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2016/02/16

2016 ST Outlook 2 (Starting Pitchers)

●オフの動き
昨季のローテーション投手のうちJordan ZimmermannとDoug Fisterの2人がFAとなり、それぞれタイガースとアストロズと契約。一方の補強は、何人かFAの投手に関心を示しているとのうわさもありましたが、最終的には故障上がりのBronson Arroyoとマイナー契約を結んだくらいでした。

●スプリングトレーニングの見所
[40 man Roster]
Stephen Strasburg
Max Scherzer
Gio Gonzalez
Tanner Roark
Joe Ross
A.J. Cole
Taylor Jordan
[Non-Roster Invitees]
Bronson Arroyo
Lucas Giolito
Taylor Hill
Aaron Laffey
Austin Voth
Paolo Espino

Max Scherzer、Stephen Strasburg、Gio Gonzalezの 3人は故障さえなければ確定。さらに、昨季はチーム事情からブルペンに回ったものの2014年に15勝を記録したTanner Roark、そして昨季彗星の如く現れたJoe Rossまで、ひとまず先発ローテーションの5人はそろっています。まずはこの5人がきっちり仕上げてくることができるかどうかがチームの序盤を占う意味でも重要です。

仮に5人に故障などがあった場合の有力候補の1人が、TJ手術からの復帰を目指すBronson Arroyo。マイナー契約とはいえ、最大800万ドルに達するインセンティブ付ですから、状態さえよければスプリングトレーニングで先発としての機会が与えられるはず。 39歳、ラストチャンスに賭けます。

昨季、トッププロスペクトとして期待されながら機会を活かすことができなかったA.J. Coleですが、Rizzo GMも昨季のデビューは急ぎ過ぎたと反省のコメントをしていましたので、この春もチャンスを与えられるはず。シーズン後半はSyracuse(AAA)で好投していましたので、自信を取り戻して再出発してくれることでしょう。まだ24歳、期待しています。

すっかり影が薄くなってしまったTaylor Jordanですが、監督も代わったことですし、大いにアピールしてください。

Arroyoを除くマイナー契約の投手で最も注目を集めるのは、もちろんLucas Giolitoでしょう。初のメジャーキャンプへの参加でどこまで通用するか、ナショナルズファンだけでなく、全米のMLBファンが注目していることでしょう。ゲームが始まったらすぐにマイナー行きでしょうが、それでもどんな評価を受けるか、楽しみでなりません。この他、昨季の球団Minor League Pitcher of the YearとなったAustin Vothも初のメジャーキャンプ参加。

2015/09/14

ロースター異動まとめ(2015年9月)

9/1 セプテンバーコールアップ①:Sammy Solis、Dan Uggla、Pedro Severino
9/2 セプテンバーコールアップ②:Matt Grace, Rafael Martin
9/3 セプテンバーコールアップ③:Tyler Moore, A.J. Cole
9/4 Tanner Roarkが先発要員として復帰
9/11 セプテンバーコールアップ④:Taylor Jordan
9/13 セプテンバーコールアップ⑤:Erik Davis, Wilmer Difo
9/28 Jonathan Papelbonシーズン終了

2015/08/04

ロースター異動まとめ(2015年7月)

ウェイバーを通さないトレード期限を迎える7月。ナショナルズに補強はあるでしょうか。

7/5 Stephen StrasburgがDL入りし、Taylor Jordanを招集
7/6-11 David CarpenterとJordan Zimmermannの出産立会休暇に伴う動き
7/10 Denard SpanがDL入りし、Wilmer Difoを招集
7/17 CarpenterがDL入り、Sammy Solisを招集
7/20 Blake TreinenをAAAにオプションし、AAからAbel De Los Santosがメジャー初昇格
7/21 Joe Rossが昇格し、DifoをAAにオプション
7/25 Anthony Rendon復帰、De Los SantosをAAにオプション
7/28 Jonathan Papelbonをトレード獲得
7/28 Ryan ZimmermanとJayson WerthがDLから復帰、Matt den DekkerをAAAにオプションし、Emmanuel BurrissをDFA

2015/06/26

ロースター異動まとめ (2015年6月)

6/1 Matt GraceをAAAにオプション、Felipe RiveroがDLから復帰
6/4 Anthony Rendonがようやく開幕、Wilmer DifoをAAにオプション、Taylor JordanをAAAにオプションし、A.J. Coleが再昇格
6/6 Joe Rossがメジャー初昇格、ColeをAAAにオプション
6/11 ヤンキースからDavid Carpenterをトレード獲得
6/11 Ryan ZimmermanがDL入り、Matt den Dekkerを招集
6/12 Aaron BarrettがDL入り、Carpenterがメジャー合流
6/18 Doug FisterがDLから復帰、Taylor HillをAAAにオプション
6/23 Stephen StrasburgがDLから復帰, RossをAAAへオプション
6/26 RendonがDLに逆戻りし、Emmanuel Burrissがメジャー昇格

2015/05/31

ロースター異動まとめ (2015年5月)

5/15 Doug FisterがDL入り、A.J. Coleが再昇格
5/19 Jayson WerthがDL入り、Wilmer Difoが初昇格
5/23 Case Janssenがシーズンデビュー、Sammy SolisがDL入り
5/24 ColeをAAAにオプション、Tayjor Jordanが昇格
5/30 Stephen StrasburgがDL入り、Taylor Hillが昇格

2015/04/29

ロースター異動まとめ (2015年4月)

