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2015/03/05

2015 ST Outlook(番外)元ナショナルズ

いよいよ(日本風にいえば)オープン戦が始まりました。ナショナルズの初戦は5日(現地)でMax Scherzerが先発と発表されています。

この機会に、他球団に所属してスプリングトレーニングを迎えている元ナショナルズをまとめておきます。マイナー契約招待選手は右に(NRI: Non Roster Invitee)と付記。その他はメジャー40人ロースターに入りしている選手。

つい先日までナショナルズのユニフォームを着ていた選手から、ほとんど忘れかけていた選手もちらほら。2008年11月に放出していたJake Smolinskiを覚えていた自分を大したものだと思います(笑)。

皆、開幕25人ロースター入りに向けて頑張ってください!

ARI:
Robbie Ray, LHP

ATL:
Jonny Gomes, OF
Eury Perez, OF
Juan Jaime, RHP
Matt Capps, RHP (NRI)
Chien-Ming Wang, RHP (NRI)
Jesus Flores, C (NRI)

BOS:
Luke Montz, C (NRI)

CHC:
Edwin Jackson, RHP

CHW:
Zach Duke, LHP
Adam LaRoche, 1B
Emilio Bonifacio, 2B
Adrian Nieto, C
J.D. Martin, RHP (NRI)
Logan Kensing, RHP (NRI)

CIN:
Jason Marquis, RHP (NRI)

CLE:
Zach Walters, 2B
Destin Hood, OF (NRI)
Michael Martinez, 2B (NRI)

COL:
Roger Bernadina, OF (NRI)
John Lannan, LHP (NRI)

DET: 
Tom Gorzelanny LHP
Ian Krol, LHP
Joel Hanrahan, RHP (NRI) (※1)

HOU:
Brad Peacock, RHP

KC:
Brian Broderick, RHP (NRI)

LAA:
Ryan Mattheus, RHP (NRI)
Atahualpa Severino, LHP (NRI)

LAD:
Joel Peralta, RHP
Chad Gaudin, RHP (NRI)

MIA:
Michael Morse, OF
Dan Haren, RHP

MIL:
Pete Orr, 2B (NRI)

MIN:
Kurt Suzuki, C
Alex Meyer, RHP
Tommy Milone, LHP
Aaron Thompson, LHP

OAK:
Tyler Clippard, RHP
Fernando Abad, LHP
Billy Burns OF

PIT:
Collin Balester, RHP (NRI)
Steve Lombardozzi, 2B (NRI)

SD: (※2)
Derek Norris, C

SF:
Justin Maxwell, OF (NRI)

SEA:
Carlos Rivero, 3B (NRI)

TB:
Asdrubal Cabrera, SS
Nathan Karns, RHP
David DeJesus, OF
Steven Souza Jr., OF
Corey Brown, OF (NRI)

TEX:
Ross Detwiler, LHP
Jake Smolinski, OF
Ross Ohlendorf, RHP (NRI)
Nate Schierholtz, OF (NRI)

TOR:
Marco Estrada, RHP

※1 この記事を準備している最中にJoel Hanrahanがタイガースから解雇されました。2013年のTJ手術の後リハビリに取り組み、今季の復活にかけていましたが、キャンプイン後に痛みを訴え、検査の結果、再手術が必要となったそうです。

※2 この他、12月の三角トレードで獲得することが決まったものの、形式的に6月までトレードできないTrea Turnerがパドレスのメジャーキャンプに招待されています。

2013/12/12

2013年7月~11月のロースターの動き

大変ご無沙汰しております。

本格的に再開というわけではありませんが、Doug Fisterトレード獲得のニュースに触発され、久しぶりに更新してみることにしました。まずは7月のブログ更新停止以来Fisterのトレード獲得までの主なロースターの動きをまとめました。

この後、Fisterのトレード、Nate McLouthとのFA契約などについての記事を準備しています。さらに年末までに2013年シーズンレビューを書ければいいなと思っています(が、期待しないで下さい)。

