5月に入ってPotomac(A+)で開幕。初戦は打ち込まれたものの、2戦目は6回1失点11奪三振と快投。6月から7月にかけての6試合30イニングでは、自責点3(防御率0.95)、35奪三振と打者を圧倒。再びFutures Gameに出場した直後にHarrisburg(AA)に昇格。AAでも最初の2試合で打たれたが、8月14日の試合では7イニングを1安打1四球11奪三振の無失点に抑え、週間MVPを受賞。シーズン終了までにAAで13試合に先発して2.71/1.22の好成績で、MLB全体でも5本の指に入るエリートプロスペクトと評価されるに至った。

2016年はメジャーのスプリングトレーニングに参加した後、開幕はHarrisburg(AA)。またもやや出遅れたが、エンジンさえかかればAAの打者など相手ではないと言わんばかりの投球。6月10日に7回無失点12奪三振の快投を見せると、(AAAを飛ばし)6月28日のメッツ戦でメジャーデビュー。この試合、4回まで1安打無失点ピッチングだったが雨のため無念の降板。以降はメジャーとSyracuse(AAA)を行ったり来たりしながら投げ、AAAっでは最終的に7試合37回1/3で40奪三振、2.17/1.10としっかり抑えたが、メジャーでは出れば打たれるを繰り返した。メジャーでの成績は21回1/3で6.75/1.78。結局初白星を記録することはなかった。内容も、速球は90マイル台前半にとどまり、カウントを作ることはできても決め球に欠け、11奪三振に対して12与四球。夏にはMLB全体でも1,2を争うプロスペクトとしての評価を得ていたが、シーズン終了時には大きく評価を下げることになった。

2016年12月7日、Reynaldo LopezDane DunningとともにAdam Eatonとのトレードでホワイトソックスに移籍して、退団することになった。

[Comment]
2016年夏に最高値を付けたプロスペクトとしての評価が大きく下落したこのタイミングでのトレードはすんなりと納得できないものがありますが、メジャーでのあのピッチングを見せられてがっかりした身としては、やむを得ないかなとも思います。ともかく、再建モードのホワイトソックスであれば早々にメジャーのローテーションで投げる機会を与えられることでしょう。マイナーでのように、最初しばらく苦しんでもいずれはしっかり支配的な投手になれるよう、頑張ってください。(2016年12月)

期待通り、全体トップ10に入るトッププロスペクトに成長。今季はおそらくPotomacで過ごすことになると思いますが、しっかりと投球回数を積み上げて来春のスプリングトレーニングに呼ばれることを期待。ほぼ同じように扱われているReynaldo Lopezといい感じで競い合って一緒にステップアップしてくれればと思います。(2015年5月)

Stephen Strasburgの次の世代のエース候補として大きな期待を持って見ています。くれぐれも無理はせず、しっかり投げて、来年のプロスペクトランキングで全体トップ10に入るような飛躍を期待しています。(2014年4月)

2016/12/08

Adam Eatonをトレード獲得(Lucas Giolito, Reynaldo Lopez, Dane Dunningを放出)

ウィンターミーティング中の12月7日、大型トレードがまとまりました。相手はホワイトソックス。ホワイトソックスとの間では、つい先日Chris Saleのトレードについて合意寸前まで行った(結局はレッドソックスに奪われていました)のですが、その下交渉を踏まえてのことでしょう、外野手のAdam Eatonを獲得し、Lucas GiolitoReynaldo Lopez, Dane Dunningの3投手を対価として放出することでまとまりました。

まずは獲得したAdam Eatonについて。

Adam Eaton (2016 for White Sox) 
157G 706PA 14HR 63BB 115K .284/.362/428 14SB

左投げ左打ちの28歳の外野手。キャリア5年間の打撃成績は.284/.357/.414と、上位を任せられます。メジャーデビューしたころはパワーはありませんでしたが、直近は2年連続で14本塁打を放つなど長打力もついてきており、通算54盗塁とまずまず足もあります。今季はもっぱらライトを守りましたが、本来はセンター。守備力(特に肩)は高い評価を受けており、センターのレギュラーとして期待されます。

元々は、2010年のドラフト19順目でDバックスに入団。軽く3割を超える打撃成績を続けて、2012年のセプテンバーコールアップで早々とメジャーデビュー。翌2013年は故障で出遅れましたが、7月以降はレギュラーに定着。そのオフ、エンゼルスも巻き込む大型トレードでホワイトソックスに移籍すると、以降はリードオフとしてキャリアを積み重ねています。

上に書いたの数字だけを見るとそこまでいい選手のようには見えないかもしれません。オールスター選出もなければ、個人タイトルもありません。が、実は高い評価を受けています。打撃、守備、走塁の貢献をすべて加味したFangraphsのWARでは、今季6.0(平均的な選手と比べて1人でチームの6勝に貢献したという意味)を記録し、これはMLBの全野手で11位という好成績。しかも、この数字を3シーズン続けて伸ばしています。ちなみに、ナショナルズの選手ではDaniel Murphyの5.5(17位)が最高でした。もっと言えば、パイレーツからの獲得に向けて交渉しているとの情報が流れていたAndrew McCutchenに至っては、直近3年続けて低下させ、今季は0.8でした。

Eatonが魅力的なもう1つのポイントは経済面。年俸調停対象1年目となった2015年のシーズン前にホワイトソックスとの間で5年契約を結んでおり、このうち2017年から2019年までの3年総額1840万ドルという主力選手としては格安な契約をナショナルズは引き継ぎます。さらに2020年950万ドル、2021年1050万ドルという、今の活躍を続けていれば当然行使されるであろう球団オプションも付いています。こういう契約で主力選手を抱えることができると他の補強に資金を回すことができ、チーム力のアップにつながることが期待されます。

これから少なくとも3年間、あるいは5年間、チームのセンターを守って、打撃でも貢献してくれることを期待していい選手です。

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当然、これだけの選手を獲得するには高い代償を支払うことになりました。先日記事にしたBaseball Prospectusのランキングでは、Lucas Giolitoが2位、Renaldo Lopezが3位、Dane Dunningでも7位。主なプロスペクトをごっそり差し出すことになりました。

