2014/07/31

7/30 冷や汗ものの勝利

W4-3@MIA (Season 58-47)
Roark(W11-6) 7.0IP 1ER 3H 2BB 7K
Storen(SV1) 1.0IP 2ER 3H 1BB
Desmond 1/3 double BB 2RBI
Werth 1/3 RBI
Span 1/3 2BB 2R 2SB(20)

今日も先発のTanner Roarkは7回をソロ本塁打による1失点のみと好投。これでナショナルズ先発陣、前回のRoarkの登板から6試合続けて7回2失点以下に抑えています。素晴らしい。しかし、打線の援護を得られず、チームとしては2度の完封負けを含む3勝3敗。ちょうどRyan Zimmermanが離脱したのと同じタイミングであり、いかにZimの存在が大きいかを思い知らされます。

ともかく、今日もRoarkには我慢の投球を強いることになりましたが、8回表、Jayson Werthの犠飛とIan Desmondの2点二塁打でなんとか勝ち越しに成功。その裏をTyler Clippardが完ぺきに抑えて、3点リードで9回を迎えました。マウンドには疲労蓄積でお休みをもらったRafael Sorianoに代わって、今季初めてセーブシチュエーションでの登板となったDrew Storen。きっちり抑えて、いつでもSorianoに代われることを見せたいところでしたが、結果的には悪い印象を残すことになりました。まず最初の打者Giancarlo Stantonにライトへソロを打たれると、続く2人を打ち取り2死走者なしとしながら、シングル、ダブルと打たれて1点差。さらに続く打者に四球を与えて、一昨日の悪夢の再現かとひやひやさせてくれました。最後はなんとかしのぎ、今季初セーブを記録しましたが、試合後自ら振り返ったように「醜い」登板でした。

ともかく連敗は2でストップ。ロード9連戦を5勝4敗で勝ち越し、久しぶりにワシントンに戻ることになりました。

MVP: Tanner Roark

2014/07/30

729 無死満塁 Espinosa の空振り

L0-3@MIA (Season 57-47)
Strasburg(L7-9) 7.0IP 1ER 4H 2BB 4K
Harper 2/3 BB

2回表のDanny Espinosaの打席、もっと言えばその初球が試合のターニングポイントでした。

立ち上がりから制球が定まらずアップアップだったマーリンズ先発のHenderson Alvarez。2回表、四球、シングル、四球で無死満塁。たまらずマーリンズベンチからコーチが飛び出すほど追い詰めていました。ここで一気にノックアウトしていれば、あるいはせめて1点でも取っていれば、全く違う試合になっていたはずでした。

しかし、ここで打席に入ったEspinosaが、Alvalezの初球、明らかに外低めのボール球のチェンジアップを強振し、空振り・・・。なんでや・・・。真ん中にストレートを置きにきたなら叩くのも分かるが、あの場面であの難しいボールを空振りして投手を助けるなんて・・・。後から思ったわけではなく、試合の流れが変わる1球だな、その瞬間に誰もがそう思った1球でした。

案の定、Espinosaは三振。続くNate McLouthもいい当たりながら三塁手正面(笑)。投手のStephen Strasburgに期待するのも酷というもの。その、Strasburg、またも勝ち星は付かなかったもののよく投げました。6回裏にGiacarlo Stantonにタイムリーを打たれて1失点したものの7回1失点と十分の内容。

1点差で迎えた8回裏、ここでWilliams監督が不可解な継投。2番手で送り出されたのは前日にサヨナラ打を打たれていたJerry Blevins。わずか1点差、勝利への執念を見せるなら、Tyler ClippardやDrew Storenを投入しても良かったはず。なのに、Blevins。シングル、ダブルで実にあっさりと追加点を許し、送りバントで1死3塁とされて降板。なんのために出てきたんだか・・・。

9回表に2死ながら1,2塁とし、打者Denard Spanがライト前にヒット。3点ビハインドでは突っ込んでもしかたがないので3塁に止まりましたが、もし1点差なら同点タイムリーになっていたはずだったのに・・・。結局続くAnthony Rendonが三振で完封負け。

昨日の大逆転負けの後だけに、すっきり勝ちたかったのに、色々とフラストレーションの溜まる試合となってしまいました。返す返すもあのEspinosaの打席が悔やまれます。どんなに守備が良くても、いい加減にしてほしい。

2014/07/29

7/28 今季最悪の逆転負け

L6-7x@MIA (Season 57-46)
Zimmermann(ND) 7.0IP 2ER 4H 1BB 6K
Soriano(BS4, L2-1) 0.1IP 4ER 3H 1BB
Werth 2/3 BB R RBI
Harper 2/4 double R RBI
Rendon 2/5 2R

初回にAdam LaRocheの犠飛で1点を先制し、しばらくこう着状態が続いた後、6回表に集中打を見せて5点。先発のJordan Zimmermannが全く危なげない投球で無失点。6回を終えて6-0と完ぺきな試合運びでした。このまま楽勝のはずでした。

ところが7回から試合が暗転。まず7回表、ライト線へのヒットを打ったJayson Werthが2塁を欲張りタッチアウトとなっただけでなく、スライディングの際に右足首を痛めてそのまま退場。その裏、このまま完封もあるかと思われたZimmermannが2死1塁から三塁打、シングルと打たれて2点を返され、この回限りで降板となりました。思えばこれが痛かった。

8回、2番手として登板したRoss Detwilerが連打と内野ゴロの間に1点を失い続く3点差。続くピンチはDrew StorenがGiancarlo Stantonを三振に斬ってしのぎましたが、9回にマウンドに上がったRafael Sorianoが激しく打ち込まれてあっという間に同点とされると、1死3塁で代わったJerry Blevinsも勢いを止められずにサヨナラ負け。