● Cole KimballをDFA
6月末に(ブログを休止する前のことだったのに見落としていました。)ブルペン右腕のCole KimballをDFA。手を上げる球団もなく40人枠から外れると、シーズン終了後にマイナーリーグFAでの退団となりました。2010年に評価を上げ、翌年5月にメジャーデビュー。力のある速球で押す投球で将来はクローザー候補と期待させましたが、わずか12試合に投げたところで肩を痛めて離脱(その前から痛かったが無理をしていたとのこと)。手術後、リハビリ登板を続けてきましたが今季も満足に投げられず、ナショナルズでのメジャー復帰は叶いませんでした。(肘とは異なり)やはり肩の故障は重かった。このページの右上のアバターに起用して応援していた選手なので、とても残念です。他球団でもう一度メジャーのマウンドに戻ってくることを祈っています。

● Scott Hairstonをトレード獲得
7月8日。代打陣強化の目的でScott Hairstonをトレードで獲得。33歳の外野手。いわずと知れた野球一家の一員で2011年にナショナルズに在籍したJerryの弟。昨季までは左投手に滅法強かったのですが、今季はどちらも打てませんでした(移籍後の数字は.224/.246/.379。これでもカブスでの数字よりはましでした)。多少長打力はあるものの両翼しか守れず足も速くないため、やはり対左投手の代打要員ですが、2014年も250万ドルの契約が残っており残留となります。ベテランのベンチプレーヤーとして数字に現れてこない部分での貢献も期待されているようです。対価として放出したのはマイナーのIvan Pineyro投手。開幕前に個人的注目選手に上げていたドミニカ出身の先発右腕(4月に書いた紹介記事はこちら)。まだ21歳。今季はAで好投し、A+に昇格した後も安定した投球をしていたところでトレード。カブスに移ってもA+でまずまずの投球を続けました。まさか大化けすることはないと思いますが。

● Drew Storenをマイナー降格
NLDS第5戦での悪夢の逆転負け、そしてRafael SorianoのFA加入により、クローザーの地位を失って迎えた今季、開幕から不振が続いていたDrew Storenが、7月27日、AAAに降格させられました。7月24、26日の登板で連続して3失点し、シーズン防御率を5.95まで悪化させたことで、フロント・ベンチも判断せざるを得なくなったようです。しかも、問題はStorenにとどまらず、盟友のTyler Clippardが “It’s one of those things that I think was handled very poorly by the organization.” と公然と球団批判たことでもはやお家騒動。これが今季のどん底でした。そのStoren、このままナショナルズでのキャリアが終わってしまうかと心配されましたが、2週間後の8月15日に再昇格すると、その後はシーズン終了までの21試合に登板しわずか3失点(防御率1.42)と完全に復調。とはいえ、Clippardとともにトレード放出の噂がついて回っています(個人的にはもう一度ナショナルズのクローザーとして活躍するところが見たい)。

● Tanner Roark メジャーデビュー
8月7日にTanner Roark投手がメジャーデビュー。27歳の右腕。当初はロングリリーフとして起用され、9試合22回2/3に登板して自責点わずか3と快投。勝ち運に恵まれてあっという間に4つの白星を記録。9月になると、投球回数制限でシーズン終了となったTaylor Jordanが抜けた後のローテーションに入り、3戦3勝。23日のカージナルス戦で連勝こそ止まりましたが7勝1敗、防御率1.51でシーズン終了。笑いが止まらないほどの活躍でした。速球は90マイル台前半。力で押すのではなく、スライダーを中心に、カーブ、チェンジアップを交えて、コントロールで勝負するタイプ。四死球が少なく安定していました。2008年ドラフトでレンジャーズに入団。2010年のフラッグディールトレードCristian Guzmanの対価としてもう1人のマイナー投手とともに移籍(当時はAA)。大学を卒業後、独立リーグで投げてからドラフト指名(28順目)されたという珍しい経歴の持ち主で、決して高く評価されたプロスペクトではありませんでしたが、じわじわと頭角を現わして遂にチャンスをつかみました。

