2018/10/24

2018 ポジションレビュー:中堅手編

WS第1戦はChris SaleとClayton Kershawの両エースのガチンコ対決で見応えがありました。勝負の分かれ目は同点とされた直後、5回裏のMookie Bettsの打席だったでしょうか。

さて、本日のポジションレビューはセンターです。

前年の活躍が評価され、センターのレギュラーとして開幕したMichael Taylor。守備は相変わらず超一級でしたが、いかんせん打てませんでした。6月中旬にレギュラーを外されるまで打率はずっと2割前後の低空飛行。その後、Bryce Harperと併用されながら次第に出場機会を減らし、9月になるとVictor Roblesが昇格してきたことで先発出場はわずか2試合。Harperの去就に左右されるところもありますが、来季の構想からは外れている可能性が高そうです。

9月にはRoblesが10試合に先発出場。出場機会が増えるごとに調子を上げ、最終的には66打席で.288/.348/.525、3本塁打、3盗塁。守備にはまだ不安を残しましたが、来季の開幕レギュラーとして期待できる内容でした。

来季のレギュラーはRoblesでいいと思います。仮にRoblesをトレードで出せば、現状での候補はTaylorかAndrew Stevensonとなりますが、どちらもレギュラーには弱いと判断されているはず。新たにセンターを獲得しにいくのはかなり大変であり、Roblesを放出する選択肢はないでしょう(そう思いたい)。TaylorもStevensonも守備はいいので控えには適役ですが、2人とも残留という可能性は低いのではないかと思います。出すとすれば、実績があり、年俸調停最終年となるTaylorが有力か。Harperと再契約することになればなおさらです。

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