ワールドシリーズが終わったことにより、契約が満了した選手がFAを宣言しました。また、契約に付随していたオプションの行使期限も通常このタイミングです。
結果として、ナショナルズからは(数日前にリリースされたRoss Ohlendorfを含め)以下の6人がFAとなりました。いずれの選手に対しても球団がいわゆるQualifying Offerを提示することは考えられないためいったんは退団することになります。
Adam LaRoche (1500万ドルの相互オプションを球団側が拒否)
Rafael Soriano (1400万ドルの球団オプションを拒否)
Asdrubal Cabrera
Scott Hairston
Nate Schierholtz
Ross Ohlendorft
また、このタイミングでDenard Spanに対して球団が保有していた900万ドルのオプションを行使することが発表されました。今季の活躍ぶりからすると900万ドルは格安。当然の選択です。
2014/10/31
2014/10/27
Hot Stove Outlook 2 (RP)
ワールドシリーズはMadison Bumgarnerが完封勝利のジャイアンツが第5戦を取って王手をかけました。が、話題はカージナルスのOscar Taveras外野手の交通事故死。長くトッププロスペクトとして期待され、今季メジャーデビューしたばかりだったのに。22歳の早過ぎる死に深い悲しみを感じます・・・。
さて。オフのアウトルックシリーズの2回目は、ブルペン投手編。
昨季、そして今季の8月までクローザーを務めていたRafael Sorianoとはようやく縁が切れそうです。2年で75セーブ、防御率3.15という数字だけ見ると悪くなさそうですが、ファンの信頼は全くありませんでした。ゼロ。0。零。契約上は来季1400万ドルの球団オプションがありますが、当然破棄でしょう。
他に退団が確実なのは故障もあって今季一度もメジャーで登板しなかったRoss Ohlendorfくらいですが、Ryan MattheusとRoss Detwilerも年俸調停申請されずにFA(いわゆる、ノンテンダーFA)となるかトレードされて退団する可能性があります。Mattheusは、今季はシーズンのほとんどを過ごしたAAAで数字を残せず、メジャーではほとんど戦力として扱われませんでした(敗戦処理で7試合に登板したのみ)。にも関わらず年俸調停対象となって年俸が上がることを球団が良しとするかどうか。微妙なところです。一方、契約上マイナーには落とせなかったためメジャーのブルペンに入り続けたとはいえ、やはり大事な場面で使われることはほとんどなく、ついにNLDSのロースターから外されたDetwilerに至っては、調停最終年で年俸が400万ドル程度になるだろうと言われており、かつてのトッププロスペクト(私がブログを始める前年にドラフトされ、ブログを始めた当初は球団内2位のプロスペクトでした。)とはいえ、いよいよ退団の日が来るかもしれません。
その他のブルペン投手陣は戻ってくると見込まれます。NLDSでは精彩を欠いたもののレギュラーシーズンでは文句の付けようのないピッチングでクローザーの地位を奪い返したDrew Storen。もはやメジャーリーグを代表するセットアッパーとなったTyler Clippard。ロングでも僅差でも、どんな使われ方でもしっかり投げてくれるCraig Stammen。Matt ThorntonとJerry Blevinsの頼りになるベテラン左腕2人。今春、彗星のように現れ、すっかりベンチの信頼を得たAaron Barrett。これで6人となります。
通常、メジャーのブルペンは7人ですから、仮にMattheusかDetwilerが残留するとそれで枠は埋まるわけですが、2年前も同じような状況でSorianoと契約して驚かせてくれたRizzo GM。特にポストシーズンを勝ち上がっていくにはブルペン力がものをいうことは、昨季のレッドソックス、今季のロイヤルズ、ジャイアンツが示しているところ(反証としてのタイガース)。何の動きもないとは考えにくいです。Jason Grilli、Casey Janssen、上原浩治といったクローザー経験のあるベテランがだぶついた感じでFA市場に出てくる見込みなので、その中から1枚くらい契約するのではないかと予想しています。
一般的に成績が安定せず長期契約には向かないと言われるブルペン投手ですが、5年連続で70試合以上に登板し、チームに多大なる貢献をしてきたClippardは別格。その功に報いる意味でも残り2年の年俸調停期間に1年を加えた3年契約あたりを提示してもいい/提示すべきだと思います。チームにとっても、今回の年俸調停プロセスを経ると650万ドルほどになることが予想され、もはやセットアッパーとしては抱えきれない水準。3年1800万ドルくらいで合意できれば双方ともハッピーだと思うのですが。
さて。オフのアウトルックシリーズの2回目は、ブルペン投手編。
昨季、そして今季の8月までクローザーを務めていたRafael Sorianoとはようやく縁が切れそうです。2年で75セーブ、防御率3.15という数字だけ見ると悪くなさそうですが、ファンの信頼は全くありませんでした。ゼロ。0。零。契約上は来季1400万ドルの球団オプションがありますが、当然破棄でしょう。
他に退団が確実なのは故障もあって今季一度もメジャーで登板しなかったRoss Ohlendorfくらいですが、Ryan MattheusとRoss Detwilerも年俸調停申請されずにFA(いわゆる、ノンテンダーFA)となるかトレードされて退団する可能性があります。Mattheusは、今季はシーズンのほとんどを過ごしたAAAで数字を残せず、メジャーではほとんど戦力として扱われませんでした(敗戦処理で7試合に登板したのみ)。にも関わらず年俸調停対象となって年俸が上がることを球団が良しとするかどうか。微妙なところです。一方、契約上マイナーには落とせなかったためメジャーのブルペンに入り続けたとはいえ、やはり大事な場面で使われることはほとんどなく、ついにNLDSのロースターから外されたDetwilerに至っては、調停最終年で年俸が400万ドル程度になるだろうと言われており、かつてのトッププロスペクト(私がブログを始める前年にドラフトされ、ブログを始めた当初は球団内2位のプロスペクトでした。)とはいえ、いよいよ退団の日が来るかもしれません。