● Roger Bernadinaを解雇
8月19日、カブスからDFAされウェイバーにかかっていたDavid Dejesus外野手の獲得と、これに伴うRoger Bernadinaの解雇が発表されました。まだ球団がモントリオール・エキスポスと呼ばれていた2001年に海外FA(オランダ領アンティル出身)として入団した最古参の選手でした。「Shark」の愛称でファンから親しまれ、球場にはサメのかぶりものをしたファンが登場。Bernadinaが代打・代走で登場するとファンがサメの上下アゴを噛み合わせるように両腕を顔の前で動かして応援するのはナショナルズ・パークの定番でした(私もやりました)。2012年は代打・代走としてチームのプレーオフ進出に大いに貢献しましたが、今季はまったく打てなかったので解雇も止むを得ない判断でした。守備では再三にわたって素晴らしいプレーを見せてくれました。特に、2008年にメジャーデビューした直後にセンターへの大飛球を好捕しながら負傷退場した日のことはよく覚えています(あの怪我がなければどういうキャリアになっていたかと思わずにはいられないのはたぶん私だけでしょう(笑))。フィリーズに拾われましたがやはり打てず、シーズン終了後に40人枠から外され、FAとなっています。どこかでまたプレーしてくれることを願っています。なお、Dejesusはナショナルズ在籍わずか5日(出場3試合)で23日にはレイズへトレード。対価は当初PTBNLと発表され、9月後半になってマイナー左腕のMatthew Spannと判明。2010年ドラフト25順目。22歳の今季はAでまずまずの結果。左腕ということもあり、ブルペン投手としての期待感はそこそこあります。つまり、Mike Rizzo GMはBernadinaでSpannを獲得したことになります。ストレートなトレードは成立しなかったでしょうから、なかなかクレバーな動きだったと言えるでしょう。

● Kurt Suzukiをアスレティックスに返却
8月23日、1年前にトレードで獲得したKurt Suzukiを同じアスレティックスにトレード放出。返却した形になりました。ナショナルズのポストシーズン進出がかなり厳しいこと、Wilson Ramosがレギュラーとしてほぼ毎日出場する予定であること、そしてSuzukiがシーズン終了後にFAとなることから、いい判断だったと思います。2012年のポストシーズン進出に貢献してくれてありがとうございました。FAとして控え捕手の地位を受け入れて戻ってきてくれれば大歓迎ですが、アスレティックスに戻ってからは打撃も好調でしたから、レギュラーを狙えるところを探しているでしょう。対価として獲得したのはDakota Bacus投手。2012年ドラフト9順目の22歳の右腕で、今季はAでまずまず好投していましたが、未知数。

● セプテンバーコールアップ
今季それ以前にも呼ばれていたErik DavisIan KrolEury PerezJeff KobernusXavier Cedenoに加え、Sandy LeonCorey Brown、そしてメジャー初昇格となるZach Waltersが呼ばれました。Waltersは2011年のフラッグディールトレードJason Marquisの対価としてDバックスから来た24歳の内野手。2010年のプロ入り以来、強肩・フットワークの守備とシュアな打撃で評価されて着実にステップアップし、今季はAAAで29本塁打(ただし、打率、出塁率、三振率はキャリアワースト)と大暴れ。今回のコールアップを勝ち取りました。デビューは9月6日のマーリンズ戦。6回に代打起用されJose Fernandezのノーヒッターを阻止する三塁内野安打を打ちました。長打力のある内野手ということで面白い存在です。なお、40人ロースターに入りながら呼ばれなかった選手で気になったのはDanny EspinosaChris Marreroの2人でした。EspinosaはAAAでも打てませんでした。

● Chris Marreroを解雇
そして10月24日、そのMarreroを40人ロースターから外したことが発表されました。戦力外通告。1週間後、マイナーFAとしての退団となりました。2006年ドラフト1順目(全体15位)で高卒入団。当初は順調に成績を残し、私がブログを始めた2008年初の時点ではBAによりMLB全体で27位(もちろん球団内では1位)と評価されるほどのトッププロスペクトでした。が、その後の2度の大きな怪我(2008年4月右足首、2011年11月右ハムストリング)もあり、素質を開花させることができないままナショナルズでのキャリアは終わってしまいました。思い入れはあるので、どこかで再起してくれるといいなと思います。

