2017年のナショナルズのスプリングトレーニングに参加した選手です。ロースターカットがあれば、随時更新していきます。
[PITCHER]
Stephen Strasburg
Max Scherzer
Gio Gonzalez
Tanner Roark
Shawn Kelley
Blake Treinen
Sammy Solis
Koda Glover
Oliver Perez
Enny Romero
Joe Blanton
Joe Ross → 4/2 optioned to AAA
A.J. Cole → 3/29 optioned to AAA
Trevor Gott → 3/29 optioned to AAA
Rafael Martin → 3/24 optioned to AAA
Matt Grace → 3/24 optioned to AAA
Austin Adams → 3/17 optioned to AAA
Austin Voth →3/13 optioned to AAA
Jimmy Cordero →3/13 optioned to AAA
[Non-Roster Invitees]
Jeremy Guthrie → 4/2 minor
Vance Worley → 3/29 released
Neal Cotts → 3/29 minor
Jacob Turner →3/29 minor
Joe Nathan → 3/27 released
Matt Albers → 3/27 released
Erick Fedde → 3/24 minor
Braulio Lara → 3/20 minor
Tayler Hill → 3/13 minor
Dustin Antolin →3/13 minor
Nick Lee →3/13 minor
Derek Eitel →3/10 minor
Kyle McGowin → 3/10 minor
Wander Suero →3/10 minor
Mike Broadway → 3/10 minor
Tim Collins → 3/10 minor
[CATCHER]
Jose Lobaton
Matt Wieters
Pedro Severino → 3/24 optioned to AAA
Derek Norris → 3/15 released → 3/25 TB (1年120万ドル)
Raudy Read →3/13 optioned to AA
Spencer Kieboom →2/28 DFA(引き続きNRIとして帯同) → 3/20 minor
[Non-Roster Invitees]
Jhonatan Solano → 3/29 minor
[INFIELDER]
Ryan Zimmerman
Daniel Murphy
Anthony Rendon
Trea Turner
Stephen Drew
Adam Lind
Wimer Difo
Clint Robinson → 3/28 DFA → minor
Matt Skole →3/13 optioned to AAA
Jose Marmolejos →2/24 60日DL
[Non-Roster Invitees]
Emmanuel Burriss → 3/24 minor
Grant Green → 3/20 minor
Neftali Soto → 3/20 minor
Corban Joseph →3/13 minor
Drew Ward →3/13 minor
[OUTFIELDER]
Bryce Harper
Jason Werth
Adam Eaton
Chris Heisey
Michael Taylor
Brian Goodwin → 3/24 optioned to AAA
Rafael Bautista → 3/17 optioned to AAA
[Non-Roster Invitees]
Brandon Snyder → 3/26 minor
Andrew Stevenson →3/13 minor
[4月2日]
開幕前日。最後のロースター整理は意外なものでした。野手で最後まで競っていると見られたMichael TaylorとWilmer Difoの2人ともが残り、投手もSammy Solis、Koda Gloverの2人は残って、外れたのはJoe RossとJeremy Guthrieの2人でした。Joe Rossは先発5番手が最初の2周りは必要ないためと、投球回数の調整の意味があると思われます。GuthrieはFAとなることもできましたが、マイナー契約のままでひとまずマイナー(AAA)で開幕を迎えることを了承してくれました。現時点では、先発に何か合った場合の一番手という扱いと見られます。
[3月29日]
A.J. Cole、Trevor Gottの両投手をAAAにオプションし、Jhonatan Solano捕手、Neal CottsとJacob Turnerの両投手をマイナーキャンプ行きとし、Vance Worleyを解雇しました。
Coleは先発投手としてメジャーの5人に何かあった時に呼ばれる一番手であることは明らか。しっかりAAAで調整を進めて備えていてください。Gottも、現在の健康なブルペンに割り込むことはできませんでしたが、いずれチャンスは来るはず。ベテラン3投手は結果が残せなければこの結果は仕方ないでしょう。
さて、これでロースターは27人。NRIで残っているのは、Jeremy Guthrieだけとなりました。野手は、Michael TaylorとWilmer Difoの一騎打ち、投手は、Koda Glover、Sammy Solis、それにGuthrieの中から1人が外れることになるとみられます。いよいよ大詰めです。
[3月28日]
Clint Robinsonをウェイバーに公示しました。獲得する球団があれば移籍。なければAAA行きを受け入れるかFAとなるかをRobinsonが選択します。いずれにせよ、Robinsonのナショナルズの開幕ロースター入りはなくなり、左のベンチバット/ファーストの控えはAdam Lindで確定しました。スプリングトレーニングでRobinsonが大ブレイクすることもなく、レギュラー陣やLindに故障が発生することもなく、2月にLindと契約した時点で予想されていた通りの結末となりました。(別記事もご参照ください)
[3月27日]
Joe NathanとMatt Albersの両ベテラン・ブルペン投手を解雇しました、というか2人とも開幕ロースターに入れない場合には選手側に解雇を求めることができる条件がついたマイナー契約で、それを行使したということです。
Nathanは12試合で防御率3.86とまだ投げられるところを示し、Albersに至っては10試合11.2イニングを投げて無失点という結果を残しました。が、それでも、割って入ることができないのが今のナショナルズ・ブルペン(クローザーとしての実績のある投手こそいませんが、各選手が大きな故障もなく順調に仕上げてきています)。2人には、どこかでもう一花咲かせてくれることを応援しています。
[3月26日]
NRIの野手で最後まで残っていたBrandon Snyderにもマイナー行きが通告されました。21試合に出場し、.276/.405/.448と比較的頑張っていましたが、チームにとっては幸運にもほとんど故障者が出ない状態では付け入るスキがありませんでした。
これにより、残る野手のロースター枠争いは、Adam LindとClint Robinsonから1人、Michael TaylorとWilmer Difoから1人という構図となっているようです(それぞれ前者が現時点で有力か)。
[3月25日]
24日に最後のダブルヘッダーを終え、開幕まで残り10日を切ってきたことで、いよいよロースター整理が進みだしました。この日は、Pedro Severino, Matt Grace, Rafael Martin, Brian Goodwinの4人をAAAにオプションし、NRIのEmmanuel Burrissをマイナーキャンプ行きとしました。NRIの野手はこれでBrandon Snyderを残すのみです。
Pedro Severinoはこの春も17試合に出場して.292/.2320/.333と評価を上げました。どのタイミングになるかは分かりませんが、メジャーの2人に何かあった時の昇格一番手。隙があればレギュラー獲りを目指してもらいたいところです。
Matt GraceとRafael Martinの2人は、それぞれ8試合に投げて、1失点と2失点。結果は十分残しましたが、例年になく健康で、かつ高いレベルの競争が展開されているブルペン投手の争いの中では、開幕ロースター入はできませんでした。とはいえ、優勝を目指すチームにとっては欠かせないピースであることに違いはありません。いずれ呼ばれるでしょうから、しっかりAAAで待機願います。
一方、残念だったのは、Brian Goodwin。昨年のセプテンバーコールアップで大いに評価を上げ、片やMichael Taylorの不振もあって、出来次第では開幕ベンチ入りもあるかと言われて迎えたキャンプで、実際途中出場も含めれば22試合とチームで3番目に多い出場機会も与えられましたが、.114/.231/.159、チームトップの13三振と散々な結果に終わりました。
また、先日ナショナルズから解雇されてFAとなっていたDerek Norrisがレイズに入団しました。1年120万ドル+インセンティブという契約内容。奇しくもレイズは、オフにWilson RamosがFA契約したチームでもあります。Ramosが戻ってくるのは早くても夏前、戻ってきてもフルでキャッチャーが務まるかどうかは微妙なので、2人ともが活躍できる可能性はあるはず。ともかくすんなりと行き先があってよかったです。これからも頑張ってください。
[3月24日]
Erick Feddeがマイナーキャンプ行きとなりました。前日の試合で5回無失点の好投したのを始め、この春は3試合の先発を含む5試合に投げ、3.29/0.95の成績で、大いに評価を高め、今シーズン中のメジャーデビューをほぼ手中にしました。開幕はAAAと見込まれますが、しっかり調整し、万全の状態でメジャーデビューを迎えることを期待しています。
[3月20日]
いずれもマイナー契約招待選手だった、Spencer Kieboom, Braulio Lara, Neftali Soto, Grant Greenの4人をマイナーキャンプ行きとしました。
[3月17日]
Rafael Bautista外野手とAustin Adams投手の2人をSyracuse(AAA)にオプション。Bautistaは17試合に出場し、28打数で.321/.345/.393の成績で高い評価を受けていました。今シーズン中のメジャーデビューも視野に入ってきたはず。頑張りましょう。Adamsは6試合5イニングで3失点。8奪三振は目立ちますが、6四球も悪いほうで目立ちました。
[3月15日]
Derek Norrisを解雇しました。詳細は別記事。
[3月13日]
2度目のロースターカットは、Austin Voth、Jimmy Cordero、Tayler Hill、Dustin Antolin、Nick Leeの5投手、Raudy Read捕手、Drew Ward、Corban Joseph、Andrew Stevenson、Matt Skoleの4野手、合わせて10選手にマイナーキャンプ行きが命じられる大規模なものとなりました。
このうち、意外と早いタイミングでカットされて残念だなという印象なのが、Andrew Stevenson(23打席で1本塁打を含む.304/.333/.522)と、Austin Voth(3試合計4.2インングを無失点、被安打4、無四球、5奪三振)の2人。2人とも首脳陣の評価は上々。早いタイミングでのメジャーデビューを期待して見守りましょう。なお、Nick Leeは左ひじの手術を受け、当分の間はリハビリ生活を送ることになるようです。
[3月10日]
最初のロースターカットがあり、Kyle McGowin、Derek Eitel、Wander Suero、Mike Broadway、Tim Collinsの5人がマイナーキャンプ行きとなりました。いずれもNRIとして参加していた投手で特に驚きはありません。Danny Espinosaのトレードによる新加入の若手のKyle McGowinは3月2日には先発機会も与えられました(2回無失点)が、さすがにそろそろ出番がなくなってきました。マイナーキャンプで先発としてしっかり調整し、AAAでチャンスをうかがいましょう。
2017/04/04
2017/03/31
Clint Robinsonがマイナー行き
[4月1日更新]
ウェイバーで獲得する球団は現れず、通過。意外にも、Robinsonはナショナルズ傘下のマイナーに行くことを受け入れました。おそらくSyracuse(AAA)で開幕でしょう。
[3月29日 オリジナル]
2015-2016年の2シーズンにわたってナショナルズの左のベンチバットを務めたClint Robinsonをウェイバーに公示しました。ウェイバーで獲得する球団があれば移籍(オプションが切れているのでその球団で開幕ロースター入りすることになる)、なければAAA行きを受け入れるかFAとなるかをRobinsonが選択することになりますが、既にナショナルズのキャンプ地を離れているところを見ると、ナショナルズ傘下のSyracuse(AAA)でプレーするとは思えません。いずれにせよ、これで退団となるでしょう。
NRIとして参加した2015年のスプリングトレーニングで結果を残して開幕ロースター入りを果たすと、左の代打の切り札として活躍。2016年もまずまずの貢献でしたが、どういうわけかシーズン後半に長打が全く出なくなり、やや物足りないという評価になっていたのはやむを得ないところ。オフのほとんどの間は2017年もベンチ要員として確定しているものと思われていましたが、スプリングトレーニング開始直前になってチームがAdam Lindと契約。完全に役割が被り実績としてははるかに上のLindの登場により一気に苦しくなった立場でスプリングトレーニングに参加していましたが、こういう結末となりました。故障者でも出ればまた可能性もあったのでしょうが、チームにとっては幸いにもそのような事態にもなりませんでした。
ともかく、2年間ありがとう。
Clint Robinson (2015-2016 for Nationals)
230G 576PA 15HR 60RBI .257/.336/.388 0SB
ウェイバーで獲得する球団は現れず、通過。意外にも、Robinsonはナショナルズ傘下のマイナーに行くことを受け入れました。おそらくSyracuse(AAA)で開幕でしょう。
[3月29日 オリジナル]
2015-2016年の2シーズンにわたってナショナルズの左のベンチバットを務めたClint Robinsonをウェイバーに公示しました。ウェイバーで獲得する球団があれば移籍(オプションが切れているのでその球団で開幕ロースター入りすることになる)、なければAAA行きを受け入れるかFAとなるかをRobinsonが選択することになりますが、既にナショナルズのキャンプ地を離れているところを見ると、ナショナルズ傘下のSyracuse(AAA)でプレーするとは思えません。いずれにせよ、これで退団となるでしょう。
NRIとして参加した2015年のスプリングトレーニングで結果を残して開幕ロースター入りを果たすと、左の代打の切り札として活躍。2016年もまずまずの貢献でしたが、どういうわけかシーズン後半に長打が全く出なくなり、やや物足りないという評価になっていたのはやむを得ないところ。オフのほとんどの間は2017年もベンチ要員として確定しているものと思われていましたが、スプリングトレーニング開始直前になってチームがAdam Lindと契約。完全に役割が被り実績としてははるかに上のLindの登場により一気に苦しくなった立場でスプリングトレーニングに参加していましたが、こういう結末となりました。故障者でも出ればまた可能性もあったのでしょうが、チームにとっては幸いにもそのような事態にもなりませんでした。
ともかく、2年間ありがとう。
Clint Robinson (2015-2016 for Nationals)
230G 576PA 15HR 60RBI .257/.336/.388 0SB
STノート⑤ 新クローザーはTreinen
30日のオープン戦を終えて、フロリダでのキャンプは全て終了。チームは北上する飛行機に乗り込みました。残すは、31日にナショナルズパークで、4月1日にアナポリスの海軍士官学校のグラウンドで、いずれもレッドソックスとのオープン戦を行い、いよいよ4月3日の開幕を迎えることになります。
● 新クローザーはTreinen
ナショナルズの新クローザーにBlake Treinenが指名されました。昨シーズン後半のクローザーMark MelanconがFA退団。この春は主にTreinen、Shawn Kelley、Koda Gloverの3人が争う形で進展し、3人ともが好投したことで(嬉しい方向に)難しい選択を迫られていましたが、最後の最後になってTreinenに任せることがBakerから発表されました。3人とも十分務まる力はあるものの、Kelleyは2度のTJ手術上がりで無理はさせられないことから、GloverとTreinenの2人に絞られ、最後は経験値の差で選ばれたようです。ただ、Gloverもマイナーに行くのではなく、セットアッパーの1人としてブルペン入りする模様。Treinenがダメならいつでも行ける、という体制です。とまれ、Treinenには大いに期待しています。
● 故障者情報
Jayson Werth、Anthony Rendonの2人が自打球を当てて足を痛め、最後の数試合を欠場しています。いずれも開幕に影響があるような故障ではないようですが、少し心配です。投手陣では、いずれも既にマイナーキャンプ行きとなったA.J. ColeとTrever Gottの2人が上腕部の痛みで実戦登板から遠ざかっています。こちらもそれほど重症というわけではないようです。いつメジャーに呼ばれてもいいように準備しておきましょう。
● そして最後の争い
ワシントンDCに向かう飛行機に乗った選手は27人。開幕ロースターの25人よりは2人多くなっています。ベンチの残る1席はMichael TaylorとWilmer Difoのどちらか、ブルペンの1席はSammy SolisとJeremy Guthrieとのどちらかとみられています。ただ、ブルペン投手を8人にしてベンチ野手を4人にするなら、TaylorとDifoの2人がAAAで開幕となる可能性もあります(昨日まではKoda GloverがAAAのクローザーとして開幕する可能性もささやかれていましたが、Baker監督がGloverはメジャーのブルペン入りを明言し、このような状況)。ここまで引っ張ったなら、NRIとして十分な結果を残しているGuthrieは残してあげたいようにも思いますが、さてさて。
● 新クローザーはTreinen
ナショナルズの新クローザーにBlake Treinenが指名されました。昨シーズン後半のクローザーMark MelanconがFA退団。この春は主にTreinen、Shawn Kelley、Koda Gloverの3人が争う形で進展し、3人ともが好投したことで(嬉しい方向に)難しい選択を迫られていましたが、最後の最後になってTreinenに任せることがBakerから発表されました。3人とも十分務まる力はあるものの、Kelleyは2度のTJ手術上がりで無理はさせられないことから、GloverとTreinenの2人に絞られ、最後は経験値の差で選ばれたようです。ただ、Gloverもマイナーに行くのではなく、セットアッパーの1人としてブルペン入りする模様。Treinenがダメならいつでも行ける、という体制です。とまれ、Treinenには大いに期待しています。
● 故障者情報
Jayson Werth、Anthony Rendonの2人が自打球を当てて足を痛め、最後の数試合を欠場しています。いずれも開幕に影響があるような故障ではないようですが、少し心配です。投手陣では、いずれも既にマイナーキャンプ行きとなったA.J. ColeとTrever Gottの2人が上腕部の痛みで実戦登板から遠ざかっています。こちらもそれほど重症というわけではないようです。いつメジャーに呼ばれてもいいように準備しておきましょう。
● そして最後の争い
ワシントンDCに向かう飛行機に乗った選手は27人。開幕ロースターの25人よりは2人多くなっています。ベンチの残る1席はMichael TaylorとWilmer Difoのどちらか、ブルペンの1席はSammy SolisとJeremy Guthrieとのどちらかとみられています。ただ、ブルペン投手を8人にしてベンチ野手を4人にするなら、TaylorとDifoの2人がAAAで開幕となる可能性もあります(昨日まではKoda GloverがAAAのクローザーとして開幕する可能性もささやかれていましたが、Baker監督がGloverはメジャーのブルペン入りを明言し、このような状況)。ここまで引っ張ったなら、NRIとして十分な結果を残しているGuthrieは残してあげたいようにも思いますが、さてさて。
2017/03/24
WBC 2017: 決勝 アメリカがプエルトリコを下して初優勝
決勝は(国会中継のほうを見ていたので)観戦しませんでしたが、アメリカがプエルトリオに8-0と圧勝し、初優勝。WBCが終わりました。
アメリカは、大会MVPにも選ばれた先発のMarcus Stromanが7回表の先頭打者に打たれるまでノーヒットピッチングを展開。これに打線が応えて序盤からリードを奪う展開で悠々と勝ち切ったようです。
なお、この試合にはナショナルズに関係する選手は出場しませんでした。
さあ、いよいよMLBの開幕に向けてのカウントダウンです。
アメリカは、大会MVPにも選ばれた先発のMarcus Stromanが7回表の先頭打者に打たれるまでノーヒットピッチングを展開。これに打線が応えて序盤からリードを奪う展開で悠々と勝ち切ったようです。
なお、この試合にはナショナルズに関係する選手は出場しませんでした。
さあ、いよいよMLBの開幕に向けてのカウントダウンです。
STノート④ 開幕投手はStrasburg!