GiolitoとLopezの経歴については今更言うまでもないと思います。Giolitoの株はプロスペクトとしての評価が最も高かった今年の夏からするとかなり下がっており、低値で売ることになったという印象は否めません。もっとも、今季のメジャーでのピッチングを見せられるとそこまで期待感を持てないという印象が残っていますので、そこまで惜しい気がしません。是非ともこの私の印象を裏切る大投手になってください。個人的にはLopezのほうが惜しいですね。100マイル近い速球にキレのあるチェンジアップで三振の山を築くことができ、ファンがわくわくするピッチングができる投手でしたから。それにしてもマイナーをほぼ同じペースで上がってきたGiolitoとLopezの2人。ここでもそろってトレードされることになりました。

そして3人目のDane Dunningは今年のドラフト1順目29位(ナショナルズにとっては2人目の指名)で入団したばかりの右腕投手。Prospect Profilesの記事を準備していましたが、ボツですね。。。カレッジワールドシリーズが終わってからの契約でしたが、New York Penn League(SS)の打者を圧倒して評価を上げていました。アジア系の顔付きということもあって気にかけていたので、少し寂しいですが、これからの成長を遠くから見守っていきたいです(元々かなり遠くからでしたが)。

プロスペクトランキング1位のVictor Roblesを守り切ったことは評価していいと思います。投手の上位プロスペクトがごっそりいなくなった(先日のBPのトップ10では5位のErick Feddeしか残っていません)のはかなり心配ですが、即戦力ならA.J. ColeとAustin Vothが残っているし、若手なら、Tyler Watsonをはじめとする近年の高卒組が控えています。

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以上を踏まえると、高くはつきましたが、許容範囲のトレードだと思います。4人の選手がそれぞれに力を発揮し、両チームに貢献するWin-Winのトレードになることを願っています。

2016/11/27

BP: Nationals Top 10 Prospects

もう先週のことですが、主要サイトでは最も早く、Baseball Prospectus(BP)のナショナルズ組織内トップ10プロスペクトランキングが発表されました(元記事)。

1. Victor Robles, OF 
2. Lucas Giolito, RHP
3. Reynaldo Lopez, RHP
4. Juan Soto, OF 
5. Erick Fedde, RHP
6. Carter Kieboom, SS
7. Dane Dunning, RHP
8. Anderson Franco, 3B
9. Andrew Stevenson, OF 
10. Sheldon Neuse, INF

2016年ドラフト組からCater Kieboom、Dane Dunning、Sheldon Neuseの3人がランクイン。4位のJuan Sotoと9位のAndrew Stevensonを含め、半数の5人の顔ぶれが前年から代わりました。前年から消えた5人というのは、Trea Turner、Wilmer Difo、A.J. Cole、Pedro Severino、Austin Vothで、全員が現時点で40人ロースター入り(Voth以外はMLBデビュー済み)で「卒業」扱いと言っていいいでしょう。結構なことです。

このランキングに戻ると、1位がまず意外でした。夏にはMLB全体でも1位、2位を争うトッププロスペクトとの評価を得てメジャーデビューまで果たしたLucas Giolitoを差し置いて、Victor Robles。Giolitoはメジャーへの適応に苦しんでいることと、球速が落ちていることから少し評価を落とした模様。一方のRoblesは少し故障で離脱したものの、攻守ともに評価は上がり続けており、このランキングでは逆転に至りました。

3位のReyanaldo Lopezまでは確実に全体トップ100にも顔を出してくると思われますが、もしかすると4位のJuan Sotoも来るかもしれません。ドミニカ出身の18歳。左打ちの外野手。2015年の7月に150万ドルの大型契約で入団した時にちょっと話題になりましたが、当時はノーマーク。1年目17歳の今季、GCLでデビューし、.361/.410/.550、5本塁打の成績を残し、最終週にはAuburn(SS)に昇格し、そこでもしっかり打ってシーズンを終えました。守備・走塁の評価は高くありませんが、それを補って余りある長打力が魅力のようです。

5位のErick Feddeを挟み、6位にCater Kieboom、7位にDane Dunningと2016年のドラフト1順目コンビが並んでいます。この2人はデビューしたリーグでしっかり成績を残したので順当に思いますが、10位にSheldon Neuseが入ったことが次の驚きでした。元々オーバードラフト気味の評価だった上、Auburnでの打撃成績は.230/.305/.341、1本塁打でしたから、このように高く評価されるとは思いませんでした。この評価に応えるような来季を期待しましょう。

また、2016年は謎の足踏みに終わってしまったAnderson Francoが、プロ2年目でHarrisburg(AA)まで昇格し、アリゾナ秋季リーグでも大活躍だったAndrew Stevensonを上回ったことも意外でしたね。BPは公表時期が早かったので、アリゾナの結果は織り込まれていないのかもしれません。BAではStevensonはもっと上に来るのではないでしょうか。

2016/09/29

ロースター異動まとめ(2016年9月)

9/2 セプテンバーコールアップ:Sean Burnett, Matt Latos, Pedro Severino, Matt Grace, Rafael Martin, Trevor Gott, Brian Goodwin (Joe Rossを60日DLへ、Matt den DekkerをDFA)
9/4 Reynaldo Lopezをコールアップ
9/6 Lucas GiolitoとWilmer Difoをコールアップ
9/7  Stephen StrasburgとStephen DrewがDLから復帰
9/8  Strasburgの診断結果は右ヒジの筋肉の痛み(腱の断裂ではない
9/18 Joe Rossが復帰、Chris BostickをDFA
9/26 Sammy SolisがDLから復帰
9/27 Spencer Kieboomがメジャー初昇格


2016/09/13

プロスペクト・レポート (マイナーリーグ終了)

ポストシーズンに残っていたPotomac Nationals (A+)とHagerstown Suns (A)の2チームもあっさりと第1ラウンドで敗退し、マイナーリーグのシーズンが終了しました。My Top 10 Prospects+2の選手についての最終レポートです。

なお、Lucas GiolitoReynaldo Lopezの2人はメジャーに帯同しているため、まだシーズンは続いています。(成績は9月12日終了時点)

Lucas Giolito, RHP 
14G(14GS) 71.0IP 72K 34BB 3.17/1.42 [AA] 
7G(7GS) 37.1IP 40K 10BB 2.17/1.10 [AAA] 
5G(4GS) 19.1IP 10K 11BB 5.59/1.76 [MLB] 