その他のブルペン投手陣は戻ってくると見込まれます。NLDSでは精彩を欠いたもののレギュラーシーズンでは文句の付けようのないピッチングでクローザーの地位を奪い返したDrew Storen。もはやメジャーリーグを代表するセットアッパーとなったTyler Clippard。ロングでも僅差でも、どんな使われ方でもしっかり投げてくれるCraig Stammen。Matt ThorntonとJerry Blevinsの頼りになるベテラン左腕2人。今春、彗星のように現れ、すっかりベンチの信頼を得たAaron Barrett。これで6人となります。
通常、メジャーのブルペンは7人ですから、仮にMattheusかDetwilerが残留するとそれで枠は埋まるわけですが、2年前も同じような状況でSorianoと契約して驚かせてくれたRizzo GM。特にポストシーズンを勝ち上がっていくにはブルペン力がものをいうことは、昨季のレッドソックス、今季のロイヤルズ、ジャイアンツが示しているところ(反証としてのタイガース)。何の動きもないとは考えにくいです。Jason Grilli、Casey Janssen、上原浩治といったクローザー経験のあるベテランがだぶついた感じでFA市場に出てくる見込みなので、その中から1枚くらい契約するのではないかと予想しています。
一般的に成績が安定せず長期契約には向かないと言われるブルペン投手ですが、5年連続で70試合以上に登板し、チームに多大なる貢献をしてきたClippardは別格。その功に報いる意味でも残り2年の年俸調停期間に1年を加えた3年契約あたりを提示してもいい/提示すべきだと思います。チームにとっても、今回の年俸調停プロセスを経ると650万ドルほどになることが予想され、もはやセットアッパーとしては抱えきれない水準。3年1800万ドルくらいで合意できれば双方ともハッピーだと思うのですが。
2014/09/06
9/5 ついにSorianoを更迭 【M16】
L8-9(11) Phillies (Season 79-60)
Strasburg(ND) 6.0IP 1ER 4H 0BB 5K
Soriano(BS) 0.2IP 3ER 3H 1K
Stammen(L4-5) 0.2IP 0ER(2R) 0H 0BB
Rendon 2/4 double 2R 2RBI
Span 3/5 BB 2R SB(28)
LaRoche 1/2 HR(21) BB R 3RBI
Werth 2/6 double RBI
試合後、Rafael Sorianoの処遇について聞かれたWilliams監督が、「We need to address it.」とコメント。ついに、ようやく、待ちに待ったSorianoをクローザーから更迭する決断が行われました。
初回にAdam LaRocheが2ラン。4回にはWilson Ramosが犠飛。5回にはAnthony Rendonが2点タイムリー二塁打を打って着々と加点し、5回を終えて5-0とリード。先発のStephen Strasburgはほとんどピンチらしいピンチもないままに6回1失点と好投。7回表にRyan Howardにソロを打たれて3点差に詰められましたが、その直後にJayson Werthのタイムリー二塁打と、LaRocheの犠飛で2点を追加し、7-2。セーフティリードで余裕の勝ちゲームとなるはずでした・・・。
8回表にRendonのエラーからピンチを作り、 Matt Thorntonが2本のタイムリーを打たれて3点差とされました。が、それでもまだ3点のリード。このまま勝てば快勝という展開でした。
セーブシチュエーションとしては最もプレッシャーがかからない、むしろ本当の信頼される守護神なら投入するにはもったいない3点差の9回のマウンドに送られたのは、やはり「クローザー」のSorianoでした。ところが、先頭打者のシングルに続き Carlos Ruizにレフトへ2ランを打たれてあっという間に1点差。それでも続く2者を打ち取り、Ben Revereに対しても簡単に追い込んだ時は、不安定な投球ながら今日も抑えてしまうのかと思わせた矢先、甘く入ったスライダーをライトブルペンに運ばれて、同点とされてしまいました。通算2000打席近く立ちながら、キャリアでわずか1本しかホームランを打っていなかったRevere。最もホームランが期待されないはずの打者による、まさかまさかの一打でした。
このまま延長に突入すると、11回表に2つの守備エラーが重なって2点を失い、その裏Tyler Mooreのタイムリーで1点を返しましたが、最後はBryce Harperのライナーがレフトに取られてゲームセット。もったいない試合を落としました。
しかし、そんな暗い気分も冒頭に紹介したWilliams監督のコメントでちょっと晴れました。これまでSorianoが不安定な投球を続けても、なんだかんだで勝ってきたことでなかなか決断できませんでしたが、さすがに今日の結果では首脳陣も決断せざるをえなかったということでしょう。幸いにもブレーブスが負けたことで今日もマジックは1つ減り、16。シーズンがもっと押し迫ってから、あるいはポストシーズンになってからではなく、この時期に判断できたことを、むしろ良しとしましょう。新クローザーはTyler Clippardか、Drew Storenか、はたまたAaron Barrettの抜擢か。個人的にはStorenに賭けたい気持ちでいっぱいです。(Sorianoはどうするんでしょうね。とりあえず負け試合を中心に起用して、自信を回復させるということだと思いますが、個人的にはDFAでもいいと思います。)
Strasburg(ND) 6.0IP 1ER 4H 0BB 5K
Soriano(BS) 0.2IP 3ER 3H 1K
Stammen(L4-5) 0.2IP 0ER(2R) 0H 0BB
Rendon 2/4 double 2R 2RBI
Span 3/5 BB 2R SB(28)
LaRoche 1/2 HR(21) BB R 3RBI
Werth 2/6 double RBI
試合後、Rafael Sorianoの処遇について聞かれたWilliams監督が、「We need to address it.」とコメント。ついに、ようやく、待ちに待ったSorianoをクローザーから更迭する決断が行われました。
初回にAdam LaRocheが2ラン。4回にはWilson Ramosが犠飛。5回にはAnthony Rendonが2点タイムリー二塁打を打って着々と加点し、5回を終えて5-0とリード。先発のStephen Strasburgはほとんどピンチらしいピンチもないままに6回1失点と好投。7回表にRyan Howardにソロを打たれて3点差に詰められましたが、その直後にJayson Werthのタイムリー二塁打と、LaRocheの犠飛で2点を追加し、7-2。セーフティリードで余裕の勝ちゲームとなるはずでした・・・。
