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2017/05/26

Prospect Profile #12: Jake Johansen

[2017年5月最終更新, 2017年1月更新, 2015年12月更新, 2015年3月更新, 2014年5月オリジナル]

2014年の第2弾、全体第12回は2013年ドラフトの最上位指名入団のJake Johansen投手です。

[Player Data]
Name: Jake Johansen
Position: RHP
Born: January 23, 1991
Birthplace: Allen, Texas
School: Dallas Baptist University
Height: 6-6
Weight: 235
Bats: Right
Throws: Right
Draft: 2013-2 WAS
Acquired: Draft
BA Organization Rank: 7(2014)  ⇒17(2015) ⇒ NA(2016) ⇒ NA(2017)
BA Overall Rank: NA

[Scouting Report]
6フィート6インチ(195センチ)という長身から投げ下ろす最速99マイルの速球を持つが、腕力で投げているという感じで、速球のムーブメントは低評価。カーブ、チェンジアップ、カッターと変化球もいろいろ投げるがいずれも評価は高くない。投球フォームも安定せず、制球力は平均以下。

当初は先発投手として期待されたが、2014年シーズン途中にブルペンに転向。将来もしメジャーに上がってくるとしてもブルペン投手という見方が大勢。

[Background]
2013年ドラフトで、オフにFAのRafael Sorianoと契約したために1順目指名権を失ったナショナルズが2順目全体68位で最初に指名した選手。あまりコンペティティブでない大学で15先発88回1/3を投げて75奪三振、5.40/1.53と平凡以下の数字しか残しておらず、しかもシニア(4年生)。BAの直前ランキングでは182位(5‐6順目相当)にランクされていた。ドラフト直後に、Rizzo GMは同じテキサンのJosh Beckettを比較対象として名を挙げ先発として育成する方針を明らかにしたが、大方の予想はブルペン投手。ということで、ドラフト直後には失望したコメントが目立った。

ところが、意外といっては失礼だが、素晴らしいプロデビュー。指名の翌日にスロット金額で契約してすぐにAuburt(SS)に合流すると、10試合に先発して42.1イニングで44奪三振、18四球、1.06/0.94と支配的なピッチングを見せ、シーズン終盤にはHagerstown(A)に昇格。そこでは少し打たれたものの、それでもシーズンを通じての数字は51 回2/3を投げて51奪三振。23四球はやや多いが、それでもかなり評価を上げた。

2014年はAのローテーション投手として開幕し、19試合に登板(18先発)させたもらったものの、結果は5.09/1.76と散々。7月下旬にブルペンに転向させられたが、以降の10試合でも5.94/1.62とやっぱりダメ。年齢的に簡単にクリアすべきステップで躓いたことでプロスペクトとしての期待感は一気に薄れてしまった。

年齢的にのんびりしていられないという判断もあったのでしょう。2015年の開幕はPotomac(A+)。案の定、通用せず。開幕から12試合にロングリリーフとして登板したが、うち9試合で失点(5.76/1.85)。いったんDL入りして7月末に復帰した後はショートリリーフとして使われたが、やはり12試合で4.95/1.75という成績。与四球率が前年より上昇しているなど内容も良くなかった。BAのランキングではチーム内トップ30からさえも姿を消す体たらく。

2016年も開幕はPotomac(A+)。6試合9回1/3を投げて被安打、与四球各11でDL入り。6月下旬にGCLに合流し、7月中旬からシーズン終了まで在籍したHagerstown(A)では11試合中9試合で無失点だったが、リーグ平均年齢を3歳以上上回ってなので当然と言えば当然。もう終わったに等しい選手だが、AFLに派遣されて登板9試合のうち7試合で無失点と最低限の結果を残した。

最後の、微かな望みとともにHarrisburg(AA)で迎えた2017年シーズンも開幕から2試合連続失点。その後もピリッとせず、5月16日に遂に解雇されるに至った。2017年の成績は、10試合で11回2/3を投げ、6.17/1.63。

