2013/03/31

テキトーなシーズン予想 !

いよいよ開幕前夜。(一足先に開幕したレンジャーズ対アストロズ戦を見ています。おおおRick Ankielが3ラン打った!!!)

シーズン開幕前シリーズの最後は、恒例のテキトーなシーズン予想です。あまりに楽観的な予想ばかり並べて笑われるかもしれませんが、今年夢を見ずにいつ見るというのでしょうか!

1. ロケットスタート!
開幕3連勝を皮切りに、4月の27試合を20勝7敗とロケットスタートを決める。月間投手MVPに月間5勝無敗のStephen Strasburg。

2. 最初の故障離脱はHenry Rodriguez
なんとか開幕ロースターに滑り込んだH-Rodですが、開幕しても不安定ぶりは変わらず。負けている場面での登板でも暴発を繰り返し、4月下旬にヒジの故障を理由にDL入り。代わって、J. C. Romeroが昇格。

3. Jordan Zimmermannがノーヒッターを記録
5月18日のアウェイでのパドレス戦。6奪三振、与四球1の準完全試合。なお、Stephen Strasburgは1安打完封を1度達成するも、ノーヒッターはならず。

4. オールスターにHarper、Desmond、LaRoche、Strasburg、Detwiler
ファン投票での選出はHarperのみ。監督推薦で、LaRoche、Desmondが選出され、投手としてStrasburgとDetwiler。Strasburgは栄えある先発を務める。Detwilerはオールスター前だけで11勝して選出。

5.  トレード期限にAndrew Millerを補強
トレード期限にはブルペン、特に左投手の補強を探り、レッドソックスからAndrew Millerを獲得。

6. Anthony Rendonが9月に昇格
Harrisburg (AA)での開幕直後はやや不調も、5月に入って調子を上げ週間MVPを獲得。6月末にシーズン打率を4割近くまで上げたところでSyracuse(AAA)に昇格。その後、AAAの投手を圧倒し、8月末の時点での成績は.324/.383/.501。堂々のセプテンバー・コールアップ。ただしメジャーでの出場機会はほとんど与えられず。

7. チーム・セーブ王はStoren
高額契約で獲得したRafael Sorianoでしたが、足の故障で休みがちに。5月~6月にかけて短期間DL入りした後、シーズン後半にも1か月ほどDL入り。ただし、シーズン最終盤からポストシーズンでは活躍。Soriano不在の間のクローザーはむろんStoren。最終的にはStoren 29セーブ、Soriano 27 セーブ。

8. Strasburgがサイ・ヤング受賞
チーム投手MVPはStrasburg。シーズン通じてローテーションを守り、34先発、22勝、254奪三振、防御率2.52と期待に違わぬ好成績。満票とは言わないまでも圧倒的な得票でサイ・ヤング賞を受賞。

9. HarperがリーグMVP受賞
チーム野手MVPはHarper。開幕から打ちまくり、オールスター前後にやや調子を落とすものの、最後までエネルギッシュなプレーでスーパースターへと成長。打率.299、33本塁打、134打点、40盗塁。レッズのJoey Vottoとの接戦を制し、リーグMVPを受賞。

10. ワールドシリーズ制覇!
開幕直後のロケットスタート。7月のオールスター前の4連敗が唯一の大きな連敗。一度も振り返ることなく地区優勝。勝利数は101で、堂々の30球団1位。ディビジョン・シリーズでブレーブスを破り、リーグ・チャンピオンシップでレッズを破って球団初のリーグ優勝。そして、ワールドシリーズでは4勝3敗でレイズを退け、Johnson監督の花道を飾る。

【プレーオフ進出チーム予想】
(ナショナル・リーグ)
東:ナショナルズ
中:レッズ
西:Dバックス
ワイルドカード:①ブレーブス、②パドレス
(アメリカン・リーグ)
東:レイズ
中:タイガース
西:エンゼルス
ワイルドカード:①マリナーズ、②レッドソックス

番外. アストロズは96敗で30球団中28位
2年連続100敗していたのに完全な再建モードにあってオフにたいした補強もせず、しかも比較的弱いとされたナ・リーグ中地区からア・リーグ西地区に移り強豪との対戦が増えることから、3年連続の100敗どころか1962年の創設1年目のメッツが記録したシーズン120敗さえ更新するかも、とささやかれています。が、リーグ移動を機に球団ロゴ等を一新した今シーズン、チーム一丸となっての最後まで全力で戦い、100敗を逃れるに違いありません。100敗を喫するのは、ツインズとマーリンズ。(2年連続100敗と聞いてついこの前までのナショナルズを思い出し、しかも新監督は昨季までナショナルズの三塁コーチを務めたBo Porter、センターにJustin Maxwell、ライトにRick Ankiel、先発4番手にBrad Peacockとあっては応援せざるを得ません。このチームがどう再建していくのかも今後数年の楽しみの1つでもあります。)

2013 開幕ロースター

これほど順調なスプリングトレーニングがかつてあったでしょうか。故障者もほとんどなく、大きなスランプに陥ったままの選手もなく、理想的な形でスプリングトレーニングを終えました。仕上がった開幕ロースターも、スプリングトレーニング前のベストシナリオそのもの。故障者の回復具合にやや不安を持っていた私の予想がいい意味でハズレました。

[Starting Rotation]
Stephen Strasburg
Gio Gonzalez
Jordan Zimmermann
Dan Haren
Ross Detwiler

当初想定していた5人が健康にキャンプを打ち上げました。Strasburg (0-3, 4.62/1.34)、Haren (0-4, 6.39/1.38 ) の2人は数字だけ見るといまいちですが、順調に仕上げたと言っていいでしょう。特にHarenの数字は悲惨ですが、(昨年を除き)毎年オープン戦の数字は良くないようなで心配していません。Zimmermannは3月8日の試合で滅多打ちに遭った後はむしろ絶好調。Gio と DetwilerはWBCに参加したことでやや不規則な調整となりましたが、問題なし。30球団でも有数の強力ローテーションで開幕を迎えます。

強いて懸念材料を探すとすれば、キャンプ中に故障者が出た時の保険としてマイナー契約していたChris Youngを自由契約で退団させてしまったため、デプスが手薄なこと。スポットスタートならブルペンにいるDukeで間に合わせることになりそうですが、本格的に必要になった場合の明確な一番手は決まっていません。Syracuse (AAA) のローテーション投手の奮起が期待されます。

[Bullpen]
Rafael Soriano
Drew Storen
Tyler Clippard
Zach Duke
Ryan Mattheus
Craig Stammen
Henry Rodriguez

最後まで確定しなかったのがブルペンの最後の枠でした。オプションを残していないHenry Rodriguezとマイナー契約のJ .C. Romeroですから、自然体ならH-Rodで決まりのはずなのに、あまりに不安定な投球を繰り返して自ら地位を揺さぶっていました。3月29日の最後の登板で好投し、何とか確定。しかし、開幕してもきっと劇場ぶりは変わらず、ベンチを、ファンを、やきもきさせることでしょう。個人的には不満です。

その他の選手は順調に調整。ビザ問題で出遅れたSorianoでしたが、最後はきっちり仕上げて、クローザーとして開幕。StorenとClippardがダブル・セットアッパーを務めます。

[Catchers]
Kurt Suzuki
Wilson Ramos

当初、少なくともシーズン序盤はSuzukiが主にマスクを被り、次第にRamosの出場機会を増やしていくものと思われていましたが、Ramosが期待以上の仕上がりを見せたことで、Johnson監督は開幕からほぼ五分五分の出場機会を与えると発言するに至りました。そして、開幕戦のマスクもRamosがかぶることが発表されました。Ramos、よくぞここまで回復しました。立派です。

[Infielders]
Adam LaRoche
Danny Espinosa
Ryan Zimmerman
Ian Desmond
Steve Lombardozzi
Tyler Moore
Chad Tracy

こちらも順調そのもの。肩の故障の影響が懸念され、私などはDL開幕と勝手に予想していたEspinosaでしたが、攻守に全く不安を感じさせませんでした。Zimmermanは肩の故障からの回復にやや手間取り3月16日まで守備につきませんでしたが、それでも終盤にはしっかり守れるところを示し、27日には3打席連続本塁打と大爆発。この中でやや不安なのはLombardozzi。2割を切る打率、出塁率、長打率もかなりの低水準のまま終わりました。二遊間の控えという貴重な存在なのであまりバットでの貢献は期待していませんが。

[Outfielders]
Jason Werth
Bryce Harper
Denard Span
Roger Bernadina

なんと言ってもHarper。打率.4 は堂々スプリングトレーニングの首位打者。大ブレークの兆しを強烈に示し、軒並みリーグMVP候補にも名前が挙がるほど。BernadinaはWBCオランダ代表として準決勝までプレー。途中死球で休んだこともあって心配しましたが、問題なし。合流してからも本塁打を放つなどOKです。

2013/03/30

ST ロースター一覧(カット情報)

スプリングトレーニング参加選手一覧(斜体はマイナー契約招待選手)。追加契約やロースターカットがあれば随時更新していきます。

[Pitcher]
Stephen Strasburg
Gio Gonzalez
Jordan Zimmermann
Dan Haren
Ross Detwiler
Zach Duke
Drew Storen
Tyler Clippard
Rafael Soriano
Ryan Mattheus
Craig Stammen
Henry Rodriguez
J.C. Romero (3/22 Added with Minor Contract) (3/29)
Fernando Abad (3/27)
Chris Young (3/25 Opt out from Minor Contract)
Christian Garcia (3/24 15 days DL)
Cole Kimball (3/22 Optioned to AAA Syracuse)
Jeremy Accardo (3/22)
Yunesky Maya  (3/18 Optioned to AAA Syracuse)
Ryan Perry  (3/18 Optioned to AAA Syracuse)
Erik Davis (3/18 Optioned to AAA Syracuse)
Ross Ohlendorf (3/18)
Nathan Karns (3/14 Optioned to AA Harrisburg)
Patrick McCoy (3/14)
Matt Purke (3/5 Optioned to A Hagerstown)
Tanner Roark (3/3)
Bill Bray (3/3)
Brandon Mann (3/3)
Will Ohman (3/3)

[Catcher]
Kurt Suzuki
Wilson Ramos
Carlos Maldonado (3/27)
Jhonatan Solano (3/18 Optioned to AAA Syracuse)
Chris Snyder (3/18 Released)
Sandy Leon (3/14 Optioned to AA Harrisburg)

[Infielder]
Adam LaRoche
Danny Espinosa
Ryan Zimmerman
Ian Desmond
Steve Lombardozzi
Tyler Moore
Chad Tracy
Carlos Rivero (3/24 Outrighted to AAA Syracuse) (3/28) 
Micah Owings (3/28)
Chris Marrero  (3/18 Optioned to AAA Syracuse)
Zach Walters (3/18)
Anthony Rendon (3/14 Optioned to AA Harrisburg)
Will Rhymes (3/14)
Matt Skole (3/14)