● Dan HarenとChad TracyがFA退団
レッドソックスがワールドシリーズを完勝して2013年のシーズンが終了。契約満了の選手がFAとなりました。ナショナルズからは今季期待はずれに終わったDan HarenChad Tracyの2人が退団。Harenはシーズン後半に立て直したのでQualifying Offerをしても(1年1400万ドルで帰ってきてくれても)良かったかなと思いましたが、前半が悪過ぎたのでファンからもあまり反論はありませんでした。早々にドジャーズと1年1000万ドル(インセンティブ、2年目オプション付)で契約しています。2012年に代打の切り札的に活躍してくれたTracyでしたが、今季はダメでした。引退しなければマイナー契約でしょう。

● ルール5ドラフトに向けて
12月のウィンターミーティングでのルール5ドラフトに向けて、40人ロースターの整理が行われ、以下の4選手が40人ロースターに追加されました。おめでとう。
Aaron Barrett, RHP
Sammy Solis, LHP
Steven Souza, OF
Michael Taylor, OF
注目したい選手はSolisとSouza。Solisは2010年ドラフトでBryce Harperに続く2順目指名。2012年にTJ手術を受けましたが、順調に回復し、この秋のアリゾナ秋季リーグでは29イニングで29奪三振、防御率2.19と好投。25歳と比較的年齢が高いこともあり、Mike Rizzo GMは来季ブルペン左腕としてメジャーデビューさせる可能性にも言及しています。Souzaは2007年ドラフト3順目で高卒入団(同期にはRoss Detwiler、Jordan Zimmermann)。プロ入り7年目を終えましたが、まだ24歳。プロへの適応に苦労し2011年まではパッとしませんでしたが、2012年にA、A+で計23本塁打を放ってブレイク。三振が少なく四球を多く選べる選球眼も持ち合わせており、今季はAAで.300/.396/.557という文句のつけようのない打撃成績。さらにAFLでも活躍し、ここまでたどり着きました。ドラフトで高校生を指名する楽しさの見本のようなキャリアです。課題は細かい故障の多さ。健康にプレーできれば、来季のメジャーデビューも夢ではありません。なお、付随してFernando AbadTyler Robertsonの両左腕をDFA。Abadは貢献してくれていたのでここで外されたことは意外でした。アスレティックスが獲得の意向を示し、John Wooten外野手(22歳。2012年ドラフト37順目。今季はAで20本塁打)とトレード。Robertsonはそのまま放出。6月にツインズからウェイバーで獲得しましたが、ナショナルズでメジャーに上がることはありませんでした。

2013/07/04

Transaction Update (6/19-7/1)

思ったより長くなりましたが、ようやく復帰です。まずは休んでいた間の異動をまとめておきます。

6/19 
Danny Espinosa→復帰→AAA
Danny EspinosaをDLから復帰させるとともに、Syracuse(AAA)にオプション。名実ともにマイナー送りとなりました。Anthony Rendonの活躍ぶりを見るとナショナルズに復帰することは難しそうに見えますが、果たして。AAAでは古巣のショートも守っており、トレードに向けた動きではないかとの観測もあります。

6/25
Dan Haren →DL, Tyler Moore→MAJOR
開幕からローテーションを任されながら全く結果が出せていなかったDan Harenが右肩痛を理由にDL入り。検査結果は炎症ということですが、本人は問題ないと言い張っているので、事実上の再調整のため。
代わって、Tyler Mooreがメジャー復帰。不振で6月10日にマイナー降格の憂き目を見ましたが、2週間で復帰。復帰初戦にホームランを打ちました。

6/29
Taylor Jordan, Erik Davis→MAJOR, Chris Marrero, Jeff Kobernus→AAA
Harenの離脱で空いたローテーションスポットを埋めるため、Harrisburg(AA)からTaylor Jordan が初昇格。今季はPotomac (A+)で開幕しながら、とんとん拍子に出世してきました。同日のメジャーデビューではバックに足を引っ張られたものの、期待を持たせる内容。
ブルペン投手の補充のためにErik Davis を再昇格。これらのスポットを空けるために、Chris MarreroJeff KobernusをAAAにオプション。2人ともパートタイムではなかなかいい仕事ができませんでした。

7/1 
Bryce Harper→復帰, Erik Davis →AAA
ようやく、ようやく、Bryce Harperが戦列復帰。復帰第1打席でホームランを放つ辺りはさすがです。