4/1 Kevin Frandsenをリリース
4/13 Werthが復帰、Matt den DekkerをAAAにオプション
4/14 Rafael Martinが初昇格、Xavier CedenoをDFA
4/15 StammenがDL入り、Taylor Jordanを招集
4/16 Felipe Riveroが初昇格、JordanをAAAにオプション
4/19 Span復帰、Michael TaylorをAAAにオプション
4/22 RiveroがDL入り、Matt Graceが初昇格
4/28 A.J. Coleが初昇格、MartinをAAAにオプション
4/29 Reed JohnsonがDL入り、ColeをAAAにオプション、Michael TaylorとSammy Solisを昇格(Solisは初昇格)

2015/02/18

2015 ST Outlook 2(先発投手)

続いて先発投手編です。

●オフの動き
オフの当初からJordan Zimmermannをめぐるトレードが噂されていましたが、1月になってMax Scherzerと7年契約を結んだことで、Zimmermannか同じようにFA前最終年を迎えるDoug Fister、あるいはStephen Strasburgの名さえも取りざたされ、1人はトレードされるに違いないと思われた時期もありました。しかし、結果的には誰も放出されず、まさかの超強力先発ローテーションでスプリングトレーニングを迎えることとなりました。

●スプリングトレーニングの見所
[40 man Roster]
Stephen Strasburg
Jordan Zimmermann
Max Scherzer 
Gio Gonzalez 
Doug Fister
Tanner Roark 
Taylor Jordan
Blake Treinen
Taylor Hill
A.J. Cole
Felipe Rivero

先発ローテーションは、Strasburg、Zimmermann、Scherzer、Fister、そしてGio Gonzalezでほぼ確定。故障さえなければ、昨季1年間ローテーションを守って15勝を記録したTanner Roarkがブルペンに回るという贅沢な布陣となっています。とはいえ、昨季のようにほとんど5人で年間通じて戦えるなどという僥倖に恵まれることは珍しく、実際にはいずれかのタイミングでRoarkが必要とされることになるでしょうから、しっかり調整しておいてもらわなければなりません。

若手では、昨季スポットスターターとして頑張ったBlake Treinen、それにトッププロスペクトのA. J. Coleがどんなピッチングを見せてくれるかが楽しみ。昨季、故障に泣いたTaylor Jordanの回復状態にも注目しています。

とまれ、引き続きトレードの噂が飛び交うことが予想されます。選手たちは、こうした噂に惑わされることなく、しっかり調整することが何より重要。トレードする気がないのであれば、キャンプの早いタイミングで「この戦力で開幕を迎えるんだ。トレードはない。」としっかり明言すべきだと思います。

契約延長について、Zimmermannとはもう無理と諦めています。しかし、Strasburgについては今がいいタイミングだと思います。1年でも長くナショナルズのユニフォームで投げてくれるよう、フロントの英断に期待しています。

2014/10/26

Hot Stove Outlook 1 (SP)

ジャイアンツとロイヤルズのワールドシリーズは第4戦を終えて2勝2敗。がっぷり四ツの好勝負となっています。我らがMichael Morseは第1,2戦ではDHとして先発出場。第3戦では、代打で登場し、反撃の口火となるレフト線へのタイムリーを放つなど活躍中(試合には結局負けましたが)。Morseがいるから、という理由だけではありませんが、ジャイアンツを応援しています。

さて。

予告していたとおり、ナショナルズのオフの注目点についての記事を書いておきます。

まずは先発投手編。

2014年は、先発ローテーションの5人(Stephen Strasburg、Jordan Zimmermann、Doug Fister、Gio Gonzalez、Tanner Roark)がほぼ健康に過ごし、5人で全162試合中149試合に先発。スポットスターターはわずかにBlake Treinen(7試合)、Taylor Jordan(5試合)、Taylor Hill(1試合)の3人しか必要としませんでした。となれば当然といえば当然ですが、チーム先発投手防御率は3.04で30球団中独走トップの素晴らしい結果を残しました。

この8人全員が2015年シーズンも契約下にあり、大きな補強はないだろうというのが大方の予想です。

最大の関心は、いずれもFAまであと1年となるZimmermannとFisterとの契約延長問題。生え抜きのZimmermannとはこれまでも何度となく議論してきたものの折り合わず。昨オフ、年俸調停の残りの2年をカバーする契約を結んでおり、しかも2年目の来季が1650万ドルという超超高額。さらにレギュラーシーズン最終戦でのノーヒッターなどもあって市場価値は上がっているため、Zimmermann側に合意するメリットがありません。Fisterは15年が年俸調停最終年でZimmermannに比べる低い金額になるでしょうが、(開幕には出遅れたものの)5月以降はエース級の働きをしており、こちらも市場価値は上昇。昨オフ、トレード直後にナショナルズから延長契約を提示されながらFister側が拒否したという経緯もあります。2人とも、「このチームで優勝したい」などというセンチメンタルな理由で残留してくれるようなタイプではないこともこれまでの発言から明らか。ということで、Rizzo GMをもってしても、契約延長に合意する可能性はかなり低いと思われます。

こうなると、(あくまで頭の体操ですが)トレードも考えられます。例えば、最低限レギュラーを張れる二塁手にエリートプロスペクトを足してくれるならZimmermannかFisterを対価として出してもいいと思います。その場合は、別途トレードかFAで先発を補強する必要が出てきますが、マーケットにまともな二塁手がいない(Absrubal Cabreraのように本職ショートの選手を回すというなら別ですが)ことを考えると悪くない考えかもしれません。とはいえ、来季こそワールドチャンピオンを狙って勝負をかけるなら、ナショナルズで実績を残した2人が残留してくれることが望ましいのは当然です。

FAマーケットとなると、Max Scherzer、Jon Lester、James Shieldsが3本柱という感じで出てきます。この中なら、Scherzer一択。2016年にはトレードに出されなかったほうもFA流出するわけですから、思い切った長期契約はアリだと思います。

