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2019/09/09

ロースター異動まとめ(2019年9月)

9/1 Sean Doolittle, Ryan Zimmerman, Jeremy Hellickson, Austin VothがILから復帰
9/1 セプテンバーコールアップ①(Adrian Sanchez, Andrew Stevenson, Raudy Read)
9/3 セプテンバーコールアップ②(Michael Taylor, Wilmer Difo)
9/4 Aaron Barrettがメジャー復帰!
9/8 Tres Barreraがメジャー初昇格

● Sean Doolittle, Ryan Zimmerman, Jeremy Hellickson, Austin VothがILから復帰
9月になって25人枠がなくなったことを受け、Sean Doolittle, Ryan Zimmerman, Jeremy Hellickson, Austin Vothの4選手がILから復帰しました。それぞれマイナーでのリハビリ出場・登板を経ての復帰となりましたので、即戦力として貢献してくれることと期待されます。Doolittleは明らかに疲労からくるパフォーマンスの低下でしたが、約2週間の休養でどこまで戻っているか。いずれにせよ、ポストシーズンを見据えて起用法には十分注意が必要でしょう。Zimmermanの右足裏痛は完全に治るようなものではないようですが、マイナーでは打ちまくっていました。Matt Adamsの調子がやや下降気味なこともあり、基本的にレギュラー扱いと期待されます。現役最後のシーズンとなりそうな気配が漂っていますが、まだまだできるところを見せてくれ。Hellicksonは5月のIL入り以来の復帰。ずいぶんかかりました。先発はErick Feddeまでカウントすれば既に6人いるので、Austin Vothとともにブルペン、ロングリリーフという役回りかと思います。Matt GraceのDFAで空いた40人ロースター枠をHellicksonが使う形になりましたが、正直、本職のリリーフ投手に使って欲しかった。Vothについては、7月のIL入りの原因が右肩痛だったので非常に心配していました。ひとまず復帰できたことを喜びましょう。

● セプテンバーコールアップ②(Adrian Sanchez, Andrew Stevenson, Raudy Read) 
もう少し追加がありそうな気もしますが、とりあえず、セプテンバーコールアップでAdrian Sanchez, Andrew Stevenson, Raudy Readの3人の野手が昇格してきました。3人とも今季既にメジャーでの出場記録があり、再昇格。それぞれ、内野、外野、捕手のデプスという扱いかと思います。Stevensonは今季これまでの少ない出場機会で結果を残してきているし、足がある選手なので、将来も見据え、積極的に使っていっていいと思うのですが、まあMartinez監督はしないでしょうね。

● セプテンバーコールアップ②(Michael Taylor, Wilmer Difo)
第2陣としてMichael TaylorとWilmer Difoの両ベテランが合流してきました。2人とも開幕からシーズン序盤にはメジャーでプレーしていましたが、精彩を欠き降格させられていました。

マイナーでの成績をチェックしてみましたが、Taylorの低打率、高三振率は相変わらずなので、代走要員が精一杯。Difoは(打者優位のリーグとはいえ)打率3割を打ってきましたので、代打なんかでの起用も少しはあるかもしれません。2人ともベンチの信頼は失ったままでしょうから、来季に向けた立場を考えて、与えられる少ないチャンスでしっかり集中することが必要でしょう。 

● Aaron Barrettがメジャー復帰!
(セプテンバーコールアップの一環ですが、別記事にしておきます。)
Harrisburg(AA)で投げていたブルペン右腕のAaron Barrettがメジャーに昇格となりました。40人ロースターに入っていなかったので、Austen Williamsを60日ILに移すことで空けています。 これまでの経緯は、2016年に一度退団した時のこの記事、それからこの春のスプリングトレーニングを前にしたこちらの記事をご参照ください。2015年シーズン以来の復帰。長い、長過ぎるリハビリを経ての復帰に多くの人が心動かされています。

今シーズンは、Harrisburg(AA)のクローザーとして50試合に登板し、31セーブを記録。内容も2.75/1.05、イニング数を上回る三振を奪う申し分のないもの。何より、一度もIL入りすることなくシーズンを通じてクローザーの役割を果たしました。数字でも内容でも十分に昇格に値する活躍をして勝ち取った今回の昇格。おめでとう。心から応援しています。復帰初登板が待ち遠しいですね。

● Tres Barreraがメジャー初昇格
Tres Barrera捕手のメジャー昇格が報じられました。7日の試合でKurt Suzukiが右ひじを痛めて途中退場したことを受けての措置です。

まずSuzukiですが、7日の試合で2塁に送球した時に痛めました。8日にMRIを受けているほどなのである程度は重そうです。守備でもAnibal SanchezとMax Scherzerからは絶大な信頼を受けている上、なんと言ってもバッティングでの貢献は大きく、これを欠くことになるととなると苦しくなります。Yan Gomesの奮闘を期待するしかありません(Scherzerが先発した8日の試合でマスクを被り2本のホームランを打ちました)。

40人ロースターは、やはり右ひじを痛めていたSpencer Kieboomを60日ILに移すことで空けました。25人ロースターはもう9月なので問題なく、SuzukiはIL入りすることなく、休養・リハビリとなります。

さて、そのBarrera。2016年のドラフト6巡目の生え抜き捕手。入団以来、着実にステップアップし、昨季はPotomac(A+)でプレーした後、アリゾナ秋季リーグにも派遣され、この春は初めてメジャーのスプリングトレーニングに参加。今季はHarrisburg(AA)でオールスターにも選出され、結局フル出場して、.249/.323/.381、8本塁打の成績。そして今回、嬉しいメジャー昇格を果たしました。

仮にSuzukiがシーズン終了ということになってしまうと、控え捕手はこのBarreraとRaudy Readのどちらかが務めることになります。Readだって40人ロースターには長く入っていますが、メジャーでの先発マスクは2017年の1試合だけ。かなり大きな不安要素が突如湧いてきてしまいました。

2019/08/31

ロースター異動まとめ(2019年8月)

8/4 Howie KendrickとRoenis EliasがIL入り, Javy GuerraとAndrew Stevensonが昇格
8/6 Asdrubal Cabreraと契約, Adrian Sanchezをオプション, Kyle BarracloughをDFA
8/12 Howie Kendrickが復帰, Andrew Stevensonをオプション
8/18 Sean DoolittleがIL入り, Kyle McGowinが昇格
8/19 Brian Dozierが出産立会休暇, Adrian Sanchezが昇格
8/22 Max ScherzerとBrian Dozierが復帰, Adrian Sanchez, Kyle McGowinをオプション
8/29 Roenis Eliasが復帰, Matt GraceをDFA

● Howie KendrickとRoenis EliasがIL入り, Javy GuerraとAndrew Stevensonが昇格
2日の試合前の練習中に右ハムストリングを痛めたHowie Kendrickと、同じく2日の試合中に1塁への走塁中にやはり右ハムストリングを痛めたRoenis Eliasが、IL入りとなりました。Kendrickについては、元々右脚に爆弾を抱えた状態でシーズンを送っていたにもかかわらず31日の試合で1塁から無理やり本塁まで走らされた(全力疾走できず悠々タッチアウト)という経緯もあり、ただただ気の毒で、残念です。一方のEliasについては、チームに加入して最初の試合で、ただ見逃し三振すればいいだけの打席でブンブン振り回した挙句に1塁に向かって無駄な全力疾走をした結果で、ため息が出てしまいます。ベンチは厳重注意したようですが、後の祭り。

先日DFAしたばかりだったJavy Guerraと再契約し、招集。また、Andrew Stevensonも呼ばれましたが、内野手の控えが手薄過ぎます。

● Asdrubal Cabreraと契約, Adrian Sanchezをオプション, Kyle BarracloughをDFA
先日レンジャーズからDFAされ、FAとなっていたAsdrubal Cabrera内野手とメジャー契約を結びました。たまたまサンフランシスコに遠征中だったチームにすぐに合流しています。ベネズエラ出身のベテラン内野手。元々はショートでしたが、近年はサードやセカンドでの起用が増えています。