2013/05/03

5/2 Haren ようやく本領発揮

W3-1@ATL (Season 15-14)
Haren(W3-3) 8.0IP 1ER 4H 1BB 4K
Soriano(S9) 1.0IP 0ER H
Span 3/4 2double R 2RBI
Rendon 2/3 R BB

昨日負傷退場して心配されたBryce Harperでしたが、フル出場。5打席立って1四球のみでしたが、大事に至らずほっとしました。また、自打球を左ひざに当てて2試合休んでいたJayson Werthも4番として復帰しましたが、守備中に再度痛めたらしくこちらは5回に代打を送られ、数日様子を見るようです。

試合は、Jordan Zimmermannが作ったいい流れをそのまま引継いだDan Harenが、遂にと言うかようやく本領を発揮。ブレーブスの打者にバランスを崩したバッティングをさせ続け、出会い頭という感じのDan Ugglaのソロ本塁打による1失点だけで8回まで投げきりました。8回は少しへばっていましたが、最後の打者を気合で三振に取りガッツポーズ。9回はRafael Sorianoがあっさりと締めてくれました。

打っては、Denard Spanのバットに勢いが戻って来ました。初回先頭打者としてライト戦への二塁打で出塁すると、続くSteve Lombardozziのシングルで生還。2回には2死2,3塁で打席に入り、外の球を流し打った打球はサードの足元を抜け、2打点を記録(後で二塁打に変更されましたが、当初はサードのエラーと表示されました。見た限り、エラーが妥当だと思います)。9回にも1死からレフトの前に落ちるラッキーなヒットで出塁。やはりこの人が打線の起爆剤です。

ところで、Anthony Rendonが7番サードで先発。2本のシングルに1四球を選び、打率、出塁率とも1日で60ポイントも引き上げました。8試合30打席で.240/.367/.280。昇格当初は緊張もあったと本人も認める中で多少苦しみましたが、本来の数字に近付いてきました(長打が出ていませんが)。しかし、明日にはRyan Zimmermanが復帰する予定でサードを明け渡さなければなりません。予定ではAA (かAAA)に送られることになっていましたが、せっかく調子が上がってきたところでもったいない気もします。仮にマイナーに送らないとすると可能性があるのはセカンドでの起用。昨日今日と不振のDanny Espinosaを外してLombardozzi を使っていましたが、Rendonをセカンドに持っていくこともできます。個人的にはいっそこれを期待。明日の発表が注目されます。

MVP: Dan Haren

2013/04/06

4/5 0-15? Haren, STは終わったぞ

L0-15@CIN (Season 3-1)
Haren 4.0IP 6ER 9H (4HR) 5K
Span 1/2 2BB
Espinosa 2/4 double

ナショナルズでの公式戦デビューとなったDan Harenが序盤で試合をぶっ壊し、開幕3連勝の勢いを見事に消してくれました。初回こそ無失点で終えたものの、2回に2本のソロ、3回に3ラン、4回にもソロ。被弾、失点を続けていたスプリングトレーニングの投球そのまま。 もうスプリングトレーニングは終わったぞ、と言ってやりたいです。

やはり今季初登板となった2番手のZach Dukeも自責点6、H-Rodも自責点2(満塁本塁打を被弾)、最後に投げたRyan Mattheusも1失点と出てくる投手出てくる投手みんな失点し、終わってみればナショナルズ球団移転後最多失点、最多点差での記録的大敗となりました。

これでは打線も意気消沈。昨季から続いていたBryce Harperの連続試合安打も12試合で終了。Danny Espinosaに初安打が出たことと、リードオフのDenard Spanがいいペースで出塁を続けていることくらいがいいニュース。今日も3打数ノーヒットに終わったAdam LaRocheが背中を痛めたとかで途中退場したことが気になります。

切り替えて、明日頑張りましょう。

2013/03/11

ST 3/10 Haren順調/ WBC 日本準決勝進出

WBCでは、日本が6本塁打の猛攻でオランダにコールド勝ち。サンフランシスコで開催される準決勝への進出一番乗りを果しました。ディフェンディング・チャンピオンらしくていいです。