まあ、トレードがそううまく行くとも思えませんので、結局は故障が頻発する場合の保険として、今季AAAでフルシーズン投げたAaron Laffeyのようなタイプのベテラン投手2-3人とマイナー契約を結ぶ程度に終わるのではないかと予想しています。

2014/04/29

Jordan→AAA、Mattheus→MAJOR

Taylor JordanがAAAに降格となりました。Doug Fisterが故障で出遅れたことにより開幕から先発ローテーション投手として5試合に登板したものの結果を残せませんでした。そのFisterが順調にマイナーでの調整登板を済ませており復帰の目処が立ったということで今回の措置となりました。

Taylor Jordan (2014 season for Nationals)
5GS(0-3) 25.2IP 8BB 17K 5.61/1.64

自身の開幕戦となった4月6日のブレーブス戦では、7回途中までを1失点と好投(Jordan自身には勝ち負けはつきませんでしたが、結局ナショナルズが勝利。これまでのところ唯一のブレーブス戦の白星に貢献してくれました)。大いに期待感をもたせましたが、続く3登板ではいずれも初回に3失点以上し、6回持たずで降板。そして直近27日のパドレス線では、発熱を押して奮闘しましたが、4回までしか投げられませんでした。

もともとFisterが開幕に間に合っていればおそらくAAAで開幕を迎えたはずなので予定通りと言えば予定通りですが、この1か月の間に、フロント・ベンチからの評価はかなり落としたと思われます。また、これだけ打ち込まれたことにより本人が自信を失っていないかも心配です。AAAでしっかり投げて、結果を残してくれることを期待します。

一方で、Fisterはもう一度マイナーで調整登板を行ってからの復帰が予定されており、まだ10日ほどかかることになります。ただし、2度の休日が組まれていることもあり、先発投手の頭数は足りる見込みとなっています。その間(だけになるかどうかは分かりませんが)、ブルペンを1人増やすことにしたらしく、Ryan Mattheusがコールアップされました。スプリングトレーニングの序盤に胸から喉にかけての当たりを軽く負傷したことで出遅れましたが、その後AAAで登板していました。9試合10イニングで6失点(御率5.40)とぱっとしませんが、2012年の投球に戻ってくれれば十分戦力として考えられます。期待しています。

2014/03/25

STノート⑦(3/20-24)

いよいよSTも最終局面。故障者は順調に回復し、熾烈なポジション争いが高い水準で展開される、良い状態。最後まで健康には気を付けて、このまま開幕を迎えましょう。今回はやや長くなりますが、故障者情報に続いて、先発5番手、ブルペン、正二塁手、控え野手の順にポジション争いの状況を確認しておきます。

●故障者情報
Doug Fisterが22日の試合で復帰登板を果たし好投。予定は3イニングでしたが、球数が少なかったため4回2死(45球)まで投げて無失点。球速も問題なし。ひとまず軌道に乗りましたので、4月6日に向けて球数を増やしていくことになります。

ST序盤に肋骨を痛めて出遅れていたRyan Mattheusが20、23日の試合で復帰登板。計1回2/3イニングを無難に無失点。開幕には間に合いませんでしたが、調子は上向き。いつ呼ばれてもいいように準備しておいてください。

●先発5番手争い
Chris Young 2.1P 0ER 1H 0BB 3K 
Tanner Roark 5.2IP 1ER 2H 1BB 5K 
Taylor Jordan 5.2IP 1ER 5H 1BB 2K

候補としてWilliams監督が名前を挙げた3人のうち、まずYoung が22日にFisterの後を受けて2番手で登板。他の投手との兼ね合いで2回1/3だけでしたが、良い内容で無失点。ST終了を前に契約解除できる権利を持っており、本人が同意してくれなければAAAでの開幕はありません。何とか受け入れてくれればと思いますが、難しいかな。トレード放出も最悪OK。せめてブレーブスにだけは行かないで下さい。

そして本命とされる2人もそれぞれST最後の登板。まず23日にRoarkが先発し、6回2死まで1失点としっかり結果を残しました。こちらも他の投手との兼ね合いから、わずか72球で降板。効率的な内容を高く評価されました。続いて24日にはJordan が先発し、こちらも同じく6回2死まで1失点と一歩も引かない好投。ここまでの2人の成績は次の通り(Roarkは雨で1試合流れたため代わりにマイナーの試合で5回無失点)。甲乙付けがたい。

Roark 4G 13.2IP 11K 3BB 3.29/1.02
Jordan 6G 20.2IP 20K 2BB 3.92/1.26

あとは発表を待つだけ。個人的にはRoarkで行ってほしいと思っていますが、いろいろ読んでいても正直なところ分かりません。鍵を握るのは Fisterの状態でしょう。26 日木曜日にもう1度投げさせて、フロント・ベンチがどう判断するか。4月6日に間に合わないとなれば3人のうち2人が先発投手となり(その場合、デプスを維持するためにうち1人はYoungとなる可能性が高いと思います)、間に合うとしてもFisterの後を受けて投げるロングリリーフを用意しておく必要があるとなれば、適性から言ってRoarkが待機することになり、そうなると4日の先発はJordanかYoungが努めることになります。さて、どういう判断となるでしょうか。

●ブルペン争い
Ross Detwilerのブルペン行きにより、6人までが確定し、残りは1席。Fisterの状態とそれを受けての先発5番手争いの結末により、Roarkがブルペンに回った場合はそれで決着ですが、Roarkが先発となった場合は、Xavier Cedeno、Aaron Barrett、そしてSTが始まってからマイナー契約で加わったMike Gonzalezの3人にもチャンスがあります。3人のSTの数字は次の通り。

