2015/11/22

ロースター異動まとめ(2015年11月)

11/6 Jordan Zimmermann, Ian Desmond, Denard Span, Doug Fister, Matt Thornton, Dan Uggla, Casey Janssen, Nate McLouthの8選手がFA退団
11/16 Sean Burnett, Reed Johnsonの2選手とマイナー契約
11/18 David Carpenterをリリース
11/20 Chris Bostick, Spencer Kieboom, Nick Leeの3選手が40人ロースター入り
11/21 Chris Heisey, Scott Sizemoreの2選手とマイナー契約


● FA退団選手
下記の8選手がFA退団。うち、ZimmermannとDesmondの2人は球団からのクアリファイング・オファーを拒否しての退団のため、他球団と契約した場合にはナショナルズにドラフト指名権が来ます。詳細は別記事

Jordan Zimmermann, RHP
Ian Desmond, SS
Denard Span, OF
Doug Fister, RHP
Matt Thornton, LHP
Dan Uggla, IF
Casey Janssen, RHP
Nate McLouth, OF


● Sean Burnett, Reed Johonsonの2選手とマイナー契約
いずれもナショナルズ在籍経験のあるSean Burnett, Reed Johonsonの両ベテランとマイナー契約(スプリングトレーニング招待)で合意しました。

Burnettは初めて地区優勝を成し遂げた2012年シーズンにはTyler Clippard、Drew Storenにつなぐブルペン左腕の柱として活躍。そのオフにFAとなってエンゼルスと2年800万ドルの契約を結びましたが、度重なる左ひじ痛のためほとんど登板できず、最終的には2014年夏に自身2度目のTJ手術。結局2年間でわずか10回1/3にしか登板できず、完全な給料泥棒となってしまいました。2015年はどこのチームにも所属せず、ひたすらリハビリの日々を続け、復活を期してのスプリングトレーニングへの参加となります。まだ33歳。もう一花咲かせてくれると期待しましょう。

Reed Johnsonは昨季のスプリングトレーニングの最後にマーリンズからカットされた後、ナショナルズとマイナー契約。4月から5月にかけてベンチ要員としてメジャーに呼ばれましたが、なんやかやと故障を繰り返してシーズンのほとんどをDLで過ごし、9月にようやく復帰。シーズン終了とともに解雇されていました。39歳の大ベテラン。できればこういう選手に頼らなくてもいいことを願います。


● David Carpenter投手をリリース
David Carpenter投手を40人ロースターから外し、リリースしました。6月にヤンキースからDFAされた後にトレードで加入しましたが、わずか8試合に登板したところで肩を痛めてDL入り。そのままシーズン終了と、残念なシーズンになっていました。2014年まではブレーブスのブルペンで主力として活躍しましたが、肩を痛めてはおそらく来季前半までは仕事ができません。年俸調停を前にノンテンダーでリリースされる候補として名前が出ていました。


● Chris Bostick, Spencer Kieboom, Nick Leeの3選手が40人ロースター入り
12月10日に行われるルール5ドラフトを前にプロテクトしたい選手を40人ロースターに加える期限となった11月20日、Chris Bostick内野手、Spencer Kieboom捕手、Nick Lee投手の3人が40人ロースター入りしました。おめでとうございます。3人ともアリゾナ秋季リーグでの成績はそんなにぱっとしないのですが、他球団の目には留まるかもしれない程度には頑張ったということでしょう。スプリングトレーニングでも頑張ってください。


● Chris Heisey, Scott Sizemoreの2選手とマイナー契約
ベテランのChris Heisey外野手とScott Sizemore内野手とマイナー契約。HeiseyはかつてレッズでBaker新監督の元でプレーした経験があります。外野の3つのポジションを一通り守れ、代打としてもまずまず結果を残しています。控え外野手争いに加わるということでしょう。SizemoreはAAAAタイプの内野手で、マーリンズのマイナーから解雇された後、8月にSyracuse(AAA)でプレーしていましたので、再契約になります。なんとなく、ベテラン勢のマイナー契約の決まり方が例年より早いような印象を受けます。


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