2019/07/05

7/4 地区2位に浮上

W5-2 Marlins (Season 45-41)
Sanchez(W5-6) 6.0IP 1ER(2R) 5H 4BB 2K
Rodney(SV2) 1.0IP 0ER 2H 1K
Rendon 2/4 HR(20) R 2RBI
Parra 2/4 2double R 2RBI
Suzuki 1/4 HR(10) R RBI 

今日は米国の独立記念日とあって、首都ワシントンDCの都心では夜になるといろいろな行事があることを考慮し、現地時間午前11時という早い試合開始。 

先発のAnibal Sanchezは、初回先頭打者にいきなりホームランを打たれ、2回にもワイルドピッチやエラーも絡んでもう1点を失う不安な立ち上がりとなりましたが、以降は落ち着いたピッチングで追加点を許すことなく6回を投げきりました。 

打線もこれに応え、2回裏にKurt Suzukiが、4回裏にはAnthony Rendonがそれぞれソロ本塁打を打って同点とすると、5回裏1死3塁からRendonがセンター前に弾き返して勝ち越しに成功。さらに6回裏、2死2塁でTrea Turnerが敬遠された直後、Gerardo Parraが右中間に2点タイムリー二塁打を放って突き放しました。

ブルペン陣も7回をTanner Rainey、8回はWander Sueroが連打でピンチを作りましたが、Jonny Venters、さらにはJavy Guerraも投入して無失点で切り抜けると、9回裏はFernando Rodneyがマウンドへ上がり、無難に2セーブ目を記録しました。ポストシーズンマンで考えたらSean Doolittleに倒れられるわけにはいきません。今後もRodneyには頑張ってもらいましょう。

さて、フィリーズが(ブレーブスに)敗れ、なんとナショナルズ、地区2位に浮上しました。ワイルドカード争いではなんとトップです。まさかオールスター前にここまで来るとは思いもよりませんでした。明日からはオールスター前最後の3連戦。しっかり戦って休みに入りましょう。


Max Scherzer がナ・リーグ月間MVP

6月のナ・リーグ月間MVPにMax Scherzerが選ばれました。全く驚きはありません。自身通算6度目の受賞です。

6試合に先発。各試合の投球内容は次のとおり。

2日 ◯ 8回 1失点 15奪三振
8日 ◯ 7回 無失点 9奪三振
14日 ◯ 7回 2失点 10奪三振
19日 ◯ 7回 無失点 10奪三振
25日 ◯ 8回 1失点 10奪三振
30日 ◯ 8回 1失点 14奪三振

合わせて計45イニングで、自責点5。簡単な計算ですね、防御率は1.00となります。68奪三振に対して与四球5。相手打者の打撃成績は.156/.196/.256。控えめに言っても圧倒したという感じです。

しかも、19日の試合は前日のバント練習でボールを顔に受け、鼻を骨折した直後の登板。あれでチームメイトが燃えないはずがありません。ベンチでの声出し、身振り手振りを含め、チームを引っ張る、鼓舞する姿を何度もカメラは捉えています。数字以上の貢献はまさにMVPにふさわしい活躍でした。


2019/07/04

7/3 Strasburg 14奪三振で10勝目

W3-1 Marlins (Season 44-41)
Strasburg(W10-4) 7.1IP 0ER 2H 2BB 1HBP 14K
Doolittle(SV19) 1.0IP 1ER 3H 1HBP 2K
Dozier 2/3 double HR(13) BB R 2RBI
Adams 1/3 HR(13) BB R RBI

先発のStephen Strasburgがキレッキレのピッチングを展開しました。7回までに許した走者は1四球と2本のシングルの3人だけでしたが、いずれも2死からであり、2塁さえ踏ませないピッチング。変化球も速球もとにかくコントロールがよく、打者を手玉に取っていたという感じで三振の山を築いていきました。4回には自身キャリア初となる三者連続三球三振の9球で終える「immacurate inning(日本語訳不明)」を達成するなど、毎回の13奪三振。やや疲れが見えた8回表の先頭打者に四球、続く打者に死球で無死1、2塁と初めてのピンチを迎えましたが、続く打者をカーブで14個目の三振に仕留めて降板。スタンディングオベーションに値するナイスピッチングでした。これでチーム最速で2桁10勝に到達です。

