続いてポストシーズン編。思い出すのも鬱ですが、何とか書き切りました。
レギュラーシーズン1位の成績を収めたナショナルズ。今季から追加されたワイルドカードゲームを勝ち上がったカージナルスとディビジョンシリーズを戦うことになりました。前年のワールドシリーズチャンピオン。最後は、その経験の差が出た、ということでしょうか・・・・。
第1戦、伏兵Tyler Mooreの活躍により3-2で先勝。これでシリーズを優位に進めるかと思われましたが、第2戦はJordan Zimmermannが、そしてワシントンに戻った第3戦ではEdwin Jacksonが早々につかまりいいところなく連敗。
Strasburgをシャットダウンしたのが間違いだったとかなんとか雑音がやかましくなりましたが、それを黙らせたのが第4戦の先発Ross Detwiler。6イニングを自責点0という快投を演じると、7回からはJordan Zimmerman、Tyler Clippard、Drew Storenの3人がなんと8奪三振。そして1-1で迎えた9回裏。Jason Werthが13球目をレフトスタンドに叩き込んでのサヨナラ勝ち。今季一番の歓喜の瞬間でした。翌朝のワシントンポストは大事にとってあります(笑)。
これで、このシリーズの勝ちは間違いないと思いました。
迎えた第5戦。3回を終えて6-0とリードした時には、思いは確信に代わりました。
じわりじわりと追い上げられても、負けるはずはないと思って見ていました。
8回裏にKurt Suzukiのタイムリーが出て2点にリードを広げ、9回表のマウンドには9月半ばにクローザーに復帰してから14試合に登板してわずかに1失点のDrew Storen。
このマジカルなシーズンがここで終わる理由は何もないはずでした。
あと1球だったんです。ほんとに。2死3塁。打者Yadier Molina。カウント2-2。ボール、ボール。2死1,3塁。打者David Freese。カウント1-2。ボール、ボール。え、今の入ってるんじゃないの・・・。ボール。満塁。打者Daniel Descalsoに初球を弾き返されて同点・・・。ショックを隠しきれないうちに次のPete Kozmaが逆転打・・・。なんだか訳の分からないままの出来事でした。
歓喜から奈落の底へ突き落とされるとはまさにこのこと。Molinaの場面かFreeseの場面かは覚えていませんが、球場のナショナルズファンの子どもが満面の笑顔でテレビに映されていました。あの子はあの後どうしたんでしょう。あの子の笑顔を奪った上記4人。絶対許さないからな! ええ、逆恨みってやつですよ(笑)。
これまで当ブログでは、勝手ながら My Enemy Number 1にMark Teixeiraを、Number 2にZach Greinkeを認定してきましたが、今回この4人をまとめてNumber 3に認定させて頂きます。本当はカージナルスというチームにしたいくらいですが、まあそういうわけにもいかないので代表として4人にします。
ところで、1つ気がかりなのは、あれだけのショックを受けたStorenが何の後遺症もなく立ち直ってくれるかどうか。この苦い経験を糧にして、一回り大きな選手になってくれることを願うばかりです。そしてチームには、来年こそポストシーズンを勝ち抜いてくれることを期待します。
2012/12/28
2012/12/22
Jacksonはカブス、Gorzelannyがブリューワーズへ
シーズン終了後ナショナルズからFAとなっていたEdwin Jacksonがカブスと4年5200万ドルという大型契約で合意しました。昨オフは思ったような契約が得られず、ナショナルズと1年契約。しっかりローテーションを守ってしっかりした成績を残し、再度FA市場に参戦。念願の長期契約を手にしました。しかも、トレード拒否条項付き。5度のトレードを経験し、これまで7球団を渡り歩いた(たらいまわしにされてきた)Jacksonでしたが、ようやくシカゴで落ち着くことができそうです。心から、良かったね、と言ってあげたいです。
ちなみに、昨オフまでの代理人はScott Borasでしたが、長く待ち過ぎて失敗したと評価したのでしょう、シーズン中に代理人を変えていました。
一点疑問が残るとすれば、ドラフト補償ピックをもらうための約1300万ドルの1年契約をナショナルズが提示しなかったこと。上記のように長期契約を求めるJacksonの意思は比較的明らかだったので、提示しても拒否されていただろうにと残念でなりません。このような巨額契約を得られる選手と見ていなかったということでしょうから、フロントの判断ミスといわざるを得ません。(可能性として考えられるのは、今季契約を結んだ際に、そのような契約をオファーしないという合意があった可能性。ドラフト指名権を失うとなるとオファーを躊躇する球団が出てくるため、選手にとっては不利となりますから、Jacksonがそのような要求をしていても不思議はありません。)
++++++++++++++++++++++
もう1人、ノン・テンダーFAとなったTom Gorzelannyがブリューワーズと2年570万ドルで合意。
ナショナルズが保有しようとすれば年俸調停を経て1年300万ドル以上だったでしょうから、やはり市場価値はそこまでなかったということ。それでも、2年契約を得たのは立派。ナショナルズブルペンでの活躍が評価されたというのは嬉しいですね。ブリューワーズでも基本的にブルペンに入ると見られますが、ローテーション下位は流動的なので、先発機会もあるかもしれません。
ちなみに、昨オフまでの代理人はScott Borasでしたが、長く待ち過ぎて失敗したと評価したのでしょう、シーズン中に代理人を変えていました。
一点疑問が残るとすれば、ドラフト補償ピックをもらうための約1300万ドルの1年契約をナショナルズが提示しなかったこと。上記のように長期契約を求めるJacksonの意思は比較的明らかだったので、提示しても拒否されていただろうにと残念でなりません。このような巨額契約を得られる選手と見ていなかったということでしょうから、フロントの判断ミスといわざるを得ません。(可能性として考えられるのは、今季契約を結んだ際に、そのような契約をオファーしないという合意があった可能性。ドラフト指名権を失うとなるとオファーを躊躇する球団が出てくるため、選手にとっては不利となりますから、Jacksonがそのような要求をしていても不思議はありません。)
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もう1人、ノン・テンダーFAとなったTom Gorzelannyがブリューワーズと2年570万ドルで合意。
ナショナルズが保有しようとすれば年俸調停を経て1年300万ドル以上だったでしょうから、やはり市場価値はそこまでなかったということ。それでも、2年契約を得たのは立派。ナショナルズブルペンでの活躍が評価されたというのは嬉しいですね。ブリューワーズでも基本的にブルペンに入ると見られますが、ローテーション下位は流動的なので、先発機会もあるかもしれません。
2012/12/16
Lannanがフィリーズと契約
John Lannanがフィリーズと契約。
「よりによって」という印象ですが、どこに行ってもLannanはLannan。これからも応援していきます。私だけでなく多くのナショナルズファンも、決して裏切り者という印象は持っていない様子。ナショナルズパークで投げることがあってもブーイングを浴びることはないでしょう。
1年250万ドルで、インセンティブを満たすと500万ドルという契約。もうちょっといい契約はなかったのかと思いますが、まずはメジャーのローテーション投手としてきちんと評価されたことで良しとしましょう。
