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2019/08/01

ロースター異動まとめ(2019年7月)

7/3 Max Scherzerが出産立会休暇, Adrian Sanchezが昇格
7/6 Max Scherzerが復帰, Austin Vothをオプション
7/12 Jonny VentersがIL入り, Kyle McGowinが昇格
7/13 Max ScherzerがIL入り, Spencer Kieboomが昇格
7/16 Austin Vothが再昇格, Spencer Kieboomをオプション
7/17 Erick Feddeが再昇格, Adrian Sanchezをオプション
7/20 Austin VothがIL入り, Joe Rossが再昇格
7/22 Ryan ZimmermanがIL入り, Andrew Stevenson,  Michael Blazekが昇格, Kyle McGowinをオプション
7/24 Adrian Sanchezが昇格, Raudy Readが今季初昇格, Erick Feddeをオプション
7/25 Max ScherzerがILから復帰, Adrian SanchezとRaudy Readをマイナーにオプション
7/26 Kyle Barracloughが昇格, Andrew Stevensonをオプション
7/27 Kyle Barracloughをオプション, Adrian Sanchezがメジャーへ
7/29 Max Scherzerが再びIL入り, Erick Feddeが再び昇格
7/31 トレード期限直前でDaniel Hudson, Roenis Elias, Hunter Stricklandを獲得(詳細)

2019/06/29

ロースター異動まとめ(2019年6月)

6/8 Trevor RosenthalがILから復帰,  Kyle McGowinをオプション
6/16 Kyle BarracloughがIL入り, Adrian Sanchezが昇格
6/21 Joe Rossが昇格, Adrian Sanchezをオプション
6/23 Trevor Rosenthalを解雇, Joe Rossをオプション, Austin VothとKyle McGowinが昇格
6/25 Jonny VentersとFernando Rodneyが昇格, Kyle McGowinとErick Feddeをオプション
6/28 Ryan Zimmerman がILから復帰, Michael Taylorをオプション

● Trevor RosenthalがILから復帰,  Kyle McGowinをAAAにオプション
4月26日からIL入りしていたTrevor Rosenthalが復帰してきました。表向きの理由だった胃腸炎は当然ながらすぐに治りましたが、どうしようもなかった制球難を克服するためマイナーでの調整登板を続けてきました。マイナーでも四死球を連発しており決して万全とは言えない状況のようですが、契約上、調整のためにマイナーに置いておけるのは最長でも30日間のため今回の復帰となりました。不安は付きまといますが、本人が健康であると主張する以上(解雇しないのであれば)選択肢はありません。さてさて。

ロースタースポットはKyle McGowinをFresno(AAA)にオプションことで空けました。先発ローテーションは埋まっており、ロングリリーフを務めていましたが、最後の登板は5月29日。ブルペンで座っているよりはマイナーで投げるほうが本人のためでもあるでしょう。

● Kyle BarracloughがIL入り, Adrian Sanchezが昇格
Kyle BarracloughがIL入りという名の降格となりました。いちおう、右腕の神経の痛みという診断ですが、本人が前日にも健康面の問題はないとコメントしていたのであくまで口実というべきで、事実上のマイナー降格処分でしょう。オフのブルペン補強の目玉の1人で(もう1人がTrevor Rosenthal)セットアッパーとして期待されましたが、ここまで32試合に登板し、6.39/1.74という結果。さらに、引き継いだランナーの生還率もかなり高く、全く信頼できない投手となってしまっていました。少し休んだ後、マイナーでの登板でしっかり調整して戻ってきてくれることをとりあえず願います。

ロースターにはAdrian Sanchezが昇格。そもそもここ1カ月以上(Rosenthalが使い物にならなくなってから)、ブルペンが1人多く、ベンチが1人少ない体制で戦ってきましたので、それを通常の7人ブルペン、5人ベンチ体制に戻しただけのこと。Rosenthalについては半信半疑ですが、仕方ありません。

● Joe Rossが昇格, Adrian Sanchezをオプション
19日のダブルヘッダーのため、順当に行った場合の日曜日ブレーブス戦の先発投手が足りなくなること、さらには19日、20日の連戦でブルペンが人手不足になったこともあり、Joe Rossが昇格してきました。5月下旬に降格してから、Fresno(AAA)で先発としての調整を続けており、直近17日に5回無失点と好投しています。もっとも、この日の66球が今季の最多なので、あまり長いイニングを期待することは酷で しょう。それでも、Rossは先発向きだと思うので、長期的にはいい状況だと思います。

Adian SanchezをオプションしてHarrisburg(AA)に送りました。またこれでブルペンが1人多い状態です。

● Trevor Rosenthalを解雇, Joe Rossをオプション, Austin VothとKyle McGowinが昇格
遂にこの日が来ました。開幕以来散々なピッチングを続けてきたTrevor Rosenthalを解雇しました。21日の登板で1点リードを守り今季初ホールドを記録し、復活を期待させましたが、翌22日に4点リードの7回に登板し、対戦した3人を全て歩かせて逆転負けのきっかけを作ったことで遂に見切ることになりました。

12G 6.1IP 8H 15BB 3HBP 5K 22.74/3.63 5WP

これが残った成績。四死球、防御率/WHIP、暴投といずれも非常にひどい数字が並んでいますが、登板試合数に対して取ったアウトの数の少なさがRosenthalがいかに使い物にならなかったかを物語っていると思います。これだけ酷いFA契約もなかなかお目にかかれませんね(ナショナルズ史上ではNate McLouthとの契約と一二を争うでしょう)。年俸700万ドルをどぶに捨てました。いや、数多くのチームの敗戦につながったことを思うと、どぶに捨てるよりひどい使い方か。

また、前日の試合でブルペンで起用された(4失点で敗戦投手となった)Joe RossがFresno(AAA)にオプションされ、再び先発としての調整に戻ります。全くひどい扱いです。腐らずに、頑張りましょう。

空いた2つのスポットに、Austin VothとKyle McGowinが昇格してきました。Vothは23日のスポットスターターとして、McGowinはロングリリーフとして起用される見込み。Vothは先日のフィリーズ戦でもダブルヘッダーに際して昇格していましたが、雨もあって登板する必要がなく、即座に降格となっていました。今季はFresno(AAA)でローテーション投手として投げて、機会を待っていました。頑張ってくれることを期待しています。