Cedeno 9G 7.1IP 4K 2BB 3.68/1.23
Barrett 9G 9.2IP 7K 0BB 0.00/0.52
Gonzalez 4G 4.0IP 5K 1BB 9.00/2.00

成績だけ見ればBarrettが圧倒的に素晴らしい数字を残していますが、BarrettはAAAの経験さえありません。Cedenoも打たれたのは実は1試合だけで8試合では無失点と、内容的には評価されています。STの成績は振るいませんが、実績ではGonzalezが圧倒的。Barrettが右でCedenoとGonzalezは左。そして、BarrettとCedenoがマイナーオプションを残しているのに対し、Gonzalezはマイナー契約で参加しており、開幕ロースターに残れなければ契約解除することができます。これらを考慮して、フロントは判断することになります。個人的には、Roarkを先発に使ってCedenoをブルペンに入れることがチームにとって一番いいのではないかと思います(BarrettはAAAのクローザーとして開幕)。

>記事をアップした直後(現地25日朝)、Mike Gonzalezが自由契約となりました。

●正二塁手争い
Anthony Rendon 1/1
Danny Espinosa 4/14 double 2HR K SB

Anthony Rendonでもう決まりかと思っていましたが、Williams監督はまだわからないとコメント。その直後、22日の試合に8番セカンドでフル出場したEspinosaが右に左に2本のホームラン、しかも2本目はサヨナラ弾という大活躍。STの打率は2割ちょっとですが、内容はかなり高く評価されています。一方のRendonはひどい風邪を引いたとかで、20日の試合で代打出場したのを最後に休んでいます。まあ、それでもRendonの優位は揺るがないと思いますが。

●控え野手の最後の1席(2席?)争い
キャンプが始まった時点では、Jose Lobaton、Nate McLouth、Scott Hairstonの3人は当確で、残りの2席をめぐる争いと考えられていました。さらに、オープン戦が始まってからEspinosaがしっかりした打撃と守備を見せたことで彼にも当確ランプが点灯。残りの1席をTyler Moore、Jamie Carroll、Jeff Kobernusの3人が争っている状態と見られていました。ところが23日になって、Williams監督が、一向に打撃の調子が上がってこないHairstonについて開幕ベンチ入りが決まっているわけではないとコメント。もしかすると残り2席の争いかなのもしれません。

残り1席だとすれば、守備力のあるEspinosaが既にいるのでもう1人はパワーバットのMooreがバランス上いいと思いますが、代打としての実績があるベテランのCarrollを推す声も強く、ギリギリまで決まらないと思われます。

◎よくできました
Strasburg 20日の試合で5回を無失点5奪三振。
Desmond 20日に2ラン本塁打。
LaRoche 22日の試合で二塁打と本塁打。
Stammen 5試合連続無失点中。

▲がんばりましょう
Gio 21日の試合、自責点こそ1にとどまりましたが、5回途中で84球に達して降板。
Storen ST6試合に登板してうち5試合で失点という不安定ぶり。
Detwiler 22日に登板して、1イニングで2安打2四球の3失点。おいおい。

☆プロスペクト
Treinen 21日の試合で打者2人を打ち取るも、24日にマイナーキャンプ行。
Barrett 23日の試合、1死1塁で出てきて、わずか1球で併殺。

2014/03/20

STノート⑤ (3/14-3/19)‏

スプリングトレーニングも後半戦。ここまでは比較的順調に推移してきたナショナルズ。くれぐれも新たな故障者が出ないように注意してもらいたいところです。

●先発5番手争い
3/14 Taylor Jordan 3.0IP 4ER 7H 0BB 2K
3/19 Taylor Jordan 5.0IP 1ER 3H 1BB 5K 

Ross Detwilerが脱落した先発5番手争い。Williams監督によると、Taylor Jordan、Tanner Roarkに加えて、ベテランのChris Youngが候補として残っています。

このうちRoarkとYoungは17日に投げる予定でしたが雨で流れてしまったため、グレープフルーツリーグの試合に登板したのは14日と19日に2度の先発機会を与えられたJordanのみ。14日はタイガースのレギュラー打線を相手に、2回までは無難に無失点に終えましたが、打線が2周目に入った3回に5本の長短打を浴びて4失点。一歩後退か、と思われましたが、19日には5回1失点と好投。初回は牽制悪送球などでバタバタして内野ゴロの間の1点を失いましたが、その後は落ち着いて5イニングを投げ切り、5番手争いに踏みとどまりました。

一方、雨で17日の登板が流れたRoarkは、翌18日にマイナーリーグの試合に登板。5回21アウト*を2安打無四球7奪三振で無失点。速球も変化球も切れもコントロールも抜群というピッチングでこちらも負けていません。(*あまりに素晴らしい内容で球数が少な過ぎたため、特別ルールでイニングを延長し、最終的に5イニングながら21アウトを記録したそうです。)

なお、19日に試合ではJordanに続いてDetwilerがマウンドに上がり、1イニングを無失点で終えています。

●Zimmermanがファーストで出場
16日の試合。サードで先発したRyan Zimmermanが、6回表からファーストの守備につきました。オフから話があり、スプリングトレーニングでは練習もしていましたが、実戦で守るのは初めて。いきなり飛んできたファーストゴロを弾きながらも落ち着いて処理すると、内野ゴロ補殺も難なくこなしました。

●二塁手争い
Anthony Rendon 3/11 2BB HBP 2K (ST .323/.405/.484) 
Danny Espinosa 2/8 double 3K (ST.188/.297/.250) 
Zach Walters 2/10 4K (ST .379/.455/.621)