前回レポートの後AAAで好投を続け、8月28日のロッキーズ戦で三度メジャーでの先発機会を与えられましたが、やはり5回4失点で負け投手となり即座にマイナーへ降格。続く9月2日の登板で8回無失点の快投を見せ、AAAでは十分通用することを示してマイナーのシーズンを終了しました。セプテンバーコールアップとしてメジャーに帯同し、ロングリリーフとして起用されています。何かをつかんでシーズンを終えてくれることを期待したいです。

Reynaldo Lopez, RHP 
14G(14GS) 76.1IP 100K 25BB 3.18/1.23[AA] 
5G(5GS) 33.0IP 26K 10BB 3.27/0.94 [AAA] 
7G(6GS) 32.1IP 31K 16BB 5.01/1.61 [MLB] 

こちらは前回レポートの後、8月13日のブレーブス戦でメジャー初勝利、続くやはりブレーブス戦で7回11奪三振の快投で2勝目を記録し、何かをつかんだかと期待させましたが、通用したのはブレーブス打線だけ(笑)。続くオリオールズ戦、一度マイナーでの登板を挟んでのメッツ戦でいずれも4回持たずに降板してしまいました。9月以降もメジャーに帯同し、やはりロングリリーフとして起用されています。

Austin Voth, RHP 
27G(25GS) 157.0IP 133K 57BB 3.15/1.24 [AAA] 

7月の不調の後8-9月は7試合で防御率1.96と奮起しましたが、結局メジャーに声がかかることはなく、Syracuse(AAA)のローテーションを守り続けてシーズン終了。アリゾナ秋季リーグへの派遣が決まっていますので、活躍を期待しましょう。

Erick Fedde, RHP 
18G(17GS) 91.2IP 95K 19BB 2.85/1.14 [A+] 
5G(5GS) 29.1IP 28K 10BB 3.99/1.47 [AA] 

絶好調でHarrisburg(AA)に昇格し、初戦で7回1失点の勝ち投手になりましたが、続く試合で5回途中7失点と5月以来の大量失点。壁にぶつかってどうなるかなというところでしたが特に尾を引くことはなく、6回で12三振を奪う快投で最終登板を締めくくりました(防御率もギリギリで4点を切りました)。2チームで計121イニング。TJ手術明けかつフルシーズン1年目としてはこれ以上望めない結果でしょう。

Tyler Watson, LHP 
9G(9GS) 43.0IP 48K 9BB 1.88/0.91 [SS] 
3G(3GS) 15.0IP 6BB 16K 4.80/1.47 [A] 

前回レポート後にAuburn(AA)でもう1試合に登板し、シーズン防御率を2点未満まで下げた後、Hagerstown(A)に昇格。3試合に登板し、うち2試合ではいずれも5回を2失点、7奪三振と好投。最終登板で5回、被安打9、失点4とやや打ちこまれましたが、それでも高卒2年目としては十分過ぎるシーズンになりました。

なお、前回紹介したWeston Davis は11試合で2.67/0.93、McKenzie Millsは12試合で3.71/1.33の成績で、いずれもAuburn(SS)でシーズンを終了しています。

Drew Ward, 3B 
53G 203PA 3HR 24RBI 22BB 51K .219/.310/.309 0SB [AA] 
64G 268PA 11HR 32RBI 34BB 70K .278/.377/.491 0SB [A+] 

Harrisburg(AA)に昇格した後は、調子を上げることができないままにシーズン終了。参加が内定しているアリゾナ秋季リーグでの活躍を期待しています。

Andrew Stevenson, CF 
65G 280PA 2HR 16RBI 20BB 51K .246/.302/.328 12SB [AA] 
68G 300PA 1HR 18RBI 24BB 44K .304/.359/.418 27SB [A+] 

Wardと仲良しですね。こちらもAA昇格後は目立つ結果を残せずに終了。やはりアリゾナ秋季リーグへの参加が予定されています。

Victor Robles, CF 
41G 198PA 3HR 11RBI 14BB 32K .262/.354/.387 18SB [A+] 
64G 285PA 5HR 30RBI 18BB 38K .305/.405/.459 19SB [A] 

GCLでリハビリ出場した後、8月12日にPotomac(A+)に復帰。復帰後の22試合では.281/.364/.406という成績。Aでの成績に比べると見劣りしますが、まだ19歳という年齢を考えれば上出来。ますます将来が楽しみです。

Jakson Reetz, C 
88G 342PA 4HR 38RBI 38BB 79K .230/.346/.357 4SB [A] 

前回レポートから、打率、出塁率、長打率とも少しずつ改善してシーズンを終了。打撃成績はなかなかぱっとしませんが、フルシーズン捕手としてプレーしてきて疲れがたまっていたであろう8-9月に.286/.388/.429の結果を残して終えたことは評価していいと思います。そもそも高卒3年目にとってはチャンジングなリーグでしたから。プロスペクトとしての評価を下げる必要はないと思います。

Anderson Franco, 3B 
24G 88PA 1HR 9RBI 4BB 5K .277/.307/.349 1SB [Rk] 

シーズン終盤はほぼサードのレギュラーとしてプレーしましたが、打撃成績は低下。昨シーズンの同じGulf Coast Leagueでの成績(46試合でOPS.759)を大きく下回ってしまいました。故障という情報は入っていませんでしたが、出遅れたことといい、何かがあったんでしょう。残念。

Carter Kieboom, SS 
36G 155PA 4HR 25RBI 12BB 43K .244/.323/.452 1SB(2CS) [Rk] 

GCLで最後までレギュラーとしてプレーし、上記の打撃成績。前回レポート時には0本だったホームランを8月11日以降に4本記録。これにより(打率はやや落としましたが長打率が上昇し)OPSは.747から.774に上昇しました。選球眼に守備にとまだまだ課題は多いものの期待感を抱かせるプロデビューと言っていいでしょう。

Dane Dunning, RHP 
1G(1GS) 2.0IP 3K 0BB 0.00/0.00 [Rk] 
7G(7GS) 33.2IP 29K 7BB 2.14/0.98 [SS] 

前回レポートの後の3試合計19イニング(なお、うち1試合は記録上9イニングを完投したことになっていますが、雨天中断で後日続きが行われた試合の前と後の2日に渡って投げています)でわずか2失点と圧倒してシーズンを終了。申し分ないプロデビューとなりました。来季はHagerstown(A)スタートでしょう。