[Outfielder]
Jason Werth
Bryce Harper
Denard Span
Roger Bernadina
Corey Brown  (3/18 Optioned to AAA Syracuse)
Eury Perez (3/14 Optioned to AAA Syracuse)

[3/29]
ブルペンの最後のスポットはHenry Rodriguezと決まりました。J. C. RomeroはAAAで開幕。不安が募りますが、こうなったからには仕方ない。なるべくプレッシャーのかからない場面での起用をお願いします。

[3/28]
予告通り、Carlos RiveroとMicah Owingsがマイナーキャンプ行きとなりました。Riveroはともかく、Owingsは実りある春となりました。38打席に立って2本塁打を含む10打点、.324/.342/.568。AAAで守備に慣れれば、メジャーで野手としてやっていける可能性を感じさせました。

さあ、これでいよいよ26人。Henry RodrigeuzとJ. C. Romeroについて、Johnson監督が「故障者が出ないかぎりRomeroはSyracuse(AAA)で開幕」と発言。RodriguezがDL開幕となるかどうか、29日のヤンキース戦での登板後、決まります。

[3/27]
Carlos Maldonado 捕手とFernando Abad 投手のマイナー契約2人にAAA行きを命じました。Abadは8試合7イニングで2失点8奪三振2四球と安定した投球を見せ、ここまで生き残ってきましたが、惜しくも漏れました。

また、Carlos RiveroとMicah Owingsに対して明日のフロリダでの最終戦の後マイナー行きが命じられることも通告されました。

残るは26人。ブルペンの最後の枠を巡って、Henry RodrigeuzとJ. C. Romeroが争っているだけとなりました。Romeroは当初マイナーでの開幕と言われていましたが、本人の状態が良いこととH-Rodの不安定ぶりにより急浮上。ひとまずチームとともにワシントンに向かうことは決まりました。

[3/25]
Chris Youngが予想通りマイナー契約からオプトアウトしFAとなりました(関連記事)。

[3/24]
Carlos Riveroがウェイバーを通過し、40人ロースターから外されました(メジャーキャンプには引き続き参加しています)。若いのに昨季はAAAでしっかりした成績を残していたことから、ウェイバーにかければどこかの球団にクレームされるに違いないと思っていたので、かなり驚きました。打撃不振に加え、三塁、遊撃、両翼とどこを守ってもかなりお粗末な守備力を露呈していたのでどこも拾わなかったということのようです。ナショナルズとしてはこれで保有権を失うことなく自由にマイナーに送ることができるので、デプスという観点からは好ニュース。一方、本人はかなり奮起しないとこのままAAAAプレーヤー化する気配が濃厚に漂ってきました。

また、キャンプが始まってすぐに発症した右腕の痛みのため未だキャッチボールさえ開始できない状況が続いているChristian Garciaが15日DL入り。ひとまずオプションを消費しないで開幕ロースターから外れることになりました(先発投手として育成するつもりなら、いずれオプションしてマイナーでしっかり投げることが必要とされるでしょうが)。

[3/22]
Cole Kimball、Jeremy Accardoの2投手をマイナー行きとしました。Kimballはまずまずの成績を残していましたが、背中のハリでここ1週間ほど登板していませんでした。もともとAAAでの開幕が濃厚と言われながら頑張って評価を上げました。早いタイミングで呼ばれることを期待しています。Accardoはベテラン左腕としてもしかすると開幕ブルペンも、と言われていましたが結果が伴いませんでした。当面はAAAのデプス。

また、ベテラン左腕のJ. C. Romeroとマイナー契約。WBCプエルトリコ代表のクローザーとして、アメリカ戦、日本戦という大事な2試合できっちり仕事をしたことが評価されてでしょう。ひとまずメジャーキャンプに合流しますが、開幕はAAAで迎えることを本人も了解しての契約だそうです。

ということで、ブルペンの最後の席を巡る争いはHenry Rodriguezとマイナー契約のFernando Abadの一騎打ちに。契約関係からは明らかにH-Rodに分がありそうです・・・。うむむ。

[3/18]
Ryan Perry、Erik Davis、Yunesky Maya、Ross Ohlendorfの4投手、Jhonatan Solano捕手、それにChris Marrero、Zach Walters、 Corey Brownの計8選手にマイナー行きが命じられました。全員Syracuse(AAA)での開幕が想定されます。同じタイミングで同じところに行くことになった8人ですが、評価はいろいろ。Walter (.297/.350/.459 2本塁打)とDavis (1.13/0.75)の2人は首脳陣に大いに好印象を与え今季中に昇格機会が与えられる可能性も十分、ということで大いに満足していることでしょう。また、Maya (2.25/1.25)も落ちていた株を多少は戻した印象。Solano (.316/.350/.368) もバットで結果を残し、3番手捕手の座をしっかりとしたものとしました。逆に失望での降格となったのは、Perry (10.24/1.76) と Ohlendorf (7.36/1.55)のスポットスタート候補。AAAで相当安定した結果を残さないとこの春の悪いイメージを払拭することはできないでしょう。Marrero(.239/.314/.370)とBrown (.275/.315/.373)の2人は、それぞれチームで4番目、1番目(タイ)の出場機会を与えられましたがチャンスを活かしきれず、故障があれば呼ばれるかなという立場を変えることはできませんでした。

また、マイナー契約で参加していたChris Snyder捕手を解雇しました。といってもナショナルズでの開幕ベンチ入りの期待が薄まっていた一方で、いくつかの球団がSnyderに関心を示しているという情報があった直後だったので、Snyderの申し入れを受けて自由契約にしてあげたというのが正しい理解。事実、直後にエンゼルスとマイナー契約を結びました。

これで残り33人になりました。

[3/14]
Anthony Rendon、Matt Skole、Nathan Karns、Eury Perez、Sandy Leon、Will Rhymes、Patrick McCoyの7選手がマイナーキャンプ行き。Rendonは13日の試合でもホームランを打つなど堂々たる結果(34打席に立って4本塁打11打点、.375/.412/.875)を残していましたが、チームの育成方針に変更はなく、Harrisburg(AA) での開幕となりました。キャンプ序盤で好印象を残していながら足の故障で離脱中のKarnsもAAへ。昨季後半にA+に上がっていたのでAAは初挑戦。Wilson Ramosの復調でだぶついてきた捕手からLeonがやはりAAへ送られました。Perezはドミニカ共和国チームに参戦中の通知。

[3/5]
Matt PurkeがHagerstown(A)にオプションされました。昨年受けた肩の手術からのリハビリ中。実戦復帰は早くても5月とのことです。

[3/3]
最初のロースターカットがあり、Bill Bray、Brandon Mann、Will Ohman、Tanner Roarkのマイナー契約招待投手4人がカットされました。Brayは開幕ロースター入りも期待されていましたが、投球フォームがばらばらという私の見た印象はフロントも同じだったらしく、マイナーキャンプでしっかり矯正してくることが期待されています。Ohmanは少し出遅れ、ようやく初登板を果したその日にマイナー行きとなってしまいました。若手のRoarkは先発投手としてイニングを投げることが必要なので、そろそろというタイミングです。


2013/03/29

All Time Nats 2013/3 (Starters)

All Time Natsシリーズに今年から新たに追加。各ポジションで最も多く先発した選手を集計してみました。


現役勢ではDanny EspinosaとRyan Zimmermanの2人だけですが、ショートはDesmondがあと16試合で追いつきますので時間の問題。ライトもJason Werthが134試合に出場すれば今季中に追いつけそうです。

捕手のBrian Schneiderはワシントン移転前からの正捕手で、私がブログを始める直前にメッツにトレードされていたので、よく知りません。ちなみにエキスポスト時代にも309試合に先発しています。現役ではWilson Ramosが144試合なので、順調なら2014年シーズン中に抜けます。

センターがころころ代わっていたことはよく知られていますが、意外にもレフトもJosh Willinghamがわずか187試合で最多。今季ゼロからのスタートとなるDenard SpanとBryce Harperですが、2シーズンあれば十分追い抜けます。

残る投手はJordan Zimmermannが53先発差、ファーストもAdam LaRocheが201試合差と、しっかり2シーズン健康に過ごすことが必要ですが、つまり、上手く行けば来季後半には投手を含む全ポジションを現役選手が球団記録保持者となる可能性が出てきました。鍵を握るのはSpanでしょう。一年後、どういうことになっているか楽しみです。

以下、ポジションごとのトップ5(プラス主な現役選手)。

ST 3/29 スプリングトレーニング打ち上げ

最終戦。

先発したJordan Zimmermannは3回までは無失点でしたが、4回に5本の長短打を浴びて4失点。やや残念な最終登板となりました。ブルペンは4回途中からのZach Duke、Henry Rodriguez、Ryan Mattheus、Tyler Clippard、Drew Storenが全く危なげなく無失点。特にH-Rodは最初の2人の打者をストライク先行で討ち取る(3人目の打者に四球こそ与えたものの)無難な投球でブルペンの最後のスポットを確保。Clippardは三者連続三振という素晴らしい仕上がりぶりです。

打線はチームで5安打とやや低調でしたが、最終調整と思えば気にすることはありません。ともかく、故障者もなくスプリングトレーニングを打ち上げることができて何より。

明日、明後日の休みを挟み、いよいよ4月1日、開幕。

ST 3/28 フロリダでの最終戦

フロリダでの最終戦。メッツの二線級の選手が相手とはいえ、Gio Gonzalezは4回を無失点、Adam LaRoche、Danny Espinosaが本塁打を打ち、最後は昨日に続いて連投することにしたRafael Sorianoが危なげなく締めて5-1で勝利。いい感じで終えました。

中でもBryce Harperがひときわ光りました。今日の第1打席でシングルを打ち、これで1四球を挟んで10連打、11打席連続出塁。次の打席で記録は途切れましたが、それも鋭い辺りの左飛で三塁走者がタッチアップから生還し、記録は犠飛。オープン戦の打率はなんと.484。堂々の30球団最高打率となっています。

◎よくできました
Gio 4.0IP 0ER 1H 2BB 7K
Stammen 2.0IP 0ER 2K
Soriano 1.0IP 0ER BB 2K
LaRoche 1/2 HR(4) R RBI K
Espinosa 1/2 HR(2) R RBI
Bernadina 1/2 R 2BB K SB(1)
Harper 1/1 RBI SB(6)

Henry RodriguezとJ. C. Romeroを含む26人の選手がチャーター便で今夜DC入り。明日ヤンキースとのエキシビションを行い、2日休んで、いよいよ4月1日開幕です。