今季はレンジャーズと契約し、サードのレギュラー待遇でプレーしていましたが、6月半ば以降、打率2割を割り込むという深刻な打撃不振に陥り、チーム構想から外れDFAされていました。2014年のフラッグディールトレードで獲得し、そのままNLDSまで在籍していたので、ナショナルズでのプレーは2度目となります。当時は主にセカンドのレギュラーを務めましたが、今回はHowie Kendrickが務めていた内野の控え一番手という役割が期待されます。ショートも守れることはKendrickにはない利点ですね。気分一新で頑張ってくれることを期待しています。

25人枠を空けるためAdrian SanchezをHarrisburg(AA)にオプション。そして、40人枠を空けるために、Kyle BarracloughをDFAしました。開幕前にトレードで獲得し、セットアッパーとして期待されながら33試合で防御率6.66、その数字以上にピンチで出てきて引き継いだランナーの生還を許してしまうという意味でブルペン投手としての評価はだだ下がりでした。先に解雇されたTrevor Rosenthalとともに2019年ナショナルズのブルペン崩壊の象徴としていつまでも悪い意味で記憶に残ることでしょう。

● Howie Kendrickが復帰, Andrew Stevensonをオプション
心配したHowie Kendrickでしたが、そこまでの重傷ではなく最短期間での復帰となりました。よかったよかった。Andrew Stevensonをオプション。ベンチがベテランばかりという状況になりましたが、8月のこの時期ですからまあいいでしょう。

● Sean DoolittleがIL入り, Kyle McGowinが昇格
前日の試合で3点のリードを守りきれなかったSean Doolittleが遂にIL入りとなりました。右膝の痛みのためという発表があり、実際右膝は痛めているようですが、それよりもちょっと休みを与えるという意味の方が大きいと思います。開幕からの乱用されぶりを見ていればいずれはこのときがくることは予想していました。むしろこのタイミングで一度休みを入れることで、9月、そして10月にしっかりした状態で投げてくれるならオッケーです。とにかく肘肩にストラクチャルなダメージを受けていないことを願います。いずれにせよ、全責任はDave Martinezの稚拙な采配にあります。

当面のクローザーはDaniel Hudson、Fernando Rodneyあたりが務める模様です。ここしばらくの調子から言えばHudsonでしょうが、例によってまた乱用されつつあるので(ほんと、学ばない)先が心配ですが。

25人ロースターにはKyle McGowinが呼ばれました。ロングリリーフとしての起用になると思われます。

● Brian Dozierが出産立会休暇, Adrian Sanchezが昇格
Brian Dozierが出産立会いのためチームを離れました。25人ロースターにはAdrian Sanchezが呼ばれましたが、不在の間のセカンドには打撃好調のAsdrubal Cabreraが入る見込み。いいタイミングでの補強だったと言っていいでしょう。

● Max ScherzerとBrian Dozierが復帰, Adrian Sanchez, Kyle McGowinをオプション 
背中を痛めてIL入りしていたMax Scherzerが復帰。まだ万全ではないようですが、本人の強い意向もあっての復帰となりました。決して無理することはなく、シーズン終盤に向けて調子を上げていってくれればいいと思います。

出産立会い休暇を取得していたBrian Dozierも復帰。これにともない、Adrian SanchezとKyle McGowinの2人がHarrisburg(AA)にオプションされました。行ったり来たりが続く2人ですが、9月になってロースターが拡大すれば当然戻ってくるでしょう。

● Roenis Eliasが復帰, Matt GraceをDFA
7月末のトレード期限に獲得したのに、初登板で(走塁中に)右ハムストリングを痛めてIL入りという間抜けなことになっていたRoenis Eliasが復帰しました。マイナーでのリハビリ登板を経て、万全の状態での復帰とのこと。期待しています。

25人ロースターを空けるため、同じ左腕のMatt GraceをDFAしました。2010年ドラフト8巡目(Bryce Harperの同期)の生え抜きで、2015年のデビュー以来、中継ぎのブルペン左腕として178試合に登板。通算20ホールドを記録しています。昨季(2018年)は56試合で2.87/1.14の好成績を残し、その地位を確立した感がありましたが、30歳となった今季は51試合で6.36/1.52の成績に終わっていました。結果が全ての世界ではやむを得ないのかもしれませんが、残念な印象は残ります。 

あと2日待てば9月になり25人ロースター枠を気にする必要がなくなってGraceを切る必要はなかったわけですが、むしろ40人ロースターを空けるためにどのみちDFAする予定で、それが数日早くなっただけとのことです。空いた40人ロースターには現在60日ILに入っているJeremy Hellicksonか、枠外にいるAaron Barrett(!)かGreg Hollandに使うようです。Barrettの復帰が見たいところですが、さて。

2019/05/29

ロースター異動まとめ(2019年5月)

5/4 Juan SotoがIL入り, Andrew Stevensonが昇格
5/5 Matt AdamsがIL入り, Jake Nollが昇格
5/7 Anthony RendonがILから復帰, Carter KieboomをAAAにオプション, Tony SippがIL入り, Erick Feddeが再昇格
5/9 Gerardo ParraとFA契約, Andrew StevensonがIL入り, Jimmy CorderoをDFA
5/11 Juan Sotoが復帰, Jake NollをAAAにオプション
5/17 Trea Turnerが復帰, Wilmer DifoをAAAにオプション, Anibal SanchezがIL入り, Kyle McGowinが今季初昇格
5/18 Justin MillerがIL入り, Tanner Raineyが昇格
5/20 Tony SippがILから復帰, Dan JenningsをDFA
5/20 Javy Guerraをウェイバークレームで獲得
5/21 Javy Guerraが25人ロースター入り, Jeremy HellicksonがILへ
5/22 Matt Adamsが復帰, Adrian Sanchezをオプション
5/25 James Bourqueがメジャー初昇格, Joe Rossをオプション
5/29 Anibal Sanchezが復帰, James Bourqueをオプション

2018/10/24

2018 ポジションレビュー:中堅手編

WS第1戦はChris SaleとClayton Kershawの両エースのガチンコ対決で見応えがありました。勝負の分かれ目は同点とされた直後、5回裏のMookie Bettsの打席だったでしょうか。

さて、本日のポジションレビューはセンターです。

前年の活躍が評価され、センターのレギュラーとして開幕したMichael Taylor。守備は相変わらず超一級でしたが、いかんせん打てませんでした。6月中旬にレギュラーを外されるまで打率はずっと2割前後の低空飛行。その後、Bryce Harperと併用されながら次第に出場機会を減らし、9月になるとVictor Roblesが昇格してきたことで先発出場はわずか2試合。Harperの去就に左右されるところもありますが、来季の構想からは外れている可能性が高そうです。

9月にはRoblesが10試合に先発出場。出場機会が増えるごとに調子を上げ、最終的には66打席で.288/.348/.525、3本塁打、3盗塁。守備にはまだ不安を残しましたが、来季の開幕レギュラーとして期待できる内容でした。

来季のレギュラーはRoblesでいいと思います。仮にRoblesをトレードで出せば、現状での候補はTaylorかAndrew Stevensonとなりますが、どちらもレギュラーには弱いと判断されているはず。新たにセンターを獲得しにいくのはかなり大変であり、Roblesを放出する選択肢はないでしょう(そう思いたい)。TaylorもStevensonも守備はいいので控えには適役ですが、2人とも残留という可能性は低いのではないかと思います。出すとすれば、実績があり、年俸調停最終年となるTaylorが有力か。Harperと再契約することになればなおさらです。

2018/09/02

ロースター異動まとめ(2018年8月)