14、15、16、19日と出場した4試合全てでRendonが二塁で先発しました。打撃成績を合わせてみても、もう正二塁手争いという意味では勝負あった感じですね。控え野手争いでも、Espinosaの打撃も相変わらず低空飛行ですが、Waltersも16日の試合で5打席凡退うち3三振と減速気味。Espinosaが守備で好プレーを連発しているので、こちらもほぼ決まったような印象です。

●故障者情報
まずはFister情報の更新から。ブルペンセッションに続いて17 日にはマイナーの試合で2イニングを投げ、特に痛みや張りもなかったということで、順調に調整を続けています。土曜日にはメジャーの打者を相手に3イニング程度を投げる予定が組まれています。この分なら、先発5人目が最初に必要となる4月6日には間に合うかもしれません。

調整が遅れていたRoss Ohlendorfも19日に登板し、無難に1回を投げ切りました。Ryan Mattheusもブルペンセッションを続けており、間もなく実戦登板の予定だそうです。その他、小さな故障や風邪に見舞われていたIan Desmond、Ryan Zimmerman、Bryce Harperは問題なく復帰しています。

●その他

◎よくできました
Stephen Strasburg 15日の試合で4回を無失点。2塁を踏ませない内容。
Jordan Zimmermann 16日の試合で初回に内野ゴロの間に1点を失っただけで4回1失点。順調そのもの。
Gio Gonzalez 16日の試合で5回途中まで1失点と順調。
Tyler Moore 14日の試合で2ラン本塁打を含む2打数2安打。ST打率が3割に到達し、ベンチの評価も上昇中。一塁守備でも好プレー。
Nate McLouth 14日の試合でタイムリー二塁打を含む2安打、1盗塁。ようやく調子が上がってきました。
Aaron Barrett 15日の試合でも1イニングを三者凡退、うち2奪三振。ブルペン投手では今最もホットな存在です。

▲がんばりましょう
Luis Ayala 14日の試合、6本の長短打を浴びて1回持たず、5失点と散々。19日に自由契約となりました。
Mike Gonzalez 14日の試合で今季初登板も、抑えるのが仕事のはずの左打者に2安打を許し、1回2失点。16日の2度目の登板でも失点。立場が厳しくなってきました。
Jose Lobaton STの打率.053。相変わらずヒットが出ません。

☆プロスペクト
Blake Treinen 14日の試合でも2回を4安打1失点とまずまず。90マイル台後半を連発し、かなりの好印象を残しています。
Sammy Solis 16日に2日以来の久々登板。2回を1四球だけの無失点。翌日マイナー行。
Steven Souza 16日の試合で2打席連続弾など絶好調。 翌日マイナー行。

2014/03/09

STノート② (3/4-3/8)

先発ローテーションが一回りしたところで続きです。

●Fister がひじ痛で登板回避
7日に2度目の先発を予定していたDoug Fisterが、右ひじの痛みを訴えて登板回避。MRIで異常は発見されず、診断は軽い炎症。本人も、シーズン中なら投げる程度の痛みと言っており、軽傷と見られます。が、しかし。決して良い兆候ではありません。特にナショナルズのメディカルチームは、2012年のDrew Storen、2012、13年のDanny Espinosa、そして2013年のBryce Harperと診断を誤ることが多いという印象(フロントの判断かもしれませんが)。早くマウンドに戻ってきてくれることを願うばかりです。

●先発5番手争い

Taylor Jordan (3/4) 2.0IP 2ER 5H 0BB 3K 
Taylor Jordan (3/8) 3.0IP 1ER 3H 0BB 6K
Tanner Roark 2.2IP 1ER 4H 0BB 3K 
Ross Detwiler 2.0+IP 1ER 6H 0BB 1K 

4日の試合で2番手として投げたJordanでしたが、高めに浮いた球を痛打され、2イニング目に4連打で2失点。しかし、8日は先発のDetwilerの後を受けて2番手として登板し、3イニングを3安打無失点、しかも6奪三振という内容で株を戻しました。Fister が登板回避した7日の試合で先発したのがRoark。3回途中まで投げて追い風によるソロ本塁打による1失点のみ。球数が50球近くなったところで降板となりましたが、評価は上々。そして、8日にローテーション投手の枠で先発したDetwiler。失点こそ1点で終わりましたが、被安打6、三振は1つだけ。予定の3イニングを投げ切るどころか、3回の最初の打者にヒットを打たれたところで投球数制限で降板と、今回も物足りない内容に終わりました。

●正二塁手争い

Anthony Rendon 3/9 double 5K
Danny Espinosa 2/7 double BB K HBP SB

初めて2人が同時に出場した6日の試合ではセカンドRendon、ショートEspinosaの布陣。この試合で2人とも初安打(Rendonは2安打)を記録し、ようやくトンネルを抜けると、まずまずの成績を残しています。Rendonの三振の多さと、逆にEspinosaの少なさが目に付き、数字上は互角といった感じ。

前回のノートで絶好調と紹介したZach Walters。今週は、5日の試合でセカンドとして先発すると発表され、いよいよEspinosaの立場を脅かすかと思われましたが、試合直前になって風邪のため欠場。せっかくのチャンスだったのにもったいない。7日の試合で復帰すると、2死満塁で立った最初の打席で三遊間を抜く2点タイムリー。まだまだ勢いはあります。

