●オフの動き
昨季のローテーション投手のうちJordan ZimmermannとDoug Fisterの2人がFAとなり、それぞれタイガースとアストロズと契約。一方の補強は、何人かFAの投手に関心を示しているとのうわさもありましたが、最終的には故障上がりのBronson Arroyoとマイナー契約を結んだくらいでした。
●スプリングトレーニングの見所
[40 man Roster]
Stephen Strasburg
Max Scherzer
Gio Gonzalez
Tanner Roark
Joe Ross
A.J. Cole
Taylor Jordan
[Non-Roster Invitees]
Bronson Arroyo
Lucas Giolito
Taylor Hill
Aaron Laffey
Austin Voth
Paolo Espino
Max Scherzer、Stephen Strasburg、Gio Gonzalezの 3人は故障さえなければ確定。さらに、昨季はチーム事情からブルペンに回ったものの2014年に15勝を記録したTanner Roark、そして昨季彗星の如く現れたJoe Rossまで、ひとまず先発ローテーションの5人はそろっています。まずはこの5人がきっちり仕上げてくることができるかどうかがチームの序盤を占う意味でも重要です。
仮に5人に故障などがあった場合の有力候補の1人が、TJ手術からの復帰を目指すBronson Arroyo。マイナー契約とはいえ、最大800万ドルに達するインセンティブ付ですから、状態さえよければスプリングトレーニングで先発としての機会が与えられるはず。 39歳、ラストチャンスに賭けます。
昨季、トッププロスペクトとして期待されながら機会を活かすことができなかったA.J. Coleですが、Rizzo GMも昨季のデビューは急ぎ過ぎたと反省のコメントをしていましたので、この春もチャンスを与えられるはず。シーズン後半はSyracuse(AAA)で好投していましたので、自信を取り戻して再出発してくれることでしょう。まだ24歳、期待しています。
すっかり影が薄くなってしまったTaylor Jordanですが、監督も代わったことですし、大いにアピールしてください。
Arroyoを除くマイナー契約の投手で最も注目を集めるのは、もちろんLucas Giolitoでしょう。初のメジャーキャンプへの参加でどこまで通用するか、ナショナルズファンだけでなく、全米のMLBファンが注目していることでしょう。ゲームが始まったらすぐにマイナー行きでしょうが、それでもどんな評価を受けるか、楽しみでなりません。この他、昨季の球団Minor League Pitcher of the YearとなったAustin Vothも初のメジャーキャンプ参加。
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