2015/12/11

2015 シーズンレビュー 4: 野手MVP: Bryce Harper

 G
PA
 R
HR
RBI
BB
SO
  BA
 OBP
 SLG
SB
Wilson Ramos
128
504
41
15
68
21
101
.229
.258
.358
0
Jose Lobaton
44
155
11
3
20
15
40
.199
.279
.294
0
Ryan Zimmerman
95
390
43
16
73
33
79
.249
.308
.465
1
Danny Espinosa
118
412
59
13
37
33
106
.240
.311
.409
5
Ian Desmond
156
641
69
19
62
45
187
.233
.290
.384
13
Yunel Escobar
139
591
75
9
56
45
70
.314
.375
.415
2
Jayson Werth
88
378
51
12
42
38
84
.221
.302
.384
0
Michael Taylor
138
511
49
14
63
35
158
.229
.282
.358
16
Bryce Harper
153
654
118
42
99
124
131
.330
.460
.649
6
Anthony Rendon
80
355
43
5
25
36
70
.264
.344
.363
1
Clint Robinson
126
352
44
10
34
37
52
.272
.358
.424
0
Denard Span
61
275
38
5
22
25
26
.301
.365
.431
11
Tyler Moore
97
200
14
6
27
11
45
.203
.250
.364
0
Matt den Dekker
55
110
12
5
12
9
20
.253
.315
.485
0

規定打席に到達したのは、Bryce Harper、Ian Desmond、Yunel Escobar、Michael Taylor、Wilson Ramosの5人でした。人数だけ見ると例年並みですが、達したうちの3人が打率.230前後でしたから、内容としてはかなり寂しい。。。

【捕手】
メジャー6年目で初めて大きな故障なくシーズンを過ごし、自己最多の128試合に出場したRamosでしたが、残った成績は残念。5月20日までは打率3割を上回っていたものの、次第に調子を落とし、後半戦の打率は2割にさえ届かず。疲れですかね。ある種の限界が見えたシーズンとなってしまいました。バックアップのJose Lobatonも惨憺たる打撃成績。

【内野手】
今季から本格的にファーストにコンバートされたRyan Zimmermanが92試合に先発出場しましたが、またも故障で100試合に達しませんでした。守備も平均以下という評価で、打撃に至ってはキャリア最低の成績。9月に通算200号(もちろんナショナルズの球団記録)に達したのが唯一の明るい話題でした。そのZimmermanが離脱していた間に最も出場機会を得たClint Robinsonについては新人王の記事をご覧ください。

「今年も」セカンドとしての最多先発は74試合のDanny Espinosaでした。開幕前はEscobarが守る構想でしたが、Anthony Rendonが故障で出遅れた間にEscobarがサードに定着し、Rendonは復帰した後もセカンドに入り、54試合に先発しました。Espinosaの守備は相変わらず素晴らしく、Fangraphsではゴールドグラブに値するとの記事も出ていました。打撃でも三振を減らしつつ打率・出塁率・長打力をかなり戻し、控え内野手としては十分な結果を残しました。Rendonはまたも故障に泣くことになりました。

三塁手はシーズンを通じてEscobarが務め、リーグ6位の打率などキャリア・ベストと言っていい打撃成績を残し、いい意味で期待を裏切ってくれました。もっとも、三塁守備はかなり評価が低く、来季チームに残るとしても三塁手のポジションはRendonに譲ることになると言われています。

ショートはFA前最終年となったDesmondがほぼフル出場。ただ、結果は微妙。開幕からしばらくの間は今年も守備が乱れに乱れ、開幕戦を含め何試合かは彼のエラーで落としました。さらに、打撃もシーズンを通じて調子が上がらず、3年続けていた20本塁打、20盗塁にいずれも届きませんでした。

【外野手】
2013年からセンターのレギュラーとして活躍してきたDenard Span。2年連続でほぼフル出場を果たしていたのに、よりによって大事なFA前の最終年に相次ぐ故障に見舞われて61試合の出場に終わり、大きく株を下げて市場に出ることになってしまいました。打率3割をクリア、盗塁もしっかり稼ぎ、センター守備はゴールドグラブ級。出場することさえできれば結果は残せるのに・・・。Spanの穴を埋め、89試合に先発したのがTaylorでしたが、完全にレギュラーを奪ったというには遠い内容でした(新人王の記事をどうぞ)。

