5/15 Doug FisterがDL入り、A.J. Coleが再昇格
5/19 Jayson WerthがDL入り、Wilmer Difoが初昇格
5/23 Case Janssenがシーズンデビュー、Sammy SolisがDL入り
5/24 ColeをAAAにオプション、Tayjor Jordanが昇格
5/30 Stephen StrasburgがDL入り、Taylor Hillが昇格
●Doug FisterがDL入り、A.J. Cole再昇格
5月15日、前日のパドレス戦に先発したものの2回7失点の大乱調で敗戦投手となったDoug Fisterが右前腕部(ヒジ?)の痛みでDL入り。開幕から7試合に先発し、2勝2敗。それなりに試合を作った試合が多く、故障を抱えているようには見えませんでした。強いて言えば、昨季はシーズン24個だった四球を既に10個も与えている点はやや異常だったかもしれませんが、妙に審判に嫌われた四球もあり、あまり気にしていませんでした。遠征先のサンディエゴからワシントンに戻り、検査を受けるそうです。心配です。
代わって、A.J. Coleが再昇格。18日と21日にオフが挟まっているため、当分は4人でローテーションを回すことができ、(最も引っ張った場合、最初に先発5番手が必要になるのは、26日のカブス戦)、当面、Coleはブルペンで起用されることになりそうです。4月のメジャーデビューは思い出したくもない酷いものとなってしまいましたが、Syracuse(AAA)に戻されてからの2試合はきっちりクオリティ・スタートを並べていました。
チームがFisterの離脱中のローテーション投手としてColeを起用するかどうかは不明。候補としては、Coleのほかに、開幕からAAAの6試合で2.45/1.06と好投を続けているTaylor Jordanもいますが、個人的にはTanner Roarkに任せてもらいたい。開幕からロングリリーフからセットアップから緊急クローザーまで縦横無尽に活躍してくれている貴重な戦力ですが、やはりローテーションのスポットを一定期間にわたって埋めるなら、Roarkの出番だと思います。
●Jayson WerthがDL入り、Wilmer Difoが初昇格
5月15日の試合で左腕に死球を受けたJayson Werth。検査の結果、骨や筋に以上はないと診断されていますが、痛みが引かずバットを振ることもできないということで、DL入りすることとなりました。
代わってメジャーに昇格したのは、Wilmer Difo内野手。これは大きなサプライズ。経歴等はProspect Profileの記事と先日の5月11日までのレポートをご参照頂ければと思いますが、今季もマイナーでしっかり成績を残して今回の昇格につなげました。ただ、AAでの出場がわずか14試合だけの選手を引き上げるとは思いもよりませんでした。Werthの離脱が長引くとも思えず短期間の滞在となる見込みの上、内野手は足りているので多くの出番は与えられないはず。今回はメジャーの空気を吸ってくれれば十分でしょう。
むしろ疑問なのは外野手が足りない点。本職が内野手のClint Robinsonを加えても控えは2人しかいません。40人ロースターに入っているMatt den Dekkerでも良かったのではないかという印象。
ま、ひとまずDifoのプレーに期待してみましょう。
●Casey Janssenがシーズンデビュー、Sammy SolisがDL入り
オフにブルペンの補強の目玉として1年契約を結びながら、スプリングトレーニング中に肩を故障し、開幕DLとなっていたCasey Janssenが、DLから復帰しました。ようやくナショナルズでのデビューとなります。元々はセットアッパーとして期待されていました。若手も頑張っていますが、やはりベテランが加わることの安心感はあります。期待しています。
25人ロースター枠からは、Sammy Solisが外れました。単にロースターを空けるためにAAAにオプションされたのかと思ったら、左肩の違和感のために15日DL入りとのこと。。。5試合に登板し、1勝1ホールドを記録、打ち込まれたのは1試合だけ、とまずまず頑張っていましたが、健康に投げられないという課題は残ったままなんですね。これではチーム構想には入ってきにくい。才能はあるだけに、残念な選手です。
● ColeをAAAにオプション、Tayjor Jordanが昇格
DL入りしているDoug Fisterは未だに投球練習を再開するにも至っておらず、いよいよ空いたローテーションの枠を埋める時が来ました。Williams監督の指名を受けたのはTanner Roarkでした。大歓迎!25日のカブス戦での先発が予定されています。
ただし、これまで先発投手として調整してきていないため、Williams監督によれば25日は70球が上限とのこと(本人はもっと行けると言っていますが、無理はさせないでしょう)。ということで、当然ながらブルペンの厚みが必要です。
ということで、前日に序盤でKOされたStephen Strasburgの後を受け、4回1/3を投げた(2失点)A.J. ColeがAAAにオプションされ、代わってロングリリーフを想定してTaylor Jordanが呼ばれました。Coleの今回のメジャー滞在は、ロングリリーフとして2試合に登板し、7回1/3を2失点という結果。いずれも落ち着いた投球で、防御率を18.00から5.79まで下げたことで、かなり自信を回復したはず。次の機会につながることでしょう。
代わって昇格したJordan。前回呼ばれた際には登板機会がないままに降格となりましたが、試合展開にもよりますが、今回は投げることになるでしょう。
● Stephen StrasburgがDL入り、Taylor Hillが昇格
前日の試合で2回途中に交代したStephen StrasburgがDL入りしました。痛めている左の背中の筋肉が直接の理由ですが、大不振だったこともあり、マイナーでの調整という意味合いもありそうです。何が悪いのか、分かりません。しっかり矯正してくれることを願うばかりです。
ローテーションには昨日2番手で投げたTaylor Jordanがそのまま入る見込み。
25人ロースタースポットを埋めるべく呼ばれたのは、ロングリリーフができるTaylor Hillでした。昨季はスポットスタートも含め3試合に登板していましたが、今季は初昇格。開幕からSyracuse(AAA)のローテーションで投げて、9試合4.35/1.45と必ずしも好調とは言えませんが、せっかく呼ばれた奇怪なので、張り切ってもらいたいです。
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