2017/04/06

My Top 10 Prospects 2017

マイナーリーグもいよいよ4月6日に開幕。プロスペクトたちの所属先が明らかになってきたことから、My Top 10 Prospectsも更新します。(2016版はこちら)

いつもと同じように、2017年開幕時点で以下の2つの要件を満たすプロスペクトの中から、野手、投手それぞれ5人ずつ選びました。
① AAA以上を未経験
② 24歳未満

選び終えた感想を先に書くと、今年はいつになく難しかった・・・です。3月にMLB.comのトッププロスペクトの記事を書いた際にも言及したように、ナショナルズ組織内のトッププロスペクトには圧倒的に野手が多く、投手は数えるほどしかいません。したがって、野手は泣く泣く外した選手がいた一方で、投手は5人の枠を埋めるのに苦労させられました(というか、後述の通りまだ埋まっていません・・・)。

ともかくも今年のリストの発表です。

HITTERS 
Andrew Stevenson, OF (22, AA)
Victor Robles, OF (19, A+)
Carter Kieboom, SS (19, A)
Juan Soto, OF (18, A)
Drew Ward, 3B (22, AA)
Luis Garcia, SS (16, DSL?)

各種プロスペクトランキングでトップ10に入るAndrew Stevenson、Victor Robles、Carter Kieboom、Juan Sotoの4人までは議論の余地なし。

問題は、5人目を誰にするか。かなり悩みました。候補となったのは6人(笑)。まず、2016年の5人のうちStevensonとRoblesを除く3人(Jackson Reetz、Drew Ward、Anderson Franco)もここで候補になるには十分な期待感を維持しています。昨年のドラフト2順目のSheldon Neuseも一部で高く評価されており、フォローしたい選手です。また、もう1年前、2015年のドラフト2順目高卒入団でスイッチヒッター挑戦中のBlake Perkinsも評価を上げている面白い存在。そして、昨年夏に16歳でFA契約し、潜在能力では一番高いとも言われるドミニカ出身の遊撃手Luis Garcia。

以上6人の中から、悩みに悩んだ末に選んだのがDrew Ward。将来メジャーに到達できるかどうかの正念場となる今シーズンを精いっぱい応援する気持ちから選んでみました。

最後まで迷ったのがLuis Garciaの扱い。未だ実戦デビュー前で、どうやら今年はドミニカ共和国で育成される見込みとのことでいったんは外しましたが、(下記のとおり、とりあえず投手の5人目が決まらなかったこともあり)特別に6人目の野手として加えました。

PITCHERS
Tyler Watson, LHP (19, A)
Weston Davis, RHP (20, A)
McKenzie Mills, LHP (21, A)
Jesus Luzardo, LHP (19, Rehab)
PTBNL

昨年の5人のうち、Lucas Giolito、Reynaldo Lopez、Austin Voth、Erick Feddeの4人が卒業(GiolitoとLopezはトレードがなくてもメジャーデビューで卒業。VothはAAA昇格。Feddeは年齢)。残るTyler Watsonはもちろん今年も選ぶとして、あとは野手とは全く異なる意味で悩みました。

とにかく候補がいない。まず、BAのトップ30で上記の条件に合致するのは、Watsonを除けば15位のJesus Luzardoと29位のJoan Baezのみ。Luzardoは昨年のドラフト4順目ですが、プロ入り後はTJからのリハビリしかしていません。まあ、それでも期待感と、おそらく今季中に実戦デビューを果たすとみられることから、入れましょう。ただし、もう1人のBaezはドミニカ出身の先発右腕で90マイル台後半の速球が武器と言われていますが、既に22歳で、昨シーズンのHagerstownでの防御率が3.94、四球もかなり多いということで有力候補とは思えません。

こういう状況で目を付けたのは、昨シーズンWatsonとAuburn(SS)でローテーションを組み、今シーズンもそろってHagerstown(A)の先発投手として開幕するWeston DavisとMcKenzie Millsの2人。2人とも2014年ドラフトで高卒入団のまだ若い投手であり、期待していいのではないかと思います。