● Jonny VentersとFernando Rodneyが昇格, Kyle McGowinとErick Feddeをオプション
いずれもシーズン途中に他球団から放出された後ナショナルズとマイナー契約を結び、マイナーで調整していたベテランのブルペン投手、Jonny Venters(左)とFernando Rodney(右)が昇格してきました。2人とも同じような経緯でナショナルズに加わりました。リスクもありますが、実績はある投手で、うまくいけば儲けものという感じですね。

Ventersは34歳のブルペン左腕。2010-2012年にブレーブスのブルペンでの好投の印象が強い投手。その後しばらく見ませんでしたが、3度ものTJ手術を受け、メジャーに復帰できたのは昨シーズンとのこと。苦労したんですね。昨年4月下旬にレイズで6年ぶりとなるメジャーのマウンドに上がると、ブルペン左腕として好投。フラッグディールトレードで古巣のブレーブスに復帰し、中継ぎとしてチームのポストシーズン進出に貢献。ナ・リーグのカムバック賞に選出されました。この活躍でオフにブレーブスと1年のメジャー契約を結び直しましたが、今季は開幕から不調で、9試合に登板して17.36/3.64という惨憺たる成績で5月に解雇されていました。

Fernando Rodneyはメジャー17年目、42歳の大ベテラン。通算登板試合数 913は史上23位。40歳を超えてからも、クローザーとしての仕事を任され、一昨年はDバックスで39セーブ、昨年は8月までにツインズで25セーブ(フラッグディールトレードでアスレティックスに移籍後は中継ぎとして貢献)を記録し、通算325セーブ。しかし、今季は17試合で9.42/2.23と不振で5月下旬にアスレティックスから解雇されていました。

ロースターはErick FeddeとKyle McGowinをマイナーにオプションして空けました。Feddeはローテーション投手として独り立ちできそうなところでしたが、前回登板が悪かったことと、23日に投げたAustin Vothが良過ぎてもう一度機会を与えざるをえないというのが理由。まあ、じきに次の機会は来るでしょう。Kyle McGowinは出場機会がないままメジャーとマイナーを行ったり来たりする羽目になっていますが、与えられたチャンスを生かし切れなかった以上オプション制度の下ではやむを得ません。

● Ryan Zimmerman がILから復帰, Michael Taylor をオプション
4月28日以来約2か月に渡ってIL入りしていたRyan Zimmermanがようやく復帰してきました。もうこのまま引退かとまで内心心配していたのでホッとしました。元気にプレーできればまだ結果は残せるはず。後半戦、来シーズンにつながるような活躍を期待しています。

25人ロースターからはMichael Taylor が外れ、Harrisburg(AA)にオプションされました。守備は未だに一流ですが、とにかく打てない。85打席に立って.211/.277/.276という数字もさることながら、0本塁打、35三振と全くいいところがありません。センターのレギュラーを完全に失い、守備固めという発想がほとんどないMartinez監督のもとでは出場機会が激減していました。外野陣に故障者が出れば真っ先に呼ばれるという意味では依然として戦力です。マイナーで毎日試合に出る中で自分のバッティングを取り戻してくれることを願います。

2019/05/29

ロースター異動まとめ(2019年5月)

5/4 Juan SotoがIL入り, Andrew Stevensonが昇格
5/5 Matt AdamsがIL入り, Jake Nollが昇格
5/7 Anthony RendonがILから復帰, Carter KieboomをAAAにオプション, Tony SippがIL入り, Erick Feddeが再昇格
5/9 Gerardo ParraとFA契約, Andrew StevensonがIL入り, Jimmy CorderoをDFA
5/11 Juan Sotoが復帰, Jake NollをAAAにオプション
5/17 Trea Turnerが復帰, Wilmer DifoをAAAにオプション, Anibal SanchezがIL入り, Kyle McGowinが今季初昇格
5/18 Justin MillerがIL入り, Tanner Raineyが昇格
5/20 Tony SippがILから復帰, Dan JenningsをDFA
5/20 Javy Guerraをウェイバークレームで獲得
5/21 Javy Guerraが25人ロースター入り, Jeremy HellicksonがILへ
5/22 Matt Adamsが復帰, Adrian Sanchezをオプション
5/25 James Bourqueがメジャー初昇格, Joe Rossをオプション
5/29 Anibal Sanchezが復帰, James Bourqueをオプション

2019/04/30

ロースター異動まとめ(2019年4月)

4/3 Trea Turner IL入り, Adrian Sanchez昇格
4/4 Howie KendrickがILから復帰, Jake NollをAAAにオプション
4/7 Joe Rossをブルペン要員として招集, SanchezをAAにオプション
4/8 Michael TaylorがILから復帰, Andrew StevensonをAAAにオプション
4/13 Justin MillerがIL入り, Austen Williams昇格
4/19 Austen WilliamsがIL入り, Austin Adams昇格
4/22 Jake Nollが再昇格, Austin AdamsをAAAにオプション
4/26 Trevor RosenthalがIL入り, Justin Millerが復帰
4/26 Carter Kieboomが初昇格(MLBデビューへ), Jake NollをAAAにオプション
4/28 Ryan ZimmermanがIL入り, Erick Feddeが昇格
4/29 Erick FeddeをAAにオプション, Adrian Sanchezを招集
4/30 Anthony RendonがIL入り, Dan Jenningsが昇格, Austin AdamsをDFA

2019/04/13

My Top 10 Prospects 2019

マイナーリーグも開幕して約1週間。Cater Kieboomが1試合4安打を記録したり、11日にはHarrisburg(AA)でErick Fedde以下3投手によるノーヒッターのニュースが入ってきたりと(個人的にはそれなりに)盛り上がりを見せています。

そんなマイナーリーグについて、昨年はさぼってしまったこのシリーズを復活させます。期待のプロスペクト10人を勝手に選んでその10人を中心にマイナーリーグをフォローしていこうという企画です。今季は下記の10人にしてみました。(各選手の名前、ポジション、今シーズン開幕時点での所属レベルです)

[Hitters]
Carter Kieboom, SS/2B (AAA) 
Luis Garcia, SS/3B (AA)
Jakson Reetz, C (A+)
Israel Pineda, C (A)
Yasel Antuna, SS (A: IL)

[Pitchers] 
Wil Crowe, RHP (AA)
Malvin Pena, RHP (A+)
Tim Cate, LHP (A)
Reid Schaller, RHP (SS?)
Mason Denaburg, RHP (Rk?)

