2018/09/02

ロースター異動まとめ(2018年8月)

8/1 Shawn KelleyをDFA, Jimmy Corderoがメジャー昇格
8/7 Jefry Rodriguezをダブルヘッダー要員として招集
8/7 Greg Hollandと契約, Jimmy CorderoをAAAにオプション
8/8 Kelvin HerreraがDL入り, Koda Gloverがメジャー復帰
8/14 Ryan MadsonがDL入り, Sammy SolisをAAAにオプション, Tim CollinsとTrevor Gottが昇格
8/18 Jeremy HellicksonがDL入り, Trevor GottをAAAにオプション, Jefry RodriguezとJimmy Corderoが昇格
8/21 Daniel MurphyとMatt Adamsをトレード放出, Andrew StevensonとAdrian Sanchezが昇格
8/21 Kelvin HerreraがDLから復帰, Tom MiloneがDL入り
8/22 Stephen StrasburgがDLから復帰, Adrian SanchezをAAAにオプション
8/27 Kelvin HerreraがDL入り, Ryan Madsonが復帰
8/31 Ryan Madsonをトレード放出、Sammy Solisが昇格
8/31 Gio Gonzalezをトレード放出(別記事参照



● Shawn KelleyをDFA, Jimmy Corderoがメジャー昇格
ベテランのブルペン右腕、Shawn KelleyをDFAし、やはりブルペン右腕のJimmy CorderoをAAAから昇格させました。

KelleyはDL入りした時期もありましたが、今季35試合に登板し、3.34/0.96とまずまず結果を残してきました。しかし、31日のメッツ戦、25-1とリードした9回表のマウンドに送られ2ランを被弾したところでグラブを地面にたたきつけ、自軍のベンチをにらみつけたことで、翌日DFAとなりました。なんでこの場面で俺が投げなきゃいけないんだ(若い奴にやらせておけばいい)という気持ちも分からないではありませんが、やはりプロ意識に欠ける行動だったと言わざるを得ないでしょう。(その後 アスレティックスにトレードされていきました。対価はほとんどなし。)

一方のJimmy Corderoはドミニカ出身の26歳。2016年オフにフィリーズからトレードで獲得していた投手。今季はSyracuse(AAA)で主にクローザーとして38試合に登板し、1.67/1.39という結果を残し、嬉しいメジャー初昇格です。

● Jefry Rodriguezをダブルヘッダー要員として招集⇒翌日AAAにオプション
8/7のダブルヘッダー第1戦の先発のため、26人目の選手としてJefry Rodriguezが呼ばれました。正直今シーズンはもう難しいだろうと思っていましたが、スケジュールの都合から得たチャンス。なんと今回は、5回1失点で見事にメジャー初勝利を記録しました。おめでとう。

● Greg Hollandと契約, Jimmy CorderoをAAAにオプション
ベテランのブルペン右腕Greg Hollandとメジャー契約を結びました。2014年前後にロイヤルズの黄金期をクローザーとして支えた投手。故障で2016年を全休しましたが、2017年はロッキーズでクローザーとしてナ・リーグ最多の41セーブを記録して復活を遂げました。ところが、オフになると全くどこからも声がかからず、スプリングトレーニングも最終盤の3月31日になってようやくカージナルスと契約。中継ぎとして起用されましたが、出れば打たれ、防御率は7点台。優勝争いから脱落したカージナルスから8月1日に戦力外とされていました。ナショナルズでの起用方法もとりあえず中継ぎで様子見でしょう。

ロースター枠を空けるため、Jimmy CorderoをAAAにオプションしました。初登板では2失点しましたが、次の試合は1イニング無失点(3四球を出しながらでしたが)。まあ、9月になれば再び呼ばれるでしょう。

● Kelvin HerreraがDL入り, Koda Gloverがメジャー復帰
7日の試合で同点の9回に登板したものの失点し、右肩の痛みを訴えて降板したKelvin Herreraが予想通り即座にDL入りとなりました。そんな状態ならあの大事な場面で投げるな、と言いたいです。チームにとってどれほど大事な一戦だったか分かってたのかな、とイラッとしました。

