2018/09/04

2018年8月をふりかえる

14勝15敗。わずか1つとはいえ、8月も負け越し。これで3か月連続の負け越しとなりました。シーズン成績は67勝68敗の借金1。

首位ブレーブスとは7ゲーム差。2位フィリーズとの差は4.5。とは書きましたが、8月末までに続々とベテランを放出し、シーズンは実質終了ですので、特に意味はありません。

注目はむしろ個人成績。Max Scherzerがサイヤング賞、Juan Sotoが新人王の有力候補と言われているのに加え、個人スタッツで可能性のあるのは以下の通りです(カッコ内は9月3日時点での数字)。

本塁打: Bryce Harper (31, 2位タイ. 1位はMatt Carpenterの35)
盗塁: Trea Turner (35, 1位. 2位はStarlin Marteの30)
勝ち星: Max Scherzer (16, 1位. 2位はJon Lester, Aaron Nolaの15)
奪三振: Max Scherzer (260, 1位. 2位はJacob deGromの230)

Pitcher of the Month: Max Scherzer
打線の援護に恵まれず、2勝に終わりましたが、6試合に先発し、防御率1.89/0.82。38イニングで49奪三振ももちろんチームトップ。文句なしです。ただ、今月はTanner Roarkも6試合で3勝、2.78/ 1.01と頑張りましたし、Jefry Rodriguezも3度の先発機会で2勝、(Scherzerをも下回る)防御率1.69は立派でした。

ブルペン陣は故障もあったりしてグダグダ。チームセーブ数がわずか5で、しかも、記録したのが、Kelvin Herrera(2)、Greg Holland、Justin Miller、Koda Glover(各1)とばらけているところに象徴的に表れています。

Hitter of the Month: Ryan Zimmerman   
規定打席に到達した中ではAnthony Rendon、Bryce Harper、Ryan Zimmermanの3人、さらにトレードされていったDaniel Murphyが3割超の打率を残しました。Adam Eatonも.299。全体的に打撃は好調だったんですね。中でも、チーム最多の6本塁打、特に8月22日に逆転サヨナラ2ランを放った印象からZimmermanとしておきます。

8月はやや調子を落として打率.255に終わったJuan Soto(とはいえ、四球が非常に多いので出塁率は.402もありました)。ブレーブスのRonald Acuna Jr.との一騎打ちの様相となってきたリーグ新人王争いに勝つために、最後の1か月の奮起を期待して応援しましょう!

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