10人の中での順位はつけていません。昨シーズンまでにAAA以上でプレーした経験がない野手、投手をそれぞれ5人選んだもので、並び順は今シーズン開幕時での所属レベル順です。

Jakson Reetzを除くと各種プロスペクトランキングでも上位評価を受けている選手です。Reetzは2014年ドラフト3順目の高卒入団で期待が大きかったものの伸び悩んでいる捕手。6年目、23歳となる今シーズンは40人ロースター入りの足がかりをつかむことができるかどうか正念場となります。3シーズン目となるこのA+の投手をしっかり打ち、シーズン途中でAAへの昇格してくれることを期待して、推すことにしました。

2019/02/09

Prospect Profile #19: Erick Fedde

[2019年2月最終更新, 2017年3月更新, 2015年12月更新, 2014年8月オリジナル]

全体19回は、2014年ドラフト全体1順目入団のErick Fedde投手です。

[Player Data]
Name: Erick Fedde
photo by Glenn Gaston, Special to The Citizen
Position: RHP
Born: February 25, 1993
Birthplace: Las Vegas, NV
School: University of Nevada Las Vegas (UNLV)
Height: 6-4
Weight: 180
Bats: Right
Throws: Right
Draft: 2014-1(18)
Acquired: Draft
BA Organization Rank: 5(2015)⇒ 4(2016)  ⇒2(2017) ⇒ 3(2018)
BA Overall Rank: 90(2015) ⇒82(2016) ⇒52(2017) 

[Scouting Report]
素材としてはローテーション2,3番手になれる投手。スリークォーター気味のフォームから投げる速球は90マイル台前半だが、腕が長く、今後さらに速くなる可能性は十分。変化球ではスライダーが有効な武器となっている。もう1つの変化球であるチェンジアップはまだまだ。制球は悪くない。故障前から野球選手としては細身の体格への懸念が示されており、TJからの復活に向けて徐々に投球イニングを増やしていくことになるが、その前提としてしっかり体を作ることが再優先課題。(2015年12月)

最速97マイルを記録し、常時90マイル台前半で沈む動きを持つ速球を主体に、スライダーで空振りを取るピッチングスタイル。2016年にはチェンジアップも武器として使えるレベルになった。コントロールも悪くない。先発上位で投げる力を持つ。(2017年3月)

[Background]
ネバダ州出身で、高校時代はなんとBryce Harperのチームメイト。ただし、当時はむしろサッカー選手として名を馳せており(ネバダ州選抜チームメンバー)、2011年ドラフトではパドレスに24順目で指名されたが入団せずに進学。

大学では、1年、2年と評価を徐々に上げ、3年となった2014年は11試合に先発して76.2回を投げ、防御率1.72、82奪三振と快投。Mountain West カンファレンスの最優秀投手賞を受賞。 2014年ドラフトに向けて、トップ5での指名を予想する識者が現れるほど評価を上昇させていた。しかし、シーズン途中で右ヒジの痛みを訴えて登板を回避し、ドラフトの2日前というタイミングでTJ手術に踏み切った。ナショナルズが全体18位でドラフトしたが当然ながら2014年は全休。

フロリダでのリハビリを経て、2015年6月21日にAuburn(SS)でプロデビュー。SSでは8試合に登板、計35イニングを投げて2.57/1.31、36奪三振という好成績を残し、8月中旬にHagerstown(A)に昇格。Aでの初登板では5回途中6失点と打ち込まれたものの、以降は大きく崩れることはなく、最終戦は5回2安打無失点7奪三振の好投で締めくくった。2015年は計64イニング。

TJ手術明けかつフルシーズン1年目となった2016年はPotomac(A+)で開幕。当初は打ち込まれ(7試合終了時点での防御率は6.62)心配させたが、5月23日、28日にいずれも無失点の好投。5月下旬にわき腹を痛めて短期間DL入りしたが、復帰した後の8試合で自責点3(防御率0.63)とA+クラスの打者を圧倒し、8月にHarrisburg(AA)に昇格。AAで5試合に先発し、防御率3.99とまずまずの結果を残してシーズンを終えた。2チームで計23試合に先発し、121イニング。前年からの増加は57イニングで故障リスク上昇の1つの基準とされる60イニング増をわずかに下回った。これ以上望めない結果。オフにLucas GiolitoとReynaldo Lopezがトレードで放出されたこともあり、組織内ナンバーワン投手プロスペクトとなった。

2017年には、NRIとして初めてのスプリングトレーニングに参加。Harrisburg(AA)での開幕後も好投していたが、メジャー昇格を見据えブルペン投手としての練習を開始したあたりで調子を崩し、7月30日のメジャーデビューから8月にかけての3度の先発でいずれも4失点以上。特に終盤は球速90マイルを超えるのがやっとという状況でむしろ評価・期待を下げることになってしまった。

2018年もチャンスをもらいながら・・・という残念なシーズンとなった。先発6,7番手としてSyracuse(AAA)で開幕。5月に1度スポットスタートを経験した後、先発陣に故障者が重なった6月にローテーション入り。6月29日には5回5失点ながらメジャー初白星も記録するなど、ぎりぎり合格点というピッチングを続けていたが、7月4日の試合で肩痛を発症して60日DL入り。なんとか9月に復帰したものの4、5回になると疲れが見えるという感じで、評価を上げることはできなかった。通算投球回数をクリアし、ルーキーステータスを卒業した。

[Comment]
2017年、2018年となんとももったいないシーズンを送ることとなりました。2017年シーズン途中で球団が妙な色気を出さずにあくまで先発として育成し続けていたら、とは思いますが、言っても仕方ありません。ルーキーではなくなったとはいえ、まだ26歳。ローテーションを支える投手に育つ可能性はまだまだあります。期待しています。(2019年2月)

