ラベル Escobar の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル Escobar の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2016/01/02

ロースター異動まとめ(2015年12月)

12/2 Tyler MooreJose Lobatonと年俸調停を回避して1年契約
12/2 Craig StammenがノンテンダーFA、Stephen Strasburg, Drew Storen, Danny Espinosa, Wilson Ramos, Anthony Rendonの5人に契約提示
12/4 Oliver Perezと2年契約
12/9 Yusmeiro Petitと1年契約
12/10 Yunel EscobarTrevor Gottのトレード(別記事
12/10 Shawn Kelleyと3年契約
12/24 Aaron Laffey, Jhonatan Solanoの2選手とマイナー契約
12/25 Daniel Murphyと3年契約 (別記事
12/29 Stephen Drewと1年契約


2015/12/11

Yunel EscobarとTrevor Gottのトレード

12月10日、ウィンターミーティングの最終日にエンゼルスとの間でトレードが成立しました。Yunel Escobarと150 万ドル(ちなみに、Escobarの来季年俸は700万ドル)をエンゼルスに送り、Trevor Gottとマイナーのベテラン右腕Michael Bradyを受け取りました。

Yunel Escobar (2015 Season for Nationals)
139G 591PA 9HR 56RBI 45BB 70K .314/.375/.415 2SB

33歳の内野手。昨オフ、Tyler Clippardとのトレードでやってきた際には素行面での不安を言われていましたが結果的に大きな問題はなく、上位打線を中心に、時には4番に入って高い打率・出塁率、低い三振率を記録。リーグMVPを獲得したBryce Harperに次ぐ頼りになる打者として貢献してくれました。打撃面ではキャリアベストのシーズンと言っていいでしょう。問題は守備。2014年まではショートでしたが、守備範囲を中心に限界。今春はセカンドへのコンバートが画策されましたが、Anthony Rendonの故障もあって結局はサードでシーズンのほとんどを過ごしました。ただ、サード守備の評価も低く、どうしたものかという感じでした。その点、DHもあるエンゼルスでは活躍のチャンスは広がる思われます(とりあえずセカンドとして使われる見込みのようですが)。比較的安値での保有期間がまだ2年(おそらく行使されるであろう球団有利な内容のオプションを含め)残っていたので惜しい気もしますが、守備の低下から使いにくくなる可能性もあった選手を高値で売り抜けたとも評価できます。

さて、これにより、現時点の布陣は、セカンドDanny Espinosa、サードRendon、ショートTrea Turner、控えWimer DifoChris Bostickとなってしまいました。さすがにこのまま開幕を迎えるとは思えません。が、FAで残っている二遊間を守れる選手としては、Ian Desmondを除くと、Howie KendrickDaniel Murphy(左)、Alexei RamirezJimmy Rollins(両)くらい。このうちRollinsについては少し噂が出ていましたね。セカンドかショートかは別として、いずれにせよ、Espinosaの存在感が高まりそうです。

そのEscobarを一部のサラリー負担までして放出して獲得したのが次の2投手。

Trevor Gott (2015 Season for Angels)
48G 47.2IP 16BB 27K 3.02/1.24

23歳のブルペン右腕。パドレスの2013年ドラフト6順目。2年目の2014年には早々にAAまで昇格し、その夏にHuston Streetのおまけという感じでエンゼルスにトレード移籍。今季もAAで開幕しましたが、5月にはAAAに昇格。そして6月19日にメジャーデビュー。以降、マイナーに落とされることなく過ごし、次第に重要な場面で起用されることが増え、最終的には14ホールドを記録しました。

大学時代からブルペン一筋。平均96マイルを超える速球を主体としたピッチング。今季のスタッツを見ると、奪三振はそんなに多くなく、ゴロを打たせていますが、マイナーでの奪三振率はかなり高いので、今後、大事な場面で三振が取れる投手に育つことを期待。そうなれば、セットアッパーやクローザーを務められるだけのボールは投げています。四球が少し多いのは気になりますが。保有期間があと6年もある点は魅力ですね。