Watson、Luzardoにこの2人を加えて4人まで来ましたが、あと1人が決まりません。ドミニカ出身者から探そうとHagerstown以上の開幕ロースターを見ても候補者らしい候補者がいません。仕方ありません。ひとまず投手は4人で開幕し、後日、Auburn(SS)とGCL(Rk)のシーズンが開幕する時点で追加指名することでご容赦いただきたいと思います。

4/5 4回裏の集中打で逆転勝利

W6-4 Marlins (Season 2-0)
Roark(W1-0) 6.0IP 2ER 3H 2BB 6K
Treinen(SV2) 1.0IP 1ER 2H 2K
Wieters 3/3 double 2RBI BB
Zimmerman 1/3 HR(1) BB 2R RBI
Harper 2/4 double R 2RBI

開幕戦を欠場したAnthony Rendonも6番サードで先発。レギュラーが全員そろいました。昨シーズンは開幕戦で負傷者が出て苦労しました。今シーズンはこのまま1試合でも多くフルメンバーで戦えることを願います。

さて、試合。

1回表、制球に苦しむナショナルズ先発のTanner Roarkが、シングルと2つの四球で2死満塁のピンチを作り、Marcell Ozunaにセンター前タイムリーを打たれて2失点。2回表には2つの死球にワイルドピッチと序盤のRoarkはかなり危ういピッチングでした。

しかし、そんなRoarkを打線がしっかり援護。まずは2回裏、Ryan Zimmermannが右中間スタンドへ1号ソロを放って1点差。そして4回裏、四球のAdam Eatonを置いてBryce Harperがライト線へのタイムリー二塁打を打って同点。さらに、Daniel MurphyとMatt Wietersにもタイムリーが出て、この回打者一巡の集中打で一挙4得点。中でも1点差を3点差とするWietersのタイムリーは試合の流れを決定付ける貴重な一打でした。Wietersはこの試合、3打数3安打2打点。新チームで幸先の良いスタートを切っています。

こうして援護をもらったRendonは、追加点を許さないまま97球で6回を投げ切り、あっさりとクオリティ・スタートと今季初白星を記録しました。2回までで40球以上を投げていたことを思うとよくぞ立ち直ったものです。

7回以降はブルペンが今日も機能。7,8回をEnny Romero、Joe Blanton、Oliver Perezの3人が1失点でつなぐと、3点リードの9回表はクローザーBlake Treinenが危なげなく締めくくりゲームセット(1点くらい失ってもいいという守り方をしての1失点は気にしなくていいです)。

いい勝ち方で開幕2連勝です。

なお、5回表にマーリンズの代打でTyler Mooreが登場し、センターオーバーの二塁打を打ちました。昨春、ブレーブスにトレード放出された後、結局メジャーに上がることのなかったMoore。今季はNRIとして参加したスプリングトレーニングを経てマーリンズのベンチバットとして開幕ベンチ入り。これからも頑張ってください。

さらに追記でもう1つ。レッドソックスのSandy Leonが延長12回裏にサヨナラ3ラン。今やすっかりレッドソックスの正捕手となったLeonですが、あのLeonがこうして活躍する日が来るなんて、心から嬉しいです。特にレッドソックスで。もう最高です。

MVP: Matt Wieters

2017/04/04

4/3【開幕戦】期待通りの一戦

W4-2 Marlins (Season1-0)
Strasburg(W1-0) 7.0IP 2ER 6H 0BB 3K
Treinen(SV1) 1.0IP 0ER 2K
Harper 1/3 HR(1) BB R RBI
Lind 1/1 HR(1) R 2RBI

いよいよ始まりました、2017年シーズン。開幕戦のスタメンは次の通り。

1. Trea Turner, SS
2. Adam Eaton, CF
3. Bryce Harper, RF
4. Daniel Murphy, 2B
5. Ryan Zimmerman, 1B
6. Jayson Werth, LF
7. Stephen Drew, 3B
8. Matt Wieters, C
9. Stephen Strasburg, P