健康面でも成績でも期待以上の2016年シーズンを過ごし、組織内ナンバーワン投手プロスペクトに上り詰めました。2017年の開幕は再びAAが濃厚ですが、しっかりと投げ、おそらくは今年中に来るはずのメジャーデビューのチャンスをガッチリつかんでくれることを期待しています。(2017年3月)

TJ手術からの復帰はまずは順調と言っていいでしょう。大卒のためあまりのんびりもしていられませんが、かと言って無理しては元も子もありません。来季もじっくり作り上げていってくれればいいです。目標は、A+あるいはAAとステップアップしながら、投球回数を100イニングまで積み上げることかな。(2015年12月)

ドラフト前の時点では個人的にはそこまで買っておらず、せいぜいナショナルズの指名順位くらいかと見ていたので、指名時にもそこまで興奮はしませんでした。まあ、指名した以上はしっかり応援していきますが、それもこれも来年のドラフトよりも先の話・・・。(2014年8月)

2018/10/29

2018 ポジションレビュー:先発投手編

圧倒的な強さを見せたレッドソックスが4勝1敗でドジャーズを降し、ワールドシリーズは幕を下ろしました。延長18回での敗戦の翌日に、7回以降に4点差を逆転できるチームってのはなかなかありません。そして最終戦は、Clayton Kershawから3本のホームランを打ってリードを奪い、8,9回は6者三振で締めくくる圧巻のフィナーレ。いやはや久しぶりに「強いチーム」を見せてもらいました。

さて、ポジションレビューシリーズもいよいよ終盤。本日は先発投手編です(次のブルペン投手編で終わります)。

開幕ローテーションは、Max Scherzer、Stephen Strasburg、Gio Gonzalez、Tanner Roark、そしてオプション切れで仕方なく、というわけではなくスプリングトレーニングんできちんと結果を出したA.J. Coleでした。

しかし、最初に外れたのはColeでした。2度の先発で結果を残せず、4月下旬に早々にDFA。長年プロスペクトとして期待されてきましたが、大成できないまま残念な退団となりました(ヤンキースに移籍した後はブルペン投手としてまずまずの結果を残しましたが、ポストシーズンのロースターには入れず)。

代わってローテーション入りしたのはJeremy Hellickson。5月はHellicksonを含めた5人が5人とも文句の付けようがない好投を続け、チームの好成績を支えました。

ところが、6月に入ってHellicksonとStrasburgが相次いでDL入りすると状況は一気に悪化。2人に代わって先発機会を与えられたJefry RodriguezとErick Feddeはいずれも結果を残せませんでした。この層の薄さが結局シーズンの行方を左右したた大きな要因の1つとなりました。

また時を同じくしてRoarkとGioも調子を崩してしまいました。特にRoarkは、シーズン序盤に好投しながら打線に全く援護してもらえない試合が続くうちに自分のピッチングを見失ったという印象で、見ていて可哀想に思う程でした。シーズンを通じてローテーションを守ったものの、9勝止まり。15敗。防御率は4.24とよくありませんが、WHIPは1.281ですから例年と比べても遜色ありませんので、いろいろと運がなかったという感じです。

Gioもローテーションを守り続けましたが、調子が上がらないまま8月末にブリューワーズにトレードされていきました(トレード時の記事参照)。ブリューワーズに行ってからは5試合に先発して3勝、防御率も2.13と好投。ポストシーズンではやはり結果を残せませんでしたが・・・。

Hellicksonはその後さらに2度DL入りし、結果的には19先発。防御率だけみれば3.45とScherzerに次ぐ数字を残しただけに、もう少し健康ならと残念です。オフにFA退団。

5月にDL入りしたStrasburgは7月にいったん復帰しましたが、1度の先発ですぐDLに逆戻り。右肩の痛みということで長期離脱の事態も予想され、心配しましたが、8月下旬に復帰し、シーズン終了までまずまずのピッチングを続け、なんとか2桁勝利にこぎ着けました。ただ、球速は戻っておらず、来季に向けて不安は残ります。

9月になってマウンドに戻ってきたのがJoe Ross。3試合の先発で2敗、防御率5点台の結果は決して良いものではありませんが、しっかり球威が戻っていたので、来季に向けて一定の期待感を持たせてくれました。

そんな中で孤軍奮闘したのがScherzer。詳細はチーム投手MVPの記事をご参照ください。

来シーズンもMax Scherzer、Stephen Strasburg、Tanner Roarkの3人はローテーションで開幕することは確実ですが、Strasburgには健康面の不安があり、32歳となるRoarkも成績が低下する懸念があります。さらに、4番手以下の候補となるJoe Ross、Erick Fedde、Jefry Rodriguezはまだまだ信頼できません。5番手は3人に競わせるにしても、1人足りません。

オフには、少なくとも1人はトップレベルの先発投手を獲得することが必要でしょう。Clayton Kershawがドジャーズからオプトアウトしたら狙ってもいいと思うのは私だけでしょうか?

2018/09/08

ロースター異動まとめ(2018年9月)

9/1 セプテンバーコールアップ①(Pedro Severino, Austen Williams)
9/4 セプテンバーコールアップ②  (Erick Fedde, Victor Robles, Austin Voth, Adrian Sanchez, Joe Ross, Kyle McGowin)
9/7 Sean DoolittleがDLから復帰
9/11 Jeremy HellicksonがDLから復帰

● セプテンバーコールアップ①(Severino, Williams) 
9月になりました。セプテンバーコールアップの第1弾として、Pedro Severino捕手とブルペン右腕のAusten Williamsが昇格してきました。Severinoについて改めて語る必要はありませんね。

Austen Williamsは嬉しいメジャー初昇格(9月2日の試合でデビュー)。2014年ドラフト6巡目で大卒入団の25歳。同期入団ではErick Feddeに続く2人目のメジャー到達となります。元々は先発で、2015年にはA, A+で好投したものの2016, 2017年にはAAで壁にはね返されました。今季は開幕からブルペンにコンバートされ、AA、AAAで計32試合に登板し、1.46/0.838、68イニングで89奪三振という数字を残し、一気に評価を高め、今回の昇格を勝ち取りました。速球は主に90マイル台前半で、カーブが高い評価を受けているようです。来季に向け、どれだけのインパクトを残すことができるでしょうか。