結果的には、Clippardの残り1年を、Escobarの1年とGottの6年に交換したことになります(とりあえず)。やはり大したGMです。

Michael Brady (2015 Season for AA)
32G(19GS) 119.1IP 12BB 113K 3.77/1.14

2009年ドラフト24順目でマーリンズに入団。大学時代はショートでしたが、プロ2年目の2010年にブルペン投手に転向。AAまでは成績を残しながら順調に昇格し、2013年のルール5ドラフトを前には40人ロースター入りも果たしましたが、翌春のスプリングトレーニング中にウェイバーにかけられたところをエンゼルスがクレームし、移籍となりました。ところがエンゼルスでの1年目となった2014年もAAでは好投したのですが、AAAに上がった途端に激しく打ち込まれ、28歳となった今季はAAでなんと先発に初挑戦していました。基本的にはブルペン投手だと思います。

2015/08/19

8/18 反転攻勢の狼煙 !

W15-9@COL (Season 59-59)
Zimmermann(W9-8) 6.0IP 4ER(6R) 9H 1BB 6K
Escobar 3/4 HR(9) 2BB 4R 4RBI
Desmond 3/6 double R 4RBI
Zimmerman 2/3 double 2BB 2RBI
Espinosa 3/5 2double 2R 2RBI
Werth 2/5 double BB 3R
Harper 0/2 4BB 4R

いかにも高地デンバーらしい派手な打ち合いを制し、連敗を6でストップしました。

初回、四球のBryce Harperを置いて4番のYunel Escobarが先制2ラン。直後にCarlos Gonzalezの2ランなどで逆転を許しますが、3回にEscobar、Ian Desmondの連続タイムリー(ま、Desmondのは完全な当たり損ないでしたが)で同点とすると、4回にはDanny Espinosaの二塁打で逆転。安定感とはほど遠い先発のJordan Zimmermannが5、6回に1点ずつ返されて同点とされますが、7回表2死1,2塁からMichael Taylorがしぶとく三遊間を破り、結局これが決勝点。8、9回に4点ずつを加え、終わってみれば15-9の大勝。

打てない打てないと言われてきた打線ですが、今日は15安打10四球(うちBryce Harperが4四球)と十分機能しました。ブルペンも3イニングを(打たれながらも)無失点で終えています。

今度こそ、この勝利の波に乗って攻勢に転じてもらいたい。

MVP: Yunel Escobar 

2015/07/21

7/20 Harveyを攻略

W7-2 Mets (Season 50-41)
Gio(W7-4) 6.0IP 2ER 6H 3BB 4K
Robinson 2/4 double 2R 2RBI
Desmond 2/4 HR(8 R 2RBI
Espinosa 2/4 2R

Clayton Kershaw、Zach Greinkeに連続して抑え込まれていたナショナルズ打線でしたが、今日はMatt Harveyを攻略。やればできる!ですね。今日は守備も含めて素晴らしい試合でした。

そのチームを引っ張ったのが4番に起用されたYunel Escobar。まずは初回1死1,2塁で打席に入ると、あまりいい当たりではなかったものの三遊間を破るタイムリーで先制。さらに、次打者の場面で捕手が少しボールを弾いたのを見て二塁へ走り、結果的に1,2塁間で挟まれてアウトにはなりましたが、十分に時間を稼ぐ間に二塁走者だったBryce Harperを生還させました。三塁守備でも序盤に攻守を連発し、チームに、Gioに、リズムを与えました。

3回裏にはClint Robinsonの2点タイムリーなどで3点を追加し、Harveyから都合5点。見事な攻撃でした。その後はパタリと打てなくなりましたが、8回にIan Desmondがダメ押しの2ランをライトスタンドに打ち込んで勝負あった。先発のGio Gonzalezは、4回にHarveyに2点タイムリーを打たれましたが、失点はそれだけ。安定感のある投球で7勝目を記録しました。