2013/03/28

BP: Nationals Top 10 Prospects


前年の成績下位の球団から順に発表されていたBaseball Prospectus のプロスペクトランキング。30球団最高勝率を残したナショナルズは、最後の最後、2013年シーズンが開幕する直前になってようやく発表されました(元記事)。

1. Anthony Rendon, 3B 
2. Lucas Giolito, RHP
3. Brian Goodwin, OF
4. A.J. Cole, RHP
5. Nate Karns, RHP
6. Christian Garcia, RHP
7. Matt Skole, IF
8. Matt Purke, LHP
9. Sammy Solis, LHP
10. Eury Perez, OF

Matt Skole の評価がやや低い印象を受けますが、他は順当。面白くない、とも言う。

ST 3/27 Moore 1発, Ramos 2発, Zim 3発

開幕も間際のこの時期になってなぜ必要なのか分かりませんが、チームを2つに分けて、しかも同時進行で試合が行われました。

レギュラー陣はホームのブレーブス戦にそろって(ただし、左手親指がまだ痛むBryce Harperは欠場。開幕には問題ないそうですが)出場し、アウェイのカージナルス戦には40人ロースターの選手は誰も遠征しませんでした。

まずホームの試合では、全部で8本の本塁打が乱れ飛びました。うちナショナルズが6本。口火を切ったのはWilson Ramos。3回裏にこの春1号を打つと、4回にも2打席連続弾。守備も含め開幕に向けて完璧に仕上げてきました。Tyle Mooreがチームトップに並ぶ4号ソロ。そして昨日の記事で打撃が下降線と書いたRyan Zimmermanが4,5,7回に3打席連続でフェンスオーバー。しかもそれぞれレフト、ライト、センターと別々の方向に弾き返しての結果。心配は無用みたいです。

先発投手はRoss Detwiler(開幕投手のStephen Strasburgは今日マイナーの試合で投げて最終調整)。6回途中まで投げてソロ本塁打2本の2失点。悪くない最終登板となりました。先発5番手なので開幕戦の裏で調整して、6日のレッズ戦に備えることになります。

Rafale Sorianoが四球とシングルで2人の走者を許しながら1イニングをに抑えました。どうも不安が拭えませんが、歯が痛いとか言いながら登板を回避していたので、実戦で結果を残したことは何よりです。

そして最後のブルペン投手枠の争いが熱くなってきました。7回に登板したHenry Rodriguezは今日もまた5球連続ボールで入る立ち上がり。2死を取った後、シングルとまた四球で満塁。最後は投ゴロで無失点に終えましたが、相も変らぬ不安定ぶりをまたまたまた披露。一方、8回に登板したJ .C. Romeroは先頭打者にヒットを打たれたものの次の打者を併殺。四球はポップフライで危なげなく無失点。何より、ストライク先行でした。試合後、Romeroに対して、チームに帯同してワシントンに向かうことが通告されました。H-Rodも同じチャーター便に乗ることは決まっています。金曜日のナショナルズパークでのヤンキース戦で登板させた後、最終決定が下されることになりそうです。

もう1試合、アウェイのカージナルス戦にはマイナーリーガー、しかもトッププロスペクトでさえない選手ばかり登場。先発したのはTaylor Jordanという24歳でまだHagerstown(A)止まりという投手(BAでは組織内14位にランクされていますが個人的にはあまり期待感はありません)。案の定3回途中までに10安打9失点と激しく打ち込まれてしまいました。その他見るべき選手はあまりいませんでした(BOX)。

◎よくできました
Zimmerman 3/4 3H(2,3,4)3R 4RBI K
Ramos 2/4 2HR(1,2) 2R 4RBI
Moore 2/4 HR(4) R RBI K
Werth 2/3 R RBI
Detwiler 5.1IP 2ER 8H 1BB 2K

▲がんばりましょう
H-Rod 1.0IP 0ER H 2BB K

☆プロスペクト
Taylor Jordan 2.1IP 7ER(9R) 10H 2BB 2K
Michael Taylor 0/4 3K
Destin Hood 1/4 2K R
Jason Martinson 1/3 2K

2013/03/27

All Time Nats 2013/3 (Hitting)


続いて打撃成績。

積み上げ系の数字では我らがFace of Franchise、Ryan Zimmermanの独走が強化されています。打率等でのカウント対象となる800打席に新たに到達したのは、Danny Espinosa、Jason Werth、Jesus Flores、Adam LaRocheの4選手。うち、Floresだけは退団しましたが、あとの3人はまだまだ数字を伸ばしてくれる予定です。Bryce Harperについては圏外でも記載しています。

【主要成績トップ3】

◎安打数
1. Ryan Zimmerman 1110
2. Cristian Guzman 581
3. Ian Desmond 462

◎本塁打数
1. Ryan Zimmerman 153
2. Adam Dunn 76
3. Michael Morse 67

◎打点数
1. Ryan Zimmerman 593
2. Nick Johnson 215
3. Adam Dunn 208
3. Michael Morse 208

◎盗塁数
1. Ian Desmond 64
2. Nyjer Morgan 58
3. Roger Bernadina 53

◎打率 (800打席以上)
1. Michael Morse .2937
2. Ryan Zimmerman .2879
3. Nick Johnson .2855

◎出塁率(800打席以上)
1. Nick Johnson .4157
2. Adam Dunn .3777
3. Josh Willingham .3771

◎長打率(800打席以上)
1. Adam Dunn .5326
2. Michael Morse .5144
3. Josh Willingham .4793


2013/03/26

All Time Nats 2013/3 (Pitching)


春の恒例のこのシリーズ。球団ワシントン移転後のナショナルズになって(エキスポス時代を除く)8年間の通算成績です。

先発投手の積み上げ系の記録は依然としてLivan HernandezとJohn Lannanがトップ2を占めていますが。Lannanも遂に退団したので、これで数字が確定。防御率等の対象となる200投球回数には新たにRoss DetwilerとSean Burnett、そしてStephen Strasburgが到達。退団したBurnettはギリギリ201回2/3。1年目のGio Gonzalezが199回1/3とこちらはわずかに届きませんでした。Jordan Zimmermannが多くの項目でトップ10入りを果たし、今季中に奪三振のトップに立つことが期待されます。

【主要成績トップ3】

◎勝利数
1. Livan Hernandez 44
2. John Lannan 42
3. Jordan Zimmermann 24

◎セーブ数
1. Chad Cordero 113
2. Drew Storen 52
3. Tyler Clippard 33

◎ホールド数
1. Tyler Clippard 77
2. Sean Burnett 71
3. Jon Rauch 52

◎奪三振数
1. Livan Hernandez 476
2. John Lannan 410
3. Jordan Zimmermann 396

◎防御率(200イニング以上)
1. Chad Cordero 2.775
2. Sean Burnett 2.812
3. Tyler Clippard 2.845


ST 3/26 Haren 最終登板は4被弾

スプリングトレーニング最後の登板となったDan Harenがマーリンズ打線に打ち込まれました。Giancarlo Stantonによる2発を含め4被弾(開幕したら勝負は避けましょう)。とうとう最後まで快心の投球がないままに開幕を迎えることになりました。健康面での問題はないようですが、それならそれで心配になります。

Bryce Harperが今日も絶好調で2打席連続安打(足掛け4試合9打席連続安打)のあと、最後の打席は四球。打率は.476まで上昇。また、Roger Bernadinaが途中出場ながら最初の打席でライトへ本塁打。続く打席でもヒットを打ちました。WBCでの予想外のオランダの快進撃でやや出遅れた感がありましたが、心配無さそうです。

Ryan Zimmermanのバットがやや下降線を描いていることが気になります。守備での送球についても心配な記事が出ていました。ちょっと心配。

◎よくできました
Bernadina 2/2 HR(1) 2R RBI
Harper 2/2 R RBI BB SB(5)

▲がんばりましょう
Haren 6.0IP 5ER 7H 1BB 3K
Mattheus 1.0IP 1ER(3R) 4H
Zimmerman 0/4
LaRoche 0/3 3K

優勝候補筆頭 !?

スポーツイラストレイテッド誌のMLB開幕特集の1つとして、各コラムニストの予想が発表されました(元記事)。

びっくりしました。

全7人がナショナルズをナ・リーグ東地区優勝、うち4人がワールドシリーズ優勝と予想しています!そんなにまで期待されているんですか?! ほんの2年ほど前までは弱小球団だったはずなのに。その頃の精神構造からまだ脱却しきれないファンとしては、なんだか信じられません。着実に強くなってきたし、現に昨年は30球団最高勝率を残しましたが、でもここまで圧倒的な優勝候補筆頭なんですか? ほんとに?! 選手たちが逆に変なプレッシャーを感じないかと心配になります。いいニュースなんですが、ただただ驚きました。

また、それぞれ2人が、Bryce HarperをMVP候補に、Stephen Strasburgをサイヤング候補にあげています。

2013/03/25

ST 3/25 Young 最後の登板

Chris Young が先発し、4イニングを投げて被安打2(バントといわゆるポテンヒット)、1四球で自責点0(1失点)と好投。球速は80マイル前後だったそうなので極めて遅いわけですが、結果はしっかり残しました。登板後、早速ナショナルズとのマイナー契約からのオプトアウト(離脱)の手続きを取りました。どこかの球団がメジャー契約を提示する見込みがあるそうです。この遅い時期まで実戦での登板機会を与えておきながら好成績を残してあっさり離脱して他球団に移られたのではナショナルズとしては嬉しくありませんが、元々が先発ローテーション候補の5人に故障者が出た場合に備えての保険として契約した高いレベルの選手なので、むしろ5人が健康に過ごせたことの証として歓迎すべきことなのかもしれません。せめて移籍先がナ・リーグ(特に東部地区)じゃないといいなと思いますが、ともかくも新天地での健闘を祈ります。

2番手で投げたのがHenry Rodriguez。1イニングを1四球2奪三振での無失点に終えましたが、今日も7球連続ボールで入ったそうで、荒れっぷりは相変わらず。契約関係から開幕ブルペンは当確と言われていますが、勘弁してくださいという気持ちです。この春安定した登板を続けているFernando Abadか、つい先日契約したばかりとはいえ今日初登板して1イニングを無難に無失点に終えたJ. C. Romeroという両左腕のほうが余程いいと思います。

打線では、Adam LaRocheが昨日に続くホームラン。昨日は風に乗った逆方向でしたが、今日はしっかり叩いて右中間の深いところまで運びました。いい感じ。そしてBryce Harperが今日も3打数3安打。打率はなんと.459まで上昇しています。