1,2番、特にAdam Eatonを何番に入れるべきかは諸説ありましたが、ひとまずオーソドックスなこの形に落ち着いたようです。レギュラー陣で唯一欠場したのがサードに入るべきAnthony Rendon。STの試合中に当てた自打球の痛みが完全には引いていないためとのこと。試合前の打撃練習には参加していたようなので、大事ではないと思われますが、やや心配です。

さて試合。

序盤3回まではナショナルズペースでした。3年ぶりの開幕投手を務めたStephen Strasburgが90マイル台後半の速球を主体としたピッチングで最初の8人の打者を抑えるいい立ち上がり。打線も、マーリンズ先発のEdinson Volquezに対して1回裏先頭のTrea Turnerがレフトフェンス直撃の二塁打で出塁する幸先のいい立ち上がりでした。しかし、この後、無死1,2塁(重盗で1死2,3塁)としながらBryce Harper、Daniel Murphy、Ryan Zimmermanが3連続三振。4回も得点圏に走者を置きながら得点できず。

こうなるとどうしても流れがマーリンズに行ってしまうのが野球というスポーツ。4回表に3本の長短打を集められて2点を失いました。ただ、今日のStrasburgが素晴らしかったのは、この後ズルズル失点を重ねるのではなく、ここから立ち直り、むしろギアを上げ、追加点を許すことなく7回を投げ切ってくれたことでしょう。

Strasburgを援護したいナショナルズの反撃は、最後までとらえきれなかったVolquezが降板した直後の6回裏。1死走者なしで、マーリンズ2番手のDavid Phelpsから豪快に右中間スタンドへ放り込んだのは、誰あろうBryce Harperその人でした。自身5度目の開幕戦で通算5本目となる開幕アーチ。これで1点差。さらに、7回裏、2死走者なしからMatt Wietersがナショナルズでの初安打で出塁。そして、続くStrasburgのところで送られた代打Adam Lindが、2ボールからの3球目、外低めへの速球を強振すると、打球はセンター右への逆転2ランとなりました。これにより、Strasburgの立場は負け投手から勝ち投手に。代打要員として契約したLindが、まさに期待通りの働き。素晴らしいの一言です。

リードして、残すは2イニング。8回はまだリードされていた場面でウォーミングアップを続けていたSammy Solisがそのまま起用され、あっさり三者凡退(ホールド)。そして、9回は新クローザーBlake Treinenがツーシームとスライダーを駆使してマーリンズの中軸を圧倒し、セーブに成功しました。

先発が好投して勝ち星。3番がホームラン。代打策も成功。新クローザーが支配的な内容でセーブを記録。期待通りの開幕戦でした。

今シーズンも楽しく応援できそうです!

MVP: Adam Lind

2017 スプリングトレーニングロースター情報 = ロースター異動まとめ(2017年3月)

2017年のナショナルズのスプリングトレーニングに参加した選手です。ロースターカットがあれば、随時更新していきます。

[PITCHER] 
Stephen Strasburg
Max Scherzer
Gio Gonzalez
Tanner Roark
Shawn Kelley
Blake Treinen
Sammy Solis
Koda Glover
Oliver Perez
Enny Romero
Joe Blanton
Joe Ross → 4/2 optioned to AAA
A.J. Cole → 3/29 optioned to AAA
Trevor Gott → 3/29 optioned to AAA
Rafael Martin → 3/24 optioned to AAA
Matt Grace → 3/24  optioned to AAA
Austin Adams → 3/17 optioned to AAA
Austin Voth →3/13 optioned to AAA
Jimmy Cordero →3/13 optioned to AAA
[Non-Roster Invitees] 
Jeremy Guthrie → 4/2 minor
Vance Worley → 3/29 released
Neal Cotts → 3/29 minor
Jacob Turner →3/29 minor
Joe Nathan → 3/27 released
Matt Albers → 3/27 released
Erick Fedde → 3/24 minor
Braulio Lara → 3/20 minor
Tayler Hill → 3/13 minor
Dustin Antolin →3/13 minor
Nick Lee →3/13 minor
Derek Eitel →3/10 minor
Kyle McGowin → 3/10 minor
Wander Suero →3/10 minor
Mike Broadway → 3/10 minor
Tim Collins → 3/10 minor