足も絡めてHarveyを攻略したというのは大きな収穫。明日からもお願いします。

MVP: Yunel Escobar

2015/05/12

5/11 2回までに10点の大勝

W11-1@ARI (Season 18-15)
Scherzer(W3-3) 7.0IP 1ER 5H 1BB 6K
Escobar 5/5 2R RBI
Span 2/5 HR(3) 2R 2RBI
Zimmerman 1/2 HR(4) BB 2R 3RBI
Ramos 1/5 double 3RBI
Espinosa 2/5 2R

フェニックス、サンディエゴと続くロード7連戦の初戦。序盤の大量点であっさりと勝負を決めました。

まず初回。先頭打者のDenard Spanの先頭打者弾で先制すると、1死1,2塁からRyan Zimmermanがレフトスタンドへの4号3ランを打ち、4点を先制。

さらに2回。8番から始まりましたが、Spanのタイムリーを含む4連続シングルの後、Jayson Werthがセンターへ犠飛。Bryce Harperもライト前にタイムリーを打つと、Zimmermanが歩いて満塁とし、Wilson Ramosが三塁線を破る走者一掃の二塁打。これで10-0とし、試合を決めてしまいました。

5回にはYunel Escobarが11点目のタイムリー。Escobarはこの日、5安打(全てシングル)。1試合5安打は5月4日にも記録したばかり。シーズン打率を実に.342まで急上昇させています。

この大量リードを背景にMax Scherzerが悠々のピッチング。ソロ本塁打で1点こそ失いましたが、7回を94球。余裕をもっての降板となりました。

5連勝。今日負けた首位メッツとの差を2.5に縮めました。

MVP: Yunel Escobar

2015/05/05

5/4 Escobar 5打数5安打/殊勲打

W6-4 Marlins (Season 13-14)
Zimmermann(ND) 7.0IP 1ER(2R) 6H 4K
Grace(W1-0) 0.1IP 2H 1BB 1K
Roark(SV1) 1.0IP 0ER 1H 2K
Escobar 5/5 R 2RBI
Span 2/5 double R
Werth 2/5 RBI
Desmond 1/4 HR(2) R 2RBI

1回表1死1塁でGiancarlo StantonのライナーをレフトJayson Werthがグラブに当てながら落球。痛烈とはいえ真正面の打球なんだから取ってあげないと。案の定、Marcell Ozunaにセンター前タイムリーを打たれて1点を先制されました。ただし、この後、2死1,2塁からのライト前に落ちようかというライナーをBryce Harperがスライディングキャッチしてくれたことで、傷は浅くて済みました。ナショナルズ先発のJordan Zimmermannはこの初回こそやや危なっかしかったものの、2回以降は素晴らしいピッチング。わずか81球で7回を投げ切り、追いかける展開にさえなっていなければ完投も十分視野に入る内容でした。

しかし、そのZimmermannを援護しきれない打線。1回裏にマーリンズ先発のDavid Phelps を攻めて1死満塁としRyan Zimmermanの犠飛で追い付きましたが、なお2死満塁のチャンスを作りながらIan Desmondは見逃し三振。2回以降もそこそこランナーは出すものの得点には結びつかず、いらいらする展開でした。

同点のまま推移した試合が動いたのは7回表。先頭打者のJustin Bourにフルカウントから高めの速球を逆方向のレフトスタンド最前列に運ばれるZimmermannとしては痛恨の一発を浴びてしまいました。1点を追う形になったナショナルズは、その裏1死からZimmermannへの代打Clint Robinsonが四球で歩くと、2死からYunel EscobarとJayson Werthの連打が出て再び同点。しかし、8回表、この回から登板のBlake Treinenが2死1,2塁のピンチを作ると、代わって出てきたMatt GraceがJeff Bakerとイチローにタイムリーを打たれて2点のビハインドとなってしまいました。

