2018/06/19

Kelvin Herreraをトレード獲得

6月18日にロイヤルズとの間でKelvin Herreraを獲得するトレードに合意しました。

Kelvin Herrera (2018 season for KC) 
27G 14SV 25.2IP 2BB 22K 1.05/0.818 

今シーズンここまでロイヤルズのクローザーを務めてきた28歳のブルペン右腕。ドミニカ共和国出身で16歳の2006年にロイヤルズと契約。順調にマイナーを駈け上がり、2011年にメジャーデビュー。以降、主に中継ぎ投手として、そして昨シーズンからはクローザーとして活躍してきました。2012年から6シーズン連続で59試合以上に登板し、通算防御率は2.75という安定ぶり。2015年、2016年のア・リーグ連覇(2016年はワールドシリーズ制覇)にも中継ぎとして大いに貢献した投手です。今シーズンは年俸調停最終年で、オフにFAとなること予定。

ポストシーズンでの勝ち上がりを目指すナショナルズに加入するには、実績・モチベーションとも十分でしょう。ナショナルズではSean Doolittleがクローザーとして安定した成績を残し続けていますので、主にセットアッパーとしての役割が期待されます。故障離脱したBrandon Kintzlerの代役ですね。よろしくお願いします。

ナショナルズからは、Harrisburg(AA)でプレーしていたKelvin Gutierrez内野手、Potomac(A+)の外野手のBlake Perkins、それに昨年夏契約したばかりの17歳のドミニカンYohanse Morel投手の3人を放出。

Kelvin Gutierrez (2018 season for Harrisburg) 
58G 249PA 5HR 26RBI .274/.321/.391 10SB
ドミニカ出身の23歳。じわりじわりと昇格し、昨年のアリゾナ秋季リーグに参加した後、ルール5ドラフト前の11月に40人ロースター入りを果たしました。今季は爆発的な成績は残していませんが、打撃はそれなりに魅力的でした。

Blake Perkins (2018 season for Potomac) 
65G 305PA 1HR 21RBI .234/.344/.290 12SB
2015年ドラフト2順目(全体69位)で高卒入団。元々は右打ちでしたが、プロ入りしてから両打ちに挑戦中。まだものにしたと言える状況ではない数字が続いていますが、身体能力の高さはセンター守備にも現れているところであり、まだ21歳と伸びしろはある選手です。当ブログでは、My Top 10 Prospectsに選ぼうと思いながら見送り続けてきた選手です。

Yohanse Morel  (2018 for Dominican Summer League)
1G(1GS) 3.1IP 1BB 5K 8.10/2.100
昨年夏に契約したばかりのドミニカ共和国出身の右腕投手。まだ17歳。今シーズンはドミニカ共和国で開かれているサマーリーグに所属。1試合に先発した記録が残っているだけです。こういう選手が大化けしたら、なんとなく悲しいです。

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