[Comment]
終わりました。元々期待は低かったとはいえ、ドラフトトップ指名の選手が実質的にAAにすら昇格できずに終わるというのは、あまりにもひどい失敗となりました。2013年ドラフト同期で可能性が残るのは、Drew Ward(3順目)とAustin Voth(5順目)だけです。(2017年5月)

AFL後のルール5ドラフトで指名する球団がなかった事実が現時点での評価を物語っています。奇跡的な覚醒がなければ、ナショナルズでのキャリアはまもなく終わりそうです。(2017年1月)

年齢的にオーバースペックなはずのA+でブルペン投手として使われて全くダメでは話になりません。中途半端なイニングまたぎとかさせず、完全1イニング限定のブルペン投手として起用としてはどうでしょうか。それでだめならもう。。。(2015年12月)

どちらに転ぶかと注目された2014年は完全な失敗に終わってしまいました。既に24歳となり、ノンビリしている余裕はありません。このままBustで終わってしまうのか・・・。(2015年3月)

期待が低かった割にはよくやっているというのが率直な印象。最近のナショナルズは、Alex Meyer、Robbie Rayといった素材系の投手プロスペクトを比較的上手く育てている印象があるので、その流れに乗ってほしいですね。(2014年5月)

2016/11/19

AFL 終了

6週間にわたって開催されたアリゾナ秋季リーグが終了。ナショナルズ傘下から参加していた選手の成績を紹介しておきます。(11月2日付の中間報告の記事はこちら

Austin Voth, RHP 
7G(7GS) 29.2IP 11BB 23K 5.16/1.15
中間報告までの4試合は防御率10.43と苦しんでいましたが、その後の3試合を3試合とも「5回無失点勝ち投手」と完ぺきに立て直しました。11月12日までの週にはAFLの週間MVPにも選ばれ、最高の形で終了。(→11月18日に初の40人ロースター入りが発表されました!)

Nick Lee, LHP 
10G 11.2IP 10BB 14K 1.54/1.71
こちらも中間報告以降の4試合は4イニングを無失点、6奪三振に対して、与四球は2つだけという好投で、決して悪くない成績で終えました。。

Ryan Brinley, RHP 
9G 10.2IP 1BB 9K 2.53/0.66
中間報告後の3登板ではもランナーを1人も出さず。9試合という限られた機会ながら素晴らしいピッチングで評価を上げました。

Jake Johansen, RHP 
9G 12.2IP 3BB 5K 2.13/1.26
中間報告後、1試合で2失点しましたが、残りは無失点。登板した9試合のうち7試合で無失点。決して悪くない成績で終えました。元ドラ1、首の皮一枚で残っています。

Drew Ward, 3B
21G 81AB 0HR 8RBI 10BB 21K .309/.391/.383 1SB
後半やや失速したとはいえ、それでも打率3割を維持。引き続き四球を選んで高い出塁率を維持したことも評価していいと思います。傘下から参加した選手の中では最年少。今後に活かしてくれることを期待しましょう。

Andrew Stevenson, CF 
21G 85AB 2HR 12RBI 10BB 17K .353/.417/.518 9SB
11月7日に6打席で5安打を記録するなど後半になるにつれて調子を上げ、最終的な打率.353はリーグで2位の好成績でした。足を活かした三塁打を2本稼いだこともあって長打率もリーグ6位。守備、足を含め、非常に大きく評価を上げた秋になりました。

Osvaldo Abreu, SS 
16G 60AB 0HR 8RBI 4BB 20K .267/.303/.317 5SB
シーズン終盤は出場機会が減りましたが、出場した6試合のうち5試合で安打(うち3試合では2安打)を記録し、打撃成績を向上させました。守備の評価は高かったようです。

2016/11/02

AFL中間レポート/オールスター

期待通りの盛り上がりを見せるワールドシリーズは3勝3敗で第7戦を迎えようとしています。なんとなくですが、インディアンズを応援する自分がいます。

ま、そんな話は置いといて、と。

10月11日から始まったアリゾナ秋季リーグが折り返し地点を過ぎたので、ナショナルズ傘下から参加している選手のここまでの成績を確認しておきしょう(成績はいずれも11月1日終了時点)。