● セプテンバーコールアップ② (Fedde, Robles, Voth, Sanchez, Ross, McGowin)
マイナーリーグのレギュラーシーズンが終了し(ナショナルズ傘下のAA, AAAはポストシーズン進出ならず)、Erick Fedde, Victor Robles, Austin Voth, Adrian Sanchez, Joe Ross, Kyle McGowinの6選手が昇格してきました。

このうち全く初めてのメジャー昇格は、Kyle McGowinだけなので、彼から紹介しましょう。26歳の先発右腕。2013年ドラフト5巡目でエンゼルスに大卒入団。ナショナルズには、2016年12月にDanny Espinosaとのトレードで移籍。このトレードで獲得したのがMcGowinとAustin Adamsの2人でしたが、2人ともメジャーに到達することになりました(まだ結果は残せていませんが)。McGowinのほうは、移籍初年度となった2017年もAAAで投げましたが防御率は6点台とパッとせず、オフにルール5ドラフトで指名されることもありませんでした。迎えた今季は、AAで3点台の防御率を残した後、7月下旬にAAAに昇格し、8先発で防御率1.20と好投。奪三振率、与四球率も良く、一気に評価を上げて、このチャンスをつかみました。メジャーではさすがにブルペンからの登板となりますが、少しでもインパクトを与えてくれることを期待しています。

Erick Feddeは6月にローテーション入りし、まずまずのピッチングを見せていましたが、7月4日の試合で肩痛を発症し、DL入り。60日DLにも入れられていたのでもう今シーズンは無理かと思っていましたが、ここにきて再昇格、4日の試合でGio Gonzalezのトレードで空いたローテーション枠に入ることになりました。どういう立場で来シーズンの開幕を迎えるかを占う大事な9月になりそうです。

故障からの復帰という意味では、Victor RoblesとJoe Rossもそうですね。Roblesは、昨年のセプテンバーコールアップでメジャーデビューを果たし、結果を残してそのままポストシーズンでもロースター入り。球団内どころかメジャー全体でもエリートプロスペクトと期待されて今シーズンを迎えましたが、開幕4試合目にスライディングキャッチで左ヒジを変な向きに曲げてしまう重傷で、DL入り。幸い手術には至りませんでしたが、長いリハビリを要し、7月にようやく実戦(GCL)に復帰。AAAには7月下旬に復帰したものの最初の20試合では打率2割未満と心配させましたが、8月18日以降閉幕までの16試合では.368/.413/.544と本来の姿を取り戻してきました。故障しているうちにJuan Sotoに追い抜かれてしまった感はありますが、負けずに頑張ってください。Roblesがメジャーでどのくらいできるかは、Bryce Harperの去就を含むオフの編成方針に影響してくるかもしれません。

Joe Rossのほうは、2017年7月に受けたTJ手術からの長いリハビリを経ての復帰です。8月以降、GCLを皮切りにA+、AA、そしてAAAで徐々に投球数を増やしており、9月1日にはAAAで89球を投げるところまできました。決して無理はさせないでしょうが、マウンドに上がってくれるだけで今季はOKです。元々故障がちだった肩も休養十分で治ってくれていることでしょう。まだ25歳。期待しています。

今季既にメジャーとマイナーを行ったり来たりしてきたAdrian SanchezとAustin Vothの2人は、それぞれ内野とブルペンのデプス扱いかな。AAAではそれなりに結果を残しているVothにはもう一度先発機会を与えたあげてほしいと願いますが、7月にメッツ打線に滅多打ちにあった印象が強過ぎるので、ちょっと無理かなあ。

● Sean DoolittleがDLから復帰
7月にDL入りしたSean Doolittleが復帰。軽傷と思われていましたが、結局2か月かかってしまいました。今さらクローザーがしっかりしてくれても、という感じですが、まあ。

● Jeremy HellicksonがDLから復帰
Jeremy HellicksonがDLから復帰しました。Jefry Rodriguezの投球回数が気になってきたところなので、代わってローテーションに入るのではないかと思われます

2018/09/02

ロースター異動まとめ(2018年8月)

8/1 Shawn KelleyをDFA, Jimmy Corderoがメジャー昇格
8/7 Jefry Rodriguezをダブルヘッダー要員として招集
8/7 Greg Hollandと契約, Jimmy CorderoをAAAにオプション
8/8 Kelvin HerreraがDL入り, Koda Gloverがメジャー復帰
8/14 Ryan MadsonがDL入り, Sammy SolisをAAAにオプション, Tim CollinsとTrevor Gottが昇格
8/18 Jeremy HellicksonがDL入り, Trevor GottをAAAにオプション, Jefry RodriguezとJimmy Corderoが昇格
8/21 Daniel MurphyとMatt Adamsをトレード放出, Andrew StevensonとAdrian Sanchezが昇格
8/21 Kelvin HerreraがDLから復帰, Tom MiloneがDL入り
8/22 Stephen StrasburgがDLから復帰, Adrian SanchezをAAAにオプション
8/27 Kelvin HerreraがDL入り, Ryan Madsonが復帰
8/31 Ryan Madsonをトレード放出、Sammy Solisが昇格
8/31 Gio Gonzalezをトレード放出(別記事参照)

2018/08/01

ロースター異動まとめ(2018年7月)

7/4 Matt AdamsがDLから復帰, Tim CollinsをDFA
7/5 Erick FeddeがDL入り, Jefry Rodriguezが再昇格
7/9 Matt Wietersが復帰, Pedro SeverinoをAAAに降格
7/10 Sean DoolittleがDL入り, Jefry RodriguezをAAAに降格, Wander SueroとAustin Vothがメジャー昇格
7/15 Austin VothをAAAにオプション, Trevor Gottが昇格
7/20 Ryan Zimmerman、Stephen StrasburgがDLから復帰, Trevor Gott、Wander SueroをAAAにオプション
7/22 Brian Goodwinをロイヤルズにトレード、Sammy Solisが昇格
7/26 Stephen Strasburg が再びDL入り, Tom Miloneがメジャー復帰
7/26 Anthony Rendonが出産立会休暇, Matt Reynoldsがメジャー昇格
7/31 Brandon Kintzlerをカブスにトレード
7/31 Anthony Rendonが復帰, Wander Sueroが昇格, Matt ReynoldsをAAAにオプション