8/1 Shawn KelleyをDFA, Jimmy Corderoがメジャー昇格
8/7 Jefry Rodriguezをダブルヘッダー要員として招集
8/7 Greg Hollandと契約, Jimmy CorderoをAAAにオプション
8/8 Kelvin HerreraがDL入り, Koda Gloverがメジャー復帰
8/14 Ryan MadsonがDL入り, Sammy SolisをAAAにオプション, Tim CollinsとTrevor Gottが昇格
8/18 Jeremy HellicksonがDL入り, Trevor GottをAAAにオプション, Jefry RodriguezとJimmy Corderoが昇格
8/21 Daniel MurphyとMatt Adamsをトレード放出, Andrew StevensonとAdrian Sanchezが昇格
8/21 Kelvin HerreraがDLから復帰, Tom MiloneがDL入り
8/22 Stephen StrasburgがDLから復帰, Adrian SanchezをAAAにオプション
8/27 Kelvin HerreraがDL入り, Ryan Madsonが復帰
8/31 Ryan Madsonをトレード放出、Sammy Solisが昇格
8/31 Gio Gonzalezをトレード放出(別記事参照)

2018/07/01

ロースター異動まとめ(2018年6月)

6/1 Brian GoodwinがDLから復帰, Andrew StevensonをAAAにオプション
6/3 Tim Collinsが出産立会休暇取得, Jefry Rodriguezがメジャー昇格
6/5 Tim CollinsとMatt Graceが復帰, Jeremy HellicksonがDL入り, Jefry Rodriguezをマイナーにオプション
6/9 Adam EatonがDLから復帰, Wander SueroをAAAにオプション, Rafael Bautistaを解雇
6/10 Stephen StrasburgとBrandon KintzlerがDL入り, Trevor GottとWander Sueroがメジャー復帰
6/12 Daniel Murphyがようやく復帰(開幕), Adrian SanchezをAAAにオプション
6/18 Erick Feddeがメジャー再昇格, Trevor Gottをオプション
6/18 ダブルヘッダー用にAustin Vothが再び昇格
6/18 Kelvin Herreraをトレード獲得
6/19 Jefry Rodriguezが再昇格, Wander SueroをAAAにオプション, Matt AdamsがDL入り
6/25 Brandon KintzlerがDLから復帰, Jefry RodriguezをAAAにオプション
6/30 Jeremy HellicksonがDLから復帰, Sammy SolisをAAAにオプション

2018/04/30

ロースター異動まとめ(2018年4月)

4/2 Matt WietersがDL入り、Pedro Severinoがメジャーへ
4/7 Miguel Monteroが出産立会休暇、Jhonatan SolanoとMatt Reynoldsがメジャー昇格、Enny RomeroをDFA
4/10 Monteroが出産立会休暇から復帰, SolanoがDL入り
4/11 Adam EatonがDL入り, Matt WietersがDLから復帰, Moises Sierraがメジャーへ, MonteroをDFA
4/16 Jeremy Hellicksonがメジャーへ, Trevor GottをAAAへオプション
4/18 Brian GoodwinがDL入り, Andrew Stevensonがメジャー昇格
4/20 A.J. ColeをDFA, Carlos Torresがメジャーへ
4/21 Matt GraceがDL入り, Trevor Gottがメジャー復帰
4/22 Anthony RendonがDL入り, Austin Adamsがメジャーへ
4/24 Shawn KelleyがDL入り, Matt ReynoldsをAAAにオプション, Rafael BautistaとAdrian Sanchezがメジャー昇格
4/29 Austin AdamsをAAAにオプションし、Austin Vothがメジャー昇格(初昇格)
4/30 Austin VothをAAAにオプションし、Wander Sueroがメジャー昇格(初昇格)

2018/02/14

BP: 2018 Nationals Top 10 Prospects

すっかり忘れていましたが、1月にBaseball Prospectus(BP)のナショナルズ組織内トップ10プロスペクトランキングが発表されていました(元記事)。

1. Victor Robles, OF 
2. Juan Soto, OF 
3. Carter Kieboom, SS
4. Seth Romero, LHP 
5. Erick Fedde, RHP
6. Luis Garcia, SS
7. Andrew Stevenson, OF 
8. Yasel Antuna, SS/3B
9. Daniel Johnson, OF
10. Kelvin Gutierrez, 3B

BAやSickelsのランキングと比べるとStevensonへの高い評価が目立ちます。あのプレースタイルに好感を持ち続けているファンとしては嬉しいです。

2017/11/06

Prospect Profile #28: Andrew Stevenson

[2017年11月最終更新, 2016年10月オリジナル]

続いて、やはり2016年のMy Top 10 Prospects の1人でもある、2015年ドラフト最上位指名(2順目)のAndrew Stevenson外野手。

[Player Data]
Name: Andrew Stevenson
Position: OF (CF)
Born: June 1, 1994
Birthplace: Lafayette, Louisiana
School: Louisiana State
Height: 6-0
Weight: 185
Bats: Left
Throws: Left
Draft: 2015-2 WAS
Acquired: Draft (2015)
BA Organization Rank: 8(2016) ⇒ 5(2017) 
BA Overall Rank: NA

[Scouting Report]
何と言っても高い評価を得ているのはセンターの守備力。肩はそれほどではないが、読みの良さ、反応の速さ、そして俊足で、とにかく広い守備範囲を誇る。俊足は当然ながら盗塁・走塁での高評価につながっている。やはり俊足を活かして安打を稼ぐコンタクトヒッター。パワーはない。将来的には「1番センター」が期待される。いつもエネルギー全開でプレーするスタイルで周囲を鼓舞する姿勢も高い評価を受けている。

[Background]
高校時代は全くの無名でドラフトにはかからず。ルイジアナ州立大の2年時から打撃に目覚めて評価を上げ、元々評価の高かった守備・走塁もあって主力となり、3年時にの2015年はチームのカレッジ・ワールドシリーズ進出に貢献。2015年ドラフト2順目(全体58位)でナショナルズが指名(Max ScherzerとFA契約したため1順目指名権を失っており、Stevensonがこのドラフトの最上位指名)。

カレッジ・ワールドシリーズが終わってからの契約となったが、Auburn(SS)に合流して18試合で.361/.413/.431と結果を残し、7月末にはHagerstown(A)に昇格。そこでも35試合で.285/.338/.358と最低限の適応を見せた。合計で1本塁打、23盗塁。シーズン後、2016年1月に発表されたMLB.comのJonathan Mayoによる守備力だけで評価したベスト・プロスペクトリストの外野手部門にツインズのByron Buxton、カブスのAlbert Almoraとともに選ばれている。

2016年はHagerstownからスタートが予想されたが、Potomac(A+)で開幕。開幕から11試合連続安打を記録するなどとにかく打ちまくり、A+の投手を圧倒。6月に開催されたCarolina-Californiaのオールスター戦でも5打数3安打2打点の活躍でMVPを受賞。その週には週間MVPも受賞。68試合で.304/.359/.418、27盗塁の堂々たる成績を引っ提げて、6月末にHarrisburg(AA)に昇格。昇格後はやや苦しみ、65試合で.246/.302/.328、12盗塁の成績に終わったが、プロ2年目でAAに到達したことは評価できる。オフにはアリゾナ秋季リーグにも参加。

2017年はHarrisburgで開幕。20試合に出場して.350/.429/.438としっかり打ち込み、早々にSyracuse(AAA)に昇格。しばらくは結果が出なかったが、6月に入ると徐々に打ち始め、AAAのオールスターにも出場。そして、故障者続出というチーム事情もあって7月23日には初のメジャー昇格を達成した。ただ、代打や守備固めという起用では結果を残せず、故障者が戻ってくるとAAAに戻されてしまった。セプテンバーコールアップで再度昇格したがやはり適応に苦しみ、37試合66打席で.158/.250/.193、20三振。ポストシーズンのロースター入りはならなかった。

[Comment]
結果が出なくても使ってもらえ、そのうちに適応することができたマイナーとは異なり、メジャーでは出場機会が限られる中で結果を残さなければ使ってもらないままです。来シーズン、何度かは与えられるであろうチャンスで結果を出し、「ポストシーズンで機動力・守備力で貢献できるスーパーサブ」となってくれることを期待しています。(2017年11月)