●故障者関連 
Fisterについては上記の通り。Jayson Werthが5日の試合にライトで初出場。Harperも問題なく出場しています。Storen、Tyler Clippard、Rafael Sorianoも結果はともかく無事に登板。一方、Ross Ohlendorfは6日に初登板しましたが、3安打1四球で1死も取れずに腰の痛みを訴えて降板してしまいました。また、Ryan Mattheusはようやく投球練習を開始しましたが、実戦にはまだ遠い模様。2人とも開幕メジャーは絶望的です。

●その他
◎よくできました
Stephen Strasburg 初登板となった4日の試合で2回無失点。わずか15球。
Gio Gonzalez 初登板の5日の試合で2回を1安打1三振で無失点。
Jordan Zimmermann 6日に先発し、3回を2安打4奪三振無失点。
Ian Desmond 4日の試合で二塁打、本塁打(1号)を含む3打数3安打。3つ目の盗塁。5日の試合でも右中間へソロ。
Ryan Zimmerman 5試合連続安打中。8日にはセンター右へ2ラン。
Bryce Harper 7日の試合で大きな2ラン。
Wilson Ramos 7日の試合で場外3ラン。
Jerry Blevins 7日の試合で1回2/3を投げたのを含め、この春、3回2/3を投げて被安打0(2四球)。
Xavier Cedeno STここまで内容良く4試合連続無失点。
Aaron Barrett STここまで内容良く4試合連続無失点。

▲がんばりましょう
Drew Storen 4日の初登板で連続四球の後、2ランダブルを浴びる。
Rafael Soriano 7日の初登板で、3本の長短打で2失点。
Tyler Moore 攻守に精彩を欠いています。6日には捕手からの牽制球を見ておらず後逸。7日の試合では3打席3三振。

☆プロスペクト
A.J. Cole 4.2IP 0ER 2H 5K 文句なし。8日の試合ではカージナルスの主力にも負けませんでした。
Blake Treinen 2.0IP 0ER 3H BB 2K 最速96マイル。 
Matt Skole 5日の試合で2ラン。
Brian Goodwin 5日の試合で2ラン。
Sandy Leon 5日の試合で3ラン。
Matt Purke 2.0IP 3ER 5H BB 2Kメジャーレベルではないということ。
Sammy Solis 登板機会がなかったことが、ちょっと気になります。

2014/03/04

STノート (2/28-3/3)

オープン戦が始まって4試合。4試合目に遂に負けましたが、3連勝でスタートと、オープン戦とはいえWilliams新体制の船出としては上々。チーム盗塁も6個とWilliams監督の目指す攻撃的な野球が実践されています。

さて、このキャンプの2大見どころである先発5番手争いと正二塁手争いを中心に、4試合の話題をいくつか。

●先発5番手争い

Taylor Jordan 2.0IP 0ER 1H 0BB 2K 
Tanner Roark 2.0IP 0ER 2H 0BB 0K 
Ross Detwiler 1.1IP 3ER 5H 0BB 3K 

先陣を切ったのはJordan。28日の初戦で2回を無失点。21球を投げて16球がストライクという効率的な投球。スライダー、チェンジアップがいいところに決まっていました。続いて投げたのがDetwiler。このまま開幕まで順調に回れば先発5番手にはまる枠で3日に先発。初回は三者凡退に終えましたが、2回は味方のエラーを挟んだとはいえ、1死しか取れずにノックアウト。カーブを多投したり、いくつか試していたそうですが。。。Roarkは(Detwilerが先発した)3日の試合で4回から2イニングを投げて無失点。相変わらず制球力が抜群で昨季がまぐれではなかったことをアピール。

●正二塁手争い

Anthony Rendon 0/4 2K SF RBI  
Danny Espinosa 0/7 HBP RBI 

二塁手としての先発はRendonが1試合、Espinosaが2試合。他のポジションでの出場を合わせて、かなり試合に出してもらっているのですが、2人とも依然ヒットなし。何とも盛り上がりません。

●Waltersが絶好調

Zach Walters 6/7 2double triple HR BB K 

ボールが止まって見えているのではないかと思うほどの絶好調。3日の試合ではバックスクリーンに特大の一発を打ちこみました。非常に落ち着いた打席さばきで、追い込まれてもしっかり振り抜いて長打を放っています。しかも右でも左でも。何といっても打球音が素晴らしい。ショート守備では3日の試合でエラーしましたが、その前には好プレーも見せていました。首脳陣の評価もうなぎ上り。開幕ベンチ入りに向け、派手に名乗りを上げています。

●故障者関連 
Jayson Werthが上腕二頭筋の痛みで当初予定されていた2日の試合を欠場。大したことはないそうですが、やや心配です。Bryce Harperも風邪でダウン。こちらも大したことはなさそうです。出遅れていたTyler Clippardに、Drew StorenとRafael Sorianoを加えたブルペンの柱3人がまだ登板していませんが、特に心配はいらないようです。一方、Ryan Mattheus、Ross Ohlendorfの2人は見通しが立ちません。

●その他
毎年恒例の◎▲☆で紹介しておきます。

◎よくできました
Jordan Zimmermann 1日の試合で2回無失点。20球でゴロ5つと三振1つ。
Doug Fister 2日の試合で初登板。本人は不満げも、2回を不運な当たりでの1失点。
Denard Span 1日の試合で2安打2盗塁
Adam LaRoche 2日の試合でチーム1号となる2ラン。左投手からの一発。
Luis Ayala 1日の試合で8回1死満塁で登場し、併殺で切り抜け、9回も無失点。

▲がんばりましょう
Christian Garcia 28日の試合で初登板も、球が走らず、高めに入ったチェンジアップを叩かれ、Ike Davisに2ランを浴びるなど4失点。
Tyler Moore 8打席に立って1安打1犠飛に対し、2三振2併殺。