2018/07/01

ロースター異動まとめ(2018年6月)

6/1 Brian GoodwinがDLから復帰, Andrew StevensonをAAAにオプション
6/3 Tim Collinsが出産立会休暇取得, Jefry Rodriguezがメジャー昇格
6/5 Tim CollinsとMatt Graceが復帰, Jeremy HellicksonがDL入り, Jefry Rodriguezをマイナーにオプション
6/9 Adam EatonがDLから復帰, Wander SueroをAAAにオプション, Rafael Bautistaを解雇
6/10 Stephen StrasburgとBrandon KintzlerがDL入り, Trevor GottとWander Sueroがメジャー復帰
6/12 Daniel Murphyがようやく復帰(開幕), Adrian SanchezをAAAにオプション
6/18 Erick Feddeがメジャー再昇格, Trevor Gottをオプション
6/18 ダブルヘッダー用にAustin Vothが再び昇格
6/18 Kelvin Herreraをトレード獲得
6/19 Jefry Rodriguezが再昇格, Wander SueroをAAAにオプション, Matt AdamsがDL入り
6/25 Brandon KintzlerがDLから復帰, Jefry RodriguezをAAAにオプション
6/30 Jeremy HellicksonがDLから復帰, Sammy SolisをAAAにオプション

2018/06/01

ロースター異動まとめ(2018年5月)

5/5 Anthony RendonがDLから復帰、Adrian Sanchezをオプション
5/7 Shawn KelleyがDLから復帰、Rafael Bautistaをオプション
5/11 Matt WietersがDL入り、Spencer KieboomがAAAから昇格
5/12 Ryan ZimmermanがDL入り、Mark ReynoldsがAAAから昇格
5/20 Howei KendrickがDL入り(シーズン終了), Adrian Sanchezが昇格
5/20 Juan Sotoがメジャー初昇格, Moises SierraをDFA
5/21 Ryan MadsonがDL入り, Tim Collinsがメジャー昇格
5/23 Erick Feddeがメジャー昇格, Carlos TorresをDFA
5/15 Erick FeddeをAAAにオプション, Justin Millerがメジャー昇格
5/31 Ryan MadsonがDLから復帰, Trevor GottをAAAにオプション

2018/03/27

Fangraphs Nationals Top 18 Prospects 2018

Fangraphsからナショナルズのトップ18プロスペクトが発表されました(元記事)。Kieboom、Perkinsへの高い評価が目立つくらいで、それほど驚きのリストではありません。

1.        Victor Robles, CF 
2.        Carter Kieboom, SS 
3.        Juan Soto, OF 
4.        Erick Fedde, RHP 
5.        Seth Romero, LHP 
6.        Wil Crowe, RHP 
7.        Blake Perkins, CF 
8.        Yasel Antuna, SS 
9.        Daniel Johnson, OF 
10.        Kevin Gutierrez, 3B 
11.        Andrew Stevenson, OF 
12.        Luis Garcia, SS/2B 
13.        Austin Adams, RHP 
14.        Bringham Hill, RHP 
15.        Anderson Franco, 3B 
16.        Rafael Bautista, OF 
17.        Jose Marmolejos, 1B 
18.        Osvaldo Abreu, SS

2018/02/14

BP: Top 101 Prospects 2018 (Victor Roblesが2位! )

BPの全体101プロスペクトリストです(元記事へのリンク)。

1. Ronald Acuna, OF, ATL
2. Victor Robles, OF, WAS
3. Gleyber Torres, SS, NYY
4. Vladimir Guerrero Jr., 3B, TOR
5. Francisco Mejia, C, CLE
6. Eloy Jimenez, OF, CHW
7. Nick Senzel, 3B, CIN
8. Alex Reyes, RHP, STL
9. Fernando Tatis, Jr., SS, SDP
10. Forrest Whitley, RHP, HOU

見てのとおり、我らがVictor Roblesが堂々の全体2位という評価を受けました。絶対トレードで出しちゃダメ。ナショナルズからはこのほか、22位にJuan Soto、71位にCarter Kieboom、76位にSeth Romero、87位にErick Feddeと大量5人がランクイン。2人だけだったBAと比べると高評価が目立ちます

22. Juan Soto, OF
71. Carter Kieboom, SS
76. Seth Romero, LHP
87. Erick Fedde, RHP

また、トレードで放出したJesus Luzardo(OAK)とDane Dunning(CHW)の2人が88、89位に顔を見せているのも嬉しいですね。

BP: 2018 Nationals Top 10 Prospects

すっかり忘れていましたが、1月にBaseball Prospectus(BP)のナショナルズ組織内トップ10プロスペクトランキングが発表されていました(元記事)。

1. Victor Robles, OF 
2. Juan Soto, OF 
3. Carter Kieboom, SS
4. Seth Romero, LHP 
5. Erick Fedde, RHP
6. Luis Garcia, SS
7. Andrew Stevenson, OF 
8. Yasel Antuna, SS/3B
9. Daniel Johnson, OF
10. Kelvin Gutierrez, 3B

BAやSickelsのランキングと比べるとStevensonへの高い評価が目立ちます。あのプレースタイルに好感を持ち続けているファンとしては嬉しいです。

2017/12/30

Sickels: Nationals Top 20 Prospects

ちょうどクリスマスの日にMinor League BallのJohn Sickelsのプロスペクトランキングが発表されていました(元記事)。

当然トップ評価のVictor Robles。昨年はGrade B+/A-という厳しい評価でしたが、今年はAランク(スター候補)と評価されました。2位、3位のJuan SotoとCarter Kieboomも評価アップ。Erick Feddeは少し評価を落としましたが、Bが付いた選手が10位のRaudy Readまで、20位に入れなかったC+もいたということで、全体的にも昨年より少し評価が上がった印象です。