Austin Voth, RHP 
4G(4GS) 14.2IP 6BB 15K 10.43/1.43
開幕投手を任されたようですが、登板した全4試合で失点と苦しんでいます。良いニュースは奪三振率の高さくらい。

Nick Lee, LHP 
6G 7.2IP 8BB 8K 2.35/2.22
自責点がついたのは、6試合中の1試合だけですが、他の2試合でも失点(非自責点)。イニング数を上回る与四球と、あまり内容も芳しくありません。

Ryan Brinley, RHP 
6G 8.0IP 1BB 7K 3.38/0.88
最初の4試合で無失点の後、2試合続けて失点中。与四球1に対して奪三振7つは好印象。

Jake Johansen, RHP 
5G 8.2IP 1BB 3K 1.04/1.04 
初登板で1失点した後は、4試合続けて0点。意外と言っては可哀想ですが、意外にも好投していると言えるでしょう。

Drew Ward, 3B
12G 46AB 0HR 6RBI 5BB 13K .370/.431/.413 0SB
打率.370は、AFL全体でも僅差で2位という高い水準。四球もまずまず選んでいる。ネックがあるとすれば、長打が出ないこと。

Andrew Stevenson, CF 
11G 46AB 1HR 10RBI 1BB 10K .304/.313/.500 5SB
このリーグが始まってからずっと3割ちょうどくらいの打率で推移。10打点、5盗塁はいずれもチームトップタイ。もう少し四球が増えるとなおよい。

Osvaldo Abreu, SS 
10G 38AB 0HR 5RBI 1BB 12K .211/.225/.263 2SB
元々がそこまで打撃の選手ではありせんので、打率や長打に文句はありません。一方で、12三振に対してわずか1四球は悪印象。

そしてこのうち、Drew WardRyan Brinleyの2人が11月5日に開かれるオールスター戦に選出されています。

2016/10/12

2016年アリゾナ秋季リーグ派遣選手

まだナショナルズのポストシーズンが続いている中ですが、11日からアリゾナ秋季リーグが開幕しました。ナショナルズ傘下から派遣される選手は次のとおり。大いにアピールしてきて下さい。

(それぞれ名前の右は、年齢と今季の最終所属レベル)

Austin Voth, RHP (24, AAA)
Nick Lee, LHP (25, AA)
Ryan Brinley, RHP (23, AA)
Drew Ward, 3B (21, AA)
Andrew Stevenson, CF (22, AA)
Osvaldo Abreu, SS (22, A+)
Jake Johansen, RHP (25, A+)

例年のことですが、トッププロスペクトに経験を積ませる側面と、12月のルール5ドラフトに向けてプロテクトするかどうかの選別という側面の両面から派遣されています。

LeeとWardは2年連続の参加。Leeは、昨年のルール5ドラフトを前に40人ロースター入りを果たしましたが、その後DFAされた(ウェイバーでクレームするチームは無かった)という経緯があるので、ルール5前のテストという側面は低いと思います。Wardはまだルール5プロテクト前なので経験重視。2015年ドラフト組のStevensonとBrinleyも、もちろん経験を積ませるため。

VothとJohansenの2013年ドラフトの2人はまさにルール5に向けた選別の対象。40人入りを果たすかどうかの正念場です。ま、Johansenについては(残念ながら)ほとんど諦めています・・・。

Abreuはドミニカ共和国出身で(6月の)ドラフト対象外なので今年のルール5の対象かどうかははっきり分かりません。丸5年プレーしているので可能性はあると思いますが、22歳でそこそこ打てるショートなのでプロスペクト扱いかもしれません。よく分かりません。

2014/11/19

BP: Nationals Top 10 Prospects

オフの恒例行事、トッププロスペクトランキングの発表です。ナショナルズについては、まずBaseball Prospectus (BP) のトップ10が発表されました(元記事)。