ただ、代わってKoda Gloverがメジャーに復帰してきたと聞けば顔はほころびました。将来のクローザーと期待されながら、昨年6月に右肩痛でDL入り。手術をしないでリハビリをしていたものの、今春のキャンプでもほとんど投げられず。もうだめかもしれないと言われながらも地道にリハビリを続け、遂に7月に実戦復帰。Syracuse(AAA)で8試合に登板し、しっかり投げられることを証明しての今回の復帰となりました。とても嬉しいニュースです。この際、来季に向けてクローザー修業を積んでもらえばいいのではないでしょうか。

● Ryan MadsonがDL入り, Sammy SolisをAAAにオプション, Tim CollinsとTrevor Gottが昇格
2試合連続サヨナラ負けのナショナルズ。その責任の一端となったブルペン陣に異動がありました。12日の試合で代打逆転サヨナラ満塁弾を浴びたRyan MadsonがDL入り。その日の試合前から背中の痛みがあり、ストレートしか投げられなかったそうです。しかも、そのことについてMartinez監督は試合後に初めて知って驚いたというのですからあきれます。先日のKelvin Herreraと同じ展開で、いかにMartinez監督が選手たちから信頼を得られていないかの証左といえるでしょう。

さらに、13日の試合で8回に逆転3ランを被弾したSammy SolisはAAAにオプションされました。試合後Martinez監督が「Solisの仕事は左打者をアウトに取ることなのに全くできていない」と激しく非難。いやいや、対左よりも対右のほうが数字がいいことは明らかになっているSolisをかたくなに対左で起用する采配のほうが問題でしょう。また、1塁が空いている状況でカージナルス打線で最も怖いMatt Carpenterと勝負させたのも間違い。敬遠策を取らなかった時点である程度Solisは免責されていたはずです。

で、Tim CollinsTrevor Gottの2人が昇格。一度はDFAしたTim Collisを再び40人ロースター入りさせるためにErick Feddeが60日DL入りへ。Feddeは今シーズンはもうだめっぽいですね。

● Jeremy HellicksonがDL入り, Trevor GottをAAAにオプション, Jefry RodriguezとJimmy Corderoが昇格
8月15日の試合で右腕を負傷して退場したJeremy Hellicksonが予想通りDL入り。そんなに長引かない見込みとのことですが、どうでしょうか。優勝を争いをしていれば痛い離脱ですが、現状では来季に向けた若手を試す機会と思でばいいでしょう。で、代わってJefry Rodriguezが昇格し、18日の試合で先発しました。Rodriguezは前回メジャー登板で初白星を記録したあと、AAAでも3試合続けて好投し、今回の機会を得ました。

ブルペン陣でも、Trevor GottがAAAにオプションされ、Jimmy Corderoが再昇格の機会を得ました。Gottは今回の昇格後は2試合連続で失点してしまっていましたが、もうちょと見てあげてもいいのにという気がします。

● Daniel MurphyとMatt Adamsをトレード放出 
いよいよフロントも白旗です。21日、Daniel MurphyMatt Adamsをそれぞれウェイバーでクレームしたカブスとカージナルスにトレードで放出しました。

Murphyの対価は、今シーズンA+でプレーするAndruw Monasterio二塁手・遊撃手と、おそらくアリゾナ秋季リーグに参加する後日指名のプロスペクト1人。Monasterioはベネズエラ出身の21歳で、今シーズン前のBAでのカブス組織内トップ30にさえ入っておらず、今シーズンもA+で.263/.359/.336しか打てていないことを考えると、後日指名のプロスペクトのほうに期待せざるを得ませんが、残り1か月ちょっとの対価ですから大きな期待をしても無駄でしょう。Adamsの対価に至っては金銭のみですから。