Grade A-/A:
1. Victor Robles, OF
Grade B+:
2. Juan Soto, OF
3. Carter Kieboom, SS
Grade B/B+:
4. Erick Fedde, RHP
Grade B:
5. Seth Romero, LHP
Grade B/B-:
6. Wil Crowe, RHP
7. Daniel Johnson, OF
Grade B-:
8. Yasel Antuna, INF
9. Luis Garcia, INF
Grade B-/C+:
10. Raudy Read, C
Grade C+:
11. Andrew Stevenson, OF
12. Blake Perkins, OF
13. Austin Adams, RHP 
14. Pedro Severino, C
15. Taylor Gushue, C
16. Jefry Rodriguez, RHP
17. Kelvin Gutierrez, 3B
18. Nick Raquet, LHP
19. Jackson Tetreault, RHP
20. Wander Suero, RHP 
XX. Tres Barrera, C
XX. Rafael Bautista, OF
XX. Justin Connell, OF
XX. Alex Troop, LHP

2017/11/03

BA: 2018 Nationals Top 10 Prospects

ワールドシリーズが終わりました。伝説的な第5戦をはじめとした好ゲーム続きで、一野球ファンとして大いに楽しませて頂きました。結果、アストロズが球団創設56年目にして初のワールドシリーズ制覇。アストロズファンの皆さま、おめでとうございます。 ドジャーズファンとしては最後はちょっとあれだったと思いますが。

ということで、オフが始まりましたので、当ブログもぼちぼち更新していこうと思います。

まずは、Baseball Americaから発表されたナショナルズ組織内トップ10プロスペクト。今年はナ・リーグ東地区からということで随分早い発表となりました。

1. Victor Robles, OF 
2. Juan Soto, OF   
3. Erick Fedde, RHP 
4. Carter Kieboom, SS 
5. Seth Romero, LHP 
6. Luis Garcia, 2B/SS 
7. Wil Crowe, RHP 
8. Daniel Johnson, OF 
9. Raudy Read, C 
10. Yasel Antuna, SS/3B 

全体的にフレッシュな顔ぶれになったという印象。

トップはMLB全体でもトップ10にランクインすると見られるVictor Robles。9月にメジャーデビューし、NLDSでも代打・代走として出場しましたが、まだルーキーステータスを保っています。9月のプレーを見た限り、打撃は既にメジャーでやっていけそうでしたが、守備・走塁はもうちょっと学習・経験が必要かな、という印象。早ければ来季、遅くとも2019年にはレギュラーとして主軸を打っていることでしょう。

2位のJuan Sotoと4位のCarter Kieboomの2人は、2017年はともに故障で長期間離脱しましたが、出場すれば打てることは示し、評価はむしろ上がりました。来季はさらに上のランクで健康にしっかり結果を残してくれることを期待。

3位のErick Feddeもメジャーデビューを果たしましたが、定着することはできず(おそらくは不本意に)ルーキーステータスを残しました。来季は、先発投手として大成できるか正念場になりそうです。

5位のSeth Romeroと7位のWil Croweの2人は2017年ドラフト組からのランクイン。プロデビューではまずまずの結果を残し、来季真価が問われます。

6位Luis Garciaは17歳のデビューシーズンで前評判通りの結果を残して高く評価されました。10位のYasel AntunaもGarciaと同じドミニカ共和国出身の内野手で、Garciaより半年ほど年上。Garciaと同じ時期にGarciaを上回る380万ドルの契約金(球団史上最高額)で入団。GarciaとともにGCLでしっかり結果を残し、評価を上げました。

8位のDaniel Johnsonは2016年ドラフト5順目入団の外野手。今季はHagerstown(A)で開幕し、夏のオールスターに選出された後、Potomac(A+)に昇格。2チーム計で130試合に出場し、.298/.356/.505、22本塁打、22盗塁。NLDSに参加したRoblesの代役として送られたアリゾナ秋季リーグで更に評価を上げた。ナショナルズ傘下で今シーズン最も評価を上げた選手の1人でしょう。

一番のサプライズは9位のRaudy Readかもしれません。同年齢のPedro Severinoを上回る評価で捕手として唯一人ランクイン。マイナーでの打撃成績がSeverinoより上な点が評価されたのでしょうか。

Severino以外のランク洩れとしては、Andrew Stevensonがいます。個人的には2人ともかなり買っているのですが・・・。この他、BAの記事のよると、 Blake Perkins、Kelvin Gutierrez、Rafael Bautistaの3人も続いているようです。

2017/09/27

ロースター異動まとめ(2017年9月)

9/1 セプテンバー・コールアップ! Romero, Madson, Fedde, Adams, Read
9/4 FeddeがDL入り, A.J. ColeとPedro Severinoが昇格
9/7 Victor Roblesがメジャー初昇格, Stevenson, Bautistaも再昇格
9/8 Adrian Sanchezも再昇格
9/26 Bryce Harperが復帰


● セプテンバー・コールアップ! Romero, Madson, Fedde, Adams, Read
9月になり、25人ロースターが取り払われたことから、10日DL入りしていたEnny RomeroとRyan Madsonが形式上復帰しました。2人ともまだすぐにメジャーで登板できる状態ではないものの、リハビリ登板・ブルペンセッションを行っており、近く実戦復帰できる見込みです。

一方、Erick Fedde、Austin Adams、Raudy Readの3人にとってはいわゆるセプテンバー・コールアップでの昇格です。Feddeの再昇格については賛否両論ありそうですが、まあ優勝争いの雰囲気を味わせるという意義は認められると思います。Adamsは7月のメジャーデビューでは1死も取れずに降板という記録しか残っていませんので、まずは最初のアウトを記録するチャンスを与えて上げてほしいと思います。捕手のReadにとっては嬉しい初昇格。今季はAAでしっかりとした打撃成績を残していた打てる捕手。もっともこのタイミングでの昇格は予定外。試合中に打球を受けたMatt Wietersを少し休ませたいというベンチの判断と、Pedro Severinoがオプションされてから10日間は再昇格できないという要因が重なってのもの。メジャーデビューの機会まで幸運で引き寄せることができるでしょうか。


●  FeddeがDL入り, A.J. ColeとPedro Severinoが昇格
Feddeはやはりシーズン終了となりました。英断だと思います。今シーズンはブルペンに回る時期があったり、メジャーデビューを経験したりで疲労がたまっていたとしても当然。十分投げました。オプションされてから10日経っていないA.J. Coleを4日の先発投手として呼び戻すために、形の上では右腕痛みによるDL入りとなっていますが、大した故障ではない模様。しっかり休んで、来年のスプリングトレーニングでは先発ローテーション投手に名乗りを上げるくらいのピッチングを期待したい。