2016/08/29

ロースター異動まとめ(2016年8月)

8/6 Ryan Zimmerman DL入り、Brian Goodwinが初昇格
8/13 Reynaldo Lopez 再昇格、祝 Jonathan Papelbon 解雇
8/17 Sammy Solis がDL入り、Koda Gloverが再昇格
8/18 A.J. Coleを招集し、GoodwinをAAAにオプション
8/20 ZimmermanとJose Lobatonが復帰、ColeとPedro SeverinoをAAAのにオプション
8/22 Stephen StrasburgがDL入り、Coleが再昇格
8/25 Marc Rzepczynskiをトレード獲得し、LopezをAAAにオプション
8/28 Lucas Giolitoが昇格し、Wilmer DifoをAAAにオプション
8/29 GiolitoをAAAにオプションし、Michael Taylorを招集

2016/08/10

プロスペクト・レポート (8/8まで)

7月はさぼってしまったので2か月ぶりとなる、My Top 10 Prospectsの選手についてのフォローアップです。

その間に、Lucas GiolitoとReynaldo Lopezの2人が(結果はともかく)メジャーデビューを果たしましたが、今一番の注目を集めているのはErick Feddeです。

また、おまけとして、今年のドラフト1順目の2人についてもレポートしておきます。

(※成績は8月8日終了時点。)

Lucas Giolito, RHP 
3G(3GS) 11.0IP 5K 9BB 4.91/1.91 [MLB] 
3G(3GS) 15.1IP 18K 8BB 4.11/1.76 [AAA] 
14G(14GS) 71.0IP 72K 34BB 3.17/1.42 [AA]

6月28日のメッツ戦で(AAAを飛ばして)メジャーデビュー。この試合、4回まで1安打無失点でしたが雨のため降板。降板時点でリードしており、結局5-0で勝ったあの試合が、今から思えば最も白星に近い試合でした。以降はAAAと行ったり来たりしながら投げていますが、残念な結果ばかりで急速に期待がしぼんでいます。投球回数も考えると9月以降に投げる可能性は小さいはず。メジャーで投げる機会を与えられるかどうかはわかりませんが、どこであれもう一度調子を取り戻し、いい感じでシーズンを終えてもらいたいところです。

Reynaldo Lopez, RHP
2G(2GS) 8.2IP 13K 6BB 9.35/2.31 [MLB] 
4G(4GS) 26.0IP 22K 7BB 3.12/0.96 [AAA] 
14G(14GS) 76.1IP 100K 25BB 3.18/1.23[AA]

Giolitoがメジャーに上がったタイミングでAAAに昇格し、2試合に好投。Giolitoと入れ替わりで7月19日にメジャーデビュー。その後、AAAとメジャーとを行ったり来たりしているのもGioitoと同様。メジャーでは結果を残せていませぁキ)タ|ェ、将来性を感じさせるピッチングでした。AAAでは結果を残している(7月24日には完封勝利)し、現時点ではGiolitoを評価で上回っているかもしれません。こちらも9月に投げることはまずないでしょう(ブルペンなら可能性があるかもしれませんが)。

Austin Voth, RHP 
21G(21GS) 122.2IP 101K 40BB 3.45/1.23 [AAA]

Syracuse(AAA)のローテーションを守り続けています。Giolito、Lopezに抜かれて気落ちしたわけではないと思いますが、7月の月間防御率は4.60と低迷。メジャーデビューまであと少し。踏ん張れ、頑張れ。

Erick Fedde, RHP 
18G(17GS) 91.2IP 95K 19BB 2.85/1.14 [A+]

ここ1か月ほどのナショナルズのマイナーリーガーで最もホットな存在がFeddeです。前回6月の記事を書いた時点での防御率は4.78でしたが、その後の8試合、計42.2イニングの自責点はわずか3、この間の防御率0.63という驚異的な数字を残しています。A+クラスの打者を圧倒・オ桙オ、次回登板はHarrisburg(AA)に昇格することが発表されています。こちらもTJ明けで投球回数制限が厳しく課されることが想定されています。

Tyler Watson, LHP
8G(8GS) 37.0IP 40K 8BB 2.19/0.97 [SS]

Auburn(SS)のローテーション投手として順調に投げています。与四球は1登板1つペースと悪くなく、イニング数を上回る三振を奪う素晴らしい成績。New York Penn Leagueのオールスター(8月16日開催予定)にも選ばれました。

Auburnには、Watson(2015年34順目)に加えて、McKenzie Mills(2014年18順目、8試合2.65/1.29)、Weston Davis(2014年11順目、7試合2.65/0.79)と近年の高卒入団投手がローテーションにそろっており、フォローするのが楽しいチームです。このまま3人そろって成長してくれることを期待しています。

Drew Ward, 3B 
38G 145PA 3HR 18RBI 18BB 33K .228/.324/.339 0SB [AA]
64G 268PA 11HR 32RBI 34BB 70K .278/.377/.491 0SB [A+] 

6月下旬に卒業という感じでA+からAAに昇格。その後は、やや苦しんでいる様子。ただ、直近の15試合に限れば.261ですから決して悪くない。シーズンが終わるまでにもう一暴れできると来季につながります。

Andrew Stevenson, CF 
39G 162PA 2HR 10RBI 6BB 23K .232/.259/.323 4SB [AA] 
68G 300PA 1HR 18RBI 24BB 44K .304/.359/.418 27SB [A+]

打率3割を記録し、Wardとともに6月下旬にAAに昇格。やはり昇格後に苦しんでいるところもWardと同じ。こちらも直近の11試合なら.293。盛り上がってシーズンを締めましょう。

Victor Robles, CF 
19G 87PA 2HR 7RBI 5BB 12K .236/.341/.361 9SB [A+]
64G 285PA 5HR 30RBI 18BB 38K .305/.405/.459 19SB [A]

やはり6月末にAを卒業し、ちょうどStevensonの後釜としてA+に昇格。出だしなかなかヒットが出なかった後、6試合連続安打とペースをつかんだ矢先、7月18日の試合で左手に死球を受けて「DL入り。8月6日にGCLでのリハビリ出場を開始していますので、まあ大丈夫だと思われます。

Jakson Reetz, C 
72G 283PA 4HR 31RBI 32BB 66K .216/.330/.339 2SB [A]