戦力的にはマッチします。Roy Halladay、Cliff Lee、Cole Hamelsの三本柱は揃っているものの、今季併せて43試合に先発したJoe BlantonとVance Worleyがいなくなり、Kyle Kendrick以外はメジャーで結果を残していないマイナー投手(Tyler Cloyd等)しか残っていない状況。実績のある先発投手があと1人は必要でした。Halladayは故障リスクがそろそろ大きくなっていることも考えると、Lannanのようなシーズン通して計算できる投手は打ってつけ。期待されているはずです。
「よりによって」という印象ですが、どこに行ってもLannanはLannan。これからも応援していきます。私だけでなく多くのナショナルズファンも、決して裏切り者という印象は持っていない様子。ナショナルズパークで投げることがあってもブーイングを浴びることはないでしょう。
1年250万ドルで、インセンティブを満たすと500万ドルという契約。もうちょっといい契約はなかったのかと思いますが、まずはメジャーのローテーション投手としてきちんと評価されたことで良しとしましょう。
戦力的にはマッチします。Roy Halladay、Cliff Lee、Cole Hamelsの三本柱は揃っているものの、今季併せて43試合に先発したJoe BlantonとVance Worleyがいなくなり、Kyle Kendrick以外はメジャーで結果を残していないマイナー投手(Tyler Cloyd等)しか残っていない状況。実績のある先発投手があと1人は必要でした。Halladayは故障リスクがそろそろ大きくなっていることも考えると、Lannanのようなシーズン通して計算できる投手は打ってつけ。期待されているはずです。
2012/10/29
ワールドシリーズも終わりましたね
今日でワールドシリーズも終わりました。ナショナルズに勝ったカージナルスはジャイアンツにNLCSの7戦目で敗れ去り、そのジャイアンツがタイガースをスウィープしてワールドシリーズ優勝したらしいです。ほとんど見てませんでしたが。
その間、ナショナルズには特に大きな動きはありませんでした。Ryan Zimmermanがシーズン中から予定されていた右肩の手術を受けたとか、Adam LaRocheとの契約延長交渉が進んでいるとかいないとかという程度。
これからいよいよオフシーズンが本格化しますが。まずはこれから5日間の間に、LaRocheとの再契約に達するかどうか、それからEdwin Jacksonに対して1300万ドル強の来季契約をオファーするかどうか(オファーしてJacksonが他球団と契約した場合は来年のドラフトで補償指名権がもらえます)が注目されます。結果次第では両選手はFAとなります。この他、5日後にFAとなる予定の選手は以下の通り。少ないです。
PHP 王建民
LHP Sean Burnett (相互オプションをBurnett側が破棄する見通し)
LHP Michael Gonzalez
LHP Zach Duke
INF Mark DeRosa
アリゾナ秋季リーグは3週目を終了。ここまではBrian Goodwin (.349/.440/.744)、Matthew Skole(.342/.468/.579)の2人が好結果を残しています。特にGoodwinは第3週に入って一気に調子を上げてきました。Anthony Rendon(.231/.340/.333)はやや鈍い滑り出し。投手陣はまずまずといったところ。追ってアップデートします。
オフなのでぼちぼちいきます。
その間、ナショナルズには特に大きな動きはありませんでした。Ryan Zimmermanがシーズン中から予定されていた右肩の手術を受けたとか、Adam LaRocheとの契約延長交渉が進んでいるとかいないとかという程度。
これからいよいよオフシーズンが本格化しますが。まずはこれから5日間の間に、LaRocheとの再契約に達するかどうか、それからEdwin Jacksonに対して1300万ドル強の来季契約をオファーするかどうか(オファーしてJacksonが他球団と契約した場合は来年のドラフトで補償指名権がもらえます)が注目されます。結果次第では両選手はFAとなります。この他、5日後にFAとなる予定の選手は以下の通り。少ないです。
PHP 王建民
LHP Sean Burnett (相互オプションをBurnett側が破棄する見通し)
LHP Michael Gonzalez
LHP Zach Duke
INF Mark DeRosa
アリゾナ秋季リーグは3週目を終了。ここまではBrian Goodwin (.349/.440/.744)、Matthew Skole(.342/.468/.579)の2人が好結果を残しています。特にGoodwinは第3週に入って一気に調子を上げてきました。Anthony Rendon(.231/.340/.333)はやや鈍い滑り出し。投手陣はまずまずといったところ。追ってアップデートします。
オフなのでぼちぼちいきます。
2012/10/13
[NLDS G5] あと1球だったのに
L7-9 Cardinals (Series 2-3)
Gio 5.0IP 3ER 5H 4BB 5K
Storen(L) 1.0IP 4ER 3H 2BB 2K
Zimmerman 2/5 double HR(2) 2R 2RBI K
Harper 2/5 triple HR(1) 2R 2RBI 2K
Morse 2/4 HR(1) R 2RBI
Werth 1/5 double R
Suzuki 3/4 RBI
[以下は、テレビ中継を見ながら同時並行で書いたものです。]
ナショナルズの先発メンバーは以下の通り。打率1割未満と大不振のBryce Harper、Danny Espinosaを含め、全5試合不動のメンバーで今日も臨みました。
RF Jayson Werth
CF Bryce Harper
3B Ryan Zimmerman
1B Adam LaRoche
LF Michael Morse
SS Ian Desmond
2B Danny Espinosa
C Kurt Suzuki
P Gio Gonzalez
注目の1回表、Gio Gonzalezが先頭打者のJon Jayに対していきなり3ボールで入る立ち上がり。またかよ勘弁してくれよという気分でしたが、今日の立ち直りは早かった。1球ストライクの後の投球をセンターライナーで討ち取ると、続く3人の打者(2番のCarlos Beltranにはシングルを打たれましたが)に対してはいずれもストライクから入り、無失点。最初の3分間を除けば上々といっていい立ち上がり。
そして1回裏。昨日の勢いそのままに先頭のJason Werthがレフトへ二塁打で出塁すると、Bryce Harperが左中間の一番深いところへフェンス直撃の三塁打を打って先制。さらに、続くRyan Zimmermanの打球は右中間のフェンスを越える2ランで、あっという間に3点を先制しました。
2回、3回とGioが無難に抑えると、さらに3回裏。Harperが右中間へ今度は文句にフェンスを越える会心の一撃のソロ本塁打。さらにさらに、二塁打で出塁のZimmermanを置いて、Michael Morseがレフトのブルペンに飛び込む2ラン。6-0としたところでカージナルス先発のAdam Wainwrightをノックアウト。球場は大熱狂。
4回表、先頭のBeltranに四球を与え、続くMatt Holidayに三塁線を破られて1点を返されましたが、それ以上の失点は許さず。最後は2死3塁で昨年ポストシーズンのヒーローDavid Freeseを真ん中低めの速球で見逃し三振!