ドラフト時には全く期待していなかったので、守備面だけでなく打撃面でも好成績を残していることは嬉しい誤算。金髪のロングヘアーで常にエネルギー全開というプレー・スタイルでオールスター戦でのMVPを受賞してしまうところなど、数字には表れないものを「持っている」選手なのかもしれません。長打力がこれだけないとメジャーのレギュラーを獲るのは難しいと予想しますが、この予想も裏切ってくれることを期待します。(2016年10月)

2017/09/27

ロースター異動まとめ(2017年9月)

9/1 セプテンバー・コールアップ! Romero, Madson, Fedde, Adams, Read
9/4 FeddeがDL入り, A.J. ColeとPedro Severinoが昇格
9/7 Victor Roblesがメジャー初昇格, Stevenson, Bautistaも再昇格
9/8 Adrian Sanchezも再昇格
9/26 Bryce Harperが復帰


● セプテンバー・コールアップ! Romero, Madson, Fedde, Adams, Read
9月になり、25人ロースターが取り払われたことから、10日DL入りしていたEnny RomeroとRyan Madsonが形式上復帰しました。2人ともまだすぐにメジャーで登板できる状態ではないものの、リハビリ登板・ブルペンセッションを行っており、近く実戦復帰できる見込みです。

一方、Erick Fedde、Austin Adams、Raudy Readの3人にとってはいわゆるセプテンバー・コールアップでの昇格です。Feddeの再昇格については賛否両論ありそうですが、まあ優勝争いの雰囲気を味わせるという意義は認められると思います。Adamsは7月のメジャーデビューでは1死も取れずに降板という記録しか残っていませんので、まずは最初のアウトを記録するチャンスを与えて上げてほしいと思います。捕手のReadにとっては嬉しい初昇格。今季はAAでしっかりとした打撃成績を残していた打てる捕手。もっともこのタイミングでの昇格は予定外。試合中に打球を受けたMatt Wietersを少し休ませたいというベンチの判断と、Pedro Severinoがオプションされてから10日間は再昇格できないという要因が重なってのもの。メジャーデビューの機会まで幸運で引き寄せることができるでしょうか。


●  FeddeがDL入り, A.J. ColeとPedro Severinoが昇格
Feddeはやはりシーズン終了となりました。英断だと思います。今シーズンはブルペンに回る時期があったり、メジャーデビューを経験したりで疲労がたまっていたとしても当然。十分投げました。オプションされてから10日経っていないA.J. Coleを4日の先発投手として呼び戻すために、形の上では右腕痛みによるDL入りとなっていますが、大した故障ではない模様。しっかり休んで、来年のスプリングトレーニングでは先発ローテーション投手に名乗りを上げるくらいのピッチングを期待したい。

で、A.J. Coleがメジャー復帰し、4日に先発しました。このままレギュラーシーズン終了まではローテーション投手として投げるはず。こちらも来季の先発ローテーション入りに向けてアピールを期待したい。

また、オプションされてから10日のルールが満たされたPedro Severinoも昇格。かと言ってこの時期ですからRaudy Readも引き続きメジャーに帯同(4日の試合ではメジャー初安打を記録)。


● Victor Roblesがメジャー初昇格, Stevenson, Bautistaも再昇格
マイナーリーグのシーズンが終わったところで、Andrew StevensonとRafael Bautistaの両外野手がメジャーに合流。2人は既に40人ロースターに入っていたので、このタイミングで再昇格してくることは予想通りでした。

驚いたのは、同じタイミングでVictor Roblesがメジャーに初昇格したことでした(40人ロースターは、Erick Feddeを60日DLに移すことで対応)。組織内(というかMLB全体でもトップ10に入る)トッププロスペクトの20歳の外野手。今シーズンはAAの投手をしっかり打ち込んでいたとはいえ、20歳という若さ、まだ40人ロースターに入っていないこと、10月に開幕するAFLのロースターに名前を連ねていたことから、来季のメジャーデビューを見据えているんだろうと思っていましたので、このタイミングで呼ばれたのは全くの予想外。どの程度出場機会があるかは分かりませんが、頑張ってもらいたいですね。

なお、このRoblesの昇格に直接の影響があったのかどうかは分かりませんが、Brian Goodwinの今シーズンの復帰はなさそうだという情報が入ってきました。数日前にはランニングを開始したとの情報があり、シーズン終盤には間に合うと思っていましたが、状況が変わった模様。良いシーズンを送っていただけに残念です。


● Adrian Sanchezも再昇格
最後にAAAにオプションされてから10日が経過したAdrian Sanchezもメジャーに戻ってきました。これでセプテンバー・コールアップは打ち止めのようです。(ちなみに、40人ロースターに入っていながら呼ばれていないのは、故障者を除くとTrevor Gott、Austin Voth、Jose Marmolejosの3人だけ)


● Bryce HarperがDLから復帰
8月13日からDL入りしていたBryce Harperが復帰してきました。一時はシーズン絶望かと思われたましたが、なんとかポストシーズン前に間に合い、ほっとしました。いるといないでは大違い(数字上も、Harper離脱前に1試合平均6点台だった得点力が、離脱後は5点台前半まで落ちていましたから)。残り6試合で調整し、ポストシーズンでは爆発してくれることを期待しましょう。

2017/09/07

プロスペクト・レポート(MiLB閉幕)

9月第1週をもってマイナーリーグが閉幕しました。一部まだポストシーズンが続いていますが、ナショナルズ傘下でポストシーズンに残ったのはGCLナショナルズ(地区優勝を飾ったもののチャンピオンシップで惜しくも負けた)だけでしたので、全て終了です。

前回7月のレポート以降の状況を中心に、シーズンを振り返っておきます。成績は9月6日まで。

Andrew Stevenson, OF
29G 55PA 0HR 1RBI 5BB 17K .167/.245/.208 1SB [MAJOR]
79G 331PA 2HR 26RBI 19BB 72K .252/.298/.320 10SB [AAA]
20G 91PA 0HR 12RBI 11BB 19K .350/.429/.438 1SB [AA]
前回レポートの直前にデビューした後、7月27日に初安打を記録。しかし、代打や守備固めが中心での起用では結果を残せませんでした。マイナーでも新しいレベルで打ち始めるまでに時間がかかるスロースターターでしたが、それではメジャーでは出場機会がつかめません。8月下旬に故障者が復帰してくるとAAAに降格。AAAでは出場した全6試合で安打を記録し、意地を見せました。セプテンバー・コールアップで再昇格。

Victor Robles, OF
37G 158PA 3HR 14RBI 12BB 22K .324/.394/.489 11SB [AA] 
77G 338PA 7HR 33RBI 25BB 62K .289/.377/.495 16SB [A+]
前回レポートの直前にAAに昇格。最初の16試合は.242/.309/.403とやや苦しみましたが、8月11日以降シーズン終了までは出場した21試合中20試合で安打を記録(安打がなかったのは代打出場の1試合のみ)。その間、実に.390/.460/.558と打ちまくりました。プロスペクトとしての評価はこれ以上上がりようないくらい上がっています。再三トレードの噂が飛び交いましたが、手放さなくて本当によかったです。来季はメジャーデビューでしょう。( →と書いてまさに記事を投稿しようとしていたら、メジャー昇格のニュースが入ってきました!)