1. Lucas Giolito, RHP 
2. A.J. Cole, RHP
3. Michael Taylor, CF
4. Reynaldo Lopez, RHP
5. Erick Fedde, RHP
6. Steven Souza, OF
7. Jakson Reetz, C
8. Jake Johansen, RHP
9. Rafael Bautista, CF
10. Wilmer Difo, SS/2B

全体でもトップ10に入るのでは、と言われているLucas Giolitoに、A. J. ColeMichael Taylorを加えた3人は各種プロスペクトランキングで共通することになりそうで、ノーサプライズ。

Reynaldo Lopezへの高い評価が印象的なランキングとなりました。ドミニカ出身の20歳の先発右腕。米本土では5回1/3(ドミニカ夏季リーグを合わせてもプロ通算16イニング)しか投げておらず実質ルーキーイヤーとなった今季、100マイル近い速球を武器にHagerstown(A)で活躍して、一躍評価を上げました。

Jake Johansenが8位というのもやはり高い評価で驚きましたが、意味合いは異なります。2013年ドラフト最上位(2順目)入団とはいえ、2年目の今季、Hagerstownで全く結果が残せずブルペンに降格されていました。同じ2013年ドラフトでも、高卒入団し、Hagerstownでソリッドな成績を残したDrew Ward三塁手のほうが個人的期待感は上回っています。

今年(2014年)ドラフト組は、5位のErick Fedde投手と7位のJakson Reetz捕手の2人。特にReetzは高い出塁率を誇りDerek Norris二世との呼び声が高まっています。

9位のRafael Bautistaと10位のWilmer Difoの2人はドミニカ出身の快足コンビ。Lopezも含めてドミニカ出身選手がマイナーの階段を順調に上がれるかどうかは分かりませんが、楽しみであることは確か。期待して見守っていきましょう。

2014/04/21

My Top 10 Prospects 2014

ということで、My Top 10 Prospects 2014 を選んでみました。

[PITCHERS]
Lucas Giolito, RHP, 19, A 
A.J. Cole, RHP, 22, AA
Jake Johansen, RHP, 23, A 
Felipe Rivero, LHP, 22, AA 
Jefry Rodriguez, RHP, 20, SS?

[HITTERS]
Drew Ward, 3B, 19, A
Michael Taylor, OF, 23, AA
Tony Renda, 2B, 23, A+
Rafael Bautista, OF, 21, A
Pedro Severino, C, 20, A+ 

昨年同様、順位は付けていません(名前の後はポジション、開幕時の年齢、開幕時の所属レベル)。

選ぶに当たっての基準も昨年と同じく、新人王資格を持っているという他に、次の基準を設けています。

・故障がなく開幕からプレーできる見込み。(× Drew Vettleson
・AAA以上に到達していない。(☓ Zach Walters, Brian Goodwin
・24歳未満。(☓Matt SkoleSammy Solis, Steven Souza)

投手は他にも候補者がいたのですが、悩んだ末にこの5人としました。野手は逆にVettlesonが故障離脱した途端に候補がいなくなり、迷った末に守備の評価は高いものの打撃は期待できない(つまり、ボックススコアを追いかけても今一つ盛り上がれない)Severinoを入れることに・・・。結果、昨年から続いて名前を連ねたのは、Cole とRendaの2人だけとなりました。

今季はこの10人を中心に(できる範囲で)マイナーリーグもチェックし、Prospect Profile シリーズも書いて(更新して)いきたいと思います。

2014/04/02

マイナーリーグも開幕間近

マイナーリーグも4月3日の開幕が近付いてきました。各チームから開幕ロースターが発表になっています。BAトップ30に名前が挙がっていたプロスペクトを中心に、気になる選手の所属を紹介しておきます。