スプリングトレーニングの1つの話題が、Jayson WerthとHarperのポジションチェンジでした。昨季後半にライトの守備に明らかな衰えが見えたWerthがレフトに移りましたが、レフトでも平均をかなり下回る守備力と評価される始末。そもそも故障もあって88試合にしか出場できず、この打撃成績。7年契約の5年目にしていよいよ不良債権化が現実のものとなってきました。織り込み済みですから、非難するつもりはありません。ただ、来季のレギュラーとして期待するのは止めまましょう。Werthの不在により、Taylor(32試合)、Robinson(26試合)、Matt den Dekker(15試合)、Tyler Moore(13試合)が先発。代打陣ではden Dekkerの頑張りが目立ちました。特に意外なパンチ力は魅力です。

締めくくりはBryce Harper。これまで、小さな故障も重なり、期待に応えられてきませんでしたが(期待が大き過ぎただけで、年齢を考えれば十二分な成績だったとも言えますが)、メジャー4年目の今季は自身最多の153試合に出場し、大ブレイクしました。数字を振り返ってみると、118得点、42本塁打はリーグトップ。打率こそ最終戦でDee Gordonに抜かれましたが、出塁率、長打率もリーグトップ。出塁率と長打率を足したOPSの1.109は、2位Paul Goldschmidtの1.005に圧倒的な差を付けての独走で、一時期のBarry Bondsにも匹敵するような図抜けた存在になっています。最も打率が低かった月でも4月の.286で、5月以降は毎月3割以上を記録していたことが示すように、シーズンを通じて大きなスランプの時期がなかったという点も特筆すべきかと思います。そんな中、5月は月間13本塁打と大爆発して月間MVPを受賞。逆に、8月だけは月間2本塁打と長打は影を潜めましたが、四球数が急増し、出塁率は.460と高い数字を残しました。守備面でも大きく成長し、ライトとしてゴールドグラブ賞の最終3人の候補にノミネートされました(Fangraphsなどのアドバンス指標では必ずしも評価されていませんが)。シーズン終了後には、シルバースラッガー賞、そして、ナ・リーグMVPを受賞。名実ともにスーパースターとなりました。


【チーム野手MVP】 Bryce Harper

当然。

2015/12/08

2015 シーズンレビュー 3: 投手MVP: Max Scherzer

【先発】 

W
L
GS
CG
IP
SO
ERA
WHIP
HR/9
K/9
K/BB
Max Scherzer
14
12
33
4
228.2
276
2.79
0.92
1.06
10.86
8.12
Jordan Zimmermann
13
10
33
0
201.2
164
3.66
1.20
1.07
7.32
4.21
Gio Gonzalez
11
8
31
0
175.2
169
3.79
1.42
0.41
8.66
2.45
Stephen Strasburg
11
7
23
0
127.1
155
3.46
1.11
0.99
10.96
5.96
Doug Fister
5
7
15
0
103.0
63
4.19
1.40
1.22
5.50
2.63
Joe Ross
5
5
13
0
76.2
69
3.64
1.11
0.82
8.10
3.29
Tanner Roark
4
7
12
0
111.0
70
4.38
1.31
1.38
5.68
2.69

開幕前には30球団最強と評されたローテーションでしたが、期待されたほどの結果は残せませんでした。

何と言っても痛かったのは、Stephen Strasburgの前半戦の不振。5月を終えた時点で10試合に先発して、3勝5敗、防御率6.55は規定投球回数に達している投手でワースト1,2を争う数字でした。2度のDL入りの後8月に復帰してからシーズン終了までの10試合は6勝2敗、防御率1.90。奪三振率も高いので、来季に向けて不安はありませんが、今季もチームMVPを得ることはできませんでした。FA前最終年となる来季こそは有終の美を飾ってほしい(もちろん、もっと長くナショナルズのユニフォームを着て欲しいのは山々ですが)。