8回表にRendonのエラーからピンチを作り、 Matt Thorntonが2本のタイムリーを打たれて3点差とされました。が、それでもまだ3点のリード。このまま勝てば快勝という展開でした。
セーブシチュエーションとしては最もプレッシャーがかからない、むしろ本当の信頼される守護神なら投入するにはもったいない3点差の9回のマウンドに送られたのは、やはり「クローザー」のSorianoでした。ところが、先頭打者のシングルに続き Carlos Ruizにレフトへ2ランを打たれてあっという間に1点差。それでも続く2者を打ち取り、Ben Revereに対しても簡単に追い込んだ時は、不安定な投球ながら今日も抑えてしまうのかと思わせた矢先、甘く入ったスライダーをライトブルペンに運ばれて、同点とされてしまいました。通算2000打席近く立ちながら、キャリアでわずか1本しかホームランを打っていなかったRevere。最もホームランが期待されないはずの打者による、まさかまさかの一打でした。
このまま延長に突入すると、11回表に2つの守備エラーが重なって2点を失い、その裏Tyler Mooreのタイムリーで1点を返しましたが、最後はBryce Harperのライナーがレフトに取られてゲームセット。もったいない試合を落としました。
しかし、そんな暗い気分も冒頭に紹介したWilliams監督のコメントでちょっと晴れました。これまでSorianoが不安定な投球を続けても、なんだかんだで勝ってきたことでなかなか決断できませんでしたが、さすがに今日の結果では首脳陣も決断せざるをえなかったということでしょう。幸いにもブレーブスが負けたことで今日もマジックは1つ減り、16。シーズンがもっと押し迫ってから、あるいはポストシーズンになってからではなく、この時期に判断できたことを、むしろ良しとしましょう。新クローザーはTyler Clippardか、Drew Storenか、はたまたAaron Barrettの抜擢か。個人的にはStorenに賭けたい気持ちでいっぱいです。(Sorianoはどうするんでしょうね。とりあえず負け試合を中心に起用して、自信を回復させるということだと思いますが、個人的にはDFAでもいいと思います。)
2014/06/23
6/22 やればできる
W4-1 Braves (Season 39-35)
Roark(W7-4) 5.1IP 1ER 4H 3BB 3K
Soriano(SV17) 1.0IP 0ER 3K
Span 2/4 double RBI
LaRoche 2/4 RBI
Rendon 1/3 double BB 2R
打線がようやく自信を持ち始めた感じです。今日も初回、Anthony Rendonが四球で出塁すると、Jayson Werth、Adam LaRocheがシングルで続いてまず1点。さらにRyan Zimmermanがきっちり犠飛を打ってもう1点と、いい形で先制しました。その後、5回裏にはDenard Spanのタイムリー二塁打で中押し、8回裏には相手ワイルドピッチでダメ押しと、いい形で4点を取りました。
投げては、先発のTanner Roarkがは3四球を与えるなどいつになくコントロールが悪く、6回1死からタイムリーを打たれて1失点したところで96球に達して降板しましたが、それでも4,5回の2死1,2塁のピンチを凌ぐなど、しっかり試合を作り、7勝目。なんと、ナショナルズの勝ち頭となりました。誰が5番手だって?失礼しました。
しかし、今日の勝利はブルペンに感謝したいですね。リードが2点に縮まり、なお1死1,2塁で登板したCraig Stammenが6回と7回、Tyler Clippardが8回をそれぞれ1人の走者も出さずにつなぐと、最後は3日連続登板のRafael Sorianoが圧巻の三者連続空振り三振でゲームセット。ブレーブスのブルペンがやや脆弱なところを見せたのに対し、会心のピッチングばかりでした。
これで4連戦を2勝2敗で終え、シリーズが始まる前と同じ1.5差でリードすることになりました。延長13回まで戦った末に2連敗し、このままずるずる行くのではないかと心配したのはわずか2日前。いやはや、よく立ち直りました。やればできます。
さて次は、現在ナ・リーグ最高勝率(ん?この前サンフランシスコで対戦した時点では、ジャイアンツが最高勝率だったのに・・・)のブリューワーズと対戦するためにミルウォーキーへ遠征です。まだまだ厳しい戦いが続きます。頑張っていきましょう!
MVP: Rafael Soriano
Roark(W7-4) 5.1IP 1ER 4H 3BB 3K
Soriano(SV17) 1.0IP 0ER 3K
Span 2/4 double RBI
LaRoche 2/4 RBI
Rendon 1/3 double BB 2R
打線がようやく自信を持ち始めた感じです。今日も初回、Anthony Rendonが四球で出塁すると、Jayson Werth、Adam LaRocheがシングルで続いてまず1点。さらにRyan Zimmermanがきっちり犠飛を打ってもう1点と、いい形で先制しました。その後、5回裏にはDenard Spanのタイムリー二塁打で中押し、8回裏には相手ワイルドピッチでダメ押しと、いい形で4点を取りました。
投げては、先発のTanner Roarkがは3四球を与えるなどいつになくコントロールが悪く、6回1死からタイムリーを打たれて1失点したところで96球に達して降板しましたが、それでも4,5回の2死1,2塁のピンチを凌ぐなど、しっかり試合を作り、7勝目。なんと、ナショナルズの勝ち頭となりました。誰が5番手だって?失礼しました。
しかし、今日の勝利はブルペンに感謝したいですね。リードが2点に縮まり、なお1死1,2塁で登板したCraig Stammenが6回と7回、Tyler Clippardが8回をそれぞれ1人の走者も出さずにつなぐと、最後は3日連続登板のRafael Sorianoが圧巻の三者連続空振り三振でゲームセット。ブレーブスのブルペンがやや脆弱なところを見せたのに対し、会心のピッチングばかりでした。
これで4連戦を2勝2敗で終え、シリーズが始まる前と同じ1.5差でリードすることになりました。延長13回まで戦った末に2連敗し、このままずるずる行くのではないかと心配したのはわずか2日前。いやはや、よく立ち直りました。やればできます。
さて次は、現在ナ・リーグ最高勝率(ん?この前サンフランシスコで対戦した時点では、ジャイアンツが最高勝率だったのに・・・)のブリューワーズと対戦するためにミルウォーキーへ遠征です。まだまだ厳しい戦いが続きます。頑張っていきましょう!
MVP: Rafael Soriano
2014/02/16
2014 ST Outlook 3 (ブルペン)
いよいよキャンプが始まりました!
