2018/03/16

STノート(3/16)

開幕まで残り2週間。未だロースターには45人ほど残っています。

【投手陣】
Koda Gloverは依然として全く見通しが立っていませんが、それ以外の投手陣は特に故障なく調整を続けています。

Jake Arrietaがフィリーズと、Lance Lynnがツインズとそれぞれ契約したことで、いよいよ先発5番手は現有戦力から選ばれることになりそうです。1番手と期待されるのはA.J. Coleですが、風邪で1回先発をスキップしたので、次回登板が重要となります。そのColeの代役として12日に先発したEdwin Jacksonが3回を1失点とまずまず好投。一方で前回のノートで好投していると書いたTom Miloneが15日に先発しましたが、予定より短い2イニングで3失点降板。立場を苦しくしました。また、Erick Feddeが10日の試合で3回1失点とやはり好投しています。さすがに開幕ローテ入りはないと思いますが、比較的早いタイミングでの昇格はあるかもしれないと思わせる内容です。

ブルペン陣はまあ順調。

【捕手】
Jonathan Lucroyはアスレティックスと契約したので、控え捕手の座はいよいよPedro SeverinoとMiguel Monteroの一騎打ちの様相ですが、2人とも打率は2割を切っています。むしろ、Spencer Kieboomがやたらと打ってアピールしています(.346/.322/.346)。

【内野手】
Daniel Murphyは依然としてリハビリモード。少しずつ動ける範囲は広がっているようですが、開幕には間に合いません。Wilmer Difoも少し当たりが出てきましたが、3割超の打率を維持しているHowie Kendrickで開幕セカンドは決まった感じです。サードのAnthony RendonとショートのTrea Turnerも打率3割を超えています。ファーストのRyan Zimmermanが実戦から遠ざかっていますが、故障のためではないとのこと。心配ですが、信じるしかありません。

代打一番手候補のMatt Adamsも打率3割超と順調に調整中。ところで、昨季の代打一番手だったAdam Lindがマイナー契約を結んでいたヤンキースから解雇され(本人が望んで?)、FAに逆戻り。昨季、控え選手ながら301打席以上に立って、14本塁打、打率3割超という素晴らしい結果を残したのにこの状態。気の毒としか思えません。

【外野手】
前回ノートでまだ出場していないと書いたRyan Raburnも実戦でプレー。一方で、Adam Eaton、Michael Taylorの2人はこの1週間プレーしていませんが、マイナーリーガー相手の練習試合ではプレーし始めたらしく、この数日の間に実戦に出てくるだろう、つまり開幕には間に合うだろうという見通しが語られています。

控え争いでは、一番手のはずのBrian Goodwinの調子がなかなか上がってきません。それに対して、Andrew Stevenson、それにマイナー契約のMoises Sierra、Chris Dominguezが好調で長打力も含めてアピール中。意外とこの辺がスプリングトレーニング終盤に向けて楽しみなところかもしれません。

Bryce Harperは順調そのもの。

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