2015/11/21

サイヤング賞投票でMax Scherzerが5位

両リーグのサイヤング賞投手が発表されました。両リーグとも立派な候補が複数いましたが、1位は大方の予想通り。いずれもチームの久し振りのポストシーズン進出に貢献した、という点が好印象です。

ナ・リーグはカブスのJake ArrietaがドジャーズのZack Greinkeを僅差で抑えて受賞。勝率、防御率、WHIPではいずれもGreinkeが上回りましたが、勝負どころの8-9月の12試合で11勝。失点したのがわずか3試合(防御率0.41)という驚異的な快投でチームのポストシーズン進出に貢献したことで投票した記者のハートを掴んだことでしょう。

ナショナルズの投手では、Max Scherzerが5位に入りました。2度のノーヒッターを記録した素晴らしいシーズンでしたが、さすがにシーズン防御率が1点台の上位とはレベルが違いました(Scherzerは2.79)。

ア・リーグはアストロズの左腕Dallas Keuchel。リーグ最多の232イニングを投げて、20勝で最多勝。アストロズのエースとして、チームの10年ぶりのポストシーズン進出に貢献しました。2位も、フラッグディールでブルージェイズに移籍してから11戦で9勝と引っ張り、こちらはなんと22年ぶりのポストシーズン進出に貢献したDavid Priceでした。

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