W6-4 Marlins (Season 13-14)
Zimmermann(ND) 7.0IP 1ER(2R) 6H 4K
Grace(W1-0) 0.1IP 2H 1BB 1K
Roark(SV1) 1.0IP 0ER 1H 2K
Escobar 5/5 R 2RBI
Span 2/5 double R
Werth 2/5 RBI
Desmond 1/4 HR(2) R 2RBI
1回表1死1塁でGiancarlo StantonのライナーをレフトJayson Werthがグラブに当てながら落球。痛烈とはいえ真正面の打球なんだから取ってあげないと。案の定、Marcell Ozunaにセンター前タイムリーを打たれて1点を先制されました。ただし、この後、2死1,2塁からのライト前に落ちようかというライナーをBryce Harperがスライディングキャッチしてくれたことで、傷は浅くて済みました。ナショナルズ先発のJordan Zimmermannはこの初回こそやや危なっかしかったものの、2回以降は素晴らしいピッチング。わずか81球で7回を投げ切り、追いかける展開にさえなっていなければ完投も十分視野に入る内容でした。
しかし、そのZimmermannを援護しきれない打線。1回裏にマーリンズ先発のDavid Phelps を攻めて1死満塁としRyan Zimmermanの犠飛で追い付きましたが、なお2死満塁のチャンスを作りながらIan Desmondは見逃し三振。2回以降もそこそこランナーは出すものの得点には結びつかず、いらいらする展開でした。
同点のまま推移した試合が動いたのは7回表。先頭打者のJustin Bourにフルカウントから高めの速球を逆方向のレフトスタンド最前列に運ばれるZimmermannとしては痛恨の一発を浴びてしまいました。1点を追う形になったナショナルズは、その裏1死からZimmermannへの代打Clint Robinsonが四球で歩くと、2死からYunel EscobarとJayson Werthの連打が出て再び同点。しかし、8回表、この回から登板のBlake Treinenが2死1,2塁のピンチを作ると、代わって出てきたMatt GraceがJeff Bakerとイチローにタイムリーを打たれて2点のビハインドとなってしまいました。
このまま負ければシーズン序盤のナショナルズと同じでしたが、これで諦めないのが今のナショナルズ。8回裏、四球のZimmermanを1塁に置いて、Desmondが初球を叩いたボールはセンターオーバーの同点2ラン。これで三度同点。さらに2死走者無しから代打Tyler Mooreのシングル、Denard Spanの二塁打でチャンスを作り、打席にはここまで4本のシングルを打っていたEscobar。期待通りにライト右へ弾き返す決勝の2点タイムリーを放って、この日初めてのリードを奪いました。
2点のリードで迎えた9回表は連投続きで登板を回避したDrew Storenに代わって起用されたTanner Roarkがランナー1人の出塁は許したものの、最後はStantonを空振り三振に斬ってとり、ゲームセット。Graceにメジャー初白星(これまでの好投を続けてきて今日は最悪の内容だったのに不思議なものです)、Roarkにメジャー初セーブが付きました。
試合前0.5ゲーム差前を行っていたマーリンズとともに、今日試合がなかったブレーブスをも僅差で上回り、地区4位から2位に一気に浮上しました。わずか1週間前に最大8あった首位メッツとの差も3.5ゲームまで詰めました。このまま一気に波に乗ってほしい!
MVP: Yunel Escobar
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