[AAA: Syracuse Chiefs]
開幕ローテーションはBlake TreinenDaniel RosenbaumRyan TatusksoTaylor HillOmar Povedaと発表あれており、それに先日マイナー契約を結んだベテラン左腕のAaron Laffeyが加わっても、あまりぱっとしません。一方の野手は綺羅星のごとくプロスペクトが並んでいます。捕手Jhonatan Solano、一塁Tyler Moore、二塁Jeff Kobernus、遊撃Zach Walters、左翼Eury Perez、中堅Brian Goodwin、右翼Steve Souza。ここでしっかり成績を残して待機していればメジャーから声がかかるという選手ばかり。また、ブルペンに目を移してもChristian GarciaXavier CedenoRyan MattheusManny Delcarmenと、実力のある投手が控えています。

[AA: Harrisburg Senators]
投打ともに楽しみな選手がそろったチーム。A.J. ColeMatt SkoleMichael TaylorMatt Purkeと改訂後トップ10の選手が4人。さらに、トレードでレイズからやってきたFelipe RiveroDrew Vettlesonもここにいます。投手の3人にはしっかりした成績を残し、早々にAAAに上がってもらいたいですね。なお、Sandy Leonも当初ここにアサインされていましたが、Wilson Ramosの故障離脱により、開幕早々にメジャーに昇格。

[A+: Potomac Nationals] 
一番上位のプロスペクトは改訂後10位のTony Rendaというやや地味なロースターとなっています。一部で異様に高く評価されることもあるPedro Severino捕手もここで開幕(守備で評価されているのでボックススコアを見ていてもあまり目立たないわけですが)。投手陣では、Brett MooneyhamNick Lee、それに今年のトップ30には入りませんでしたが昨年のMy Top 10 Prospectsで注目したRonald Penaがローテーション。クローザーはRobert Benincasa

[A: Hagerstown Suns] 
超楽しみなチーム。Lucas GiolitoJake JohansenAustin VothNick Pivetta、それにトップ30外ですが、昨季GCLで13試合に登板して1.82/0.83という支配的投球を見せていたHector Silvestreがローテーションを組む見込み。野手でもDrew WardRafael Bautistaという楽しみな選手に加え、昨季のMy Top 10 ProspectsだったEstarlin Martinezもここにいます。

[Not Listed]
Sammy Solisはもうしばらくフロリダのキャンプ地で過ごすそうです。スプリングトレーニング中に痛めた背中の影響という理由ですが、実際はそんなに悪いわけではなく、投球イニング調整のためではないかとの見方もあります。この他、こちらは本当に故障しているErik DavisもDLで開幕。この他、BAトップ30に入っていてここに名前がないのはJefry Rodriguez。昨季はGCLで好投しましたが、Hagerstownはまだ早いとの判断でAuburn Doubledays (SS)で開幕ということになりそうです。

2014/02/23

BP: Nationals Top 10 Prospects

ようやくBaseball Prospectusのナショナルズのプロスペクトランキングが発表されました。(元記事

1. Lucas Giolito, RHP
2. A.J. Cole, RHP
3. Brian Goodwin, OF
4. Michael Taylor, OF
5. Jake Johansen, RHP
6. Jefry Rodriguez, RHP
7. Matt Skole, 1B
8. Pedro Severino, C
9. Drew Vettleson, OF
10. Drew Ward, 3B

上位3人はトップ100に顔を出していたので分かっていましたが、4位以下はかなり意外な顔ぶれとなりました。

そもそも昨年から残っているのがMatt Skoleのみで、6人が新顔です。BAと比べてみても、重なっているのはMichael TaylorとJake Johansenだけで、Jefry Rodriguezに至ってはBAでは21位という評価でした。8位のPedro Severinoも驚きですし、先日のトレードでレイズから来た2人のうち、Felipe RiveroよりもDrew Vettlesonを高く評価しているのも意外でした。逆にSammy Solisの名前がないことにも驚いています。

