2012/08/13

8/6-8/11 破竹の6戦全勝

私が夏休みで旅行をしている間(時差、ネット環境でチェックも十分できませんでした)、30球団最低勝率のアストロズを4戦スウィープ。さらに、貯金2でまだプレーオフに望みを持っているDバックスとの3連戦の最初の2戦を連勝。破竹の6戦全勝。その前からカウントすれば8連勝。71 勝43敗で、貯金はシーズン最多の28まで増えました。Jason Werthの復帰後、Kurt Suzukiのトレード加入後、いずれも負け無しです。

30球団最高勝率(2位レッズに3ゲーム差)。ナ・リーグ東部地区ではブレーブスもかなり調子がいいので、ゲーム差は4.5とほとんど変わっていません。

8/6 アストロズのエラーに乗じ辛勝
Jackson 5.1IP 2ER 2H 2BB 8K 3.56
Stammen(W) 2.0IP 0ER 1BB 1K 2.32
Zimmerman 2/4 R 2RBI BB .280
Suzuki 2/5 
5回を終えて4-1とリードしていたものの、6回に2点を取られ1点差。9回にTyler Clippardがセーブ失敗で延長戦。11回表無死1塁でSuzukiが絶妙のバント。一塁手が一塁へ悪送球すると、さらにカバーに入ったライトからの送球が逸れる間に一塁走者だったRoger Bernadinaが一気に生還して勝ち越し。10回裏から登板していたCraig Stammenが11回裏も抑えてなんとか辛勝。嫌な流れを断ち切って勝利を呼び込んだStammenをMVPとします。
MVP: Craig Stammen

8/7 Bernadina 試合を救う好捕
W3-2(12)@HOU
Detwiler 7.0IP 2ER 3H 2BB 2K 2.99
Espinosa 2/3 HR(11) R 3RBI K .243
2回までに2ラン本塁打の応酬で2-2。その後は両軍無得点で連日の延長戦へ。12回表無死2塁からBernadinaが手堅くバントで1死3塁とすると、Danny Espinosaが前進守備の間を抜く(二塁ベースに当たる)タイムリー。Espinosaはこの試合の全3得点を叩き出しました。が、この試合のMVPはBernadinaを置いて他にありません。12回裏、Clippardがまたも2死1、2塁のピンチを作ると、Brett Wallaceの打球は左中間への大飛球。抜けて入れば逆転サヨナラ負けのシーンでしたが・・・・・。是非、こちらの動画をご覧下さい。
MVP: Roger Bernadina 

8/8 Gio 完投(メジャー初本塁打付)
W4-3@HOU
Gio(W14-6) 9.0IP 3ER 9H 2BB 7K 3.32; 1/4 HR(1) R 2RBI 2K
Gio Gonzalezの独り舞台。2回表にはメジャー初本塁打となる2ラン。走者を許しながらも要所要所をしっかり締めて8回まで2失点。最終回、1点差に迫られたところでマウンドに投手コーチが来ましたが、ベンチの判断は続投。さらにシングルを打たれ2死2,3塁のピンチを迎えたものの、さらに続投。期待に応えて最後の打者を空振り三振に討ち取り、117球完投勝利。連日の延長戦で疲弊気味のブルペンに休養を与える意味でも価値ある完投でした。
MVP: Gio Gonzalez

8/9 Zimmermann 11K、Morse 2発
W5-0@HOU
Zimmermann(W9-6) 6.0IP 0ER 3H 0BB 11K 2.35
Morse 2/3 2HR(9,10) 2R 3RBI K .299
Bernadina 3/4 R BB .287 2SB(12,13)
前回登板ではバック(Espinosa)に足を引っ張られて、連続6イニング登板記録が途切れたJordan Zimmermannでしたが、この日はその鬱憤を晴らすかのような快投。6回まで許した走者はわずかに4人(1死球を含む)。3~5回の9つのアウトのうちの8つを三振で奪うなど、今季最多(キャリア最多タイ)の11奪三振。シーズン終盤を考えての6回降板と思われますが、わずか87球と余力十分だったはず。打線では、Michael Morseが犠飛と2本のソロ本塁打で3打点の活躍。また、スランプに陥っているBryce Harperに代わって2番に起用されたBernadinaが3安打1四球で4度出塁し、2盗塁と暴れまわりました。
MVP: Jordan Zimmermann

8/10 1番Lombardozzi 4安打4得点
W9-1@ARI
Strasburg(W13-5) 6.0IP 1ER 1H 4BB 6K 2.90
Lombardozzi 4/5 triple 4R .269
Werth 3/5 2double 2RBI .305
Zimmerman 1/3 HR(16) 2R 2RBI 2BB K .276
Steve Lombardozzi が、4安打で4得点と立派にリードオフの役割を果たしました。セカンド守備でも目を見張るような素晴らしいプレーを連発。打撃成績はやや下降線をたどっていますが、十分にIan Desmondの穴を埋めています。先発したStephen Strasburgは被安打1で1失点と好投。その1点も、4回裏2死1塁の場面でカウント1-2となったファールチップをマスクに受けた主審の負傷退場で10分ほど中断した後に四球、シングルで失ったもの。それ以前も、5回以降も素晴らしかっただけに、あの中断がなければどうなっていただろうとは思います。もっとも、球数が多く、結局7回くらいで降板させられることになったはずですが。
MVP: Steve Lombardozzi

8/11 5回表に5得点の集中打で逆転勝ち
W6-5@ARI
Jackson(W7-7) 5.2IP 5ER 8H 3BB 6K 3.74
Zimmerman 2/5 double R 2RBI .278
Werth 2/4 double R RBI BB .311
先発したEdwin Jacksonがぐだぐだで3回までに1-4とリードされる展開。しかし、5回表にWerth、Ryan Zimmerman、Morse、Jesus Floresの4本のタイムリーで一挙5得点で逆転。特に2死からのFloresの一打が最終的には試合を決めました。Suzukiの加入で厳しい立場に追い込まれたFloresですが、この日は盗塁も刺し酷評された守備でもがんばりました。6回途中からはブルペンが(ランナーを出しながらも)無失点で乗り切りました。
MVP: Jesus Flores

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