前回レポートじから、打率は微減。出塁率と長打率はかなり低下。健康に経験を積んでいることが救いですが、なかなか打てませんね。

Anderson Franco, 3B
11G 33PA 0HR 4RBI 1BB 5K .313/.333/.375 0SB [Rk]

GCLで開幕。ただし、GCLでも必ずしもレギュラー出場していません。出ればまずまずヒットは打っていますが。何か問題があるのでしょうか。

Carter Kieboom, SS 
22G 97PA 0HR 11RBI 8BB 28K .250/.330/.417 0SB [Rk] 

GCLの開幕以来、ほぼレギュラーとしてプレー。7月20日くらいから10日間ほど休み、心配しましたが、その後復帰しています。三振が多いことを除けば、打撃成績としてはまずまず。ホームランはありませんが、二塁打、三塁打で長打率を稼いでいます。守備面では17試合で5つのエラーを記録。これはちと多いですね。

Dane Dunning, RHP 
4G(4GS) 14.2IP 13K 4BB 3.68/1.09 [SS] 
1G(1GS) 2.0IP 0ER 3K 0BB 0.00/0.00 [Rk] 

カレッジワールドシリーズが終わるのを待ってからの契約となったため、やや遅めの7月9日にGLCでの調整登板でプロデビュー。すぐにAuburn(SS)に合流し、4試合に先発。3試合目で初黒星を喫しましたが、次の登板で5回1失点と好投して初白星。奪三振率もWHIPも悪くないし、これからに期待が持てそうです。

2016/08/01

ロースター異動まとめ(2016年7月)

※ 2016年7月は忙しい日々でした。

7/3 Stephen Strasburg 復帰、Joe Rossが右肩痛でDL入り
7/4 Jonathan Papelbon 復帰、Michael Taylorがマイナー行き
7/8 Ryan Zimmerman DL入り、Lucas Giolito マイナー行き、Trea TurnerとTaylorを招集
7/19 Reynaldo Lopezが初昇格、Sammy Solisが右膝痛でDL入り
7/20 Koda Glover 初昇格、Lopezをオプション、Nick LeeをDFA
7/24 Giolito 再昇格、Gloverをオプション
7/26 ZimmermanとSolisがDLから復帰, GioiltoとTaylorをオプション
7/27 Stephen Drewが重度のめまいでDL入り、Wilmer Difoが今季初昇格
7/29 Jose Lobatonが左肘痛のためDL入り、Pedro Severinoが昇格
7/30 パイレーツとの間でトレードに合意(Mark Melanconを獲得し、Felipe RiveroとTaylor Hearnを放出)【後日別記事予定】
7/30 Reynaldo Lopezを再招集
7/31 Melanconが25人ロースター入りし、Lopezをオプション

2016/07/08

7/7 4本塁打も、Giolitoが4回もたず

L7-9@NYM (Season 51-36)
Giolito(ND) 3.2IP 4ER 7H 4BB 4K
Perez(L) 1.1IP 3ER 4H 1BB 2K
Murphy 2/5 HR(15) 2R 3RBI
Harper 2/5 HR(19) R RBI
Rendon 2/4 HR(9)  R RBI
Robinson 1/3 HR(4) BB R RBI

ナショナルズの先発は、前回のメジャーデビューが雨のため4回(無失点)降板となってしまったLucas Giolito。この日は雨予報もなく、どういうピッチングを展開するか楽しみにしていました。また試合前にはそのGiolito(21歳)とメッツ先発のBartolo Colon(43歳)の年齢差対決も注目されていました。

結果的には、Giolito(4回途中4失点)もColon(4回6失点)も残念な結果となりました。

序盤をリードしたのはナショナルズでした。1回表先頭のBen Revereがいきなりライトへ三塁打を打って試合開始。Daniel Murphyのタイムリーで還って先制。3回裏にDanny Espinosaのエラー(と記録はされていませんが、ちゃんと処理していればイニング終了のショートゴロをちょっとお手玉して一塁セーフ)から追いつかれましたが、4回表にBryce Harper、Clint Robinson、Anthony Rendonがソロ本塁打を打って、一気に3点をリードしました。

しかしこのリードをGiolitoが守りきれませんでした。4回裏、Travis d'Arnaud、Jose Reyesにソロ本塁打を打たれて1点差。さらに2死走者なしから連続二塁打で同点とされ、続く打者に四球を出したところで、降板となってしまいました。

この日のGiolitoは序盤からとにかくコントロールが悪かった。四球も多ければ、甘いコースに行って痛打された打球も多く、(Espinosaなどの)好守に救われていなければもっと早くに失点していても不思議ないピッチング。前回のほうが良かったですね。

そう言っても、Giolitoが降板した時点では4-4の同点。5回表にはWilson Ramosのタイムリーなどで2点をリードしており、十分勝てるはずの試合でしたが、5回裏にOliver PerezがWilmer Floresに3ランを打たれて逆転されると、その後、追いかけては突き放されるを繰り返してゲームセット。両軍ともに4本の本塁打が出ましたが、ナショナルズが全てソロだったのに対し、メッツは1本がそのFloresの3ランだったという差が出ました。

2016/06/29

6/28 Giolito(雨のため)4回無失点デビュー

(後日、もうちょっと書き足すかもしれません)

W5-0 Mets (Season 46-32)
Giolito(ND) 4.0IP 0ER 1H 2BB 1K
Perez(W2-1) 0.2IP 0ER 1K
Harper 2/4 double HR(16) 2R 2RBI
Ramos 2/4 double R 2RBI
Rendon 2/4 triple RBI

大きな期待を背負って迎えたLucas Giolitoのデビュー戦。天候には恵まれませんでしたが、投球内容としては十分素晴らしいものでした。

雨で1時間近く遅れて試合開始。立ち上がり、緊張からかややボールが上ずり、先頭のCurtis Grandersonにつまりながらもレフト前に運ばれるヒットを打たれ、2番のAsdrubal Cabreraにもボール先行と苦しみましたが、最後はインローの速球で空振り三振(初奪三振)。この後は、落ち着いた投球で、4イニングを無失点で終えました。

2回裏にAnthony Rendonの三塁打で先制してくれたので、このままあと1イニング投げきれば勝投手になれるところでしたが、4回裏のナショナルズの攻撃中に雨脚が強くなり、2度目の中断。この中断は1時間半に及び、Giolitoの初登板はここで終わってしまい、初白星はおあずけ。