プールCでは、2連勝同士対戦をドミニカ共和国が制止、ドミニカ共和国が1位、パナマが2位でマイアミへ。ベネズエラはパナマに逆転勝ちして、辛うじてプール最下位は逃れました。

そしてプールDの最終戦。7回終了時点でカナダに1点のリードを許す厳しい戦いでしたが、最後に自力(ブルペン投手の層の差)を見せて逆転。直接対決の差で、アメリカが1位、イタリアが2位での通過となりました。(何とかGio Gonzalezの登板機会が回ってくることになりました。)

+++++++++++++++++++++
先発のDan Harenは、4回を2失点でしたが、失点はレフトのTyler Mooreが太陽にボールを入れてしまったことに絡んだもので、内容としてはかなり良かったようです。懸念の健康面でも全く問題はない様子です。

5回以降に投げた投手は全員無失点。最終回はCole Kimballがきっちり3人で終えました。

打線は全体で4安打と沈黙してしまいました。

◎よくできました
Haren 4.0IP 2ER 5H 2K
Storen 1.0IP 0ER 2K
Mattheus 1.0IP 0ER H
Kimball 1.0IP 0ER K

▲がんばりましょう
Brown 0/4 2K せっかく1番で起用してもらったのに。
Lombardozzi 0/3 K

☆プロスペクト
Skole 1/2 RBI
Rivero 0/1 BB R
Walters 0/0 BB
Rendon 0/3 K 打率が3割を切ってしまいました。

2013/02/22

2013 ST Outlook 4 (先発投手)

(2月22日追記)
33歳のベテラン右腕、Chris Youngとマイナー契約。メジャー通算53勝、パドレス時代の2007年にはオールスターにも選らばれた実績の持ち主。ここ数年は肩の故障に苦しんできましたが、メッツに所属した昨年は6月に復帰してシーズン終了まで投げ切り、20試合に先発。特に9月は5試合で防御率2.73といい形で終えていました。

まずは故障の懸念なくしっかり投げられることを示してくれる必要がありますが、Christian Garciaが右腕の痛みで出遅れていることもあり、層を厚くするという観点からは理想的な契約。なお、開幕メジャーロースター入りできなかった場合はFAとなる権利を持っているようです。実績から言えば仕方ないかな。

同じくマイナー契約のRoss Ohlendorfとはプリンストン大の同窓。

++++++++++++++++++++++
(2月12日オリジナル)
いよいよ今日が投手・捕手の集合日。なんとか、間に合いました。ふぅ。

●オフの動き
[退団]
Edwin Jackson(FA)
John Lannan(non-tender FA)
Chien Ming Wang(FA)
[入団]
Dan Haren(FA)

計42試合に先発したEdwin JacksonJohn LannanChien Ming Wangが抜けたのに対し、40人ロースターに補強したのはDan Harenのみ。故障懸念でマーケットが育たない実績がある投手を1年契約で獲得したRizzo GMの手腕は評価していいと思います。

そして1月31日、Gio Gonzalezが禁止薬物を使用していたかもしれないという疑惑が浮上。まだクロと決まったわけではありませんが、雑音であることは確か。ワールドシリーズ制覇に向けていよいよという時に残念なニュース。今後の進展は嫌でもチェックせざるを得ません。(当初報道された5人以外にもRyan Braunなどの名前が顧客リストにあったという情報があったくらいで、Gioに関しては大きな進展は見せていません。)

そのGioが、2月9日、WBC米国代表への参加を表明。当然無関係だと言うでしょうが、薬物疑惑は潔白であるとのアピールの延長のように感じます。うーむ。

Gioの動向はともかく、6人目の先発投手がシーズンのいずれかのタイミングで必要となることは確実。ですが、今のところ、ブルペン投手からの転向(再転向)組とマイナー契約招待選手でまかなう方針のようです。ローテーションがほぼ確定していては交渉しても首を立てに振ってもらえないことは理解できますが、せめてマイナー契約でもう1枚くらいカードを増やしておいて欲しかった。この層の薄さがチームのアキレス腱になるのではと少し心配です。