トップ3が飛びぬけていて、それ以下は団子状態ということでしょうか。FangraphsとJohn Sickelsのランキングで、どう評価されているかが楽しみです。

2013/12/16

BA: Nationals Top 10 Prospects

11月6日にBAのプロスペクトランキングが発表されていました(元記事)。

1. Lucas Giolito, RHP 
2. A. J. Cole, RHP
3. Brian Goodwin, OF
4. Matt Skole, 3B
5. Robbie Ray, LHP
6. Sammy Solis, LHP
7. Michael Taylor, OF
8. Jake Johansen, RHP
9. Nate Karns, RHP
10. Steven Souza, OF

昨年のリストからは、Anthony Rendonが卒業。Christian GarciaEury PerezMatt PurkeZach Waltersの4人が脱落しましたが、故障でほぼ全休だったGarciaを除く3人は(Purkeの場合はアリゾナ秋季リーグまで含めて)決して悪いシーズンを送ったわけではありません。層が厚くなったと言っていいのかもしれません。逆に、シーズンをほとんど棒に振りアリゾナでも結果を残せなかったSkoleが4位というのは驚きでした。

2013年ドラフト組からは、8位にJohansen(最上位の2順目)が入ったのみ。高卒ながらGulf Coast Leagueで.292/.402/.387の数字を残した3順目のDrew Ward三塁手も面白い存在だと思っています。

気付きの点としては、そのJohansenを含め、全員がドラフト指名の生え抜きであること。いいドラフトを続けてきたことの証拠とも言えますが、中南米選手の発掘やトレードでの獲得の低調ぶりを映し出しているとも言えます。特に前者については、Jim Bowden前GMの辞任につながったあの事件の後、一時的に完全撤退したことの影響は明らか。ですが、あれから3年以上が経ち、徐々にドミニカから供給される選手の質も上がってきたようで、今季49勝9敗というとんでもない勝率でGCLを制したチームにはドミニカ出身の選手が何人も(Jefry RodriguezHector SilvestreRafael BautistaRandy Encarnacion)貢献していました。来年あたり、この中からトッププロスペクトと呼ばれるような選手が出てきてくれることが期待されます。

(5位のRayは既に書いたとおりFisterのトレードでタイガースへ行ってしまいました。このリストの改訂があれば、後日更新します。)

2013/06/07

2013 ドラフト1日目

(6月7日夜追記)
早速、Johansenとの契約合意が発表されました。身体検査を受けた後、フロリダで調整し、6月17日から始まるショートシーズンのAuburnに加わるようです。契約金額はスロット額どおり。ちょっとくらい節約できなかったのかなとも思いますが、ともかく早期に契約できて何より。

+++++++++++++++
(6月7日朝オリジナル)
今年もドラフトの季節がやってきました。

ナショナルズは昨季30球団中1位の成績を残した上、オフにRafael SorianoとFA契約して1順目指名権を放棄したため、最初の指名はなんと2順目全体68位。2009、2010年に2年連続して全体1位を持っていたのは遠い昔。メジャーリーグレベルでのチーム状況の改善の反映なので決して悪いことではありませんが、それにしても68位とは。

ということで全く盛り上がりを欠いたままでドラフト当日を迎えましたが、指名結果もあまり興奮させられるものではありませんでした。

2 (68). Jake Johansen, RHP, Dallas Baptist University [SR]

各種報道・スカウティングレポートによると、6フィート6インチという長身から投げ下ろす最速99マイルの速球を持つが、速球のムーブメント、変化球、制球力はいずれも低評価。高校生ならこれでOKかもしれませんが、Johansenは既に22歳。それでいて今シーズンの成績は15先発88回1/3を投げて75奪三振、5.40/1.53と平凡以下。決してコンペティティブではないリーグで投げてこれです。BAの直前ランキングの182位(5~6順目相当)というのが現時点での妥当な評価と感じます。

大方の見方は将来はブルペン投手ですが、Rizzo GM以下の首脳陣は先発として育成する方針を明らかにし、Josh Beckettを比較対象にしていました。まあ、よほど上手く育ってくれればの話ですね。潜在能力は比較的高いものの、とにかく課題が多い投手。年齢的に既に出遅れ感があるので、とにかく早く契約して課題の克服に向けしっかり取り組んでくれることを期待します。