7番から始まった5回表。しっかり抑えたいところでしたが、二塁打、シングル、四球で無死満塁・・・。1番のJayは二塁へのショートフライに討ち取りましたが、次のBeltranの打席でワイルドピッチで1失点。さらにBeltranを歩かせて再び満塁。Holidayを投ゴロ本塁封殺で2死満塁としましたが、続くAllen Craigに押し出し四球。さらにYadier Molinaに対しても2ボールとして、正直限界な気分でしたが、何とか右飛でイニング終了。よく2点で終わったというべきか。この回だけで36球も投げてしまい、計99球。
6回からはナショナルズもブルペン投入。まずはCraig Stammen。このシリーズ1~3戦に投げていずれも良くなかったにも関わらず、それでも起用し続けるJohnson監督。今日は先頭のFreeseにシングルを打たれたものの2者を抑え、2死1塁として降板。左の代打が出されたのに応じて呼ばれたのはSean Burnett。こちらも前回登板は1回持たず4失点(自責点3)と散々でしたが、今日はしっかり一ゴロに討ち取りました。
7回表にはEdwin Jacksonを投入。立ち上がりにいつも不安のあるJacksonをブルペン起用?! しかも捕手はKurt Suzukiのまま。不安が的中し、四球、二塁打で無死2,3塁のピンチ・・・。Beltranに二塁打を打たれたのはやはり甘い速球。速球は狙われているとさすがにSuzukiも気付いたのか、ここから変化球主体の投球に変更。Holidayの当たり損ねの遊ゴロの間に1点を失いましたが、なんとかダメージはそれだけで切り抜けました。
なんとか追加点が欲しいナショナルズでしたが、3回のMorseの本塁打以降、カージナルス・ブルペンにほとんど完璧に押さえ込まれ、出した走者はシングルと四球の計2人のみ。2点リードのままでTyler Clippard、Drew Storenの必勝リレーにつなぐことになりました。
ところが、8回表、Clippardが先頭打者のDaniel Descalsoにライトのブルペンに運ばれてしまい1点差。もう手に汗握るなんていう言葉では生易しいほどの緊張感の中でしたが、続く3人の打者は難なく抑えました。
8回裏。今こそ追加点が欲しい。カージナルスのクローザーJason Motteに対して、LaRoche、Morseが連打、Desmondが緩い三ゴロで1死1,3塁とチャンスを作りましたが、Espinosaはあっさりと一邪飛に倒れ2死(ま、予想は三振でしたが)。ここでも追加点ならずか、と意気消沈しかけたところでしたが、シーズン終盤に何度も見た光景がここでも再現。Suzukiがセンター前にタイムリーを放ち、貴重な貴重な追加点! この1点は大きい。
いよいよ9回表。マウンドには守護神に復帰したDrew Storen。
・先頭打者のBeltranはセンターオーバーの二塁打。
・Holidayは三ゴロで1死。Beltranは3塁へ行ったが、気にしない気にしない。
・Craigはカウント2-2から外低めのスライダーに空振り三振! あと1人!
・Molinaは追い込みながら四球。
・Freeseも追い込みながら四球で2死満塁。どこまで緊張させるんだ!
・Descalsoが初球を叩いた打球はショートDesmondのグラブを弾く2点タイムリー。7-7同点。
・Kozmaに対してもカウント2-2と追い込みながら、ライト前に運ばれる2点タイムリー。7-9。
・Motteが三振してようやく終了。
ううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううう。
ううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううう。
9回裏。頼むよ。頼む。このまま終わるなんて、あんまりだ。
・Werthは右飛。
・Harperは高めのボールを空振りして三球三振。
・Zimmermanが二飛で試合終了。
終わった。
あと1球だったのに。
ちょっとしばらく立ち直れそうにないです。
あと1球だったのに。
ちょっとしばらく立ち直れそうにないです。
2012/10/11
[NLDS G4] Werth 劇的サヨナラ弾!