[CATCHER] 
Jose Lobaton
Matt Wieters
Pedro Severino → 3/24 optioned to AAA
Derek Norris → 3/15 released → 3/25 TB (1年120万ドル)
Raudy Read →3/13 optioned to AA
Spencer Kieboom →2/28 DFA(引き続きNRIとして帯同) → 3/20 minor
 [Non-Roster Invitees] 
Jhonatan Solano → 3/29 minor

[INFIELDER] 
Ryan Zimmerman
Daniel Murphy
Anthony Rendon
Trea Turner
Stephen Drew
Adam Lind
Wimer Difo
Clint Robinson → 3/28 DFA → minor
Matt Skole →3/13 optioned to AAA
Jose Marmolejos →2/24 60日DL
 [Non-Roster Invitees] 
Emmanuel Burriss → 3/24 minor
Grant Green → 3/20 minor
Neftali Soto → 3/20 minor
Corban Joseph →3/13 minor
Drew Ward →3/13 minor

[OUTFIELDER] 
Bryce Harper
Jason Werth
Adam Eaton
Chris Heisey
Michael Taylor
Brian Goodwin → 3/24 optioned to AAA
Rafael Bautista → 3/17 optioned to AAA
[Non-Roster Invitees] 
Brandon Snyder → 3/26 minor
Andrew Stevenson →3/13 minor

[4月2日]
開幕前日。最後のロースター整理は意外なものでした。野手で最後まで競っていると見られたMichael TaylorとWilmer Difoの2人ともが残り、投手もSammy Solis、Koda Gloverの2人は残って、外れたのはJoe RossとJeremy Guthrieの2人でした。Joe Rossは先発5番手が最初の2周りは必要ないためと、投球回数の調整の意味があると思われます。GuthrieはFAとなることもできましたが、マイナー契約のままでひとまずマイナー(AAA)で開幕を迎えることを了承してくれました。現時点では、先発に何か合った場合の一番手という扱いと見られます。

[3月29日]
A.J. Cole、Trevor Gottの両投手をAAAにオプションし、Jhonatan Solano捕手、Neal CottsとJacob Turnerの両投手をマイナーキャンプ行きとし、Vance Worleyを解雇しました。

Coleは先発投手としてメジャーの5人に何かあった時に呼ばれる一番手であることは明らか。しっかりAAAで調整を進めて備えていてください。Gottも、現在の健康なブルペンに割り込むことはできませんでしたが、いずれチャンスは来るはず。ベテラン3投手は結果が残せなければこの結果は仕方ないでしょう。

さて、これでロースターは27人。NRIで残っているのは、Jeremy Guthrieだけとなりました。野手は、Michael TaylorとWilmer Difoの一騎打ち、投手は、Koda Glover、Sammy Solis、それにGuthrieの中から1人が外れることになるとみられます。いよいよ大詰めです。

[3月28日]
Clint Robinsonをウェイバーに公示しました。獲得する球団があれば移籍。なければAAA行きを受け入れるかFAとなるかをRobinsonが選択します。いずれにせよ、Robinsonのナショナルズの開幕ロースター入りはなくなり、左のベンチバット/ファーストの控えはAdam Lindで確定しました。スプリングトレーニングでRobinsonが大ブレイクすることもなく、レギュラー陣やLindに故障が発生することもなく、2月にLindと契約した時点で予想されていた通りの結末となりました。(別記事もご参照ください)

[3月27日]
Joe NathanとMatt Albersの両ベテラン・ブルペン投手を解雇しました、というか2人とも開幕ロースターに入れない場合には選手側に解雇を求めることができる条件がついたマイナー契約で、それを行使したということです。

