3月6日まででローテーションが一回りし、ほとんどの選手が出場しました。
この間のハイライトは、5日のタイガース戦。タイガースのユニフォームを着ての初の実戦となったJordan Zimmermannと迎え撃つStephen Strasburgのマッチアップとなりました。Strasburgが2ランを被弾した(とはいえ、内容は上々だったとのこと)のに対し、Zimmermannは打者9人に対して1安打。結果はともかく、随分と盛り上がったようです。今年は5月9-11日に交流戦でタイガースがワシントンに来ます。そこでZimmermannが投げると一層盛り上がることでしょう(ファンからは温かく迎えられること間違いなし)。
その他、いくつかのトピックを拾っておきます。
● 出遅れ選手
未だに出場機会がないのは、野手ではWilson Ramosと Ryan Zimmermanの2人。Ramosは4日にレーシック手術を受けたためで、今週中には実戦に復帰見込み。順調にスプリングトレーニングを過ごしていたので、心配なさそうです(オフの間に受けておけよ、とは思いますが)。
一方、Zimmermanは心配です。昨年から苦しんでいる足底筋膜炎が未だに完治しておらず、様子を見ながらとなっているようですが、少なくともあと2週間程度は試合に出られないということで、黄信号が灯っています。この機会に、足底筋膜炎について調べてみましたが、野球選手でなくても発症している人はいて、なかなか治らず苦労している人が多いようですね。
投手陣でまだ投げていないのは、Oliver Perez、Felipe Rivero、Matt Belisle、それにJonathan Papelbonの4人。うち、Papelbonは家庭の事情ということでしたが、他の3人については状況不明。特に故障でなければよいのですが。
● 先発
上述のStrasburgを含め、3本柱は各2イニング。順調に調整中。
その他の投手はかなり明暗が分かれています。先に残念だったほうから紹介すると、Bronson Arroyoが2回を投げて4安打2四球2失点。球速も80マイル台前半で、強烈な打球が野手の正面を付きアウトになったという幸運にも助けられてこの結果だったようです。A.J. Coleは1イニングで4安打2失点。Taylor Jordanも1イニングで3安打3失点。
良かったほうで目立つのは、6日に先発を任されたBlake Treinen。完全にブルペン転向でもいいと思うんですが、とりあえず先発として調整されられています。この試合では、2イニングを1安打無失点。スプリングトレーニングでMike Madduxコーチから指導を受けたチェンジアップに自信を持ったようです。
● ベテラン勢奮闘中
序盤戦、野手で特に目立つ数字を残してるのが、Scott Sizemore。2日の初戦に続き、5日の試合でも決勝ソロ本塁打。チーム最多の5試合(つまり全試合)に登場して、わずか9打席とはいえ、.571/.667/1.571という抜群の数字。この他にも、Blendan Ryanが9打席で.444/.444/.667、Reed Johnsonもやはり9打席で.429/.556/.429と、マイナー契約のベテラン勢が奮闘しています。一方、40人ロースターに入っているものの後が無い立場となっているTyler Mooreが8打席で1安打のみ。がんばれ。
● プロスペクト
最も注目されるトッププロスペクト、Lucas Giolitoが4日の試合で初登板。球速は既に95マイルを計測し、カーブも高い評価。2イニングを1安打3奪三振の無失点と文句の付けようのない結果を残しました。
Trea Turnerは4試合に出場。ヒットは3日の試合でのホームランの1本だけですが、俊足では何度も目立っており、評価は上がっています。Wilmer Difoも3ラン本塁打を記録(ただし、エラーも3つ記録)と目立っています。
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