Matt Williams監督は朝5時にクラブハウスに入ったそうです(気合い入ってるなあ)。初日のブルペン入りは、Gio Gonzalez、Doug Fister、Taylor Jordanなど。昨年は初日にリタイヤしたChristian Garciaも無事に投げ込めたそうで、まずは順調な立ち上がり。
******************
さて、今日はブルペン編。
●オフの動き
[OUT]
Ian Krol (Trade to DET)
Fernando Abad (Trade to OAK)
[IN]
Jerry Blevins (Trade from OAK)
そもそも不足していたブルペン左腕の中で、昨季最も多くのイニングを投げてくれたFernando AbadとIan Krolとの2人をそろってトレード放出。昨季が出来過ぎだった感のあるKrolをDoug Fisterのトレードの駒として使ったことには好印象を受けましたが、Abadの放出には(DFA後で見返りが下層のマイナー選手だったこともあり)やや疑問を感じました。ただ、後に同じアスレティックスから、Abadに比べてアップグレードになるJerry Blevinsを獲得したので、最終的には納得できる動き。また、マイナー契約ではLuis Ayalaが出戻っています。
●スプリングトレーニングの見所
[40 man Roster]
Tyler Clippard (R)
Drew Storen (R)
Rafael Soriano (R)
Craig Stammen (R)
Jerry Blevins (L)
Ryan Mattheus (R)
Christian Garcia (R)
Aaron Barrett (R)
Xavier Cedeno (L)
Erik Davis (R) → 2月13日 60日DL(右ヒジ痛)
[Non-Roster Invitees]
Luis Ayala (R)
Cray Hensley (R)
Tyler Roberston (L)
Manny Delcarmen (R)
Daniel Stange (R)
Gabriel Alfaro (R)
Jash Roenicke (R)
順当にいけば今年もRafael Sorianoがクローザーとして開幕を迎えるはず。例年調整が遅いSorianoですが、昨シーズンは不安定な投球が目立ち信頼を落としているのですから、早めにしっかり調整してください。
そのSorianoに代わってクローザーを務めるとすればDrew StorenとTyler Clippardの2人となるわけですが、2人とも、特にStorenには、ずっとトレードの噂が付いて回っています。山あり谷ありながらもこの数年間のチーム(ブルペンのみならず)を支えくれた2人が安売りされるような形で退団するところは見たくない。他球団でクローザーの地位を約束されるなら送り出してやりたい気持ちもありますが、Sorianoの不安定ぶりを考えると実力者の2人をこのスプリングトレーニング中に手放す余裕はありません。
この3人に加え、すっかりブルペン投手として完成した感のあるCraig Stammenとオフにトレードで獲得した左腕のBlevinsの「学生時代の友達コンビ」までの5人は故障さえなければ確定的。
残りの2枠のうち1枠はロングリリーフ。先発5番手争いで脱落した中から、Ross Ohlendorf、Tanner Roark、Ross Detwilerの誰かが残ることになると思われます。Taylor Jordanはあくまで先発投手として育成されており、ローテーションに残れなければAAAで開幕でしょう。このうちDetwilerはオプションが切れているので(意外にもOhlendorfはまだオプションが1回残っているそうです)、Detwilerがローテーション争いに敗れて、かつ故障していなければ、ほぼ自動的にDetwilerに決まりでしょう。
順当なら残り1席をめぐって残りの10人ほどが争うことになります。実績ではRyan Mattheusが最有力ですが、昨季後半の不安定なピッチングで評価は下がっており、競争に勝ち残ることが求められる立場となっています。
その他、40人ロースターの投手のうち、面白い存在なのはXavier CedenoとChristian Garciaの2人。Cedenoは昨シーズン、限られた機会ながらいい投球を見せており、対左打者用としてブルペン入りする可能性も十分あります。そして、この記事の冒頭にも書いたGarcia。2012年終盤にメジャーデビューして高く評価され、先発投手に(再)転向させられるほどの期待を集めて迎えた昨年でしたが、スプリングトレーニングの初日に腕の痛みを訴えてシャットダウン。その後ハムストリングも痛めてシーズンを棒に振りました。再起に向けての春になります。
この記事をドラフトしていた時点では、もう1人Erik Davisも注目株としようと思っていましたが、キャンプ初日に右ひじ痛のために60日DL入り。当然、開幕ロースター入りはなくなりました。
マイナー契約では、何といってもAyalaの存在が目立ちます。昨季は故障39試合の登板にとどまったとはいえ、防御率は3.27。ブレーブスの一員としてNLDSでも3試合に登板しました。健康に過ごせば、開幕ロースター入りの有力候補でしょう。
●開幕予想
Storen, Clippard, Stammen, Blevins, Cedeno, Ohlendorf, Ayala
Sorianoは調整遅れのためDLで開幕。開幕時のクローザーはStorenが努めることになる。Clippard、Stammen、Blevinsは順調に調整。ロングリリーフはOhlendorf (DetwilerはDL)。左腕のCedenoが安定したピッチングを続けて生き残り、最後の1枠はマイナー契約からのAyalaが滑り込む。
Matt Williams監督は朝5時にクラブハウスに入ったそうです(気合い入ってるなあ)。初日のブルペン入りは、Gio Gonzalez、Doug Fister、Taylor Jordanなど。昨年は初日にリタイヤしたChristian Garciaも無事に投げ込めたそうで、まずは順調な立ち上がり。
******************
さて、今日はブルペン編。
●オフの動き
[OUT]
Ian Krol (Trade to DET)
Fernando Abad (Trade to OAK)
[IN]
Jerry Blevins (Trade from OAK)
そもそも不足していたブルペン左腕の中で、昨季最も多くのイニングを投げてくれたFernando AbadとIan Krolとの2人をそろってトレード放出。昨季が出来過ぎだった感のあるKrolをDoug Fisterのトレードの駒として使ったことには好印象を受けましたが、Abadの放出には(DFA後で見返りが下層のマイナー選手だったこともあり)やや疑問を感じました。ただ、後に同じアスレティックスから、Abadに比べてアップグレードになるJerry Blevinsを獲得したので、最終的には納得できる動き。また、マイナー契約ではLuis Ayalaが出戻っています。
●スプリングトレーニングの見所
[40 man Roster]
Tyler Clippard (R)
Drew Storen (R)
Rafael Soriano (R)
Craig Stammen (R)
Jerry Blevins (L)
Ryan Mattheus (R)
Christian Garcia (R)
Aaron Barrett (R)
Xavier Cedeno (L)
Erik Davis (R) → 2月13日 60日DL(右ヒジ痛)
[Non-Roster Invitees]