● 前回ノートの翌日22日にMax Scherzerが遂に実戦のマウンドに上がりました。結果は、5回途中2失点で黒星が付きましたが、重要なのは内容。故障していた箇所も含め、全く問題はなし。球速はまだもう少し、という感じもありましたが、コントロールは良好。翌日の経過も良好で、開幕に間に合うことになりました。
● 一方で、今のローテーションの組み方からするとScherzerの初登板は開幕3戦目。そうなると注目は開幕投手ですが、Baker監督が、開幕戦はStephen Strasburg、第2戦はTanner Roarkが投げると明言しました。4戦目、5戦目はGio GonzalezとJoe Rossが(順番は決まっていませんが)投げるべく調整を進めています。あと10日ほど。最後までしっかり仕上げていきましょう。
● 23日のメッツ戦にErick Feddeが先発。前回登板で2回持たずにKOされていたため、今回の登板が注目されました。結果は、被安打2、無四球、3奪三振の内容で、5回無失点という素晴らしいもの。球速も90マイル台前半をコンスタントに計測し、とにかくコントロールが良かった。おそらく、メジャーキャンプでの登板はこれが最後と思われますが、実にいい形で締めくくりました。
● Michael Taylorが数日間キャンプを離れていたため故障かと心配していましたが、23日に復帰。病床のお父様が亡くなられるところに立ち会っていたそうです。お父様のご冥福を祈るとともに、Michaelの今季の活躍を一層、応援したいと思います。
● 一方で、今のローテーションの組み方からするとScherzerの初登板は開幕3戦目。そうなると注目は開幕投手ですが、Baker監督が、開幕戦はStephen Strasburg、第2戦はTanner Roarkが投げると明言しました。4戦目、5戦目はGio GonzalezとJoe Rossが(順番は決まっていませんが)投げるべく調整を進めています。あと10日ほど。最後までしっかり仕上げていきましょう。
● 23日のメッツ戦にErick Feddeが先発。前回登板で2回持たずにKOされていたため、今回の登板が注目されました。結果は、被安打2、無四球、3奪三振の内容で、5回無失点という素晴らしいもの。球速も90マイル台前半をコンスタントに計測し、とにかくコントロールが良かった。おそらく、メジャーキャンプでの登板はこれが最後と思われますが、実にいい形で締めくくりました。
● Michael Taylorが数日間キャンプを離れていたため故障かと心配していましたが、23日に復帰。病床のお父様が亡くなられるところに立ち会っていたそうです。お父様のご冥福を祈るとともに、Michaelの今季の活躍を一層、応援したいと思います。
2017/03/22
STノート③ Scherzerも登板へ
前回のノート以降の7試合を3勝4敗のナショナルズ。先発投手陣は5イニング弱までワークロードを増し、レギュラー野手も3~4打席に立つようになっており、少しずつですがロースターも絞られてきました。
※特に記載しない限り、選手の成績は3月21日の試合までを含めたスプリングトレーニングの全成績。
● Scherzer実戦復帰間近
出遅れているMax Scherzerですが、ブルペンセッション、打撃練習での投球に続き、マイナーリーガー相手の試合での登板を終え、いよいよ今日22日のカージナルス戦でこの春初めてメジャーリーガーを相手に投げることになりました。まだ右手薬指は完治していない模様ですが、それでも実戦で調整は進められるところまで回復しています。開幕には・・・ぎりぎりどうかなという感じのようです。まあ、春先に無理しなくていいと思います。
故障者といえば、A.J. Coleが上腕三頭筋の痛みを訴え、予定されていた登板を回避。その前の登板で4回途中7失点と打ち込まれており、先発5番手、あるいはロングリリーフの役割を任されるには厳しい立場となってきました。
※特に記載しない限り、選手の成績は3月21日の試合までを含めたスプリングトレーニングの全成績。
● Scherzer実戦復帰間近
出遅れているMax Scherzerですが、ブルペンセッション、打撃練習での投球に続き、マイナーリーガー相手の試合での登板を終え、いよいよ今日22日のカージナルス戦でこの春初めてメジャーリーガーを相手に投げることになりました。まだ右手薬指は完治していない模様ですが、それでも実戦で調整は進められるところまで回復しています。開幕には・・・ぎりぎりどうかなという感じのようです。まあ、春先に無理しなくていいと思います。
故障者といえば、A.J. Coleが上腕三頭筋の痛みを訴え、予定されていた登板を回避。その前の登板で4回途中7失点と打ち込まれており、先発5番手、あるいはロングリリーフの役割を任されるには厳しい立場となってきました。
● Gio絶好調
先発投手陣では、Gio Gonzalezの好調ぶりが目立ちます。16日の試合で5回無失点、21日の試合でも5回途中までソロ本塁打の1失点のみ。ここまで5試合で計16回1/3を投げて1.10/0.73、4四球に対して9奪三振の内容。開幕に向けて準備万端です。
Stephen Strasburg、Joe Rossの2人も、失点はしていますが、まずまず順調な仕上がり。Tanner RoarkについてはWBCの記事をご覧ください。
● Zimmerman復調
スプリングトレーニング最初の9試合で17打数ノーヒットという心配な滑り出しだったRyan Zimmermanでしたが、その後6試合連続安打、16打数10安打と完全に復調。この春の打率をついに3割に乗せてきました(.303/.410/.455)。復活にかける今季、気合が入っていることでしょう。
他のレギュラー野手陣は、Jayson Werthが自打球で1,2試合休んだくらいで(復帰済み)、順調に調整を進めています。
●クローザー争い
依然としてはっきりしないクローザー争い。Blake Treinen、Koda Glover、Shawn Kelleyの3人は引き続き好投を続け、前回ノート以降は3試合連続無失点と踏ん張りを見せているJoe Nathanもひとまず候補に残ったまま。
Gloverの登板が3試合続けて9回だったことから、Gloverが有力候補かとも思いましたが、Baker監督はまだ決まっていないと強調しています。 好調なブルペン投手候補が多すぎるほどいるのが今の状態ですから、むしろオプションが残るルーキーのGloverはマイナーに送られて開幕かもしれません。
●生き残りをかけた選手たちの戦い(つづき)
Nathan以外のマイナー契約で参加しているベテランの中継ぎ投手のうち、Matt Albersの無失点は9試合、計9回2/3まで続いています。Neal CottsとJeremy Guthrieもまだくらいついています。40人ロースターの選手でも、割と微妙な立場のRafael Martin、それにWBCドミニカ共和国代表で名を上げたEnny Romeroも内容のいい投球を続けています。
野手陣では、Michael Taylorが依然として好調で、打率は前回ノート時(.448)とほとんど変わらない.444というとんでも水準を維持しています。盗塁も順調に伸ばして6つとしています。Wilmer Difoはやや減速しましたが、それでも.333。マイナー契約のベテラン勢ではBrandon Snyderは打率を.333まで上げてアピールしていますが、守備の乱れも露呈しており、必ずしも評価は上がっていません。Clint Robinson(.200)とAdam Lind(.212)と低レベルの争いを継続中。
● Feddeついに打たれる
Erick Feddeが18日のマーリンズ戦で2回途中5失点と打ち込まれました。そこまで3試合7イニング無失点でしたが、この日は4安打3四球の内容で厳しいピッチングになりました(防御率も5.19まで上昇)。まあ、これも経験です。
● Michael Morseハムストリングを痛め離脱(SF)
ジャイアンツのキャンプにNRIとして参加していたMichael Morseが、20日の試合で右ハムストリングを痛めて離脱してしまいました。この春は14試合に出場し、.258/.343/.516、2本塁打。結果に基き、開幕ベンチ入りが見えてきていた矢先だっただけに残念でなりません。以前の情報だと、マイナーでプレーするつもりはなく、開幕ロースターに入れなければ引退と語っていたようですが、どうするんでしょうか。
● John Lannanとマイナー契約
ナショナルズがJohn Lannanとマイナー契約(メジャーのスプリングトレーニングには参加しない、単純なマイナー契約)を結びました。2012年の退団の経緯からすると、まさか、という感じです。ナショナルズを退団した後、 2013年はフィリーズで、2014年はメッツで投げましたが、結果が残せず、過去2シーズンはそれぞれロッキーズ、ロイヤルズのAAAで投げ、なおかつ防御率5点台と引退の崖っぷちに追い込まれていました。今回、ナショナルズとマイナー契約を結んだというニュースに驚かされましたが、それに続いて入ってきた「左のサイドスローのブルペン投手」として復活を目指しているニュースにさらに驚かされました。これがラストチャンスでしょう。もう一花咲かせてくれること期待して、心から応援しています。
WBC 2017:準決勝② 日本, 守備の乱れで散る
WBC準決勝の第2試合は、かなり強い雨が降るドジャーズスタジアムで行われ、1点を争う熱戦の末に、2-1で米国が日本を下し、4度目の大会で初の決勝進出を果たしました。
日本は菅野・千賀、米国は我らがTanner Roarkがしっかり試合を作り、両軍のブルペン投手陣もいいパフォーマンスでWBCにしては珍しい投手戦。そんな中、勝負を分けたのは日本の内野守備の乱れでした。4回の失点はセカンド菊池が正面のゴロを弾いて打者走者を2塁までに行かせてしまったことから。そして8回の決勝点は、1死2,3塁からの(きちんと処理すれば本塁タッチアウトだったであろう)ゴロをサード松田がお手玉してしまったことによるものでした。守備力はしっかり鍛え上げられている日本だけに、まさか、という感じでテレビの前で天を仰ぎましたが、雨の中という環境だったこともあり、責める気持ちにはなれません。
8回裏2死1, 2塁からの筒香の打球、打った瞬間に「やった」と声を上げてしまったのは私だけではなかったはず。惜しかった。サムライ・ジャパンはここで散ることになりましたが、日本で改めて野球が盛り上がったのは確か。あっぱれ。よく戦いました。
なお、ナショナルズから参加のTanner Roarkは4回を投げて2安打1四球1奪三振の無失点ピッチングでしっかりと貢献し、この試合のMVPにも選ばれました。開幕に向けた調整という意味ではもう1イニングくらい投げてほしかったとも思いましたが、まあ準決勝ですから万全の継投でいくのも理解できます。Danile Murphyは出番なし。また、前ナショナルズのクローザーだったMark Melanconが1点をリードした直後の8回裏の頭から登板。2死を取りながら、青木を歩かせて1,2塁として筒香を迎えたところで降板しました。
さて、決勝戦はプエルトリコと米国の対戦。こうなった以上は、いっそ米国を応援します。
日本は菅野・千賀、米国は我らがTanner Roarkがしっかり試合を作り、両軍のブルペン投手陣もいいパフォーマンスでWBCにしては珍しい投手戦。そんな中、勝負を分けたのは日本の内野守備の乱れでした。4回の失点はセカンド菊池が正面のゴロを弾いて打者走者を2塁までに行かせてしまったことから。そして8回の決勝点は、1死2,3塁からの(きちんと処理すれば本塁タッチアウトだったであろう)ゴロをサード松田がお手玉してしまったことによるものでした。守備力はしっかり鍛え上げられている日本だけに、まさか、という感じでテレビの前で天を仰ぎましたが、雨の中という環境だったこともあり、責める気持ちにはなれません。
8回裏2死1, 2塁からの筒香の打球、打った瞬間に「やった」と声を上げてしまったのは私だけではなかったはず。惜しかった。サムライ・ジャパンはここで散ることになりましたが、日本で改めて野球が盛り上がったのは確か。あっぱれ。よく戦いました。
なお、ナショナルズから参加のTanner Roarkは4回を投げて2安打1四球1奪三振の無失点ピッチングでしっかりと貢献し、この試合のMVPにも選ばれました。開幕に向けた調整という意味ではもう1イニングくらい投げてほしかったとも思いましたが、まあ準決勝ですから万全の継投でいくのも理解できます。Danile Murphyは出番なし。また、前ナショナルズのクローザーだったMark Melanconが1点をリードした直後の8回裏の頭から登板。2死を取りながら、青木を歩かせて1,2塁として筒香を迎えたところで降板しました。
さて、決勝戦はプエルトリコと米国の対戦。こうなった以上は、いっそ米国を応援します。
2017/03/21
WBC 2017:準決勝① 延長11回, オランダ力尽きる
WBC準決勝第1試合、オランダとプエルトリコの一戦は、延長11回の激闘の末、プエルトリコが勝って2大会連続の決勝進出を決めました。
投げて、打って、守って、両チームとも素晴らしいプレーの連続でした。オランダは初回、ヒットを打った打者走者がベンチに喜びを表しながらファーストベースにのんびり戻っているうちに捕手からの送球で刺されるというボーンヘッドもありましたが、あれもプエルトリコの捕手Yadier Molinaの素晴らしさと見ることもできます。オランダにも、初回に豪快な2ランをぶっ放したヤクルトのWladimir Balentien、準決勝から召集されたドジャーズの守護神Kenley Jansenが9回裏に登板して圧巻のピッチングと見ごたえのあるシーンも多々ありました。
延長11回、同じようにタイブレークからの送りバント→敬遠で1死満塁のチャンスを作りながら、先行のオランダが初球を打って併殺打、無得点に終わったのに対し、プエルトリコはEddie Rosarioの浅いセンターフライで三塁からタッチアップでサヨナラ。最後は自力に優るプエルトリコの前にオランダが力尽きたという印象でした。
なお、元ナショナルズのShairon Martisが5回途中からオランダの3番手としてマウンドに上がり、1回2/3を5人で片付ける好投。この大会では実にいいピッチングを披露したと思います。メジャーのマウンドに戻ってくるチャンスがあるといいなあ。
