(さすがに平日の午前中なので観戦はできず。)
W4-1@SFG (Series 1-2)
Fister(W1-0) 7.0IP 0ER 4H 3BB 3K
Clippard(HD) 1.0IP 0ER
Storen 1.0IP 1ER 2H K
Harper 1/3 HR(2) BB 2R RBI
Cabrera 1/4 RBI
Span 2/4
Rendon 2/4
崖っぷちに追い込まれたナショナルズを最終的に救ってくれたのは、相手投手のMadison Bumgarnerでした。7回表、ここまで4人の走者を出しながらも3塁を踏めていなかったナショナルズ打線。この回先頭のIan DesmondのシングルとBryce Harperの四球で無死1,2塁のチャンスを得ると、打者Wilson Ramosに対してベンチのサインは送りバント。とはいえ、過去何年もやったことのない送りバントをしろと言われても簡単にはできません。2球失敗して2ストライクと追い込まれましたが、それでもサインは変わらず。必死の思いだったというRamosのスリーバントは一塁側へのきっちりしたバント。当然1塁に送球すべきところを、Bumgarnerは3塁へ、しかも悪送球してくれました!ボールがジャイアンツのブルペン辺りを転々とする間に、1塁走者のHarperまでもがホームインしてあっという間にナショナルズに2点が入りました。
第1戦でAdam LaRocheが間に合わない2塁に送球したところから失点したのとちょうど逆の構図。このプレーで流れはナショナルズに傾き、この後、Asdrubal Cabreraにもタイムリーが出て(Ramosの激走もあって)もう1点。さらに、9回表にはHarperがライトへあわや場外かというソロホームランでダメを押しました。
しかし、今日の主役は何と言っても、7回無失点のピッチングでBumgarnerとの真っ向からの投げ合いに勝利したDoug Fisterを置いて他にはいないでしょう。2回にシングルと2つの四球で2死満塁としたのが唯一のピンチらしいいピンチでした(Bumgarnerを三振で切り抜けた)。後がない大一番とは思えない、落ち着き払った様子は、さすがに場数を踏んでいるだけのことはあります。他の投手にはなかなか真似ができないでしょう。
8回はTyler Clippardが完璧な三者凡退でしたが、心配なのは、今日も出てくるなり2連打されてピンチを作り、結局犠飛で1点を失ったDrew Storen。個人的には心中するつもりで起用してほしいところですが、ここまでの2戦の内容を見るとベンチは起用法を考え直すかもしれません。だからといってRafael Sorianoはやだなあ。
ともかくこれで1勝2敗。引き続き負けたらシーズン終了の状況は変わりませんが、ムードはすっかり変わりました。Denard Spanにもヒットが出て、Anthony Rendonとともにいい流れを作り始めています。明日はGio Gonzalez。シーズン終盤の好投を続ければ勝てるはず。頑張って。
2 件のコメント:
意気消沈。
采配に不満なのは、後からだからいえ結果論だって分かってるけど、
williamsの采配(投手交代)に不満。
打線は水物だけど、それでも打てなさすぎてイライラ。
これで終わりだと思うと、162試合がただただ虚しい。
有明ハーパーさん
今季も最後までおつきあい頂きありがとうございました。こんな終わり方で、まだ立ち直れませんが、ポストシーズンが終わる頃には書く気力も湧いてくるかな。本当に虚しい。
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