☆プロスペクト
Sammy Solis 2.0IP 0ER 3H 被安打3に自らのエラーもあり、幸運の結果の無失点。
A.J. Cole 2.0IP 0ER 3H 2K エンタイトル二塁打で救われた結果の無失点。
Matt Skole 3/7 2double 3RBI BB 3K
Steve Souza 4/8 2double RBI SB
Matt Purke 1.1IP 4ER 4H 2BB K 1日の初登板は散々に終わりました。

2014/02/14

2014 ST Outlook 2 (先発)

Derek Jeterが今季限りでの引退を表明しました。アンチ・ヤンキースの私としては常に憎い存在でしたが、記憶にも記録にも残る選手であったことは間違いありません。個人的に一番印象的なシーンは2001年ALDS(対アスレティックス)第3戦でのあのプレー。友人たち(もちろん全員アンチ・ヤンキース)とビール瓶を手にテレビで観ていたのですが、あまりのプレーに絶句させられたことを昨日のことのように覚えています。ともかくお疲れ様でした。敵ながら天晴を送ります。

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さて、スプリングトレーニングの見どころシリーズを続けます。今日は先発投手編。

●オフの動き
[OUT]
Dan Haren (FA)
Nate Karns (Trade to TB)
[IN]
Doug Fister(Trade from DET)
Felipe Rivero (Trade from TB)

曲がりなりにも30試合、169回2/3を投げたDan HarenがFA退団(→ドジャーズと1年契約)。昨季後半にTaylor Jordan、Tanner Roarkのルーキー2人がメジャーで結果を残し、Ross Detwilerも故障からの復帰が見込まれるとはいえ、一昨年のEdwin Jackson、昨年のHarenのようにベテランを補強するだろうと見られていました。しかし、まさかDoug Fisterほどの大物を獲得するとは予想外。しかも大きな対価を支払わずに済ませたことで、Rizzo GMの株がまたも上がることになりました。

そしてスプリングトレーニング直前に入ってきたのが、Nate KarnsとJose Lobatonのトレード。Lobatonとともに2人のマイナーリーガーを獲得しましたが、うち1人がFelipe Rivero投手。まだAAでさえ投げたことがありませんが、昨年12月のルール5ドラフトでプロテクトするために40人ロースター入りしており、自動的にスプリングトレーニングに参加することになりました。

●スプリングトレーニングの見所
[40 man Roster]
Stephen Strasburg
Gio Gonzalez
Jordan Zimmermann
Doug Fister
Ross Detwiler
Taylor Jordan
Tanner Roark
Ross Ohlendorf
Sammy Solis
Felipe Rivero
Matt Purke
[Non-Roster Invitees]
Chris Young
A.J. Cole
Blake Treinen
Danny Rosenbaum

Stephen Strasburg、Jordan Zimmermann、Gio Gonzalez、Fisterの4人は故障さえなければ確定。唯一気になるのは、オフに肘の手術を受けたStrasburgの状態です。心配ないというコメントが1月に本人から出ていましたが、実際にブルペンで投げてくれないと安心できません。2年後にFAとなるZimmermannとの契約延長交渉が一応は続いているようです。といっても期待薄。むしろその資金を使ってのStrasburgとの長期契約を結んでほしいと思い始めました。

先発5番手争いが派手に展開される見通しです。候補者は、Detwiler、Jordan、Roark、それにベテランのRoss Ohlendorfの4人。ここから1人だけ選べばいいという状況は先発陣の層の厚さを感じさせ顔が緩みます。最有力はもちろんDetwilerでしょう。健康にしっかり過ごせば、オプション切れという点を考慮しなくてもローテーション入りの実力は証明済みです。Jordan、Roarkの2人には、Detwilerまで含めた5人に何かあった時に備えて充実したキャンプを過ごしてくれれば十分です。くれぐれもアピールしようとして飛ばしすぎないように。Ohlendorfはスタミナ面からもロングリリーフが適任でしょう。

メジャーキャンプ初参加となるA.J. Cole、それにMatt Purkeのプロスペクト2人にも注目です。2人とも、今季中のメジャー昇格は考えにくく、経験を積ませるだけのはずですが、メジャーの打者を相手にどんな投球をするか楽しみです。一方、Blake TreinenとDanny Rosenbaumはあまり注目されませんが、2人ともAAAのローテーションで開幕することが予想され、シーズン中の昇格も十分見込まれます。特に左腕のRosenbaumはブルペン投手としての昇格もあるでしょうから、大事なスプリングトレーニングになります。

そして最後にもう1人。このスプリングトレーニングの密かな注目株が、Sammy Solis。TJ手術で遅れたこともあってまだAAでさえ投げたことはありませんが、昨年のアリゾナ秋季リーグで好投して評価はうなぎのぼり。12月にはRizzo GMがメジャーのブルペン左腕候補として名を挙げたほど。すでに40人ロースターに入っているので、内容次第では今季中の昇格も夢ではありません。まずは、スプリングトレーニングでしっかりアピールしてほしいところです。

●開幕予想
Strasburg, Gio, Zimmermann, Fister, Roark
残念ながらDetwilerは故障してしまいDLで開幕。センセーショナルな投球を見せたRoarkがローテーションに食い込む。Jordanも好投するがRoarkには及ばず、AAAのローテーションで開幕。

2013/07/04

6/23-7/3 5割を行ったりきたり…

夏休みに入る前に「勝率5割のナショナルズがどうなるか気になります」と書いたわけですが、その後5勝5敗で、昨日7月3日が終わった時点でも結局5割(Season 42-42)。波に乗れそうで乗れない、が続いています。

