2012/09/03

セプテンバー・コールアップ(その2)

先日の第1陣に続き、第2陣の3人が追加昇格。Corey BrownChristian Garciaの噂されていた2人に加え、Zach Dukeも呼ばれました。Garciaは初のメジャー昇格。

Corey Brown, OF 
9G 17PA 1HR 2RBI 0BB 5K .188/.188/.438 [MAJOR]
125G 550PA 24HR 69RBI 59BB 137K .283/.364/.517 18SB [AAA]
オフに40人ロースターから外されたものの、スプリングトレーニングで評価を高めて開幕。AAAで本塁打を量産して5月にメジャー昇格。一度は降格したものの7月に再び昇格するとメジャー初本塁打も記録しました。ロースターの都合で再びマイナー行きとなりましたが、それでもAAAでしっかり結果を残し、3度目の昇格を勝ち取りました。基本は代打要員だと思いますが、リーグ2位タイの24本塁打を記録したパンチ力を発揮してくれることを期待しています。

Christian Garcia, RHP 
27G(14SV) 32.1IP 11BB 38K 0.56/0.90 [AAA]
18G(7SV) 20.0IP 6BB 28K 1.35/0.95[AA]
27歳のブルペン右腕。元々は2004年ドラフト3順目でヤンキースに高卒入団。先発投手として期待されていましたが、2度のTJ手術もあり、2010年シーズンでヤンキースを退団。昨季からナショナルズ傘下に加わり、ブルペン投手に転向。今季はAAで開幕すると、95マイルを超える速球を武器とした素晴らしい投球で結果を残し、6月にAAAに昇格。昇格後はさらに成績を向上し、抜群の安定感でSyracuse Chiefsのクローザーを務めていました。苦労してきた選手なので、メジャー初昇格の喜びもひとしおでしょう。おめでとう。

Zach Duke, LHP
26G(15-5) 164.1IP 39BB 91K 3.51/1.32 [AAA]
メジャー通算48勝の29歳。かつてはパイレーツのエースだったこともあり、昨季もDバックスのローテーション投手でしたが、今季はどこからもメジャー契約を提示を受けられず、ナショナルズとマイナー契約。シーズン通じてローテーションを守り、15勝はリーグ最多勝と結果を残しました。40人ロースターに入っておらず、先発投手は足りているのでメジャー昇格は難しいかと予想されていましたが、1年間頑張ってきたことに報いる意味で昇格させたそうです。ブルペンでの起用となる見込みです。


なお、王建民がDLから復帰しています。マイナーでの調整登板でも滅多打ちに遭っていましたが、果たして使われる機会はあるのでしょうか・・・。

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