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さあ、そのプエルトリコと対戦するのは日本かアメリカか。注目の準決勝第2試合は明日です。しかも、日本戦で米国の先発の大役を務めるのは、我らがTanner Roark。さすがに日本を応援しようとは思っていますが、うーん、悩ましいところです。
投げて、打って、守って、両チームとも素晴らしいプレーの連続でした。オランダは初回、ヒットを打った打者走者がベンチに喜びを表しながらファーストベースにのんびり戻っているうちに捕手からの送球で刺されるというボーンヘッドもありましたが、あれもプエルトリコの捕手Yadier Molinaの素晴らしさと見ることもできます。オランダにも、初回に豪快な2ランをぶっ放したヤクルトのWladimir Balentien、準決勝から召集されたドジャーズの守護神Kenley Jansenが9回裏に登板して圧巻のピッチングと見ごたえのあるシーンも多々ありました。
延長11回、同じようにタイブレークからの送りバント→敬遠で1死満塁のチャンスを作りながら、先行のオランダが初球を打って併殺打、無得点に終わったのに対し、プエルトリコはEddie Rosarioの浅いセンターフライで三塁からタッチアップでサヨナラ。最後は自力に優るプエルトリコの前にオランダが力尽きたという印象でした。
なお、元ナショナルズのShairon Martisが5回途中からオランダの3番手としてマウンドに上がり、1回2/3を5人で片付ける好投。この大会では実にいいピッチングを披露したと思います。メジャーのマウンドに戻ってくるチャンスがあるといいなあ。
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さあ、そのプエルトリコと対戦するのは日本かアメリカか。注目の準決勝第2試合は明日です。しかも、日本戦で米国の先発の大役を務めるのは、我らがTanner Roark。さすがに日本を応援しようとは思っていますが、うーん、悩ましいところです。
WBC 2017:第2ラウンドまとめ
第2ラウンドが終わり、舞台は決戦の地、ロサンゼルスへ。残るは4チーム。前回覇者のドミニカ共和国は姿を消し、準決勝の組合せは、オランダ対プエルトリコ、米国対日本となりました。
以下、第2ラウンドのまとめです。
[プールE(@東京)]
1. 日本(3勝)
2. オランダ(2勝1敗)
3. イスラエル(1勝2敗)
4. キューバ(3敗)
日本が3連勝で1位での準決勝進出を決めました。初戦のオランダ戦を延長11回4時間46分の激闘の末にものにすると、続くキューバ、イスラエルとの試合はいずれも終盤に打線が機能して完勝。6連勝での準決勝進出は、日本チームとしては4度目のWBCで初めて。開幕前はスター不在で(過去3大会に比べると)期待感があまり大きくなかったサムライジャパンでしたが、ここまでの戦いぶりは見事です。2位は、日本との初戦に惜敗したものの、イスラエルとキューバを連続コールドで撃破したオランダ。4番に座るヤクルトのWladimir Balentienが3本塁打10打点と打線を引っ張りました。イスラエル、キューバはちょっと力不足(特に層の薄さ)を感じさせました。
さて、元ナショナルズ勢では、オランダのShairon Martisが日本戦で同点の4回途中から登板し、3イニングを1失点。キューバ戦でも1イニングを無失点。日本戦では球数制限ぎりぎりまで投げさせられるなどベンチの信頼を得ており、準決勝でも起用が予想されます。同じくオランダのRandolph Oduberも9番レフトとして2試合に先発しました。
イスラエルのJason Marquisは初戦のキューバ戦で6回途中までDespaigneのソロ本塁打による1失点に抑える好投で同点のまま後を託し、チームの勝利に貢献しました。
[プールF(@サンディエゴ)]
1. プエルトリコ(3勝)
2. 米国(2勝1敗)
3. ドミニカ共和国(1勝2敗)
4. ベネズエラ(3敗)
前回大会決勝の再現となったグループ初戦でプエルトリコがドミニカ共和国を破り、前回大会からのドミニカ共和国の連勝を11で止めました。勢いに乗ったプエルトリコは続く米国戦の初回に怒涛の6連打で4点を先制、1点差まで迫られましたが振り切って2連勝。消化試合となったベネズエラにも大勝してこちらも6戦全勝での準決勝進出を決定しました。ともに1勝1敗で迎えたドミニカ共和国との大一番を制した米国が2位通過。4回のGiancarlo Stantonの2ランは一見の価値のある凄い一撃でした。前回覇者ドミニカ共和国はここで敗退。ベネズエラは上位3チームとは明らかな力の差を感じさせました。
さて、ナショナルズ勢ではドミニカ共和国のEnny Romeroはプエルトリコ戦で1回2/3を5人で片づける好投(1奪三振)。第一ラウンドに続いて100マイル近い速球を連発しました。心配なのは米国のDaniel MurphyとTanner Roark。Murphyは第2戦のプエルトリコ戦にDHとして先発しましたが2打席凡退で途中交代。Roarkに至っては登板機会すら与えられませんでした。シーズンに向けた調整という意味では極めて心配です。(→日本戦の先発がRoarkと発表されています。)
元ナショナルズ勢では、Tyler Clippardがドミニカ共和国戦で登板。ソロ本塁打を打たれたもののリードを守って後ろにつなぎました。
以下、第2ラウンドのまとめです。
[プールE(@東京)]
1. 日本(3勝)
2. オランダ(2勝1敗)
3. イスラエル(1勝2敗)
4. キューバ(3敗)
日本が3連勝で1位での準決勝進出を決めました。初戦のオランダ戦を延長11回4時間46分の激闘の末にものにすると、続くキューバ、イスラエルとの試合はいずれも終盤に打線が機能して完勝。6連勝での準決勝進出は、日本チームとしては4度目のWBCで初めて。開幕前はスター不在で(過去3大会に比べると)期待感があまり大きくなかったサムライジャパンでしたが、ここまでの戦いぶりは見事です。2位は、日本との初戦に惜敗したものの、イスラエルとキューバを連続コールドで撃破したオランダ。4番に座るヤクルトのWladimir Balentienが3本塁打10打点と打線を引っ張りました。イスラエル、キューバはちょっと力不足(特に層の薄さ)を感じさせました。
さて、元ナショナルズ勢では、オランダのShairon Martisが日本戦で同点の4回途中から登板し、3イニングを1失点。キューバ戦でも1イニングを無失点。日本戦では球数制限ぎりぎりまで投げさせられるなどベンチの信頼を得ており、準決勝でも起用が予想されます。同じくオランダのRandolph Oduberも9番レフトとして2試合に先発しました。
イスラエルのJason Marquisは初戦のキューバ戦で6回途中までDespaigneのソロ本塁打による1失点に抑える好投で同点のまま後を託し、チームの勝利に貢献しました。
[プールF(@サンディエゴ)]
1. プエルトリコ(3勝)
2. 米国(2勝1敗)
3. ドミニカ共和国(1勝2敗)
4. ベネズエラ(3敗)
前回大会決勝の再現となったグループ初戦でプエルトリコがドミニカ共和国を破り、前回大会からのドミニカ共和国の連勝を11で止めました。勢いに乗ったプエルトリコは続く米国戦の初回に怒涛の6連打で4点を先制、1点差まで迫られましたが振り切って2連勝。消化試合となったベネズエラにも大勝してこちらも6戦全勝での準決勝進出を決定しました。ともに1勝1敗で迎えたドミニカ共和国との大一番を制した米国が2位通過。4回のGiancarlo Stantonの2ランは一見の価値のある凄い一撃でした。前回覇者ドミニカ共和国はここで敗退。ベネズエラは上位3チームとは明らかな力の差を感じさせました。
さて、ナショナルズ勢ではドミニカ共和国のEnny Romeroはプエルトリコ戦で1回2/3を5人で片づける好投(1奪三振)。第一ラウンドに続いて100マイル近い速球を連発しました。心配なのは米国のDaniel MurphyとTanner Roark。Murphyは第2戦のプエルトリコ戦にDHとして先発しましたが2打席凡退で途中交代。Roarkに至っては登板機会すら与えられませんでした。シーズンに向けた調整という意味では極めて心配です。(→日本戦の先発がRoarkと発表されています。)
元ナショナルズ勢では、Tyler Clippardがドミニカ共和国戦で登板。ソロ本塁打を打たれたもののリードを守って後ろにつなぎました。
2017/03/15
Derek Norrisを解雇
噂されていた通り、Derek Norrisを解雇しました。
12月のウィンターミーティングの際にパドレスからトレードで獲得。今シーズンのナショナルズの正捕手との見込みでの獲得で、年俸調停対象選手として420万ドルで契約を更新していました。事情が変わったのは、もうスプリングトレーニングが始まった後の2月下旬になってMatt WietersがFA契約で入団してきたときでした。正捕手はWietersで確定となり、控え捕手としては安定した守備力を誇り割安なJose Lobatonがいることから、Norrisの放出が既定路線のように言われ始めました。
球団としては正捕手がはっきりしていないチームを中心にトレードを打診したようですが、結実することはありませんでした。今週に入り、ウェイバーに公示しましたが、クレームする球団も現れず。スプリングトレーニングでは17打席で.353/.353/.706、2本塁打と打撃好調でしたが、420万ドルという年俸がネックになっていたようです。
結局引き取り手がないまま、Norrisに支払わなければならない金額が当初合意していた年俸総額の1/8で済むぎりぎりのタイミングである3月15日に解雇、これによりNorrisは完全なFAとなりました。
12月のトレード成立時には、2011年のオフにGio Gonzalezのトレードで放出したNorrisがナショナルズに戻ってくるということで大いに古いファンは盛り上げてくれましたが、結局ナショナルズのユニフォームを着て公式戦でプレーすることはないまま。甚だ残念です。
さあ、どこになるか分かりませんが、この春の成績ならきっとどこかから声がかかるはず。新天地で頑張ってください。これからも応援しています。
12月のウィンターミーティングの際にパドレスからトレードで獲得。今シーズンのナショナルズの正捕手との見込みでの獲得で、年俸調停対象選手として420万ドルで契約を更新していました。事情が変わったのは、もうスプリングトレーニングが始まった後の2月下旬になってMatt WietersがFA契約で入団してきたときでした。正捕手はWietersで確定となり、控え捕手としては安定した守備力を誇り割安なJose Lobatonがいることから、Norrisの放出が既定路線のように言われ始めました。
球団としては正捕手がはっきりしていないチームを中心にトレードを打診したようですが、結実することはありませんでした。今週に入り、ウェイバーに公示しましたが、クレームする球団も現れず。スプリングトレーニングでは17打席で.353/.353/.706、2本塁打と打撃好調でしたが、420万ドルという年俸がネックになっていたようです。
結局引き取り手がないまま、Norrisに支払わなければならない金額が当初合意していた年俸総額の1/8で済むぎりぎりのタイミングである3月15日に解雇、これによりNorrisは完全なFAとなりました。
12月のトレード成立時には、2011年のオフにGio Gonzalezのトレードで放出したNorrisがナショナルズに戻ってくるということで大いに古いファンは盛り上げてくれましたが、結局ナショナルズのユニフォームを着て公式戦でプレーすることはないまま。甚だ残念です。
さあ、どこになるか分かりませんが、この春の成績ならきっとどこかから声がかかるはず。新天地で頑張ってください。これからも応援しています。
2017/03/14
STノート② Harper絶好調
前回のノート以降の7試合を2勝3敗2分のナショナルズ。先発投手陣の投球回数は4イニング程度まで伸び、レギュラー野手陣も出場を増やしていることから、マージナルな選手の出場機会は減らざるを得ず、この間2度のロースターカットがありました。
※特に記載しない限り、選手の成績は3月13日の試合までを含めたスプリングトレーニングの全成績。
● Bryce Harperが絶好調
Bryce Harperが絶好調です。出場11試合で29打席に立ち、.320/414/.960、5本塁打、8打点という成績。5本塁打は全体でもスプリングトレーニング最多タイです。今の時期に数字を残しても意味はありませんが、昨シーズン後半の不調から脱していることが確認できただけでも十分。MVPシーズンの再来を期待させてくれます。
● 故障者情報
調整が遅れていたJoe BlantonとMatt Wietersもオープン戦に出場。開幕に向けて問題なし。取り残された形のMax Scherzerも12日に実戦形式の投球練習を行うところまで調整が進んでおり、本人は開幕に間に合うかもしれないとのコメントを残しています。
前回故障者情報で紹介した選手のうち、Emmamuel Burrissは問題なく実戦に復帰しましたが、Nick Leeはやはり重症で左ひじの手術を要し、マイナーで調整することになりました。
この他、新たな故障者情報はありません。朗報です。
● Norrisをウェイバーに
Matt Wietersが順調に調整を進めていることから、いよいよ捕手が余剰となってきたところで、12日、Derek Norrisがウェイバーに掲載されたと報じられました。つまり、クレームする球団があれば、対価なしで移籍を認めるということです。そのNorrisはここまで17打席で.353/.353/.706、2本塁打とよく打ち、三振もわずか3つと打撃は申し分ありませんが、420万ドルという年俸が控え捕手としては高すぎるということのようで、年俸を負担しても引き取る球団がなければ、単純に解雇するのではないかとさえ言われています(年俸調停対象選手の場合、3月15日までに解雇すれば、予定されていた年俸の1/8だけ支払えばいいため)。
控え捕手候補では、若手のPedro Severinoは打率5割(10打数5安打)と好調ですが、本命とされるJose Lobatonが相変わらず全く打てず(17打数2安打、打率.111)。Lobatonを放出・解雇して、Norrisを控えとして開幕してくれればいいのに。
●先発投手陣
Max Scherzer以外の先発投手陣、つまりGio Gonzalez、Stephen Strasburg、Joe Rossの3人は、それぞれ失点もしながら、それなりのイニングを投げて順調に調整を進めています。なお、Tanner RoarkについてはWBCの記事をご参照ください。