このまま負ければシーズン序盤のナショナルズと同じでしたが、これで諦めないのが今のナショナルズ。8回裏、四球のZimmermanを1塁に置いて、Desmondが初球を叩いたボールはセンターオーバーの同点2ラン。これで三度同点。さらに2死走者無しから代打Tyler Mooreのシングル、Denard Spanの二塁打でチャンスを作り、打席にはここまで4本のシングルを打っていたEscobar。期待通りにライト右へ弾き返す決勝の2点タイムリーを放って、この日初めてのリードを奪いました。

2点のリードで迎えた9回表は連投続きで登板を回避したDrew Storenに代わって起用されたTanner Roarkがランナー1人の出塁は許したものの、最後はStantonを空振り三振に斬ってとり、ゲームセット。Graceにメジャー初白星(これまでの好投を続けてきて今日は最悪の内容だったのに不思議なものです)、Roarkにメジャー初セーブが付きました。

試合前0.5ゲーム差前を行っていたマーリンズとともに、今日試合がなかったブレーブスをも僅差で上回り、地区4位から2位に一気に浮上しました。わずか1週間前に最大8あった首位メッツとの差も3.5ゲームまで詰めました。このまま一気に波に乗ってほしい!

MVP: Yunel Escobar

2015/04/22

4/21 延長10回Escobarのサヨナラ弾

W2x-1(10) Cardinals (Season 7-7)
Gio(ND) 6.0IP 0ER 8H 4BB 4K
Storen(BS1) 1.0IP 1ER 2H 2K
Barrett(W2-0) 1.0IP 0ER 1H 1K
Escobar 1/5 HR(2) R RBI
Zimmerman 2/5 double
Harper 1/4 BB RBI

2012年のNLDSでの敗戦以来、苦手としているカージナルス。加えて今季のカージナルスは開幕から8勝3敗の好調。この3連戦をどう戦えるかが、シーズン序盤のナショナルズにとっては大事になりそうです。

その初戦。ナショナルズの先発はGio Gonzalez。調子は決して良くなく、6イニング毎回の計12人の出塁を許しながら何とかしのぐという内容でしたが、要所要所を締めて結果的には6イニングを無失点。なんと評価していいか悩むピッチングでした。2併殺を含め、今日はIan Desmondを含むバックもよく守りました。

とはいえ、ナショナルズ打線もカージナルス先発のLance Lynnを打ち崩すことはできませんでした。3回裏にBryce Harperのタイムリーで1点こそ奪ったものの、そのHarperが次打者Ryan Zimmermanの右中間のライナーで、2塁ベースを回っていたにもかかわらずきちんと2塁を踏み直してから1塁に帰塁しなかったとしてアウトになるというミスもありました。その他のイニングでも、2回裏は1死3塁でWilson Ramosが空振り三振、6回裏は1死1,3塁でYunel Escobarが4-6-3の併殺、7回裏は2死ながら1,3塁としてDesmondが空振り三振。そして9回裏は、2つの四球とエラーで1死満塁とサヨナラのチャンスをおぜん立てしてもらいながら、Desmondがまたも空振り三振に倒れ、Jayson Werthのいい当たりもセンターのJon Jayに好捕されてしまいました(それにしても今日のJayの守備はすごかった)。

7回は2番手Tanner Roark、8回はMatt Thorntonがそれぞれ1人ずつ走者を許しながらも得点を許さず、1-0のまま試合は9回表へ。マウンドにはクローザーのDrew Storenが上がりましたが、残念ながら今日は救援失敗となりました。先頭のMatt Carpenterにシングルを打たれたのを皮切りに、1死3塁からMatt Holidayにレフト前同点タイムリーを打たれ、今季5度目のセーブ機会で初の失敗。ま、そんなこともあります。

これで同点。9回裏は(上記のとおり)チャンスを作りながら得点できず、嫌な流れかと思いましたが、10回表はAaron Barrettが何事もなかったかのようにきっちり無失点に抑え、そして10回裏。Harper、Zimmermanが倒れて2アウトとなった後、Carlos VillanuevaがEscobarに投じた初球、真ん中高めの速球を叩くと、打球はレフトのブルペンに飛び込む文句なしのサヨナラ弾となりました。