Luis Ayala (R)
Cray Hensley (R)
Tyler Roberston (L)
Manny Delcarmen (R)
Daniel Stange (R)
Gabriel Alfaro (R)
Jash Roenicke (R)
順当にいけば今年もRafael Sorianoがクローザーとして開幕を迎えるはず。例年調整が遅いSorianoですが、昨シーズンは不安定な投球が目立ち信頼を落としているのですから、早めにしっかり調整してください。
そのSorianoに代わってクローザーを務めるとすればDrew StorenとTyler Clippardの2人となるわけですが、2人とも、特にStorenには、ずっとトレードの噂が付いて回っています。山あり谷ありながらもこの数年間のチーム(ブルペンのみならず)を支えくれた2人が安売りされるような形で退団するところは見たくない。他球団でクローザーの地位を約束されるなら送り出してやりたい気持ちもありますが、Sorianoの不安定ぶりを考えると実力者の2人をこのスプリングトレーニング中に手放す余裕はありません。
この3人に加え、すっかりブルペン投手として完成した感のあるCraig Stammenとオフにトレードで獲得した左腕のBlevinsの「学生時代の友達コンビ」までの5人は故障さえなければ確定的。
残りの2枠のうち1枠はロングリリーフ。先発5番手争いで脱落した中から、Ross Ohlendorf、Tanner Roark、Ross Detwilerの誰かが残ることになると思われます。Taylor Jordanはあくまで先発投手として育成されており、ローテーションに残れなければAAAで開幕でしょう。このうちDetwilerはオプションが切れているので(意外にもOhlendorfはまだオプションが1回残っているそうです)、Detwilerがローテーション争いに敗れて、かつ故障していなければ、ほぼ自動的にDetwilerに決まりでしょう。
順当なら残り1席をめぐって残りの10人ほどが争うことになります。実績ではRyan Mattheusが最有力ですが、昨季後半の不安定なピッチングで評価は下がっており、競争に勝ち残ることが求められる立場となっています。
その他、40人ロースターの投手のうち、面白い存在なのはXavier CedenoとChristian Garciaの2人。Cedenoは昨シーズン、限られた機会ながらいい投球を見せており、対左打者用としてブルペン入りする可能性も十分あります。そして、この記事の冒頭にも書いたGarcia。2012年終盤にメジャーデビューして高く評価され、先発投手に(再)転向させられるほどの期待を集めて迎えた昨年でしたが、スプリングトレーニングの初日に腕の痛みを訴えてシャットダウン。その後ハムストリングも痛めてシーズンを棒に振りました。再起に向けての春になります。
この記事をドラフトしていた時点では、もう1人Erik Davisも注目株としようと思っていましたが、キャンプ初日に右ひじ痛のために60日DL入り。当然、開幕ロースター入りはなくなりました。
マイナー契約では、何といってもAyalaの存在が目立ちます。昨季は故障39試合の登板にとどまったとはいえ、防御率は3.27。ブレーブスの一員としてNLDSでも3試合に登板しました。健康に過ごせば、開幕ロースター入りの有力候補でしょう。
●開幕予想
Storen, Clippard, Stammen, Blevins, Cedeno, Ohlendorf, Ayala
Sorianoは調整遅れのためDLで開幕。開幕時のクローザーはStorenが努めることになる。Clippard、Stammen、Blevinsは順調に調整。ロングリリーフはOhlendorf (DetwilerはDL)。左腕のCedenoが安定したピッチングを続けて生き残り、最後の1枠はマイナー契約からのAyalaが滑り込む。
2013/05/10
5/9 今季初の4連勝
W5-4 Tigers (Season 19-15)
Haren(W4-3) 6.0IP 4ER 9H BB 3K
Soriano(S12) 1.0IP 0ER H K
Zimmerman 3/4 R RBI
LaRoche 2/4 RBI
Span 1/3 double 2R
タイガース先発のDoug Fisterは今季ここまで防御率2.48、4勝無敗の好投手でしたが、ナショナルズ打線が「珍しく」序盤から襲いかかりました。初回に5本の安打を集中して3点を先制すると、2回にも2死からRyan ZimmermanとAdam LaRocheがタイムリーを打って2点を追加。5-1とリードしてFisterを3回でノックアウト。先発のDan Harenも5回までは余裕のクルーズモードで1失点。今日はこのまま楽勝かという展開でした。
しかし、6回2死から代打Matt Tuiasosopoに3ランを打たれて1点差とされ、突然緊迫した試合に。打線は4回以降タイガースが繰り出すブルペン投手の前にわずか1安打1四球に抑え込まれる体たらくでしたが、ブルペンが奮闘。Ryan Mattheus、Drew Storen、そしてRafael Sorianoがいずれも1本ずつヒットを打たれながらそれぞれ1イニングを無失点。最後は、SorianoがPrince Fielderにセンターへ大飛球を打たれてヒヤリとしましたが、フェンス手前で失速。Denard Spanが捕球して試合終了となりました。今日のMVPはブルペン投手を代表してSorianoとしてみました。
今季初の4連勝。このまま波に乗っていけそうな気配です。
MVP: Rafael Soriano
Haren(W4-3) 6.0IP 4ER 9H BB 3K
Soriano(S12) 1.0IP 0ER H K
Zimmerman 3/4 R RBI
LaRoche 2/4 RBI
Span 1/3 double 2R
タイガース先発のDoug Fisterは今季ここまで防御率2.48、4勝無敗の好投手でしたが、ナショナルズ打線が「珍しく」序盤から襲いかかりました。初回に5本の安打を集中して3点を先制すると、2回にも2死からRyan ZimmermanとAdam LaRocheがタイムリーを打って2点を追加。5-1とリードしてFisterを3回でノックアウト。先発のDan Harenも5回までは余裕のクルーズモードで1失点。今日はこのまま楽勝かという展開でした。
しかし、6回2死から代打Matt Tuiasosopoに3ランを打たれて1点差とされ、突然緊迫した試合に。打線は4回以降タイガースが繰り出すブルペン投手の前にわずか1安打1四球に抑え込まれる体たらくでしたが、ブルペンが奮闘。Ryan Mattheus、Drew Storen、そしてRafael Sorianoがいずれも1本ずつヒットを打たれながらそれぞれ1イニングを無失点。最後は、SorianoがPrince Fielderにセンターへ大飛球を打たれてヒヤリとしましたが、フェンス手前で失速。Denard Spanが捕球して試合終了となりました。今日のMVPはブルペン投手を代表してSorianoとしてみました。
今季初の4連勝。このまま波に乗っていけそうな気配です。
MVP: Rafael Soriano
2013/03/19
ST 3/18 Zimmermann心配なし/ WBC 蘭敗退
WBC、準決勝第2試合。ドミニカ共和国が4-1でオランダを降し、無敗で決勝進出を決めました。ここまで快進撃を続けてきたオランダはここで力尽きました。Roger Bernadinaは3番センターでフル出場。シングルを1本打っています。
+++++++++++++