Scherzerが開幕に間に合えば必要はなくなる先発5番手ですが、A. J. Coleが3度目の先発機会で結果を出しました。9日のマーリンズ戦、4イニングをノーヒット、1四球でもちろん無失点のナイスピッチング。ベンチからも高い評価。ライバルと目されたAustin Vothが早々にAAAにオプションされ、Jeremy Guthrieは完全にブルペン投手としての起用となっていることから、ほぼ立場が固まったと思われます。
●クローザー争い
依然としてはっきりしないクローザー争い。Blake Treinen、Koda Glover、Shawn Kelleyの3人は、3人とも前回ノート以降失点せず、内容もほぼ完璧でした。報道を見ていると、Gloverに対する評価が高いようにも感じられますが、まだ判断は下されていません。このまま贅沢な悩みのままで推移してくれる分には構いません。
●生き残りをかけた選手たちの戦い (つづき)
マイナー契約のベテラン投手陣のうち、Joe Nathanは9日の2失点を含め、6試合6イニングで3失点、内容も8安打3四球2奪三振とピリッとせず、クローザー争いからは脱落したと見られます。一方、やはりマイナー契約で参加しているベテランの中継ぎ投手のうち、Matt Albers(7イニング無失点)、Neal Cotts(5イニング無失点)の2人は奮闘しています。上記のGuthrieも5.1イニングで1失点6奪三振と頑張っています。
野手陣では、Michael Taylorが依然として好調で、打率は前回ノート時(.389)よりも上げて、.448。盗塁もチームトップの4つを決めて失敗なし。Wilmer Difoも同じく前回時(.353)より上げて、.407。2人ともよく頑張っています。マイナー契約のベテラン勢ではBrandon Snyderの打率.317が最も高いのですが、次第に下がってきており、苦しくなってきました。Clint Robinsonも25打席で打率.200と依然低迷中。
●トッププロスペクト
11日のメッツ戦ではErick Feddeが初先発し、3イニングを1安打1四球1奪三振の無失点。ここまで3試合計7イニングを無失点。今シーズン中のメジャーデビューがいよいよ見えてきました。
野手ではRafael Bautistaの評価が上がっています。25打席で.320/.320/360という数字以上に評価されているようです。開幕はさすがにないでしょうが、こちらもそう遠くない時期に昇格してきそうです。
● Ian Desmond左腕骨折
ところで、元ナショナルズのIan Desmondが左腕に死球を受けて骨折し、開幕は絶望というニュースが入ってきました。オフにロッキーズと4年契約を結び、新しいリーダーとして活躍しつつあるというような報道もあり、いよいよというところでした。残念過ぎます。
※特に記載しない限り、選手の成績は3月13日の試合までを含めたスプリングトレーニングの全成績。
● Bryce Harperが絶好調
Bryce Harperが絶好調です。出場11試合で29打席に立ち、.320/414/.960、5本塁打、8打点という成績。5本塁打は全体でもスプリングトレーニング最多タイです。今の時期に数字を残しても意味はありませんが、昨シーズン後半の不調から脱していることが確認できただけでも十分。MVPシーズンの再来を期待させてくれます。
● 故障者情報
調整が遅れていたJoe BlantonとMatt Wietersもオープン戦に出場。開幕に向けて問題なし。取り残された形のMax Scherzerも12日に実戦形式の投球練習を行うところまで調整が進んでおり、本人は開幕に間に合うかもしれないとのコメントを残しています。
前回故障者情報で紹介した選手のうち、Emmamuel Burrissは問題なく実戦に復帰しましたが、Nick Leeはやはり重症で左ひじの手術を要し、マイナーで調整することになりました。
この他、新たな故障者情報はありません。朗報です。
● Norrisをウェイバーに
Matt Wietersが順調に調整を進めていることから、いよいよ捕手が余剰となってきたところで、12日、Derek Norrisがウェイバーに掲載されたと報じられました。つまり、クレームする球団があれば、対価なしで移籍を認めるということです。そのNorrisはここまで17打席で.353/.353/.706、2本塁打とよく打ち、三振もわずか3つと打撃は申し分ありませんが、420万ドルという年俸が控え捕手としては高すぎるということのようで、年俸を負担しても引き取る球団がなければ、単純に解雇するのではないかとさえ言われています(年俸調停対象選手の場合、3月15日までに解雇すれば、予定されていた年俸の1/8だけ支払えばいいため)。
控え捕手候補では、若手のPedro Severinoは打率5割(10打数5安打)と好調ですが、本命とされるJose Lobatonが相変わらず全く打てず(17打数2安打、打率.111)。Lobatonを放出・解雇して、Norrisを控えとして開幕してくれればいいのに。
●先発投手陣
Max Scherzer以外の先発投手陣、つまりGio Gonzalez、Stephen Strasburg、Joe Rossの3人は、それぞれ失点もしながら、それなりのイニングを投げて順調に調整を進めています。なお、Tanner RoarkについてはWBCの記事をご参照ください。
Scherzerが開幕に間に合えば必要はなくなる先発5番手ですが、A. J. Coleが3度目の先発機会で結果を出しました。9日のマーリンズ戦、4イニングをノーヒット、1四球でもちろん無失点のナイスピッチング。ベンチからも高い評価。ライバルと目されたAustin Vothが早々にAAAにオプションされ、Jeremy Guthrieは完全にブルペン投手としての起用となっていることから、ほぼ立場が固まったと思われます。
●クローザー争い
依然としてはっきりしないクローザー争い。Blake Treinen、Koda Glover、Shawn Kelleyの3人は、3人とも前回ノート以降失点せず、内容もほぼ完璧でした。報道を見ていると、Gloverに対する評価が高いようにも感じられますが、まだ判断は下されていません。このまま贅沢な悩みのままで推移してくれる分には構いません。
●生き残りをかけた選手たちの戦い (つづき)
マイナー契約のベテラン投手陣のうち、Joe Nathanは9日の2失点を含め、6試合6イニングで3失点、内容も8安打3四球2奪三振とピリッとせず、クローザー争いからは脱落したと見られます。一方、やはりマイナー契約で参加しているベテランの中継ぎ投手のうち、Matt Albers(7イニング無失点)、Neal Cotts(5イニング無失点)の2人は奮闘しています。上記のGuthrieも5.1イニングで1失点6奪三振と頑張っています。
野手陣では、Michael Taylorが依然として好調で、打率は前回ノート時(.389)よりも上げて、.448。盗塁もチームトップの4つを決めて失敗なし。Wilmer Difoも同じく前回時(.353)より上げて、.407。2人ともよく頑張っています。マイナー契約のベテラン勢ではBrandon Snyderの打率.317が最も高いのですが、次第に下がってきており、苦しくなってきました。Clint Robinsonも25打席で打率.200と依然低迷中。
●トッププロスペクト
11日のメッツ戦ではErick Feddeが初先発し、3イニングを1安打1四球1奪三振の無失点。ここまで3試合計7イニングを無失点。今シーズン中のメジャーデビューがいよいよ見えてきました。
野手ではRafael Bautistaの評価が上がっています。25打席で.320/.320/360という数字以上に評価されているようです。開幕はさすがにないでしょうが、こちらもそう遠くない時期に昇格してきそうです。
● Ian Desmond左腕骨折
ところで、元ナショナルズのIan Desmondが左腕に死球を受けて骨折し、開幕は絶望というニュースが入ってきました。オフにロッキーズと4年契約を結び、新しいリーダーとして活躍しつつあるというような報道もあり、いよいよというところでした。残念過ぎます。
WBC 2017:第1ラウンドまとめ
既に東京では第2ラウンドが始まっています(今日も日本はいい勝ちっぷりでしたね!)が、西半球ではようやく第1ラウンドが終わりましたので、ここまでをまとめておきます。
[プールA(@ソウル)]
1. イスラエル(3勝)
2. オランダ(2勝1敗)
3. 韓国(1勝2敗)
4. 台湾(3敗)
開幕戦で延長10回の末に韓国を下したイスラエルが勢いに乗り、まさかの4連勝で1位通過。前回大会でもベスト4に入ったオランダが今大会もいいチームを作ってきて2位通過。ともに2連敗で迎えた韓国と台湾の第3戦は消化試合となってしまい、同じアジア勢としては寂しい思いでした。特に韓国は、もうちょっと頑張れよ。
ナショナルズから出場の選手はいませんでしたが、元ナショナルズでは、(日本戦の際にtwitterで発信したように)2008-2009年にナショナルズで投げたShairon Martisがオランダのブルペン投手として貢献しています(2試合2イニング無失点)。特に、台湾戦では同点に追いついた直後の9回表を無失点で抑え、その裏のサヨナラ勝ちに繋げました。また、イスラエルのエースとしてJason Marquisが韓国戦とオランダ戦に先発し、計4イニングを無失点と好投。また、2016年の春に解雇されるまでナショナルズのマイナー(最後はAA)でプレーしたRandolph Oduberが、オランダの9番レフトとして3試合ともフル出場と頑張りました。
[プールB(@東京)]
1. 日本(3勝)
2. キューバ(2勝1敗)
3. オーストラリア(1勝2敗)
4. 中国(3敗)
初戦でキューバとの打ち合いを制した日本が危なげなく3連勝で1位通過。筒香、中田の2人がともに2本塁打ずつ。日本に敗れたものの、主砲Despaigneの満塁弾でオーストラリアを振り切ったキューバが2位通過。中国は3試合で1得点に対して24失点とまだまだ実力不足が露わとなりました。
このプールには元も含めてナショナルズ関係の選手はいませんでした。
[プールC(@マイアミ)]
1. ドミニカ共和国(3勝)
2. アメリカ(2勝1敗)
3. コロンビア(1勝2敗)
4. カナダ(3敗)
前回覇者のドミニカ共和国とアメリカが同組となったプールC。結果的にはこの2国が順当に第2ラウンド進出を決めましたが、コロンビアの2敗はいずれも延長戦を戦って力尽きたもので、実は際どいものでした。カナダは3試合とも完敗。
ナショナルズから出場の選手で大注目を集めたのが、ドミニカ共和国のEnny Romero。コロンビアとの試合で同点の10回裏に登板し、2三振を含む三者凡退に抑えて勝利投手となりました。話題となったのはその内容。打者3人に対して投じた14球全て直球(フォーシーム)で、最速100.1マイル、平均98.5マイルと、文字通り力でねじ伏せました。うち10球がストライクとコントロールも悪くない。ナショナルズのキャンプからは離れていますが、開幕ブルペン入りに向けて強烈なアピールとなっています。
コロンビア代表のJhonatan Solanoは、1試合は捕手として、2試合はDHとして先発出場し、3試合で10打数4安打1打点というこちらも好成績を残しました。
一方、アメリカ代表の2人はぴりっとしませんでした。Tanner Roarkはドミニカ共和国戦の5回裏途中から2番手としてマウンドに上がりましたが、5-0とリードして迎えた6回裏にManny Machadoにソロ本塁打、連続四球の後、Carlos Santanaにタイムリーを打たれ計2失点。この回限りで降板したのでその時点ではリードを保っていたものの、ドミニカ打線に反撃の糸口を与えたことは確か。この後の逆転負けの責任者の1人と言わざるを得ないでしょう。Daniel Murphyは初戦のコロンビア戦では7番DHでフル出場したものの4打数ノーヒットの2三振。あとの2試合はベンチを温めていました。
元ナショナルズでは、アメリカ代表のTyler Clippardがコロンビア戦で延長10回表を無失点で終えて勝ち投手になったのを含め2試合計3イニングを投げて許した走者は四球の1人だけ、4奪三振と好投中。また2013年ドラフト4順目で入団し、AAで投げていた2015年夏にJonathan Papelbonとのトレードでフィリーズに移籍したNick Pivetta(昨年はAAAに昇格し、この春はメジャーのスプリングトレーニングに参加し先発機会ももらっている)が、カナダ代表としてコロンビア戦に先発し、4回を1失点と好投しました。
[プールD(@ハリスコ・メキシコ)]
1. プエルトリコ(3勝)
2. ベネズエラ(1勝2敗)
3. イタリア(1勝2敗)
4. メキシコ(1勝2敗)
4つの第1ラウンドのうち最も激しい闘いとなったのがこのプールDでした。前回大会準優勝のプエルトリコはベネズエラをコールドで降すなど、力のあるところを見せて3連勝で1位通過しましたが、2位争いは熾烈でした。まず9日の初戦、イタリアが4点差を追いかける9回裏に一挙に5点を奪うまさかの大逆転でメキシコに勝利(イタリア○10-9●メキシコ)。続くイタリア対ベネズエラ戦は、4回までに0-5とリードされたベネズエラが一時は8-5と逆転。粘るイタリアに8回裏に追いつかれ、9回表に2点を勝ち越しながら、その裏に再び追いつかれました。しかし、そのイタリアの同点打の際に、一気にサヨナラを狙ったランナーを本塁でタッチアウトにし(ただし、このプレーで捕手のSalvador Perezが負傷)、延長10回表のMartin Pradoのタイムリーで勝ち切りました(ベネズエラ○11-10●イタリア)。2連敗で後がなかったメキシコが、最終戦でベネズエラに打ち勝ち(メキシコ○11-9●ベネズエラ)、これで3チームが2勝1敗で並びましたが、2位通過できるのは1チームのみ。「失点率」で最下位となったメキシコ(得失点差なら+1でトップなのに、ということで揉めました)が脱落し、残るベネズエラとイタリアがタイブレークの一発勝負。この試合も1-2でリードされていたベネズエラが9回表にMiguel Cabreraのホームランで追いついた後、さらに2点を追加して逆転。しかも、2点目はスクイズによるもので、9回裏に粘るイタリアが1点を反したため結局これが決勝点になりました(ベネズエラ○4-3●イタリア)。いやはや、書いていて疲れました。。。