Nathanは12試合で防御率3.86とまだ投げられるところを示し、Albersに至っては10試合11.2イニングを投げて無失点という結果を残しました。が、それでも、割って入ることができないのが今のナショナルズ・ブルペン(クローザーとしての実績のある投手こそいませんが、各選手が大きな故障もなく順調に仕上げてきています)。2人には、どこかでもう一花咲かせてくれることを応援しています。

[3月26日]
NRIの野手で最後まで残っていたBrandon Snyderにもマイナー行きが通告されました。21試合に出場し、.276/.405/.448と比較的頑張っていましたが、チームにとっては幸運にもほとんど故障者が出ない状態では付け入るスキがありませんでした。

これにより、残る野手のロースター枠争いは、Adam LindとClint Robinsonから1人、Michael TaylorとWilmer Difoから1人という構図となっているようです(それぞれ前者が現時点で有力か)。

[3月25日] 
24日に最後のダブルヘッダーを終え、開幕まで残り10日を切ってきたことで、いよいよロースター整理が進みだしました。この日は、Pedro Severino, Matt Grace, Rafael Martin, Brian Goodwinの4人をAAAにオプションし、NRIのEmmanuel Burrissをマイナーキャンプ行きとしました。NRIの野手はこれでBrandon Snyderを残すのみです。

Pedro Severinoはこの春も17試合に出場して.292/.2320/.333と評価を上げました。どのタイミングになるかは分かりませんが、メジャーの2人に何かあった時の昇格一番手。隙があればレギュラー獲りを目指してもらいたいところです。

Matt GraceとRafael Martinの2人は、それぞれ8試合に投げて、1失点と2失点。結果は十分残しましたが、例年になく健康で、かつ高いレベルの競争が展開されているブルペン投手の争いの中では、開幕ロースター入はできませんでした。とはいえ、優勝を目指すチームにとっては欠かせないピースであることに違いはありません。いずれ呼ばれるでしょうから、しっかりAAAで待機願います。

一方、残念だったのは、Brian Goodwin。昨年のセプテンバーコールアップで大いに評価を上げ、片やMichael Taylorの不振もあって、出来次第では開幕ベンチ入りもあるかと言われて迎えたキャンプで、実際途中出場も含めれば22試合とチームで3番目に多い出場機会も与えられましたが、.114/.231/.159、チームトップの13三振と散々な結果に終わりました。

また、先日ナショナルズから解雇されてFAとなっていたDerek Norrisがレイズに入団しました。1年120万ドル+インセンティブという契約内容。奇しくもレイズは、オフにWilson RamosがFA契約したチームでもあります。Ramosが戻ってくるのは早くても夏前、戻ってきてもフルでキャッチャーが務まるかどうかは微妙なので、2人ともが活躍できる可能性はあるはず。ともかくすんなりと行き先があってよかったです。これからも頑張ってください。

[3月24日]
Erick Feddeがマイナーキャンプ行きとなりました。前日の試合で5回無失点の好投したのを始め、この春は3試合の先発を含む5試合に投げ、3.29/0.95の成績で、大いに評価を高め、今シーズン中のメジャーデビューをほぼ手中にしました。開幕はAAAと見込まれますが、しっかり調整し、万全の状態でメジャーデビューを迎えることを期待しています。

[3月20日]
いずれもマイナー契約招待選手だった、Spencer Kieboom, Braulio Lara, Neftali Soto, Grant Greenの4人をマイナーキャンプ行きとしました。

[3月17日] 
Rafael Bautista外野手とAustin Adams投手の2人をSyracuse(AAA)にオプション。Bautistaは17試合に出場し、28打数で.321/.345/.393の成績で高い評価を受けていました。今シーズン中のメジャーデビューも視野に入ってきたはず。頑張りましょう。Adamsは6試合5イニングで3失点。8奪三振は目立ちますが、6四球も悪いほうで目立ちました。

