2012/06/09

6/8 あのデビューから2年

W7-4@BOS (Season 33-23)
Strasburg(W7-1) 6.0IP 2ER 4H 2BB 13K 2.41
Clippard(S6) 0.2IP 0ER 2.49
Harper 3/5 double HR(6) 2R 3RBI K .288
Desmond 2/4 double 2RBI K .261
Espinosa 2/4 2double 2R RBI BB K SB(8) .226
Zimmerman 2/5 double R RBI K .250
Moore 2/4 double 2R SB(1) .217

2010年6月8日のピッツバーグでのStephen Strasburgの衝撃的なメジャーデビュー(当時の記事)からちょうど2年。その間TJ手術を受けて一時キャリアが中断したりもしましたが、今日の登板では、あの日の輝きが全く失われていないことだけでなく、キャリアハイの119球を投げて新たなステージに入ったことも示しました。最速100マイル(6回でも95マイル超)の速球に加えて、スライダー、カーブも鋭く、レッドソックスの打者は次々に空振りしてくれました。13奪三振はそのデビュー戦での14奪三振に次ぐキャリア2番目。2回裏に2死1,2塁のピンチを作り、Mike Avilesにグリーンモンスター直撃の二塁打を打たれ2点の先制を許しましたが、カウント3-0とした後に真ん中にストレートを2球続けて投げてはさすがに打たれます。最終回となった6回裏も1死満塁のピンチを作りましたが、ここはきちんとストライク先行で2者連続三振。お見事でした。三振が増えるとどうしても球数が多くなってしまうのが課題。

打線は良く振れていました。序盤から圧力をかけ続け、2点を先制された直後の3回表にRyan ZimmermanとIan Desmondのタイムリーで3点を奪って逆転。さらに続く4回表にも、今日(対左投手ということもあり)リードオフに起用されたDanny Espinosaのタイムリー二塁打と、Bryce Harperのライトスタンドへの2ラン本塁打で6-2として試合の流れをつかみました。終盤、両チームとも少しずつ点を取りましたが、大勢を変えるには至らず。

4点リードの最終回。Brad Lidgeが出てきたものの、1死から1点取られたところで、今日の試合前の会見でJohnson監督からクローザーの任命を受けたTyler Clippardを投入。さすが、2人をきっちりアウトにとって試合終了。ただ、Clippardはボール先行でやや不安がよぎりました。登板過多のような気がします。

Harperは三塁打が出ればサイクルという3安打。3本とも左投手からという点も見逃せません。また、先発起用されたTyler Mooreもメジャー初の長打となる二塁打を含む2安打。盗塁も決めて(別に足が速いわけではありませんが)、いい感じの再昇格デビューとなりました。もっと使ってやって欲しいなあ。

MVP: Stephen Strasburg

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