恒例のAll Time Natsシリーズ。2015年シーズン終了までの11年間の数字を集計しました。
第1弾は各ポジションの先発選手の集計。
昨季限りでFA退団となった、Jordan Zimmermann(投手)、Ian Desmond(遊撃手)、Denard Span(中堅手)の3人が、いずれも2位以下に大きな差を付けて去っていきました。一時代の終わりを感じさせますね。
以下、ポジションごとのトップ5(プラス主な現役選手)と昨年からの変化、コメントです。
PITCHER
1. Jordan Zimmermann 178
2. John Lannan 134
3. Stephen Strasburg 132
4. Livan Hernandez 129
5. Gio Gonzalez 122
FA前最終年もしっかりとローテーションを守り33試合に先発したZimmermannが、通算トップの座をしっかりと固めました。DL入りもあり、23先発に終わったStrasburg。なんとかLivanは抜いて3位に浮上しましたが、今季限りでFA退団するとなると、Zimmermannには届きません。5位のGioは5位のままですが、2015年にも31先発を加えており、今季中にはLannanまで届きそうです。
CATCHER
1. Wilson Ramos 431
2. Brian Schneider 336
3. Jesus Flores 239
4. Wil Nieves 154
5. Ivan Rodriguez 136
7. Jose Lobaton 96
(思ったような打撃成績は残せませんでしたが)、自己最多の123試合に先発したRamosが、遂にトップに立ちました。2016年がFA前最終年。しっかり結果を残して去っていってくれることを期待しています。
FIRST BASEMAN
1. Adam LaRoche 469
2. Nick Johnson 395
3. Adam Dunn 217
4. Dmitri Young 153
5. Ryan Zimmerman 93
8. Clint Robinson 42
度重なる故障に見舞われ、一塁手としてのZimmermanの1年目は92試合の先発にとどまりましたが、それでも何とか5位にランクイン。今季中にDunnまでとらえて、3位に浮上することを期待しましょう。
SECOND BASEMAN
1. Danny Espinosa 491
2. Jose Vidro 184
3. Ronnie Belliard 176
4. Anthony Rendon 165
5. Felipe Lopez 111
23. Trea Turner 6
他の選手の故障により、結果的には2015年もEspinosaがチーム最多の74試合に先発。独走です。三塁手に回ったはずのRendonでしたが、故障で出遅れている間にYunel Escobarが定着してしまったため今年も二塁手での出場が中心となりました。故障もあって上積みは59試合でしたが、4位には浮上しました。
THIRD BASEMAN
1. Ryan Zimmerman 1128
2. Anthony Rendon 155
3. Vinny Castilla 135
4. Yunel Escobar 134
5. Jerry Hairston 40
気が付けばレギュラーとなっていたEscobarが134試合に先発して4位にランクインしましたが、1年限りでオフにトレードされていきました。わずか27試合で5位に入っていたRonnie Belliardが圏外へ。昨季はわずか19試合の上積みに終わったRendonが今年こそ伸ばしてくれることを期待しています。
SHORT STOP
1. Ian Desmond 889
2. Cristian Guzman 438
3. Felipe Lopez 181
4. Royce Clayton 83
5. Danny Espinosa 50
17. Trea Turner 2
昨季も155試合に先発したDesmondが圧倒的なリードを築いて退団。いつかこの数字にTrea Turnerが追いつくことができるでしょうか。わずか5試合とはいえ上積みしたEspinosaが、Alberto Gonzalezを1試合差で追い抜き、5位にランクイン。Espinosaは今季限りでFA退団の見込み。4位のClaytonはもちろん、Lopezまで届くかどうか、Turnerの起用とも絡んで注目です。
LEFT FIELDER
1. Josh Willingham 187
2. Bryce Harper 177
3. Alfonso Soriano 158
4. Ryan Church 124
5. Michael Morse 109
9. Jayson Werth 73
15. Michael Taylor 32
18. Clint Robinson 26
トップ5は全く変わらず。2位のHarperも昨季はレフトでの出場がなかったため、本当に全く何の変化もありませんでした。2015年のチーム最多先発出場は、Werthでしたが、故障もあって73試合止まり。さすがに今季中にトップ5に入ってきてもらいたいところですが、むしろ現役では(Werthの欠場日に)Taylorが伸ばしてくれるのではないかと期待しています。
CENTER FIELDER
1. Denard Span 350
2. Nyjer Morgan 174
3. Lastings Milledge 139
4. Rick Ankiel 121
5. Roger Bernadina 113
6. Bryce Harper 111
8. Michael Taylor 93
故障もあって昨季は61試合の先発に終わったSpanでしたが、長らく固定できなかったナショナルズのセンターを3シーズン350試合にわたって守った功績は大と言えるでしょう。後継者は、昨季チーム最多の89試合に先発したTaylorで決まりかと思いきや、オフにBen Revereをトレード獲得。さて、どうなることでしょう。Harperも12試合上積みしています。
RIGHT FIELDER
1. Jayson Werth 462
2. Austin Kearns 333
3. Bryce Harper 203
4. Jose Guillen 199
5. Elijah Dukes 127
2015年の最多先発はHarperの139試合。前年7位から3位にランクインし、Michael Morseを押し出しました。今季もしっかりとレギュラーで出場を伸ばし、まずは2位に上がってくれることを期待しています。トップのWerthもチーム事情から11試合を加えました。
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