で、A.J. Coleがメジャー復帰し、4日に先発しました。このままレギュラーシーズン終了まではローテーション投手として投げるはず。こちらも来季の先発ローテーション入りに向けてアピールを期待したい。

また、オプションされてから10日のルールが満たされたPedro Severinoも昇格。かと言ってこの時期ですからRaudy Readも引き続きメジャーに帯同(4日の試合ではメジャー初安打を記録)。


● Victor Roblesがメジャー初昇格, Stevenson, Bautistaも再昇格
マイナーリーグのシーズンが終わったところで、Andrew StevensonとRafael Bautistaの両外野手がメジャーに合流。2人は既に40人ロースターに入っていたので、このタイミングで再昇格してくることは予想通りでした。

驚いたのは、同じタイミングでVictor Roblesがメジャーに初昇格したことでした(40人ロースターは、Erick Feddeを60日DLに移すことで対応)。組織内(というかMLB全体でもトップ10に入る)トッププロスペクトの20歳の外野手。今シーズンはAAの投手をしっかり打ち込んでいたとはいえ、20歳という若さ、まだ40人ロースターに入っていないこと、10月に開幕するAFLのロースターに名前を連ねていたことから、来季のメジャーデビューを見据えているんだろうと思っていましたので、このタイミングで呼ばれたのは全くの予想外。どの程度出場機会があるかは分かりませんが、頑張ってもらいたいですね。

なお、このRoblesの昇格に直接の影響があったのかどうかは分かりませんが、Brian Goodwinの今シーズンの復帰はなさそうだという情報が入ってきました。数日前にはランニングを開始したとの情報があり、シーズン終盤には間に合うと思っていましたが、状況が変わった模様。良いシーズンを送っていただけに残念です。


● Adrian Sanchezも再昇格
最後にAAAにオプションされてから10日が経過したAdrian Sanchezもメジャーに戻ってきました。これでセプテンバー・コールアップは打ち止めのようです。(ちなみに、40人ロースターに入っていながら呼ばれていないのは、故障者を除くとTrevor Gott、Austin Voth、Jose Marmolejosの3人だけ)


● Bryce HarperがDLから復帰
8月13日からDL入りしていたBryce Harperが復帰してきました。一時はシーズン絶望かと思われたましたが、なんとかポストシーズン前に間に合い、ほっとしました。いるといないでは大違い(数字上も、Harper離脱前に1試合平均6点台だった得点力が、離脱後は5点台前半まで落ちていましたから)。残り6試合で調整し、ポストシーズンでは爆発してくれることを期待しましょう。

2017/08/30

ロースター異動まとめ(2017年8月)

8/2 A.J. Coleが昇格, Brandon Kintzlerが25人ロースター入り, Sammy SolisとErick FeddeをAAAへオプション
8/4 Enny RomeroがDL入り, Solisが再昇格
8/5 Gio Gonzalezが出産立会休暇, Feddeが再昇格
8/7 Gio 復帰, FeddeをAAAへオプション
8/13 Bryce Harper がDL入り, Michael Taylorが復帰
8/15 Pedro Severinoが昇格, ColeをAAAにオプション
8/16 Brian Goodwin がDL入り, Alejandro De Azaが昇格
8/17 Ryan MadsonがDL入り, Shawn Kelleyが復帰
8/19 Max ScherzerがDL入り, Stephen Strasburgが復帰
8/25 Coleが再昇格, SeverinoをAAAにオプション
8/27 ColeをAAAにオプション、FeddeとRafael Bautisitaが再昇格
8/28 ScherzerとJayson WerthがDLから復帰し、Andrew Stevenson, Fedde, BautistaをAAAにオプション
8/29 Trea TurnerがDLから復帰, Adrian SanchezをAAAにオプション


2017/08/28

8/27 (game 1) Feddeの不安な球速

L5-6 Mets (Season 77-51)
Fedde 6.0IP 5ER 7H 2BB 5K
Blanton(L2-3) 1.1IP 1ER 1H 1K
Kendrick 3/4 SF RBI
De Aza 2/4 double triple SF R 2RBI
Bautista 2/4 R
Wieters 2/5 R

ダブルヘッダーの第1試合。この試合のために再昇格したErick Feddeが先発。初回、先頭打者からシングル、死球の後、3番のAbsdrubal Cabreraに3ランを被弾。3回はそのCabreraを歩かせた後、続くWilmer Floresに2ランを打たれ、結局6回5失点。という内容も決して芳しいものではありませんでしたが、それ以上に注目を集めたのが球速。以前の登板時には95マイル程度まで出ていたのに、今回は90マイルを超えるのがやっと。かなり心配な球速の低下です。試合後に本人が語ったところによるとシーズンで蓄積された疲れからだということですが、マイナーも含めたシーズンイニング数は105回2/3であり、これは昨シーズンの121イニングにもまだ達していません。今季はメジャーとマイナーを、さらには先発とブルペンを行ったり来たりしたことで疲労がたまりやすかったのかもしれないとも言えますが、やはり心配です。以前、シーズン終盤からポストシーズンにブルペン要員として貢献することも期待していましたが、この状態なら、将来を考え、早めにシーズンを終了させたほうがいいようにも思います。

さて、序盤で0-5とリードされましたが、その後、5,6,7回に反撃し、いったんは5-5の同点に追い付きました。相変わらずホームランは出ませんが、まあコツコツと。流れはナショナルズ、のはずでしたが、8回表2アウトからJoe BlantonがAmed Rosarioにソロ本塁打を打たれ、結局これが決勝点となりました。その後も8回裏には無死1,2塁のチャンスを作りましたが、無得点。9回裏には2死1塁(代走のEdwin Jackson)からのDaniel Murphyの二塁打でJacksonが一気にホームを狙いましたがタッチアウト。キャッチャーがホームプレートをブロックしているようにしか見えませんでしたが、ナショナルズの抗議も実らず試合終了。後味の悪い終わり方でした。