17日が野手陣の集合日。特に遅れているとか、故障しているといった情報は入っていません。
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ポジション別の最終回は外野手編です。
●オフの動き
一度はFA退団したChris Heiseyとすぐに1年で再契約し、ベンチの1枠を確定。FA選手の動きはそれだけでした。
年俸調停対象としてまだ保有することができたBen Revereでしたが、12月初旬にチームは来季の契約を結ばないことを決断(ノンテンダーFAとして退団)。その1週間後、センターのレギュラーを任せられる選手としてホワイトソックスからAdam Eatonをトレードで獲得しました。これにより、昨シーズン後半に急造センターとして頑張っていたTrea Turnerは本職のショートに戻ることになりました。
●スプリングトレーニングの見所
[40 man Roster]
Bryce Harper
Jason Werth
Adam Eaton
Chris Heisey
Michael Taylor
Brian Goodwin
Rafael Bautista
[Non-Roster Invitees]
Brandon Snyder
Andrew Stevenson
左からJayson Werth、Adam Eaton、Bryce Harperがレギュラーの予定。
いよいよ契約最終年となるWerthが有終の美を飾ってくれることをもちろん期待していますが、一方で後継者も気になるところ。Werthの後継者として来季以降のナショナルズの外野を守らせるに十分(つまり、FA選手で穴を埋める必要がない)と評価されるだけの候補者となるには、まずこのスプリングトレーニングでしっかり名乗りを上げることが必要でしょう。経験値ではMichael Taylorが抜きんでていますが、昨シーズン、チャンスを与えられながら生かせなかった印象は悪い。むしろ、昨シーズン終盤にメジャーデビューして一躍評価を上げたBrian Goodwinへの期待が高まっています。また、マイナーから参加のAndrew Stevensonも昨年のアリゾナ秋季リーグなどで高い評価を得ていました。メジャーの投手を相手に打席に入り、首脳陣にどのような印象を残すことができるか楽しみです。
Eatonは新しいチームに移籍しての最初のキャンプ。トレードの代償が大きかっただけにファンやマスコミからの注目を集めることになりますが、あまりプレッシャーに感じずしっかり調整してくれればと思います。
そしてHarper。リーグMVPを受賞した2015年から一転して、2016年はかなり残念なシーズンとなってしまいました。夏場以降は首を痛めていたという情報もシーズンが終わってから流れてきましたが、もしそれが原因だったとすれば、しっかり直してきているかが最初の注目。その上で、どういうプレーを見せてくれるか。やはり一番のスターはHarperですから、この人の活躍なくしてワールドシリーズ制覇はありません。頑張ってください。
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