W2x-1 Cardinals (Series 2-2)
Detwiler 6.0IP 0ER(1R) 3H 3BB 2K
Zimmermann 1.0IP 0ER 3K
Clippard 1.0IP 0ER 1BB 3K
Storen(W) 1.0IP 0ER 1BB 2K
LaRoche 1/2 HR(2) R RBI BB
Werth 1/4 HR(1) R RBI K
まずはこのリンク先の音声を聞いてください。テレビは全国ネットのTBSだったため実況も中立的でしたが、この音声は地元ラジオ局でシーズン全試合を中継してきたCharlie Slowesの実況。あまりの大歓声に聞き取りにくいと思いますが、興奮は十二分に伝わるはず。これです。この雰囲気がたまりません。明日はテレビを消音にしてラジオを聞きたいような気もしますが、なぜか(おそらく大人の事情により)ラジオのほうがテレビより微妙に早いと決まっているため、はっきり言って気持ち悪いので止めておきます。ええ、でも明日は午後8時37分プレーボール。試合開始から完全テレビ観戦できる予定です。
今日はといえば、帰宅してテレビを点けたのが8回裏打者Kurt Suzukiが四球で歩いた場面から。続くChad Tracy があえなく三振し、9回表のDrew Storenの熱気あふれる投球を見て、そして9回裏。打者Jason Werthの全13球、しっかり見ましたよ。フェンスを越えたと確信した瞬間、歓喜で文字通り飛び上がらせて頂きました。
+++++++++++++++++++++++++
試合は、ナショナルズのRoss DetwilerとカージナルスのKyle Lohseの両先発、さらにブルペンもが好投する投手戦。
このシリーズこれまでの3人の先発がいずれも序盤にもたついた後に出てきただけに、Detwilerにかかったプレッシャーは大きかったはずですが、それをものともしない好投。ランナーを出しながらもしっかり後続を打ちとっていきました。失点は四球、犠打、ショートIan Desmondのエラーで1死1,3塁とされた後の犠飛によるものという不運な非自責点のみ。あっさり勝てた試合ならMVPに値する投球でした。このシリーズで登板した4人の先発投手では明らかに一番の内容。この試合の前にはStephen Strasburgをシャットダウンしたのは失敗だったのではないかという趣旨の記事も出回っていましたが(FOXのKen Rosenthal、君だよ)、StrasburgがシャットダウンされていなければDetwilerの先発はなかったわけで、この試合の投球内容だけでもStrasburgをシャットダウンしたのは間違いでなかったと言って良いと思います(私は元々シャットダウンに何の疑いも持っていませんが)。
とはいえ打線は、Lohseと8回に登板したMitchell Boggsの前に今日も沈黙し、Detwilerを援護できず。昨日までは「得点圏に走者を置いて打てない」でしたが、今日は「そもそも得点圏に走者を置けない」でした。得点は2回のAdam LaRocheのソロ本塁打による1点のみ。8回までの他の走者は、4回のシングル安打のRyan Zimmerman、7回のLaRocheの四球、8回のSuzukiの四球の3人のみ。つまり、今日のナショナルズ打線は得点圏に走者を置いての打席が一度もなかったことになります。
しかし、ナショナルズ・ブルペンも負けていません。まず7回表には第2戦で3回5失点と打ち込まれたJordan Zimmermannが登板し、三者連続三振で雪辱。8回表はTyler Clippardが1四球を挟みながらやはり3奪三振。そして9回表はStorenが2者連続三振の後、四球を出しましたが、続くMatt Carpenterをどん詰まりのショートフライに討ち取りました。このまま負けてたまるかという気迫のこもった投球で、地元ファンをどんどん盛り上げていきました。
そして舞台は冒頭の9回裏打者Jason Werthに戻ります。マウンドにはこの回から登板のLance Lynn。あっさり2球で追い込まれながら、粘って粘って粘っての13球目。ようやく真ん中に来た96マイルの速球を叩いた打球はレフトのカージナルスのブルペンへ飛び込むサヨナラ弾。Mike Rizzo GMをして「今シーズン最高の打席だった」と言わしめた素晴らしい打席でした。
締めくくりはWerth自身のコメントで。"This is what you play all season for. This is why you work out all winter. This is why you start playing T-ball when you're four. This is baseball, man. This is why you play."
明日、決戦です。
MVP: Jason Werth
+++++++++++++++++++++++++
NLDSのもう1つのカードでは、2連敗の後の3連勝(しかも地元で連敗した後に敵地で3連勝)でレッズを下したジャイアンツがNLCS進出を決めました。
待ってろ、ジャイアンツ!
Detwiler 6.0IP 0ER(1R) 3H 3BB 2K
Zimmermann 1.0IP 0ER 3K
Clippard 1.0IP 0ER 1BB 3K
Storen(W) 1.0IP 0ER 1BB 2K
LaRoche 1/2 HR(2) R RBI BB
Werth 1/4 HR(1) R RBI K
まずはこのリンク先の音声を聞いてください。テレビは全国ネットのTBSだったため実況も中立的でしたが、この音声は地元ラジオ局でシーズン全試合を中継してきたCharlie Slowesの実況。あまりの大歓声に聞き取りにくいと思いますが、興奮は十二分に伝わるはず。これです。この雰囲気がたまりません。明日はテレビを消音にしてラジオを聞きたいような気もしますが、なぜか(おそらく大人の事情により)ラジオのほうがテレビより微妙に早いと決まっているため、はっきり言って気持ち悪いので止めておきます。ええ、でも明日は午後8時37分プレーボール。試合開始から完全テレビ観戦できる予定です。
今日はといえば、帰宅してテレビを点けたのが8回裏打者Kurt Suzukiが四球で歩いた場面から。続くChad Tracy があえなく三振し、9回表のDrew Storenの熱気あふれる投球を見て、そして9回裏。打者Jason Werthの全13球、しっかり見ましたよ。フェンスを越えたと確信した瞬間、歓喜で文字通り飛び上がらせて頂きました。
![]() |
| (Photo by Robb Carr of Getty Images) |
試合は、ナショナルズのRoss DetwilerとカージナルスのKyle Lohseの両先発、さらにブルペンもが好投する投手戦。
このシリーズこれまでの3人の先発がいずれも序盤にもたついた後に出てきただけに、Detwilerにかかったプレッシャーは大きかったはずですが、それをものともしない好投。ランナーを出しながらもしっかり後続を打ちとっていきました。失点は四球、犠打、ショートIan Desmondのエラーで1死1,3塁とされた後の犠飛によるものという不運な非自責点のみ。あっさり勝てた試合ならMVPに値する投球でした。このシリーズで登板した4人の先発投手では明らかに一番の内容。この試合の前にはStephen Strasburgをシャットダウンしたのは失敗だったのではないかという趣旨の記事も出回っていましたが(FOXのKen Rosenthal、君だよ)、StrasburgがシャットダウンされていなければDetwilerの先発はなかったわけで、この試合の投球内容だけでもStrasburgをシャットダウンしたのは間違いでなかったと言って良いと思います(私は元々シャットダウンに何の疑いも持っていませんが)。
とはいえ打線は、Lohseと8回に登板したMitchell Boggsの前に今日も沈黙し、Detwilerを援護できず。昨日までは「得点圏に走者を置いて打てない」でしたが、今日は「そもそも得点圏に走者を置けない」でした。得点は2回のAdam LaRocheのソロ本塁打による1点のみ。8回までの他の走者は、4回のシングル安打のRyan Zimmerman、7回のLaRocheの四球、8回のSuzukiの四球の3人のみ。つまり、今日のナショナルズ打線は得点圏に走者を置いての打席が一度もなかったことになります。
しかし、ナショナルズ・ブルペンも負けていません。まず7回表には第2戦で3回5失点と打ち込まれたJordan Zimmermannが登板し、三者連続三振で雪辱。8回表はTyler Clippardが1四球を挟みながらやはり3奪三振。そして9回表はStorenが2者連続三振の後、四球を出しましたが、続くMatt Carpenterをどん詰まりのショートフライに討ち取りました。このまま負けてたまるかという気迫のこもった投球で、地元ファンをどんどん盛り上げていきました。
そして舞台は冒頭の9回裏打者Jason Werthに戻ります。マウンドにはこの回から登板のLance Lynn。あっさり2球で追い込まれながら、粘って粘って粘っての13球目。ようやく真ん中に来た96マイルの速球を叩いた打球はレフトのカージナルスのブルペンへ飛び込むサヨナラ弾。Mike Rizzo GMをして「今シーズン最高の打席だった」と言わしめた素晴らしい打席でした。
締めくくりはWerth自身のコメントで。"This is what you play all season for. This is why you work out all winter. This is why you start playing T-ball when you're four. This is baseball, man. This is why you play."