先発したJordan Zimmermannが6イニングを投げ被安打1、無失点。初回の先頭打者にシングルを許した後は18人の打者を続けてアウトにしました。しかも、初回の2番目の打者から三振を奪った後は17人の打者を全て凡打で討ち取り、6回を終えてまだたったの67球。他の投手に登板機会を与えるために降板しましたが、レギュラーシーズンなら完封ペースでした。全く心配はなさそうです。
+++++++++++++
先発したJordan Zimmermannが6イニングを投げ被安打1、無失点。初回の先頭打者にシングルを許した後は18人の打者を続けてアウトにしました。しかも、初回の2番目の打者から三振を奪った後は17人の打者を全て凡打で討ち取り、6回を終えてまだたったの67球。他の投手に登板機会を与えるために降板しましたが、レギュラーシーズンなら完封ペースでした。全く心配はなさそうです。
問題だったのは、2番手で投げたRafael Soriano。2死を取る間に5安打1四球を許し、4失点。予定していた1イニングを投げ切ることもできませんでした。球速も90マイル前後に留まったとのこと。ベテランなので開幕にはきっちり仕上げてくれると信じていますが・・・。
そしてもっと問題だったのが、最後に投げたHenry Rodriguez。四球、四球、死球で無死満塁として、犠飛での1失点という相変わらずの不安定ぶり。そろそろ・・・・。
打者ではWilson Ramosが3打数3安打の大当たり。また、Adam LaRocheがこの春1号を打ちました。
今朝のカットで多くの若手が消えたことで、プロスペクトの出場はついにCarlos Riveroの9回の守備出場だけとなってしまいました。
◎よくできました
Zimmermann 6.0IP 0ER 1H 1K
Ramos 3/3
LaRoche 1/4 HR(1) R RBI 2K
Span 2/4 K
▲がんばりましょう
Soriano 0.2IP 4ER 5H 1BB
H-Rod 1.0IP 1ER 0H 2BB 1HBP 1K
2013/03/06
ST 3/5 Soriano 初登板 / WBC 韓国敗退
今日もWBCから。
第2ラウンド進出のかかったオランダと、オーストラリアの試合をテレビ観戦。オランダが4-1で勝ち、あっさりと第2ラウンド進出を決めました。Roger Bernadinaが3番センターで出場し、先制タイムリーを放つなど貢献。さらにもう1人ナショナルズ傘下の選手で昨季はPotomac(A+)でプレーしていたRandolph Oduberも9番レフトで出場。こちらは6回表に失点を防ぐダイビングキャッチでこちらも貢献。オランダのショート、ブレーブスのAndrelton Simmonsが好守で目立ってました。これはシーズンに入ってからも要注意です。
そして、最後のイスを巡って戦われた韓国-台湾戦。韓国が勝ち抜くには6点差以上を付けて勝たなければならないというプレッシャーからか、韓国打線が序盤から拙攻を繰り返し、7回終了で2-0で台湾がリード。8回裏に2ラン本塁打などで3点を奪い逆転したものの反撃もそこまで。試合には3‐2で勝利しましたが、2勝1敗で並んだ3チームの得失点差で台湾が第2ラウンドに進出。前回準優勝の韓国はまさかの敗退となりました。ご愁傷様です。
プールAでは、キューバが中国に勝ち、早々に2連勝の日本とキューバの勝ち抜けが決定しています。
+++++++++++
++++++++++++
3月5日の試合はアストロズに7‐1で快勝。先発のDan Harenが3回を2安打1四球1失点と好投。その後Zach Dukeが3イニングを無失点、さらに初登板となったRafael Sorianoも1イニングを無失点で終えました。
野手では、Danny Espinosaが2安打1盗塁。打率をぐんぐん上げており、左肩の故障の懸念を吹き飛ばす勢いです。
☆よくできました
Haren 3.0IP 1ER 2H 1BB 2K
Duke 3.0IP 0ER H BB 2K
Soriano 1.0IP 0ER H K
Clippard 1.0IP 0ER 2K
Accard 1.0IP 0ER K
Espinosa 2/3 R 2RBI SB(1)
Suzuki 1/1 BB 2R
Tracy 1/2 double 2RBI
LaRoche 1/2 BB オープン戦初安打
▲がんばりましょう
Harper 0/3 ディズニーランドで疲れたか?
Moore 0/2 2K
☆プロスペクト
Brown 1/2 RBI
Rivero 0/1
Skole 0/1
Marrero 0/1 R
Walters 0/1 R
Rendon 0/1 K
第2ラウンド進出のかかったオランダと、オーストラリアの試合をテレビ観戦。オランダが4-1で勝ち、あっさりと第2ラウンド進出を決めました。Roger Bernadinaが3番センターで出場し、先制タイムリーを放つなど貢献。さらにもう1人ナショナルズ傘下の選手で昨季はPotomac(A+)でプレーしていたRandolph Oduberも9番レフトで出場。こちらは6回表に失点を防ぐダイビングキャッチでこちらも貢献。オランダのショート、ブレーブスのAndrelton Simmonsが好守で目立ってました。これはシーズンに入ってからも要注意です。
そして、最後のイスを巡って戦われた韓国-台湾戦。韓国が勝ち抜くには6点差以上を付けて勝たなければならないというプレッシャーからか、韓国打線が序盤から拙攻を繰り返し、7回終了で2-0で台湾がリード。8回裏に2ラン本塁打などで3点を奪い逆転したものの反撃もそこまで。試合には3‐2で勝利しましたが、2勝1敗で並んだ3チームの得失点差で台湾が第2ラウンドに進出。前回準優勝の韓国はまさかの敗退となりました。ご愁傷様です。
プールAでは、キューバが中国に勝ち、早々に2連勝の日本とキューバの勝ち抜けが決定しています。
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4日はスプリングトレーニングが始まって初めてのオフ。Bryce Harperはディズニーワールドに遊びに行ったそうです。
ですが、マイナーの選手の紅白戦でChris Youngが初の実戦登板。2イニング41球を投げて、いずれも非自責の2失点というまずまずの内容。WBC米国代表に参加するためチームを離れたRoss Detwilerに代わり、9日の試合で先発するそうです。
Christian Garciaは右腕の腱の部分断裂という診断だそうです。手術を要するほどではないらしいですが、痛みは完全には引かず、投球を再開する見通しは立っていません。どうやら開幕には間に合わなさそうです。
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3月5日の試合はアストロズに7‐1で快勝。先発のDan Harenが3回を2安打1四球1失点と好投。その後Zach Dukeが3イニングを無失点、さらに初登板となったRafael Sorianoも1イニングを無失点で終えました。
野手では、Danny Espinosaが2安打1盗塁。打率をぐんぐん上げており、左肩の故障の懸念を吹き飛ばす勢いです。
☆よくできました
Haren 3.0IP 1ER 2H 1BB 2K
Duke 3.0IP 0ER H BB 2K
Soriano 1.0IP 0ER H K
Clippard 1.0IP 0ER 2K
Accard 1.0IP 0ER K
Espinosa 2/3 R 2RBI SB(1)
Suzuki 1/1 BB 2R
Tracy 1/2 double 2RBI
LaRoche 1/2 BB オープン戦初安打
▲がんばりましょう
Harper 0/3 ディズニーランドで疲れたか?