ナショナルズの選手では、メキシコのOliver Perezが2試合、1回1/3を投げて無失点、被安打2という記録を残していますが、実は、初戦のイタリア戦、2点リードの9回裏無死満塁で火消し役を託されながら対戦した2人の打者に連打を許し、逆転サヨナラを喫したときにマウンドに立っていたのがPerezでした。
元ナショナルズの選手では、2009年ドラフト4順目入団(Stephen Strasburgの同期)で2011年の1月にTom Gorzelannyのトレードパッケージの1人としてカブスに放出したA.J. Morris(その後パイレーツ、レッズと渡り歩き、29歳となった昨季レッズのブルペン投手としてメジャーデビュー)がイタリア代表に参加。メキシコ戦、ベネズエラ戦ではいずれも中継ぎとして登板して打たれましたが、タイブレークのベネズエラ戦で先発起用されると、5回を投げて許した走者は四球の1人だけというほとんど完璧なピッチング(5奪三振)。あのまま勝っていればヒーローでしたが、チームが負けては…。
またベネズエラ代表にはYusmeiro Petitが参加し、勝てば第2ラウンド進出が決まったはずのメキシコ戦に先発起用されましたが、2回5失点と期待に応えられず敗戦投手となりました。
[プールA(@ソウル)]
1. イスラエル(3勝)
2. オランダ(2勝1敗)
3. 韓国(1勝2敗)
4. 台湾(3敗)
開幕戦で延長10回の末に韓国を下したイスラエルが勢いに乗り、まさかの4連勝で1位通過。前回大会でもベスト4に入ったオランダが今大会もいいチームを作ってきて2位通過。ともに2連敗で迎えた韓国と台湾の第3戦は消化試合となってしまい、同じアジア勢としては寂しい思いでした。特に韓国は、もうちょっと頑張れよ。
ナショナルズから出場の選手はいませんでしたが、元ナショナルズでは、(日本戦の際にtwitterで発信したように)2008-2009年にナショナルズで投げたShairon Martisがオランダのブルペン投手として貢献しています(2試合2イニング無失点)。特に、台湾戦では同点に追いついた直後の9回表を無失点で抑え、その裏のサヨナラ勝ちに繋げました。また、イスラエルのエースとしてJason Marquisが韓国戦とオランダ戦に先発し、計4イニングを無失点と好投。また、2016年の春に解雇されるまでナショナルズのマイナー(最後はAA)でプレーしたRandolph Oduberが、オランダの9番レフトとして3試合ともフル出場と頑張りました。
[プールB(@東京)]
1. 日本(3勝)
2. キューバ(2勝1敗)
3. オーストラリア(1勝2敗)
4. 中国(3敗)
初戦でキューバとの打ち合いを制した日本が危なげなく3連勝で1位通過。筒香、中田の2人がともに2本塁打ずつ。日本に敗れたものの、主砲Despaigneの満塁弾でオーストラリアを振り切ったキューバが2位通過。中国は3試合で1得点に対して24失点とまだまだ実力不足が露わとなりました。
このプールには元も含めてナショナルズ関係の選手はいませんでした。
[プールC(@マイアミ)]
1. ドミニカ共和国(3勝)
2. アメリカ(2勝1敗)
3. コロンビア(1勝2敗)
4. カナダ(3敗)
前回覇者のドミニカ共和国とアメリカが同組となったプールC。結果的にはこの2国が順当に第2ラウンド進出を決めましたが、コロンビアの2敗はいずれも延長戦を戦って力尽きたもので、実は際どいものでした。カナダは3試合とも完敗。
ナショナルズから出場の選手で大注目を集めたのが、ドミニカ共和国のEnny Romero。コロンビアとの試合で同点の10回裏に登板し、2三振を含む三者凡退に抑えて勝利投手となりました。話題となったのはその内容。打者3人に対して投じた14球全て直球(フォーシーム)で、最速100.1マイル、平均98.5マイルと、文字通り力でねじ伏せました。うち10球がストライクとコントロールも悪くない。ナショナルズのキャンプからは離れていますが、開幕ブルペン入りに向けて強烈なアピールとなっています。
コロンビア代表のJhonatan Solanoは、1試合は捕手として、2試合はDHとして先発出場し、3試合で10打数4安打1打点というこちらも好成績を残しました。
一方、アメリカ代表の2人はぴりっとしませんでした。Tanner Roarkはドミニカ共和国戦の5回裏途中から2番手としてマウンドに上がりましたが、5-0とリードして迎えた6回裏にManny Machadoにソロ本塁打、連続四球の後、Carlos Santanaにタイムリーを打たれ計2失点。この回限りで降板したのでその時点ではリードを保っていたものの、ドミニカ打線に反撃の糸口を与えたことは確か。この後の逆転負けの責任者の1人と言わざるを得ないでしょう。Daniel Murphyは初戦のコロンビア戦では7番DHでフル出場したものの4打数ノーヒットの2三振。あとの2試合はベンチを温めていました。
元ナショナルズでは、アメリカ代表のTyler Clippardがコロンビア戦で延長10回表を無失点で終えて勝ち投手になったのを含め2試合計3イニングを投げて許した走者は四球の1人だけ、4奪三振と好投中。また2013年ドラフト4順目で入団し、AAで投げていた2015年夏にJonathan Papelbonとのトレードでフィリーズに移籍したNick Pivetta(昨年はAAAに昇格し、この春はメジャーのスプリングトレーニングに参加し先発機会ももらっている)が、カナダ代表としてコロンビア戦に先発し、4回を1失点と好投しました。
[プールD(@ハリスコ・メキシコ)]
1. プエルトリコ(3勝)
2. ベネズエラ(1勝2敗)
3. イタリア(1勝2敗)
4. メキシコ(1勝2敗)
4つの第1ラウンドのうち最も激しい闘いとなったのがこのプールDでした。前回大会準優勝のプエルトリコはベネズエラをコールドで降すなど、力のあるところを見せて3連勝で1位通過しましたが、2位争いは熾烈でした。まず9日の初戦、イタリアが4点差を追いかける9回裏に一挙に5点を奪うまさかの大逆転でメキシコに勝利(イタリア○10-9●メキシコ)。続くイタリア対ベネズエラ戦は、4回までに0-5とリードされたベネズエラが一時は8-5と逆転。粘るイタリアに8回裏に追いつかれ、9回表に2点を勝ち越しながら、その裏に再び追いつかれました。しかし、そのイタリアの同点打の際に、一気にサヨナラを狙ったランナーを本塁でタッチアウトにし(ただし、このプレーで捕手のSalvador Perezが負傷)、延長10回表のMartin Pradoのタイムリーで勝ち切りました(ベネズエラ○11-10●イタリア)。2連敗で後がなかったメキシコが、最終戦でベネズエラに打ち勝ち(メキシコ○11-9●ベネズエラ)、これで3チームが2勝1敗で並びましたが、2位通過できるのは1チームのみ。「失点率」で最下位となったメキシコ(得失点差なら+1でトップなのに、ということで揉めました)が脱落し、残るベネズエラとイタリアがタイブレークの一発勝負。この試合も1-2でリードされていたベネズエラが9回表にMiguel Cabreraのホームランで追いついた後、さらに2点を追加して逆転。しかも、2点目はスクイズによるもので、9回裏に粘るイタリアが1点を反したため結局これが決勝点になりました(ベネズエラ○4-3●イタリア)。いやはや、書いていて疲れました。。。
ナショナルズの選手では、メキシコのOliver Perezが2試合、1回1/3を投げて無失点、被安打2という記録を残していますが、実は、初戦のイタリア戦、2点リードの9回裏無死満塁で火消し役を託されながら対戦した2人の打者に連打を許し、逆転サヨナラを喫したときにマウンドに立っていたのがPerezでした。
元ナショナルズの選手では、2009年ドラフト4順目入団(Stephen Strasburgの同期)で2011年の1月にTom Gorzelannyのトレードパッケージの1人としてカブスに放出したA.J. Morris(その後パイレーツ、レッズと渡り歩き、29歳となった昨季レッズのブルペン投手としてメジャーデビュー)がイタリア代表に参加。メキシコ戦、ベネズエラ戦ではいずれも中継ぎとして登板して打たれましたが、タイブレークのベネズエラ戦で先発起用されると、5回を投げて許した走者は四球の1人だけというほとんど完璧なピッチング(5奪三振)。あのまま勝っていればヒーローでしたが、チームが負けては…。
またベネズエラ代表にはYusmeiro Petitが参加し、勝てば第2ラウンド進出が決まったはずのメキシコ戦に先発起用されましたが、2回5失点と期待に応えられず敗戦投手となりました。
2017/03/07
STノート① 順調な滑り出し
スプリングトレーニングのオープン戦を10試合消化し、ここまで5勝4敗1分のナショナルズ。ここまでの話題・結果をまとめておきます。
●投手陣の故障者情報
投手陣では、先週書いたMax ScherzerとTim Collins、それに契約したばかりのJoe Blantonの3人を除けば、少なくとも1度は登板。Scherzerの実戦登板は未定のままですが、少なくとも回復に向かっているようです。Blantonはもう少し調整が必要なものの開幕には十分間に合うとのことです。一方、新たな故障者としては、Nick Leeが 5日の登板で肘を痛めてイニング途中で降板。ちょうどライブ中継を見ていましたが、軽傷には見えませんでした。心配です。
●先発5番手争い?
ローテーション投手では、(WBCに向けて調整を早めていた)Tanner Roarkが2登板で7回無失点という完ぺきな仕上がりでWBCに出発。Gio Gonzalezも2試合で4回無失点。故障からの回復状況が注目されたStephen StrasburgとJoe Rossの2人も、問題なくそれぞれ1度、2イニングずつを無失点。つまり、4人で計15イニング無失点。順調そのものです。
問題は、Max Scherzerが間に合わなかった場合の先発5番手。期待したいA. J. Coleですが、2度の先発機会の計4回2/3で10安打8失点と打ちこまれています。この春は体重を増やして球速自体は上がっているようですが、結果は伴っていません。むしろ二番手以降の登板ながら3回無失点のAustin Voth、1度の先発を含め4回1失点のJeremy Guthrieのほうが内容も結果も良好。Scherzerの回復具合も含め、この後の展開に注目です。
●クローザー争い
未だ白紙のままのクローザー争い。候補者のうち、Blake TreinenとKoda Gloverの2人はそろって「2イニング無失点4奪三振」と好投。Shawn Kelleyも2回1失点とまあ順調に調整を進めています。加えて、(こちらもWBC参加のためか)早くも90マイル台後半をたたき出していたEnny Romeroが3イニングで許した走者は四球の1人だけの好投。さらには、マイナー契約のJoe Nathanも90マイル台をコンスタントに記録し、3度の登板で1失点とまだ力が衰えていないところを見せています。さてさて、どうなるでしょうか。
●野手陣の故障者情報
野手陣では、左肘の痛みで60日DL入りとなったJose Marmolejosと、契約したばかりのMatt Wietersの2人を除く全選手が実戦出場。Matt Wietersもブルペンで自軍の投手陣のボールを受けることに専念しているということで、特に心配はなさそうです。先週書いたPedro Severinoも問題なく出場しています。一方、Emmamuel Burrissが右肩痛を発症し、4日以降出場していません。
●2番手捕手争い?
レギュラー捕手はMatt Wietersで確定。控え捕手はJose Lobatonが有力とみられていますが、意外と面白い展開になっています。まず、Lobatonが12打数で2安打(.167)と低迷。それに対し、トレードが濃厚と噂されているDerek Norrisが7打数3安打(.429)、若手のPedro Severinoも5打数2安打といい滑り出しを見せています。さらに、この競争に割って入るのは現実的ではないものの、マイナー契約のJhonathan Solanoが12打数10安打(.833)というとんでもない数字を残してWBC(コロンビア代表)に旅立っていきました。まあ、もともとLobatonに打撃が期待されているわけではないので既定路線に大きな変更はないでしょうが、面白い状況ではあります。
●生き残りをかけた選手たちの戦い
レギュラー陣はゆっくり調整すればいいので、序盤のこの時期の成績はどうでもいい。まあ、新加入のAdam Eatonが6試合で4安打と順調な滑り出しを見せてくれて一安心といったところでしょうか。
現時点での注目は生き残りをかけた選手たちの戦いです。
まず目立つのはMichael Taylorの好調ぶり。20打席で打率.389。サヨナラ本塁打を含め、いずれもチームトップの2本塁打5打点と気を吐いています。ただ、昨年もスプリングトレーニングは絶好調だったのに開幕後は全く打てなくなっただけに、春にいくら数字を残しても信頼を得られないのが辛いところ。
他に生え抜きの若手では、Wilmer Difoも19打席で.353と好調。外野守備も試されるなど、ユーティリティとしての期待が高まっています。Andrew Stevensonも17打席で.353。三振の多さ(6つ)が少し気にはなりますが、外野守備でも評判通りのいい動きを見せており、評価は上がる一方です。マイナー契約のベテラン勢ではBrandon Snyderが14打席で.417と頑張っています。
一方、残念なスタートとなっているのが、Clint Robinson(16打席で.214)、Brian Goodwin(17打席で.077)、Matt Skole(13打席で.100)あたり。そろそろ結果を出さないと立場が苦しくなります。特にRobinsonは応援したい選手。頑張れ!
●投手陣の故障者情報
投手陣では、先週書いたMax ScherzerとTim Collins、それに契約したばかりのJoe Blantonの3人を除けば、少なくとも1度は登板。Scherzerの実戦登板は未定のままですが、少なくとも回復に向かっているようです。Blantonはもう少し調整が必要なものの開幕には十分間に合うとのことです。一方、新たな故障者としては、Nick Leeが 5日の登板で肘を痛めてイニング途中で降板。ちょうどライブ中継を見ていましたが、軽傷には見えませんでした。心配です。
●先発5番手争い?