◎よくできました
Young 4.0IP 0ER(1R) 2H 1BB 2K  
Harper 3/3 RBI
LaRoche 2/3 HR(3) 2R RBI K
Romero 1.0IP 0ER K

▲がんばりましょう
Stammen 1.1 IP 5ER 6H BB 3K  
Zimmerman 0/3

☆プロスペクト
Rivero 0/1

ST 3/24 Espinosa 絶好調

Danny Espinosaが絶好調。今日は(風に助けられた感があるとはいえ)流し打ちでの3ラン本塁打を含む3打数3安打3得点3打点という3並びのボックススコアで、打率は.349と3並びも越えました。キャンプ前に心配されていた肩の状態も大丈夫な様子。何より、三振が少なくなっていることは好材料。昨季のIan Desmondのようなブレイクの年になることを期待させてくれます。

Bryce Harperも好調を持続。前々日の試合で詰まった打球を打った際(結果はライト前ヒット)に左手の親指を痛めて前日の試合を欠場しましたが、今日は先発して3打数3安打。打率を.431まで上昇させています。盗塁も2度走って2度成功。開幕が待ち遠しいことでしょう。

今ひとつ調子が上がっていないAdam LaRocheでしたが、今日は2ラン本塁打を含む3打点。昨年は珍しくロケットスタートでしたが、元々はスロースターターで有名。少しずつペースを上げてくれればOKです。

先発したのはJordan Zimmermann。ほとんど完璧だった前回登板に続き、この試合も6イニングを自責点1(3失点)と好投。いつでも開幕できる状態です。

◎よくできました
Zimmermann 6.0IP 1ER(3R) 6H 3BB 4K
Espinosa 3/3 double HR(1) 3R 3RBI
Harper 3/3 double 2R 2SB(3,4)
LaRoche 2/4 HR(2) R 3RBI

▲がんばりましょう
Zimmerman 0/4 2K

☆プロスペクト
Rivero 0/1 .170

Kobernus, Rosenbaum 返却される

[当初Kobernusの返却だけの記事を23日にアップしましたが、翌24日にRosenbaumも返却されてきたので、全面的に更新しました]

12月のルール5ドラフトで指名されメジャーのスプリングトレーニングで開幕ロースター争いに参加していたJeff Kobernus選手とDaniel Rosenbaum投手が、それぞれタイガースとロッキーズから返却されてきました。

ともにスプリングトレーニング前半は好調で、開幕ロースター入りが現実的に議論されるくらいに頑張っていましたが、残り1週間というタイミングで惜しくもカットされました。

Kobernusは前半の打撃好調に加えて、本職のセカンドだけでなく外野の3ポジションの守備を無難にこなしたことでユーティリティとして高い評価を得ていましたが、次第に打撃が降下。16打数1安打というスランプを経て最終的な成績は50打席で.220/.291/.300。期待された走塁でも2度盗塁を試み2度とも失敗と結果を残せず。カットされる前日の試合でStephen Strasburgからホームランを打ったMatt Tuiasosopoとの競争に敗れました。

Rosenbaumはブルペン左腕として期待され、やはり前半は好投していました。しかし、最後の登板となった17日のジャイアンツ戦、2点リード無死1,2塁から左打者2人と対戦し、シングル、そして逆転3サヨナラ3ラン本塁打を打たれ、一気にフロント・ベンチの信頼を失ったようです。そして24日、ロッキーズがJon Garlandと契約するに際して40人枠を空けるために返却されるに至りました。

2人ともナショナルズのマイナーキャンプに合流。開幕はSyracuse (AAA)で迎えることになりそうです。ナショナルズにとってはマイナーの層が厚くなるので歓迎なのです(特にRosenbaumは貴重なスポットスターター候補)が、どちらかと言えばチャンスを活かして欲しかったなと残念な思いのほうが強いですね。2人とも、ナショナルズでのデビューを目指して頑張れ。

2013/03/23

ST 3/23 LombardozziとRivero

Steve Lombardozziの調子が上がってきません。今日は1安打して少し数字を改善しましたが、それでも59打席に立って.172/.183/.207という無残な成績。四球はわずかに1つ。長打も二塁打が2本だけです。故障という話は聞きませんが、(目立たない選手だからということなのか)そもそもほとんど記事に出てきません。

Lombardozziがこんな状態であるならば、開幕ロースターを奪い取る選手が出てきてくれてもいいのですが、筆頭候補だったCarlos Riveroも結果が残せていません。オプション切れの40人ロースター選手であるため、多くの出場機会を与えられてきましたが、50打席で.174/.235/.283。これでは昨季MLBでの実績があるLombarodzziに軍配を上げざるをえません。このまま、ウェイバーで他球団にクレームされるか、マイナー行きを拒否しての退団となってしまうのでしょうか。

今日の試合の先発はGio Gonzalez。WBCから戻ってきてから初のスプリングトレーニングでの登板。6回を1失点と好投。順調です。

◎よくできました
Gio 6.0IP 1ER 4H BB 3K
Tracy 3/3 double

▲がんばりましょう
Storen 1.0IP 1ER H BB 2K
Duke 1.0IP 1ER 2H K
Ramos 0/4 K
Moore 0/3 2K

☆プロスペクト
Rivero 1/4 double K

2013/03/22

ST 3/22 H-Rod劇場いつまで

前々回前回と不安定な投球を続けてきたHenry Rodriguez。今日は3点ビハインドの7回表に登板し、初球をまずバックネットに投げ込んだかと思うと、最初の3人の打者全てに対してボール3とし、二塁打、四球、四球で無死満塁。三振で1死の後、右中間を破る走者一掃の長打を打たれたはずでしたが、Roger Bernadinaのダイビングキャッチに救われ(犠飛による1点)、次の打者のライナーもショート正面。幸運により1失点にとどまりましたが、大量失点していても不思議ない内容だったようです。いつまでこの劇場を続けるつもりなんでしょうか。これほど開幕してから見たくない投手も珍しい。勘弁して下さい。

先発したのはStephen Strasburg。6回を3失点とまずまず。8回に投げたRyan Mattheus、9回に投げたTyler Clippardの安定っぷりとは対称的。

打線では、Ian Desmondが2号ソロ。

◎よくできました
Desmond 1/2 HR(2) 2R RBI BB K
Werth 2/4
Mattheus 1.0IP 0ER 2K
Clippard 1.0IP 0ER BB 3K

▲がんばりましょう
H-Rod 1.0IP 1ER 1H 2BB K
LaRoche 0/4 K

☆プロスペクト
Rivero 0/1 K .167

PTBNL としてIan Krol を獲得

1月のMichael Morseのトレードに際し、A.J. ColeBlake Treinenとともにナショナルズがアスレティックスから獲得することになっていたPTBNL(Player To Be Named Later) としてIan Krol投手を獲得することが発表されました。

2009年ドラフト7順目で高卒入団した左腕でまだ21歳。2010年シーズンにはシングルAで2.80/1.04と好投し、アスレティックス球団のMinor League Pitcher of the Yearに選ばれるほどの活躍。翌年が始まる前にはBAにより球団内で9位のプロスペクトにランクインと期待されていました。

しかし、2011年に同性愛者をネタにしたツィッター記事により出場停止処分を受けた上、ヒジの故障(軽度)によりシーズンを棒に振ると、昨季は下記のとおり振るわず。プロスペクトとしての地位を落とし、今年はBAのトップ30からさえドロップしてしまいました。

Ian Krol (2012 for A+ and AA clubs under OAK) 
29G (15GS) 97.0IP 26BB 89K 5.20/1.36

とはいえ、21歳で既にAAに到達していること、シーズンの大半を過ごしたCalifornia Leagu(A+)が打者有利のリーグであること、イニング当たりの奪三振数は2009年よりむしろ改善していること、などいい材料もあります。90マイルを少し超える速球に、そこそこ評価されるカーブとチェンジアップがあり、まだ先発投手としての期待感も残しています。能力だけなら、Treinenよりも上かもしれません。

2011年に処分を受けた行為は確かに感心したものではありませんが、犯罪を犯したというわけでもありません。心機一転。過去の過ちを踏み台にしての飛躍を期待しています。

ST 3/21 Bernadina 合流

オランダ代表として予想より長くWBCに参加していたRoger Bernadinaがとうとうチームに合流。途中からセンターの守備に入り、この春初めてナショナルズのユニフォームを着て試合に出ました。残り10日ほどとあまり時間はありませんが、しっかり調整して下さい。

先発はDan Haren。前回登板で滅多打ちに遭ったのに比べれば随分マシでしたが、今日も6回途中までで8安打4失点とピリッとせず。球速は90マイル手前まで戻っており、本人も手応えを感じているようなので、あまり心配はしていませんが、開幕まであと2登板。しっかり仕上げてください。

昨日のKurt Suzukiに負けじと、今日はWilson Ramosが捕手としてフル出場。心配された膝の具合は全く問題ないようです。よしよし。

◎よくできました
Desmond 2/3 double R RBI
Espinosa 2/3 RBI

▲がんばりましょう
Haren 5.1IP 4ER 8H 1BB 5K
Span 0/3 K

☆プロスペクト
Rivero 0/1 K .171
Destin Hood 1/1

2013/03/21

ST 3/20 Chris Young 最後の登板?