![]() |
| (Photo by Preston Keres) |
MVP: Jason Werth
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NLDSのもう1つのカードでは、2連敗の後の3連勝(しかも地元で連敗した後に敵地で3連勝)でレッズを下したジャイアンツがNLCS進出を決めました。
待ってろ、ジャイアンツ!
[NLDS G3] 史上最多観衆もいいところなく大敗
L0-8 Cardinals (Series 1-2)
Jackson(L) 5.0IP 4ER 8H 1BB 4K
Desmond 3/4 double
Zimmerman 2/4 K
実に79年ぶりとなるワシントンでのポストシーズン・ベースボール。平日のデーゲームにも関わらず、ナショナルズ・パーク史上最多の45,017人の観衆が押し寄せました。
が、試合が始まると、その大観衆の期待を完全に裏切ってしまいました。
まず先発のEdwin Jacksonが初回2死から連打で1点。2回には連打で2人の走者を置いて、8番のPete Kozmaにレフトスタンドへ3ランを許し、完全に劣勢となってしまいました。初球、簡単にストライクを取りに行った甘い速球を叩かれました。3回以降、スライダーを多投するようになって3印具を無失点に抑えたことを思うと、序盤の配球に問題があったようです。捕手Kurt Suzukiとのコンビネーションというか相性というか、とにかくなぜJesus Flores を使わなかったのか疑問でなりません。
打線は残塁の山。カージナルスのChris Carpenterが良かったのかと言えば、球速も出でいなかったし、そうでもなかったはず。6回までは実に毎回安打。さらにエラーと2四球もあり、10人も走者を出し、なおかつ併殺打もなかったのに、とうとう最後まで得点できませんでした。得点圏に走者を置いた場面ではチームで8打数ノーヒットという勝負弱さ。気負い、なんでしょうか。そうなんでしょうね。それもこれも、序盤の失点が原因に感じます。
そしてブルペンも踏ん張れず、ずるずると失点。終わってみれば0-8というワンサイドゲームでした。
明日も(というか今日も)午後4時試合開始。終盤は少しだけテレビで見ることができるかもしれませんが、このままではほとんど観戦できないまま、せっかくのポストシーズンが終わってしまいます。何とか勝って、明後日の午後8時試合開始につなげてください。お願い。
Jackson(L) 5.0IP 4ER 8H 1BB 4K
Desmond 3/4 double
Zimmerman 2/4 K
実に79年ぶりとなるワシントンでのポストシーズン・ベースボール。平日のデーゲームにも関わらず、ナショナルズ・パーク史上最多の45,017人の観衆が押し寄せました。
が、試合が始まると、その大観衆の期待を完全に裏切ってしまいました。
まず先発のEdwin Jacksonが初回2死から連打で1点。2回には連打で2人の走者を置いて、8番のPete Kozmaにレフトスタンドへ3ランを許し、完全に劣勢となってしまいました。初球、簡単にストライクを取りに行った甘い速球を叩かれました。3回以降、スライダーを多投するようになって3印具を無失点に抑えたことを思うと、序盤の配球に問題があったようです。捕手Kurt Suzukiとのコンビネーションというか相性というか、とにかくなぜJesus Flores を使わなかったのか疑問でなりません。
打線は残塁の山。カージナルスのChris Carpenterが良かったのかと言えば、球速も出でいなかったし、そうでもなかったはず。6回までは実に毎回安打。さらにエラーと2四球もあり、10人も走者を出し、なおかつ併殺打もなかったのに、とうとう最後まで得点できませんでした。得点圏に走者を置いた場面ではチームで8打数ノーヒットという勝負弱さ。気負い、なんでしょうか。そうなんでしょうね。それもこれも、序盤の失点が原因に感じます。
そしてブルペンも踏ん張れず、ずるずると失点。終わってみれば0-8というワンサイドゲームでした。
明日も(というか今日も)午後4時試合開始。終盤は少しだけテレビで見ることができるかもしれませんが、このままではほとんど観戦できないまま、せっかくのポストシーズンが終わってしまいます。何とか勝って、明後日の午後8時試合開始につなげてください。お願い。
2012/10/10
[NLDS G2] Zimmermannがつかまり大敗
L4-12@STL (Series 1-1)
Zimmermann 3.0IP 5ER 7H 0BB 2K
Zimmerman 2/4 HR(1) R 2RBI K
Morse 2/4
LaRoche 1/4 HR(1) R RBI BB K
2回表に1点先制しながら、その裏逆転されるところまでは同じでしたが、その後の展開は昨日とは違いました。悪くても何とか立て直せたGioと、そのままずるずる行ってしまったJordan Zimmermannの違いということでしょうか。
カージナルス先発のJaime Garciaの状態は決して良くなく、初回は2つの四球、2回もシングルと四球でランナーを出すことに成功し、2回表1死1,2塁の場面で、Zimmermannが自らライト前に運んで1点を先制。しかし逆に、この2回までにもっとしっかり得点できなかったことが響くことになりました。
1点リードで迎えた2回裏。初回は三者凡退に抑えていたZimmermannが5本の安打を集められて4失点。さらに3回裏にもAllen Craigにレフトスタンドに運ばれるソロ本塁打を浴びて、計5失点で降板という散々な結果。カージナルス戦にはレギュラーシーズンで通算5試合に登板して防御率9.12という相性の悪さが気になっていましたが、そのまま出てしまいました。
さらに4回裏には連投となったCraig Stammenが2点を失い、この時点で1-7。5回表にRyan Zimmerman、Adam LaRocheの2者連続本塁打が出ましたが、時既に遅し。4点差以内に詰め寄ることはできず、8回裏にSean Burnettが打ち込まれて大敗に終わりました。
シリーズ1勝1敗でいよいよワシントンでのポストシーズン開幕戦。と思ったら、デーゲーム。水曜日1時試合開始なんてテレビでさえ見れないよ・・・。
Zimmermann 3.0IP 5ER 7H 0BB 2K
Zimmerman 2/4 HR(1) R 2RBI K
Morse 2/4
LaRoche 1/4 HR(1) R RBI BB K
2回表に1点先制しながら、その裏逆転されるところまでは同じでしたが、その後の展開は昨日とは違いました。悪くても何とか立て直せたGioと、そのままずるずる行ってしまったJordan Zimmermannの違いということでしょうか。
カージナルス先発のJaime Garciaの状態は決して良くなく、初回は2つの四球、2回もシングルと四球でランナーを出すことに成功し、2回表1死1,2塁の場面で、Zimmermannが自らライト前に運んで1点を先制。しかし逆に、この2回までにもっとしっかり得点できなかったことが響くことになりました。
1点リードで迎えた2回裏。初回は三者凡退に抑えていたZimmermannが5本の安打を集められて4失点。さらに3回裏にもAllen Craigにレフトスタンドに運ばれるソロ本塁打を浴びて、計5失点で降板という散々な結果。カージナルス戦にはレギュラーシーズンで通算5試合に登板して防御率9.12という相性の悪さが気になっていましたが、そのまま出てしまいました。
さらに4回裏には連投となったCraig Stammenが2点を失い、この時点で1-7。5回表にRyan Zimmerman、Adam LaRocheの2者連続本塁打が出ましたが、時既に遅し。4点差以内に詰め寄ることはできず、8回裏にSean Burnettが打ち込まれて大敗に終わりました。
シリーズ1勝1敗でいよいよワシントンでのポストシーズン開幕戦。と思ったら、デーゲーム。水曜日1時試合開始なんてテレビでさえ見れないよ・・・。
2012/10/09
[NLDS G1] Moore殊勲の逆転打!
