2014/03/30

テキトーなシーズン予想 !

既に1週間前にドジャーズとDバックスがシドニーで公式戦を終え、日本のプロ野球も金曜日に開幕していますが、米本土でもいよいよメジャーリーグの開幕が迫ってきました。

シーズン開幕前恒例の、「テキトーなシーズン予想」です。昨年はあまりにも大外れだったので、今年はちょっと当てに行こうかなと思っていたりします。ご笑納ください。

1. Strasburgがノーヒッターを記録、サイヤング賞
Stephen Strasburg が5月2日のフィリーズ戦で、14奪三振、与四球2で球団史上初のノーヒッターを達成。Strasburgはこれを含め4完投勝利を飾るなどシーズン通じてひたすら圧倒的なピッチングを展開。34先発、22勝、254奪三振、防御率2.42という別次元の好成績。満票でのサイ・ヤング賞を受賞。

2. Fisterのデビューは5月下旬
開幕をDLで迎えることになったDoug Fister。いったんシャットダウンすることになり、4月下旬になってようやく投球練習を再開。ナショナルズでのデビューは5月下旬。Taylor Jordanが素晴らしい投球を続けていたため、必ずしも悪い成績ではなかったもののTanner RoarkがAAAにオプションされる。ただ、Fisterは7月に再びDL入りし、結局シーズン7勝と期待外れに終わる。

3. JordanがFisterを補って余りある活躍
ともに開幕ローテーションに入ることになったJordan とRoark。2人とも悪くないスタートを切るが、5月に入ってRoarkがやや減速し、調整が済んだFisterに代わられる。一方のJordanは夏場にやや疲れを見せて減速するものの、9月入ると再び調子を上げ、シーズン14勝。ポストシーズンでも先発を務める。

4. 最初の故障離脱はSoriano(Fister を除く)
開幕から不安定な投球を続けたRafael Soriano。5月上旬に脇腹を痛めたという理由でDL入り。代わって、Christian Garciaが昇格。クローザーにはTyler Clippardが就任。

5. オールスターにHarper、Ramos、Desmond、Strasburg
ファン投票での選出はHarperのみ。前半戦にMVP級の活躍のRamosと、やはり好調のDesmondが監督推薦で選出され、投手としてStrasburgが選ばれる。

6. Espinosaがまさかの復活
昨季は大不振でマイナー降格まで味わったDanny Espinosa。開幕はベンチでスタートするが、少ない出場機会の中で結果を残し、さらにLaRocheの不振or故障で内野の再編成が行われた結果、セカンドの定位置を取り戻す。最終的には.277/.310/.473、15本塁打という数字で2015年に向けて立場を固める。

7. Solisが7月にメジャーデビュー
先発投手として育成されることになったSammy Solis。AAで開幕し、まずまずの結果。7月に入ってAAAに昇格し、1試合に登板したところでFisterのDL入りにともないローテーション投手として初昇格。ただし、8月末で投球回数制限のためシャットダウン。この他、(開幕ロースターのAaron Barrettはもちろん)、Steven Souza、Blake Treinenも9月を待たずにメジャーデビューを果たす。

8. Zimmermanが首位打者を獲得
開幕から打ちまくり、4月を終えて打率.350、23打点で月間MVPを受賞すると5月も好調を維持。しかし、好事魔多しで6月はじめに走塁中にハムストリングを痛めると、リハビリに手間取り1か月半ほど離脱。何とかオールスター明けに復帰した後しばらくは低調だったものの、シーズン最終盤の9月に打ちまくって、最終打率は.345。ぎりぎりで規定打席に到達して首位打者を獲得。

9. HarperがリーグMVP投票で2位
チーム野手MVPはHarper。春先はやや出遅れるものの5月に入るとエンジン全開。オールスター前に早くも25本塁打に到達。8月に入ってやや疲れを見せるが、優勝争いの中で再び輝きを見せる。打率.287、37本塁打、123打点、30盗塁。リーグMVP投票では惜しくもYadier Molinaの後塵を拝すが、名実ともにスーパースターの地位を確立。

10. ワールドシリーズ制覇!
4月だけで貯金を10近く溜め込む。その後はやや伸び悩むものの安全圏のリードを保って余裕のシーズン前半を送るが、オールスター前後に失速。2位との差が3ゲーム差まで縮まり、ひやりとさせられるが、8月後半から再加速。勝利数は97。1度も首位を譲ることなく、最終的には2位に13ゲーム差で独走の地区優勝。ディビジョン・シリーズでドジャーズを、リーグ・チャンピオンシップではカージナルスを破って球団初のリーグ優勝。そして、ワールドシリーズでは4勝1敗でエンゼルスを退ける。

【プレーオフ進出チーム予想】
(ナショナル・リーグ)
東:ナショナルズ
中:カージナルス
西:ドジャーズ
ワイルドカード:①Dバックス、②ジャイアンツ
(アメリカン・リーグ)
東:レッドソックス
中:タイガース
西:エンゼルス
ワイルドカード:①ロイヤルズ、②アスレティックス

6 件のコメント:

ハーパー さんのコメント...

いよいよシーズン始まりますね。今年は絶対優勝できると信じてます!
エスピノーザまさかの復活にはクスリと来ました(笑)

有明ハーパー さんのコメント...

これは完全に当てにいってますね(棒

僕はLAAのア・リーグChampionに
??
になりました。絶対ないとは言えませんが。


estoppel さんのコメント...

ハーパーさん
Espinosaに関しては決してウケ狙いではありません。オープン戦の打撃ができれば十分レギュラーとしてやっていけると思っています。ただし、ポジションが空いたら、です。他力本願の立場でいつまでいい状態を保っていけるか。Espinosaに問われるのはそこだと思います。

estoppel さんのコメント...

有明ハーパーさん
だから、当てに行ってるって言ってるじゃないですか!(笑)
エンゼルスについても本気ですよ。打線はちょっとくらい故障者が出ても厚みがあるので、鍵を握るのは投手陣、特にローテーションが一定の健康を保てれば地区優勝しますって!

ともかく、ナショナルズの部分の予想が当たるように応援しましょう。

ハーパー さんのコメント...

いやいやEspinosaの復活は期待してますが「まさか」ってところでツッコミたくなっただけです(笑)
開幕戦では粘って価値ある四球を選びましたしSTからアプローチはかなり良くなっていると思います。Rendonの調子もいいので悩ましいところです。

estoppel さんのコメント...

RendonとEspinosaこの二人がともに好調で嬉しい悩みという状況が続けばチーム状態も良いということでしょう。二人ともがんばれ。