噂されていた通り、Derek Norrisを解雇しました。
12月のウィンターミーティングの際にパドレスからトレードで獲得。今シーズンのナショナルズの正捕手との見込みでの獲得で、年俸調停対象選手として420万ドルで契約を更新していました。事情が変わったのは、もうスプリングトレーニングが始まった後の2月下旬になってMatt WietersがFA契約で入団してきたときでした。正捕手はWietersで確定となり、控え捕手としては安定した守備力を誇り割安なJose Lobatonがいることから、Norrisの放出が既定路線のように言われ始めました。
球団としては正捕手がはっきりしていないチームを中心にトレードを打診したようですが、結実することはありませんでした。今週に入り、ウェイバーに公示しましたが、クレームする球団も現れず。スプリングトレーニングでは17打席で.353/.353/.706、2本塁打と打撃好調でしたが、420万ドルという年俸がネックになっていたようです。
結局引き取り手がないまま、Norrisに支払わなければならない金額が当初合意していた年俸総額の1/8で済むぎりぎりのタイミングである3月15日に解雇、これによりNorrisは完全なFAとなりました。
12月のトレード成立時には、2011年のオフにGio Gonzalezのトレードで放出したNorrisがナショナルズに戻ってくるということで大いに古いファンは盛り上げてくれましたが、結局ナショナルズのユニフォームを着て公式戦でプレーすることはないまま。甚だ残念です。
さあ、どこになるか分かりませんが、この春の成績ならきっとどこかから声がかかるはず。新天地で頑張ってください。これからも応援しています。
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