Moore 0/2 2K
☆プロスペクト
Brown 1/2 RBI
Rivero 0/1
Skole 0/1
Marrero 0/1 R
Walters 0/1 R
Rendon 0/1 K
2013/02/11
2013 ST Outlook 3 (ブルペン)
続いて、大きなサプライズがあったブルペン編。(Will Ohmanとのマイナー契約を踏まえて更新しました。)
●オフの動き
[退団]
Sean Burnett(FA)
Michael Gonzalez(FA)
Tom Gorzelanny(non-tender FA)
[入団]
Rafael Soriano(FA)
上記の3人にZach Dukeを加えた4人の左投手がFAとなり、Dukeと再契約したものの、あとの3人は退団。実績のある3人だったので残念。何人かのFA投手に関心を示しているとの噂もありましたが契約することはなく、このまま補強なしで終わりでは厳しいなあと思っていたところ、1月になってSorianoと契約。メジャー契約で左投手の補強はなかった代わりに、マイナー契約招待選手には左投手が並んでいます。
●スプリングトレーニングの見所
[40人ロースター]
Drew Storen (R)
Tyler Clippard (R)
Rafael Soriano (R)
Ryan Mattheus (R)
Craig Stammen (R)
Henry Rodriguez (R)
Zach Duke (L)
Christian Garcia (R)
Erik Davis (R)
[マイナー契約招待選手]
Fernando Abad (L)
Jeremy Accardo (R)
Bill Bray (L)
Brandon Mann (L)
Patrick McCoy (L)
Will Ohman (L)
個人的に最も応援しているのがCole Kimball(ブログ右上の自己紹介部分を参照)。肩の大手術からリハビリを続け、何とか昨季の最終盤に実戦復帰。アリゾナ秋季リーグでも調整登板。本格復帰までにはさらなるリハビリが必要で、さすがに開幕ブルペン入りはないと思いますが、メジャーデビューへの足がかりを築いた2011年のキャンプの再現を期待しています。
さて。
一昨年43セーブを記録し、昨季も9月後半からポストシーズンにかけてクローザーとして実績を残したDrew Store(忘れもしないあのセーブ失敗がありましたが)。昨季Storenが故障で離脱している間に32セーブを記録したTyler Clippard(9月に入って疲れを見せ、Storenに地位を明け渡しましたが)。そして、昨季ヤンキースで42セーブを記録したRafael Soriano。クローザーとしての実績十分の投手を3人もそろえて役割をどうするのかなと思いましたが、Sorianoとの契約後のフロントの説明、当事者たちのコメントを聞いていると、「クローザーはSoriano。あとの2人がセットアッパー」で決まりのようです。といっても3人がそろって健康に調整してくれることが前提。特にClippardは3年連続70試合以上登板を果たした後だけに、慎重に調整を進めてくれることを期待します。
今季は開幕直後から5人でローテーションを回す必要があるので、ブルペン投手は7人。上記クローザー3人に加えて、昨季の実績からRyan Mattheus、Craig Stammen、それにロングリリーフ兼スポットスタート要員として起用されるDukeまでが決まり。これで6人。
残り1席をめぐって実に9人が争うことになります。
9人の中で最有力と言わざるを得ないのがHenry Rodriguez (H-Rod)。なぜなら、例によってオプションがないため。25人ロースターに残る投球をしなければ、DL入りか、DFAされるしか道がありません。スプリングトレーニングで素晴らしい内容・結果を残し、開幕からクローザーとして起用されることになった昨季を再現できるかどうか。個人的には、イライラ、ハラハラさせられるのはもうコリゴリなのでDFAでいいです・・・。
Christian GarciaとRyan Perryはむしろ先発投手として調整させられ、状況が良くても悪くてもマイナーでの開幕が予想されます。ただし、Garciaはブルペン投手としての評価は獲得しているので、上記の6人に故障があった場合には、その時点からブルペン投手として調整させられるかもしれませんが。その役回りがPerryになる可能性も少し。
またルール5ドラフトを前に40人ロースターに加わったErik Davisと、まだ24歳と若いPatrick McCoyは経験を積む程度だと予想されています。予想を裏切るような好投を期待したいところですが、仮に好投しても、オプションやらマイナー契約のベテラン選手の処遇やらで開幕はマイナーかな。
ということで、H-Rodがダメだった場合は、5人のベテランマイナー契約投手から誰が生き残るかという争いが中心になるはず。中でも注目はBill Bray。元々はエキスポスとしての最後のドラフトとなった2004年ドラフト1順目で入団し、2006年にナショナルズでメジャーデビューした投手。2006年シーズン途中に、 Austin Kearns、Felipe Lopez、Ryan Wagnerとの大型トレードでレッズに送られた5人のうちの1人。その後レッズでブルペン投手としてのキャリアを積んできましたが、故障もあって昨季は14試合の登板にとどまり、オフに放出されていました。2008年と2011年にはそれぞれ60試合以上に登板して防御率2点台という好成績を残しており、健康ならそれなりに活躍できるはず。左腕がいないブルペン事情もあって、期待されています。
●開幕予想
Soriano, Storen, Clippard, Mattheus, Stammen, Duke, Bray
当確の6人は健康なスプリングトレーニングを過ごし、「クローザーはSoriano。あとの2人がセットアッパー」の予定通りで開幕。H-Rodは制球難を克服できず、開幕一週間前にDFA。ウェイバーでアストロズに移籍。最後のスポットはしっかり結果を残したBrayが獲得と予想します。
●オフの動き
[退団]
Sean Burnett(FA)
Michael Gonzalez(FA)
Tom Gorzelanny(non-tender FA)
[入団]
Rafael Soriano(FA)
上記の3人にZach Dukeを加えた4人の左投手がFAとなり、Dukeと再契約したものの、あとの3人は退団。実績のある3人だったので残念。何人かのFA投手に関心を示しているとの噂もありましたが契約することはなく、このまま補強なしで終わりでは厳しいなあと思っていたところ、1月になってSorianoと契約。メジャー契約で左投手の補強はなかった代わりに、マイナー契約招待選手には左投手が並んでいます。
●スプリングトレーニングの見所
[40人ロースター]
Drew Storen (R)
Tyler Clippard (R)
Rafael Soriano (R)
Ryan Mattheus (R)
Craig Stammen (R)
Henry Rodriguez (R)
Zach Duke (L)
Christian Garcia (R)
Ryan Perry (R)
Cole Kimball (R)Erik Davis (R)
[マイナー契約招待選手]
Fernando Abad (L)
Jeremy Accardo (R)
Bill Bray (L)
Brandon Mann (L)
Patrick McCoy (L)
Will Ohman (L)
個人的に最も応援しているのがCole Kimball(ブログ右上の自己紹介部分を参照)。肩の大手術からリハビリを続け、何とか昨季の最終盤に実戦復帰。アリゾナ秋季リーグでも調整登板。本格復帰までにはさらなるリハビリが必要で、さすがに開幕ブルペン入りはないと思いますが、メジャーデビューへの足がかりを築いた2011年のキャンプの再現を期待しています。
一昨年43セーブを記録し、昨季も9月後半からポストシーズンにかけてクローザーとして実績を残したDrew Store(忘れもしないあのセーブ失敗がありましたが)。昨季Storenが故障で離脱している間に32セーブを記録したTyler Clippard(9月に入って疲れを見せ、Storenに地位を明け渡しましたが)。そして、昨季ヤンキースで42セーブを記録したRafael Soriano。クローザーとしての実績十分の投手を3人もそろえて役割をどうするのかなと思いましたが、Sorianoとの契約後のフロントの説明、当事者たちのコメントを聞いていると、「クローザーはSoriano。あとの2人がセットアッパー」で決まりのようです。といっても3人がそろって健康に調整してくれることが前提。特にClippardは3年連続70試合以上登板を果たした後だけに、慎重に調整を進めてくれることを期待します。