終わり方はあっけないものでしたが、振り返ってみれば苦しい試合でした。何とか勝ち切って、これで5割復帰。勢いに乗って明日も取りましょう。

MVP: Yunel Escobar

2015/03/25

STノート④ (3/19-3/23) Escobarデビュー

オープン戦が始まる直前に脇腹を痛めて調整を続けていたYunel Escobarが23日のヤンキース戦で実戦デビュー。1番セカンドで先発し、第1打席でサードへの内野安打(全力疾走)、第2打席はいい当たりのレフトフライ。守備では、最初のプレーは併殺の流れで一塁へ悪送球してしまいましたが、その後はダイビングキャッチも決めるなど、問題なし。開幕には十分間に合うタイミングでの復帰。故障者関連では久しぶりにいいニュースとなりました。

この試合の前に、Williams監督がMax Scherzerが開幕投手を務めることを明らかにしました。Scherzerにとっては初の開幕投手(タイガースではJustin Verlanderの指定席だった)。2012-14年に3年連続で開幕投手を務めていたStephen Strasburgでしたが、この春は小さな故障で登板をスキップしており(下記)、今回は譲ることになりました。

●故障者関連
Strasburgが20日の練習中に足首をくじいてしまったため、予定していた22日の登板を回避。同日にブルペンセッションをこなしており大事ないとのことですが、次回登板もスキップすることが明らかにされており、やや心配です。

リハビリ中の選手のうち、Escobarについては上記のとおり。Jayson Werthはマイナーの試合で守備についています。まだ打席には立っていませんが、本人は開幕に間に合わせるつもりのようです。Drew Storenは投球練習を行っており実戦復帰も間近。こちらは開幕には間に合わないことが確実ですが、Denard Spanもできるトレーニングを開始している模様。以上は順調な選手。

心配なのは、引き続きヒザの痛みが残るAnthony Rendonと肩の不調を訴えているNate McLouthの2人。開幕に間に合うかどうか非常に怪しくなってきました。

●外野手争い
Spanに代わって開幕センターへの期待が高まっているMichael Taylor。19日の試合は4打数4三振と最悪の結果でしたが、22日はJustin Verlanderから2本のホームラン。しかも1本は右へ1本は左へと両方向へのパワーを発揮。ここまで37打席で.324/.342/.730、3本塁打という数字は立派。懸念があるとすれば1四球に対して11三振を喫していること。下位を打たせるほうがいいんでしょうね。

Tyler Mooreも引き続き好調を維持しており、やはり37打席で.351/.359/.676という数字。やはり1四球に対して7三振という点は気になりますが、開幕ベンチ入りは確実の情勢です。

Tony Gwynn Jr.とClint Robinsonも悪くない打席を続けていますが、Kevin Frandsenは打率1割を辛うじて上回る程度と甚だ深刻な打撃不振に陥っています。

Taylor 5/13 double 2HR 4R 2RBI BB 4K
Moore 3/10 2double R RBI K
Gwynn Jr. 2/8 triple R BB K
C. Robinson 1/8 3BB 3K
Frandsen 0/8 2RBI 2BB

●誰がサードを守るのか
上記のとおりRendonの開幕DLが現実味を帯びてきた中、サードを誰が務めるのかという問題が生じています。いまさらRyan Zimmermanを戻すという選択肢はフロント・ベンチは考えていない模様で、オープン戦ではKevin Frandsen、Ian Stewartを主に起用してきましたが、Frandsenは上記のとおりの大打撃不振。マイナー契約のStewartは22日の試合で3打数3安打と固め打ちするなどでここまで.323/.400/.645、3本塁打と結果を残し、名乗りを上げています。また、21日にはDanny Espinosaがサードで先発出場。プロ入り以降マイナーでも守ったことのないサードでしたが、さすが、きちんとこなせるようです。ただ、こちらも(対右投手でも右打席に専念している)打撃は.156/.229/.313低迷中。サードが大きな穴になる恐れが出てきました。