MurphyとAdamsがトレード放出されたことで空いたロースター枠を埋めるべく、Andrew StevensonAdrian Sanchezが呼ばれました。2人とも9月になれば呼ばれるだろうと思っていましたが、それが少し早まりました。将来に向けた熱いアピールを期待しています。

● Kelvin HerreraがDLから復帰, Tom MiloneがDL入り 
右肩痛で8日からDL入りしていたKelvin Herreraが復帰。クローザーとしての復帰になるようです。代わって、左肩痛を理由にTom MiloneがDL入りとなりました。当初は先発として投げましたが、次第に勢いを失い、ブルペンに回り、19日の試合でモップアップとして長いイニングを投げたところでのDL入り。将来に照準を合わせ直したチーム状況からするとメジャー復帰はもう厳しいかな。

● Stephen StrasburgがDLから復帰, Adrian SanchezをAAAにオプション 
6月下旬から右肩痛でDL入りしていたStephen Strasburgが復帰。シーズンをまたぐ長期離脱も覚悟していたのでホッとしました。まあ、今季は無理せず、ぼちぼちでいいのではないでしょうか。昨日昇格してきたばかりのSanchezがAAAに戻されました。雨の影響もあってブルペンが手薄となっているので止むなし。9月まで待ちましょう。

● Kelvin HerreraがDL入り, Ryan Madsonが復帰
26日の9回に左足を負傷して退場したKelvin Herreraが、そのままDL入り。詳しくはよくわかりませんが、シーズン終了の重傷。ブルペン強化の目的でトレードで獲得しましたが、21試合に登板して2ホールド、3セーブ、4.34/1.71という数字も期待外れですが、それ以上に優勝争いに残れるかどうかの大事な場面で打たれたという強い印象が残っています。失敗トレードと言わざるを得ないでしょう。オフにFA市場に出る予定のHerrera本人にとっても、ロイヤルズでかなり好成績を残していただけに、このナショナルズでのつまづきは痛いでしょう。

● Ryan Madsonをトレード放出、Sammy Solisが昇格
DLから復帰したばかりのRyan Madsonをトレードでドジャーズに放出しました。37歳の大ベテランながら昨シーズン途中にトレードで加入し、もっぱらセットアッパーとして活躍してくれました。今季は49試合で防御率5.28という数字が残りましたが、DM監督のブルペンの起用法が間違っていたためにシーズン序盤に酷使されてつぶされた部分が大きいと感じています。幸か不幸かDL入りして少し休めたので、ドジャーズでは活躍するのではないでしょうか。

幸いにもドジャーズからは対価を頂けました。Andrew Istler投手。25歳のブルペン右腕です。今季はA+で開幕し、AA、AAAと昇格して計41試合に登板し、3.16/0.891、79.2イニングで73奪三振に対して19四球と内容も悪くありません。

Madson放出で空いた枠にはSammy Solisが再昇格しました。Solisもシーズン序盤の酷使で調子が悪くなったまま戻りません。本当に罪な采配です。

● Gio Gonzalezをトレード放出
Gio Gonzalezをブリューワーズにトレードしました(別記事参照)。対価として獲得したのは、いずれもマイナーリーガーのKJ Harrison一塁手/捕手とGilbert Lara内野手。

KJ Harrisonは2017年(昨年)のドラフト3順目で大卒入団ということなので、それなりの素材かと思います。大学時代は捕手でしたが、今シーズンは途中から一塁手としても起用されています。打撃が売りで、ドラフト直後の昨シーズンはルーキーレベルで214打席に立ち、.308/.388/.546、10本塁打と期待を高めましたが、今季はA級の115試合、466打席で.228/.298/.384、12本塁打、147三振と精彩を欠いています。いずれにせよ、まだ22歳。打撃が本物か。捕手に戻る可能性はあるのか。Gioのトレード相手として、注目しておこうと思います。

Gilbert Laraはドミニカ共和国出身の20歳の内野手。元々はショートでしたが、今シーズンはサードも守っています。打撃は今季A級で115試合、452打席で、.249/.281/.353、特に長打も盗塁も目立ちません。

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