●スプリングトレーニングの見所
[40人ロースター]
Stephen Strasburg
Gio Gonzalez
Jordan Zimmermann
Dan Haren
Ross Detwiler
Christian Garcia
Zach Duke
Yunesky Maya
Ryan Perry
Matt Purke
Nathan Karns
[マイナー契約招待選手]
Ross Ohlendorf
Tanner Roark

Chris Young (2/22追記)

Stephen StrasburgJordan ZimmermannRoss Detwiler、Harenの4人は健康に過ごしてくれれば確定。気になるのはHarenの状態。1月のインタビューでは「全く問題ない」とコメントを残していますが、この時期のコメントはあてになりません。この4人に「出場停止処分を受けなければ」というもう1つの条件が加わるGioを加えて、先発ローテーションはひとまず確定しています。処分の判断がいつ下されるか分からないので、まずは順調に仕上げてくれることを期待するよりありません。

もう1人、25人ロースター入りが確実なのがZach Duke。ただし、基本はブルペン投手として。昨季もAAAで先発投手としてInternational Leagueの最多勝を記録するなどキャリアの大半を先発投手として過ごしてきましたが、昨年9月にナショナルズに呼ばれてからはロングリリーフとして結果を残し、オフにブルペン投手となることを前提として再契約。経歴から言ってスポットスターターとしても期待されます。

大きな話題となっているのが、Christian Garciaの先発再転向。元々ヤンキース傘下では先発投手として期待されていましたが、2度のTJ手術を経て2011年にナショナルズと契約してからはブルペン投手として育成。昨季はAA、AAAでクローザーとして結果を残した後、9月にメジャーデビュー。13試合の登板でJohnson監督を含む首脳陣から高い評価を受け、NLDSでも2試合に登板させてもらいました。このままブルペン投手としてメジャーに定着させてもいいはずですが、Johnson監督の提案により、この春は先発投手に再挑戦することになるようです。昨季の投球を見ていた首脳陣から、速球、カーブに加え、チェンジアップも十分に勝負球として使えると高く評価され「ブルペン投手にはもったいないから」という前向きな理由で説明されていますが、マイナー上位の先発投手の層の薄さ、オプションの都合といったチーム事情によるものではないかと勘繰ることもできます。苦労の末に27歳でようやくメジャーに到達したというのに、もし先発再転向となるとまたAAAに逆戻り。個人的には同意しない人事です。もちろん、心から応援していますが。

もう1人、ブルペンからの転向に挑戦しているのがRyan Perry。こちらは再転向ではなく大学時代からブルペン投手だったので初の転向。昨季途中にチャレンジを開始し、AAで13試合に先発して防御率2.84と好投したことで可能性を見出しましたが、アリゾナ秋季リーグでは7試合で防御率5.47と打ち込まれました。オプションの有無がよく分からないのですが、26歳、ほぼラストチャレンジでしょう。

やはり26歳で、40人ロースターの枠外ながらキャンプに呼ばれたTanner Roark2010年夏のトレードでCristian Guzmanの対価としてレンジャーズから来たうちの1人)も面白い存在。昨季、AAAのローテーションをフルシーズン守って防御率4.39とまずまずの成績を残したことが評価されての今回のキャンプ参加。6人目の先発投手として呼ばれる(メジャーデビューできる)可能性を高める投球ができるでしょうか。

唯一のマイナー契約での補強となった先発投手Ross Ohlendorfは、プリンストン大の学位を持っていることで有名(卒論のテーマは1989-1993年のMLBドラフト結果の経営学的分析だそうです)。パイレーツ時代の2009年に11勝を記録しましたが、その後は主に肩の故障に悩まされて低迷。昨季はパドレスで13試合に登板(9先発)も防御率7.77。既に30歳。正直なところ期待感はありません。

若手では、肩の故障からの回復具合が注目されるMatt Purkeと、昨季の大躍進で40人ロースター入りを果したNathan Karnsがどんな結果を残すかに注目。さすがにまだロースター争いをすることはないでしょうが、将来に向けた足場を築いてくれることを期待しています。