W3-2@STL (Series 1-0)
Gio 5.0IP 2ER 1H 7BB 5K
Mattheus(W) 1.0IP 0ER
Clippard(H) 1.0IP K 0ER
Storen(S) 1.0IP K 0ER
Moore 1/1 2RBI
Desmond 3/4 R
Suzuki 1/3 RBI BB K
痺れる試合だったようです(リアルタイムで終えなかったので、こういう表現にならざるを得ません。実に残念)。
初戦の緊張からか寒さからか、先発のGio Gonzalezがストライクを投げることができず。1回から2回にかけて打者9人に続けて初球ボール。そのうち、7,8,9番の3人を含む5人に四球。2回にワイルドピッチと犠飛で2失点しましたが、むしろよく2失点で終わったなという内容。
打線も、2回にKurt Suzukiのタイムリーで幸先良く先制したものの、その後はカージナルス先発のAdam Wainwrightの前に7回まで得点できず。全く打てなかったわけではなく、ヒットは毎回のように出て、特に4~6回は先頭打者がシングルで出塁しましたが、後が続かず無得点。特に2回2死満塁で内野ゴロに倒れていたJason Werthが、6回2死満塁で空振り三振に倒れた時点で、ナショナルズファンのいらいらは最高潮に達していたようです。
しかし試合は次第にナショナルズの流れになっていきます。2回終了時点で既に57球を投げて、長くはもたないと思われたGioが3回以降立ち直り、結局それ以上失点することなく5回まで投げきりました。そしてWerth。6回裏1死1塁の場面で、Daniel Descalsoのフェンスをぎりぎりで越えたはずの打球でを、ライトWerthが夕方の影で難しかしかったはずですがフェンス際でジャンプしてキャッチ。2ラン本塁打を防ぎました(動画)。さらに続く7回裏。Craig Stammenが作った無死満塁のピンチに登板したRyan Mattheusが奇跡的な好救援。まず第1球目を打ったAllen Craigの遊ゴロをIan Desmondが落ち着いて本塁に送球して1死。続くYadier Molinaもやはり初球を打って三ゴロ。緩い打球でしたが、Ryan Zimmerman、Danny Espinosa、Adam LaRocheと転送して併殺。なんとわずか2球で3アウトを記録しました(動画)。
「ピンチの後にチャンスあり」の格言通り、こうなればナショナルズにチャンスが来ないはずがありません。8回表、先頭のMichael Morseがショートのエラーで出塁すると、続くDesmondのこの日3本目のシングルで無死1,3塁の大チャンス。ところが簡単には得点できません。まず、ここまで3三振のEspinosaがバント。いいバントはいいバントだったようですが、虚を付かれた三塁走者のMorseは突入できず、結果はただの犠打。続くSuzukiは最近のクラッチぶりから大きな期待を集めましたが三振。2死2,3塁となり、ここでもまたチャンスを逃すのかという悪い(カージナルスにとっては最高の)雰囲気となりました。Mattheusへの代打Chad Tracy(左打者)がコールされると、カージナルスはMarc Rzepczynski(左投手)に交替。これに対して、Johnson監督が代打の代打として送り出したのが、Tyler Mooreでした。
ボール、ファール、ボール、ファールでカウント2-2からの5球目。外への速球に合わせた打球はライト前に落ちる殊勲の2点タイムリー(動画)。総立ちのカージナルスファンの歓声をため息に変えました。引っ張り専門のホームランバッターという印象が強いMooreですが、状況に、投球に応じた見事な打席でした。
こうなれば、8回裏はTyler Clippard(シーズン終盤の不振で心配していましたが完璧なピッチング)、そして9回はDrew Storenという必勝リレーで締めました。
敵地での初戦を勢いが付きそうな形で取りました。
MVP: Tyler Moore
Gio 5.0IP 2ER 1H 7BB 5K
Mattheus(W) 1.0IP 0ER
Clippard(H) 1.0IP K 0ER
Storen(S) 1.0IP K 0ER
Moore 1/1 2RBI
Desmond 3/4 R
Suzuki 1/3 RBI BB K
痺れる試合だったようです(リアルタイムで終えなかったので、こういう表現にならざるを得ません。実に残念)。
初戦の緊張からか寒さからか、先発のGio Gonzalezがストライクを投げることができず。1回から2回にかけて打者9人に続けて初球ボール。そのうち、7,8,9番の3人を含む5人に四球。2回にワイルドピッチと犠飛で2失点しましたが、むしろよく2失点で終わったなという内容。
打線も、2回にKurt Suzukiのタイムリーで幸先良く先制したものの、その後はカージナルス先発のAdam Wainwrightの前に7回まで得点できず。全く打てなかったわけではなく、ヒットは毎回のように出て、特に4~6回は先頭打者がシングルで出塁しましたが、後が続かず無得点。特に2回2死満塁で内野ゴロに倒れていたJason Werthが、6回2死満塁で空振り三振に倒れた時点で、ナショナルズファンのいらいらは最高潮に達していたようです。