WBCが終わり、MLBの開幕まで残り2週間足らずとなりました。

Chris Youngが5イニングを2安打1四球で無失点と好投。24日に設定されているアプトアウト期限前の最後の登板で、しっかり結果を残しました。今のところ候補の5人の投手が誰も故障していないので(Dan Harenは前回登板で滅多打ちに遭っていましたので次の登板が注目されますが)、ナショナルズでの開幕ローテーション入りは難しいと想定されます。AAAで待機してくれるとありがたいところですが、他球団がメジャー契約を提示すれば、引き止めるのは困難でしょう。今日でさえ球速85マイルに達しませんでしたから評価は難しいですが、高いレベルで投球を続けられると信じる球団が出てくるかどうか。

打線はアウェイにも関わらずほぼフルメンバーが先発。Bryce Harperが2本のタイムリーで4打点を稼いでいます。またKirt Suzukiがこの春初のフル出場を果たし、9回には初本塁打。Wilson Ramosの回復・好調ぶりが注目されていますが、こちらも負けていません。

9回裏にHenry Rodriguezが登板。またも、四球、四球の立ち上がり。その後内野ゴロを3本で1失点でのゲームセットとなりましたが、相変わらずの不安定ぶり。もう本当に、いい加減にしてください。

◎よくできました
Young 5.0IP 0ER 2H 1BB 2K
Harper 2/3 double 4RBI
Suzuki 2/4 HR(1) 2R RBI
Werth 2/2 R RBI

▲がんばりましょう
Duke 2.0IP 4ER 5H BB 珍しく打たれた。
H-Rod 1.0IP 1ER 0H 2BB
LaRoche 0/3 K
Desmond 0/3 K
Espinosa 0/3 2K

☆プロスペクト
Rivero 0/1 K 打率.175 いよいよ苦しくなってきました。
Erik Komatsu 0/2

2013/03/20

WBC 3/19 ドミニカ共和国完全優勝

今日はナショナルズはオフ。

WBCは最終日、決勝戦が行われ、ドミニカ共和国が3ー0でプエルトリコを破り、8戦全勝での初優勝を決めました。おめでとうございます。優勝はドミニカ共和国で納得ですが、やっぱり決勝戦は日本とやって欲しかったなあと残念に思いながら見ていました。

次回は4年後。既に出場すると宣言しているBryce Harperが、どんな選手になって出ることになるかを期待して待ちたいと思います。

2013/03/19

ST 3/18 Zimmermann心配なし/ WBC 蘭敗退

WBC、準決勝第2試合。ドミニカ共和国が4-1でオランダを降し、無敗で決勝進出を決めました。ここまで快進撃を続けてきたオランダはここで力尽きました。Roger Bernadinaは3番センターでフル出場。シングルを1本打っています。

+++++++++++++

先発したJordan Zimmermannが6イニングを投げ被安打1、無失点。初回の先頭打者にシングルを許した後は18人の打者を続けてアウトにしました。しかも、初回の2番目の打者から三振を奪った後は17人の打者を全て凡打で討ち取り、6回を終えてまだたったの67球。他の投手に登板機会を与えるために降板しましたが、レギュラーシーズンなら完封ペースでした。全く心配はなさそうです。

問題だったのは、2番手で投げたRafael Soriano。2死を取る間に5安打1四球を許し、4失点。予定していた1イニングを投げ切ることもできませんでした。球速も90マイル前後に留まったとのこと。ベテランなので開幕にはきっちり仕上げてくれると信じていますが・・・。

そしてもっと問題だったのが、最後に投げたHenry Rodriguez。四球、四球、死球で無死満塁として、犠飛での1失点という相変わらずの不安定ぶり。そろそろ・・・・。

打者ではWilson Ramosが3打数3安打の大当たり。また、Adam LaRocheがこの春1号を打ちました。

今朝のカットで多くの若手が消えたことで、プロスペクトの出場はついにCarlos Riveroの9回の守備出場だけとなってしまいました。

◎よくできました
Zimmermann 6.0IP 0ER 1H 1K 
Ramos 3/3
LaRoche 1/4 HR(1) R RBI 2K 
Span 2/4 K

▲がんばりましょう
Soriano 0.2IP 4ER 5H 1BB 
H-Rod 1.0IP 1ER 0H 2BB 1HBP 1K 

2013/03/18

ST 3/17 Moore 2連発/ WBC 日本敗退

舞台をサンフランシスコに移してのWBC準決勝第1試合。プエルトリコが3-1で日本を降し、決勝進出を果たしました。日本の敗因はとにかく打てなかったことに尽きます。低めの変化球を空振りか引っ掛ける打球ばっかり。相手投手というよりも、やはり捕手Yadier Molinaの術中に見事にはまったという感じ。それでも、3点ビハインドの8回表1死満塁のピンチを切り抜けたことで格言通りチャンスを迎えました。3連打で1点返してなお1死1,2塁、打者阿部慎之助。行ける、というムードになりましたが、一塁走者だった内川聖一が二盗を試み(二塁には走者がいるのでもちろん)アウト・・・。あれは一体なんだったんでしょうか。説明を聞いてみたいものです。これでほぼ終了。残念でした。

+++++++++++++++++++++
ナショナルズ。タイガースとの激しい打ち合いでしたが、12-10で勝ちました。

といっても先発したRoss Detwilerは4イニングを投げてTorii Hunterのソロ本塁打による失点のみ。WBCに参加していたためやや登板機会が開いていましたが、特に心配はなさそうです。

激しく打ち込まれたのは2番手で投げたRyan Perry。1イニング目は三者凡退で終えましたが、上位打線を迎えた2イニングは四球、死球、四球、シングル、ダブルと打たれた所で降板。後を受けたJeremy Accardoも打たれたため、自責点5という散々な結果となりました。Accardoも投げれば失点している印象です。さらに、Ryan Mattheusも2ランを被弾。9回に投げたErik Davisもこの春はじめての失点を喫しました(代打で出てきたJeff Kobernusのタイムリー。ルール5でナショナルズ傘下から移籍のKobernusですが、なかなか頑張っており、開幕25人ロースター入りを争っています)。

打線は16安打を記録。中でもTyler Mooreが4回にソロ、5回に2ランと連発。2割ちょっとという打率で推移していましたが、不安を払拭する活躍でした。こちらも打率が低下し後がなくなってきていたChris Marreroも2本のタイムリーで3打点といい活躍。厳しい立場には変わりはありませんが、がんばっています。一方、Mooreと同じような立場のSteve Lombardozziは6打席凡退。Marreroと同じ、あるいはもっとぎりぎりの立場にあるCarlos Riveroは3打席凡退と結果を残せず、2人とも打率2割をはるかに下回る水準まで落ちてしまっています。この他、Danny Espinosa、Ian Desmondの二遊間コンビがそろって2安打。2人とも春の打率を3割に乗せてきました。

◎よくできました
Detwiler 4.0IP 1ER 3H 1BB 1K
Moore 2/3 2HR(2,3) 2R 3RBI K
Marrero 2/5 R 3RBI K
Espinosa 2/3 RBI
Desmond 2/4 R
Owings 1/4 2RBI BB K
Solano 2/2 R RBI

▲がんばりましょう
Perry 1.0IP 5ER 2H 2BB K
Accardo 1.0IP 1ER 2H BB K
Mattheus 1.0IP 2ER H BB
Lombardozzi 0/6 2K
Rivero 0/3 2K

☆プロスペクト
Davis 1.0IP 1ER 2H
Walters 1/3 K
Brown 1/2 R BB

2013/03/17

Fangraphs: Top 100 Prospects (Goodwin 38位)

Fangraphsでも全体トップ100プロスペクトが発表されていました(元記事)。

チーム別のトップ15が発表された際に、Anthony RendonよりもBrian Goodwinを上にしていて驚きましたが、全体リストでは38、39位。ほとんど差はなかったことが明らかになりました。なお、Alex Meyerは78位。そういえば、ルール5ドラフトを反映してナショナルズのトップ15を更新するという話はどうなったんだろうか。

38. Brian Goodwin, OF
39. Anthony Rendon, 3B 
70. Lucas Giolito, RHP 
92. A. J. Cole, RHP 

全体トップ10はこちら。やはり驚きはありません。

1. Jurickson Profar, SS, TEX
2. Oscar Taveras, OF, STL
3. Dylan Bundy, RHP, BAL
4. Wil Myers, OF/3B, TB
5. Xander Bogaerts, SS, BOS
6. Gerrit Cole, RHP, PIT
7. Tyler Skaggs, LHP, ARI
8. Jose Fernandez, RHP, MIA
9. Zack Wheeler, RHP, NYM
10. Christian Yelich, OF/1B, MIA

Sickels:Top 150 Prospects (Rendon 33位)

John Sickelsさんから全体150プロスペクトが発表されていました(元記事)。

ナショナルズ勢ではAnthony Rendonの33位が最高。以下、Brian Goodwin、A. J. Coleがトップ100入りし、Lucas Giolitoはやや低目の評価で104位でした。ツインズのAlex Meyer はここでも63位と高評価。

33. Anthony Rendon 3B 
71. Brian Goodwin OF
89. A.J. Cole, RHP 
104. Lucas Giolito, RHP
140. Matt Skole, 3B-1B

全体のトップ10の顔ぶれにはあまり驚きはありません。強いて言えばBogaertsの評価が高いことくらいでしょうか。オランダ代表のサードとして頑張ってますね。

1. Jurickson Profar, SS/2B, TEX
2. Dylan Bundy, RHP, BAL
3. Oscar Taveras, OF, STL
4. Xander Bogaerts, SS, BOS
5. Gerrit Cole, RHP, PIT
6. Shelby Miller, RHP, STL
7. Wil Myers, OF/3B, TB
8. Jose Fernandez, RHP, MIA
9. Mike Zunino, C, SEA
10. Miguel Sano, 3B, MIN

2013/03/16

ST 3/16 いよいよ本気モードへ

WBCはマイアミラウンド最終戦。ドミニカ共和国がプエルトリコを2-0で降し、1位通過。ドミニカ共和国は、1次リーグ、2次リーグを通じて6戦全勝です。

これにより明日の準決勝第1試合はプエルトリコ対日本、明後日の第2戦はオランダ対ドミニカ共和国となりました。

++++++++++++++

いよいよ今日からDHを使わずに投手も打席に入り、そしてRyan Zimmermanがはじめて三塁守備につきました。Zimmermanが打球を処理したのは1つだけながら、しっかりこなしたようです。

先発したStephen Strasburgがこの春最多の93球を投げ込み、6回途中までに8奪三振。1失点でまとめました。2番手で投げたCraig Stammenも1回と2/3を無失点。かなり本番に近い使われ方の中で結果を残しました。ダメだったのは3番手のDrew Storen。1点リードの8回表というこちらも本番に近い場面で起用されましたが、いきなり3連打で同点とされると2死満塁から逆転の2点タイムリーを打たれてしまいました。不安。ちなみにその後投げたH-Rodは三者凡退。

打線はチームで6安打と低調で、いいニュースはDenard Spanが2安打したことぐらい。

◎よくできました
Strasburg 5.1IP 1ER 5H 1BB 8K
Stammen 1.2IP 0ER 2K
Span 2/4 K

▲がんばりましょう
Storen 1.0IP 3ER 4H 1BB 2K
Espinosa 0/3

☆プロスペクト
Brown 0/1
Marrero 0/1 K
Walters 0/1 K

2013/03/15

ST 3/15 Haren 滅多打ち/ WBC プエルトリコが米を降し準決勝へ

(Pedro FelicianoとNelson Figueroaを間違えていました。失礼しました)

アメリカのWBCが終わりました。プエルトリコ先発のPedro Feliciano(メッツとマイナー契約)Nelson Figueroa(Dバックスとマイナー契約)の前に6回まで2安打無得点。ようやくFelicianoを引きずり下ろした時には既に4点のビハインドでした。次々と登板する若手マイナーリーガーの投手を攻め立てて1点差まで詰め寄りましたが、最後は大ベテランのJ .C. Romero(今季の所属は未定)に反撃を抑えられ、ここで涙を飲みました。