ローテーション投手では、(WBCに向けて調整を早めていた)Tanner Roarkが2登板で7回無失点という完ぺきな仕上がりでWBCに出発。Gio Gonzalezも2試合で4回無失点。故障からの回復状況が注目されたStephen StrasburgとJoe Rossの2人も、問題なくそれぞれ1度、2イニングずつを無失点。つまり、4人で計15イニング無失点。順調そのものです。
問題は、Max Scherzerが間に合わなかった場合の先発5番手。期待したいA. J. Coleですが、2度の先発機会の計4回2/3で10安打8失点と打ちこまれています。この春は体重を増やして球速自体は上がっているようですが、結果は伴っていません。むしろ二番手以降の登板ながら3回無失点のAustin Voth、1度の先発を含め4回1失点のJeremy Guthrieのほうが内容も結果も良好。Scherzerの回復具合も含め、この後の展開に注目です。
●クローザー争い
未だ白紙のままのクローザー争い。候補者のうち、Blake TreinenとKoda Gloverの2人はそろって「2イニング無失点4奪三振」と好投。Shawn Kelleyも2回1失点とまあ順調に調整を進めています。加えて、(こちらもWBC参加のためか)早くも90マイル台後半をたたき出していたEnny Romeroが3イニングで許した走者は四球の1人だけの好投。さらには、マイナー契約のJoe Nathanも90マイル台をコンスタントに記録し、3度の登板で1失点とまだ力が衰えていないところを見せています。さてさて、どうなるでしょうか。
●野手陣の故障者情報
野手陣では、左肘の痛みで60日DL入りとなったJose Marmolejosと、契約したばかりのMatt Wietersの2人を除く全選手が実戦出場。Matt Wietersもブルペンで自軍の投手陣のボールを受けることに専念しているということで、特に心配はなさそうです。先週書いたPedro Severinoも問題なく出場しています。一方、Emmamuel Burrissが右肩痛を発症し、4日以降出場していません。
●2番手捕手争い?
レギュラー捕手はMatt Wietersで確定。控え捕手はJose Lobatonが有力とみられていますが、意外と面白い展開になっています。まず、Lobatonが12打数で2安打(.167)と低迷。それに対し、トレードが濃厚と噂されているDerek Norrisが7打数3安打(.429)、若手のPedro Severinoも5打数2安打といい滑り出しを見せています。さらに、この競争に割って入るのは現実的ではないものの、マイナー契約のJhonathan Solanoが12打数10安打(.833)というとんでもない数字を残してWBC(コロンビア代表)に旅立っていきました。まあ、もともとLobatonに打撃が期待されているわけではないので既定路線に大きな変更はないでしょうが、面白い状況ではあります。
●生き残りをかけた選手たちの戦い
レギュラー陣はゆっくり調整すればいいので、序盤のこの時期の成績はどうでもいい。まあ、新加入のAdam Eatonが6試合で4安打と順調な滑り出しを見せてくれて一安心といったところでしょうか。
現時点での注目は生き残りをかけた選手たちの戦いです。
まず目立つのはMichael Taylorの好調ぶり。20打席で打率.389。サヨナラ本塁打を含め、いずれもチームトップの2本塁打5打点と気を吐いています。ただ、昨年もスプリングトレーニングは絶好調だったのに開幕後は全く打てなくなっただけに、春にいくら数字を残しても信頼を得られないのが辛いところ。
他に生え抜きの若手では、Wilmer Difoも19打席で.353と好調。外野守備も試されるなど、ユーティリティとしての期待が高まっています。Andrew Stevensonも17打席で.353。三振の多さ(6つ)が少し気にはなりますが、外野守備でも評判通りのいい動きを見せており、評価は上がる一方です。マイナー契約のベテラン勢ではBrandon Snyderが14打席で.417と頑張っています。
一方、残念なスタートとなっているのが、Clint Robinson(16打席で.214)、Brian Goodwin(17打席で.077)、Matt Skole(13打席で.100)あたり。そろそろ結果を出さないと立場が苦しくなります。特にRobinsonは応援したい選手。頑張れ!
2017/03/06
WBC 2017:ナショナルズからの参加選手
いよいよ3月6日から第4回WBCが開幕。初戦でいきなりイスラエルが韓国を破る番狂わせがあり、日本は7日に初戦を迎えます。
当ブログでは、ナショナルズからの参加選手を中心に、日本代表や全体のトーナメントの流れもいちおうフォローしておこうかと思っています。
早速ですが、ナショナルズからの参加選手は以下の6人。
[USA]
Daniel Murphy, 2B
Tanner Roark, RHP
[Mexico]
Oliver Perez, LHP
Rafael Martin, RHP
[Dominican Republic]
Enny Romero, LHP
[Colombia]
Jhonathan Solano, C
Tanner Roarkは米国にとっては第2戦、11日のドミニカ共和国戦での先発が予定されています。Oliver Perezはなんと2006年から4大会連続の出場。おそらく全チームで唯一人、史上最多出場記録でしょう。
当ブログでは、ナショナルズからの参加選手を中心に、日本代表や全体のトーナメントの流れもいちおうフォローしておこうかと思っています。
早速ですが、ナショナルズからの参加選手は以下の6人。
[USA]
Daniel Murphy, 2B
Tanner Roark, RHP
[Mexico]
Oliver Perez, LHP
Rafael Martin, RHP
[Dominican Republic]
Enny Romero, LHP
[Colombia]
Jhonathan Solano, C
Tanner Roarkは米国にとっては第2戦、11日のドミニカ共和国戦での先発が予定されています。Oliver Perezはなんと2006年から4大会連続の出場。おそらく全チームで唯一人、史上最多出場記録でしょう。
2017/02/26
球春到来 !!
25日からいよいよ実戦が始まりました。
そして、その初戦、最初の打席でBryce Harperがやってくれました。2回表の先頭打者として打席に入ると、メッツの先発Sean Gilmartinの2球目を右中間へ豪快なホームラン。今年も地区優勝を争うライバルとなりそうなメッツに改めて強烈な印象を与えたことでしょう。
そのHarperに続き、5回にはNeftali Sotoがセンターへ2ラン、さらに6回には途中から出場したAndrew StevensonとMatt Skoleの両プロスペクトが連続ソロホームランを打ち、この時点で7-0とリードしました(特に、Stevensonが好スタートを切ったのは嬉しいですね。この後、どれくらいやってくれるでしょうか。)。
投手陣では、先発したGio Gonzalez以下、Trevor Gott、Joe Nathan、Oliver Perez、、Enny Romeroが各1イニングを無失点。特にRomeroは98マイルを計測したそうです。制球力さえあれば素晴らしいブルペン・ウェポンになりそうですが、今日は1四球。マイナー契約のベテラン投手陣が4人ほど乱れて6点を失いましたが、最終的には8-6でオープン戦初戦を勝利しています。
*************
ところで、ここまでのキャンプの故障者情報をまとめておきます。
まず、右手薬指の故障で出遅れているMax Scherzerですが、ブルペンセッションを開始する予定が組まれるまでになりました。他の投手陣より約2週間遅れだということです。開幕に間に合うかどうかはぎりぎりのところ。
期待の捕手プロスペクトPedro Severinoが右肩痛を発症している模様です。程度はよくわかりませんが、Matt Wietersの入団により余剰感が出ていた捕手でしたが、既定路線と思われたDerek Norris(望ましくはないものの Severino)のトレードにも影響がありそうです。
それ以外は、Tim CollinsがTJ手術からのリハビリ調整中(予想の範囲内)なくらいで、全体的には順調と言っていいと思います。
*************
明日以降は毎日とはいきませんが、スプリングトレーニングの情報をまとめて記事にしていきたいと思います。
そして、その初戦、最初の打席でBryce Harperがやってくれました。2回表の先頭打者として打席に入ると、メッツの先発Sean Gilmartinの2球目を右中間へ豪快なホームラン。今年も地区優勝を争うライバルとなりそうなメッツに改めて強烈な印象を与えたことでしょう。
そのHarperに続き、5回にはNeftali Sotoがセンターへ2ラン、さらに6回には途中から出場したAndrew StevensonとMatt Skoleの両プロスペクトが連続ソロホームランを打ち、この時点で7-0とリードしました(特に、Stevensonが好スタートを切ったのは嬉しいですね。この後、どれくらいやってくれるでしょうか。)。
投手陣では、先発したGio Gonzalez以下、Trevor Gott、Joe Nathan、Oliver Perez、、Enny Romeroが各1イニングを無失点。特にRomeroは98マイルを計測したそうです。制球力さえあれば素晴らしいブルペン・ウェポンになりそうですが、今日は1四球。マイナー契約のベテラン投手陣が4人ほど乱れて6点を失いましたが、最終的には8-6でオープン戦初戦を勝利しています。
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ところで、ここまでのキャンプの故障者情報をまとめておきます。
まず、右手薬指の故障で出遅れているMax Scherzerですが、ブルペンセッションを開始する予定が組まれるまでになりました。他の投手陣より約2週間遅れだということです。開幕に間に合うかどうかはぎりぎりのところ。
期待の捕手プロスペクトPedro Severinoが右肩痛を発症している模様です。程度はよくわかりませんが、Matt Wietersの入団により余剰感が出ていた捕手でしたが、既定路線と思われたDerek Norris(望ましくはないものの Severino)のトレードにも影響がありそうです。
それ以外は、Tim CollinsがTJ手術からのリハビリ調整中(予想の範囲内)なくらいで、全体的には順調と言っていいと思います。
*************
明日以降は毎日とはいきませんが、スプリングトレーニングの情報をまとめて記事にしていきたいと思います。
2017/02/24
Matt Wietersと契約合意
[2月24日追記]
正式に発表されました。Derek Norrisのトレードを画策しているといった情報が飛び交っていますが、今のところ実現していません。
[2月22日オリジナル]
FAのMatt Wieters捕手と契約合意に至ったと報じられています(身体検査がまだのため正式発表はありません)。
オフが始まった当初からWietersの行き先としてナショナルズが噂されていましたが、ウィンターミーティングの機会などに下交渉はしたものの条件面で整うことはなく、ナショナルズはDerek Norrisのトレード獲得でWilson Ramosの抜けた穴を埋めていました。一方のWietersは代理人のScott Borasがいつものように強気の交渉を続けたものの希望したような契約提示を受けることはなく、所属先が決まらないままスプリングトレーニングが始まる状況となっていました。こういった経緯を踏まえ、今般、Wieters側が条件面で譲歩し、それならばということでナショナルズが契約に合意したということのようです。
そういう事情ですから、契約条件はオフに入った当初に想定されていた額よりはかなり低めの、1年1050万ドルに選手側オプション1年(2018年)1050万ドルの総額2年2100万ドル。球団としてはうまくやったと言えるでしょう。
Matt Wieters (2016 Season for Orioles)
124G 464PA 17HR 66RBI .243/.302/.409 1SB
ジョージア工科大から2007年ドラフト1順目全体6位でオリオールズに入団。(ちなみに直後の全体7位でナショナルズはRoss Detwilerを指名)。入団直後からマイナーで結果を残し、2009年シーズン前にはBAで全体1位とランクされるなど、スーパーの付くトッププロスペクトでした。その2009年にはさっそくメジャーデビューを果たしてオリオールズの正捕手の座に就き、以降、4度のオールスターに選出されるなど昨シーズンまで、オリオールズの顔として活躍してきました。両打ちで、2011年から3年連続で20本塁打以上を記録するなど攻撃型の捕手。ですが、2度ゴールドグラブ賞を受賞しており(近年低下してきているとはいえ)守備力も悪くありません。問題は健康面。2014年にTJ手術を受け、2015年シーズン途中に復帰したものの、攻守とも以前の状態までは戻っていないと言われています。そういう事情もあり、初めてFA権を取得した昨オフはQualifying Offerを受け入れてオリオールズに残留し、今オフもなかなか契約を得られませんでした。既に30歳という年齢も捕手という重労働のポジションを考えると各球団が長期契約を提示するにはためらった理由でしょう。
とはいえ、Yahoo!のJeff PassanのこのオフのFA選手ランキングで14位、捕手ではトップの評価を得ていた選手。契約条件から言ってもナショナルズでは当然レギュラー待遇となります。そこで問題となるのは、余剰となった捕手をどうするかです。これまで2つの席を争っていたはずのDerek Norris、Jose Lobaton、Pedro Severinoの3人から開幕ロースターに入るのは1人だけとなりました。NorrisとSeverinoはマイナーオプションが残っているので、Lobatonを控えとし、2人をAAAに行かせて開幕を迎えるという手もありますが、誰かをトレードに出すということも考えられます。来季以降を考えると、Severinoは残しておきたいところですが、せっかく戻ってきたNorrisがナショナルズでプレーすることを見ることがないまま手放すことになるのも非常に残念です。かといって、市場価値という点ではLobatonが最も低いのは間違いありません。
ひとまず戦力の補強には間違いありません。が、しかし、この契約の評価は、この後、捕手3人を巡って(ほかのポジションの選手も巻き込んで)どういう動きがあるかによって決定されるものではないかと思います。しばし、様子を見ましょう。
正式に発表されました。Derek Norrisのトレードを画策しているといった情報が飛び交っていますが、今のところ実現していません。
[2月22日オリジナル]
FAのMatt Wieters捕手と契約合意に至ったと報じられています(身体検査がまだのため正式発表はありません)。
オフが始まった当初からWietersの行き先としてナショナルズが噂されていましたが、ウィンターミーティングの機会などに下交渉はしたものの条件面で整うことはなく、ナショナルズはDerek Norrisのトレード獲得でWilson Ramosの抜けた穴を埋めていました。一方のWietersは代理人のScott Borasがいつものように強気の交渉を続けたものの希望したような契約提示を受けることはなく、所属先が決まらないままスプリングトレーニングが始まる状況となっていました。こういった経緯を踏まえ、今般、Wieters側が条件面で譲歩し、それならばということでナショナルズが契約に合意したということのようです。
そういう事情ですから、契約条件はオフに入った当初に想定されていた額よりはかなり低めの、1年1050万ドルに選手側オプション1年(2018年)1050万ドルの総額2年2100万ドル。球団としてはうまくやったと言えるでしょう。
Matt Wieters (2016 Season for Orioles)
124G 464PA 17HR 66RBI .243/.302/.409 1SB