[3月15日]
Derek Norrisを解雇しました。詳細は別記事。

[3月13日]
2度目のロースターカットは、Austin Voth、Jimmy Cordero、Tayler Hill、Dustin Antolin、Nick Leeの5投手、Raudy Read捕手、Drew Ward、Corban Joseph、Andrew Stevenson、Matt Skoleの4野手、合わせて10選手にマイナーキャンプ行きが命じられる大規模なものとなりました。

このうち、意外と早いタイミングでカットされて残念だなという印象なのが、Andrew Stevenson(23打席で1本塁打を含む.304/.333/.522)と、Austin Voth(3試合計4.2インングを無失点、被安打4、無四球、5奪三振)の2人。2人とも首脳陣の評価は上々。早いタイミングでのメジャーデビューを期待して見守りましょう。なお、Nick Leeは左ひじの手術を受け、当分の間はリハビリ生活を送ることになるようです。

[3月10日]
最初のロースターカットがあり、Kyle McGowin、Derek Eitel、Wander Suero、Mike Broadway、Tim Collinsの5人がマイナーキャンプ行きとなりました。いずれもNRIとして参加していた投手で特に驚きはありません。Danny Espinosaのトレードによる新加入の若手のKyle McGowinは3月2日には先発機会も与えられました(2回無失点)が、さすがにそろそろ出番がなくなってきました。マイナーキャンプで先発としてしっかり調整し、AAAでチャンスをうかがいましょう。

2017/04/03

テキトーなシーズン予想

さ、開幕直前。今年もやります。超テキトーなチラ裏シーズン予想。

1. Stephen Strasburgが完全試合
開幕戦で白星発進のStrasburg。素晴らしいピッチングを続け、5月28日のパドレス戦では完全試合を達成たりして、シーズンでは16勝に止まるが、ポストシーズンでは計3勝と貢献。

2. 5月にErick Feddeがデビュー
開幕したAAAで十分すぎる成績を残して待機。先発陣にDL入りが最初に発生した5月29日に早くもメジャーデビューし、初先発初白星。ただ、次戦で打たれ、レギュラー投手の復帰によりマイナーに戻される。次の機会は8月上旬で、以降はメジャーに定着するが、9月に入るとイニング上限に達し、シャットダウンとなる。

3. Turnerがリーグ盗塁王
1番ショートとして160試合に出場。デビュー年ほどではないが十分な打撃成績(.298/.343/.468)を残す。そして足。6月には1試合4盗塁を記録するなど、とにかく走りまくり、シーズン75盗塁で堂々のリーグ盗塁王。リーグMVP投票でも下位ながら得票。

4. HarperがMVP投票2位
開幕から絶好調で4月の月間MVP。夏場に一時スランプに陥るが8月には復活し、9月には再び月間MVP。ポストシーズンも打ちまくり、NLCSでは3本塁打でシリーズMVP受賞。オフのリーグMVP投票では、Kris Bryantにわずかに届かず2位。

5. Zimmermanが復活
適度に休ませながらというチーム方針で久しぶりに健康にシーズンを過ごし、DL入りすることなく130試合に出場。打率.288、25本塁打80打点を記録。打順も開幕直後の下位から次第に上がり、ポストシーズンでは5番に入る。

6. Roarkがチーム最多勝
1年を通じてローテーションを守ったRoarkが19勝でチーム最多勝。防御率も2点台に止め、サイ・ヤング賞投票でも4位に入る。オフに入ると比較的チームフレンドリーな額で4年(+オプション)の長期契約を結ぶ。

7. Treinenが45セーブ
4月だけで8セーブを記録(失敗は1つだけ)して地位を確立すると、多少の失敗はあっても着々とセーブを積み重ね、最終的に45セーブ。NLDS第4戦の9回を締めて球団史上初のNLCS進出を決めるなど、ポストシーズンでも安定の活躍。

8. オールスターには3人
Harper、Strasburg(ただし、出場辞退)、Scherzerの3人。ファイナル・ボートにTurnerの名前が入るが落選。

9. フラッグディール・トレードでMike Moustakasを獲得
7月末のフラッグディール・トレードで三塁手の補強としてMike Moustakasを獲得。Moustakasは意外にも長打力を発揮し、下位打線でチームの底上げに貢献。