もっとも、今日も打線のエンジンのかかりが遅く、5回までは無得点の重苦しい展開。6回裏にようやくBrian Dozierがレフトへ2ランを放って先制し、8回裏にMatt Adamsのソロでダメを押しましたが、もうちょっと早く援護してもらいたいですね。もっとも、今日のようなピッチングをしてくれればそんなに大量得点はいらないわけで、先発がイマイチの試合でしっかり援護してくれるようであれば、投打がかみ合っていると言えるのかもしれませんが。

いや、やはりもっと援護が欲しかったですね。今日は。3点リードで迎えた9回表、Sean Doolittleが1死から3連続シングルで満塁とされ、2死後に死球で1点を失う冷や汗ものの展開。最後は三振でしっかり締めましたが、33球を要し、試合終了後マウンドでしゃがみ込むほどの疲れようでした。本人も疲労がたまっていることを認めています。まあ、これまでの使われ方を考えれば当然。明日あたりはDoolittleを出さずに済む展開で勝ちましょう。

ともかく3連勝。(ブレーブスに敗れた)フィリーズとの差は0.5差まで詰まり、ワイルドカード争いに至っては、周りが皆こけてくれているおかげで、なんと圏内に入ってしまいました。

Minor League All Stars (AAA, AA, Futures Game)

マイナーリーグのオールスターについての第2弾の記事です。

まず、6月18日に開催されたCarolina LeagueのオールスターでPotomac(A+)のNick Banks外野手が逆転3ランを放ち、見事にMVPを獲得したそうです。おめでとう。

さて、7月にオールスターゲームが開催されるAAAとAA、それにMLBのオールスターの前座としてクリーブランドで開催されるFutures Gameの出場選手が発表されました。

● Futers Game
2年連続でCarter Kieboomが選ばれました。極めて苦い味のメジャーデビューとなりましたが、その後はFresno(AAA)でしっかり結果を残しています。守備も鍛えてくれているといいのですが。

● Fresno (AAA) 
Yadiel Hernandez, OF
Dakota Bacus, RHP

Pacific Coast Leagueのオールスターには2人が選ばれました。キューバ出身のHernandezについては5月に書きましたね。Bacusは(ずいぶん昔のことになりますが)2013年8月にKurt Suzukiをアスレティックスにトレードした時に獲得した選手。極めてゆっくりとながらステップアップし、今季はAAAでも好投しており、メジャーデビューの可能性も囁かれています。

● Harrisburg (AA)
Ben Braymer, LHP
Rhett Wiseman, OF
Tres Barrera, C
Ian Sagdal, INF

Eastern Leagueのオールスターには上記の4 選手が選出されました。2シーズン制を取っているEastern Leagueの前期地区優勝の好成績を収めているチームだけにしっかりと選ばれました。Sagdal以外の3人は5月の記事で紹介した選手ですね。開幕直後からローテーションを引っ張っていたWil Croweが選ばれていないのはなぜかなと思ったら、5月以降はかなり打ち込まれていました。少し心配です。


2019/07/03

7/2 Turnerのサヨナラ打で7月スタート

W3x-2 Marlins (Season 43-41)
Corbin 7.0IP 1ER 6H 0BB 7K
Doolittle(W) 1.0IP 0ER BB 2K
Soto 2/3 HR(15) triple BB R 2RBI
Turner 2/5 double R RBI

前日7月1日にエンゼルスのTyler Skaggsが遠征先のベッドで急死するというショッキングなニュースが流れましたが、そのSkaggsとエンゼルスのドラフト同期でともにマイナー時代を過ごしたPatrick Corbin(ちなみにMike Troutも同期)が先発。普段の46に代えて、この日はSkaggsの背番号45でマウンドに上がりました。立ち上がり、いきなり3連打でいきなり1点を失い、3回表を終えたところで1時間を越える雨による中断を挟むことにもなりましたが、それでも7イニングを1失点で投げきり、友への餞としました。試合中も笑顔はなく、試合後のインタビューでも感情的な様子だったことが印象的です。