Yunesky Mayaについては・・・・今季が4年契約の最終年です。

最後のイシューは、補強がこれで終わりかどうか。Gioの件が出てくる前からJavier Vazquezに関心を持っているという話が聞こえていました。が、今日現在は軽い膝の故障で休んでいる上、そもそもWorld Baseball Classic でプエルトリコ代表としてプレーしてから(つまり、評価を上げてから)しかどことも契約しないと明言していたので、早くても3月半ばまでは動きがないはず。それまでにGioへの処分が課される可能性が高くなっていれば、本気でVazquezと契約しにいくのではないか(いって欲しい)と思います。なお、Kyle Lohseが未だFA市場に残っていますが、個人的には歓迎しません。

【開幕予想】
Strasburg, Gio, Zimmermann, Detwiler, Haren

嫌疑不十分でGioへの処分はなし。予定通りの5人で開幕することはできると予想します。Garciaはまずまずの結果を残し、先発投手として調整するためにAAにオプション。(可能性は高くないと信じていますが、Gioが開幕から出場停止処分を受けるようであれば、代役はJavier Vazquezと予想します。)

2012/12/05

Dan Harenと契約合意(1年1300万ドル)

ウィンター・ミーティング2日目。

まだ身体検査が残っているので正式に契約したわけではありませんが、FAのDan Haren投手と1年1300万ドルの契約に合意したようです。(→12月7日、身体検査をクリアし、正式に契約)

Dan Haren (2012 for LAA)
30G(30GS) 12W13L 176.2IP 38BB 142K 4.33/1.29 

Image by Fox Sports
32歳の先発右腕。2001年ドラフト2巡目でカージナルスに大卒入団。2003年にメジャーデビューを果たし、2005年オフにMark Mulderの対価パッケージの一人としてアスレティックスにトレードされて才能が開花。Dバックス、エンゼルスへとトレードされながらも、8年連続で12勝以上と安定した結果を残してきました。

最も速かった頃でも90マイルを少し越える程度と特に球が速いわけではなく、キレと制球で勝負するタイプ。球種は、ツーシームが主体で、小さく曲がるカッター、それに先発投手としては珍しくスプリッターを武器としており、空振り三振が取れる投手でシーズン200奪三振も3度記録しています。もう1つの大きな特徴は四球が少ないこと。9イニングあたり1.89という数字は、僅差でRoy Halladayに次ぐ現役2位。

そして、なんといってもその鉄腕ぶり。昨季まで7年連続で33先発、200イニング以上(つまりフルシーズン、ローテーションを守ったということ)。今季は股関節と背中の痛みにより7月にDL入りし、200イニングを切って防御率も今ひとつとやや不本意なシーズンを送りましたが、それでも30先発で12勝としっかりローテーション投手としての仕事はしました。

来季は1500万ドルの球団オプションがありましたが、これを破棄され、FAになっていました。Yahoo!のランキングでは全体で9位、投手で4位のFAとランクされていましたので、もう少しいい条件で契約するかと思っていましたが、意外にも早いタイミングで合意してくれまいた。故障への懸念で多くの球団が二の足を踏んでいるとの情報が流れ本人が期待したようなマーケットが出来なかったと推測されます。ナショナルズとの1年契約を選んだのは、今季のEdwin Jacksonと同じで、市場価値を高めて来オフに再度FA市場に出ることを狙ってのことではないでしょうか。

ナショナルズでは先発ローテーションの柱の1人として期待されます。懸念は何といっても故障の程度ですが、今から言ってもしかたない。オフにしっかり休養、治療して、元気にキャンプインを迎えてくれることを願うばかりです。

球団側としては、ややギャンブル性は高いものの、本来の価値からすればかなりお買い得な契約。Edwin JacksonあるいはJohn Lannanに比べればアップグレード。いい補強と評価できるでしょう。

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その他のナショナルズ関連の情報。

・そういうわけで先発投手マーケットからは撤収。噂となっていたレイズとのトレード話はとりあえず消滅。もちろんZach Greinkeも。

・ブルペン左腕探しでは J.P. Howellに関心を示しているとのこと。(29歳とまだ若いし、条件さえ合えば大歓迎。)

・Adam LaRocheとの交渉は進展なし。Rizzo GMは2年契約の線は譲らないと明言、3年目のオプションさえ付けたくないようです。(交渉戦術かもしれませんが、支持します。3年目は不要。)