今季は開幕直後から5人でローテーションを回す必要があるので、ブルペン投手は7人。上記クローザー3人に加えて、昨季の実績からRyan Mattheus、Craig Stammen、それにロングリリーフ兼スポットスタート要員として起用されるDukeまでが決まり。これで6人。
残り1席をめぐって実に9人が争うことになります。
9人の中で最有力と言わざるを得ないのがHenry Rodriguez (H-Rod)。なぜなら、例によってオプションがないため。25人ロースターに残る投球をしなければ、DL入りか、DFAされるしか道がありません。スプリングトレーニングで素晴らしい内容・結果を残し、開幕からクローザーとして起用されることになった昨季を再現できるかどうか。個人的には、イライラ、ハラハラさせられるのはもうコリゴリなのでDFAでいいです・・・。
Christian GarciaとRyan Perryはむしろ先発投手として調整させられ、状況が良くても悪くてもマイナーでの開幕が予想されます。ただし、Garciaはブルペン投手としての評価は獲得しているので、上記の6人に故障があった場合には、その時点からブルペン投手として調整させられるかもしれませんが。その役回りがPerryになる可能性も少し。
またルール5ドラフトを前に40人ロースターに加わったErik Davisと、まだ24歳と若いPatrick McCoyは経験を積む程度だと予想されています。予想を裏切るような好投を期待したいところですが、仮に好投しても、オプションやらマイナー契約のベテラン選手の処遇やらで開幕はマイナーかな。
ということで、H-Rodがダメだった場合は、5人のベテランマイナー契約投手から誰が生き残るかという争いが中心になるはず。中でも注目はBill Bray。元々はエキスポスとしての最後のドラフトとなった2004年ドラフト1順目で入団し、2006年にナショナルズでメジャーデビューした投手。2006年シーズン途中に、 Austin Kearns、Felipe Lopez、Ryan Wagnerとの大型トレードでレッズに送られた5人のうちの1人。その後レッズでブルペン投手としてのキャリアを積んできましたが、故障もあって昨季は14試合の登板にとどまり、オフに放出されていました。2008年と2011年にはそれぞれ60試合以上に登板して防御率2点台という好成績を残しており、健康ならそれなりに活躍できるはず。左腕がいないブルペン事情もあって、期待されています。
●開幕予想
Soriano, Storen, Clippard, Mattheus, Stammen, Duke, Bray
当確の6人は健康なスプリングトレーニングを過ごし、「クローザーはSoriano。あとの2人がセットアッパー」の予定通りで開幕。H-Rodは制球難を克服できず、開幕一週間前にDFA。ウェイバーでアストロズに移籍。最後のスポットはしっかり結果を残したBrayが獲得と予想します。
2013/01/16
Rafael Sorianoと2年契約
静かにMorseのトレードの進展を待っていたら、意外な方向から驚きのニュースが入ってきました。
ヤンキースからFAとなっていたRafael Soriano投手と2年2800万ドル(加えて2年間で120試合以上の終了時の投手となった場合(game finished)3年目1400万ドルが自動的に発動されるオプション付き)で契約することに合意しました。
ドミニカ出身の33歳のブルペン右腕。マリナーズ、ブレーブスで中継ぎ投手として活躍した後、2009年12月にトレードでレイズに移籍し、クローザーとしてリーグトップの45セーブ、防御率1.73の好成績で地区優勝に貢献。そのオフにFAとなりヤンキースと契約。1年目はMariano Riveraにつなぐセットアッパーを務めましたが、昨季は開幕前にRiveraの故障離脱したことによりクローザーを務め、42セーブ、防御率2.26としっかり結果を残しました。ヤンキースとの契約では、2013年も年俸1400万ドルで残留することが可能でしたが、Soriano側が離脱(opt out)条項を発動し、150万ドルを受け取った上でFAとなっていました。
Yahoo!のJeff PassanのFAランキングでは全体11位、ブルペン投手ではRiveraに次ぐ2位と、かなり高く評価されていましたが、ヤンキースから提示された約1300万ドルの1年契約を拒否していたため契約すればドラフト指名権を失うことになるということで多くの球団が二の足を踏み、なかなか契約がまとまっていませんでした。
そこに、これまで噂にも上がらなかったナショナルズとの契約合意の報。第一印象は「高い」「ドラフト指名権失う」ということで、いい印象を受けませんでした。
ですが、金銭面の詳細が明らかになると多少は納得。2800万ドルのうち、1年目、2年目に支払われるのは各700万ドルのみ。残りの1400万ドルは2018~25年に支払いが繰り延べられており、これを加味して現在価値に直すと、平均年俸は1200万ドルを切るそうです(しかしいろんな契約があるものです)。それでもまだ高いと言えば高いですが、実績のある支配的なクローザーを33歳と34歳の2シーズンという短い契約期間で獲得できたのは評価していいと思います。そういう意味では、やはり市場価値よりは安いと言えるでしょう。
ドラフト指名権については・・・・ひたすら残念。1順目指名権を失い、補償ピックが挟まり、2順目の一番最後ということになりますので、2013年ドラフトにおけるナショナルズの最初の指名は全体60位台となってしまいます。指名権について来るスロット金額も縮小してしまいますので、実質的に今年のドラフトは眺めているだけとなりそうな気配です。
Sorianoに期待されるのは、もちろんクローザーとしての役割。しかし、ナショナルズには既にDrew StorenとTyler Clippardという実績のある2人がいます。Storenはデビューした2011年にクローザーとしての地位をほぼ固め、昨季もヒジの故障で出遅れこそしたものの9月には素晴らしい投球でがっちり信頼を得ていました。最後の最後であんなことになるまでは・・・。ClippardはそのStorenの不在の間に32セーブを記録する活躍ぶり。Sorianoがいなくても十分だったはずです。それでも補強をした理由は故障への懸念に尽きるでしょう。故障が多いといわれるブルペン投手にあってClippardが3年連続で70試合以上に登板し高いパフォーマンスを続けてきたことは奇跡に近いといわざるを得ません。そろそろ勤続疲労が出てきても不思議はない。Storenは現に昨季前半を棒に振りましたし、またあの敗戦から精神的に立ち直っているという保証もありません。この2人の後にもRyan Mattheus、Christian Garciaとクローザーが務まりそうな投手も揃っていますが、保険は何人いてもいいというのがブルペンです。もちろん、Soriano自身が故障する可能性もあるわけですが・・・。いずれにせよ、長いシーズンを戦っていくに当たって層が厚いに越したことはありません。理想は、StorenとSorianoがクローザーの地位を分け合い(調子に応じて)、Clippardも含めた3人でセットアッパーを回していくことでしょう。そうすれば各投手の投球回数をあまり増やすことなくシーズン終盤までいけるはず。まあ、そんな簡単なはずはありません。ClippardかStorenがトレードされるという噂もありますが、(繰り返しますが)何人いてもいいのがブルペン投手。トレードなんて必要ないと思います。
現時点でのブルペン構想はこの通り。右投手ばかりですが、Johnson監督はイニング途中で左対左に強くこだわって打者1人だけと対戦して交替させることはあまりしませんので、力があれば右も左も関係ありません。気にすることはないでしょう。
Drew Storen, R
Rafael Soriano, R
Tyler Clippard, R
Ryan Mattheus, R
Craig Stammen, R
Zach Duke, L
Christian Garcia, R (Garciaには先発転向の噂あり。本当ならHenry Rodriguezがラストチャンスを与えられるか、あるいはマイナー契約の左腕Bill Brayにお鉢が回ってくるかもしれません)
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