10. 初ペナント
4月は好スタートを切るものの、5、6月にもたつきメッツと抜きつ抜かれつの展開。8月に入ってようやく首位に立ち、最後は付き離して94勝で地区2連覇。NLDSではカブスを、NLCSではカージナルスを倒して、初のリーグ優勝を果たす。NLCSのMVPはBryce Harper。ワールドシリーズではレッドソックスの前に第7戦で惜しくも敗れる。

ナ・リーグ
東:ナショナルズ
中:カージナルス
西:ジャイアンツ
ワイルドカード:カブス、Dバックス

ア・リーグ
東:レッドソックス
中:インディアンズ
西:アストロズ
ワイルドカード:オリオールズ、マリナーズ

2017/04/02

All Time Nats 2017年3月 ③Hitting

最後は、打撃成績。Bryce Harperが停滞したこと、また、Michael Taylorが不振で出場機会を失ったことなどから打率等でのランキング対象となる800打席に新たに到達した選手がいなかったことにより、全体的にぱっとしない更新となりました。

【主要成績トップ3】

◎安打数
1. Ryan Zimmerman 1505
2. Ian Desmond 917
3. Jason Werth 724

◎本塁打数
1. Ryan Zimmerman 215
2. Bryce Harper 121
3. Ian Desmond 110

◎打点数
1. Ryan Zimmerman 829
2. Ian Desmond 432
3. Jason Werth 364

◎盗塁数
1. Ian Desmond 122
2. Denard Span 62
3. Danny Espinosa 60

◎打率 (800打席以上)
1. Michael Morse .2937
2. Denard Span .2920
3. Nick Johnson .2855

◎出塁率(800打席以上)
1. Nick Johnson .4157
2. Bryce Harper .3817
3. Adam Dunn .3777

◎長打率(800打席以上)
1. Adam Dunn .5326
2. Michael Morse .5144
3. Bryce Harper .5009

【達成見込み記録】
今年の1つの注目は、契約最終年となるJayson Werthがどこまで記録を伸ばして終えることになるかでしょう。その他、今季中に達成しそうな主な記録は、以下の通り(球団記録を塗り替えそうな項目はありません)。

◎ マイルストン
1500試合: Zimmerman(あと92)
800打席: Taylor(あと9)、Daniel Murphy(あと269)、Trea Turner(あと453)

以下、前年からの変化などについて簡単にコメントを付けておきます。

2017/04/01

All Time Nats 2017年3月 ② Pitching

2016年に新たに防御率等の対象となる通算200投球イニングに到達した投手はおらず、全体的に目新しさに欠ける更新となりました。

【主要成績トップ3】

◎勝利数
1. Jordan Zimmermann 70
2. Stephen Strasburg 69
3. Gio Gonzalez 64

◎セーブ数
1. Chad Cordero 113
2. Drew Storen 95
3. Rafael Soriano 75

◎ホールド数
1. Tyler Clippard 150
2. Drew Storen 72
3. Sean Burnett 71

◎奪三振数
1. Stephen Strasburg 1084
2. Jordan Zimmermann 903
3. Gio Gonzalez 901

◎防御率(200イニング以上)
1. Tyler Clippard 2.677
2. Chad Cordero 2.775
3. Sean Burnett 2.812

【達成見込み記録】
今季中に達成しそうな主な記録は、以下の通りです。

◎ チーム最多記録
勝利数:Strasburg (あと1)
投球イニング:Strasburg (あと169.2)
先発: Strasburg (あと22)

◎ マイルストン
1000投球回:Strasburg(あと75.2)、Gio(あと93.1)
200投球回: Treinen(あと14.2)、Ross(あと18.1)
1000奪三振: Gio(あと99)


以下、前年からの変化などについて簡単にコメントを付けておきます。加えて、Stephen Strasburgについては、10位以下でも参考掲載しています。