Strasburgよりもっと残念だったのがDoug Fister。開幕から大不振で、途中DL入りもあり、結局8月上旬にブルペンに降格となりました。それでも、2014年の活躍があったのであのトレードは成功だったと評価しています。

StrasburgとFisterのDL入りに伴い、最初にA.J. Cole(4月28日)、次いでTaylor Jordan(6月3日)に機会が与えられましたが、いずれも打ち込まれ、6月6日にはAAからJoe Rossが呼ばれることになりました(Rossについては、先日の新人王の記事を参照ください。)。

チーム事情から5月後半から6月にかけてと9月にTanner Roarkが先発を務めましたが、ブルペンと行ったり来たりで調整に苦しみました。2014年に先発投手としてあれだけの好成績を残した投手。来季は先発として開幕から使えば結果を残すはず。

結局、シーズンを通じてローテーションを守ったのは3人でしたが、うち、Jordan ZimmermannとGio Gonzalezの2人は前年を下回る結果となりました。2009年のデビュー以来在籍7年のZimmermannはFA退団(既にタイガースと契約済み)。先発登板、投球イニング、勝利、完投、完封、奪三振(903。901のStrasburgと僅差ですが)と多くの積み上げ系の投手成績で球団記録を打ち立てての退団となりました。Gioは良かったり悪かったりと波のあるいつものGioでした(笑)。

そして、Max Scherzer。ナショナルズのユニフォームを着てのデビュー戦となった開幕戦では味方守備に足を引っ張られて自責点0で敗戦投手となりましたが、これで調子を崩すことはなく、5月は、6戦全てで7回以上を投げて5勝し、リーグ月間MVPを受賞。6月も、1安打16奪三振での完封勝利と準完全試合を続けて記録する圧倒的なピッチングでまたも月間MVP。前半終了時点では、サイヤング賞争いでトップに立っていたと言ってもいいでしょう。後半戦はやや勢いを失い、チームの優勝争いからの脱落を止めることはできませんでした、10月3日の自身最終戦で今季2度のノーヒッター(17奪三振)を記録して締めくくりました。シーズン終了後のサイヤング賞投票でも5位。超大型契約でFA加入した1年目でプレッシャーも大きかったはずですが、期待に十分に応えてくれました。 

【ブルペン】
SV
HD
G
GF
IP
SO
ERA
WHIP
HR/9
K/9
K/BB
Drew Storen
29
5
58
35
55.0
67
3.44
1.11
0.65
10.96
4.19
Matt Thornton*
0
18
60
12
41.1
23
2.18
1.06
0.44
5.01
2.09
Casey Janssen
0
13
48
12
40.0
27
4.95
1.15
1.13
6.08
3.39
Blake Treinen
0
10
60
17
67.2
65
3.86
1.39
0.53
8.65
2.03
Aaron Barrett
0
10
40
8
29.1
35
4.60
1.19
0.31
10.74
5.00
Felipe Rivero*
2
6
49
17
48.1
43
2.79
0.95
0.37
8.01
3.91
Jonathan Papelbon
7
0
22
17
23.2
16
3.04
1.10
1.52
6.08
4.00
  (*は左投手)

開幕からクローザーとして起用されたDrew Storen。昨年のNLDS第2戦でのセーブ失敗を引きずることなく、「あの日」までの31回のセーブ機会のうち29回で成功。防御率1.73、相手打者を.212/.271/.250に抑え込む素晴らしいピッチングを続け、オールスターに選出されなかったことを疑問視する論争さえありました。「あの日」、7月28日までは。以降は20試合に登板して、防御率6.75。最後は、打ち込まれた後のロッカーで荒れて負傷してシーズン終了。絶対にStorenは悪くない。

その、Storenに代わるクローザーとして迎えられたJonathan Papelbonについては、もう多くを語りたくありません。一日も早くチームを去ってくれることを願います。