それにしても、Feliciano はメジャーでの登板は2010年が最後で過去2年は故障もあってヤンキースのマイナーで投げたのみFigueroaは昨季はメジャーでの登板なし。Romeroも昨季はカージナルズとオリオールズで投げたものの、いずれも途中解雇に合うという微妙な投手。チームがここまで躍進している理由として指摘されているのが捕手のYadier Molinaの存在です。そこまで凄いのか・・・・。

これでサンフランシスコで開催される準決勝進出の4チームが決定。日本、ドミニカ共和国はともかく、プエルトリコ、オランダがここまで来るとは驚いています。

++++++++++++++
先発したDan Harenが、1回裏先頭打者からホームラン、シングル、シングル。ポップフライを挟んで3ランと滅多打ちに合いました。先週はJordan Zimmermannにもありましたが、どうもスプリングトレーニング中に投手にはこういう時期があるようです。大きな故障が原因でないならいいのですが、次回登板が注目されます。

打線はわずか5安打。目立ったのは、今日も2打数2安打で打率を4割超まで上げてきたMicah Owingsくらいでした。

◎よくできました
Owings 2/2

▲がんばりましょう
Haren 5.0ER 5ER 6H 2BB 3K
Rivero 0/4 2K 打率が2割を切り、苦しい立場となりました。
Moore 0/3 K
Suzuki 0/3 K

☆プロスペクト
Walters 1/3
Brown 1/3
Marrero 1/4
Souza 0/1 R
Hague 0/1
Ramsey 0/1

ST 3/14 Owings 満塁弾 / WBC DR準決勝進出

今日もまずはWBC。ドミニカ共和国がアメリカを破り、準決勝進出を決めました。序盤に1点ずつ取り合ったあと膠着状態が続き、9回表にCraig Kimbrel(ブレーブス)から、Erick Ayber(エンゼルス)が勝ち越しタイムリーを放つという熱戦。Ayberの打席でのあまりの露骨なアメリカ寄りのストライクコールにはたまげましたが、その次の球を弾き返したAyberが立派でした。

アメリカは、明日準決勝進出を賭けてプエルトリコとの一戦です。Ross Detwilerが登板予定。先発という噂も。

+++++++++++++++

投手から野手への転向にチャレンジ中で、この試合前まで打率.333となかなかの結果を残してきたMicah Owingsが途中出場し、7回裏無死満塁で回ってきた唯一の打席で、見事に満塁本塁打。流し打ちでライトのフェンスを越える一撃でした。開幕ロースターとはいかないでしょうが、(一塁と外野で試されている)守備を含めAAAで経験を少し積めば昇格のチャンスも十分あるのではないかという活躍ぶりです。

野手ではこの他、Ryan Zimmermanが2本の二塁打を打ち、スプリングトレーニングの打率を5割まで上げました。また、Jason Werthが1号ソロ。そしてWilson Ramosも2安打で、しかもうち1本は全力で走っての内野安打。膝の状態はかなり良さそうです。

2度目の先発となったChris Young。前回は荒れ気味でしたが、今日は初回先頭打者本塁打を浴びた後は、4回まで無難に無失点で投げきりました。球数も70球を少し超えるところまで来ており、順調な調整具合を示しました。

ブルペン陣ではZach Dukeが2回を無失点、Henry Rodriguez、Tyler Clippardがそれぞれ1回を無失点。Rafael Sorianoが2ランを浴びて初失点。

◎よくできました
Owings 1/1 HR(2) R 4RBI
Zimmerman 2/3 2double
Werth 2/3 HR(1) R RBI
Young 4.0IP 1ER 4H 2BB 3K
Duke 2.0IP 0ER 1BB 3K

▲がんばりましょう
Soriano 1.0IP 2ER 2H 2K
LaRoche 0/3 K
Span 0/3 K

☆プロスペクト
Brown 1/2 R
Marrero 0/1
Walters 0/1 BB
Rivero 0/2

2013/03/14

ST 3/13 Strasburgを開幕投手に指名

WBCではマイアミラウンドの敗者復活1回戦でプエルトリコがイタリアに逆転勝利。なかなか頑張ったイタリアでしたが、ここで敗退となりました。

+++++++++++

今朝、4月1日のワシントンにマーリンズを迎えての開幕戦にStephen Strasburgを先発させるとJohnson監督が明言しました。まあ順当でしょう。2年連続2度目となります。7回1失点だった昨年のような好投を期待しています。

+++++++++++

今日はチームに2つを分けての2試合。

ホームゲームのほうはレギュラー陣が登場し、先発はJordan Zimemrmann。前回のひどい結果の後だけに注目されましたが、味方エラーが絡んだ初回の2失点の後は落ち着いた投球で5回途中までを1失点で終えました。続いて投げたCraig Stammenも同様。2人とも大丈夫そうです。

打線は1回裏、四球とエラーの2人の走者を置いて、3番Bryce Harperが右中間へ3号3ラン。さらにタイムリーも打って4打点の活躍。この他、Ryan Zimmermanがタイムリーを含む2安打、Danny Espinosaも2安打。

アウェイでの試合は若手主体のチーム。先発機会を与えられたRoss Ohlendorfでしたが、初回に4安打1四球(うち1本はJustin Maxwellの三塁打)を集めれ4失点と結果を残せませんでした。2番手のRyan Perryは2回を1失点とまずまず。その後投げたのが、Cole KimballとErik Davisの期待の2人。そろって1イニングをきっちり無失点で終えました。

打線は17安打で9点を奪う猛攻。中でも3番サードで先発(途中からショート)のAnthony Rendonが4号2ランを含む4安打と大暴れ。ここ3試合ヒットが出ず打率も3割をわずかに切っていましたが、また.375まで一挙に回復しました。この他、9番レフトで出場の「野手転向」Micah Owingsが2本のタイムリー二塁打を含む3安打で、こちらも春の打率を.333まで上昇。

◎よくできました
Rendon 4/5 double HR(4) R 3RBI
Harper 2/4 2R 4RBI K
Zimmerman 2/4 RBI K
Espinosa 2/4 double 2R K
Span 1/3 2BB 2R
Owings 3/5 2double R 2RBI 2K
Brown 2/5 double R RBI K
Zimmermann 4.2IP 1ER(3R) 4H 2BB 6K
Kimball 1.0IP 0ER H 2K

▲がんばりましょう
Desmond 0/4 K
Tracy 0/4 K
Ohlendorf 3.0IP 4ER 5H 3BB 2K

☆プロスペクト
Marrero 0/2 BB
Rivero 1/3 double R 2K
Skole 1/4 R RBI BB 2K
Walters 1/4 R 2K
Estarlin Martinez 1/2 double R RBI K
Rick Hague 0/2 RBI
Davis 1.0IP 0ER

2013/03/13

WBC 3/12 Gio 5回無失点

ナショナルズはオフ。

WBCは東京ラウンドの最終戦。日本が2回に集中打で8点を取り(うち阿部慎之助が2本塁打4打点)、オランダに快勝。見事1位通過を決めました。なおRoger Bernadinaは今日も出場せず。10日の日本戦で内海から死球を受けて途中後退したまま出場機会がありません。長引く故障でなければよいのですが。

マイアミではようやく第2ラウンドが開幕し、ドミニカ共和国とアメリカが順当に勝利。アメリカの先発は我らがGio Gonzalez。全く映像は見ていませんが、5イニングを、散発3安打、無四球、5奪三振で無失点。改心の投球だったようです。中4日だとすると次の登板日は17日。マイアミラウンドを2位で通過すると日本との準決勝に大当たりです!そうなって欲しいような、欲しくないような・・・。

2013/03/12

ST 3/11 Strasburg 完成間近/ WBC 蘭準決勝へ

オランダが準決勝進出決定。進出を賭けたキューバとの対戦は8回に2点を勝ち越される苦しい展開でしたが、その裏2死からAndrelton Simmons(ブレーブス)の2ランで同点に追いつき、9回裏にKlian Sams(マリナーズAA)の犠飛でサヨナラ勝ち。初戦で韓国を破ったときはまぐれかと思いましたが、キューバを2度までも破ったことでもやは実力を疑う人はいなくなったことでしょう。

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先発したStrasburgが5回まで1安打1四球の無失点と快投。6回につかまりましたが、ランナーを出した場面でのセットポジションからの投球についていろいろ試していたためとのこと。球速も95マイル前後まで達していたとのことで、開幕に向けて順調と見ていいでしょう。

Henry Rodriguezが2度目の登板。Johnson監督は健康面で不安はなく開幕ロースター入りはまず間違いないという趣旨の発言をしていましたが、今日は2死後に安打と死球を与えて降板。相変わらず制球は不安です。

Rafael Soriano、Tyler Clippardがともに1イニングを1三振を含む3人で終了と完璧。よしよし。

ほとんどの野手がだいたい順調に調整を進めている中、Denard Spanの調子が上がってこないことがちょっと心配。今日も3打席凡退で2三振。打率は1割ちょっとになってしまいました。

故障者情報。Christian Garciaは完全に痛みが取れたそうで、18日頃からキャッチボールを再開する見通し。一方、Nathan Karnsは別のドクターの意見を聞くために、もう少し休むそうです。

◎よくできました
Soriano 1.0IP 0ER K
Clippard 1.0IP 0ER K
Moore 1/1 HR(1) R RBI 1号。

▲がんばりましょう
Span 0/3 2K
Duke 0.2 IP 2ER 3H 1K

☆プロスペクト
Brown 1/1
Rivero 0/1 RBI チームトップを独走の9打点目。
Marrero 0/1
Walters 0/1

2013/03/11

ST 3/10 Haren順調/ WBC 日本準決勝進出

WBCでは、日本が6本塁打の猛攻でオランダにコールド勝ち。サンフランシスコで開催される準決勝への進出一番乗りを果しました。ディフェンディング・チャンピオンらしくていいです。

プールCでは、2連勝同士対戦をドミニカ共和国が制止、ドミニカ共和国が1位、パナマが2位でマイアミへ。ベネズエラはパナマに逆転勝ちして、辛うじてプール最下位は逃れました。

そしてプールDの最終戦。7回終了時点でカナダに1点のリードを許す厳しい戦いでしたが、最後に自力(ブルペン投手の層の差)を見せて逆転。直接対決の差で、アメリカが1位、イタリアが2位での通過となりました。(何とかGio Gonzalezの登板機会が回ってくることになりました。)

+++++++++++++++++++++
先発のDan Harenは、4回を2失点でしたが、失点はレフトのTyler Mooreが太陽にボールを入れてしまったことに絡んだもので、内容としてはかなり良かったようです。懸念の健康面でも全く問題はない様子です。