しかし試合は次第にナショナルズの流れになっていきます。2回終了時点で既に57球を投げて、長くはもたないと思われたGioが3回以降立ち直り、結局それ以上失点することなく5回まで投げきりました。そしてWerth。6回裏1死1塁の場面で、Daniel Descalsoのフェンスをぎりぎりで越えたはずの打球でを、ライトWerthが夕方の影で難しかしかったはずですがフェンス際でジャンプしてキャッチ。2ラン本塁打を防ぎました(動画)。さらに続く7回裏。Craig Stammenが作った無死満塁のピンチに登板したRyan Mattheusが奇跡的な好救援。まず第1球目を打ったAllen Craigの遊ゴロをIan Desmondが落ち着いて本塁に送球して1死。続くYadier Molinaもやはり初球を打って三ゴロ。緩い打球でしたが、Ryan Zimmerman、Danny Espinosa、Adam LaRocheと転送して併殺。なんとわずか2球で3アウトを記録しました(動画)。
「ピンチの後にチャンスあり」の格言通り、こうなればナショナルズにチャンスが来ないはずがありません。8回表、先頭のMichael Morseがショートのエラーで出塁すると、続くDesmondのこの日3本目のシングルで無死1,3塁の大チャンス。ところが簡単には得点できません。まず、ここまで3三振のEspinosaがバント。いいバントはいいバントだったようですが、虚を付かれた三塁走者のMorseは突入できず、結果はただの犠打。続くSuzukiは最近のクラッチぶりから大きな期待を集めましたが三振。2死2,3塁となり、ここでもまたチャンスを逃すのかという悪い(カージナルスにとっては最高の)雰囲気となりました。Mattheusへの代打Chad Tracy(左打者)がコールされると、カージナルスはMarc Rzepczynski(左投手)に交替。これに対して、Johnson監督が代打の代打として送り出したのが、Tyler Mooreでした。ボール、ファール、ボール、ファールでカウント2-2からの5球目。外への速球に合わせた打球はライト前に落ちる殊勲の2点タイムリー(動画)。総立ちのカージナルスファンの歓声をため息に変えました。引っ張り専門のホームランバッターという印象が強いMooreですが、状況に、投球に応じた見事な打席でした。
こうなれば、8回裏はTyler Clippard(シーズン終盤の不振で心配していましたが完璧なピッチング)、そして9回はDrew Storenという必勝リレーで締めました。
敵地での初戦を勢いが付きそうな形で取りました。
MVP: Tyler Moore
NLDS 25人ロースター
NLDSのロースターが発表されていました。
先発ローテーションは予想通りの4人。John Lannanは入らず。短期決戦といいうことでブルペンが通常より1人多くなり、セプテンバーコールアップで結果を残したChristian Garciaが起用されました。
シーズン終盤の不動のラインナップは下記のとおりですが、注目はEdwin Jacksonが先発する第3戦の先発捕手。レギュラーシーズンではJesus FloresFloresがマスクを被った20試合のJacksonの防御率3.34に対して、Kurt Suzukiの日は4試合で9.87と大きな差がついています。
Starting Pitchers
1. Gio Gonzalez
2. Jordan Zimmermann
3. Edwin Jackson
4. Ross Detwiler
Bullpen
Drew Storen
Tyler Clippard
Sean Burnett
Craig Stammen
Ryan Mattheus
Michael Gonzalez
Tom Gorzelanny
Christian Garcia
Starting Lineup
RF Jayson Werth
CF Bryce Harper
3B Ryan Zimmerman
1B Adam LaRoche
LF Michael Morse
SS Ian Desmond
2B Danny Espinosa
C Kurt Suzuki
Bench
C Jesus Flores
IF Steve Lombardozzi
IF Chad Tracy
OF Roger Bernadina
OF Tyler Moore
2012/10/08
更新遅延中
時間がないので言い訳だけ。
カージナルスとのNLDS。2試合を終えて1勝1敗となったところですが、先日ちらっと予告したように、仕事の都合で全く観戦できてきません。初戦などは機上にいてリアルタイムで追うことさえできませんでした。(ちなみに、ワールドシリーズ1,2戦のタイミングでも出張予定が入っています。ふむむ)
第3戦にはワシントンに戻っている予定ですが、なんとデーゲーム。やっぱりテレビ観戦さえできない・・・。ヤンキースのテレビ中継がナイトゲームに優先されているそうです。やっぱりヤンキースは嫌いだ。
カージナルスとのNLDS。2試合を終えて1勝1敗となったところですが、先日ちらっと予告したように、仕事の都合で全く観戦できてきません。初戦などは機上にいてリアルタイムで追うことさえできませんでした。(ちなみに、ワールドシリーズ1,2戦のタイミングでも出張予定が入っています。ふむむ)
第3戦にはワシントンに戻っている予定ですが、なんとデーゲーム。やっぱりテレビ観戦さえできない・・・。ヤンキースのテレビ中継がナイトゲームに優先されているそうです。やっぱりヤンキースは嫌いだ。
2012/10/06
[Wild Card Game] いざセントルイスへ!
