2014/04/14

若手を続々とメジャーに召集

故障やブルペン酷使の影響で、若手を続々とメジャーに招集しています。開幕からわずか12試合を終えた時点で、Taylor Jordan、Sandy Leon、Blake Treinen、Steven Souza、Zach Walters、Tyler Mooreがメジャーのロースターにそろっていようとは思いませんでした。早くも緊急事態です。

●Span→DL(脳震盪)、Souza→MAJOR!!
Denard Spanが脳震盪のため7日間のDL入り。アトランタでの第1戦の8回表、その時点で勝ち越しとなるタイムリーヒットを打って二塁に向かって走塁中にDan Ugglaに正面衝突され、地面に倒れ込み、そのまま退場してしまいました。映像を見る限りどちらが悪いとも言えないプレーですが、なんだか釈然としないものを感じます。ツインズ時代に一時は引退も考えるほど脳震盪の後遺症に苦しんだSpanだけに心配です。

代わってAAAからSteven Souzaが呼ばれました。初めてのメジャー昇格。スプリングトレーニングで強い好印象を残していたため時間の問題だとは思っていましたが、予想以上に早く機会が訪れました。おめでとう!

●Barrett→AAA、Treinen→MAJOR!!
同じ日、Blake Treinen投手も初めてのメジャー昇格の連絡を受けました。こちらも最終週までメジャーに帯同するなどスプリングトレーニングで評価を高めて昇格を勝ち取りました。40人ロースターに入っていなかったのにも関わらず、ブルペン投手陣では最初に呼ばれたことには驚かされましたが、素直におめでとうと思います。それにしても、Michael Morseのトレードで得た3人のうち2人(TreinenとIan Krol)が既にメジャーに到達し、残るA. J. Coleはまだトッププロスペクトとして高い期待感を保っています。改めて素晴らしいトレードでした。

ただ、マイナーに送られたのがAaron Barrettと聞いてはやや複雑な心境です。11日の試合で初めてのヒットを打たれた(しかもタイムリー)直後とはいえ、開幕から6試合に登板して未だ防御率0.00を続けてきていただけに故障かと心配しましたが、どうやらオプションの都合のようです。ここしばらく酷使されてきたブルペンにフレッシュなTreinenを入れるために外さざるを得なかったということのようで、決して降格ではないとフロントも発言していました。間もなく復帰してくることでしょう。

●Zimmerman→DL(右手骨折)、Walters→MAJOR
12日の試合で二塁で牽制に刺された際に右手親指を骨折したRyan ZimmermanがDL入り。4~6週間の離脱の予定。なんだかんだ言ってもチームの要。少なくとも打撃の調子は悪くなかっただけに痛い。守備は当面、サードAnthony Rendon、セカンドDanny Espinosaの布陣でいくようです。レギュラーとして出場するようになって、Espinosaがどんなプレーを見せるかが注目です。

25人ロースターには、Zach Waltersが呼ばれました。昨年9月にメジャーデビューは果たしていますが、こちらもスプリングトレーニング(特に前半)で活躍して注目を集めました。パワーが魅力の内野手(いちおう本職はショートということになっている)で、代打としての起用が中心になると思いますが、がんばってください。

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