Carter Kieboom, SS
48G 210PA 8HR 26RBI 28BB 40K .296/.400/497 2SB [A]
5月からDL入りしていましたが、7月下旬になってようやくGCLでのリハビリ出場を開始。Auburn(SS)での7試合を経てようやく8月15日にHagerstown(A)に復帰すると、以降、シーズン終了までの19試合に出場し、.235/.402/.353の成績。故障さえなければ、と思わずにはいられませんが、高卒2年目でのこの成績は上々です。前半戦の活躍でトッププロスペクトの評価を受けるには至ったはず。来季の飛躍が期待されます。

Juan Soto, OF 
23G 96PA 3HR 14RBI 10BB 8K .360/.427/.523 1SB [A]
9G 27PA 0HR 4RBI 2BB 1K .320/.370/.440 0SB [Rk]
前回レポートで書いた通り、Hamate Boneの骨折で7月8日を最後に再びDL入り。シーズンも最後の最後、8月29日にようやくGCLでリハビリを再開。9月2日の最終戦では5打数5安打とうっぷんを晴らすかのように打ちました。故障により失われたシーズンとなってしまいましたが、出場すれば打てることは示しました。来季は健康に過ごしてくれることを期待しましょう。

Drew Ward, 3B 
121G 480PA 10HR 53RBI 55BB 131K .235/.325/.356 0SB [AA]
6月に短期間のDL入りがあり、その影響もあってか6月の打率が.103だったため全体の数字を引き下げましたが、5月は.296、7月以降は.247とまずまず。22歳で(リーグの平均年齢より2歳若くして)AAに挑戦し、121試合の経験を積んでのこの成績は(トッププロスペクトとして目を引くほどではないにせよ)悪くはありません。サードとしての守備スタッツも着実に向上しており、4歳年上のAnthony Rendonの後継者となる可能性は十分残しています。

Luis Garcia, SS
49G 211PA 1HR 22RBI 9BB 22K .302/.330/.387 11SB [Rk]
プロデビューから21試合経過した時点での前回レポートで「あまり打てていません」と書きましたが、その直後から打ち始め、以降の28試合では.360/.381/.474。シーズン打率も3割を超えて終えました。打率、得点、打点、盗塁はポストシーズンに進出したチームでもトップの数字。17歳に長打を求めても仕方ありませんので、これ以上ない好成績と言っていいでしょう。ポストシーズンの4試合でも全て安打を記録しました(計17打数6安打)。まずはオフの各種プロスペクトランキングでどれほどの評価を受けるか楽しみです。

Weston Davis, RHP
9G(9GS) 41.1IP 23K 15BB 5.88/1.50 [A] 
2G 9.0IP 8K 0BB 0.00/0.56 (SS)
Tyler WatsonとMcKenzie Millsの2人がトレードで出されてしまい、開幕前に期待した三人衆でただ1人残された形のDavis。前回レポートの後、Hagerstown(A)で5試合に登板し、計24回2/3を投げて防御率3.28と悪くない結果を残しましたが、その後再びDL入り。来シーズンこそはフルシーズンの活躍を期待したいところですが、健康な状態で開幕を迎えられるかどうかすら心配です。

Seth Romero, LHP
6G(6GS) 20.0IP 32K 6BB 5.40/1.25 [SS]
1G(1GS) 2.0IP 3K 2BB 0.00/1.00 [Rk]
契約後しばらくフロリダで調整を続け、8月1日にGCLでプロデビュー。すぐにAuburn(SS)のローテーションに加わり、シーズン終了まで6試合に先発。3試合で無失点かと思えば、3試合では3~5失点と派手に打ち込まれ、評価が難しい結果となりました。内容を見ると、与四球が多くない一方で、極めて高い奪三振率を記録しています。来シーズンの開幕はおそらくHagerstown(A)でしょう。そこでフルシーズン、どういうピッチングを見せられるかが勝負です。

Tyler Watson, LHP 
前回レポートの直後にトレードでツインズに移籍。移籍後もAで先発として投げています。

KcKenzie Mills, LHP
こちらも前回レポートの直後にフィリーズに移籍。移籍後A+に昇格しています。

Jesus Luzardo, LHP
前回レポートの直前にアスレティックスにトレード。移籍後はRkとSSで7試合に登板し、引き続き圧倒的なピッチングを続けたようです。

2017/08/30

ロースター異動まとめ(2017年8月)

8/2 A.J. Coleが昇格, Brandon Kintzlerが25人ロースター入り, Sammy SolisとErick FeddeをAAAへオプション
8/4 Enny RomeroがDL入り, Solisが再昇格
8/5 Gio Gonzalezが出産立会休暇, Feddeが再昇格
8/7 Gio 復帰, FeddeをAAAへオプション
8/13 Bryce Harper がDL入り, Michael Taylorが復帰
8/15 Pedro Severinoが昇格, ColeをAAAにオプション
8/16 Brian Goodwin がDL入り, Alejandro De Azaが昇格
8/17 Ryan MadsonがDL入り, Shawn Kelleyが復帰
8/19 Max ScherzerがDL入り, Stephen Strasburgが復帰
8/25 Coleが再昇格, SeverinoをAAAにオプション
8/27 ColeをAAAにオプション、FeddeとRafael Bautisitaが再昇格
8/28 ScherzerとJayson WerthがDLから復帰し、Andrew Stevenson, Fedde, BautistaをAAAにオプション
8/29 Trea TurnerがDLから復帰, Adrian SanchezをAAAにオプション


2017/08/01

ロースター異動まとめ(2017年7月)

7/1 Sammy SolisがDLから復帰, Jacob TurnerをDFA
7/6 Michael TaylorがDL入り, Chris Heiseyが復帰
7/14 Joe RossがDL入り(TJ手術でシーズン終了), Sammy SolisをAAAにオプション, Trevor GottとAustin Adamsの2人が昇格(Adamsは初昇格)
7/17 Blake Treinenがトレードでアスレティックスに移籍, Jacob Turnerが再昇格
7/18 Sean DoolittleとRyan Madsonをアスレティックスからトレード獲得, Edwin Jacksonが昇格, GottとAdamsをAAAにオプションし, Turnerを再びDFA
7/23 Chris HeiseyがDL入り, Ryan Raburnが忌引き(⇒DL), Andrew StevensonとPedro Severinoがメジャー昇格(Stevensonは初昇格)
7/27 Stephen StrasburgがDL入り,Sammy Solisが再昇格
7/28 Howie Kendrickをトレード獲得(対価はMcKenzie Mills)
7/30 Erick Fedde初昇格(即日デビュー), Chris Heiseyを解雇, SeverinoをAAAにオプション
7/31 Brandon Kintzlerをトレード獲得(対価はTyler Watson)

2017/07/27

プロスペクト・レポート(2017年7月)

前回のレポート(Luzardo, Davis, Garciaはこちら)から1か月あまり。Andrew Stevensonがメジャーデビューしたり、Jesus Luzardoがトレードされたり、なんやかやと動きがありました。アップデートと、開幕時にPTBNLとしていた5人目の投手を登録しておきます。(成績は特記しない限り7月26日終了時)

Andrew Stevenson, OF
3G 3PA 0BB 1K .000/.000/.000 0SB (MLB)
73G 306PA 2HR 24RBI 18BB 67K .246/.293/.319 9SB (AAA)
20G 91PA 0HR 12RBI 11BB 19K .350/.429/.438 1SB (AA)
前回レポート時に「当たり始めた」と書いた後も引き続き好調を維持し、負傷欠場したBrandon Snyderの代役という形でしたがAAAのオールスターに選出されました。そして7月23日、相次ぐ外野手のDL入りにより止む無くという感じではありましたが、遂にメジャー初昇格・デビューを果たしました。ここでもやはり適用に時間がかかるのかもしれませんが、出場機会を与えられれば意外とすんなり定着したりして・・・。

Victor Robles, OF 
3G 14PA 0HR 1RBI 1K 0BB .231/.286/.385 0SB (AA) 
77G 338PA 7HR 33RBI 25BB 62K .289/.377/.495 16SB (A+)
A+のオールスターに加え、MLBのオールスターの前座で開催されたFutures Gameにもナショナルズからのただ1人の代表として参加。7月24日、Harrisburg(AA)に昇格し、やはり1番センターで出場を続けています。一方で、Stephen StrasburgのDL入り(とりあえずErick Feddeが先発しますが)に伴い、先発投手の補強を探っておいるナショナルズ。当然ながらトレードの交換相手として要求されている模様。いやいや、ダメ、絶対(Bryce Harperとの長期契約が電撃的に決まるなら別ですが)。