両リーグのワイルドカードゲームが開催され、ナ・リーグは、カージナルスがブレーブスに勝ちディビジョンシリーズ進出決定(STL 6-3 ATL)。
試合はポストシーズンらしい、面白い試合でした(全部は見ていませんが、流れはつかめました)。
序盤はブレーブスペース。2回表にYadier Molina の本塁打となるはずの打球をJason Heywardがキャッチする(動画)と、その裏、故障で本調子でないBrian McCannの代役で出場していた捕手のDavid Rossがまさかの先制2ラン。先発のKris Medlenは3回までに許した走者が死球の1人だけという期待通りの投球を披露していました。
ところがここからブレーブスがミスを連発。まずは4回表、初安打の走者を一塁に置いて、Matt Hollidayの打球は三塁のChipper Jonesへの鋭いゴロ。併殺か、と思われましたが、Chipperが二塁に悪送球し、無死1,3塁のピンチを迎えると、続くAllen Craigのレフトの頭上を越える二塁打でまず1点。さらに無死2,3塁から、二ゴロの間、そして犠飛で2点を追加したカージナルスが3-2と逆転に成功しました。カージナルスのソツのない攻撃に感心。
そして4回裏、個人的に試合の流れを決定付けたと思うのが、1死1,3塁からのこのプレー(動画)。まずそもそもバントをする必要があったのかが疑問。三塁走者はスタートを切っていないので、スクイズのサインではなかったはず。そして、あれだけ内側に出て走ってはいけない・・・。22歳のルーキーAndrelton Simmonsの若さゆえの過ちというには痛すぎるミスでした。この絶好の同点機を逃した後、ブレーブスが追いつくことは二度とありませんでした。
7回表にも2つの内野手のエラーが重なり2失点で6-2とされてしまいました。8回裏のインフィールド・フライの誤審(あんな深い位置のどこがインフィールドなんだ。誤審でしょう。動画)がなければ、1死満塁となってその後の展開は変わっていたかもしれませんが、私には、あれだけミスを重ねてきたチームに起こっても不思議のない「結果」に見えました(もちろんブレーブスファンにはたまらないでしょうが)。
Kris Medlenの先発した試合は23連勝という脅威的な記録を継続していましたが、この大一番でついに敗れました。
ともかく、ディビジョンシリーズでナショナルズと対戦するのはカージナルスに決定。前年ワールドシリーズ王者とは相手に不足なし。いざセントルイスに乗り込みます。
++++++++++++++++++++++
ア・リーグは、オリオールズが元気のないレンジャーズに快勝し、ヤンキースとのディビジョンシリーズ進出を決めました(BAL 5-1 TEX)。レンジャーズ先発のダルビッシュ有は7回2死まで2失点(降板後にブルペンが走者を返されて記録は3失点、うち自責点2)、8回に登板した上原浩治は三者三振に斬って取る気迫の投球を見せてくれましたが、惜しくもここで敗退。
試合はポストシーズンらしい、面白い試合でした(全部は見ていませんが、流れはつかめました)。
序盤はブレーブスペース。2回表にYadier Molina の本塁打となるはずの打球をJason Heywardがキャッチする(動画)と、その裏、故障で本調子でないBrian McCannの代役で出場していた捕手のDavid Rossがまさかの先制2ラン。先発のKris Medlenは3回までに許した走者が死球の1人だけという期待通りの投球を披露していました。
ところがここからブレーブスがミスを連発。まずは4回表、初安打の走者を一塁に置いて、Matt Hollidayの打球は三塁のChipper Jonesへの鋭いゴロ。併殺か、と思われましたが、Chipperが二塁に悪送球し、無死1,3塁のピンチを迎えると、続くAllen Craigのレフトの頭上を越える二塁打でまず1点。さらに無死2,3塁から、二ゴロの間、そして犠飛で2点を追加したカージナルスが3-2と逆転に成功しました。カージナルスのソツのない攻撃に感心。
そして4回裏、個人的に試合の流れを決定付けたと思うのが、1死1,3塁からのこのプレー(動画)。まずそもそもバントをする必要があったのかが疑問。三塁走者はスタートを切っていないので、スクイズのサインではなかったはず。そして、あれだけ内側に出て走ってはいけない・・・。22歳のルーキーAndrelton Simmonsの若さゆえの過ちというには痛すぎるミスでした。この絶好の同点機を逃した後、ブレーブスが追いつくことは二度とありませんでした。
7回表にも2つの内野手のエラーが重なり2失点で6-2とされてしまいました。8回裏のインフィールド・フライの誤審(あんな深い位置のどこがインフィールドなんだ。誤審でしょう。動画)がなければ、1死満塁となってその後の展開は変わっていたかもしれませんが、私には、あれだけミスを重ねてきたチームに起こっても不思議のない「結果」に見えました(もちろんブレーブスファンにはたまらないでしょうが)。
Kris Medlenの先発した試合は23連勝という脅威的な記録を継続していましたが、この大一番でついに敗れました。
ともかく、ディビジョンシリーズでナショナルズと対戦するのはカージナルスに決定。前年ワールドシリーズ王者とは相手に不足なし。いざセントルイスに乗り込みます。
++++++++++++++++++++++
ア・リーグは、オリオールズが元気のないレンジャーズに快勝し、ヤンキースとのディビジョンシリーズ進出を決めました(BAL 5-1 TEX)。レンジャーズ先発のダルビッシュ有は7回2死まで2失点(降板後にブルペンが走者を返されて記録は3失点、うち自責点2)、8回に登板した上原浩治は三者三振に斬って取る気迫の投球を見せてくれましたが、惜しくもここで敗退。
2012/10/05
ポストシーズン進出チーム
いよいよ明日からポストシーズンが始まります。両リーグの進出チームは次の通り(○数字はシード順)。まず明日は、両リーグとも④と⑤の2チームによるワイルドカードゲーム。ナショナルズの対戦相手は、その勝者となっています。
【ナ・リーグ】
①ナショナルズ(東地区優勝)
②レッズ(中地区優勝)
③ジャイアンツ(西地区優勝)
④ブレーブス(第1ワイルドカード)
⑤カージナルス(第2ワイルドカード)
- 5チームの中で最も開幕前の下馬評が低かったのは他ならぬナショナルズ。その他は比較的順当な顔ぶれと言われています。
- ブレーブスまでの4球団は早々にポストシーズン進出を決め、レギュラーシーズンの最終日の前日にはカージナルスが第2ワイルドカードを決めていたので、レギュラーシーズン最終日は静かなものでした。
- 次点はトレード期限に大型補強を行ったドジャーズ。あれだけ大枚を叩いたのに9-10月の貯金はわずかに3つだけ。金で優勝は買えないわけです。
【ア・リーグ】
①ヤンキース(東地区優勝)
②アスレティックス(西地区優勝)
③タイガース(中地区優勝)
④レンジャーズ(第1ワイルドカード)
⑤オリオールズ(第2ワイルドカード)
- こちらは最終日まで大いに盛り上がっていました。といっても5チームは既に確定しており、その中での地区優勝争い。昨年までのフォーマットであれば地区優勝もワイルドカードも大差なかったため、こういう盛り上がり方はなかったはずで、早速見直しの効果が現れたことになります。
- 東地区は、前日まで1ゲーム差で首位のヤンキースがレッドソックスをスウィープし、地区優勝を確定(最終戦はおそらくレッドソックスでのユニフォームでの最後の登板となった松坂大輔が3回持たず5失点だったのに対し、5歳年長の黒田広樹が7回2失点で16勝目)。今季のシンデレラチームの1つであるオリオールズは惜しくも2位でしたが、それでも素晴らしいシーズンとなりました。
- 劇的だったのは西地区。前日まで1位タイの2チームが雌雄を決する対戦。結果は、序盤の4点ビハインドを逆転するという、まるでシーズンを象徴するような試合展開でアスレティックスが勝利。元ナショナルズのDerek Norrisが本塁打を放っています。ちなみに、アスレティックスがシーズン中地区首位に立ったことはなく、最終日が始めて。
- 中地区では優勝は決まっていましたが、タイガースのMiguel Cabreraが打撃三冠王を確定。1967年のCarl Yastrzemski(レッドソックス)以来45年ぶりの快挙を達成しました。
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