その後、Bryce Harperの2ランなどで追加点を奪い、Yusmeiro Petit、Oliver Perez、Sammy Solis(最長の2イニング)、そして9回はShawn Kelleyが出てきて完封リレー。

快勝。

MVP: Lucas Giolito





2016/06/28

ロースター異動まとめ(2016年6月)

6/3 Ryan Zimmermanが出産立会休暇、Trea Turnerがメジャー合流
6/6 Zimmermanが復帰、TurnerをAAAにオプション
6/14 Jonathan PapelbonがDL入り、Matt Belisle復帰
6/27 Stephen StrasburgがDL入り、Rafael Martinがメジャー昇格
6/28 Lucas Giolito が初昇格、MartinをAAAへオプション

2016/06/23

Giolito, Whiting, Mapesが週間MVP(minor)

何だかぼんやりしていましたが、Harrisburg(AA)のLucas Giolito投手が6月12日までの週のリーグ週間MVPを受賞していました。他にもPotomac(A+)のBoone Whiting投手も同じ週に、また、翌19日までの週にはHarrisbur(AA)のTyler Mepes投手も受賞していました。

Lucas Giolito, RHP
6月10日の試合で7回無失点12奪三振の好投が評価されました。トッププロスペクトが本領発揮。自身4度目(AAでは昨年8月以来2度目)の週間MVPです。

Boone Whiting, RHP
6月10日の試合で6回2/3を無失点の好投。今季マイナーFAとして加入した、26歳の右腕。元々はカージナルスの2010年ドラフト18順目で、昨季はロッキーズ傘下のAAAで投げていました。プロスペクトとは言い難い選手ですが、頑張っています。

Tyler Mapes, RHP
2014年のドラフト30順目で大卒入団。30順目という指名順からも決して期待が大きな選手ではありませんでしたが、2014年、2015年として主にブルペン投手として結果を残して順調に昇格し、今季はAAで先発投手として起用され、そこそこ投げています。

2016/06/18

プロスペクト・レポート (6/17まで)

前回(5月15日まで)から約1か月。17日にAuburn(SS)のシーズンが開幕し、Tyler Watsonが初登板したこともあり、My Top 10 Prospectsの選手についてフォローアップしておきます。

(※ 成績は6月17日終了時点。)

Lucas Giolito, RHP 
13G(13GS) 66.1IP 69K 30BB 2.71/1.36 [AA]
さあ、エンジンがかかってきました。前回からの1か月の間に登板した全6試合で自責点2以下(防御率1.75)。44奪三振に対してわずか10四球と、コントロールも改善。特に6月10日の試合では7イニングを投げて自責点0、1四球、12奪三振の快投。シーズン成績を見ても、AAAあるいはメジャーへの昇格の声がかかっても不思議がない数字になってきました。

Reynaldo Lopez, RHP
12G(12GS) 61.1IP 77K 23BB 3.82/1.30[AA]
チームメイトのGiolito同様、この1か月でぐっと数字を改善しました。特に、この1か月間の30イニングでの45奪三振(9四球)は素晴らしい数字。6月8日の試合では7回で13奪三振を奪っています。

Austin Voth, RHP 
12G(12GS) 68.1IP 66K 17BB 2.90/1.16 [AAA]
引き続きSyracuse(AAA)のローテーションで順調に先発を重ねています。メジャーのローテーション投手に全く空きが出ないので出番はありませんが、コールアップの一番手であることに変わりはないはず。メジャーデビューが待ち遠しいでしょう。

Erick Fedde, RHP 
10G(10GS) 49.0IP 48K 12BB 4.78/1.27 [A+]
残念な結果となっていると書いた前回記事の後、5月23日、28日にいずれも無失点の好投を演じた矢先、脇腹(肩やヒジでなくてホッとしました)を痛めたとのことでDL入り。心配しましたが、6月17日にきちんと復帰し、4回1失点。これからしっかりイニング(経験)を積み重ね、数字も改善していってくれることを期待します。

Tyler Watson, LHP
1G(1GS) 5.0IP 7K 1BB 0.00/0.80 [SS]
今季の開幕はAuburn(SS)。開幕戦のマウンドに送り込まれ、5イニングを3安打1四球で無失点に抑える堂々のピッチング。7奪三振も光ります。さあ、これからが楽しみです。

Drew Ward, 3B
58G 243PA 11HR 30RBI 30BB 61K .295/.391/.529 0SB [A+]
ほんの少し数字を落としたものの、引き続き順調なシーズンを送っており、オールスターにも選出されました。ホームランが実にいいペース。どうせならシーズン3割をクリアしてほしい。

Andrew Stevenson, CF 
63G 278PA 1HR 17RBI 22BB 41K .296/.351/.403 25SB [A+]
打撃は開幕直後の勢いを失い、シーズン打率が3割を切ってしまいました。まあ、それでも決して悪い数字ではなく、Wardとともにオールスターに選ばれています。もう一度エンジンをふかせてもらいたい。

Victor Robles, CF 
59G 263PA 5HR 29RBI 17BB 33K .315/.417/.460 18SB [A]
こちらも僅かに数字を落としたとはいえ、打率は軽く3割超を維持。盗塁数を順調に伸ばしている一方で、盗塁死は減らしており、成長を伺えます。気になるのは時々休んでいること。どこかに、あまり大きくないケガでもしているのかもしれません。

Jakson Reetz, C 
39G 157PA 2HR 16RBI 23BB 36K .220/.365/.350 2SB [A]
シーズン打率はまだ2割を少し超えた程度ですが、前回レポートからの1か月間では打率.254という数字を残しており、また出塁率は相変わらずの高水準ですから、心配しなくてもいいのかもしれません。

Anderson Franco, 3B
Auburn(SS)の開幕ロースターには名前がありません。GCLスタートなのか、故障なのか。。。

2016/05/16

プロスペクト・レポート (5/15まで) その1

シーズンが始まって1か月あまりが経過しました。My Top 10 Prospectsの選手がどう過ごしているか、まとめておきます。

なお、明日もう1本記事をアップする予定ですが、そちらでは、My Top 10以外で各チームで目立つ成績を残している選手を紹介します。両方合わせて見てもらうと分かりますが、センターの層の厚さが目立ちます。

