2012/06/30

6/29 帰ってきたビースト

W5-4@ATL (Season 44-31)
Detwiler(ND) 6.2IP 4ER 5H 1BB 1K 3.30, 1/3 RBI K
Morse 4/4 HR(3) 3R RBI .294
Flores 2/4 double HR(3) R RBI K .250
Zimmerman 2/5 K .238

デンバーで目覚めた打線はこの試合も健在で、2回には投手のRoss Detwilerのタイムリーで先制。3回には「また2死から」Ian Desmondが2点タイムリー。4回はJesus Floresがレフトスタンドに運び、前半を終わって4-0とリード。

先発のDetwilerは先発に戻って2戦目のこの試合も、6回までわずか2安打1四球と快投。あれ?こんなコントロールのいい投手だったっけ?と思うほどの安定感。速球が主体ですが、セカンドピッチ、サードピッチのチェンジアップ、スライダーとも実に効果的でした。5回無失点の前回に続く好投で評価を大いに上げましたが、7回に落とし穴が待っていました。1死から死球を与えると、セーフティバントを処理できず、さらにボークで2,3塁のピンチを1人で作ると、シングル安打と犠飛でまず2点。なお2死1塁から、ルーキーのAndrelton Simmonsに対してカウント1-2からファールで粘られた後の6球目。これまで低め低めにコントロールされてきたスライダーがいわゆる肩口に入ってしまい、レフトフェンスをぎりぎりで越える2ラン。同点とされてしまいました。先発に戻ってわずか2試合目ということで、7回は明らかにスタミナ切れのアップアップの投球だったと思います。続投させたことを批判する意見もファンサイトでは多く見られました。しかし、個人的には続投で良かったと思います。まず、(7回開始時点で)まだ77球だったこと。そして、前日の延長戦(しかも先発Edwin Jacksonが4回途中降板)でブルペンを使い果たしていたこと。何より、Detwilerが5番手相当の投手から、もう一皮剥けるためにはこうした試練が必要だと思ったからです。結果はこうなりましたが、ベンチ・フロントの信頼というか、育てたいという気持ちが伝わってきました。きっと次に活かしてくれると思います。

さて、7回裏で同点となってしまいましたが、直後、8回表先頭打者のMichael Morseがライトスタンドへ勝ち越しのソロ。後は、Sean Burnett、Tyler Clippardがしっかり抑えて2位ブレーブス叩きに成功。それにしてもMorseはすっかり昨季のいいときの状態に戻りました。この4試合で12安打。2割そこそこから3割目前まで打率を上げています。何より状態がいい。右に左に鋭い打球を連発。やはり彼が打つと盛り上がります。

MVP: Michael Morse

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