Carter Kieboom, SS
29G 123PA 6HR 20RBI 10BB 25K .333./398/.586 2SB (A)
引き続きDLに入ったままで、復帰に向けた見込みなども聞こえてきません。

Juan Soto, OF
23G 96PA 3HR 14RBI 10BB 8K .360/.427/.523 1SB (A)
5G 13PA 0HR 0RBI 0BB 1K .077/.077/.077 (Rk)
7月3日にGCLでリハビリ出場を開始し、待ってました!という気分で見守っていましたが、わずか5試合出場したところでまた姿を消してしまいました。心配していたところ、7月26日になってHamate Boneの骨折が判明。まあ、Hamate Boneだけなら約1か月の離脱ですから、何とか今シーズン中には復帰できるかもしれません。が、それでも実働はわずか1か月。実質的に失われたシーズンとなることが確定してしまいました。

Drew Ward, 3B
87G 348PA 7H 41RBI 38BB 99K .227/.313/.348
約2週間のDLの後、6月18日に復帰してからはAAでレギュラー出場を続けていますが、復帰後の34試合の成績は.185/.271/.261と惨憺たるもの・・・。まだ22歳。これからこれから。

Luis Garcia, SS/2B
21G 92PA 1HR 8RBI 5BB 13K .224/.264/.271 2SB
Gulf Coast League(Rk)の開幕とともにプロデビュー。セカンドかショートを守りつつ、1番を打っています。あまり打てていませんが、とにかくまだ 17歳。練習あるのみ。少しでも上向きな感じでシーズンを終えられるように願っています。

Tyler Watson, LHP
18G 93.0IP 98K 24BB  4.25/1.25 (A)
7月13日の登板で2回7失点(自責点6)と打ち込まれるなど、この1か月間の6試合は防御率6.60という成績に終わりました。ただし、31奪三振に対して、四球はわずかに4つ。内容は必ずしも最悪という感じではありません。このまま最後までしっかりとイニングと経験を積み重ねていけば、結果も付いてくるはずです。

McKenzie Mills, LHP
18G(12W) 104.2IP 118K 22B 3.01/0.95 (A)
こちらも7月17日の登板で5回途中6失点という日がありましたが、この1か月の防御率は3.65と、Watsonほどは乱れませんでした。7月3日と10日には2試合続けて二けた10奪三振を奪うなど、37イニングで46個の三振を奪っており、内容はいい感じを維持しています。なお、12勝はSouth Atlantic Leagueの単独トップ、118奪三振もトップタイとなっています。

Weston Davis, RHP
4G 16.2IP 8K 4BB 9.72/1.74 (A)
2G 9.0IP 8K 0BB 0.00/0.56 (SS)
開幕直後から長くDL入りしていましたが、6月末にリハビリ登板を開始し、遂に7月14日に先発投手としてHagerstown(A)に戻ってきました。21日の試合では2回途中5失点と打ち込まれましたが、続く14日の試合では6回2失点で今季初白星。WatsonとMillsはかなり順調に先を走っていますが、しっかり前を見て追いかけて行ってもらいたいです。

Jesus Luzardo, LHP
3G 13.2IP 15K 0BB 1.32/1.02 (Rk)
GCLでの3試合、13.2イニングでわずか2失点、15奪三振、無四球。90マイルを超える速球で圧倒しているとの情報も入り、興奮していた矢先、Sean Doolittle、Ryan Madsonとのトレードでアスレティックスに移籍していきました。移籍後もやはりRkレベルで好投しているようです。いつか大成して、(Alex Meyer、Robbie Rayのように)MLBでナショナルズと対戦する日を楽しみにしています。(A.J. Coleのように)出戻ってもいいんですけどね。

Seth Romero, LHP 
5人目の投手プロスペクトは言わずと知れた2017年ドラフト1巡目指名の左腕。諸事情により実戦から離れていたこともあり、契約後、フロリダでの調整を続けています。プロデビューが待ち遠しい。

2017/06/17

プロスペクト・レポート(2017年6月)

前回報告から1か月が経過し、ドラフトも終わりました。プロスペクトたちの動向を報告しておきます。期待通りに活躍している選手もいます、故障者が目立ちます。(成績は6月16日終了時点のもの)

Andrew Stevenson, OF
20G 91PA 0HR 12RBI 11BB 19K .350/.429/.438 1SB (AA)
40G 160PA 0HR 10RBI 8BB 33K .213/.258/.267 3SB (AAA)  
AAAへの適応に思ったより長くかかっています。当初は1, 2番を打たせてもらっていましたが、次第に打順を下げ最近は6, 7番が多く、先発を外れることもあります。結果が出ない以上は仕方ありません。ただし、6月8日以降の直近9試合に限れば.375/.429/.594と当たり始めました。適応完了を期待して見守りましょう。

Victor Robles, OF
51G 220PA 6HR 21RBI 16BB 38K .285/.384/.495 11SB (A+)
前回5月の報告以降の33試合では.316/.420/.521としっかり実力を発揮し、Carolina Leagueのオールスターにも選出されました。この調子を維持し、シーズン中にHarrisburg(AA)に昇格してもらいたい。

Carter Kieboom, SS
29G 123PA 6HR 20RBI 10BB 25K .333./398/.586 2SB (A)
前回報告の直後に走塁中に右ハムストリングを痛めDL入り。それまでに数字を重ねていたことでSouth Atlantic Leagueのオールスターに選出されましたが、当然欠場予定。復帰の目途は聞こえてきません。

Juan Soto, OF 
23G 96PA 3HR 14RBI 10BB 8K .360/.427/.523 1SB (A)
前回報告したDL入りからまだ復帰しておらず、やはり復帰の目途は聞こえてきません。

Drew Ward, 3B 
51G 208PA 5HR 32RBI 23BB 60K .250/.337/.398 0SB (AA)
前回報告以後も引き続きまずまずのシーズンを過ごしていましたが、6月4日の試合を最後にDL入り。詳細は不明です。

Tyler Watson, LHP
12G (12GS) 63.0IP 20BB 67K 3.29/1.16 (A)
前回報告以降に先発した6試合の防御率2.37と好調。South Atlantic Leagueのオールスターに選ばれました。四球/奪三振の数字も引き続き良好で、理想的なシーズンを送っています。しかし、6月11日の登板がわずか2イニングで、その後「一時的非戦力リスト(temporary inactive list)」に載せられ、登板していないことが気になります。大事なければいいのですが。

McKenzie Mills, LHP
11G (11GS) 60.2IP 11BB 63K 2.52/0.91 (A)
前回報告以降の4試合で防御率1.82とWatsonを上回る素晴らしい投球をした後、DL入りとなりヒヤッとしましたが、6月12日に復帰し、6回2失点、被安打3の好投。まあ、大丈夫でしょう。前回気になると報告したワイルドピッチは、1つもありませんでした。こちらもSouth Atlantic Leagueのオールスターに選出。

Weston Davis, RHP
2G (2GS) 9.0IP 2BB 3K 11.00/1.67 (A)
前回報告以降、故障の内容などについても特に情報はありません。

Jesus Luzardo, LHP
引き続きリハビリ中。復帰のメドはまだ聞こえてきませんが、昨オフ、ホワイトソックスとの間でトレードバイトとして議論の俎上にあがったとの情報が漏れていました。

Luis Garcia, SS 
既に開幕したドミニカ・サマー・リーグのロースターに名前はありませんでした。これは、いきなり米本土のGulf Coast Leagueでデビューさせるということなんでしょうか?!間もなく判明します。

2017/05/12

プロスペクト・レポート(2017年5月)

マイナーリーグも開幕から1か月を経過しましたので、My Top 10 Prospectsの選手たちを中心にプロスペクトの動向をフォローしておきます。(成績は5月11日終了時点のもの)