5回以降に投げた投手は全員無失点。最終回はCole Kimballがきっちり3人で終えました。

打線は全体で4安打と沈黙してしまいました。

◎よくできました
Haren 4.0IP 2ER 5H 2K
Storen 1.0IP 0ER 2K
Mattheus 1.0IP 0ER H
Kimball 1.0IP 0ER K

▲がんばりましょう
Brown 0/4 2K せっかく1番で起用してもらったのに。
Lombardozzi 0/3 K

☆プロスペクト
Skole 1/2 RBI
Rivero 0/1 BB R
Walters 0/0 BB
Rendon 0/3 K 打率が3割を切ってしまいました。

2013/03/10

ST 3/9 Davis, Waltersの株上昇中

WBCは5試合もありました。

まず東京ラウンドの敗者復活1回戦はキューバが14-0のコールド勝ちで台湾を退けました。これで東洋人のチームは日本だけになりました。

プールCでは、プエルトリコとドミニカ共和国がともに2連勝でマイアミ行きを決定。(秘かに応援していた)ベネズエラはあえなく第1ラウンドで消えました。残念。

そしてプールD。前日にイタリアにコールド負けを喫し、敗退確実かと思われていたカナダが意地を見せ、10-3でメキシコに完勝。これで自力での勝ち抜けの可能性がもどったアメリカは、逆に勝ち抜けが決定したイタリアと対戦。序盤はイタリアが2-0とリードする展開でしたが、5回表、同点に追いつき、さらに2死満塁からDavid Wright(メッツ)がレフトへ満塁弾。6回から登板した我らがRoss Detwilerが4イニングを13欄を安打1四球の無失点で、しっかり貢献しました。この時点でメキシコの敗退が決定。明日、第2ラウンド進出を賭けてアメリカとカナダが戦います。

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Chris Youngが初の実戦登板。いきなり5球連続ボールの立ち上がり。2回までは無失点でしたが、3回にホームランなどで3点を失いました。本人もまだキャンプの序盤なので調子は良くなかったと言う内容でした。まあ、このまま調子が上がらないままでAAA行きを受け入れてくれるほうがチームのデプスという意味ではありがたいわけですが。

2番手で登板したのは今日が29歳の誕生日だったCraig Stammen。この春もここまで好調でしたが、今日は4者連続シングルの後、四球、犠飛という内容で、イニングを投げきることなく3失点降板。故障でなければいいです。

Stammenの後を受けて当番したのがErik Davis。そのピンチを三振で切り抜けると、次のイニングも無失点。ますます評価を上げています。

打者でDavisと同じように評価を上げている若手がZach Walters。今日も途中出場で本塁打。昨日に続く本塁打で打率も.333もありますが、それ以前から高い評価でした。特にショート守備の評価は極めて高いようです。

4番DHで出場のRyan Zimmermanが3打数3安打。5回裏には、3番に入ったBryce Harperに続いて、2者連続ホームラン。どうやらバットの不安はなさそうです。あとは守備。まだ一度も実戦では守っていません。まだ1週間ほどは待つとのこと。

◎よくできました
Zimmerman 3/3 HR(1) 2R RBI
Harper 2/3 HR(2) 2R RBI K
Espinosa 1/2 R RBI BB K
Lombardozzi 1/2 2RBI
Perry 2.0IP 0ER H
Abad 1.0IP 0ER K

▲がんばりましょう
Young 3.0IP 3ER 3H 3BB 2K
Stammen 0.2IP 3ER 4H BB K
Accardo 1.0IP ER 3H 2K
Span 0/3 K
Desmond 0/3 K

☆プロスペクト
Walters 1/1 HR(1) R RBI
Davis 1.1IP 0ER H K
Rivero 1/2 RBI K 
Brown 0/2 K
Marrero 0/1

ところで、前日右足の負傷で途中後退したNathan Karns。症状は緩和しており、診断の結果もただの張りということです。ほっ。

Christian Garciaはあと1週間ほど休ませて、3月18日頃にキャッチボールを開始するというスケジュールが示されました。こちらは不安・・・。

2013/03/09

ST 3/8 Zimmermann滅多打ち/ WBC日台熱戦

WBC やっぱり見てると面白いですね。

なんと言っても今日は日本対台湾の一戦。王建民がまたも好投。しかしその後、日本が粘りに粘って逆転勝利。あっぱれなナイス・ゲームでした。敗れた台湾の清清しさが日本でも報道されているようですが、こちらのMLB Networkでも試合後に台湾の選手たちがマウンド周辺で客席にお辞儀しているところが何度も流れています(プエルトリコ対スペイン戦での死球合戦との対比)。

東京ラウンドのもう1試合ではオランダがキューバを破ってしまいました。Roger Bernadinaは4打席で1四球のみでしたが、勝てばOK。明後日、準決勝進出を賭けて日本と対戦です。

西半球では、3試合。プールDではチームUSAが初戦を戦いましたが、R.A. Dicky(ブルージェイズ)がAdrian Gonzalez(ドジャーズ)に2ランを浴びるなどし、メキシコにあっさりと敗れました。おいおい。メキシコは明日カナダに勝てば第2ラウンド進出が決定。また、イタリアがメキシコに続いてカナダまで破り(しかも今度は10点差を付けての8回コールド)2連勝。イタリアは、明日のアメリカ戦で勝つか1点差で負ければ進出が決まります。それはすなわちアメリカの敗退です。明日はRoss Detwilerが2番手で登板予定ですが、緊張感のある試合になります・・・。

プールCの1試合では、プエルトリコがスペインを順当に破りました。

+++++++++++++
ナショナルズはカージナルスに10-16というスコアで大敗。先発したJordan Zimmermannが3回を9安打2四球8失点と滅多打ちに遭いました。どうしたんでしょうか。故障ではないようですが。3番手tで投げたNathan Karnsもエラーが絡んだために自責点は1だけでしたが、4安打2四球で7失点。こちらは右足を痛めての途中降板ということで、心配です。

ヒジの故障からのリハビリで出遅れていたHenry Rodriguezが初登板。1イニングを無難に三者凡退と、いいスタートを切りました。明日以降の回復具合が気になります。

9回裏を迎えた時点で3-16というスコアでしたが、Micah Owingsのソロ本塁打から始まり、Zach Waltersの2ランまで、打者一巡の攻撃で7点を返しました。

◎よくできました
H-Rod 1.0IP 0ER
Clippard 1.0IP 0ER 2K 
Harper 1/2 triple 2RBI K 
Owings 1/3 HR(1) R RBI

▲がんばりましょう
Zimmermann 3.0IP 8ER 9H 2BB K 
Karns 0.2IP ER(7R) 4H 2BB K 
Werth 0/3

☆プロスペクト
Walters 1/3 HR(1) R 2RBI 
Skole 1/1 R 2RBI BB 
Marrero 1/3 double R RBI
Brown 1/3 triple R  
Rivero 0/2 K  
Rendon 0/2 R K 
Kimball 0.1IP 0ER 
McCoy 2.0IP ER 3H BB K

2013/03/08

ST 3/7 Gio 好投でWBCへ

WBCは西半球での1次リーグが始まりました。

プールDの初戦でいきなりイタリアがメキシコを破る波乱。1点ビハインドから9回表にSergio Romo(ジャイアンツ)を攻めて、Anthony Rizzo(カブス)の大飛球をレフトが追いつきながらグラブに当てて落とす間に二者が生還て逆転。その裏、今度はイタリアのクローザーJason Grilli(パイレーツ)が二死満塁、Jorge Cantuに対してカウント3-1と絶対絶命のピンチを作りましたが、なんとか二ゴロに抑えて勝利というドラマチックな展開でした。戦力的には面白そうだったプールCの初戦は、ドミニカ共和国がベネズエラに快勝。

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Gio GonzalezがWBC米国代表に合流する前の最後の登板。3イニングを3安打1四球3奪三振で無失点といい感じでした。先発投手が無失点だったのは2月25日のGio以来。うーむ。まだ心配するには及ばないということでいいのか。

◎よくできました
Gio 3.0IP 0ER 3H BB 3K

▲がんばりましょう
Ohlendorf 3.0IP 2ER 3H BB
Mattheus1.0IP 2ER 3H K
Espinosa 0/3 K

☆プロスペクト
Michael Taylor 1/1 2RBI
Walters 1/1
Skole 1/2 R
Brown 1/2 K
Rivero 0/0 BB
Rendon 0/2 K
Marrero 0/1

2013/03/07

ST 3/6 Erik Davisに好印象

WBC プールAの最終戦で、日本がキューバに6-3敗れました。既に両国とも第2ラウンド進出を決めていたのでやや緊張感に欠けたかもしれませんが、それにしても日本は完敗。ダブル・エリミネーション方式で戦われる第2ラウンドの初戦は台湾と戦うことになりました。

西半球でも明日木曜日から第1ラウンドが始まり、いきなりドミニカ共和国とベネズエラが激突します。注目はベネズエラ。チャベス大統領が死去との報が火曜日に流れたことで俄然気合が入っているはずです。

+++++++++
今日はフィリーズとの対戦。Stephen StrasburgとRoy Halladayが両先発と、スプリングトレーニングながら観戦したお客さんは得した試合でした。(7回以降だけMLB.Networkで録画を見ました)

そのStrasburg。2回までは1安打を許したものの5三振を奪う快投。しかし3回に3本の安打などで2点を失うと、4回も2人の走者を許してイニングを終了することなく降板。もう一息。

7回裏にCole Kimballが登板。4度目の登板で初失点。最初の打者に初球を本塁打されるなど1イニングで2点を取られてしまったという結果ともに、制球が悪く高めに浮いた球が多かったということで内容も高く評価できるものでありませんが、球威そのものは戻っているように見えました。Christian Garciaの故障、マイナー契約投手の不振(ここまで好調だったFernando Abad も今日2失点)もあり、ブルペンの最後の枠に入る可能性が出てきました。がんばれ。

見ていて明らかに良かったのが8回裏に登板したErik Davis。こちらは4度目の登板も無失点。1四球は許しましたが、アウトは全て三振。そんなに球威があるようには見えませんでしたが、速球、変化球ともキレがあり、空振りを多く取っていました。Tyler Clippardを思わせる投球でした。昨年11月に40人ロースターに登載されたばかりなので開幕メジャーは考えにくいですが、シーズン中に呼ばれる可能性は十分感じさせる内容でした。

打線では、Anthony Rendonが3号ソロ。またも右中間に流し打ち。打率を少し落としましたが、それでもまだ4割ちょうどです。また、Carlos Riveroがタイムリーを含む2安打で、一時は1割を切っていた打率を.238まで戻してきました。

◎よくできました
Davis 1.0IP 0ER BB 3K
Rendon 1/3 HR(3) R RBI
Rivero 2/2 double RBI

▲がんばりましょう
Strasburg 3.2IP 2ER 5H BB 6K
Abad 1.1IP 2ER 3H K
Kimball 1.0IP 2ER 2H BB K
Span 0/3
Lombardozzi 0/3