Stewart 3/10 HR 2R RBI K
Espinosa 2/12 double 2R RBI 4K

●先発ローテーション
上記のとおりStrasburgが登板を回避しましたが、その代役で投げたA. J. Coleを含め他の先発陣はしっかり結果を残しています、と書いていたら、23日の試合でDoug Fisterが2本のホームランを含む4失点と打ち込まれました。まあ、故障でなければ良しとしましょう。Taylor Jordanは3試合連続の無失点(直後にマイナー行きを命じられましたが)、Tanner Roarkも4度目の登板でようやく無失点に抑えました。

Scherzer 5.0IP 1ER 3H 0BB 6K
Zimmermann 5.0IP 1ER 8H 0BB 4K
Gio 4.0IP 0ER 2H 1BB 5K
Roark 3.1IP 0ER 5H 6K
Jordan 3.0IP 0ER H BB K
Fister 4.1IP 4ER 7H 0BB 4K

●その他
その他の選手については◎▲☆で紹介しておきます。

◎よくできました
Barrett 2.0IP 0ER H
Stammen 2.0IP 0ER 4K
Treinen 2.0IP 0ER BB K
Harper 3/9 HR 2R RBI 4BB 2K
Desmond 3/9 double R 2RBI BB K
Ramos 3/9 2R 2RBI 3K
Uggla 3/7 HR R 2RBI 2BB K
Ka’aihue 3/7 double HR R 2RBI
Leon 3/6 double RBI

▲がんばりましょう
Blevins 2.0IP 2ER H BB 4K
Cedeno 2.0IP 3ER 3H 2K
Bell 1.0IP ER(2R) 2H BB K
Meek 1.0IP 3ER 4H 1BB 2K

☆プロスペクト
Cole 3.2IP 2ER 1H 2BB 5K
Grace 1.0IP ER
Skole 1/3 R RBI K
Ward 1/2 (23日の試合に8番サードで先発)

2015/02/22

2015 ST Outlook 4 (内野手)

投手・捕手は特に問題なく、全員が健康にキャンプインしたという情報にまずは安堵しています。

野手陣はまだ集合日になっていませんが、既に何人かの選手はキャンプ地入りしており、今日話題となっていたのは、Danny Espinosaについて、このキャンプ・オープン戦で、(これまではスイッチヒッターでしたが)右投手に対しても右打席で打つ練習をすることを求めていくという球団の方針が示されたことでした。本人としては忸怩たる思いがあるでしょうが、キャリア再生のために勝負をかけるタイミングだと心して頑張ってくれることを期待します。 

さて今日は、そのEspinosaを含む、内野陣のスプリングトレーニングの見所をお送りします。

●オフの動き
昨季後半・ポストシーズンでファーストとセカンドを務めたAdam LaRocheAsdrubal CabreraがFA退団。Ryan Zimmermanがファーストに回ることは既定路線。セカンドについては1月になってからYunel Escobarをトレードで補強しました。トレード(メッツという具体的な名前まで)あるいは契約延長について噂が出たIan Desmondでしたが、これまでのところ何も動きはなく、FA前最終年に突入することになりました。

●スプリングトレーニングの見所
[40 man Roster]
Ryan Zimmerman 
Ian Desmond 
Yunel Escobar 
Anthony Rendon 
Danny Espinosa
Kevin Frandsen
Tyler Moore 
Jeff Kobernus
Wimer Difo 
[Non-Roster Invitees]
Emmanuel Burris
Ian Stewart
Dan Uggla
Kila Ka’aihue
Clint Robinson
Matt Skole
Cutter Dykstra

まずはファーストZimmermanが攻守それぞれ不安なくプレーできるかという点に注目。セカンド、ショート、サードもそれぞれEscobar、Desmond、Anthony Rendonでほぼ決まりなので、全員がそろって健康に開幕を迎えてくれればOK。

