12/14 Brandon Kintzlerと2年契約(再契約)
12/22 Matt Adamsと1年契約, Tom Miloneとマイナー契約
● Brandon Kintzlerと2年契約(再契約)
私がさぼっているわけではなく本当に何にも動きがないオフが続いてきました。ウィンターミーティングが始まってからも、ナショナルズの噂は数えるほど。ルール5ドラフトでも指名せず、指名されず。実に静かに過ぎつつありましたが、最終日を前にようやく1つ、Brandon Kintzlerとの再契約がまとまりました。
今年の夏にトレードでツインズから加入し、7回のセットアッパーとして大いに貢献してくれた右腕。ツインズではクローザーとして結果を残していたので、クローザーとしての契約を目指すと見られていましたが、再契約に成功。しかも、ブルペン投手が軒並み2000万ドル以上の契約を結んでいる状況の中で、2年1000万ドル、プラス最大600万ドルのインセンティブという格安で合意してくれました。ありがとう。
● Matt Adamsと1年契約, Tom Miloneとマイナー契約
Matt Adams内野手と1年契約を結びました。1年400万ドル。28歳の左打ち。2014年にはカージナルスでファーストのレギュラーとして活躍しましたが、故障もあって次第に出場機会を減らしていました。ところが、今年5月、Freddie Freemanの故障により補強が必要となったブレーブスにトレードで移ると、意外なほどの打撃成績を残し、復帰してきたFreemanをサードに回してそのままファーストでプレーし続け、終わってみれば自己最多の20本塁打を記録する活躍でした。そんなわけなので十分レギュラーとしてやっていける力はありますが、ベンチバットとしての経験も十分。ナショナルズでは、FA退団したAdam Lindの後釜として左のベンチバット兼Ryan Zimmermanが故障した場合の代役として期待されます。
元ナショナルズのプロスペクトで今季はブリューワーズとメッツで投げたTom Milone投手とマイナー契約を結びました。2011年9月のデビュー戦で初打席初本塁打を打った記憶が戦列に残っている先発左腕。その直後にGio Gonzalezのトレードの一員としてアスレティックスに放出(A.J. Coleはその後のトレードで戻ってきたし、Derek Norrisも一瞬でしたが戻ってきたし、4人中3人が結局で戻りという珍しいパターンのトレードとなりました)され、その後、4チームを渡り歩くことにはなりましたが、なんだかんだでメジャーで投げ続け、通算126試合に先発(146試合登板)し、45勝(36敗)を記録。45勝というのは、2008年ドラフトで入団した全投手中でも5位(なお、1位はLance Lynnの72勝、Tanner Roarkが55勝で3位)という好成績。立派なメジャーリーガーとなりました。ただ、今季は全くダメで1勝3敗、防御率7.63に終わり、今回、31歳で迎えるシーズンを前にナショナルズとマイナー契約を結ぶこととなりました。決して簡単に40人ロースターに入れるとは思えませんが、応援しています。
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