(※ 成績は5月15日終了時点。)

Lucas Giolito, RHP 
7G(7GS) 30.1IP 25K 20BB 3.86/1.68 [AA]
開幕から7試合、Harrisburg(AA)のローテーションで投げていますが、20与四球に現れているようにコントロールに苦しんでいます。開幕から5試合は、おそらく予定通りで4イニング以下。6試合目に6イニングを投げて与四球1の2失点で今季初勝利を記録し、いよいよ本領発揮かと思いましたが、続く直近の試合では、6回表だけで3四球を与えてしまいイニング途中で降板(3失点したものの味方エラーもあったため自責は0)。きっかけさえあれば好投し始めると信じています。

Reynaldo Lopez, RHP
6G(6GS) 31.1IP 31K 14BB 4.60/1.31[AA]
こちらも開幕からAAのローテーションで投げていますが、同僚のGiolitoとどっこいどっこいの結果。イニング数とほぼ同じ数の三振を奪っており悪くはありませんが、余計な四球も多く、失点を重ねています。Giolito同様、これからギアを上げて行ってほしいです。

Austin Voth, RHP 
6G(6GS) 35.0IP 36K 5BB 2.31/1.00 [AAA]
開幕からSyracuse(AAA)のローテーション投手として6試合に先発。うち4試合で自責点0。やはり4試合で無四球。イニング数を上回る36奪三振。素晴らしい成績です。強いて懸念を挙げれば、打たれた2試合が4失点、5失点と派手に失点しており好不調の波が大きいのかなという点ですが、合計でこれだけの数字を残せば、文句の付けようがありません。メジャーのローテーションに何かあればコールアップの一番手と言っていいでしょう。それはいつになるでしょうか。

Erick Fedde, RHP 
7G(7GS) 34.0IP 35K 9BB 6.62/1.44 [A+]
Potomac(A+)のローション投手として7試合に先発していますが、ここまでは残念な結果となっています。特に、5月4日のLynchburg戦では、7本の長短打と1死球で6点を失い、1回を投げ切ることさえできず。もっとも、奪三振はイニング数を上回り、四球もそれほど多くないので、防御率ほどひどい内容ではないはず。どこかで風向きを変えたい。

Tyler Watson, LHP
高卒ルーキー。まだ出場機会はありません。6月以降にRkかSSに所属するはず。

Drew Ward, 3B
34G 148PA 7HR 21RBI 17BB 37K .305/.399/.547 0SB [A+]
故障もあって不完全燃焼に終わった昨シーズンと同じPotomac(A+)で開幕。開幕から7試合連続安打(うち2本塁打)のロケットスタートを切り、4月の成績は.310/.396/.560、5本塁打。5月に入ってもほぼ同水準の数字。A+の投手をしっかり打ち込んでいます。三振は多いものの、四球もしっかり選んでおり、何より長打が出ていることが期待感を高めています。シーズン途中のAAへの昇格もあるかも。

Andrew Stevenson, CF 
32G 150PA 5triple 0HR 10RBI 14BB 20K .346/.405/.474 14SB(6CS) [A+]
Potomac(A+)の1番センターとして活躍中。チームメイトのWardを上回る開幕から11試合連続安打を記録。その後も打ち続け、リーグトップの46安打、出場32試合のうちノーヒットに終わったのはわずか5試合と、立派な安打製造機となっています。本塁打はありませんが、二塁打、三塁打を量産中。盗塁も期待通りに積み上げています(盗塁死も目立ちますが)。

Victor Robles, CF 
33G 147PA 3HR 17RBI 9BB 16K .336/.423/.484 12SB(6CS)
こちらはHagerstown(A)の1番センターとして打ちまくっています。3本塁打に現れるように長打力もあり、盗塁もあり、三振の少なさも魅力。しかし、5月13日の試合の8回裏の打席で代打を出され、14、15日は欠場。特に故障情報は見つけられていませんが、少し心配です。

Jakson Reetz, C 
20G 79PA 0HR 4RBI 13BB 16K .183/.372/.267 1SB [A]
昨季はSSでも打てなかったにも関わらず、Hagerstown(A)で開幕。ベネズエラ出身の22歳、Jorge Tilleroと先発マスクをほぼ分け合っています(Reetzの育成という観点からは、いいことだと思います)。打撃成績を見ると苦しんでいるようですが、しっかりとボールを見極め13四球を選び、出塁率は立派です。焦る必要はありません。

Anderson Franco, 3B
まだ出場機会はありません。6月以降に(昨シーズン終盤に昇格した)SSに所属するはず。

2016/04/10

My Top 10 Prospects 2016

さて、7日にマイナーリーグも開幕。My Top 10 Prospects も2016年版に更新します(2015年版はこちら)。

今年も、トッププロスペクトであり、かつ次の2つの要件を満たす選手の中から選んでみました。

① 2016年開幕までにAAA以上に到達していない
② 24歳未満

カッコ内は年齢と開幕時のレベル(現時点で配属されていない選手は予想)。

PITCHERS
Lucas Giolito, RHP (21, AA)
Reynaldo Lopez, RHP (22, AA)
Austin Voth, RHP (23, AAA)
Erick Fedde, RHP (23, A+)
Tyler Watson, LHP (18, おそらくSS)

上の4人は昨年から引き続き。メジャーデビューで卒業したJoe Rossに代わって、誰を入れようかかなり迷いましたが、昨年のドラフト34順目の高卒入団、Tyler Watsonを選んでみました。昨季GCLでデビューしてわずか5試合の登板ながら、快投しています。同じ昨年のドラフトでもう少し上位で指名された投手も何人かイましたが、希望枠?として高卒のWatsonにしました。大きく育って下さい。

HITTERS
Drew Ward, 3B (21, A+)
Jakson Reetz, C (20, A)
Victor Robles, OF (19, A)
Anderson Franco, 3B (18, おそらくSS)
Andrew Stevenson, OF (21, A+)

Victor RoblesとAnderson Francoのドミニカ出身のティーンエイジャーの2人と2016年ドラフト最上位(2順目)のAndrew Stevensonの3人が新規加入。Trea TurnerWilmer Difoがメジャーに到達して卒業。もう1人、Rafael Bautistaも、決して大きく評価を下げたわけではないのですが、期待感という観点から上記の3人を優先しました。むしろ前年から残ったDrew WardとJakson Reetzの2人は昨季残念なシーズンを送って評価を下げており、奮起が期待されます。

