G | PA | R | HR | RBI | BB | SO | BA | OBP | SLG | SB | |
Wilson Ramos | 131 | 523 | 58 | 22 | 80 | 35 | 79 | .307 | .354 | .496 | 0 |
Jose Lobaton | 39 | 114 | 10 | 3 | 8 | 12 | 18 | .232 | .319 | .374 | 0 |
Ryan Zimmerman | 115 | 467 | 60 | 15 | 46 | 29 | 104 | .218 | .272 | .370 | 4 |
Clint Robinson | 104 | 224 | 16 | 5 | 26 | 20 | 38 | .235 | .305 | .332 | 0 |
Daniel Murphy | 142 | 582 | 88 | 25 | 104 | 35 | 57 | .347 | .390 | .595 | 5 |
Anthony Rendon | 156 | 647 | 91 | 20 | 85 | 65 | 117 | .270 | .348 | .450 | 12 |
Danny Espinosa | 157 | 601 | 66 | 24 | 72 | 54 | 174 | .209 | .306 | .378 | 9 |
Bryce Harper | 147 | 627 | 84 | 24 | 86 | 108 | 117 | .243 | .373 | .441 | 21 |
Jayson Werth | 143 | 606 | 84 | 21 | 69 | 71 | 139 | .244 | .335 | .417 | 5 |
Trea Turner | 73 | 324 | 53 | 13 | 40 | 14 | 59 | .342 | .370 | .567 | 33 |
Ben Revere | 103 | 375 | 44 | 2 | 24 | 18 | 34 | .217 | .260 | .300 | 14 |
Michael Taylor | 76 | 237 | 28 | 7 | 16 | 14 | 77 | .231 | .278 | .376 | 14 |
Stephen Drew | 70 | 165 | 24 | 8 | 21 | 16 | 31 | .266 | .339 | .524 | 0 |
Chris Heisey | 83 | 155 | 18 | 9 | 17 | 13 | 44 | .216 | .290 | .446 | 0 |
Daniel Murphy、Anthony Rendon、Danny Espinosa、Bryce Harper、Jayson Werth、Wilson Ramosの6人。ファーストとセンター以外のポジションは開幕時の選手が故障や大きな不振なくレギュラーを守ったということですから悪くなかったのではないかと思います。
【捕手】
Wilson Ramosが開幕から絶好調。6月終了時点で打率.340、12本塁打の好成績で初のオールスターに選出を果たしました。夏場以降やや調子を落としながら、それでも最終成績は.307/.354/.496、22本塁打、80打点。まさに大ブレイクのシーズンとなりました。ところが、9月26日の守備で右膝に重傷を負ってシーズン終了。NLDSには出場さえできませんでした。オフにはFAとして市場へ。既にレイズと2年契約を結びましたが、あの故障さえなければもっといい契約を得られていたはずなので、実に惜しかったと言わざるを得ません。
控えはもっぱらJose Lobatonが務めましたが、この打撃成績は物足りません。9月に呼ばれて16試合に出場したPedro Severinoが攻守に高い評価を得ており、来季以降の活躍が期待されます。
【内野手】
ファーストはRyan Zimmermanが108試合に先発しましたが、打撃成績は自身キャリアワースト。故障の影響もあるのかなあ。長年のナショナルズファンとしてはやはりZimに活躍してほしい。低迷する姿は寂しい限りです。Zimmermanの離脱中はClint Robinsonがファーストに入ることが多かったのですが、打撃成績は今一つ。特に長打力の低下はRobinsonの価値を大きく下げてしまっています。
セカンドは、オフにFA入団したDaniel Murphyが115試合に先発出場。開幕から打撃好調で、(メッツに在籍してた)昨シーズン後半からポストシーズンでの活躍がまぐれでないことを示しただけでなく、6月前半まで4割前後の打率を維持し、5月と7月にはナ・リーグの月間MVPも受賞するなど、すっかりMLBを代表する打者となりました。もちろんオールスターにも出場。最終的な打率は.347となり、首位打者は惜しくもロッキーズのDJ LeMahieuにさらわれましたが、リーグ2位。シーズンが進むにつれて長打力も発揮し、キャリアハイの25本塁打。47本の二塁打を積み重ねたこともあり、長打率.595はなんとナ・リーグトップでした。シーズン終盤に足の付け根を痛め、先発出場できませんでしたが、地区優勝はほぼ手中にしてのこと。ポストシーズンでは、全5試合に出場して、.438/.545/.438としっかり活躍してくれました。シーズン終了後のリーグMVP投票でもKris Bryantに次ぐ2位。シルバースラッガー賞も受賞。大成功のFA契約でした。
サードはシーズンを通じてAnthony Rendonがしっかり務めました。攻守とも全く文句ありません。欲を言えば霧はありません。来季も健康にしっかり、お願いします。それだけです。
ショートはDanny Espinosaが152試合に出場。Ian Desmondの退団でようやく巡ってきたショートでの出場機会をぎりぎりで何とか手放さなかったという感じですが、打撃成績では惨憺たるもので、先日エンゼルスにトレードされていきました。詳細はトレード時の記事をご覧ください。
【外野手】
前年のナ・リーグMVPとして迎えたBryce Harperの2016年シーズン。4月は、長打率.714、9本塁打、24打点の大活躍でリーグ月間MVPを受賞。このまま黄金期に突入かと思われましたが、5月5-8日のカブスとの4連戦で19打席で13四球(うち4敬遠)と徹底的に敬遠されてからおかしくなりました。長打が出なくなり、それまでの27試合で10本打っていた本塁打が以降は116試合で14本と1/3以下のペースに落ち込みました。スラッシュラインも、以降は.238/.358/.395という(Harperでなくても)ひどいの数字。カブスを107年ぶりのワールドシリーズ制覇に導くことになるJoe Maddon監督に完全にしてやられました。なお、ポストシーズンでも5試合24打席で.235/.458/.294、本塁打なし、1打点と活躍できませんでした。
レフトのJayson Werthは、7年契約の6年目でまさかの復活を遂げました。前年の低迷でもう完全に不良債権かと思っていましたが、まさかの131試合に先発出場。決して主軸を打てる打撃成績ではありませんが、6月に2度のサヨナラ打を打ったり、NLDSでも第3戦でKenley Jansenからホームランを打ったりと、印象的な活躍をしてくれています。不良債権間違いなしと言われた、7年契約もいよいよ最終年。38歳。おそらくそのまま引退でしょう。有終の美を期待しています。
今シーズンの最大のポイントとなったポジションが、センターでした。先日のチーム新人王の記事で書いた通りですが、期待されたBen RevereとMichael Taylorが全くだめで、Trea Turnerの出場機会として活用されることになりました。オフに入ると、RevereをノンテンダーFAにした後、Adam Eatonをトレードで獲得。Turnerは(Espinosaのトレードで空いた)ショートへコンバート、Taylorは完全な控えとなります。
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