チーム最多登板はともに60試合のMatt ThorntonとBlake Treinenの2人。Thorntonは対左打者を中心に好投し、ブルペン投手陣で最も低い防御率を記録。Treinenはブルペン投手で最多のイニングを投げてくれました。開幕時に期待されたセットアッパーとして一度は失敗しましたが、マイナーでの再調整後、シーズン終盤には再びホールドの付く場面で起用され、結果を残しました。Aaron Barrettは今季も重宝しましたが、TJ手術で8月にシーズン終了。来季も全休する可能性大ですが、能力はある投手。復活が待たれます。

Feilpe Riveroについては先日の新人王の記事で書いたので省略。


【チーム投手MVP】 Max Scherzer

心情的にはStorenを推したいくらいですが、まあ、異論の余地はないでしょう。

2015/12/06

2015 シーズンレビュー2: 新人王: Joe Ross

今シーズン、ルーキー資格を持って出場したのは次の14人。しかもこのうち赤字の10人が今年メジャーデビューと、異例に数多くのルーキーが起用されました。数多くの故障者に見舞われたというチーム事情の裏返しと言えるでしょう。

Aaron Barrett
A.J. Cole 
Abel De Los Santos
Wilmer Difo
Matt Grace
Taylor Hill
Rafael Martin 
Felipe Rivero 
Clint Robinson
Joe Ross 
Pedro Severino
Sammy Solis
Michael Taylor
Trea Turner

このうち、規定出場機会(130打席、50投球回数)に到達してルーキーから卒業したのはMichael Taylor、Clint Robinson、Joe Ross、Aaron Barrettの4人。うち、昨年の当ブログの新人王だったBarrettは故障で8月上旬にシーズン終了となり、29回1/3の登板に終わってしまいましたが、前年との合計で卒業。逆に、Felipe Riveroはブルペン左腕としてインプレッシブな活躍を見せましたが、48回1/3でぎりぎりでルーキー資格を残しています。以下、Taylor、Robinson、Ross, Riveroのシーズンを簡単に振り返っておきます。

Michael Taylor: 138G 511PA 14HR 63RBI 35BB 158K .229/.282/.358 16SB
スプリングトレーニングでしっかりした結果を残し、Denard Spanの故障もあって、1番センターで開幕戦に出場。その後も、Spanが度重なる故障で離脱したためにセンターとしてチーム最多の89試合に先発しました。守備は平均以上の評価。特に守備範囲は目を見張るものがありました。しかし打撃は・・・。4月は.260とまずまずのスタートを切りましたが、次第に下降し、9月に至っては打率.180という数字で、なんとも物悲しいシーズン成績となりました。四球が少なく、三振があまりに多いため、リードオフを任せることはできず、7番や8番に置くしかありません。SpanがFAで退団したため、現時点では来季のセンターのレギュラーと目されていますが、もう一皮むけてくれないと長期的なソリューションとはなりえません。2016年が勝負の年となるでしょう。

Clint Robinson: 126G 352PA 10HR 34RBI 37BB 52K .272/.358/.424 0SB 
スプリングトレーニングで、打撃はもちろんのこと、守備でもファーストのみならずライト、レフトもこなして評価を上げて開幕ベンチ入りを勝ち取ると、結局一度もマイナーに行くことなく、30歳にしてようやくルーキー資格を喪失しました。左のパワーバットとして代打起用が中心と見込まれていましたが、シーズン序盤は故障で出遅れたJayson Werthに代わってレフトを守り、終盤はやはり故障で離脱したRyan Zimmermanに代わってファーストを守り、結局77試合に先発出場。打撃成績も申し分なく、すっかりメジャーリーガーとして定着しました。なお、敗戦処理で1イニング無失点の投手成績も残しています(笑)。

Joe Ross: 16G(13GS) 5W 5L 76.2IP 21BB 69K 3.42/1.11
開幕はHarrisburg(AA)でしたが、素晴らしい球威と、イニング数を上回る奪三振と少ない与四球で評価を上げ、6月6日に大抜擢でメジャー昇格、即先発。デビュー戦こそ敗戦投手となりましたが、2戦目では8回2失点の快投でメジャー初白星を記録しました。この後Doug FisterがDLから復帰したため一度はSyracuse(AAA)に降格となりましたが、Stephen Strasburgに代わって7月下旬に再昇格。ここから数試合にわたって安定したピッチングを見せると、Strasburgが復帰した後も、不安定なFisterをブルペンに追いやる形でローテーションに残りました。イニング制限のためにシーズン終盤はブルペンに回りましたが、先発投手としてメジャーでやっていけることは十分に証明しました。来季は開幕ローテーション投手と期待されています。

