2014/11/19

BP: Nationals Top 10 Prospects

オフの恒例行事、トッププロスペクトランキングの発表です。ナショナルズについては、まずBaseball Prospectus (BP) のトップ10が発表されました(元記事)。

1. Lucas Giolito, RHP 
2. A.J. Cole, RHP
3. Michael Taylor, CF
4. Reynaldo Lopez, RHP
5. Erick Fedde, RHP
6. Steven Souza, OF
7. Jakson Reetz, C
8. Jake Johansen, RHP
9. Rafael Bautista, CF
10. Wilmer Difo, SS/2B

全体でもトップ10に入るのでは、と言われているLucas Giolitoに、A. J. ColeMichael Taylorを加えた3人は各種プロスペクトランキングで共通することになりそうで、ノーサプライズ。

Reynaldo Lopezへの高い評価が印象的なランキングとなりました。ドミニカ出身の20歳の先発右腕。米本土では5回1/3(ドミニカ夏季リーグを合わせてもプロ通算16イニング)しか投げておらず実質ルーキーイヤーとなった今季、100マイル近い速球を武器にHagerstown(A)で活躍して、一躍評価を上げました。

Jake Johansenが8位というのもやはり高い評価で驚きましたが、意味合いは異なります。2013年ドラフト最上位(2順目)入団とはいえ、2年目の今季、Hagerstownで全く結果が残せずブルペンに降格されていました。同じ2013年ドラフトでも、高卒入団し、Hagerstownでソリッドな成績を残したDrew Ward三塁手のほうが個人的期待感は上回っています。

今年(2014年)ドラフト組は、5位のErick Fedde投手と7位のJakson Reetz捕手の2人。特にReetzは高い出塁率を誇りDerek Norris二世との呼び声が高まっています。

9位のRafael Bautistaと10位のWilmer Difoの2人はドミニカ出身の快足コンビ。Lopezも含めてドミニカ出身選手がマイナーの階段を順調に上がれるかどうかは分かりませんが、楽しみであることは確か。期待して見守っていきましょう。

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