6/23 
L6-7 Rockies (借金1)
Ross Detwiler が4回途中7失点で降板。その後追い上げたものの届かず。

6/25
W7-5 D-Backs (5割)
3回裏にAdam LaRocheの3ランなどで5点を奪い、終始試合を有利に進めて勝利。7回途中まで2失点で投げた先発のGio Gonzalezに実に5月5日以来の4勝目。といってもこの間8試合の防御率は2.18でしたから打線の援護がないために勝てなかっただけですが。
MVP: Gio Gonzalez

6/26
W3-2 D-Backs (貯金1)
Jordan Zimmermannが初回こそ不安定で2点を失いましたが、その後は7回まで1安打ピッチング。打線はもたもたしながらも何とか3点を奪って逆転勝ち。
MVP: Jordan Zimmermann

6/27
Stephen Strasburgは7回を2ラン本塁打による2失点のみと好投。しかし打線もIan Desmondの2ランによる2点だけ。延長11回、スクイズバントの1点を失い敗戦。こういう細かい芸がナショナルズにはありません・・・。

6/28 
W6-4@NYM (貯金1)
7回まではメッツ先発のMatt Harveyの前にIan Desmondのソロによる1点のみ、11三振と全く押さえ込まれ、その間に1-4とリードされていましたが、ブルペンに変わった途端、8回2死満塁からRyan Zimmermanが走者一掃の二塁打で同点。そして9回には、Desmondが決勝の二塁打を打ちました。今季最高とも言える勝ち方。試合後のJohnson監督のコメントは「It was a big, uplifting win.」。シーズンの転換点となるかと思われました。
MVP: Ryan Zimmerman

しかし。

6/29 
L1-5@Mets (5割)
Dan HarenのDL入り(不振)に伴い、Taylor Jordan がメジャーデビュー先発。初回、緊張からか制球を乱していましたが何とか無失点で乗り切ると、2回,3回はあっさり無失点。4回表にKurt Suzukiのタイムリーで先制したところまではナショナルズペースでした。が、4回裏、先頭打者がサードRyan Zimmermanのエラーで出塁したことから1点を失い、さらに5回裏には1死2塁からまたもZimmermanの捕球エラーに、Ian Desmondの送球エラーまで重なってさらに失点。5回途中でJordanのデビュー戦は終わりました。ルーキーの先発試合でチームリーダーの2人が3エラー。なんでやねん。

6/30 
W13-2@Mets (貯金1)
2回にAdam LaRocheのホームランを皮切りに4点を奪うと、その後も打線が打ち続け、終わってみれば今季最多の13点、先発野手が全員安打、全員得点を記録。やればできるやん。2回のタイムリー二塁打に加えて9回に2ラン本塁打を放ちこの日3打点のIan Desmondが6月だけで28打点。球団ワシントン移転後の月間打点の新記録を達成しました。
MVP: Ian Desmond 

7/1 
W10-5 Brewers (貯金2)
5週間ぶりにDLから復帰したBryce Harperがいきなり第1打席に左中間へホームラン。これで勢いに乗った打線が2日続けての2ケタ得点。Jordan Zimmermannは早くも自己最多(昨季)に並ぶ12勝目。勢いに乗れそうな勝ち方で、5月28日以来となる貯金2。さあ、今度こそ勢いに乗るか、と思われました。
MVP: Bryce Harper

しかし。

7/2 
L0-4 Brewers (貯金1)
Wily Peralta以下のブリューワーズ投手陣の前に8安打3四球とランナーを出しながらも拙攻の山。7回無失点のStephen Strasburgを見殺し。8回にDrew Storenがつかまって敗戦。

7/3
L1-4 Brewers (5割)
Kyle Lohseに完全に手玉に取られてAnthony Rendonのソロによる1点のみ。Ross Detwilerはエラー絡みの4失点(自責点2)でブルペンは無失点と仕事はしましたが、打てない打線に戻っては勝てません。

Transaction Update (6/19-7/1)

思ったより長くなりましたが、ようやく復帰です。まずは休んでいた間の異動をまとめておきます。

6/19 
Danny Espinosa→復帰→AAA
Danny EspinosaをDLから復帰させるとともに、Syracuse(AAA)にオプション。名実ともにマイナー送りとなりました。Anthony Rendonの活躍ぶりを見るとナショナルズに復帰することは難しそうに見えますが、果たして。AAAでは古巣のショートも守っており、トレードに向けた動きではないかとの観測もあります。

6/25
Dan Haren →DL, Tyler Moore→MAJOR
開幕からローテーションを任されながら全く結果が出せていなかったDan Harenが右肩痛を理由にDL入り。検査結果は炎症ということですが、本人は問題ないと言い張っているので、事実上の再調整のため。
代わって、Tyler Mooreがメジャー復帰。不振で6月10日にマイナー降格の憂き目を見ましたが、2週間で復帰。復帰初戦にホームランを打ちました。

6/29
Taylor Jordan, Erik Davis→MAJOR, Chris Marrero, Jeff Kobernus→AAA
Harenの離脱で空いたローテーションスポットを埋めるため、Harrisburg(AA)からTaylor Jordan が初昇格。今季はPotomac (A+)で開幕しながら、とんとん拍子に出世してきました。同日のメジャーデビューではバックに足を引っ張られたものの、期待を持たせる内容。
ブルペン投手の補充のためにErik Davis を再昇格。これらのスポットを空けるために、Chris MarreroとJeff KobernusをAAAにオプション。2人ともパートタイムではなかなかいい仕事ができませんでした。

7/1 
Bryce Harper→復帰, Erik Davis →AAA
ようやく、ようやく、Bryce Harperが戦列復帰。復帰第1打席でホームランを放つ辺りはさすがです。