控えにしても、守備固め要員として圧倒的な優位を誇るEspinosaと昨季ベンチでただ1人結果を残したKevin Frandsenが当確。残りの(おそらく)1席もオプション切れとなったTyler Mooreがかなり他を引き離して有力です。他の選手は故障者が出た場合の備えという位置付けでしょう。

若手ではなんといっても昨季の大活躍で40人ロースター入りを果たしたWilmer Difoがメジャーの投手を相手にどんな打撃・走塁を見せてくれるか。簡単ではないと思いますが、アピールしてもらいたい。

最後に、今からでも遅くないのでDesmondとの契約延長の報が入ることを願っていますが、このオフに入ってからは一度も球団側から積極的な動きはないという情報も入ってきました。うむむ。

2015/01/19

ロースター異動まとめ (2015年1月)

1/14 レッドソックスからDan Butler捕手を獲得し、Daniel Rosenbaum投手をトレード放出
1/14 アスレティックスからYunel Escobar内野手を獲得し、Tyler Clippard投手をトレード放出
1/16 年俸調停対象の7選手(Wilson Ramos, Stephen Strasburg, Drew Storen, Doug Fister, Danny Espinosa, Craig Stammen, Jose Lobaton)と契約合意
1/19 FAのMax Scherzer投手と7年契約に合意
その他、マイナー契約

2015/01/15

Yunel Escobar をトレード獲得

今オフの最大の補強ポイントと言われていたセカンドの獲得に、1月中旬となってようやく動きました。アスレティックスから、Yunel Escobarをトレードで獲得(相手のTyler Clippardについては別記事で)。

Yunel Escobar
[Carrier] 1074G 4418PA 69HR 393RBI 395BB 498K .276/.347/.381 31SB 
[2014 Season for TB] 137G 529PA 7HR 39RBI 43BB 60K .258/.324/.340 1SB

Photo by Tampa Bay Times
32歳の右投げ右打ちの内野手。キューバ出身ですが、亡命した際のいかだがフロリダに漂着してアメリカに亡命したためドラフト対象となり、2005年ドラフト2順目でブレーブスに入団。さすが、マイナーの階段を駆け上がり、2007年の6月にメジャーデビューすると、以降は(チームは変われども)ずっとレギュラーとしてプレーしてきました。

ただし、球団はどんどん変わっています。2010年の夏にブルージェイズにトレードされたのを皮切りに、2012年のオフにはマーリンズ(あの超大型トレードの一部)を経由してレイズへ。レイズとは昨オフに契約延長に合意しましたが、つい5日前に(一時はナショナルズが狙っているという噂もあったBen Zobristとともに)アスレティックスにトレードされ、そして今回のトレードとなりました。このように頻繁にトレードされる理由の1つと言われているのが素行の悪さ。といっても、長期間の出場停止処分を受けたわけでもなく、成績をひどく悪化させてもいないので、それほど心配していませんが。

強肩を武器としたショート守備は一流と言われていますが、年齢のためか2014年は大きく下降。このあたりでセカンドに移るのは悪くないと思います。一説には、Ian Desmondが今季限りでFA退団したら来季はEscobarがショートに回ると言われていますが、守備力だけ見てもやや疑問。むしろセカンドとして平均以上の守備力を発揮してくれることを期待したいところ。セカンドは2007年以来守っていないそうですが、まあ、大丈夫でしょう。。。打撃については、出塁率がまずまず高いくらいで、長打力も走力もありません。ただし、注目したい1つの長所がコンタクト能力の高さ。(年によってほとんど増減のない)キャリア三振率は11.3%。え?Danny Espinosaはいくつかって?28.3%です・・・。打撃成績も昨季は数字を落としていますが、少し戻してくるのはないかと希望的観測で見ています。

契約は今季が500万ドル、2016年が700万ドル、2017年も球団オプションで700万ドルとなっています。2017年の契約を球団が行使したくなるような活躍をこれからの2年間でしてくれることを期待しています。