まずは皆、怪我なく成長してくれることを願います。

2016/03/23

BA: 2016 Top 100 Prospects

完全に記事にするのを忘れていました。。。

もう1か月以上も前ですが、BAが全体トップ100を発表していました(元記事)。全体1位、2位はBPやMLB.comと同じですが、3位以下はやや異なっており、我らがLucas Giolitoは全体5位、投手陣でも2位とやや低めの評価。一方で、Trea Turnerが全体9位と、トップ10入りの高評価を受けました。

1. Corey Seager, SS, LAD
2. Byron Buxton, OF, MIN 
3. Yoan Moncada, 2B, BOS
4. Julio Urias, LHP, LAD
5. Lucas Giolito, RHP, WAS 
6. J.P. Crawford, SS, PHI
7. Alex Reyes, RHP, STL
8. Orlando Arcia, SS, MIL 
9. Trea Turner, SS, WAS
10. Joey Gallo, 3B, TEX

トップ10に入った2人以外のナショナルズのプロスペクトは次の通り。全部で5人というのはBP、MLB.comの各4人より多く、うれしいですね。

33. Victor Robles, OF 
82. Erick Fedde, RHP 
92. Reynaldo Lopez, RHP

2016/03/07

STノート②(3/3-6) Zimmermann vs. Strasburg!

3月6日まででローテーションが一回りし、ほとんどの選手が出場しました。

この間のハイライトは、5日のタイガース戦。タイガースのユニフォームを着ての初の実戦となったJordan Zimmermannと迎え撃つStephen Strasburgのマッチアップとなりました。Strasburgが2ランを被弾した(とはいえ、内容は上々だったとのこと)のに対し、Zimmermannは打者9人に対して1安打。結果はともかく、随分と盛り上がったようです。今年は5月9-11日に交流戦でタイガースがワシントンに来ます。そこでZimmermannが投げると一層盛り上がることでしょう(ファンからは温かく迎えられること間違いなし)。

その他、いくつかのトピックを拾っておきます。

● 出遅れ選手
未だに出場機会がないのは、野手ではWilson Ramosと Ryan Zimmermanの2人。Ramosは4日にレーシック手術を受けたためで、今週中には実戦に復帰見込み。順調にスプリングトレーニングを過ごしていたので、心配なさそうです(オフの間に受けておけよ、とは思いますが)。

一方、Zimmermanは心配です。昨年から苦しんでいる足底筋膜炎が未だに完治しておらず、様子を見ながらとなっているようですが、少なくともあと2週間程度は試合に出られないということで、黄信号が灯っています。この機会に、足底筋膜炎について調べてみましたが、野球選手でなくても発症している人はいて、なかなか治らず苦労している人が多いようですね。

投手陣でまだ投げていないのは、Oliver Perez、Felipe Rivero、Matt Belisle、それにJonathan Papelbonの4人。うち、Papelbonは家庭の事情ということでしたが、他の3人については状況不明。特に故障でなければよいのですが。

● 先発
上述のStrasburgを含め、3本柱は各2イニング。順調に調整中。

その他の投手はかなり明暗が分かれています。先に残念だったほうから紹介すると、Bronson Arroyoが2回を投げて4安打2四球2失点。球速も80マイル台前半で、強烈な打球が野手の正面を付きアウトになったという幸運にも助けられてこの結果だったようです。A.J. Coleは1イニングで4安打2失点。Taylor Jordanも1イニングで3安打3失点。

良かったほうで目立つのは、6日に先発を任されたBlake Treinen。完全にブルペン転向でもいいと思うんですが、とりあえず先発として調整されられています。この試合では、2イニングを1安打無失点。スプリングトレーニングでMike Madduxコーチから指導を受けたチェンジアップに自信を持ったようです。

● ベテラン勢奮闘中
序盤戦、野手で特に目立つ数字を残してるのが、Scott Sizemore。2日の初戦に続き、5日の試合でも決勝ソロ本塁打。チーム最多の5試合(つまり全試合)に登場して、わずか9打席とはいえ、.571/.667/1.571という抜群の数字。この他にも、Blendan Ryanが9打席で.444/.444/.667、Reed Johnsonもやはり9打席で.429/.556/.429と、マイナー契約のベテラン勢が奮闘しています。一方、40人ロースターに入っているものの後が無い立場となっているTyler Mooreが8打席で1安打のみ。がんばれ。

● プロスペクト
最も注目されるトッププロスペクト、Lucas Giolitoが4日の試合で初登板。球速は既に95マイルを計測し、カーブも高い評価。2イニングを1安打3奪三振の無失点と文句の付けようのない結果を残しました。

Trea Turnerは4試合に出場。ヒットは3日の試合でのホームランの1本だけですが、俊足では何度も目立っており、評価は上がっています。Wilmer Difoも3ラン本塁打を記録(ただし、エラーも3つ記録)と目立っています。

2016/02/24

Sickels: Nationals Top 20 Prospects

Minor League BallのJohn Sickelsのナショナルズ・プロスペクトランキング(元記事)が発表されました。

上位の顔ぶれにあまり驚きはありません。珍しい名前は、15位のMax Schrockくらい。逆に漏れている選手は、Blake Perkins、Drew Ward、Jakson Reetzといったまだ結果は残していない高卒入団野手。まあ、そういう傾向なんでしょう。

Grade A
1. Lucas Giolito, RHP 
Grade A- 
2. Trea Turner, SS
Grade B/B+
3. Victor Robles, OF
Grade B 
4. Reynaldo Lopez, RHP
5. A.J. Cole
Grade B/B-
6. Erick Fedde, RHP
Grade B-
7. Wilmer Difo, SS
8. Anderson Franco, 3B
9. Austin Voth, RHP
Grade B-/C+
10. Andrew Stevenson, OF
Grade C+
11. Osvaldo Abreu, INF
12. Rafael Bautista, OF
13. Chris Bostick, INF
14. Pedro Severino, C
15. Max Schrock, 2B
16. Rhett Wiseman, OF
Grade C+/C
17. Raudy Read, C
18. Abel De Los Santos, RHP
19. Koda Glover, RHP
20. Nick Lee, LHP