☆プロスペクト
Walters 1/1
Brown 1/4 R
Marrero 0/2 K
Skole 0/3 K
Cutter Dykstra 1/1
Steven Souza 0/2 2K

2013/03/06

ST 3/5 Soriano 初登板 / WBC 韓国敗退

今日もWBCから。

第2ラウンド進出のかかったオランダと、オーストラリアの試合をテレビ観戦。オランダが4-1で勝ち、あっさりと第2ラウンド進出を決めました。Roger Bernadinaが3番センターで出場し、先制タイムリーを放つなど貢献。さらにもう1人ナショナルズ傘下の選手で昨季はPotomac(A+)でプレーしていたRandolph Oduberも9番レフトで出場。こちらは6回表に失点を防ぐダイビングキャッチでこちらも貢献。オランダのショート、ブレーブスのAndrelton Simmonsが好守で目立ってました。これはシーズンに入ってからも要注意です。

そして、最後のイスを巡って戦われた韓国-台湾戦。韓国が勝ち抜くには6点差以上を付けて勝たなければならないというプレッシャーからか、韓国打線が序盤から拙攻を繰り返し、7回終了で2-0で台湾がリード。8回裏に2ラン本塁打などで3点を奪い逆転したものの反撃もそこまで。試合には3‐2で勝利しましたが、2勝1敗で並んだ3チームの得失点差で台湾が第2ラウンドに進出。前回準優勝の韓国はまさかの敗退となりました。ご愁傷様です。

プールAでは、キューバが中国に勝ち、早々に2連勝の日本とキューバの勝ち抜けが決定しています。

+++++++++++
4日はスプリングトレーニングが始まって初めてのオフ。Bryce Harperはディズニーワールドに遊びに行ったそうです。

ですが、マイナーの選手の紅白戦でChris Youngが初の実戦登板。2イニング41球を投げて、いずれも非自責の2失点というまずまずの内容。WBC米国代表に参加するためチームを離れたRoss Detwilerに代わり、9日の試合で先発するそうです。

Christian Garciaは右腕の腱の部分断裂という診断だそうです。手術を要するほどではないらしいですが、痛みは完全には引かず、投球を再開する見通しは立っていません。どうやら開幕には間に合わなさそうです。

++++++++++++
3月5日の試合はアストロズに7‐1で快勝。先発のDan Harenが3回を2安打1四球1失点と好投。その後Zach Dukeが3イニングを無失点、さらに初登板となったRafael Sorianoも1イニングを無失点で終えました。

野手では、Danny Espinosaが2安打1盗塁。打率をぐんぐん上げており、左肩の故障の懸念を吹き飛ばす勢いです。

☆よくできました
Haren 3.0IP 1ER 2H 1BB 2K
Duke 3.0IP 0ER H BB 2K
Soriano 1.0IP 0ER H K
Clippard 1.0IP 0ER 2K
Accard 1.0IP 0ER K
Espinosa 2/3 R 2RBI SB(1)
Suzuki 1/1 BB 2R
Tracy 1/2 double 2RBI
LaRoche 1/2 BB オープン戦初安打

▲がんばりましょう
Harper 0/3 ディズニーランドで疲れたか?
Moore 0/2 2K

☆プロスペクト
Brown 1/2 RBI
Rivero 0/1
Skole 0/1
Marrero 0/1 R
Walters 0/1 R
Rendon 0/1 K 

2013/03/04

ST 3/3 Zim, Ramos初出場

WBC2日目。オランダ代表のRoger Bernadinaは4打席凡退でチームも台湾に敗戦。次のオーストラリア戦に第2ラウンド進出がかかります。日本は順当に中国に勝ちました。

+++++++++
さて、故障で出遅れていたRyan ZimmermanとWilson RamosがDHで初出場(Zimが初めの3打席、Ramosが後の2打席)。2人ともヒットを打ちました。まだ3月初めなので急ぐことはありません。少しずつ出場機会を増やしてくれればOKです。

先発のRoss DetwilerはWBC参加前最後の登板。2イニングとも無死から連打でスタートという内容。初回はその後三者連続三振、2回は無死1,3塁から併殺ということで1失点に終えましたが、どうもピリッとせず。

◎よくできました
Tracy 2/2 double HR(1) 2R 2RBI
Zim 1/3 RBI K
Ramos 1/2 double
Werth 2/3 R
Harper2/3
Espinosa 2/3
Suzuki 1/2 double R
Mattheus 1.0IP 0ER 2K

▲がんばりましょう
Detwiler 2.0IP ER 4H 4K
LaRoche 0/3 K

☆プロスペクト
Walters 1/1 BB RBI
Rivero 1/2 RBI
Brown 1/1 BB
Marrero 0/1 BB
McCoy 1.0IP  ER 2H BB

2013/03/03

ST 3/2 Rendonまた打った

WBCが開幕。いちおう日本-ブラジル戦は見てみました。日本は打線があまりに貧弱ですね。いわゆる統一球が導入されてからの日本プロ野球は一度も見ていませんが、もしかしてこんな感じなんでしょうか。野球人気は大丈夫か? ブラジルは日系人が多くてなんだか応援してしまいました(笑)。台湾の王建民がオーストラリア戦でまさかの6回無失点。そして、我らがRoger Bernadinaの活躍もありオランダが韓国に快勝。また、Eury Perezがドミニカ共和国代表に招集されました。

+++++++++++++++
さて、今日の試合。

多少風に押してもらったようですが、Anthony Rendon、Chris Marrero、Ian Desmondがそれぞれ本塁打。特にRendonは二塁打も放って、17打席に立って.438/.471/1.000という驚異的な数字となりました。いやはや。Marroroも打率.333、Desmondに至っては打率.545です。

先発したGio Gonzalezは3回を5安打1四球で2失点。先発投手は毎日同じような数字です。2番手で投げたNathan Karnsはやや制球に苦しみ2死満塁としましたが、無失点で切り抜けました。そして8回のマウンドにはDrew Storen。昨年のあのNLDSで逆転を喫したカージナルス打線との対戦。簡単に2死を取った後、連打と四球で満塁とされましたがなんとか無失点でした。

◎よくできました
Rendon 2/3 double HR(2) R 2RBI
Marrero 2/3 HR(1) 2R 2RBI
Desmond 2/3 HR(1) R RBI 
Espinosa 2/4 K 相変わらず三振が多いのは気になります。
Perry 3.0IP 0ER 2H 

▲がんばりましょう
Gio 3.0IP 2ER 5H BB 
Moore 0/3 K 
Brown 0/3 

☆プロスペクト
Perez 1/3 R 
Skole 0/0 BB 
Rivero 0/1
Hood 0/1 K 
Taylor 0/1
Walters 0/1
Davis 1.0IP 0ER K 

2013/03/02

ST 3/1 Harper 1号ソロ

いよいよ3月。開幕まで1か月です。

初回、今日はセンターで出場したBryce Harperが逆方向へ弾き返すスプリングトレーニング1号ソロ。相変わらず好調です。しかし、ブレーブス先発のJulio Teheranが投げた3イニングでナショナルズの安打はこの1本だけ。いい投手からはなかなか打てません。

その後、逆転されて推移しましたが、8回表1死満塁からCarlos Riveroの走者一掃二塁打で逆転。勝負のかかるスプリングトレーニングを送っているRivero。出場機会を与えられながら、ここまでは打率1割を下回りなかなか結果が出せていませんでしたが、ようやくいいところを見せてくれました。

先発のJordan Zimmermanは3イニングを投げてJason Heywardのソロ本塁打を含む5安打で2失点とピリッとせず。この春取り組んでいるチェンジアップは実戦でも有効に機能しているようです。

6回にTyler Clippardが初登板。8回にはCole Kimballが3試合目の登板。いずれも1イニングを問題なく無失点でした。よしよし。


ところで、ここまで13打数5安打2二塁打1本塁打、チームトップの5打点(加えて、幻の2ラン本塁打)を記録するなど、好調が続いているAnthony Rendonですが、Johnson監督は開幕マイナーを改めて明言しました。とはいえ、今日はショートで出場。もし故障者が続出したらというケースを見越していろいろ可能性を試されてるようです。


◎よくできました
Harper 1/3 HR(1) R RBI
Rivero 1/1 double 3RBI
Clippard 1.0IP 0ER K
Kimball 1.0IP 0ER BB 2K

▲がんばりましょう
Zimmermann 3.0IP 2ER 5H 4K
Espinosa 0/3 2K

☆プロスペクト
Rendon 0/1 BB R
Marrero 1/3
Eury Perez 1/4 R K
Steve Souza 0/0 BB R RBI 唯一の打席では押し出し四球を選びました。
Walters 0/1
Brown 0/2
Skole 0/1 K

2013/03/01

ST 2/28 また引き分け

ルール上、公式戦に引き分けがないMLBですが、スプリングトレーニングは別。この試合も10回までやって4-4で引き分けました。6試合で2度目です。

先発投手は2度目の登板となったStephen Strasburg。3イニングを投げて6奪三振、1失点なので大崩はしていませんが、5人もの走者を許し、ワイルドピッチもありということでピリッとしませんでした。まだ調整中なんでしょうね。

たまたまテレビを点けたときに投げていたのがYunieski Maya でしたが、良い印象は受けませんでした。球威もなく、フラットな球筋で、しかもコントロールが良くない。危なっかしくて見ていられませんでした・・・。

逆に素晴らしかったのはRyan Mattheus。延長戦になったので2イニングを投げることになりましたが、6人できっちり終了。球威、キレとも既に申し分なしでした。

野手ではDenard Spanが2度出塁し、四球で出塁した際には、二盗、三盗と続けて決めていました。そうそう、これを期待しています。

プロスペクトでは、Anthony Rendon、Chris Marreroがともに鋭い打球の二塁打。また、Matt Skoleも、安打こそ記録していませんが、押し出し四球での1打点と、延長10回には、ライトのファインプレーに阻まれなければ二塁打だったというの鋭い当たりを放つなど、内容は充実していました。

◎よくできました
Mattheus 2.0IP 0ER 3K
Span 1/1 double BB R 2SB(2)
Moore 2/3
Rendon 1/2 double 2RBI
Marrero 1/2 double R BB K

▲がんばりましょう
Strasburg 3.0IP 1ER 3H 2BB 6K
Maya 2.0IP 2ER 3H 2BB 3K
Rivero 0/2 K

☆プロスペクト
Perez 1/3 K
Brown 1/3 K
Walters 1/3 2K
Skole 0/2 RBI BB K
McCoy 1.0IP 0ER