Felipe Rivero: 49G(17GF) 2SV 48.1IP 11BB 43K 2.64/0.95
昨年までは先発投手として育成されてきましたが、メジャーのスプリングトレーニングでのリリーフとしての登板が首脳陣の目に留まっていたようです。Syracuse(AAA)のブルペンで開幕を迎えたものの、故障離脱したCraig Stammenに代わって4月半ばにメジャー昇格を果たしました。ところが、デビュー戦の直後に胃腸出血(gastrointestinal bleeding)のためDL入り。療養に思ったより長い時間がかかりましたが、6月になってようやく復帰してくると、以降は安定したピッチングを続け、ブルペン左腕として大事な場面を任されるようになりました。さらに、シーズンの最後の最後にJonathan Papelbonが事件を起こしてチームを離れた後の2試合ではなんとクローザーとして起用され、見事に仕事をやってのけました。


【チーム新人王】 Joe Ross

4人ともなかなかの活躍を見せてくれましたが、私が選んだのはRoss。故障者が出たためと言われればそれまでですが、それでもその機会にしっかりと結果を残し、遂にはFisterを追いやって「開幕前の最強ローテーション」に食い込んだことは高く評価できると思います。来季以降も長くナショナルズのローテーションを支えてくれることを期待しています。

2015/12/02

2015 シーズンレビュー1: 期待外れもいいところ

12月になりましたので毎年恒例のシーズンレビューを書いていきたいと思います。

最初は(あまりにもひどいシーズンだったので気乗りしませんが)シーズン全体の総括です。

一言で言えば、期待外れもいいところ。

オフにMax Scherzerを補強した強力ローテーションを擁し、開幕前にはワールドシリーズに最も近いと予想されていたチームが、地区優勝はおろかワイルドカードでのポストシーズン進出さえ逃すという大失態。特にシーズン終盤の混乱ぶりは目を覆うばかりで、遂にはシーズン終了直後にMatt Williams監督が解任されるに至りました。

前半戦は想定の範囲内でした。4月はもたついたものの、5月に入るとそろってリーグ月間MVPに選ばれたScherzerとBryce Harperの活躍で白星を重ねて地区首位に浮上。6月20日のScherzerの準完全試合を含め8連勝も記録し、7月4日には2位メッツとの差を今季最大の4.5ゲームまで広げていました。

転機となったのは7月28日のJonathan Papelbonのトレード獲得。直後の31日からの対メッツ3連戦で3連敗して3.0ゲーム差のリードを一気に失うと、二度と追いつくことはありませんでした。そして、とどめは9月27日の試合中にPapelbonがHarperに殴り掛かるという事件。ありえない、醜いシーズンの結末でした。

最終成績は83勝79敗。地区優勝のメッツから7.0ゲーム差の2位、勝率.512は30球団中の13位タイでした。4年連続の勝ち越しと言えば常勝チームとなったようで、2010年以前の冬の時代から比べれば評価したくもなりますが、期待が大きかっただけに残念です。

いちおうチームスタッツを振り返っておきます。

投手成績。防御率7位、WHIP 6位、奪三振率5位、与四球率1位、被本塁打率6位。先発・ブルペンでも特に大きな違いはなく、総じて投手陣はしっかり仕事をしたと評価していいでしょう。

足を引っ張ったのは攻撃陣。総得点10位、本塁打9位、打率16位、出塁率14位、長打率15位、三振率26位、盗塁数27位。数字だけ見ると平均的なように見えますが、実際はHarper1人が押し上げている部分が大きく、チームとしての攻撃はかなり苦しんだという印象でした。

甚だ簡単ですが、以上です。