Andrew Stevenson, OF
20G 91PA 0HR 12RBI 11BB 19K .350/.429/.438 1SB (AA)
8G 36PA 0HR 0RBI 1BB 10K .147/.171/.147 0SB (AAA)  
昨季後半に昇格したHarrisburg(AA)で開幕。1番センターとして20試合に出場してしっかり打ち込み、5月を待たず早々とSyracuse(AAA)へ昇格。昇格後は結果が出ていませんが、昇格直後に適応に苦しんだのは昨季AAに上がった時にも経験したこと。シーズンはまだまだこれからです。メジャーのAdam Eatonがシーズン終了となっているので、今季中のメジャーデビューも十分可能性があるはず、頑張れ。

Victor Robles, OF
19G 82PA 3HR 6RBI 6BB 17K .229/.316/.443 7SB (A+)
Potomac(A+)の1番センターとして開幕。7試合で.357/419/.643、1本塁打と素晴らしいスタートを切りましたが、4月18日に守備でハムストリングを痛めてしまいDL入り。5月1日に復帰してきましたが、その後は不調が続き、シーズン成績も低下。実力的には問題ないはずなので、まだケガが完治していないのではないかと心配です。

Carter Kieboom, SS
28G 121PA 6HR 20RBI 10BB 25K .339./405/.596 2SB (A)
高卒2年目にとってHagerstown(A)での開幕はチャレンジングだったはずですが、開幕から素晴らしいバッティングを持続。4月30日(偶然にもAnthony Rendonが3本塁打を記録した同じ日)に1試合3本塁打を記録するなど意外な長打力を見せています。かといって大振りになって三振が増えているわけでもありません。期待の大型新人が出てきました。

Juan Soto, OF 
23G 96PA 3HR 14RBI 10BB 8K .360/.427/.523 1SB (A)
KieboomとともにHagerstown打線を引っ張っていたSoto。高打率に加え、四球数が三振数を上回る選球眼を備え、うなぎ登りに評価を上げていましたが、5月2日に本塁に突入した際に右足首を負傷して退場、即DL入りとなりました。残念。特に軽いとも重いとも情報がないので、ただ復帰を待ち望むだけです。

Drew Ward, 3B 
29G 121PA 4HR 15RBI 10BB 37K .248/.314/.419 0SB (AA)
サードのレギュラーとしてHarrisburg(AA)で順調にシーズンを過ごしていると言っていいでしょう。長打は出ていますが、三振が多過ぎることが気になります。

Tyler Watson, LHP
6G (6GS) 32.2IP 12BB 38K 4.13/1.32 (A)
Hagerstownのローテーションを守って6試合に先発。5月7日の試合で6回6失点と乱れたため防御率は4点台になってしまいましたが、それまでの5試合は全て3失点以下に抑えていました(それまでの防御率は3.04)。四球/奪三振の数字も良好で、順調なシーズンを送っています。

McKenzie Mills, LHP
6G (6GS) 31.0IP 7BB 40K 2.90/0.97 6WP (A)
WatsonとともにHagerstownのローテーション投手として活躍中で、成績ではWatsonをも上回っています。やはり直近の5月8日の登板で4失点してしまいましたが、それでもなおこの数字は素晴らしい。ちょっと気になるとすればワイルドピッチを6つ記録していることくらい。今後の活躍が楽しみです。

Weston Davis, RHP
2G (2GS) 9.0IP 2BB 3K 11.00/1.67 (A)
3人衆の中でただ1人、残念なシーズンとなっているのがDavis。Hagerstownのローテーション投手として開幕しましたが、初戦に4回5失点、2戦目は6失点と打ち込まれ、挙句に4月17日にDL入りしてしまいました。故障個所などは明らかになっていません。

Jesus Luzardo, LHP
引き続きリハビリ中。復帰のメドはまだ聞こえてきません。

Luis Garcia, SS 
6月に開幕するドミニカ・サマー・リーグのロースターに名前を見つけるのを楽しみにしましょう。

=============
その他の選手たちについては、チームごとにピックアップしていきます。

[Syracuse(AAA)]
Austin Adams, RHP
11G 16.2IP 15BB 26K 1.62/1.44
Danny Espinosaのトレードでオフにエンゼルスから加入。奪三振も多いものの与四球の多さが気になりますが、それでも抑えてはいます。40人ロースターに入っているので、もしかすると早いうちにメジャーデビューするかもしれません。

Pedro Severino, C
22G 84PA 1HR 5BB 19K .203/.250/.253 0SB
バットではかなり苦労しています。Jose Lobatonが打率1割を切る状態が続いているので、もうちょっとだけでも打てば、控えの座を奪い取る日も遠くないと思うのですが。

[Harrisburg (AA)]
Erick Fedde, RHP
7G(7GS) 42.2IP 14BB 35K 3.16/1.13
順調。1試合だけ4回途中でKOされた試合がありましたが、そのほかの試合は好投を続けています。うち4試合で7回を投げ切っており、ワークロードとしてどうかなという感じはありますが、しっかり投げていることは確かです。さあ、メジャーデビューはいつになるでしょうか。

[Potomac (A+)]
Taylor Guchue, C
24G 99PA 8BB 22K 10HR 30RBI .326/.374/.733
全くノーマークだった23歳の捕手。元々は2014年ドラフト4順目でパイレーツにフロリダ大から入団。守備力は定評があったものの打撃成績は伸び悩み、プロスペクトとしての評価は上がっていなかった。ナショナルズには、昨年9月、ナショナルズがDFAしたChris Bostickとのトレードで移ってきた(ちなみに、Bostickは5月8日にめでたくメジャーデビュー!)。本塁打数と長打率はリーグのトップを独走する数字。さてさて、どこまで本物なのか、注目です。

Jefry Rodriguez, RHP
6G(6GS) 37.0IP 9BB 37K 3.16/0.97
初挑戦となったA+で開幕からローテーション投手として頑張っており、5月第1週にはリーグの週間MVPも受賞。まだ23歳。期待は残っています。

[Hagerstown (A)]
Carter KieboomとJuan Soto(現状DLですが)を擁するHagerstown打線には、他にも素晴らしい結果を残している選手が他にもいます。

Sheldon Neuse, 3B 
32G 139PA 4HR 13BB 29K .276/.353/.423 9SB
昨年のドラフト2順目が期待に違わぬ結果を残しています。長打あり、意外にも足もあり、評価が上がってきています。

Blake Perkins, CF
31G 143PA 1HR 15BB 29K .280/.364/.352 9SB
さらに1年前、2015年ドラフト2順目の高卒入団。入団以来取り組んできた両打ちがようやく身についてきたのか、1番センターとしてレギュラー出場中。ちょっと三振は多いものの期待を抱かせる選手です。

Daniel Johnson, OF
29G 120PA 6HR 8BB 19K .297/.350/.541 4SB 
Kieboomと並ぶチーム本塁打王。

Jakson Reetz, C
4G 17PA 1BB 6K .333/.412/.400
フロリダのキャンプ地にしばらく止め置かれて出遅れましたが、5月になってチームに加わってからは4試合連続安打。

2017/05/01

Andrew StevensonがAAAに昇格

マイナーリーグも開幕して約1か月。そろそろMy Top 10 Prospectsの選手たちの活躍ぶりについて記事を書こうかなと思っていたところですが、その前に、Andrew StevensonのSyracuse(AAA)への昇格のニュースが入ってきましたので先に記事にしておきます。

Andrew Stevenson (2017 season for Harrisburg(AA))
20G 90PA .350/.429/.438 0HR 11BB 19K 1SB

2015年のドラフト2順目入団。昨シーズン途中にAAに昇格し、アリゾナ秋季リーグにも派遣されて活躍。この春もメジャーのスプリングトレーニングに参加して評価を上げていました。元々極めて高かったセンター守備に加え、打撃、走塁も高い評価を受けています。今シーズン開幕後はAAの打者からヒットを量産し、今回のAAAの昇格。

プロ3年目(ドラフト指名から丸2年経過前)のAAA昇格は異例に早いペースであり、期待が高まります。さらに、Adam Eatonがシーズン絶望となった今このタイミングでの昇格ということは、StevensonがAAAでしっかり結果を残すことに加え、今メジャーにいるMichael TaylorとRafael Bautista(あるいはその他のベテラン外野手)に故障が出たときなどには、今シーズン中にメジャーデビューすることも可能性として見込まれているのではないかと思われます。