ジョージア工科大から2007年ドラフト1順目全体6位でオリオールズに入団。(ちなみに直後の全体7位でナショナルズはRoss Detwilerを指名)。入団直後からマイナーで結果を残し、2009年シーズン前にはBAで全体1位とランクされるなど、スーパーの付くトッププロスペクトでした。その2009年にはさっそくメジャーデビューを果たしてオリオールズの正捕手の座に就き、以降、4度のオールスターに選出されるなど昨シーズンまで、オリオールズの顔として活躍してきました。両打ちで、2011年から3年連続で20本塁打以上を記録するなど攻撃型の捕手。ですが、2度ゴールドグラブ賞を受賞しており(近年低下してきているとはいえ)守備力も悪くありません。問題は健康面。2014年にTJ手術を受け、2015年シーズン途中に復帰したものの、攻守とも以前の状態までは戻っていないと言われています。そういう事情もあり、初めてFA権を取得した昨オフはQualifying Offerを受け入れてオリオールズに残留し、今オフもなかなか契約を得られませんでした。既に30歳という年齢も捕手という重労働のポジションを考えると各球団が長期契約を提示するにはためらった理由でしょう。
とはいえ、Yahoo!のJeff PassanのこのオフのFA選手ランキングで14位、捕手ではトップの評価を得ていた選手。契約条件から言ってもナショナルズでは当然レギュラー待遇となります。そこで問題となるのは、余剰となった捕手をどうするかです。これまで2つの席を争っていたはずのDerek Norris、Jose Lobaton、Pedro Severinoの3人から開幕ロースターに入るのは1人だけとなりました。NorrisとSeverinoはマイナーオプションが残っているので、Lobatonを控えとし、2人をAAAに行かせて開幕を迎えるという手もありますが、誰かをトレードに出すということも考えられます。来季以降を考えると、Severinoは残しておきたいところですが、せっかく戻ってきたNorrisがナショナルズでプレーすることを見ることがないまま手放すことになるのも非常に残念です。かといって、市場価値という点ではLobatonが最も低いのは間違いありません。
ひとまず戦力の補強には間違いありません。が、しかし、この契約の評価は、この後、捕手3人を巡って(ほかのポジションの選手も巻き込んで)どういう動きがあるかによって決定されるものではないかと思います。しばし、様子を見ましょう。
2017/02/18
2017 ST Outlook 5 (Outfielders)
17日が野手陣の集合日。特に遅れているとか、故障しているといった情報は入っていません。
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ポジション別の最終回は外野手編です。
●オフの動き
一度はFA退団したChris Heiseyとすぐに1年で再契約し、ベンチの1枠を確定。FA選手の動きはそれだけでした。
年俸調停対象としてまだ保有することができたBen Revereでしたが、12月初旬にチームは来季の契約を結ばないことを決断(ノンテンダーFAとして退団)。その1週間後、センターのレギュラーを任せられる選手としてホワイトソックスからAdam Eatonをトレードで獲得しました。これにより、昨シーズン後半に急造センターとして頑張っていたTrea Turnerは本職のショートに戻ることになりました。
●スプリングトレーニングの見所
[40 man Roster]
Bryce Harper
Jason Werth
Adam Eaton
Chris Heisey
Michael Taylor
Brian Goodwin
Rafael Bautista
[Non-Roster Invitees]
Brandon Snyder
Andrew Stevenson
左からJayson Werth、Adam Eaton、Bryce Harperがレギュラーの予定。
いよいよ契約最終年となるWerthが有終の美を飾ってくれることをもちろん期待していますが、一方で後継者も気になるところ。Werthの後継者として来季以降のナショナルズの外野を守らせるに十分(つまり、FA選手で穴を埋める必要がない)と評価されるだけの候補者となるには、まずこのスプリングトレーニングでしっかり名乗りを上げることが必要でしょう。経験値ではMichael Taylorが抜きんでていますが、昨シーズン、チャンスを与えられながら生かせなかった印象は悪い。むしろ、昨シーズン終盤にメジャーデビューして一躍評価を上げたBrian Goodwinへの期待が高まっています。また、マイナーから参加のAndrew Stevensonも昨年のアリゾナ秋季リーグなどで高い評価を得ていました。メジャーの投手を相手に打席に入り、首脳陣にどのような印象を残すことができるか楽しみです。
Eatonは新しいチームに移籍しての最初のキャンプ。トレードの代償が大きかっただけにファンやマスコミからの注目を集めることになりますが、あまりプレッシャーに感じずしっかり調整してくれればと思います。
そしてHarper。リーグMVPを受賞した2015年から一転して、2016年はかなり残念なシーズンとなってしまいました。夏場以降は首を痛めていたという情報もシーズンが終わってから流れてきましたが、もしそれが原因だったとすれば、しっかり直してきているかが最初の注目。その上で、どういうプレーを見せてくれるか。やはり一番のスターはHarperですから、この人の活躍なくしてワールドシリーズ制覇はありません。頑張ってください。
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ポジション別の最終回は外野手編です。
●オフの動き
一度はFA退団したChris Heiseyとすぐに1年で再契約し、ベンチの1枠を確定。FA選手の動きはそれだけでした。
年俸調停対象としてまだ保有することができたBen Revereでしたが、12月初旬にチームは来季の契約を結ばないことを決断(ノンテンダーFAとして退団)。その1週間後、センターのレギュラーを任せられる選手としてホワイトソックスからAdam Eatonをトレードで獲得しました。これにより、昨シーズン後半に急造センターとして頑張っていたTrea Turnerは本職のショートに戻ることになりました。
●スプリングトレーニングの見所
[40 man Roster]
Bryce Harper
Jason Werth
Adam Eaton
Chris Heisey
Michael Taylor
Brian Goodwin
Rafael Bautista
[Non-Roster Invitees]
Brandon Snyder
Andrew Stevenson
左からJayson Werth、Adam Eaton、Bryce Harperがレギュラーの予定。
いよいよ契約最終年となるWerthが有終の美を飾ってくれることをもちろん期待していますが、一方で後継者も気になるところ。Werthの後継者として来季以降のナショナルズの外野を守らせるに十分(つまり、FA選手で穴を埋める必要がない)と評価されるだけの候補者となるには、まずこのスプリングトレーニングでしっかり名乗りを上げることが必要でしょう。経験値ではMichael Taylorが抜きんでていますが、昨シーズン、チャンスを与えられながら生かせなかった印象は悪い。むしろ、昨シーズン終盤にメジャーデビューして一躍評価を上げたBrian Goodwinへの期待が高まっています。また、マイナーから参加のAndrew Stevensonも昨年のアリゾナ秋季リーグなどで高い評価を得ていました。メジャーの投手を相手に打席に入り、首脳陣にどのような印象を残すことができるか楽しみです。
Eatonは新しいチームに移籍しての最初のキャンプ。トレードの代償が大きかっただけにファンやマスコミからの注目を集めることになりますが、あまりプレッシャーに感じずしっかり調整してくれればと思います。
そしてHarper。リーグMVPを受賞した2015年から一転して、2016年はかなり残念なシーズンとなってしまいました。夏場以降は首を痛めていたという情報もシーズンが終わってから流れてきましたが、もしそれが原因だったとすれば、しっかり直してきているかが最初の注目。その上で、どういうプレーを見せてくれるか。やはり一番のスターはHarperですから、この人の活躍なくしてワールドシリーズ制覇はありません。頑張ってください。
2017/02/17
2017 ST Outlook 4 (Infielders)
今日から投手陣はブルペンセッションを開始しました。故障からの回復状況が注目された選手のうち、Stephen StrasburgとJoe Rossは問題なく調整を開始した一方、Max ScherzerはWBCを回避する原因となった右手薬指の状態が万全でなく、開幕に間に合うかどうかわからないという情報が入っています。とりあえず、初日はTJ手術からのリハビリ中のTim Collinsとキャッチボールをしていたとのこと。うーむ。本格的に先発ローテーション争いが展開されることになるかもしれません。
=====
さて、ST Outlook シリーズ。今日は内野手編です。スプリングトレーニング開始直前に動きがありました。
●オフの動き
FAからみの動きは、11月にFA退団したStephen Drewと1月になって再契約しただけでしたが、キャンプイン直前になってAdam Lindとも1年契約を結びました。また、ルール5ドラフトを前にMatt SkoleとJose Marmolejosの2人が40人ロースターに追加されています。
レギュラー陣は全員残留だったので昨シーズン終了時点の布陣でも良かったはずですが、ホワイトソックスとのトレードでAdam Eatonをセンターとして獲得し、昨季後半にセンターを守ったTrea Turnerをショートへコンバート(というか本職に戻した)。これで居場所がなくなったDanny Espinosaを、直後に、エンゼルスへトレードしました(そういえば、昨オフもまだ保有期間のあったYunel Escobarをエンゼルスへトレードしたんだった)。
●スプリングトレーニングの見所
[40 man Roster]
Ryan Zimmerman
Daniel Murphy
Anthony Rendon
Trea Turner
Clint Robinson
Stephen Drew
Adam Lind
Wimer Difo
Matt Skole
Jose Marmolejos
[Non-Roster Invitees]
Emmanuel Burriss
Grant Green
Corban Joseph
Neftali Soto
Drew Ward
想定されるレギュラー陣は、ファーストRyan Zimmerman、セカンドDaniel Murphy、サードAnthony Rendon、ショートTrea Turner。中でも注目はTurnerでしょう。いわゆる2年目のジンクスに陥ってしまうのか、それともこのままスター街道を歩むのか。重要な春となりそうです。残る3人は故障なくしっかり調整してくれればいいのですが、MurphyはWBC(米国代表)に参加するのでそちらでもけがをしないように気を付けてください。
ベンチも、ともにオフにFA(再)契約を結んだ左の代打及びファーストの控えとしてのAdam Lindと、セカンド・サード(・ショート)の控えとしてのStephen Drewで開幕を迎えることが想定されます。
これで浮いてしまうのがClint Robinson。2015年にマイナー契約から開幕ベンチ入りを果たして左のパワーバットとして活躍しましたが、昨シーズンはとにかく長打が出ず、代打としてはやや物足りない存在となっていました。それでも最低限の貢献はしていたので今季もベンチ入りは確実かと思われていましたが、キャンプ直前に役割が完全にかぶるLindが入団したことで一気に微妙な立場となりました。なお、オプションが切れてしまっており、マイナーに送るにはウェイバーを通す必要があります。
むしろ故障などにより出遅れが出た場合の一番手はWilmer Difoでしょう。ショート、セカンド、サードを守れることに加え、打撃でも昨年秋に上がってきた際に好印象を残しており、開幕後も含めメジャーでのプレーは多くなると見込まれます。
その後は40人ロースターの2人とマイナー契約のベテラン勢が団子状態ですが、ここから生き残りが出るようでは、心配なチーム状態と言わざるをえないと思います。マイナー契約選手の中での注目はDrew Ward。昨シーズン、Potomac(A+)からHarrisburg(AA)に昇格し、アリゾナ秋季リーグでも好成績を残し、評価を上げた元ドラフト3順目(2013年)の22歳。Rendonが大きな故障に見舞われない限りメジャーデビューはまだしばらく先と思われますが、今後に向けてアピールしてくれることを期待しましょう。
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さて、ST Outlook シリーズ。今日は内野手編です。スプリングトレーニング開始直前に動きがありました。
●オフの動き
FAからみの動きは、11月にFA退団したStephen Drewと1月になって再契約しただけでしたが、キャンプイン直前になってAdam Lindとも1年契約を結びました。また、ルール5ドラフトを前にMatt SkoleとJose Marmolejosの2人が40人ロースターに追加されています。
レギュラー陣は全員残留だったので昨シーズン終了時点の布陣でも良かったはずですが、ホワイトソックスとのトレードでAdam Eatonをセンターとして獲得し、昨季後半にセンターを守ったTrea Turnerをショートへコンバート(というか本職に戻した)。これで居場所がなくなったDanny Espinosaを、直後に、エンゼルスへトレードしました(そういえば、昨オフもまだ保有期間のあったYunel Escobarをエンゼルスへトレードしたんだった)。
●スプリングトレーニングの見所
[40 man Roster]
Ryan Zimmerman
Daniel Murphy
Anthony Rendon
Trea Turner
Clint Robinson
Stephen Drew
Adam Lind
Wimer Difo
Matt Skole
Jose Marmolejos
[Non-Roster Invitees]
Emmanuel Burriss
Grant Green
Corban Joseph
Neftali Soto
Drew Ward
想定されるレギュラー陣は、ファーストRyan Zimmerman、セカンドDaniel Murphy、サードAnthony Rendon、ショートTrea Turner。中でも注目はTurnerでしょう。いわゆる2年目のジンクスに陥ってしまうのか、それともこのままスター街道を歩むのか。重要な春となりそうです。残る3人は故障なくしっかり調整してくれればいいのですが、MurphyはWBC(米国代表)に参加するのでそちらでもけがをしないように気を付けてください。
ベンチも、ともにオフにFA(再)契約を結んだ左の代打及びファーストの控えとしてのAdam Lindと、セカンド・サード(・ショート)の控えとしてのStephen Drewで開幕を迎えることが想定されます。
これで浮いてしまうのがClint Robinson。2015年にマイナー契約から開幕ベンチ入りを果たして左のパワーバットとして活躍しましたが、昨シーズンはとにかく長打が出ず、代打としてはやや物足りない存在となっていました。それでも最低限の貢献はしていたので今季もベンチ入りは確実かと思われていましたが、キャンプ直前に役割が完全にかぶるLindが入団したことで一気に微妙な立場となりました。なお、オプションが切れてしまっており、マイナーに送るにはウェイバーを通す必要があります。
むしろ故障などにより出遅れが出た場合の一番手はWilmer Difoでしょう。ショート、セカンド、サードを守れることに加え、打撃でも昨年秋に上がってきた際に好印象を残しており、開幕後も含めメジャーでのプレーは多くなると見込まれます。
その後は40人ロースターの2人とマイナー契約のベテラン勢が団子状態ですが、ここから生き残りが出るようでは、心配なチーム状態と言わざるをえないと思います。マイナー契約選手の中での注目はDrew Ward。昨シーズン、Potomac(A+)からHarrisburg(AA)に昇格し、アリゾナ秋季リーグでも好成績を残し、評価を上げた元ドラフト3順目(2013年)の22歳。Rendonが大きな故障に見舞われない限りメジャーデビューはまだしばらく先と思われますが、今後に向けてアピールしてくれることを期待しましょう。
2017/02/16
2017 ST Outlook 3 (Bullpen Pitchers)
続いて(ちょっと時間がかかりましたが)この春のナショナルズのキャンプの最大の注目であるブルペンにまいりましょう。
●オフの動き
昨シーズン後半からポストシーズンにかけてクローザーを務めたMark MelanconがFA退団。再契約を目指したようですが、ジャイアンツに競り負けました。続いてドジャーズからFAとなったKenley Jansenとも交渉したものの、元々残留志向の強かったJansenはドジャーズと再契約。「クローザー」の補強はできないままにスプリングトレーニングに突入することになりました。