このCorbinの好投に応えなければならない打線でしたが、初回のJuan Sotoの2ラン以降は沈黙。8回表には2番手のWander Sueroが犠飛を打たれてしまい、同点。これでCorbinの白星は消えました。8回裏には2死満塁のチャンスを作りながら、Ryan Zimmermanが遊ゴロに倒れ勝ち越すことができず、重苦しい空気が流れていました。

しかし、9回裏、2死1塁からTrea Turnerがやってくれました。フルカウントから粘った末に外への速球を弾き返した打球は低いライナーで右中間へ。1塁ランナーのYan Gomesが決して速くない足を懸命に動かして走り、サヨナラのホームイン。なんというか、勝ってほっとした、という感じの終わり方でしたね。

今シーズン初めての貯金2。どんどん行きましょう。

MLBオールスター(RendonとScherzerが選出)

オールスターに向けての記事の第3弾です。ナショナルズからは、Anthony RendonMax Scherzerが選ばれました。Rendonにとっては自身初、Scherzerにとっては7年連続7回目の栄誉です。おめでとう。

ナショナルズからはこのように2人だけとなったわけですが、ナショナルズファンとしてはJuan Sotoが漏れたことが残念です。ナ・リーグのリザーブ外野手として選ばれたCharlie Blackmon、David Dahl、Jeff McNeilとは数字的には全く遜色ありませんし、Blackmon、Dahlとロッキーズの外野手を2人も選ぶくらいなら(ロッキーズからは内野手も2人も選ばれているんだから)どちらかに代えてSotoを選んで欲しかったかな。

ちなみに、Bryce Harperは選ばれていません。

2019/07/01

6/30 Scherzer6月6連勝締め, Doolittle通算100セーブ

W2-1@DET (Season 42-41)
Scherzer(W8-5) 8.0IP 1ER 4H 0BB 14K
Doolittle(SV18) 1.0IP 0ER H BB K
Rendon 2/5 double HR(19) 2R RBI

かつてタイガースのエースとして活躍したMax Scherzerがデトロイトのコメリカ・パークに初の凱旋登板。迎え撃つのは、かつてナショナルズで活躍したJordan Zimmermann。チームを移った後はあまり結果を残せてこなかったZimmermannでしたが、この試合では7回途中まで1失点とScherzerと投げ合うのにふさわしい好投を見せてくれました。オールドファンとしてはとても嬉しかったです。

とはいえ、やはりScherzerが一枚上手。6回まではほとんど危なげなく無失点。7回裏1死からBrandon Dixonに高めの速球を逆らわずにライトスタンドまで弾き返されて1点こそ失いましたが、失点はこれだけ。100球を超えて迎えた8回裏を、この日最速となる98マイルの速球を交えながら三者連続三振で締めくくってしまいました。15奪三振、無四球と文句のつけようのないピッチング。これで6月は6戦6勝、防御率1.00。月間MVPは間違いないでしょう。

そんなScherzerを援護したい打線でしたが、Zimmermannからの得点は4回表のKurt Suzukiのタイムリーによる1点だけ。7回裏に同点に追いつかれてしまい、このままではScherzerを見殺しにしてしまうところでしたが、これを救ってくれたのは(この日の試合後にScherzerとともに自身初のオールスター選出が決まることになる)Anthony Rendonでした。8回表、先頭打者として打席に入ると、カウント3-2からの投球を逆らわずにライトスタンドへのホームランを打ってくれました。

この後8回裏のScherzerの熱投があり、9回裏はSean Doolittleが締めくくり、キャリア通算100セーブを達成。

今回のロード6連戦は、マーリンズ、タイガースと相手に恵まれたとはいえ、余計な取りこぼしなく終えたことは評価していいと思います。さあ、ホームに戻ってまたマーリンズです。しっかり頑張りましょう。