2013/06/07

2013 ドラフト1日目

(6月7日夜追記)
早速、Johansenとの契約合意が発表されました。身体検査を受けた後、フロリダで調整し、6月17日から始まるショートシーズンのAuburnに加わるようです。契約金額はスロット額どおり。ちょっとくらい節約できなかったのかなとも思いますが、ともかく早期に契約できて何より。

+++++++++++++++
(6月7日朝オリジナル)
今年もドラフトの季節がやってきました。

ナショナルズは昨季30球団中1位の成績を残した上、オフにRafael SorianoとFA契約して1順目指名権を放棄したため、最初の指名はなんと2順目全体68位。2009、2010年に2年連続して全体1位を持っていたのは遠い昔。メジャーリーグレベルでのチーム状況の改善の反映なので決して悪いことではありませんが、それにしても68位とは。

ということで全く盛り上がりを欠いたままでドラフト当日を迎えましたが、指名結果もあまり興奮させられるものではありませんでした。

2 (68). Jake Johansen, RHP, Dallas Baptist University [SR]

各種報道・スカウティングレポートによると、6フィート6インチという長身から投げ下ろす最速99マイルの速球を持つが、速球のムーブメント、変化球、制球力はいずれも低評価。高校生ならこれでOKかもしれませんが、Johansenは既に22歳。それでいて今シーズンの成績は15先発88回1/3を投げて75奪三振、5.40/1.53と平凡以下。決してコンペティティブではないリーグで投げてこれです。BAの直前ランキングの182位(5~6順目相当)というのが現時点での妥当な評価と感じます。

大方の見方は将来はブルペン投手ですが、Rizzo GM以下の首脳陣は先発として育成する方針を明らかにし、Josh Beckettを比較対象にしていました。まあ、よほど上手く育ってくれればの話ですね。潜在能力は比較的高いものの、とにかく課題が多い投手。年齢的に既に出遅れ感があるので、とにかく早く契約して課題の克服に向けしっかり取り組んでくれることを期待します。

0 件のコメント: