2012/11/26

KarnsとDavisが40人ロースター入り

FA選手との契約やトレードは今のところ一件も成立していません。
・B.J. Uptonの代理人と接触したようですが、本命はブレーブス、フィリーズと言われており可能性は低そうです。個人的にはあまり買っていない選手なので、パスして結構です。
・Adam LaRocheとの間での交渉については進んでいるとか進んでいないとか情報が錯綜しています。こちらは再契約が望ましいと思います。ダメでもドラフト指名権がもらえるのでいいのですが。
・Jeremy Affeldtとジャイアンツが3年18百万㌦という高額契約を結んだため、Sean Burnettの契約もかなりの高額になることが確実。無理しないでいいです。

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さて本題。

毎年恒例のルール5ドラフト(12月6日)に備えた40人ロースターの調整があり、Nathan Karns投手とErik Davis投手の2人が初めて40人ロースターに入りました。おめでとう。なお、このタイミングで外された選手はいませんでした。

Kanrsについては改めて書くまでもありません。球団公式の最優秀マイナーリーガー投手に選ばれた際の記事(リンク)を参照ください。

意外だったのはDavis。26歳の右腕投手。元々パドレス傘下にいましたが、2011年開幕前にAlberto Gonzalezとのトレードで加入。昨季は先発として投げましたが結果を残せず、今季からブルペンに転向。AAで40試合に投げて防御率2.52、イニング数を上回る奪三振と好投していましたが、既に年齢が高いこともあり、全くノーマークでした。現在進行しているドミニカ・ウィンター・リーグで(11月25日現在)16試合に登板し、防御率0.50(自責点1)と快投していることが決め手になったのかなという感じです。ルール5ドラフトで最も取られやすいのがブルペン投手なので、いい判断かもしれません。

プロテクトから漏れた選手で他球団から指名されないか心配なのは、Daniel Rosenbaum投手とJeff Kobernus二塁手。Rosenbaumは軟投派であることとシーズン後半の不調で見送られそうな気もしますが、Kobernusはドラフト以来どのレベルでも打率がそこそこ残し、足がある点も魅力で、どこかが指名しそうな気もします。ナショナルズとしては、Danny Espinosa、Steve Lombardozziが既にメジャーにいて、場合によってはAnthony Rendonが二塁手として昇格する可能性もあり、さらには今季のドラフト2順目でTony Rendaを指名したこともあって、十分層は厚いと言えるポジションなわけですが。

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