今季最悪の逆転負け。今日勝ったブレーブスとの差は0.5。ここで踏ん張れるかどうか、チーム力が試されます。(Werthの足の状態が心配です・・・)

2014/07/28

7/27 Fisterも2ケタ到達

W4-2@CIN (Season 57-45)
Fister(W10-2) 7.0IP 0ER 3H 1BB 5K
Soriano(SV25) 1.0IP 0ER 1H 1K
LaRoche 1/4 2RBI
Rendon 1/3 R RBI SB(10)
Span 0/1 4BB R

Doug Fisterが(Tanner Roarkに続き)シーズン10勝目を記録しました。この日は7イニングで許した走者は3本のシングルと1四球のみ。2塁さえ踏ませない素晴らしいピッチングでした。開幕をDLで迎え、5月上旬に復帰してからの2か月半での10勝というハイペース。何より安定感抜群なところが、一昨季のEdwin Jacksonや昨季のDan Harenとは大違い。長期契約を結んでくれないかなと思います。

このFisterを援護しなければならなかった打線ですが、今日もレッズ先発のMatt Latosとブルペンの前に5安打に抑え込まれました。ただ、前日と違ったのは、効果的なところでヒットが出たこと。5回は2死満塁からJayson Werthが押し出し四球を選んだのに続いて、Adam LaRocheがレフトへ2点タイムリー。9回も2死1,2塁からAnthony Rendonがレフトへ貴重な追加点のタイムリー(特にその裏に2点を返されたことを思うと実に貴重な追加点となりました)。ということでなんとか4点を奪いましたが、Ryan Zimmermanの離脱から全体的にやや下降気味なのが気になります。

今回のロード9連戦のうち2/3を消化。ロッキーズとのシリーズに続いて、レッズとのシリーズも2勝1敗で勝ち越しましたが、次はマイアミでの3連戦。アストロズを叩いて4連勝と波に乗っているマーリンズだけに気が抜けません。

MVP: Doug Fister

2014/07/27

7/26 Gio 好投も0-1敗戦

L0-1@CIN (Season 56-45)
Gio(L6-6) 7.0IP 1ER 4H 2BB 8K
Ramos 2/4

8試合続けて2桁安打を記録してきたナショナルズ打線でしたが、今日はレッズ先発のJohnny Cuetoとブルペンの前に4安打完封負け。序盤は抜けていれば得点という打球をレッズの好守に阻まれ、終盤は走塁ミスで自滅。

先発はGio Gonzalez。前回登板では序盤でKOされましたが、この日はナイスピッチング。7回まで1失点と合格点をあげられる内容でしたが、負け投手は負け投手。なかなか勝ち星が伸びません。

Ryan Zimmermanが離脱してから1勝2敗。苦しい戦いが続きそうです。

2014/07/26

7/25 Roark 10勝に到達

W4-1@CIN (Season 56-44)
Roark(W10-6) 7.0IP 1ER 3H 1BB 6K
Soriano(SV) 1.0IP 0ER H BB 2K
Span 4/5 R RBI SB(18)
Rendon 2/4 BB RBI
LaRoche 2/4 double BB RBI
Walters 1/4 double R RBI

すっかりローテーションの柱になりつつあるTanner Roarkが今日も好投。3回まではパーフェクト。4回に折れたバットでのポテンヒットとチェックスイングのセカンド内野安打の2本で1点を失いましたが、危なげなく7回を94球で投げ終えました。ポンポンと追い込み、スライダーやチェンジアップを低めにコントロールして空振り又は引っ掛けさせるか、92-3マイルの速球で詰まらせるピッチングが面白いように決まっていました。とにかくコントロールがいいので、大崩しそうな気配が全くありません。これで10勝目にチーム一番乗り。というか、3本柱にはそろそろしっかりしてもらいたい。

打線は、序盤からチャンスを作ってはつぶしという非効率な攻撃を繰り返していましたが、4回に5本のヒットを集中し3点を取ると、6回にも1点を追加。今日はこれで十分でした。なお4回の先制打は、今日セカンドで先発機会を与えられたZach Waltersのダブルでした。Danny Espinosaとの併用なんて言わないで、どんどん使ってやりましょう。

チーム100試合目を快勝し、パドレスに敗れた2位ブレーブスとの差を今季最大の2.5と広げました。

MVP: Tanner Roark

2014/07/24

7/23 Strasburgついに黒星先行

L4-6@COL (Season 55-44)
Strasburg(L7-8) 5.1IP 4ER 9H 3BB 5K
Span 4/5 2R RBI SB(17)

Stephen Strasburgがぴりっとしないどころかひどい出来でした。1回表に味方が1点を先制してくれたにも関わらず、その裏、4本の長短打と四球で3失点し、あっという間に試合の主導権を手離してしまいました。その後は5回まで無失点で切り抜けましたが、6回裏、1死1,2塁のピンチを作ったところで降板してしまいました。結局負け投手。これで4登板連続で勝てていません。今日も球速は出ていましたが、いくら速くても打たれては仕方ありません。

ただし、ここはデンバー。打線にはいくらでもチャンスがありました。1点を追う6回表は1死1,3塁のチャンスを作りましたが、Bryce Harperが三振。2点差となった7回にも下位打線で無死1,2塁のチャンスを作りましたが、1番のDenard Spanがバント失敗。2,3番も凡退して、いずれも得点ならず。そうこうしているうちに9回へ。2死走者無しから4連打で2点を返し、2点差まで詰め寄りましたが、最後は2死満塁でIan Desmondが空振り三振でゲームセット。

フラストレーションの溜まる試合となりました。