2017/04/04

4/3【開幕戦】期待通りの一戦

W4-2 Marlins (Season1-0)
Strasburg(W1-0) 7.0IP 2ER 6H 0BB 3K
Treinen(SV1) 1.0IP 0ER 2K
Harper 1/3 HR(1) BB R RBI
Lind 1/1 HR(1) R 2RBI

いよいよ始まりました、2017年シーズン。開幕戦のスタメンは次の通り。

1. Trea Turner, SS
2. Adam Eaton, CF
3. Bryce Harper, RF
4. Daniel Murphy, 2B
5. Ryan Zimmerman, 1B
6. Jayson Werth, LF
7. Stephen Drew, 3B
8. Matt Wieters, C
9. Stephen Strasburg, P

1,2番、特にAdam Eatonを何番に入れるべきかは諸説ありましたが、ひとまずオーソドックスなこの形に落ち着いたようです。レギュラー陣で唯一欠場したのがサードに入るべきAnthony Rendon。STの試合中に当てた自打球の痛みが完全には引いていないためとのこと。試合前の打撃練習には参加していたようなので、大事ではないと思われますが、やや心配です。

さて試合。

序盤3回まではナショナルズペースでした。3年ぶりの開幕投手を務めたStephen Strasburgが90マイル台後半の速球を主体としたピッチングで最初の8人の打者を抑えるいい立ち上がり。打線も、マーリンズ先発のEdinson Volquezに対して1回裏先頭のTrea Turnerがレフトフェンス直撃の二塁打で出塁する幸先のいい立ち上がりでした。しかし、この後、無死1,2塁(重盗で1死2,3塁)としながらBryce Harper、Daniel Murphy、Ryan Zimmermanが3連続三振。4回も得点圏に走者を置きながら得点できず。

こうなるとどうしても流れがマーリンズに行ってしまうのが野球というスポーツ。4回表に3本の長短打を集められて2点を失いました。ただ、今日のStrasburgが素晴らしかったのは、この後ズルズル失点を重ねるのではなく、ここから立ち直り、むしろギアを上げ、追加点を許すことなく7回を投げ切ってくれたことでしょう。

Strasburgを援護したいナショナルズの反撃は、最後までとらえきれなかったVolquezが降板した直後の6回裏。1死走者なしで、マーリンズ2番手のDavid Phelpsから豪快に右中間スタンドへ放り込んだのは、誰あろうBryce Harperその人でした。自身5度目の開幕戦で通算5本目となる開幕アーチ。これで1点差。さらに、7回裏、2死走者なしからMatt Wietersがナショナルズでの初安打で出塁。そして、続くStrasburgのところで送られた代打Adam Lindが、2ボールからの3球目、外低めへの速球を強振すると、打球はセンター右への逆転2ランとなりました。これにより、Strasburgの立場は負け投手から勝ち投手に。代打要員として契約したLindが、まさに期待通りの働き。素晴らしいの一言です。

リードして、残すは2イニング。8回はまだリードされていた場面でウォーミングアップを続けていたSammy Solisがそのまま起用され、あっさり三者凡退(ホールド)。そして、9回は新クローザーBlake Treinenがツーシームとスライダーを駆使してマーリンズの中軸を圧倒し、セーブに成功しました。

先発が好投して勝ち星。3番がホームラン。代打策も成功。新クローザーが支配的な内容でセーブを記録。期待通りの開幕戦でした。

今シーズンも楽しく応援できそうです!

MVP: Adam Lind

2 件のコメント:

6年目のNatsファン さんのコメント...

寝坊してしまい、気づいた時にはLindのホームランが出た後でした。一番良いところを見逃してしまいました。

とは言え、Treinenのピッチングも見られましたし、Murphyのタイムリーも見られたので満足な開幕戦でした。

今年も地区優勝、そしてリーグ優勝へ Go Nats!

estoppel さんのコメント...

おはようございます(笑

Treinenはとても良かったですよね!このピッチングなら安心して任せられる、と思わせるものでした

そうです、まずはリーグ優勝へ

今シーズンもどうぞよろしくお願いします