中継ぎ陣についてもYusmeiro Petit, Matt Belisle, Marc RzepczynskiらがFA退団した後、ベテラン勢とFA契約を結ぶことはなく、Austin Adams, Jimmy Cordero, Enny Romeroの若手3人をいずれもトレードで獲得するにとどまっています。
●スプリングトレーニングの見所
[40 man Roster]
Shawn Kelley
Blake Treinen
Sammy Solis(L)
Koda Glover
Oliver Perez(L)
Matt Grace(L)
Rafael Martin
Trevor Gott
Enny Romero(L)
Austin Adams
Jimmy Cordero
[Non-Roster Invitees]
Matt Albers
Dustin Antolin
Mike Broadway
Tim Collins(L)
Neal Cotts(L)
Braulio Lara(L)
Derek Eitel
Joe Nathan
Jacob Turner
Vance Worley
Nick Lee(L)
Wander Suero
完全な空席となっているクローザー。キャンプ初日に記者の囲み取材を受けたBaker監督が、特定のクローザーに固定しないで調子のいい投手に9回を任せるいわゆる「クローザー・バイ・コミッティー」は採用しないと明言しており、ワイドオープンな競争が展開されることになります。
スプリングトレーニングが始まった後でもトレードで「クローザー」を獲得する可能性がないわけではありませんが、現時点で候補者と見られているのは、Shawn Kelley、Blake Treinen、Koda Gloverの3人です。
まず、昨シーズン67試合で2.64/0.897、80奪三振のKelley。メジャー9年目の32歳で豊富な経験があり、成績も最も安定感がありますが、2度のTJ手術を経験しているため無理な起用はけがの元。昨年のNLDS第5戦で腕の痛みを訴えて途中降板したのがいい例です(そのケガの状態もやや心配)。ある程度の予見可能性を持たせながら、エースセットアッパーとして使いたい投手です。
メジャー3年目の昨シーズン、すっかりブルペン投手として地位を確立したTreinen。奪三振率は高くありませんが、シンカーでゴロを打たせる技術は極めて高く評価されています。シンカーボーラーのクローザーと言えば、個人的には2000年レッドソックスのクローザーだったDerek Loweが思い出され、つまり十分クローザーが務まるとは思いますが、一方で、ランナーがたまって併殺が欲しい場面(無死満塁など)で使いたい投手でもあります。
高い奪三振率を誇り、3人のうち最もクローザー適性があると言われているのがGlover。2015年にドラフトされ、プロ2年目の昨シーズン、開幕したPotomac(A+)からあっという間に階段を上って7月にメジャーデビューしました。マイナーではどのレベルでもクローザーとして相手打者を圧倒。股関節の故障で9月中旬以降やや調子を落としましたが、それまではメジャーでも防御率2点台を維持していたので、健康ならメジャーでも通用することは証明済み。故障が完治していれば、この春、あっさりとクローザーの地位に就くかもしれません。
この他、マイナー契約招待選手のリストに通算377セーブのJoe Nathanの名前がありますが、仮にNathanがクローザーとして開幕するようであれば、それは故障や不振が頻発したことの証左であり、かなり不安な船出となることでしょう。
Treinen、Glover、Kelleyの3人に加え、昨シーズン結果を残したSammy SolisとOliver Perez(WBCメキシコ代表)の左腕2人が中継ぎ投手としてほぼ当確でしょう。
また、昨年はPetitが務めたロングリリーフの役割を務める投手も未定ですが、それで1枠。先発枠で調整するであろうA.J. Cole、Taylor Hillあたりが回ってくるか、マイナー契約のVance WorleyやJacob Turnerが奮起して割り込んでくるか。候補はそのあたりでしょう。
そうなると、残るは2枠程度となりますが、Matt Grace、Rafael Martin、Trevor Gott、それに新加入のAustin Adams, Jimmy Cordero, Enny Romeroの40人ロースター勢を見渡すだけでもそれなりにいいボールを投げる投手がそろっています(経験値はほとんどない投手ばかりですが)。これにマイナー契約の選手が加わって競争を繰り広げることになります。このうち、オプションがない(ことがはっきりしている)Romeroは、マイナーに落とすならウェイバーを通す必要があり、そのあたりも判断要因になるかもしれません。なお、Romeroはドミニカ代表としてWBCに参加予定です。
●オフの動き
昨シーズン後半からポストシーズンにかけてクローザーを務めたMark MelanconがFA退団。再契約を目指したようですが、ジャイアンツに競り負けました。続いてドジャーズからFAとなったKenley Jansenとも交渉したものの、元々残留志向の強かったJansenはドジャーズと再契約。「クローザー」の補強はできないままにスプリングトレーニングに突入することになりました。
中継ぎ陣についてもYusmeiro Petit, Matt Belisle, Marc RzepczynskiらがFA退団した後、ベテラン勢とFA契約を結ぶことはなく、Austin Adams, Jimmy Cordero, Enny Romeroの若手3人をいずれもトレードで獲得するにとどまっています。
●スプリングトレーニングの見所
[40 man Roster]
Shawn Kelley
Blake Treinen
Sammy Solis(L)
Koda Glover
Oliver Perez(L)
Matt Grace(L)
Rafael Martin
Trevor Gott
Enny Romero(L)
Austin Adams
Jimmy Cordero
[Non-Roster Invitees]
Matt Albers
Dustin Antolin
Mike Broadway
Tim Collins(L)
Neal Cotts(L)
Braulio Lara(L)
Derek Eitel
Joe Nathan
Jacob Turner
Vance Worley
Nick Lee(L)
Wander Suero
完全な空席となっているクローザー。キャンプ初日に記者の囲み取材を受けたBaker監督が、特定のクローザーに固定しないで調子のいい投手に9回を任せるいわゆる「クローザー・バイ・コミッティー」は採用しないと明言しており、ワイドオープンな競争が展開されることになります。
スプリングトレーニングが始まった後でもトレードで「クローザー」を獲得する可能性がないわけではありませんが、現時点で候補者と見られているのは、Shawn Kelley、Blake Treinen、Koda Gloverの3人です。
まず、昨シーズン67試合で2.64/0.897、80奪三振のKelley。メジャー9年目の32歳で豊富な経験があり、成績も最も安定感がありますが、2度のTJ手術を経験しているため無理な起用はけがの元。昨年のNLDS第5戦で腕の痛みを訴えて途中降板したのがいい例です(そのケガの状態もやや心配)。ある程度の予見可能性を持たせながら、エースセットアッパーとして使いたい投手です。
メジャー3年目の昨シーズン、すっかりブルペン投手として地位を確立したTreinen。奪三振率は高くありませんが、シンカーでゴロを打たせる技術は極めて高く評価されています。シンカーボーラーのクローザーと言えば、個人的には2000年レッドソックスのクローザーだったDerek Loweが思い出され、つまり十分クローザーが務まるとは思いますが、一方で、ランナーがたまって併殺が欲しい場面(無死満塁など)で使いたい投手でもあります。
高い奪三振率を誇り、3人のうち最もクローザー適性があると言われているのがGlover。2015年にドラフトされ、プロ2年目の昨シーズン、開幕したPotomac(A+)からあっという間に階段を上って7月にメジャーデビューしました。マイナーではどのレベルでもクローザーとして相手打者を圧倒。股関節の故障で9月中旬以降やや調子を落としましたが、それまではメジャーでも防御率2点台を維持していたので、健康ならメジャーでも通用することは証明済み。故障が完治していれば、この春、あっさりとクローザーの地位に就くかもしれません。
この他、マイナー契約招待選手のリストに通算377セーブのJoe Nathanの名前がありますが、仮にNathanがクローザーとして開幕するようであれば、それは故障や不振が頻発したことの証左であり、かなり不安な船出となることでしょう。
Treinen、Glover、Kelleyの3人に加え、昨シーズン結果を残したSammy SolisとOliver Perez(WBCメキシコ代表)の左腕2人が中継ぎ投手としてほぼ当確でしょう。
また、昨年はPetitが務めたロングリリーフの役割を務める投手も未定ですが、それで1枠。先発枠で調整するであろうA.J. Cole、Taylor Hillあたりが回ってくるか、マイナー契約のVance WorleyやJacob Turnerが奮起して割り込んでくるか。候補はそのあたりでしょう。
そうなると、残るは2枠程度となりますが、Matt Grace、Rafael Martin、Trevor Gott、それに新加入のAustin Adams, Jimmy Cordero, Enny Romeroの40人ロースター勢を見渡すだけでもそれなりにいいボールを投げる投手がそろっています(経験値はほとんどない投手ばかりですが)。これにマイナー契約の選手が加わって競争を繰り広げることになります。このうち、オプションがない(ことがはっきりしている)Romeroは、マイナーに落とすならウェイバーを通す必要があり、そのあたりも判断要因になるかもしれません。なお、Romeroはドミニカ代表としてWBCに参加予定です。
2017/02/14
2017 ST Outlook 2 (Starting Pitchers)
続いて先発投手編です。
●オフの動き
オフが始まってすぐにGio Gonzalezの今季契約オプションを行使し、ローテーションを組むと目される5人の残留がひとまず確定。一方、5人に何かあった場合に最初に呼ばれるであろう候補だったLucas GiolitoとReynaldo Lopezの2人をトレードで放出し、他方で特に大きな補強をすることもなく(途中ではChris Saleのトレードをホワイトソックスと話したようですが、Saleはレッドソックスへ)、結果、マイナー上位のデプスがかなり心許なくなりました。
●スプリングトレーニングの見所
[40 man Roster]
Stephen Strasburg
Max Scherzer
Gio Gonzalez(L)
Tanner Roark
Joe Ross
A.J. Cole
Austin Voth
[Non-Roster Invitees]
Jeremy Guthrie
Vance Worley
Erick Fedde
Kyle McGowin
Tayler Hill
先発ローテーションを予定する5人の仕上がりが例年以上に重要です。が、それぞれ心配の種を抱えています。まずキャンプに入って最初に注目すべきは、Stephen Strasburgの右ひじが休養だけで回復しているかどうか。スプリングトレーニングに入ってから「やはり手術が必要でした」では約半年を無為に過ごしたことになってしまいます。Joe Rossも昨シーズンのほぼ半分をDLで過ごすことになった原因の右肩の状態がどうなっているか。肩だけに特に心配です。当初、WBCに参加する意思を表明していたMax Scherzerでしたが、1月10日頃に右手薬指の疲労骨折が判明し、辞退。スプリングトレーニングには間に合うとのことですが、投げてみないとわかりません。そのScherzerに代わってWBCに参加することになったのがTanner Roark。一般的にWBCへの参加が調整に悪影響を及ぼすというデータはありませんが、それでも心配です。そして、Gio Gonzalezはいつもの通りアテになりません(いい時はいいんですよ。笑)。
これだけ不安材料があると、6人目以降の投手に開幕ローテーション入りのチャンスが巡ってくる可能性は十分あります。が、とにかく層が薄い。40人ロースターには、昨シーズンの終盤にローテーションで投げたA.J. Coleと、MLBデビュー前のAustin Vothしか候補がいません。マイナー契約に目を転じても、ベテラン勢で明確に先発と目されるのはJeremy Guthrieくらいです。
私としては、Coleを特に応援しています。昨シーズン、最後にやや調子を崩しましたが、それまではいいピッチングをしていたので自信を付けたはず。この春は最初からエンジン全開で行って、5人のうちの誰かに何かがれば当然に開幕ローテーションに組み込まれるような評価を得るようにしましょう。
期待の若手という点では、トレードやらなんやらでふと気が付けば組織内トッププロスペクトとなっていたErick Feddeに注目です。さすがに開幕ということはないでしょうが、シーズン途中のメジャーデビューを視野にどれだけ経験を積むことができるでしょうか。
とにかく5人が健康に。ただそれだけです。
●オフの動き
オフが始まってすぐにGio Gonzalezの今季契約オプションを行使し、ローテーションを組むと目される5人の残留がひとまず確定。一方、5人に何かあった場合に最初に呼ばれるであろう候補だったLucas GiolitoとReynaldo Lopezの2人をトレードで放出し、他方で特に大きな補強をすることもなく(途中ではChris Saleのトレードをホワイトソックスと話したようですが、Saleはレッドソックスへ)、結果、マイナー上位のデプスがかなり心許なくなりました。
●スプリングトレーニングの見所
[40 man Roster]
Stephen Strasburg
Max Scherzer
Gio Gonzalez(L)
Tanner Roark
Joe Ross
A.J. Cole
Austin Voth
[Non-Roster Invitees]
Jeremy Guthrie
Vance Worley
Erick Fedde
Kyle McGowin
Tayler Hill
先発ローテーションを予定する5人の仕上がりが例年以上に重要です。が、それぞれ心配の種を抱えています。まずキャンプに入って最初に注目すべきは、Stephen Strasburgの右ひじが休養だけで回復しているかどうか。スプリングトレーニングに入ってから「やはり手術が必要でした」では約半年を無為に過ごしたことになってしまいます。Joe Rossも昨シーズンのほぼ半分をDLで過ごすことになった原因の右肩の状態がどうなっているか。肩だけに特に心配です。当初、WBCに参加する意思を表明していたMax Scherzerでしたが、1月10日頃に右手薬指の疲労骨折が判明し、辞退。スプリングトレーニングには間に合うとのことですが、投げてみないとわかりません。そのScherzerに代わってWBCに参加することになったのがTanner Roark。一般的にWBCへの参加が調整に悪影響を及ぼすというデータはありませんが、それでも心配です。そして、Gio Gonzalezはいつもの通りアテになりません(いい時はいいんですよ。笑)。
これだけ不安材料があると、6人目以降の投手に開幕ローテーション入りのチャンスが巡ってくる可能性は十分あります。が、とにかく層が薄い。40人ロースターには、昨シーズンの終盤にローテーションで投げたA.J. Coleと、MLBデビュー前のAustin Vothしか候補がいません。マイナー契約に目を転じても、ベテラン勢で明確に先発と目されるのはJeremy Guthrieくらいです。
私としては、Coleを特に応援しています。昨シーズン、最後にやや調子を崩しましたが、それまではいいピッチングをしていたので自信を付けたはず。この春は最初からエンジン全開で行って、5人のうちの誰かに何かがれば当然に開幕ローテーションに組み込まれるような評価を得るようにしましょう。
期待の若手という点では、トレードやらなんやらでふと気が付けば組織内トッププロスペクトとなっていたErick Feddeに注目です。さすがに開幕ということはないでしょうが、シーズン途中のメジャーデビューを視野にどれだけ経験を積むことができるでしょうか。
とにかく5人が健康に。ただそれだけです。
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