ともかく、AAAでどんな結果を残すかに注目です。

2017/04/06

My Top 10 Prospects 2017

マイナーリーグもいよいよ4月6日に開幕。プロスペクトたちの所属先が明らかになってきたことから、My Top 10 Prospectsも更新します。(2016版はこちら)

いつもと同じように、2017年開幕時点で以下の2つの要件を満たすプロスペクトの中から、野手、投手それぞれ5人ずつ選びました。
① AAA以上を未経験
② 24歳未満

選び終えた感想を先に書くと、今年はいつになく難しかった・・・です。3月にMLB.comのトッププロスペクトの記事を書いた際にも言及したように、ナショナルズ組織内のトッププロスペクトには圧倒的に野手が多く、投手は数えるほどしかいません。したがって、野手は泣く泣く外した選手がいた一方で、投手は5人の枠を埋めるのに苦労させられました(というか、後述の通りまだ埋まっていません・・・)。

ともかくも今年のリストの発表です。

HITTERS 
Andrew Stevenson, OF (22, AA)
Victor Robles, OF (19, A+)
Carter Kieboom, SS (19, A)
Juan Soto, OF (18, A)
Drew Ward, 3B (22, AA)
Luis Garcia, SS (16, DSL?)

各種プロスペクトランキングでトップ10に入るAndrew Stevenson、Victor Robles、Carter Kieboom、Juan Sotoの4人までは議論の余地なし。

問題は、5人目を誰にするか。かなり悩みました。候補となったのは6人(笑)。まず、2016年の5人のうちStevensonとRoblesを除く3人(Jackson Reetz、Drew Ward、Anderson Franco)もここで候補になるには十分な期待感を維持しています。昨年のドラフト2順目のSheldon Neuseも一部で高く評価されており、フォローしたい選手です。また、もう1年前、2015年のドラフト2順目高卒入団でスイッチヒッター挑戦中のBlake Perkinsも評価を上げている面白い存在。そして、昨年夏に16歳でFA契約し、潜在能力では一番高いとも言われるドミニカ出身の遊撃手Luis Garcia。

以上6人の中から、悩みに悩んだ末に選んだのがDrew Ward。将来メジャーに到達できるかどうかの正念場となる今シーズンを精いっぱい応援する気持ちから選んでみました。

最後まで迷ったのがLuis Garciaの扱い。未だ実戦デビュー前で、どうやら今年はドミニカ共和国で育成される見込みとのことでいったんは外しましたが、(下記のとおり、とりあえず投手の5人目が決まらなかったこともあり)特別に6人目の野手として加えました。

PITCHERS
Tyler Watson, LHP (19, A)
Weston Davis, RHP (20, A)
McKenzie Mills, LHP (21, A)
Jesus Luzardo, LHP (19, Rehab)
PTBNL

昨年の5人のうち、Lucas Giolito、Reynaldo Lopez、Austin Voth、Erick Feddeの4人が卒業(GiolitoとLopezはトレードがなくてもメジャーデビューで卒業。VothはAAA昇格。Feddeは年齢)。残るTyler Watsonはもちろん今年も選ぶとして、あとは野手とは全く異なる意味で悩みました。

とにかく候補がいない。まず、BAのトップ30で上記の条件に合致するのは、Watsonを除けば15位のJesus Luzardoと29位のJoan Baezのみ。Luzardoは昨年のドラフト4順目ですが、プロ入り後はTJからのリハビリしかしていません。まあ、それでも期待感と、おそらく今季中に実戦デビューを果たすとみられることから、入れましょう。ただし、もう1人のBaezはドミニカ出身の先発右腕で90マイル台後半の速球が武器と言われていますが、既に22歳で、昨シーズンのHagerstownでの防御率が3.94、四球もかなり多いということで有力候補とは思えません。

こういう状況で目を付けたのは、昨シーズンWatsonとAuburn(SS)でローテーションを組み、今シーズンもそろってHagerstown(A)の先発投手として開幕するWeston DavisとMcKenzie Millsの2人。2人とも2014年ドラフトで高卒入団のまだ若い投手であり、期待していいのではないかと思います。

Watson、Luzardoにこの2人を加えて4人まで来ましたが、あと1人が決まりません。ドミニカ出身者から探そうとHagerstown以上の開幕ロースターを見ても候補者らしい候補者がいません。仕方ありません。ひとまず投手は4人で開幕し、後日、Auburn(SS)とGCL(Rk)のシーズンが開幕する時点で追加指名することでご容赦いただきたいと思います。

2017/03/08

Fangraphs Nationals Top 20 Prospects 2017

Fangraphs からもナショナルズのトップ20プロスペクトが発表されていました(元記事)。

目立つのは、9位のJesus Luzardoと10位のOsvaldo Abreuへの評価が高いこと。また、Carter Kieboomのポジションがサードになっているのも気付きます。Kieboomは昨季はGCLショートを守っていましたが、記事を読むと、成長して体格が大きくなると守備範囲が限られることになる結果、サードが適任だろうとのことです。

1. Victor Robles,  CF
2. Juan Soto, 18
3. Erick Fedde, RHP
4. Luis Garcia, SS
5. Carter Kieboom, 3B
6. Koda Glover, RHP
7. Andrew Stevenson, OF
8. Sheldon Neuse, 3B
9. Jesus Luzardo, LHP
10. Osvaldo Abreu, UT
11. Kelvin Gutierrez, 3B
12. A.J. Cole, RHP
13. Pedro Severino, C
14. Rafael Bautista, OF
15. Austin Voth, RHP
16. Blake Perkins, OF
17. Joan Baez, RHP
18. Brian Goodwin, OF
19. Jose Marmolejos, 1B
20. Anderson Franco, 3B

2017/03/05

MLB.com: Nationals Top 30 Prospects (March 2017)

MLB.comのナショナルズのプロスペクトランキングです。このリスト(リンク)はシーズン中にも時々更新されていくので、あくまで、2017年3月現在のものです。

1. Victor Robles, OF
2. Erick Fedde, RHP
3. Juan Soto, OF
4. Carter Kieboom, SS 
5. Andrew Stevenson, OF
6. Sheldon Neuse, 3B
7. Koda Glover, RHP
8. Austin Voth, RHP
9. A.J. Cole, RHP
10. Pedro Severino, C
11. Luis Garcia, SS
12. Jesus Luzardo, LHP
13. Rafael Bautista, OF
14. Drew Ward, 3B
15. Anderson Franco, 3B
16. Blake Perkins, OF
17. Osvaldo Abreu, SS
18. Kelvin Gutierrez, 3B
19. Tyler Watson, LHP
20. Jakson Reetz, C
21. Raudy Read, C
22. Yasel Antuna, SS
23. Jose Sanchez, SS 
24. Joan Baez, RHP
25. Nick Banks, OF
26. Brian Goodwin, OF 
27. Jose Marmolejos, 1B
28. Telmito Agustin, OF
29. Daniel Johnson, OF 
30. Armond Upshaw, OF

とにかく投手の少なさが気になります。30人中の7人だけ。Adam Eatonのトレードで上位にランクインしたはずの3人を手放したことである程度想定はしていましたが、これほどまでに少ないとは。それでもトップ10内には4人とまずまずで、問題はむしろ下層。11位以下の20人中わずか3人という有様です。個人的には、昨シーズン中もマイナーリーグ・レポートで何度か紹介したWeston DavisとMcKenzie Millsの若手2人と、Danny Espinosaのトレードで獲得したAustin AdamsとKyle McGowin の2人くらいは入ってもよかったのにと思わないでもありません。

野手陣の中では、昨年のドラフト組への比較的高い評価が目立ちます。特に、 ドラフト2順目のSheldon Neuseへの評価はきわめて高い。まあ、ラテン系の選手にしてもそうですが、全体的に実績よりも期待感が重視されているという印象を受けます。